JP2002192875A - 広角度ボールペン - Google Patents
広角度ボールペンInfo
- Publication number
- JP2002192875A JP2002192875A JP2000404633A JP2000404633A JP2002192875A JP 2002192875 A JP2002192875 A JP 2002192875A JP 2000404633 A JP2000404633 A JP 2000404633A JP 2000404633 A JP2000404633 A JP 2000404633A JP 2002192875 A JP2002192875 A JP 2002192875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pen
- angle
- writing
- wide
- penpoint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 起こして書くことが原因で、指や手首に苦
痛や疲労を与えるボールペンの軸筒傾斜角度の範囲を拡
げて、寝かせても書けるようにして解消した広角度ボー
ルペン。 【解決手段】 インク芯帽(2)のペン先(3)の一部
を湾曲させてペン先(3)の中心線abと軸筒(1)の
中心線cdに角度差(5)を設け、軸筒(1)の先端口
(4)からペン先(3)を突出させる。
痛や疲労を与えるボールペンの軸筒傾斜角度の範囲を拡
げて、寝かせても書けるようにして解消した広角度ボー
ルペン。 【解決手段】 インク芯帽(2)のペン先(3)の一部
を湾曲させてペン先(3)の中心線abと軸筒(1)の
中心線cdに角度差(5)を設け、軸筒(1)の先端口
(4)からペン先(3)を突出させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はボールペンで書ける傾
斜角度の範囲を拡げて、万年筆のように寝かせても書け
る広角度ボールペンに関するものである。
斜角度の範囲を拡げて、万年筆のように寝かせても書け
る広角度ボールペンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ボールペンはペン先にボールを取り
付けている特殊構造のため、軸筒の傾斜角度に制限をう
け、他の筆記具のように軸筒を寝かせて書くことが出来
ないのが特徴であった。そしてこの特徴が長時間執筆作
業をしていると、指や手首に痛みや疲労を与えるという
欠点にもなった。その原因は、軸筒を起こした状態で保
持するとき、突刺す握り方のため指が固定され、筆運び
や紙上の押圧の動きの大部分を手首で行うことになるか
らである。さらに指で筆運びできる撫でる握り方の万年
筆にくらべて、手首の筆運びでは、のびのびとした大き
な文字も書けなかった。このような欠点を取り除くため
に、各メーカーはボール部分の改良や、ソフトなインク
の開発、ラバーグリップの装着などといろいろなされて
きたが、いまだ本質的な解決策はえられなかった。
付けている特殊構造のため、軸筒の傾斜角度に制限をう
け、他の筆記具のように軸筒を寝かせて書くことが出来
ないのが特徴であった。そしてこの特徴が長時間執筆作
業をしていると、指や手首に痛みや疲労を与えるという
欠点にもなった。その原因は、軸筒を起こした状態で保
持するとき、突刺す握り方のため指が固定され、筆運び
や紙上の押圧の動きの大部分を手首で行うことになるか
らである。さらに指で筆運びできる撫でる握り方の万年
筆にくらべて、手首の筆運びでは、のびのびとした大き
な文字も書けなかった。このような欠点を取り除くため
に、各メーカーはボール部分の改良や、ソフトなインク
の開発、ラバーグリップの装着などといろいろなされて
きたが、いまだ本質的な解決策はえられなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの欠点を取
り除くために、筆記に必要な傾斜角度の範囲を拡げるこ
とにより、万年筆のような寝かせても書け、痛みや疲労
をともわないボールペンをつくるために考えだされたも
のである。
り除くために、筆記に必要な傾斜角度の範囲を拡げるこ
とにより、万年筆のような寝かせても書け、痛みや疲労
をともわないボールペンをつくるために考えだされたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】インク芯棒(2)のペン
先(3)の一部を湾曲させてペン先(3)の中心線ab
と軸筒(1)の中心線cdに角度差(5)を設け、軸筒
(1)の先端口(4)からペン先(3)を突出させる。
先(3)の一部を湾曲させてペン先(3)の中心線ab
と軸筒(1)の中心線cdに角度差(5)を設け、軸筒
(1)の先端口(4)からペン先(3)を突出させる。
【0005】
【発明の実施の形態】このような構造であるから、万年
筆のように軸筒(1)を寝かせて書いても、ペン先
(3)は角度差(5)により書くための必要な傾斜角度
を保つことが出来る。
筆のように軸筒(1)を寝かせて書いても、ペン先
(3)は角度差(5)により書くための必要な傾斜角度
を保つことが出来る。
【0006】
【実施例】なお、ペン先(3)のボール(7)の取付口
を傾斜させることによっても、角度差(5)を設けるこ
とができる。
を傾斜させることによっても、角度差(5)を設けるこ
とができる。
【0007】
【発明の効果】このような構成であるから、従来のボー
ルペンよりも傾斜角度の範囲が拡がり、万年筆のように
寝かせて書くこともできることによって次の効果があ
る。 イ、軸筒(1)を起こしながら保持するのに用いた指の
力を必要としなくなるので、グリップによる疲労が解消
できる。 ロ、指の動きが自由になり、手首で行っていた筆運びや
紙上の押圧の動きを指で行えることになり、手首の疲労
が軽減される。 ハ、指で筆運びすることが、ペン先(3)の書く範囲を
拡げ、のびのびとした大きな文字が書けるようになる。 ニ、従来のボールペンと軸筒(1)を同じ傾斜角度の状
態で書いたとき、角度差(5)による力のモーメントの
働きにより押圧力が軽減される。 ホ、従来のボールペンの傾斜角度に、さらに万年筆のよ
うに寝かせて書ける傾斜角度が加わることにより角度範
囲が拡大されて、あらゆる筆記角度の傾斜に対応でき
る。 本発明はこのような効果をもたらす。
ルペンよりも傾斜角度の範囲が拡がり、万年筆のように
寝かせて書くこともできることによって次の効果があ
る。 イ、軸筒(1)を起こしながら保持するのに用いた指の
力を必要としなくなるので、グリップによる疲労が解消
できる。 ロ、指の動きが自由になり、手首で行っていた筆運びや
紙上の押圧の動きを指で行えることになり、手首の疲労
が軽減される。 ハ、指で筆運びすることが、ペン先(3)の書く範囲を
拡げ、のびのびとした大きな文字が書けるようになる。 ニ、従来のボールペンと軸筒(1)を同じ傾斜角度の状
態で書いたとき、角度差(5)による力のモーメントの
働きにより押圧力が軽減される。 ホ、従来のボールペンの傾斜角度に、さらに万年筆のよ
うに寝かせて書ける傾斜角度が加わることにより角度範
囲が拡大されて、あらゆる筆記角度の傾斜に対応でき
る。 本発明はこのような効果をもたらす。
【図1】本発明の一部断面図
【図2】本発明の使用先端詳細一部断面図である。
【図3】本発明の他の先端詳細実施図である。
1は軸筒 2はインク芯棒 3はペン先 4は先端口 5は角度差 6は紙上 7はボール
Claims (1)
- 【請求項1】インク芯棒(2)のペン先(3)の中心線
abと軸筒(1)の中心線cdに角度差(5)を設けた
広角度ボールペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000404633A JP2002192875A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 広角度ボールペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000404633A JP2002192875A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 広角度ボールペン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002192875A true JP2002192875A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18868559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000404633A Pending JP2002192875A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 広角度ボールペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002192875A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017153676A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-07 | 株式会社トキワ | 液状化粧料容器 |
CN107136728A (zh) * | 2016-03-01 | 2017-09-08 | 株式会社常盘 | 液态化妆品容器 |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000404633A patent/JP2002192875A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017153676A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-07 | 株式会社トキワ | 液状化粧料容器 |
CN107136728A (zh) * | 2016-03-01 | 2017-09-08 | 株式会社常盘 | 液态化妆品容器 |
CN107136729A (zh) * | 2016-03-01 | 2017-09-08 | 株式会社常盘 | 液态化妆品容器 |
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