JP3035639U - ツーウェイボールペン - Google Patents

ツーウェイボールペン

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JP3035639U
JP3035639U JP1996010410U JP1041096U JP3035639U JP 3035639 U JP3035639 U JP 3035639U JP 1996010410 U JP1996010410 U JP 1996010410U JP 1041096 U JP1041096 U JP 1041096U JP 3035639 U JP3035639 U JP 3035639U
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JP
Japan
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tip
ballpoint pen
connecting surface
writing
shaped
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Application number
JP1996010410U
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English (en)
Inventor
聰 梅原
Original Assignee
聰 梅原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 解決しょうとする課題は、簡便性から現在主
流的なボールペンの筆記時の書きにくさの解消と、長時
間筆記時での指、手首、肩等への疲労度の軽減である。 【解決手段】 可撓性レフィルからなる油性、又は水性
のボールペン等に於いて、金属、プラスチック等からな
る先胴部、胴部と、これらの中心軸に斜交する連結面を
有する先端部からなり、この連結面と直交に設けた嵌合
部に構成したネジの螺合により、斜交線付近で先端部を
捻る事により、I字状とJ字状のツーウェイを得るよう
構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はツーウェイボールペンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
日本人は箸で食事をしている。 一本を親指の付け根と薬指で固定し、もう一本は親指と人差指と中指で軽く持 ちつつ、人差指と中指だけを器用に動かし、軽量から数百グラムの料理を摘んで いる。 こんな凄い事を毎日簡単に行っている。 筆記具は従来より種々の様態が市販されている。 鉛筆、シャープペンシル、万年筆、サインペン、そして日本で年間10億本も 製造されるボールペンが代表的である。 鉛筆、シャープペンシル、万年筆、サインペン、これら筆記具は、いわゆる芯 部の側頭部を利するため、紙面に対し約30〜50度の角度で親指、人差指、中 指と、親指と人差指の付け根の部分4点で、先胴部と胴部を自然体に優しく保持 し、箸に似た握り方で筆記している。 このため書き易く、長時間筆記時でも指、手首、肩等への疲労度が少ない。 これに対しボールペンは、チップ内のボールが回転する事でレフィルからイン クを引き出し、それを紙面に付着させる機能上、いわゆる芯部の頂頭部を利する ため、紙面に対し約60〜80度の角度で親指、人差指、中指で先胴部の一か所 を強く保持し、ボールのカシメ部が紙面に触れぬよう筆記している。 このため書きにくく、長時間筆記時では指、手首、肩等への疲労度が多い。 箸の日本人にはなじみにくかった。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
解決しょうとする課題は、簡便性から現在主流的なボールペンの筆記時の書き にくさの解消と、長時間筆記時での指、手首、肩等への疲労度の軽減である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
可撓性レフィルからなる油性、又は水性のボールペン等に於いて、金属、プラ スチック等からなる先胴部、胴部と、これらの中心軸に斜交する連結面を有する 先端部を形成する。 この連結面と直交に設けた嵌合部に構成したネジの螺合により、斜交線付近で 先端部を捻る事により、I字状とJ字状のツーウェイを得るよう形成する。 又、この連結面と直交に設けた嵌合部に構成したネジの螺合度により生じる斜 交線付近の先端部と先胴部との間隙を覆うよう先胴部を形成する。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図示例に基づき説明する。
【0006】 可撓性レフィル3からなる油性、又は水性のボールペン等に於いて、金属、プ ラスチック等からなる先胴部6、胴部8と、これらの中心軸ABに斜交する連結 面を有する先端部4からなり、この連結面と直交に設けた嵌合部5に構成したネ ジにより、斜交線EF付近で先端部4を捻る事により、I字状とJ字状のツーウ ェイを得る事ができる。
【0007】 I字状時に於いては、可撓性のレフィル3及び先端部4は直線状であり、従来 のように筆記出来、携帯時に嵩張らず、キャップも冠着する事が出来る。
【0008】 J字状時に於いては、可撓性レフィル3と、先端部4の中空は、すべり対偶等 により、可撓性のレフィル3はJ字状となり、ボールペンのボール1とこれを保 持するチップ部2、先端部4は、紙面に対し、約60〜80度の角度となり、ボ ールのカシメ部が紙面に触れず書き易くなる。
【考案の効果】
この様に構成する事により最少の部品点数で、安価で簡単にガタツキ等ない確 実な先端部の変態が得られ、I字状時に於いては、従来のように筆記出来、携帯 時に嵩張らず、キャップも冠着する事が出来る。 J字状時に於いては、従来の様な親指、人差指、中指で先胴部の一か所を強く 保持し、紙面に対し絶えず約60〜80度の角度でボールのカシメ部が紙面に触 れぬよう気にしつつ筆記する事がなくなる。 又、鉛筆、シャープペンシル、万年筆、これら筆記具の様に約30〜50度の 角度で親指、人差指、中指と、親指と人差指の付け根の部分4点で、先胴部と胴 部を自然体に優しく保持出来、いわゆる箸を握る如くに持ちながら、芯部の頂頭 部を利する事が出来るため、ボールペンでありながら鉛筆、シャープペンシル、 万年筆の様な書き味が得られる。 紙面に対し約30〜50度の保持角度は、親指第一関節や人差指第二関節を鈍 角へと変化させるため、紙面と頂頭部の接点の視認性向上と、長時間筆記時での 指、手首、肩等への疲労度が軽減出来る。 又、ネジの螺合度により生じる斜交線付近の先端部と先胴部との間隙を覆うよ う先胴部を形成する事は、握りやすさと同時にI字状時、J字状時の変態に於け る統一的な視覚的美観を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のI字状を表す断面図
【図2】一実施例のI字状を表す先端部と先胴部の断面
図(破線はJ字状時の先端部)
【符号の説明】
1 ボール 2 チップ部 3 可撓性レフィル 4 先端部 5 嵌合部 6 先胴部 7 先胴部の胴部との嵌合部 8 胴部 AB 先胴部と胴部の中心軸 CD 連結面直交線 EF 斜交線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性レフィルからなる油性、又は水性
    のボールペン等に於いて、金属、プラスチック等からな
    る先胴部、胴部と、これらの中心軸に斜交する連結面を
    有する先端部からなり、この連結面と直交に設けた嵌合
    部に構成したネジの螺合により、斜交線付近で先端部を
    捻る事により、I字状とJ字状のツーウェイを得る事を
    特徴とするボールペン。
  2. 【請求項2】 可撓性レフィルからなる油性、又は水性
    のボールペン等に於いて、金属、プラスチック等からな
    る先胴部、胴部と、これらの中心軸に斜交する連結面を
    有する先端部からなり、この連結面と直交に設けた嵌合
    部に構成したネジの螺合度により生じる、斜交線付近の
    先端部と先胴部との間隙を覆うよう先胴部を形成した事
    を特徴とするボールペン。
JP1996010410U 1996-09-10 1996-09-10 ツーウェイボールペン Expired - Lifetime JP3035639U (ja)

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