JP2002190768A - 無線通信システム及び干渉波監視方法 - Google Patents

無線通信システム及び干渉波監視方法

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JP2002190768A
JP2002190768A JP2000388206A JP2000388206A JP2002190768A JP 2002190768 A JP2002190768 A JP 2002190768A JP 2000388206 A JP2000388206 A JP 2000388206A JP 2000388206 A JP2000388206 A JP 2000388206A JP 2002190768 A JP2002190768 A JP 2002190768A
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、干渉波検出専用の無線ユニットを
必要とせず、また通信サービスを停止することなく干渉
波監視の機能の提供が可能となる無線通信システム及び
干渉波監視方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 交換機SWと、メンテナンスターミナル
MATと、基地局CS1〜CSn,CSAを含んで構成
され、システム全体で無線通信サービスを提供している
無線通信システムであって、基地局CS1〜CSn,C
SA毎の時間経過に伴う干渉波の変化を測定する手段
と、センターへ収集データを通知する手段を設け、サー
ビスエリア内における干渉波発生状況、また発生源の確
認を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に適用される干渉波監視技術に係り、特に干渉波検出専
用の無線ユニットを必要とせず、また通信サービスを停
止することなく干渉波監視の機能の提供が可能となる無
線通信システム及び干渉波監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、セルラシステムには、一定の周
波数帯域が割り当てられており、その周波数帯域の中
に、周波数が異なる複数のキャリア周波数が設定されて
いる。そして、移動局は、それらのキャリア周波数を用
いてサービスエリア内に設定された基地局との間で回線
を設定して双方向に通信を行う。基地局と移動局が、あ
る周波数のキャリア周波数を用いて送信を行うとき、そ
のキャリア周波数の両側に隣接するキャリア周波数の周
波数帯域内へ洩れる電力をできるだけ抑えるように基地
局と移動局の送信機は設計されている。しかしながら、
その漏洩電力を完全に抑えることはできないため、一定
の割合で隣接する周波数の信号へ干渉波電力を与えてし
まう。
【0003】一つのセルラシステムの中では、各々の移
動局は、最寄りの基地局との間で回線を設定し、さら
に、上り回線では、複数の移動局からの信号の受信電力
の相互の差が大きくならないように、移動局から基地局
に送信する上り回線の送信電力を制御するので、隣接す
る周波数の信号から受ける干渉波電力は、希望波電力に
比べて小さくなる。一方、下り回線では、基地局の送信
電力が一定であれば、希望波信号と隣接する周波数の信
号からの干渉波は、同じ伝搬路を通って移動局に到達
し、同様に減衰するため、隣接する周波数の信号からの
干渉波電力は、希望波電力に比べて小さくなる。従っ
て、一つのセルラシステムの中では、このような隣接周
波数干渉はあまり大きな問題にならない。
【0004】しかしながら、そのセルラシステムの周波
数帯域に隣接している周波数帯域を割り当てられた別の
セルラシステムが、同じサービスエリアに基地局を設定
して移動局と通信を行っているとき、隣接周波数干渉が
大きな問題になることがある。
【0005】このような問題の対策として、独立したセ
ルラシステムで用いるキャリア周波数の間隔を、他のキ
ャリア周波数の間隔より広くする方法がある。この方法
では、セルラシステム間のキャリア周波数の間隔が広く
なるため、周波数帯域の利用効率が低下するという問題
点がある。しかしながら、狭帯域の信号を多数用いるセ
ルラシステムにおいては、その間隔の広さの全体の周波
数帯域に占める割合が小さいためあまり大きな問題とな
らない。
【0006】しかしながら、同じ周波数帯域に少数の広
帯域の信号を設定して用いるセルラシステムにおいて
は、その間隔の広さの全体に占める割合が大きくなるた
め周波数帯域の利用効率が大きく低下するという問題が
ある。
【0007】また、セルラシステムの間での干渉を避け
る方法として、移動局が信号を使用して上り回線の送信
を開始する前に、その信号と組み合わせて使用される下
り回線の信号の干渉波電力を測定して、隣接する周波数
の信号からの干渉波電力が大きい場合には、それ以外の
周波数の信号を使用するという方法がある。しかしなが
ら、この方法では、上り回線と下り回線のキャリア周波
数を一定の組み合わせで用いる必要があるという問題が
ある。
【0008】さらに、無線アクセス方式として、符号分
割多元接続方式(CDMA(Code Divisio
n Multiple Access)方式)を採用し
ているセルラシステムでは、上り回線のキャリア周波数
と下り回線のキャリア周波数が一定の組み合わせで使用
されていても、1つのキャリア周波数の信号に多数の移
動局に対する信号が多重されているために、同じキャリ
ア周波数を使用している他の移動局へ送信されている信
号の受信電力が、隣接するキャリア周波数の信号からの
干渉波電力と合わさって受信されるので、その電力を測
定しても、周波数が隣接する信号からの干渉波電力を知
ることができない。従って、この方法では、隣接するキ
ャリア周波数の信号への干渉を回避することができな
い。
【0009】さらに、通常、移動局は基地局に比べて、
送信機を簡易な構成とするために、隣接するキャリア周
波数への漏洩電力の抑圧度が低いことが多い。従って、
ある移動局が別のセルラシステムの基地局の近くに位置
し、上り回線も下り回線も互いに周波数が隣接するキャ
リア周波数を用いて送信を行ったとき、その基地局の送
信信号から隣接するキャリア周波数への漏洩電力が小さ
いために、移動局では隣接周波数干渉を受けずに良好な
品質で通信を継続できるが、移動局の送信信号から隣接
するキャリア周波数への漏洩電力が大きいために、移動
局から基地局へ一方的に干渉妨害を与えるということが
ある。
【0010】このような隣接周波数干渉は、通信の開始
時点で問題にならなくても、通信中に移動局が移動する
と、別のセルラシステムの基地局に近づくことがあるの
で、通信の途中で問題になることもある。
【0011】上述した従来のセルラシステムでは、下記
のような問題点があった。
【0012】(1)周波数が隣接するキャリア周波数の
間での干渉の影響を小さくするために、異なるセルラシ
ステムで使用するキャリア周波数の間の周波数間隔を広
くすると、セルラシステムに与えられた一定の周波数帯
域の中で使用できるキャリア周波数の数が少なくなり、
周波数を有効に利用することができない。
【0013】(2)異なるセルラシステムで使用するキ
ャリア周波数の間の周波数間隔を狭くすると、あるキャ
リア周波数を使用している移動局が別のセルラシステム
の基地局の近くに位置する場合に、その移動局の送信信
号から隣接するキャリア周波数への漏洩電力が、その基
地局に大きな干渉となり、その基地局が受信している回
線の通信品質が劣化してしまう。
【0014】上記問題点を解決することを目的とする従
来技術としては、例えば、特開平11−341555号
公報に記載のものがある。当該従来技術は、互いに隣接
するキャリア周波数を使用する独立なセルラシステムが
存在するとき、隣接周波数干渉により通信品質が劣化す
ることを回避することを目的とし、複数の基地局と少な
くとも1つの移動局とから構成されているセルラシステ
ムと、当該セルラシステムが使用している上り回線の周
波数帯域と周波数軸上で隣接している周波数帯域を上り
回線として使用しているセルラシステムとは異なる別の
セルラシステムとが、同一のサービスエリア内に構成さ
れている場合に、一方のセルラシステムを構成している
移動局が使用している上り回線の信号が他方のセルラシ
ステムを構成している基地局に対して与える隣接周波数
干渉を回避するためのセルラシステムの隣接周波数干渉
回避方法において、一方のセルラシステムを構成してい
る移動局は、周囲に存在する他方のセルラシステムを構
成している基地局から送信されている送信信号の受信電
力を測定し、当該測定値が所定のしきい値以上の場合に
は移動局が使用する上り回線の信号のキャリア周波数を
選択する際に、他方のセルラシステムにおいて使用され
ている上り回線の信号のキャリア周波数と周波数軸上で
隣接していない内側のキャリア周波数を選択して使用す
るセルラシステムの隣接周波数干渉回避方法である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−341555号公報に記載の従来技術では干
渉波検出専用の無線ユニットが必要であるという問題点
があった。
【0016】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、干渉波検出専用の
無線ユニットを必要とせず、また通信サービスを停止す
ることなく干渉波監視の機能の提供が可能となる無線通
信システム及び干渉波監視方法を提供する点にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の発明の要旨は、交換機と、メンテナンスターミナル
と、複数の基地局を含んで構成され、システム全体で無
線通信サービスを提供している無線通信システムであっ
て、前記複数の基地局毎の時間経過に伴う干渉波の変化
を測定する手段と、センターへ収集データを通知する手
段を設け、サービスエリア内における干渉波発生状況、
また発生源の確認を実行することを特徴とする無線通信
システムに存する。また、この発明の請求項2に記載の
発明の要旨は、前記複数の基地局のそれぞれは、無線
部、無線コーデック、無線制御部、基地局制御部、有線
インターフェイスにより構成され、前記無線部を介して
移動端末との無線通信を提供するとともに、前記有線イ
ンターフェイスを介して前記交換機との通信を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システムに
存する。また、この発明の請求項3に記載の発明の要旨
は、前記交換機は、自己に接続される前記メンテナンス
ターミナルにより、前記基地局からの干渉測定データを
管理者に通知する機能を有することを特徴とする請求項
1または2に記載の無線通信システムに存する。また、
この発明の請求項4に記載の発明の要旨は、前記複数の
基地局のそれぞれは、干渉波源を確認するために周囲の
干渉波監視を実行することを特徴とする請求項1乃至3
のいずれか一項に記載の無線通信システムに存する。ま
た、この発明の請求項5に記載の発明の要旨は、前記複
数の基地局を用いて干渉波監視を行い、当該干渉波監視
結果のデータを前記交換機を介して前記メンテナンスタ
ーミナルに通知することにより、前記複数の基地局のそ
れぞれにおける電界強度の高低から干渉波発生源の方向
について推測する手段を有することを特徴とする請求項
4に記載の無線通信システムに存する。また、この発明
の請求項6に記載の発明の要旨は、前記複数の基地局の
それぞれが、通常時分割制御される前記無線部に対し
て、前記無線制御部により連続受信指示を行うことによ
り、前記無線部は同一周波数を時分割することなく連続
受信を実行し、このとき前記無線部が電界強度信号を連
続して出力することを特徴とする請求項5に記載の無線
通信システムに存する。また、この発明の請求項7に記
載の発明の要旨は、交換機と、メンテナンスターミナル
と、複数の基地局を含んで構成され、システム全体で無
線通信サービスを提供している無線通信システムに対し
て、前記複数の基地局毎の時間経過に伴う干渉波の変化
を測定する工程と、センターへ収集データを通知する工
程と、サービスエリア内における干渉波発生状況、また
発生源の確認を実行する工程を実行することを特徴とす
る干渉波監視方法に存する。また、この発明の請求項8
に記載の発明の要旨は、前記複数の基地局を用いて干渉
波監視を行い、当該干渉波監視結果のデータを前記交換
機を介して前記メンテナンスターミナルに通知すること
により、前記複数の基地局のそれぞれにおける電界強度
の高低から干渉波発生源の方向について推測する工程を
有することを特徴とする請求項7に記載の干渉波監視方
法に存する。
【0018】
【発明の実施の形態】近年、無線通信機器の急速な普及
により、他の無線通信システムから受ける電波干渉か
ら、自無線通信システムの運用が正常に動作できない不
具合が多く発生している。
【0019】通常、無線通信を行うに先立ち使用チャネ
ル上の干渉確認を行うが、非同期システムが存在する場
合、干渉は時間経過とともに変化し通信開始後に干渉を
受けることがある。このため、連続した時間経過におけ
る干渉波の発生状況を確認し、非同期システムや妨害波
の有無を確認する必要がある。
【0020】本発明は、斯かる問題点を鑑みて、基地局
毎の時間経過に伴う干渉波の変化を測定するとともに、
センターへ収集データを通知することで、無線通信シス
テムにおけるサービスエリア内の干渉波監視機能を提供
する点に特徴を有している。これにより、サービスエリ
ア内における干渉波発生状況、また発生源の確認を可能
とするとともに、無線通信システムの妨害波対策を講じ
ることが可能となるといった効果を奏する。以下、本発
明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0021】(第1の実施の形態)以下、本発明の第1
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明の第1の実施の形態に係る無線通信システム
10を説明するための機能ブロック図である。
【0022】図1を参照すると、本実施の形態の無線通
信システム10は、交換機SWと、メンテナンスターミ
ナルMATと、基地局CS1〜CSn,CSAにより構
成され、無線通信システム10全体で無線通信サービス
を提供している。なお、図1において、符号ASは、他
の非同期システムを示している。
【0023】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
基地局CS1〜CSn,CSAを説明するための機能ブ
ロック図である。図2を参照すると、本実施の形態の基
地局CS1〜CSn,CSAは、無線部RF、無線コー
デックRC、無線制御部RFC、基地局制御部CSC、
有線インターフェイスLIFにより構成され、無線部R
Fを介して移動端末PS(図1参照)との無線通信を提
供するとともに、有線インターフェイスLIFを介して
交換機SWとの通信を提供している。
【0024】また、交換機SWはこれに接続されるメン
テナンスターミナルMATにより、基地局CS1〜CS
n,CSAからの干渉測定データを管理者に通知する機
能を持つ。
【0025】次に、無線通信システム10の動作(干渉
波監視方法)について説明する。従来の無線通信システ
ムにおいては前述したように電波干渉回避機能を具備す
ることが必須であり、他の通信、あるいは干渉波が存在
する場合、電波の送信が禁止され通信サービスを提供す
ることができない。
【0026】また、通常、TDMA(Time Div
ision Multiple Access:時分割
多元接続)無線通信では、時分割タイミングを生成し、
それぞれのタイムスロット上に、干渉波が無いことを確
認した上で通信を実行するが、全てのタイムスロットに
干渉波が存在した場合通信が実行できない。
【0027】これに対して本実施の形態では、基地局C
S1〜CSn,CSAが干渉波源を確認するために周囲
の干渉波監視を実行する。
【0028】図2を参照すると、本実施の形態の基地局
CS1〜CSn,CSAは、通常時分割制御される無線
部RFに対して、無線制御部RFCにより連続受信指示
を行うことにより、無線部RFは同一周波数を時分割す
ることなく連続受信を実行する。
【0029】このとき、無線部RFは、電界強度信号R
Iを連続して出力するため、図3乃至図5に示す出力を
得ることができる。
【0030】図3は、連続受信時の電界強度信号RIの
応答を示したものであり、応答波形(RxA)は同期シ
ステム(自無線通信システム10)からの干渉波を示し
ている。本実施の形態では、図3の応答波形に示すよう
に、通信スロットが存在する位置、及び電界の強さを認
識することが可能である。
【0031】この測定を、全運用周波数において実行す
ることで基地局CS1〜CSn,CSA周囲の干渉波状
況を確認することができる。
【0032】ここで、他の非同期システムAS(図1参
照)からの干渉波や、ノイズが発生している場合の応答
波形を図4、図5に示す。
【0033】図4の応答波形は、自無線通信システム1
0のタイムスロットと同期していない通信が受信された
場合の応答波形(RxB)を示し、また他の変調方式シ
ステム等からの干渉応答(RxC)を示している。ま
た、図5の応答波形は、基地局CS1〜CSn,CSA
周囲に定常的な干渉波が存在している場合の応答を示し
ている。
【0034】本実施の形態では、図4及び図5の応答波
形に示すように、基地局CS1〜CSn,CSA周囲の
干渉波有無を確認することが可能である。また、複数の
基地局CS1〜CSn,CSAを用いて干渉波監視を行
い、当該干渉波監視結果のデータを交換機SWを介して
メンテナンスターミナルMATに通知することにより、
各々の基地局CS1〜CSn,CSAにおける電界強度
の高低から干渉波発生源の方向について推測することが
可能となる。
【0035】以上説明したように第1の実施の形態によ
れば、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、
サービスエリア内の電波環境測定が可能となるととも
に、干渉波の存在有無の確認が可能となることである。
その理由は、基地局CS1〜CSn,CSAが連続受信
機能を有しているためである。
【0036】そして第2の効果は、干渉波発生方向の特
定が可能となることである。その理由は、複数の基地局
CS1〜CSn,CSAの測定データを交換機SWに通
知する機能を有しているためである。
【0037】なお、上記第1の実施の形態では干渉波に
より基地局CS1〜CSn,CSAが送信できない場
合、干渉波監視すると記したが、メンテナンスターミナ
ルMATからの指示により、任意のタイミングにおける
干渉波監視も可能である。
【0038】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
上記第1の実施の形態において既に記述したものと、同
一の部分については、同一符号を付し、重複した説明は
省略する。
【0039】図6は、本発明の第2の実施の形態を説明
するための信号波形図である。
【0040】第2の実施の形態は、基地局CS1〜CS
n,CSAが通信中である場合であっても連続受信を実
施できる構成を提供する点に特徴を有している。
【0041】通常、図6に示すように、TDMA方式で
ある場合、通信中は移動端末PSとの通信のために通信
使用スロットRx2及び通信使用スロットTx2が使用
されるので、連続受信に使用することができない。
【0042】これに対して本実施の形態では、通信に先
だって、通信使用スロットへの干渉波発生が無いことを
確認した上で通信を実行する手段を設け、該当スロット
での干渉波発生は無いものとして、通信に使用している
スロット(通信使用スロットRx2,Tx2)以外のス
ロット(干渉監視スロット(連続受信スロット)Rx
1,Rx3,Rx4,Tx1,Tx3,Tx4)を連続
受信させることで、連続受信を実行可能としている。
【0043】以上説明したように第2の実施の形態によ
れば、上記第1の実施の形態と同様に、干渉波検出専用
の無線ユニットを必要とせず、また通信サービスを停止
することなく干渉波監視の機能の提供が可能となる。
【0044】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施
の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また上
記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限
定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状
等にすることができる。また、各図において、同一構成
要素には同一符号を付している。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、サ
ービスエリア内の電波環境測定が可能となるとともに、
干渉波の存在有無の確認が可能となることである。その
理由は、基地局が連続受信機能を有しているためであ
る。
【0046】そして第2の効果は、干渉波発生方向の特
定が可能となることである。その理由は、複数の基地局
の測定データを交換機に通知する機能を有しているため
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無線通信シス
テムを説明するための機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る基地局を説明
するための機能ブロック図である。
【図3】連続受信時の電解強度信号の応答波形図であ
る。
【図4】自無線通信システムのタイムスロットと同期し
ていない通信が受信された場合の電解強度信号の応答波
形図である。
【図5】基地局周囲に定常的な干渉波が存在している場
合の電解強度信号の応答波形である。
【図6】本発明の第2の実施を説明するための信号波形
図である。
【符号の説明】
10…無線通信システム AS…非同期システム CS1〜CSn,CSA…基地局 CSC…基地局制御部 LIF…有線インターフェイス MAT…メンテナンスターミナル PS…移動端末 RC…無線コーデック RF…無線部 RFC…無線制御部 RI…電界強度信号 Rx1,…,Rx4,Tx1,…,Tx4…通信スロッ
ト SW…交換機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機と、メンテナンスターミナルと、
    複数の基地局を含んで構成され、システム全体で無線通
    信サービスを提供している無線通信システムであって、 前記複数の基地局毎の時間経過に伴う干渉波の変化を測
    定する手段と、センターへ収集データを通知する手段を
    設け、サービスエリア内における干渉波発生状況、また
    発生源の確認を実行することを特徴とする無線通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記複数の基地局のそれぞれは、無線
    部、無線コーデック、無線制御部、基地局制御部、有線
    インターフェイスにより構成され、前記無線部を介して
    移動端末との無線通信を提供するとともに、前記有線イ
    ンターフェイスを介して前記交換機との通信を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記交換機は、自己に接続される前記メ
    ンテナンスターミナルにより、前記基地局からの干渉測
    定データを管理者に通知する機能を有することを特徴と
    する請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の基地局のそれぞれは、干渉波
    源を確認するために周囲の干渉波監視を実行することを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線
    通信システム。
  5. 【請求項5】 前記複数の基地局を用いて干渉波監視を
    行い、当該干渉波監視結果のデータを前記交換機を介し
    て前記メンテナンスターミナルに通知することにより、
    前記複数の基地局のそれぞれにおける電界強度の高低か
    ら干渉波発生源の方向について推測する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の基地局のそれぞれが、通常時
    分割制御される前記無線部に対して、前記無線制御部に
    より連続受信指示を行うことにより、前記無線部は同一
    周波数を時分割することなく連続受信を実行し、 このとき前記無線部が電界強度信号を連続して出力する
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】 交換機と、メンテナンスターミナルと、
    複数の基地局を含んで構成され、システム全体で無線通
    信サービスを提供している無線通信システムに対して、
    前記複数の基地局毎の時間経過に伴う干渉波の変化を測
    定する工程と、センターへ収集データを通知する工程
    と、サービスエリア内における干渉波発生状況、また発
    生源の確認を実行する工程を実行することを特徴とする
    干渉波監視方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の基地局を用いて干渉波監視を
    行い、当該干渉波監視結果のデータを前記交換機を介し
    て前記メンテナンスターミナルに通知することにより、
    前記複数の基地局のそれぞれにおける電界強度の高低か
    ら干渉波発生源の方向について推測する工程を有するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の干渉波監視方法。
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