JP2002191644A - 車椅子車輪逆転防止装置の製造方法 - Google Patents
車椅子車輪逆転防止装置の製造方法Info
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- JP2002191644A JP2002191644A JP2000404506A JP2000404506A JP2002191644A JP 2002191644 A JP2002191644 A JP 2002191644A JP 2000404506 A JP2000404506 A JP 2000404506A JP 2000404506 A JP2000404506 A JP 2000404506A JP 2002191644 A JP2002191644 A JP 2002191644A
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- wheelchair
- user
- wheel
- stopper
- road
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車椅子の使用者が自力で移動する場合、上り勾
配のある通路（道路）を進行するためには、休みなく車
輪を廻し続ける必要があり、勾配度と車椅子重量（自己
の体重を含む。）の関係から前進力を持続できない場合
には、中途で止まることになるが、ブレーキをかける余
裕がないときは極めて不安定な状況が発生する。すなわ
ち、上り勾配を避けるか又は不安を感じながら通行し、
途中であきらめる場合はその場で転回をして通行をあき
らめるしかないが、どのようなケースでも、腕力によら
ずに瞬時に車椅子が停止できるようになっていないと、
危険な状態に陥ることがある。 【解決手段】使用中のものを含むすべての車椅子に、ス
トッパージョ利用の車輪逆転防止装置を装着することに
より、勾配のある通路（道路）も車椅子で自力で安心し
て移動することが可能になるようにする。これにより、
介護（介助）者自体の行動範囲を拡げ、さらに病院等に
おいて車椅子を手押しする看護婦等の負担も軽減する副
次的効果が発生する
配のある通路（道路）を進行するためには、休みなく車
輪を廻し続ける必要があり、勾配度と車椅子重量（自己
の体重を含む。）の関係から前進力を持続できない場合
には、中途で止まることになるが、ブレーキをかける余
裕がないときは極めて不安定な状況が発生する。すなわ
ち、上り勾配を避けるか又は不安を感じながら通行し、
途中であきらめる場合はその場で転回をして通行をあき
らめるしかないが、どのようなケースでも、腕力によら
ずに瞬時に車椅子が停止できるようになっていないと、
危険な状態に陥ることがある。 【解決手段】使用中のものを含むすべての車椅子に、ス
トッパージョ利用の車輪逆転防止装置を装着することに
より、勾配のある通路（道路）も車椅子で自力で安心し
て移動することが可能になるようにする。これにより、
介護（介助）者自体の行動範囲を拡げ、さらに病院等に
おいて車椅子を手押しする看護婦等の負担も軽減する副
次的効果が発生する
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】発明は、車椅子に装着する車
輪の逆転防止装置の製造方法に関する技術分野。
輪の逆転防止装置の製造方法に関する技術分野。
【０００２】
【従来の技術】従来の車椅子は、人力による前後進かブ
レーキ作動による停止しかなく、このような自然落下方
式のストッパージョ技術の適用がなかった。
レーキ作動による停止しかなく、このような自然落下方
式のストッパージョ技術の適用がなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】車椅子の使用者が介添
えを得られない場合、上り勾配のある通路（道路）を前
進移動の途中で車輪を廻すことを止めた際、ブレーキを
かける余裕がないと車輪が逆転して後進するため安定性
を損なう状態となるのを防止して安全性を保持する必要
がある。
えを得られない場合、上り勾配のある通路（道路）を前
進移動の途中で車輪を廻すことを止めた際、ブレーキを
かける余裕がないと車輪が逆転して後進するため安定性
を損なう状態となるのを防止して安全性を保持する必要
がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明は車椅子のフレームにストッパージョ
（４）を取り付け、車輪が後進する際ストッパージョの
先端が自動的に外周のタイヤを押え込んで後進を防止す
る。
めに、本発明は車椅子のフレームにストッパージョ
（４）を取り付け、車輪が後進する際ストッパージョの
先端が自動的に外周のタイヤを押え込んで後進を防止す
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明は、ストッパージョ（４）
の先端が自然落下によりタイヤを押え込む作用点を支持
ボルト（５）より前進方向におくことにより、車輪が後
進に回転すると先端凹凸がタイヤを押え込んで負荷をか
け車輪を止める構造。
の先端が自然落下によりタイヤを押え込む作用点を支持
ボルト（５）より前進方向におくことにより、車輪が後
進に回転すると先端凹凸がタイヤを押え込んで負荷をか
け車輪を止める構造。
【０００６】ストッパージョ（４）は、負荷が増大する
ほど車輪に対する制動力が増大する先端Ｌ型金具及び凹
凸機構を有する。
ほど車輪に対する制動力が増大する先端Ｌ型金具及び凹
凸機構を有する。
【０００７】ストッパージョ（４）は、Ａｌ材を使用し
表面処理により表面硬度を上げて耐久性を向上させる析
出硬貨処理をする。
表面処理により表面硬度を上げて耐久性を向上させる析
出硬貨処理をする。
【０００８】ストッパージョ（４）は、車椅子をその場
で転回させる場合（一方の車輪を前進、他方の車輪を後
進）等後進が必要な場合には、手動によりＬ型金具を１
８０度回転することにより、自由な方向に移動すること
ができる。
で転回させる場合（一方の車輪を前進、他方の車輪を後
進）等後進が必要な場合には、手動によりＬ型金具を１
８０度回転することにより、自由な方向に移動すること
ができる。
【０００９】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
１に全体、図２にブレーキ待機状態を示す。本装置を装
着した車椅子を自力により走行させる場合ストッパージ
ョ（４）を図のように作動状態にしておくと、上り勾配
のあるところでは車輪の握り直しの際に前進力を失って
停止状態または停止から後進に変化しようとする瞬間
に、ストッパージョ（４）の凹凸部がタイヤに負荷をか
ける作用をして停止状態となり後進を防止する。
１に全体、図２にブレーキ待機状態を示す。本装置を装
着した車椅子を自力により走行させる場合ストッパージ
ョ（４）を図のように作動状態にしておくと、上り勾配
のあるところでは車輪の握り直しの際に前進力を失って
停止状態または停止から後進に変化しようとする瞬間
に、ストッパージョ（４）の凹凸部がタイヤに負荷をか
ける作用をして停止状態となり後進を防止する。
【００１０】本装置は、車輪の回転が逆転になろうとす
るほどストッパージョ（４）がストッパーボルトにあた
るまで負荷が増大し、車輪を押さえつける。
るほどストッパージョ（４）がストッパーボルトにあた
るまで負荷が増大し、車輪を押さえつける。
【００１１】車椅子を停止状態から再び前進するときは
特に操作が必要なく、車輪を前進させれば、タイヤ負荷
は自動的に解除されてスムーズな前進ができる。
特に操作が必要なく、車輪を前進させれば、タイヤ負荷
は自動的に解除されてスムーズな前進ができる。
【００１２】本装置は、車椅子のフレームに簡単に取り
付けることができる。車椅子の形状により、複数の取付
法（例、Ｕ字金具の両端をボルト締めする、又はフレー
ムの穿孔に直接螺旋止する等）を用意することにより、
すでに使用中の車椅子のすべてに装着することができ
る。
付けることができる。車椅子の形状により、複数の取付
法（例、Ｕ字金具の両端をボルト締めする、又はフレー
ムの穿孔に直接螺旋止する等）を用意することにより、
すでに使用中の車椅子のすべてに装着することができ
る。
【図１】全体図（符号 １、１０ ）
【図２】車輪逆転防止装置装着図（側面図）（符号
１、３〜１０ ）
１、３〜１０ ）
【図３】車輪逆転防止装置装着図（背面図）（符号 １
〜１０ ）
〜１０ ）
【図４】動作説明図
１ フレーム ２ フレーム支持金具 ３ 支持プレート ４ ストッパージョ ５ 支持ボルト ６ ストッパーボルト ７ 支持プレート締付ボルト ８ 支持金具取付ボルト ９ 待機ストッパーボルト １０ 車輪
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１３年５月２３日（２００１．５．２
３）
３）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項２
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項４
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】車椅子の使用者が介添えを得られない場
合、上り勾配のある通路（道路）を前進移動の途中で車
輪を廻すことを止めた際、ブレーキをかける余裕がない
と車輪が逆転して後進するため安定性を損なう状態とな
るのを防止して安全性を保持する必要がある。また車椅
子に乗ろうとしたときに車椅子が自然に後退をして、使
用者が転落負傷する可能性があることを防止する。
合、上り勾配のある通路（道路）を前進移動の途中で車
輪を廻すことを止めた際、ブレーキをかける余裕がない
と車輪が逆転して後進するため安定性を損なう状態とな
るのを防止して安全性を保持する必要がある。また車椅
子に乗ろうとしたときに車椅子が自然に後退をして、使
用者が転落負傷する可能性があることを防止する。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】ストッパージョ（４）は、負荷が増大する
ほど車輪に対する制動力が増大する凹凸機構を有する。
ほど車輪に対する制動力が増大する凹凸機構を有する。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】ストッパージョ（４）は、Ａｌ材を使用し
表面処理により表面硬度を上げて耐久性を向上させる析
出硬化処理をする。
表面処理により表面硬度を上げて耐久性を向上させる析
出硬化処理をする。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】ストッパージョ（４）は、車椅子をその場
で転回させる場合（一方の車輪を前進、他方の車輪を後
進）は、転回する外輪の操作ノブ（２１）を上に、内輪
の操作ノブ（２１）を下にすることにより、その場転回
ができる。
で転回させる場合（一方の車輪を前進、他方の車輪を後
進）は、転回する外輪の操作ノブ（２１）を上に、内輪
の操作ノブ（２１）を下にすることにより、その場転回
ができる。
【手続補正７】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【手続補正８】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【手続補正９】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】変更
【補正内容】
【図３】
【手続補正１０】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正内容】
【図４】
【手続補正１１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 １ フレーム １４ ブライ
ンドリベッター ２ フレーム支持金具 １５ ベース
プレート ３ 支持プレート １６ Ｍ４ナ
ベネジ ４ ストッパージョ １７ プラン
ジャー取付ブロック ５ 支持ボルト １８ カムプ
レート ６ ストッパーボルト １９ Ｍ５ナ
ベネジ ７ 支持プレート締付ボルト ２０ カバー ８ 支持金具取付ボルト ２１ 操作ノ
ブ ９ カラー ２２ Ｕ型金
具 １０ 車輪 ２３ Ｍ５ナ
ベネジ １１ ガイドローラー ２４ Ｍ６ナ
ット １２ リンクプレート ２５ ナイロ
ンワッシャー １３ スプリングプランジャー
ンドリベッター ２ フレーム支持金具 １５ ベース
プレート ３ 支持プレート １６ Ｍ４ナ
ベネジ ４ ストッパージョ １７ プラン
ジャー取付ブロック ５ 支持ボルト １８ カムプ
レート ６ ストッパーボルト １９ Ｍ５ナ
ベネジ ７ 支持プレート締付ボルト ２０ カバー ８ 支持金具取付ボルト ２１ 操作ノ
ブ ９ カラー ２２ Ｕ型金
具 １０ 車輪 ２３ Ｍ５ナ
ベネジ １１ ガイドローラー ２４ Ｍ６ナ
ット １２ リンクプレート ２５ ナイロ
ンワッシャー １３ スプリングプランジャー
Claims (4)
- 【請求項１】市販されている車椅子の両側車輪（タイ
ヤ）に近接するフレーム（１）に支持金具（２）及び支
持プレート（３）を固着し、支持ボルト（５）で支えら
れたストッパージョ（４）を前方に取り付けてタイヤに
接触させ、車輪前進時には無負荷の状態、車輪後退時に
は接触抵抗により負荷の状態とする構造 - 【請求項２】ストッパージョ（４）は、先端部が凹凸の
Ｌ型の負荷増大形状とし、凹凸がタイヤに喰いこむこと
により負荷を大きくする。 - 【請求項３】ストッパージョ（４）が、負荷により逆方
向に作動しないよう止め螺子ストッパー（６）を設け
る。 - 【請求項４】ストッパージョ（４）は、車輪を前進させ
る場合無駄な摩擦を避けるため（手動により）１８０度
反転させることができる。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000404506A JP2002191644A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 車椅子車輪逆転防止装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000404506A JP2002191644A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 車椅子車輪逆転防止装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002191644A true JP2002191644A (ja) | 2002-07-09 |
Family
ID=18868454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000404506A Pending JP2002191644A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 車椅子車輪逆転防止装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002191644A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015054172A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | ピジョン株式会社 | 補助ブレーキおよびこの補助ブレーキを備えた車椅子 |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000404506A patent/JP2002191644A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015054172A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | ピジョン株式会社 | 補助ブレーキおよびこの補助ブレーキを備えた車椅子 |
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