JP2002189595A - リフレッシュ可能なWebクエリを作成するための統合された方法 - Google Patents

リフレッシュ可能なWebクエリを作成するための統合された方法

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JP2002189595A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Webページに表示された表データを選択す
ることによって、リフレッシュ可能なWebクエリをグ
ラフィカルに作成可能とする。 【解決手段】 ユーザがリフレッシュ可能なWebクエ
リコマンドを呼び出したとき、インターネットブラウザ
モジュールが、表計算プログラム内で開かれたWebク
エリダイアログボックス内で起動される。ユーザは、表
計算プログラムにインポートするための表データの少な
くとも1つのインスタンスを、グラフィカルに選択す
る。またこの機能は、Webクエリをユーザにより利用
しやすくし、Webクエリスマートタグ(WQST)ユ
ーティリティとして知られるソフトウェアユーティリテ
ィに埋め込まれる。WQSTユーティリティにより、W
ebクエリを、いくつかの方法のうちの1つにおいて、
インターネットブラウザモジュールから直接作成するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にWebクエ
リの作成に関し、具体的には、表データを、Webペー
ジからMICROSOFT EXCEL 2002表計
算プログラムへ、グラフィカルに選択かつインポートし
て、リフレッシュ可能なWebクエリを作成するための
方法に関する。本発明はさらに、リフレッシュ可能なW
ebクエリをWebブラウザプログラムから直接生成す
ることに関する。
【0002】
【従来の技術】Webクエリは、MICROSOFT
EXCEL表計算プログラムなど、表計算プログラム内
のある範囲のセルまたは表データであり、この内容がW
ebページから導出される。Webクエリの内容は、関
連付けられたWebページ上に格納された表データと同
じ特性を有する。たとえば、Webページ上に表示され
た表データが、小数点以下2桁の実数としてフォーマッ
トされた場合、Webクエリ内の内容も、小数点以下2
桁の実数としてフォーマットされる。HTML文書から
の内容が表計算プログラムにWebクエリとしてインポ
ートされた後、ユーザが表データの内容を、事前定義さ
れたコマンドを選択することによって更新することがで
きる。これらの機能により、Webクエリは、内容を手
動で、あるいは指定されたイベントの発生時にリフレッ
シュすることができる表を作成するための、大変強力な
ツールとなる。残念ながら、以前のバージョンのMIC
ROSOFT EXCEL表計算プログラムでは、We
bクエリを作成するための方法が煩わしく複雑であっ
た。典型的には、ユーザが手動でテキストファイルを作
成しなければならず、これはインターネットクエリ
(「IQY」)ファイルとして知られており、特定の構
造および情報を含むものである。IQYファイルは、M
ICROSOFT EXCEL表計算プログラムにWe
bクエリの作成方法を指令する特定の構造を含む、テキ
ストファイルである。典型的には、IQYファイルは、
Uniform Resource Locator
(「URL」)、および、データのインポートおよびフ
ォーマット方法を制御する他の特性などの情報を含む。
しかし、IQYファイルを作成するには、ユーザが特定
の情報を有することが必要であり、これは、HTML文
書の構造、および、Webクエリにインポートしたいデ
ータオブジェクトについてのオブジェクト識別番号な
ど、データオブジェクトに関する。結果として、IQY
ファイルを作成するには、ユーザがあるレベルのプログ
ラミング技能を有することが必要である。したがって、
多数のユーザは、Webクエリ機能が複雑すぎて使用で
きないことを発見した。
【0003】この問題の1つの解決法は、ワシントン州
レドモンドのマイクロソフト株式会社が製造した「MI
CROSOFT EXCEL 2000」表計算プログ
ラムに導入されたものであり、ダイアログボックスを作
成して、ユーザがWebクエリを作成するための助けと
することであった。ダイアログボックスにより、ユーザ
が表データをWebページから、手動でIQYファイル
を生成する必要なしにインポートできるようになった。
ダイアログボックスを使用してWebクエリを作成する
ため、ユーザが、データが格納されたリモート位置のア
ドレスを入力し、これは、Webページのunifor
m resource locator(「URL」)
などであり、ローカルネットワーク上に格納された表デ
ータまたはHTMLファイルを含むものであった。ユー
ザがデータの位置を識別した後、ユーザは3つの方法の
うちの1つにおいて、データをインポートする必要があ
った。第1に、ユーザは、単にWebページまたはHT
MLファイル全体をインポートすることができた。第2
に、ユーザは、HTMLファイルに含まれた表データの
すべてのインスタンスをインポートすることができた。
最後に、ユーザは、表データの特定のインスタンスをイ
ンポートすることができた。Webページ全体または表
データのすべてのインスタンスをインポートすること
は、表データをインポートするためのもっとも容易な方
法であるが、これらの方法は、ユーザが望まない結果を
生成する。これは、Webページが典型的には、グラフ
ィックス、バナー、広告など、ユーザが関心を有してい
ない余計な情報を含むという事実による。したがって、
表データの特定のインスタンスをインポートする方法
が、ユーザが選択するもっとも一般的な方法である。し
かし、表データの特定のインスタンスを選択してMIC
ROSOFT EXCEL表計算プログラムにインポー
トするには、ユーザが、表データに関連付けられたHT
ML識別子を供給する必要があった。HTML識別子
は、典型的には、表識別文字列、または、HTML文書
内の表データの相対位置を提供するインデックス番号で
ある。たとえば、表データがTABLEオブジェクトで
あった場合、これはHTML文書において以下のフォー
マットを有する。すなわち、<TABLE ID=″識
別文字列″>...データ...</TABLE>とな
る。ユーザは、手動で識別文字列を判定しなければなら
なかった。ユーザは、識別文字列を、HTMLのソース
を見ることによって判定しなければならなかった。しか
し、時として、識別文字列が提供されない可能性があ
る。したがって、これらの場合では、ユーザがインデッ
クス番号を判定しなければならず、これは単にTABL
Eオブジェクトの順序数であり、HTML文書に現れた
ようなものである。ユーザがこのデータの供給を終了し
た後、Webクエリが作成され、この内容が、ユーザが
指定したURLまたはHTMLファイルからインポート
された。ダイアログボックスの使用により、ユーザが手
動でIQYファイルを生成する必要はなくなったが、ユ
ーザはなお、Webクエリを作成するためにWebペー
ジの構造の詳細な知識を有していなければならなかっ
た。平均的なユーザは、効果的にWebクエリを作成す
るための、HTMLファイル構造についての必要な知識
を有していないので、平均的なユーザは単に、表データ
の特定のインスタンスへのWebクエリを作成すること
が大変困難であり、多くの回数に渡って挫折感を引き起
こすものであることを発見した。典型的には、ユーザ
は、HTMLページ全体へのWebクエリを作成し、す
べてのデータを、Webクエリのみに専用の新しい空の
ワークシートへ戻した。次いで、ユーザは、分析を実行
したいデータからWebクエリワークシート上へ、ワー
クシートのリンクを作成する。これは多数のエラーに通
じ、これは、Webクエリがリフレッシュされたとき、
Webページ上のデータの場所が変更している可能性が
あるからである。たとえば、ユーザが、金融データを含
むページ全体ヘのWebクエリを作成することを望み、
関心のある特定の株式相場がセルD9に含まれているこ
とを発見したと仮定する。次いで、ユーザは、Webク
エリシート上のセルD9と、分析を実行した別のワーク
シートの間のリンクを作成する。しかし、ユーザがWe
bクエリをリフレッシュすると、Webページが、新し
いバナー広告などの追加によって変化しており、株価相
場がこのときWebクエリシートにおいてセルG11に
格納されるようになった可能性がある。次いで、財務分
析が、ユーザが予想したものとは異なる結果を返し、こ
れは、分析がセルD9にリンクされ、Webクエリがリ
フレッシュされた後にここに不正確なデータが含まれて
いたからである。
【0004】さらに、Webクエリを作成することは最
も直観的な処理ではなく、したがって、平均的な者には
困難である可能性がある。Webクエリを作成するに
は、ユーザがWebクエリダイアログボックスをMIC
ROSOFT EXCEL表計算プログラムから開き、
次いで、手動で、自分の表計算プログラムに挿入したい
表データを含むWebサイトのURLを入力しなければ
ならなかった。残念ながら、大抵のユーザは、自らがH
TML文書における表データに表計算プログラムからア
クセスできることさえ理解しなかった。むしろ、大抵の
ユーザは、典型的には、表計算プログラムを終了し、H
TML文書またはWebページへ、Microsoft
のINTERNET EXPLORERブラウザプログ
ラムなど、インターネットブラウザを介してアクセスし
た。次いで、ユーザはWebページにおいて表データを
選択し、コピー−ペーストコマンドを呼び出して、表デ
ータをWebページからMICROSOFT EXCE
L表計算プログラムへ転送した。これには、ユーザがW
ebブラウザプログラムとMICROSOFT EXC
EL表計算プログラムの間で切り替えて、データを、ワ
ークシートにおけるある範囲のセルにペーストすること
が必要であった。
【0005】たとえば、ユーザが株情報をインターネッ
トサイトからMICROSOFTEXCELワークシー
トへダウンロードして、財務分析を実行することを望ん
だと仮定する。典型的には、ユーザが新しいMICRO
SOFT EXCELワークシートを作成し、次いで、
新しいアクティブなウィンドウをWebブラウザプログ
ラムにより開く。次に、ユーザが、所望の株情報を含む
Webサイトをロードする。次いで、ユーザが株情報の
表または表データを選択し、コピーコマンドを呼び出
す。次に、ユーザが、MICROSOFT EXCEL
表計算プログラムを含むウィンドウへ切り替えて、ワー
クシートにおいてデータを挿入する位置を選択し、ペー
ストコマンドを呼び出すことが必要となる。インポート
された表内の内容が静的であった場合、表データをイン
ポートするコピー−ペースト方法が、完了となる。しか
し、株情報は典型的には動的な性質であり、継続的に変
化する。したがって、ユーザが自分の表データを更新す
るため、ユーザが継続的にコピー−ペースト方法を呼び
出して、新しいデータをインポートしなければならなか
った。
【0006】残念ながら、表データをインポートするた
めのコピー−ペースト方法は、非効率的であり、時間が
かかる。ユーザが表データをリフレッシュあるいは更新
したいとき、コピーおよびペースト処理をいたるところ
で繰り返さなければならない。さらに、コピー−ペース
ト方法を、継続的に表データを更新するために使用する
ことにより、エラーがデータに導入されることに通じる
可能性がある。たとえば、ユーザが、Webページにお
ける誤った表を更新するために選択する可能性があり、
あるいは、ある範囲の表データがインポートされる場
合、ユーザが不注意により、データを更新するときに異
なるサイズの範囲を選択する可能性がある。いずれの場
合も、最初に選択されたデータとは異なるデータを更新
するために選択することにより、ユーザの分析において
多数のエラーに通じる可能性がある。これらの場合にお
いてリフレッシュ可能なWebクエリを作成することに
より、コピー−ペースト方法を使用して表データを更新
する繰り返しがなくなり、ユーザが引き起こすエラーの
発生が減少する。さらに、大抵のユーザは、Webクエ
リ機能が存在すること、あるいは、それにアクセスする
方法に気付いていない。Webクエリ機能に気付いてい
るユーザにとっては、Webクエリを作成する処理が複
雑すぎて、いかなる定期的にもこの機能を使用すること
ができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、当技術分
野では、リフレッシュ可能なWebクエリを作成するた
めの、より便利で「発見可能な」方法が一般に必要であ
る。さらに、当技術分野では、ユーザがリフレッシュ可
能なWebクエリを作成するオプションを発見するため
の、より便利で効率的な方法が必要である。さらにな
お、当技術分野では、MICROSOFT EXCEL
表計算プログラムにおいてリフレッシュ可能なWebク
エリを、Webブラウザプログラムから直接作成するた
めの、より効率的で、統合された、論理的な方法が必要
である。
【0008】一般的に述べると、本発明は、Webクエ
リの作成を、平均的なユーザにとってより簡素かつより
直観的にするための、上述の必要性に適合する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、Webクエリ
ダイアログボックスの改良であり、これにより、ユーザ
が、「見えた通りのものを得ることができる」(「WY
SIWYG」)技術を使用してグラフィカルにWebク
エリを作成することができる。この改良は、ユーザが、
Webページに表示された表データのインスタンスをグ
ラフィカルに選択し、表データをMICROSOFT
EXCEL 2002ワークシートへWebクエリとし
てインポートすることができる方法である。この方法
は、表データをワークシートにインポートするためのユ
ーザコマンドが受信されるときに開始する。表データを
インポートするためのコマンドを受信したとき、インタ
ーネットブラウザモジュールが、アプリケーションプロ
グラムにおいて開かれたWebクエリダイアログボック
ス内で起動される。次いで、ユーザが、自分がインポー
トしたい表データを含むWebページのURLへナビゲ
ートする。次に、表データを含むWebページがダイア
ログボックスにロードされる。次いで、ユーザが典型的
には、表計算プログラムへWebクエリとしてインポー
トするための表データの少なくとも1つのインスタンス
を、グラフィカルな方法を使用して選択する。次いで、
ユーザはHTML構造についてのいかなる詳細な情報も
供給することなく、表データがインポートされる。別法
として、ユーザがいかなる表データも選択しない可能性
があり、この場合は、Webページ全体が表計算プログ
ラムへWebクエリとしてインポートされる。
【0010】具体的には、本発明は、表データをWeb
ページから選択し、表データを、別のWebページなど
の別のファイルへ、あるいは、別のアプリケーションプ
ログラムにインポートあるいはコピーするための、グラ
フィカルな方法を提供する。Webページがダイアログ
ボックスにロードされた後、HTMLツリーが走査され
て、HTMLファイル内に存在するすべての表データが
識別される。出会った表データの各インスタンスについ
て、アイコンが作成され、表データのインスタンスと関
連付けられる。たとえば、アイコンは典型的には、表デ
ータをポイントする黒い矢印を含む、黄色の背景からな
るボックスからなる。これがユーザに、HTML文書内
のどのオブジェクトが表データであるかについてのグラ
フィカルな指示を提供する。
【0011】次に、表データの各インスタンスの絶対位
置が計算される。次いで、各アイコンが、関連付けられ
た表データのインスタンスの絶対位置に近接して位置付
けられる。最後に、アイコンがHTML文書の本文に、
可能な最大値に設定された、関連付けられたzInde
xと共に追加され、これがHTML文書における最上層
に対応し、アイコンがWebページのもっとも上の層に
表示されるようにする。これにより、アイコンが常にユ
ーザに対して見えることが保証される。アイコンはユー
ザに、表計算プログラムにインポートすることができ
る、Webページに含まれた表データのすべての可能な
インスタンスの、視覚的表現を提供する。
【0012】アイコンがWebクエリダイアログボック
スにおけるWebページ上に表示された後、ユーザがW
ebページ内の表データの少なくとも1つのインスタン
スを選択したかどうかについての判定がなされる。ユー
ザがカーソルを、表データのインスタンスに関連付けら
れたアイコンの1つに配置したとき、これは「mous
eover」イベントとしても知られており、ユーザに
いくつかのグラフィカルなインジケータが提供される。
最初に、アイコンの背景色を変更するなど、アイコンの
視覚的な外観が変更される。次に、第2の視覚的インジ
ケータが、表データの周囲のボックスなど、強調表示画
像を描画することによってユーザに提供される。強調表
示画像を描画するため、表データの寸法がHTML文書
から検索され、表データの絶対位置と結合されて、強調
表示画像が表データ上に正しく位置付けられる。次に、
強調表示画像のアウトラインの色が所定の値に設定され
て、表データが強調される。しかし、強調表示画像は
「透過」GIF画像を含む。これにより、画像がその上
に位置付けられている間に、ユーザがなお表データを見
ることができることを保証する。これらのグラフィカル
なインジケータは両方とも、「mouseover」イ
ベントが起こる間は、ユーザに対して可視のままであ
る。
【0013】次に、ユーザが、表データの少なくとも1
つのインスタンスを表計算プログラムにインポートする
ことを選択したかどうかについての判定がなされる。ユ
ーザが表データを選択した場合、アイコンの可視インジ
ケータおよび表データの各インスタンスのための背景色
が変更される。最初に、アイコンの視覚的外観が再度変
更される。たとえば、アイコンを最初に、黄色のボック
スにおける黒い矢印にすることができる。「mouse
over」イベントが発生したとき、アイコンの色が黄
色から緑色へ変化することができる。ユーザが表データ
を、アイコンをクリックすることによって選択した場
合、アイコン内の矢印をチェックマークに変更させるこ
とができ、あるいは、別法として、アイコンの色が緑色
から青色へ変化することができる。加えて、表データの
背景値が、その元の色から、システム色および白色を含
む混合色へ変更される。表データの背景色を変更するこ
とによって、ユーザが容易に、自分が選択した表データ
のインスタンスを認識することができる。最後に、ユー
ザが表データをインポートしたとき、表識別文字列が記
録され、これがHTML文書内の表データの各インスタ
ンスの位置を指示する。しかし、表データに関連付けら
れた表識別文字列がなかった場合、表データに関連付け
られたインデックス番号が計算され、記録される。最後
に、表データのインスタンスに関連付けられたURL
が、表識別文字列またはインデックス番号と共に、アプ
リケーションプログラム内のWebクエリに渡される。
【0014】本発明は、HTML文書が多数のフレーム
を有するかどうかを判定し、HTML文書の特定のフレ
ームに戻るWebクエリを作成することもできる。ある
Web設計者は、自分のWebページを多数のフレーム
に分割する。各フレームを、分離したウィンドウとみな
すことができ、これがWebページを使用可能なデータ
の部分に分割し、各部分が単一のHTML文書を含む。
このように、Web作者が多量のデータを、より意味の
ある有用な方法において提示することができる。
【0015】Webページが多数のフレームを含むと
き、各フレームが走査されて、表データの各インスタン
スが判定される。次に、アイコンが作成され、各フレー
ム上の表データの各インスタンスに関連付けられる。し
かし、各フレームがそれ自体のウィンドウおよびURL
を有し、そのため、Webクエリを作成するとき、親フ
レームのURLではなくフレームのURLが使用され
て、Webクエリが作成される。さらに、表データのイ
ンスタンスがフレームにおいて選択されたときは、先に
別のフレームにおいて選択された表データのいかなるイ
ンスタンスも選択解除される。単一のフレーム内で選択
された表データの多数のインスタンスのみを、表計算プ
ログラムにインポートすることができる。Webクエリ
の作成を単一のフレームに制限することは、以前のバー
ジョンのMICROSOFT EXCEL表計算プログ
ラムの制限であり、本発明のものではない。
【0016】加えて、本発明は、Webクエリスマート
タグ(Web Query Smart Tag)(W
QST)ユーティリティとして知られるソフトウェアユ
ーティリティにおいて、Webクエリをユーザがより利
用しやすくするための、上述の必要性に合う。WQST
ユーティリティにより、ユーザがWebクエリを作成す
る処理を、いくつかの方法のうちの1つにおいて、イン
ターネットブラウザモジュールから直接開始することが
できる。最初の方法は、「コピー−ペーストWebクエ
リ(Copy−Paste Web Query)」方
法として知られており、ユーザが表データをWebペー
ジから表計算プログラムにペーストするときに開始す
る。ユーザが表データを表計算プログラムにペーストし
たとき、リフレッシュ可能なWebクエリコマンドがユ
ーザに提示されるべきであるかどうかの判定がなされ
る。Webクエリコマンドをユーザに提示するための判
断が行われた場合、Webクエリを作成するためのオプ
ションが専用のドロップダウンメニュー上に現れ、これ
はオンオブジェクトユーザインタフェース(on−ob
ject user interface)(「OOU
I」)と呼ばれ、「スマートタグ」としても知られてお
り、MICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラムに関連している。スマートタグは、Webク
エリが適切であるかどうかに関わらず、表データと共に
現れる。このスマートタグは、MICROSOFT O
FFICE XP−wideの「ペースト回復(Pas
te Recovery)」機能であり、2000年7
月21日出願の「On−Object User In
terface」という名称の米国特許出願第09/6
20,876号において全て開示されており、参照によ
り本明細書に組み込む。
【0017】ユーザが、Webクエリをスマートタグか
ら作成するためのオプションを選択したとき、Webク
エリダイアログボックスが開かれ、Webページ全体が
Webクエリへ、クリップボード上の表データが開始し
た場所からロードされる。ユーザが、同じ表データを再
選択し、これがこのときリフレッシュ可能なWebクエ
リを作成するためにダイアログボックスに表示される。
【0018】具体的には、「コピー−ペーストWebク
エリ」方法は、ユーザが表データをWebページからM
ICROSOFT EXCEL 2002ワークシート
にペーストするステップを開始したとき、リフレッシュ
可能なWebクエリを作成するためのオプションが、ス
マートタグにおいてユーザに表示されるべきであるかど
うかを判定するための、発見的な手順を提供する。ユー
ザがデータをMICROSOFT EXCEL 200
2表計算プログラムにペーストしたとき、表データが、
「クリップボード」と呼ばれる一時記憶場所に格納され
る。「コピー−ペーストWebクエリ」方法は最初に、
表データがコピーされた元のアプリケーションプログラ
ムがCF_HTMLフォーマットのデータをサポートす
るかどうかを判定する。CF_HTMLは、典型的に
は、MICROSOFT OFFICE(MICROS
OFT OFFICE XPおよび以前のバージョンの
MICROSOFT OFFICE)スイート(suit
e)のアプリケーションプログラムによって使用され
る、データを2つのアプリケーションプログラムの間
で、クリップボードを介して転送するためのデータフォ
ーマットである。アプリケーションプログラムがCF_
HTMLデータフォーマットをサポートしなかった場
合、リフレッシュ可能なWebクエリを作成するための
オプションがユーザに提示されず、表データが表計算プ
ログラムへ、通常の方法においてコピーされる。
【0019】しかし、アプリケーションがCF_HTM
Lデータフォーマットをサポートした場合、「コピー−
ペーストWebクエリ」方法が、表データに関連付けら
れた第1の識別子タグが、指定された値に設定されてい
るかどうかを判定し、これは、表データを作成するため
に使用されたアプリケーションプログラムを識別するも
のである。第1の識別子タグが、指定された値に設定さ
れた場合、WQSTユーティリティが、インポートされ
る表データを含むWebサイトに関連付けられたURL
を検索する。次に、URLが十分に形成されているかど
うかの判定がなされる。つまり、URLが以下のテキス
ト文字列、すなわち、「http://」、「http
s://」、「ftp://」または「file:/
/」のうちの1つを含むかどうかが判定される。URL
が十分に形成されていた場合、リフレッシュ可能なWe
bクエリを作成するためのオプションが、ユーザにスマ
ートタグ上で提示される。しかし、先行する判定ステッ
プのいずれか1つが失敗した場合、リフレッシュ可能な
Webクエリを作成するためのオプションが、ユーザに
スマートタグ上で提示されない。
【0020】WQSTユーティリティを、「Micro
soft Excelへエクスポート」として知られる
第2の方法において、埋め込むこともできる。「Mic
rosoft Excelへエクスポート」モジュール
により、ユーザが、リフレッシュ可能なWebクエリ
を、MICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラム内に、MICROSOFT INTERNE
T EXPLORERブラウザプログラムから直接作成
することができる。「Microsoft Excel
へエクスポート」モジュールを使用してリフレッシュ可
能なWebクエリを作成するには、ユーザがカーソル
を、MICROSOFT INTERNETEXPLO
RERブラウザプログラムにおいて開かれたWebペー
ジ中の表データのインスタンス上に位置付ける。次に、
ユーザが右マウスボタンを押し下げることによって、コ
ンテキストメニューを起動する。次いで、ユーザがコマ
ンド「Microsoft Excelへエクスポー
ト」をコンテキストメニューから選択し、これがMIC
ROSOFT EXCEL 2002表計算プログラム
を起動する。次いで、ユーザが「Microsoft
Excelへエクスポート」を選択したときにカーソル
が上に位置付けられた表データが、MICROSOFT
EXCEL 2002ワークシートへ、リフレッシュ
可能なWebクエリとしてインポートされる。
【0021】WQSTユーティリティを、「Micro
soft Excelで編集」として知られる第3のモ
ジュールにおいて埋め込むこともできる。「Micro
soft Excelで編集」モジュールにより、ユー
ザがファイル全体を開くか、あるいは、ファイルの一部
を選択して、MICROSOFT EXCEL 200
2表計算プログラムへ、リフレッシュ可能なWebクエ
リとしてインポートすることができる。HTML文書
が、MICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラムを使用して作成された場合、HTML文書が
直接MICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラムにロードされる。しかし、HTMLページ
が、MICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラムを使用して作成されなかった場合、モジュー
ルが新しいワークシートを作成し、自動的にWebクエ
リダイアログボックスを表示し、これにより、ユーザ
が、ページ全体または表データの個別インスタンスへの
Webクエリを作成することができる。
【0022】リフレッシュ可能なWebクエリの作成を
開始するには、ユーザが最初に、MICROSOFT
INTERNET EXPLORERブラウザプログラ
ムにおいて所望のHTML文書へナビゲートする。次い
で、ユーザが、MICROSOFT INTERNET
EXPLORERブラウザプログラム内で、ドロップ
ダウンの編集メニューをメニューバーから呼び出す。次
いで、ユーザが「Microsoft Excelで編
集」コマンドを選択する。次いで、「Microsof
t Excelで編集」モジュールが、HTML文書が
MICROSOFT EXCEL 2002表計算プロ
グラムにより作成されたか、あるいは、別のWeb開発
プログラムにより作成されたかを、HTML文書に関連
付けられた識別タグを検査することによって判定する。
識別タグは、どのWeb開発プログラムが使用されてH
TML文書が作成されたかを指示する。識別子タグの値
が、MICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラムが使用されてその特定のHTML文書が作成
されたことを指示した場合、「MicrosoftEx
celで編集」モジュールが、MICROSOFT E
XCEL 2002表計算プログラムを開き、HTML
文書全体をMICROSOFT EXCEL 2002
ワークブック内でロードする。
【0023】しかし、識別子タグが、別のWeb開発ア
プリケーションプログラムが使用されてHTMLファイ
ルが作成されたことを指示した場合、「Microso
ftExcelで編集」モジュールがMICROSOF
T EXCEL 2002表計算プログラムを起動し、
新しいワークブックを作成し、新しいWebクエリダイ
アログボックスを開き、これにHTML文書のURLが
プレロードされる。次いで、ユーザが、Webクエリに
インポートするために、Webページ全体か、または、
表データの特定のインスタンスを選択することができ
る。
【0024】本発明が、リフレッシュ可能なWebクエ
リを作成するための方法の欠点を改善し、上述の利点を
果たすことは、例示的実施形態の以下の詳細な説明およ
び添付の図面と、特許請求の範囲とから明らかになるで
あろう。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明は、ユーザーがオブジェク
ト(すなわち、表データ)をWebページからグラフィ
カルに選択し、これを表計算プログラムにインポートで
きるようにするための方法を対象とする。本発明の例示
的実施形態は、「MICROSOFTEXCEL 20
02」表計算プログラムにおいて実施され、これはワシ
ントン州レドモンドのマイクロソフト株式会社が製造し
た表計算プログラムである。
【0026】例示的実施形態を、一般に、パーソナルコ
ンピュータ上で動作するプログラムおよびオペレーティ
ングシステムに関連して記載するが、本発明を、他のタ
イプのコンピュータ用の他のプログラムモジュールと共
に実施することもできることは、当業者には理解されよ
う。さらに、本発明を、スタンドアロンまたは分散コン
ピューティング環境において実施することができること
は、当業者には理解されよう。分散コンピューティング
環境では、プログラムモジュールを物理的に、異なるロ
ーカルかつリモートの記憶デバイスに位置付けることが
できる。プログラムモジュールの実行は、ローカルにス
タンドアロンの方法で、あるいは、リモートでクライア
ント/サーバの方法で行われることができる。このよう
な分散コンピューティング環境の例には、オフィスのロ
ーカルエリアネットワーク、企業全体のコンピュータネ
ットワーク、および地球規模のインターネットが含まれ
る。
【0027】ここで、図面では、いくつかの図中で同様
の数値は同様の要素を表し、これを参照して、本発明の
態様および例示的動作環境を説明する。
【0028】例示的動作環境 図1および以下の解説は、本発明を実施することができ
る適切なデータコンピューティング環境の、簡単で一般
的な説明を提供することを意図するものである。本発明
を一般に、パーソナルコンピュータと共にオペレーティ
ングシステム上で動作するアプリケーションプログラム
に関連して説明するが、本発明を、他のプログラムモジ
ュールと共に実施することもできることは、当業者には
理解されよう。一般に、プログラムモジュールには、ル
ーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造など
が含まれ、これらが特定のタスクを実行し、あるいは特
定の抽象データ型を実施する。さらに、本発明を他のコ
ンピュータシステム構成により実施することができ、こ
れらにはハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシス
テム、マイクロプロセッサベースのあるいはプログラム
可能な家庭用電化製品、ミニコンピュータ、メインフレ
ームコンピュータなどが含まれることは、当業者には理
解されよう。本発明はまた、分散コンピューティング環
境において実施することもでき、タスクがリモートの処
理デバイスによって実行され、これらが通信ネットワー
クを介してリンクされる。分散コンピューティング環境
では、プログラムモジュールをローカルかつリモートの
記憶デバイスに位置付けることができる。
【0029】図1を参照すると、本発明を実施するため
の例示的システムは、従来のパーソナルコンピュータ2
0を含み、これが、処理装置21、システムメモリ2
2、および、システムメモリを処理装置21に結合する
システムバス23を含む。システムメモリ22は読取り
専用メモリ(ROM)24およびランダムアクセスメモ
リ(RAM)25を含む。基本入出力システム26(B
IOS)は、スターとアップ中など、情報をパーソナル
コンピュータ20内の要素の間で転送するための助けと
なる基本ルーチンを含み、ROM24に格納される。パ
ーソナルコンピュータ20はさらに、ハードディスクド
ライブ27、たとえば、リムーバルディスク29から読
み取りあるいはこれに書き込むための磁気ディスクドラ
イブ28、および、たとえば、CD−ROMディスク3
1から読み取るか、あるいは他の光媒体から読み取りあ
るいはこれに書き込むための光ディスクドライブ30を
含む。ハードディスクドライブ27、磁気ディスクドラ
イブ28、および光ディスクドライブ30が、システム
バス23へ、それぞれハードディスクドライブインタフ
ェース32、磁気ディスクドライブインタフェース3
3、および光ドライブインタフェース34によって接続
される。ドライブおよびそれらの関連付けられたコンピ
ュータ可読媒体が、パーソナルコンピュータ20用の不
揮発性記憶装置を提供する。上のコンピュータ可読媒体
の説明では、ハードディスク、取外し可能磁気ディスク
およびCD−ROMディスクを参照したが、磁気カセッ
ト、フラッシュメモリカード、デジタルビデオディス
ク、ベルヌーイカートリッジなど、コンピュータにより
可読である他のタイプの媒体も例示的動作環境において
使用できることを、当業者には理解されたい。
【0030】いくつかのプログラムモジュールをドライ
ブおよびRAM25に格納することができ、これには、
オペレーティングシステム35−1、35−2、WQS
T(Webクエリスマートタグ)ユーティリティ100
などの1つまたは複数のアプリケーションプログラム3
6−1、36−2、他のプログラムモジュール37−
1、37−2およびプログラムデータ38−1、38−
2が含まれる。ユーザは、コマンドおよび情報をパーソ
ナルコンピュータ20へ、キーボード40、および、マ
ウス42などのポインティングデバイスを介して入力す
ることができる。他の入力デバイス(不図示)には、マ
イクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星
放送受信アンテナ、スキャナなどを含んでもよい。これ
らおよび他の入力デバイスが、しばしば処理装置21
へ、システムバスに結合されたシリアルポートインタフ
ェース46を介して接続されるが、これを、ゲームポー
トまたはユニバーサルシリアルバス(USB)など、他
のインタフェースによって接続することもできる。モニ
タ47または他のタイプの表示デバイスも、システムバ
ス23へ、ビデオアダプタ48などのインタフェースを
介して接続される。モニタに加えて、パーソナルコンピ
ュータは典型的には、スピーカまたはプリンタなど、他
の周辺出力デバイス(不図示)を含む。
【0031】パーソナルコンピュータ20は、ネットワ
ーク環境において、リモートコンピュータ49など、1
つまたは複数のリモートコンピュータへの論理接続を使
用して動作することができる。リモートコンピュータ4
9は、サーバ、ルータ、ピアデバイス、または他の共通
ネットワークノードにすることができ、典型的には、パ
ーソナルコンピュータ20に関して記載した要素の多数
またはすべてを含むが、記憶デバイス50のみを図1に
例示した。図1に示す論理接続は、ローカルエリアネッ
トワーク(LAN)51および広域ネットワーク(WA
N)52を含む。このようなネットワーキング環境は、
オフィス、企業全体のコンピュータネットワーク、イン
トラネットおよびインターネットにおいて一般的であ
る。
【0032】LANネットワーキング環境において使用
するとき、パーソナルコンピュータ20がLAN51
へ、ネットワークインタフェース53を介して接続され
る。WANネットワーキング環境において使用すると
き、パーソナルコンピュータ20が典型的にはモデム5
4、または、インターネットなどのWAN52を介して
通信を確立するための他の手段を含む。モデム54は、
内部あるいは外部にすることができ、システムバス23
へ、シリアルポートインタフェース46を介して接続さ
れる。ネットワーク環境では、パーソナルコンピュータ
20に関して示したプログラムモジュール、またはその
一部を、リモート記憶デバイスに格納することができ
る。図示のネットワーク接続は例示的であり、通信リン
クをコンピュータの間で確立する他の方法を使用するこ
とができることを理解されたい。
【0033】本発明の例示的実施形態 Webクエリダイアログ Webクエリダイアログは、オブジェクトをWebペー
ジからアプリケーションプログラムにインポートするタ
スクを簡素化する。具体的には、Webクエリダイアロ
グにより、ユーザが、マイクロソフトのMICROSO
FT EXCEL 2002表計算プログラムなど、表
計算プログラムにインポートしたい表データを、Web
ページからグラフィカルに選択することができる。ユー
ザが、表データをWebページからMICROSOFT
EXCEL 2002スプレッドシートにインポート
するためのオプションを選択したとき、MICROSO
FT EXCEL 2002に関連付けられたWebク
エリダイアログボックスが表示内に現れる。Webクエ
リダイアログボックスがWebブラウザコントロールを
ホスト(host)し、これはダイナミックリンクライ
ブラリ(「DLL」)コントロールであり、「SHDO
CVW.DLL」として知られている。Webブラウザ
コントロールをWebクエリダイアログボックス内でホ
ストすることは、当技術分野において周知であり、した
がって、Webブラウザコントロールをダイアログボッ
クスにおいてホストすることについての完全な説明を、
この適用例では記載しない。
【0034】Webブラウザコントロール、SHDOC
VW.DLLは、Webブラウザモジュールをホスト
し、これは別のDLLコントロールであり、「MSHT
ML.DLL」として知られる。MSHTML.DLL
コントロールは、マイクロソフトのMICROSOFT
INTERNET EXPLORER Webブラウ
ザアプリケーションプログラム用のブラウザコンポーネ
ントである。WebブラウジングモジュールのMSHT
ML.DLLまたは他のいかなるWebブラウジングモ
ジュールをもホストすることにより、Webブラウザコ
ントロールに、WebページをHTMLなどのグラフィ
カルなフォーマットで表示する能力を提供する。Web
ブラウザコントロールがWebページを表示できるよう
にすることに加えて、Webブラウジングモジュールに
より、Web開発者は、ドキュメントオブジェクトモデ
ル(「DOM」)を介して、HTML文書の要素と、プ
ログラムにより対話することが、Webブラウザコント
ロールを介して可能となる。たとえば、Web開発者
が、Webページにおける表要素の集まりをプログラム
により見て、Webページ内のオブジェクトの左上の座
標をプログラムにより計算することなどができる。
【0035】MSHTML.DLLコントロールをWe
bクエリダイアログボックスにおいてホストすることに
より、ユーザはWebページの周辺でグラフィカルにナ
ビゲートし、WebページがWebクエリダイアログボ
ックスで表示される間に、Webページ内のオブジェク
トをグラフィカルに選択することができる。HTMLフ
ォーマットにより、多数のWebページをグラフィカル
な様式において共にリンクさせることもできる。これに
より、ユーザが、手動でWebページのテキストのアド
レスをアドレスバーに入力するのではなく、Webペー
ジにおいて表示されたオブジェクトを、マウスなどのポ
インティングデバイスを使用して選択することによっ
て、別のWebページを開くことができる。
【0036】WebブラウザコントロールのSHDOC
VW.DLLがWebクエリダイアログボックスにおい
て開かれた後、最初のWebページが表示される。最初
のWebページは、いかなるWebサイトにすることも
でき、これはユーザが自分のMICROSOFT EX
CEL 2002表計算プログラム用の自分の「ホーム
ページ」として設定したものである。何らかの理由で、
ユーザが「ホームページ」を自分のMICROSOFT
EXCEL 2002表計算プログラム内で割り当て
ていなかった場合、最初のWebページは、ユーザのW
ebブラウザプログラム用のレジストリにおけるデフォ
ルトページとして設定されているWebページとなる。
しかし、ユーザがホームページを自分のWebブラウザ
プログラム用に割り当てていなかった場合、最初のペー
ジに、Webクエリにハードコードされた所定のURL
がロードされる。
【0037】たとえば、ユーザの表計算プログラムがM
ICROSOFT EXCEL 2002表計算プログ
ラムであり、ユーザのWebブラウザプログラムがMI
CROSOFT INTERNET EXPLORER
ブラウザプログラムであった場合、最初のWebページ
は、レジストリの場所「HKey_Current_U
ser\Software\Microsoft\of
fice\10.0\Excel\Options\W
ebQuery HomePage」に格納されたUR
Lとなる。このレジストリ入力が存在しなかった場合、
レジストリの場所「HKey_Current_Use
r\Software\Microsoft\Inte
rnet Explorer\Main\Start
Page」が、ユーザのMICROSOFT INTE
RNET EXPLORERブラウザプログラムの最初
のWebページを含んでおり、これが検査される。しか
し、このレジストリの場所が存在しなかった場合、ダイ
アログボックスには、「http://www.ms
n.com」などの所定のURLまたは他のいずれかの
URLがロードされる。最初のページがロードされた
後、ユーザは、表計算プログラムへのインポートにおい
て関心のある表データを含む任意のWebページへナビ
ゲートする自由を有しており、これは、リモートサイト
へグラフィカルにホットリンクすることによって、ある
いは、所望のWebページの有効なURLを手動で入力
することによって行う。
【0038】別の代替方法として、ユーザが所望のUR
Lを、もっとも最近表示されたWebサイトのリストを
含むドロップダウンメニューから選択することができ
る。Webクエリを作成したいユーザは典型的には、表
データを含むWebページにナビゲートするが、ユーザ
がWebクエリダイアログボックスを使用して、表デー
タを含むものだけでなく、World Wide We
b上のいかなるサイトにもナビゲートできることに留意
されたい。
【0039】WebページがWebクエリダイアログボ
ックス内で表示されると、Webページ内の表データな
ど、データオブジェクトが解析される。トリガイベント
は、Webクエリダイアログボックスの起動、および、
Webページの、ダイアログボックスにおいてホストさ
れたWebブラウザモジュールへのダウンロードであ
る。Webページのローディングが終了すると、HTM
L文書は、MICROSOFT EXCEL 2002
表計算プログラムにインポートすることができる表デー
タなど、データオブジェクトについて走査される。たと
えば、ユーザがWebクエリをMICROSOFT E
XCEL 2002表計算プログラムにおいて作成した
場合、Webページが、Webクエリダイアログボック
スにダウンロードされたとき、表データについて走査さ
れる。同様に、ユーザがデータを、MICROSOFT
POWERPOINTプレゼンテーションプログラム
などのプレゼンテーションプログラムにインポート中で
あった場合、Webページがグラフィカルデータについ
て走査される。この出願のためにのみ、解説は、表デー
タをMICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラムにインポートすることを対象とすることに留
意されたい。しかし、テキスト、グラフィカルおよびデ
ータベースなど、他のフォーマットのオブジェクトを、
このようなデータフォーマットをサポートする他のアプ
リケーションプログラムへ、本発明の範囲から逸脱する
ことなくインポートできることは、当業者には理解され
よう。
【0040】出会った表データの各インスタンスについ
て、アイコンが作成され、表データに関連付けられる。
アイコンは、ユーザが、表計算プログラムにインポート
することができる表データのあらゆるインスタンスを迅
速に識別するための助けとなる。たとえば、表データ
を、HTML文書内で、TABLE、PRE、XMP、
LISTINGおよびPLAINTEXTなど、いくつ
かのタグのうちの1つに格納することができる。したが
って、HTML文書において出会った、上に列挙した各
タグについて、アイコンが生成され、各タグに関連付け
られる。しかし、TABLEタグを、HTML文書内で
プレースホルダまたはスペーサとして使用することがで
き、これは意味のあるデータを含まなくてもよい。した
がって、プレースホルダとして使用されるTABLEタ
グのこれらの特定のインスタンスを省略することは助け
になる。したがって、アイコンを、TABLEタグに格
納された表データのインスタンスと関連付ける前に、T
ABLEタグの水平および垂直の寸法が検索される。水
平または垂直の寸法のいずれかがしきい値よりも小さか
った場合、アイコンがその特定のTABLEタグと関連
付けられない。たとえば、TABLEタグがスペーサと
して使用されるかどうかを判定するためのしきい値を8
画素にすることができ、それは、これが標準テキスト文
字の最小寸法であるからである。このように、8画素よ
り小さい垂直または水平の寸法を有するいかなるTAB
LEオブジェクトも、意味のあるデータを含まない可能
性が高く、したがってバイパスされる。
【0041】アイコンが表データの各インスタンスに関
連付けられると、表データの各インスタンスについての
左上隅の絶対位置が計算される。典型的には、HTML
文書において、HTML文書内の各オブジェクトの位置
が、親オブジェクトに相対的に述べられる。親オブジェ
クトの位置は、HTML文書の本文に相対的に述べられ
る。したがって、表データの各インスタンスの絶対位置
を計算するため、表データの各インスタンスのための相
対位置がドキュメントオブジェクトモデル(「DO
M」)から検索される。次に、表データの各インスタン
スについて、相対位置がその親の相対位置に加算され
る。したがって、表データの各インスタンスについての
合計の相対位置が得られる。次に、各表データについて
の合計の相対位置が、Webページの本文の開始の絶対
位置に加算されて、表データの各インスタンスについて
の絶対位置が得られる。この計算は2回実行される。す
なわち、垂直または「上」の位置について1回、およ
び、水平または「左」の位置について1回である。典型
的には、表データの各インスタンスの左上隅についての
絶対位置が計算される。しかし、表データのいかなる部
分の絶対位置も、本発明の範囲を変更することなく計算
することができる。表データの左上隅の絶対位置が計算
された後、アイコンが、計算された絶対位置に近接し
て、HTML文書に挿入される。これにより、ユーザが
アイコンを表データにグラフィカルに関連付けることが
できることを保証する。
【0042】図を参照すると、図2は、Webクエリダ
イアログボックス205がWebページを表示する方法
の例示である。Webクエリダイアログボックス205
は典型的には、MICROSOFT EXCEL 20
02表計算プログラム内で表示される。Webクエリダ
イアログボックス205は典型的には、現在表示中であ
るWebページのURLを表示するためのアドレスバー
210を含む。Webクエリダイアログボックス205
は一連のコマンドボタンも含み、これは、アドレスバー
210において表示されたURLをダウンロードするた
めの「GO」ボタン215、および、以前のURLを表
示するための「BACK」ボタン220などである。ダ
イアログボックス205は、ユーザが表データをインポ
ートすることができる「IMPORT」ボタン235、
および、Webクエリ操作を打ち切り、Webクエリダ
イアログボックス205を閉じるために使用することが
できる「CANCEL」ボタン240も含む。
【0043】ダイアログボックス205はWebブラウ
ザコントロール225も動作し、これはSHDOCV
W.DLLとしても知られる。Webブラウザコントロ
ール225はOCXであり、これは、Webブラウザモ
ジュール、または、ワードプロセッサ若しくは表計算プ
ログラムなど、他のActiveX文書をホストするこ
とができる。Webブラウザコントロール225は、M
SHTML.DLLと呼ばれるWebブラウザモジュー
ルをホストし、これは、HTML文書を解析かつ表示す
ることができる。したがって、このような方法におい
て、Webブラウザコントロール225が、Webペー
ジをダイアログボックス205内に表示することができ
る。
【0044】図3は、ウィンドウ300の例示であり、
これは、MICROSOFT EXCEL 2002表
計算プログラムにおいて、ユーザが外部データをMIC
ROSOFT EXCEL 2002ワークシートにイ
ンポートするためのオプションを選択したときの、典型
的な画面表示を示す。MICROSOFT EXCEL
2002ウィンドウ300は、ドロップダウンメニュ
ーバー305およびコマンドバー310を含む。MIC
ROSOFT EXCEL 2002ウィンドウ300
は、閲覧領域315も含む。MICROSOFT EX
CEL 2002プログラムの内容が、閲覧領域315
において閲覧され、これは、テキスト、数値、公式など
を含むことができる複数のセルを含む。
【0045】MICROSOFT EXCEL 200
2ウィンドウ300に関連付けられたものが、「新しい
Webクエリ(New Web Query)」ダイア
ログボックス320であり、表計算プログラム内に現れ
る。新しいWebクエリダイアログボックス320は、
Webページに関連付けられたURLを含む標準のアド
レスバー325、および、Webページの内容を表示す
る閲覧領域330を含む。典型的には、アドレスバー3
25が最初に、新しいWebクエリオプションが選択さ
れたときにプレロードされる最初のURLを含む。通常
は、最初のURLは、レジストリキー「HKey_Cu
rrent_User\Software\Micro
soft\Office\10.0\Excel\Op
tions\WebQuery HomePage」に
含まれた、ユーザのスタートアップWebページのアド
レスである。しかし、ユーザがMICROSOFT E
XCEL表計算プログラム用に選択された最初のスター
トアップWebページを格納しなかった場合、レジスト
リキー「HKey_Current_User\Sof
tware\Microsoft\Internet
Explorer\Main\Start Page」
内にユーザのMICROSOFT INTERNET
EXPLORERブラウザプログラム用のホームページ
として格納されているWebページがロードされる。し
かし、ユーザが、自分のMICROSOFT INTE
RNET EXPLORERブラウザプログラム用のホ
ームページとして列挙されたURLアドレスを有してい
なかった場合、「www.msn.com」など、事前
定義されたURLがアドレスバーにロードされる。この
最後の事前定義されたURLは、MICROSOFT
EXCEL 2002表計算プログラムに「ハードコー
ド」されている。この時点で、ユーザは自由にインター
ネットをナビゲートして、インポートしたい表データを
含むWebページを探し出すことができる。ユーザは、
手動でWebサイトのURLをアドレスバー325に入
力することができ、あるいは、ポインティングデバイス
を使用して、インターネット中を操作することができ
る。ユーザが適切なWebページを選択した後、これが
インターネットブラウザモジュールにダウンロードされ
る。例示においては、アドレスバーがURL「htt
p://finance.yahoo.com/q?s
=msft&d=v1」を含み、これが、ダイアログボ
ックス320の閲覧領域330において表示されたWe
bページに関連付けられる。
【0046】複数のアイコン340−1〜340−3
は、それぞれ視覚的属性を有し、Webページにおいて
表データの各インスタンスに近接して表示される。各ア
イコン340が、Webページ上のどのオブジェクトが
表データであり、表計算プログラムにインポートするこ
とができるかについての視覚的指示を、ユーザに提供す
る。加えて、Webページ全体のためのアイコン335
が、閲覧領域330の左上隅に表示される。これはユー
ザに、Webページ全体の内容を表計算プログラムにイ
ンポートすることができることを指示する。表データの
各インスタンスに関連付けられたアイコン340−1〜
340−3、および、Webページ全体のためのアイコ
ン335は、すべて少なくとも1つの視覚的属性を有
し、これは、色、記号、テキスト、フォント、または、
これらに関連付けられたこれらの要素の組み合わせなど
である。たとえば、例示においては、各アイコン(33
5、340−1〜340−3)が、ボックスによって囲
まれた矢印を含み、この背景色が黄色に設定される。こ
れらのアイコン(335、340)が、表データを含む
Webページにおいてオブジェクトを迅速に識別する利
点を提供する。このように、基のHTML文書を見直さ
なければならないのではなく、ユーザは単に、新しいW
ebクエリダイアログボックス320において表示され
たWebページを見て、どの要素をWebクエリにイン
ポートすることができるかについてのグラフィカルな表
現を得ることができる。
【0047】図4は、ユーザが表データのインスタンス
をWebページから選択した後の、MICROSOFT
EXCEL 2002ウィンドウ300を示す、典型
的な画面表示の例示である。例示では、カーソル345
が、表データ405に関連付けられたアイコン410の
上に位置付けられる。カーソル345がアイコン41
0、または他のいずれかのアイコンの上に位置付けられ
るとき(「mouseover」イベントとして知られ
る)、アイコン410に関連付けられた視覚的属性が変
更される。たとえば、図および例示的実施形態では、カ
ーソル345がアイコン410の上に位置付けられると
きはいつでも、アイコン410の背景色が黄色から緑色
へ変化した。これにより、ユーザへ、表データが選択す
るために使用可能であるという視覚的指示を提供する。
加えて、「mouseover」イベントの間、表デー
タと同じ寸法を有するボックス415など、第2のイン
ジケータを、アイコン410に関連付けられた表データ
405の上に位置付けることができる。この第2のイン
ジケータは、追加の視覚的サインをユーザに提供し、W
ebページ上のどの表データをユーザが選択することが
できるかを例示する。第2のインジケータはGIF画像
415から成る。GIF画像415は、透過的な強調表
示画像の周囲の、枠付きボックスから成る。枠付きボッ
クスは、暗色(たとえば青)に対応する色値から成り、
これが視覚的に表データ405をWebページの残りか
ら分離する。強調表示またはボックスの内部は、透過G
IFフォーマットの画像を含む。透過GIFフォーマッ
トの画像により、ユーザが表データ405を、ボックス
を介して見ることができる。加えて、テキストボックス
420を表示して、ユーザに、表データについての追加
情報を提供することもできる。例示的実施形態では、m
ouseoverイベントが起こるときは、テキストボ
ックス420が、アイコン410に近接して、「クリッ
クしてこの表を選択(Click to select
this table)」という命令と共に現れる。
他の適切な命令をテキストボックス420内に、本発明
の範囲を変更することなく配置できることは、当業者に
は理解されよう。たとえば、テキストボックス420
は、別法として、表データが名前付きの範囲であった場
合、表データの名前を含むことができる。
【0048】図5は、MICROSOFT EXCEL
2002表計算プログラムにおける画面表示の例示で
あり、リフレッシュ可能なWebクエリをMICROS
OFT EXCEL 2002ワークシートにおいて作
成する結果を例示する。MICROSOFT EXCE
L 2002ウィンドウ300は、内容ウィンドウ(c
ontent window)315(図3)において
表示されたセル内にインポートされた表データ502を
示す。「外部データ(External Data)」
メニューボックス504が、表データ502に近接して
表示され、これは、「クエリの編集(Edit Que
ry)」ボタン506、「データ範囲プロパティ(Da
ta Range Properties)」ボタン5
08、「クエリパラメータ(Query Parame
ters)」ボタン510「データのリフレッシュ(R
efresh Data)」ボタン512、「リフレッ
シュの取り消し(Cancel Refresh)」ボ
タン514、「すべてのリフレッシュ(Refresh
All)」ボタン516、および「ステータスのリフ
レッシュ(Refresh Status)」ボタン5
18を含む。「データのリフレッシュ」ボタン512が
選択されたとき、表データ502が、表データを含むW
ebページにおいて起こったいかなる変化によっても、
自動的に更新される。
【0049】図6は、表データをWebページからMI
CROSOFT EXCEL 2002ワークシート
へ、Webクエリダイアログボックス320(図3)を
使用してインポートするための方法を例示する、ルーチ
ン600の論理的流れ図である。ルーチン600はステ
ップ605で開始し、ユーザが、新しいWebクエリダ
イアログボックス320(図3)を表計算プログラム内
から開くためのコマンドを選択する。ステップ605の
後にステップ610が続き、ユーザが新しいWebクエ
リダイアログボックスを作成することを意図したか、既
存のWebクエリダイアログボックスを開くことを意図
したかについての判定がなされる。ユーザが新しいWe
bクエリダイアログボックス320を作成することを選
択した場合、「作成」分岐の後にステップ615が続
き、最初のWebページが新しいWebクエリダイアロ
グボックス320にロードされる。最初のWebページ
は、ユーザが自分のMICROSOFT EXCEL
2002表計算プログラム用の自分の「ホームページ」
として設定した、いかなるWebサイトにすることもで
きる。何らかの理由で、ユーザがホームページを自分の
MICROSOFT EXCEL 2002表計算プロ
グラムにおいて設定していなかった場合、自分のMIC
ROSOFT INTERNET EXPLORERブ
ラウザプログラム用のホームページが、Webクエリダ
イアログボックスにおける最初のページとして使用され
る。しかし、ユーザが自分のMICROSOFT IN
TERNET EXPLORERブラウザプログラム内
で関連付けられた「ホームページ」を有していなかった
場合、表示される最初のページが、MICROSOFT
EXCEL 2002表計算プログラムにハードコー
ドされたWebサイトとなる。たとえば、レジストリの
場所「HKey_Current_User\Soft
ware\Microsoft\Office\10.
0\Excel\Options\WebQuery
HomePage」に格納された、MICROSOFT
EXCEL 2002表計算プログラムに関連付けら
れた最初のWebページが、最初のWebページとして
Webクエリダイアログボックスにロードされる。何ら
かの理由で、このキーが存在しなかった場合、Webペ
ージが、レジストリの場所「HKey_Current
_User\Software\Microsoft\
Internet Explorer\Main\St
art Page」に格納された、ユーザのMICRO
SOFT INTERNET EXPLORERの「ホ
ームページ」となる。しかし、このレジストリの場所に
格納されたURLがなかった場合、MICROSOFT
EXCEL 2002表計算プログラムにハードコー
ドされた所定のURLが、Webクエリダイアログボッ
クスに最初のホームページとしてロードされる。たとえ
ば、ユーザが、自分のMICROSOFT INTER
NET EXPLORERブラウザプログラム用の自分
のデフォルトホームページとして指定された、最初のW
ebページを有していなかった場合、URL「htt
p://www.msn.com」が最初にダイアログ
ボックスにロードされる。最初のWebページがダイア
ログボックスにロードされた後、ユーザは、自由にイン
ターネットをナビゲートして、自分のMICROSOF
T EXCEL 2002ワークシートにインポートし
たい、表データを含むWebページを、ロードすること
ができる。
【0050】ステップ615の後にステップ620が続
き、ユーザがダイアログボックス内で、MICROSO
FT EXCEL 2002表計算プログラムにインポ
ートするための表データを、Webページからグラフィ
カルに選択する。ユーザは、マウスなどのポインティン
グデバイスを使用して、カーソルを表データの上に位置
付けてデータを選択することができる。別法として、ユ
ーザは、キーボード、スタイラス、ライトペンなど、他
のポインティングデバイスを使用して、表データを選択
することもできる。たとえば、ユーザが「TAB」キー
を使用して、Webページに表示された、表データのあ
るインスタンスから表データの別のインスタンスへ順次
に移動することができる。ユーザがカーソルを、ユーザ
が自分のMICROSOFT EXCEL 2002ワ
ークシートにインポートしたい表データの上に位置付け
た後、次いで、ユーザがデータを選択する。典型的に
は、データは、マウス上で事前定義されたボタンをクリ
ックすることによって選択される。しかし、表データを
選択する他の方法を使用することができ、これは、キー
ボード上で「ENTER」キーを押し下げること、また
は、スタイラスを押し下げることなどである。この解説
は、データの単一のインスタンスを選択することを対象
としたが、Webページ内の表データの多数のインスタ
ンスを選択できることを理解されたい。
【0051】次に、ステップ620の後にステップ62
5が続き、選択された表データがMICROSOFT
EXCEL 2002ワークシートへ、クエリテーブル
としてインポートされる。典型的には、ユーザが、MI
CROSOFT EXCEL2002ワークシート内で
クエリテーブルが位置付けられる位置を、カーソルを所
望の場所に近接したセルの上に配置して、事前定義され
たマウスボタンまたはキーを押し下げることによって、
選択する。最後に、表データがMICROSOFT E
XCEL 2002ワークシートにインポートされた
後、ステップ625の後に「終了」ステップが続く。
【0052】しかし、ステップ610へ戻ると、ユーザ
が新しいWebを作成することを選択せずに、既存のW
ebクエリを開いた場合、「編集」分岐の後にステップ
630が続き、既存のWebクエリに関連付けられたW
ebページがWebクエリダイアログボックスにロード
される。たとえば、ユーザが先にWebクエリを作成し
ていた場合、ユーザは、クエリテーブルを表計算プログ
ラムにおいて選択し、編集コマンドをメニューバーから
呼び出すことによって、既存のWebクエリを開くこと
ができる。WebページがWebクエリダイアログボッ
クスにロードされた後、ルーチン600がステップ62
0へ進行し、ユーザが、編集、あるいは表計算プログラ
ムにWebクエリとしてインポートするための、表デー
タの少なくとも1つのインスタンスをグラフィカルに選
択する。既存のWebクエリダイアログボックスにイン
ポートするための表データを選択するための方法は、上
述の、新しいWebクエリダイアログボックスにインポ
ートするための表データを選択するための方法に等し
い。次いで、ステップ620の後にステップ625が続
き、選択された表データがMICROSOFT EXC
EL 2002ワークシートにインポートされる。最後
に、ステップ625の後に「終了」ステップが続く。
【0053】図7は、図6のルーチン615を例示する
論理的流れ図であり、WebページをWebクエリダイ
アログボックスにロードするものである。ルーチン61
5はステップ705で開始し、アイコンおよびイベント
ハンドラが生成され、Webページ全体に関連付けられ
る。アイコンをWebページ全体に関連付けることによ
り、ユーザが、表データの特定のインスタンスではな
く、Webページ全体を表計算プログラムにインポート
することができる。
【0054】次に、ステップ705の後にステップ71
0が続き、最初の表データオブジェクトがドキュメント
オブジェクトモデル(「DOM」)から検索される。表
データを、Webページにおけるいくつかの異なるオブ
ジェクトに格納することができる。具体的には、DOM
が、TABLE、PRE、XMP、LISTINGおよ
びPLAINTEXTオブジェクトについて走査され、
これらのすべてが表データを格納することができる。こ
れらのオブジェクトのうちの最初のものに出会ったと
き、Webページにおけるオブジェクトの位置が示され
る。テキスト、グラフィカルファイル、ビデオファイル
など、表データを含まない任意のオブジェクトはパスさ
れる。しかし、これらのオブジェクトを表データ中にネ
ストすることができる。したがって、非表データが表デ
ータ内に埋め込まれる場合では、非表データをWebク
エリにインポートすることができる。
【0055】次に、ステップ710の後にステップ71
5が続き、TABLEオブジェクトの水平および垂直の
寸法が所定の値よりも大きいかどうかの判定がなされ
る。表データを保持するほかにも、TABLEオブジェ
クトをWebページレイアウト内でプレースホルダまた
はスペーサとして使用することができる。これらのTA
BLEオブジェクトをユーザへ、表計算プログラムにイ
ンポートすることができる表データのインスタンスとし
て指示することは、Webクエリの作成を簡素化するよ
りもむしろ複雑にする。TABLEオブジェクトの垂直
または水平の寸法が事前定義された値よりも小さかった
場合、表データを含むオブジェクトがプレースホルダと
して使用中であるという仮定が行われる。したがって、
スペースとして使用されるこれらのTABLEオブジェ
クトは、Webクエリとしてインポートすることができ
る可能なオブジェクトとしてみなされない。例示的実施
形態では、事前定義された値が、TABLEオブジェク
トの水平および垂直の寸法について8画素である。8画
素がしきい値として選択されたが、これは、Webペー
ジ上で表示することができる最小テキストサイズが典型
的には8画素であるからである。したがって、幅または
高さが8画素より小さいいかなるオブジェクトも、スペ
ーサである可能性が高い。8画素がしきい値として設定
されるが、本発明の範囲を変更することなく、いかなる
数の画素も、TABLEタグが単にスペーサであるかど
うかを判定するためのしきい値として選択できること
は、当業者には理解されよう。
【0056】水平および垂直の寸法が、事前定義された
値よりも大きいという判定がなされた場合、「YES」
分岐の後にステップ720が続き、DOMにおける表デ
ータオブジェクトおよびその位置がキャッシュメモリの
場所に格納される。
【0057】次に、ステップ720の後にステップ72
5が続き、DOMにおける最後の表データオブジェクト
が検索されたかどうかの判定がなされる。最後の表デー
タオブジェクトがDOMから検索された場合、「YE
S」分岐の後にステップ730が続き、キャッシュメモ
リに格納され、配置された最初の表データが、キャッシ
ュメモリから検索される。
【0058】次いで、ステップ730の後にステップ7
35が続き、アイコンが生成され、表データに関連付け
られる。アイコンは、それらをユーザが見やすくするた
めの、少なくとも1つの視覚的属性を有する。たとえ
ば、視覚的属性を、色、テキスト文字、特殊文字、グラ
フィカルオブジェクトなどにすることができる、例示的
実施形態では、各アイコンが、黒い枠付きの黄色のボッ
クス内に含まれた右向きの矢印からなる。アイコンが作
成された後、これらがHTML文書における最上層に配
置されて、これらが常にユーザに対して可視であること
が保証される。具体的には、zIndex値が、HTM
L文書におけるあらゆるオブジェクトに関連付けられ、
オブジェクトがHTML文書のどの層に現れるかを指示
するものであり、これが「maxint」として定義さ
れた最大値に設定される。zIndex値を最大値「m
axint」に設定することにより、アイコンをHTM
L文書の最上層に配置する。したがって、アイコンが常
に、Webクエリダイアログボックス内でユーザに対し
て可視となる。
【0059】ステップ735の後にステップ740が続
き、表データを含む各オブジェクトの絶対位置が計算さ
れる。典型的には、HTML文書におけるオブジェクト
が親子階層関係によって定義され、子オブジェクトの位
置が親オブジェクトに相対的なオフセット値として与え
られる。各親オブジェクトは、HTML文書の<BOD
Y>タグに相対的なオフセット値によって定義される。
しかし、親オブジェクトが同時に子オブジェクトでもあ
る可能性があることに留意されたい。これらの場合で
は、親オブジェクトでも子オブジェクトでもある表デー
タオブジェクトの位置が、それ自体の親オブジェクトに
相対的に計算される。親オブジェクトがそれ自体であ
り、子オブジェクトでなかったときのみ、その位置が<
BODY>タグからのオフセット値として与えられる。
【0060】次に、ステップ740の後にステップ74
5が続き、各アイコンが、表データを含む各オブジェク
トに近接して位置付けられる。例示的実施形態では、ア
イコンが、表データを含む、対応するオブジェクトの左
上隅に近接して配置される。しかし、本発明の範囲を変
更することなく、アイコンを、上、下または横などに近
接した、他の3つの隅のいずれか1つに近接するなど、
オブジェクトに近接した他の場所に配置することができ
ることは、当業者には理解されよう。アイコンをオブジ
ェクトに近接して位置付けることにより、表データをユ
ーザへ、より満足のいくユーザフレンドリーな方法で、
Webクエリダイアログボックスにおいて表示されたW
ebページを混乱させることなく、提示する。
【0061】最後に、ステップ745の後にステップ7
50が続き、キャッシュメモリにおける最後のデータオ
ブジェクトに達したかどうかについての判定がなされ
る。キャッシュメモリにおける最後の表データオブジェ
クトに達した場合、「YES」分岐の後に「終了」ステ
ップが続く。しかし、Webページにおける最後の表オ
ブジェクトに達していなかった場合、「NO」分岐の後
にステップ755が続き、キャッシュメモリに格納され
た次の表データオブジェクトが検索される。次いで、ス
テップ755がステップ735にループバックし、表デ
ータオブジェクトに近接してアイコンを追加する処理が
繰り返される。
【0062】ステップ715へ戻ると、TABLEオブ
ジェクトの水平または垂直の寸法が所定の値より小さい
という判定がなされた場合、TABLEオブジェクトが
意味のあるデータを含んでいないことが判定され、「N
O」分岐の後に直接ステップ725が続き、DOMにお
ける最後の表データオブジェクトに達したかどうかの判
定がなされる。DOMにおける最後の表データオブジェ
クトに達した場合、「YES」分岐の後にステップ73
0が続き、アイコンを、キャッシュメモリに格納された
表データの各インスタンスに関連付ける処理が開始され
る。しかし、DOMにおける表データの最後のインスタ
ンスに達していなかったという判定がなされた場合、
「NO」分岐の後にステップ760が続き、DOMにお
ける表データの次のインスタンスが検索され、アイコン
をWebページに挿入する処理が繰り返される。
【0063】図9は、図7のルーチン740を例示する
論理的流れ図であり、表データを含む各オブジェクトの
絶対位置が計算される。ルーチン740はステップ80
5で開始し、表データを含むオブジェクトの左上隅の相
対位置を定義する値がDOMから検索される。典型的に
は、HTML文書内で、オブジェクトが親子階層関係に
おいてセットアップされる。階層関係における各親オブ
ジェクトは、多数の子オブジェクトを有することができ
る。加えて、各子オブジェクト自体が親オブジェクトで
あり、多数の子オブジェクトを有する可能性がある。H
TML文書における一番上または最上の親オブジェクト
が、<BODY>要素である。<BODY>要素の子で
ある各オブジェクトの位置に、<BODY>要素の絶対
位置に相対的な値が与えられる。後続の各子要素の位置
が、その親オブジェクトに相対的な値によって与えられ
る。すなわち、HTML文書における各オブジェクトの
位置が、その親に相対的なオフセットとして与えられ
る。Webクエリダイアログボックス内の表データの各
インスタンスの位置が、Webクエリダイアログボック
スのサイズに依存することに留意されたい。ダイアログ
ボックスは一般にサイズを変更することができるので、
ダイアログボックス内のオブジェクトの位置は、Web
クエリダイアログボックスのサイズが変更されたときに
変更することができる。したがって、Webクエリダイ
アログボックスのサイズが変更されるたびに、表データ
の各インスタンスの位置も再計算されなければならな
い。
【0064】ステップ805の後にステップ810が続
き、子および親オブジェクトの間の相対位置が共に、対
象のオブジェクトから開始して、HTML文書の<BO
DY>タグである最上の親オブジェクトまではるかにさ
かのぼって加算される。たとえば、表データが、<BO
DY>タグの子オブジェクトである<TABLE>タグ
に含まれた場合、<TABLE>タグの位置が単にオフ
セット値によって与えられる。もう1つの例として、表
データが、<PLAINTEXT>タグの子である<T
ABLE>タグに含まれ、<PLAINTEXT>タグ
それ自体が<BODY>タグの子であった場合、<TA
BLE>タグの位置が、<TABLE>タグのオフセッ
ト値および<PLAINTEXT>タグのオフセット値
を加算することによって計算される。この方法におい
て、表データを含むオブジェクトの絶対位置が計算され
る。最後に、ステップ810の後に「END」ステップ
が続く。
【0065】図10は、ルーチン620を例示する論理
的流れ図であり、ユーザが、アプリケーションプログラ
ムにインポートするための表データを含むオブジェクト
を選択する。ルーチン620はステップ905で開始
し、ユーザがカーソルを、表データのインスタンスに関
連付けられたアイコンの1つの上に位置付けたかどうか
についての判定がなされる。ユーザがカーソルをアイコ
ンの1つの上に位置付けた場合、「YES」分岐の後に
ステップ910が続き、アイコンの視覚的属性が変更さ
れる。たとえば、例示的実施形態では、アイコンの視覚
的属性は背景色であり、これは黄色に設定されている。
しかし、カーソルがアイコンの上をさまよっていると
き、これは「mouseover」イベントとしても知
られており、背景色が黄色から緑色へ変化する。これに
より、その特定のアイコンに関連付けられた表データを
選択することができるという視覚的フィードバックを、
ユーザに提供する。
【0066】ステップ910の後にステップ915が続
き、ボックスが、表データを含むオブジェクトの上に配
置される。ボックスは「blank.gif」画像に格
納されており、背景属性および枠属性を含む。枠属性
が、システムの強調表示色の値に設定される。背景属性
は、空または「透過」である。したがって、ボックスの
下にあるいかなる表データまたはテキストも、表示上で
ユーザに対して可視である。ボックスがWebページに
おける第3の層に配置され、これは、ボックスに関連付
けられたzIndexを、可能とされた層の最大数に設
定することによって行い、これは「maxint」から
2を引いた値(maxint−2)によって与えられ
る。ボックスを、HTML文書における最大層以下に配
置することにより、強調表示画像が表示されたときに
「ちらつき」が表示上で起こらないことが保証される。
「ちらつき」は、強調表示された画像のzIndex値
がアイコンのzIndex値よりも高かった場合に起こ
り、それがアイコンの上になり、かつアイコンに「mo
useover」イベントを受けさせるようにし、交互
にアイコンを覆い隠す。しかし、mouseoverイ
ベントは、アイコンが覆い隠されたときに停止する。こ
れが、強調表示された画像が消えることをトリガする
が、そうなったとき、mouseoverイベントは、
マウスが移動されなかったとしても再度発する。繰り返
しmouseoverイベントを発するこのサイクル
が、「ちらつき」を引き起こすものである。
【0067】ステップ915の後にステップ920が続
き、ユーザが表計算プログラムにインポートするための
オブジェクトを選択したかどうかについての判定が、
「オンクリック(on−click)」イベントが表デ
ータのインスタンスの上で起こったかどうかを判定する
ことによって行われる。「オンクリック」イベントが起
こった場合、「YES」分岐の後にステップ925が続
き、アイコンの視覚的属性が再度変更される。たとえ
ば、「オンクリック」イベントが起こったとき、表デー
タに関連付けられたアイコンが、右向きの矢印から、緑
色の背景上のチェックマークに変化する。次に、ステッ
プ925の後にステップ930が続き、表データを含む
オブジェクトの背景属性が変更される。具体的には、オ
ブジェクトの背景属性が、その元の色から、システムの
強調表示色および白色からなる混合色へ変更される。オ
ブジェクトの元の背景属性がメモリに格納され、ユーザ
が表データを含むオブジェクトを選択解除した場合、元
の背景色を復元できるようにする。アイコンの視覚的属
性および背景属性の変更により、ユーザに、表データが
選択されており表計算プログラムにインポートされる準
備ができたという、視覚的確認を提供する。
【0068】加えて、いくつかのWebページは、1ペ
ージ上に表示することができるものより多くの素材を含
む。それに伴い、いくつかのWebページが多数のペー
ジまたはフレームを有する可能性がある。Webページ
が多数のフレームを含んだとき、すべてのフレームが表
データについて走査され、これについてアイコンが作成
され、これに関連付けられる。加えて、各フレームがそ
れ自体のウィンドウおよびURLを有し、Webページ
のURLではなくフレームのURLを、Webクエリを
作成するときに使用しなければならない。さらに、表デ
ータのインスタンスが先に別のフレーム上で選択されて
いた場合、その表データのインスタンスは、表データの
新しいインスタンスが別のフレーム上で選択されたとき
に選択解除される。したがって、同じフレーム内の多数
の表のみを、同時に選択してインポートすることができ
る。さらに、その後、ユーザが表データをリフレッシュ
したとき、Webページ全体ではなく、選択された表デ
ータを含むフレームのみがWebクエリにロードされ
る。表データを単一のフレームからインポートすること
は、MICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラムの制限であって、Webクエリダイアログの
ものではないことに留意されたい。それと反対に、We
bクエリダイアログは、ユーザが表を多数のフレームか
ら選択かつインポートできるようにすることができる。
したがって、表を単一のフレームからインポートする制
約は、MICROSOFT EXCEL 2002表計
算プログラムが、データを多数のフレームの間で転送で
きないことから起こる。
【0069】リフレッシュ可能なWebクエリ 本発明はソフトウェアユーティリティにおいて実施する
ことができ、これを「Webクエリスマートタグ」(W
QST)と称することができる。このユーティリティの
一実施形態が、MICROSOFT EXCEL 20
02およびINTERNET EXPLORER 5.
0ソフトウェアプログラムに組み込まれる。WQSTユ
ーティリティにより、ユーザがより容易にリフレッシュ
可能なWebクエリを作成することができる。「ソフト
ウェアユーティリティ」という用語は、典型的には、ソ
フトウェア機能、ルーチン、またはダイナミックリンク
ライブラリ(DLL)を示し、これは、事前定義された
インタフェースのセットを介して他のソフトウェアモジ
ュールによってアクセス可能な、独立したオブジェクト
またはモジュールとして構成される。しかし、本明細書
の意味内の「ユーティリティ」を、コンピュータオペレ
ーティングシステム、または、Web開発アプリケーシ
ョンプログラムなどのアプリケーションプログラムに組
み込むこともできる。したがって、本発明は、本明細書
において記載されたWQSTユーティリティの方法を実
行する、いかなるタイプのソフトウェアモジュールまた
はシステムをも包含し、ダイナミックリンクライブラリ
(DLL)など、特定のオブジェクト構成に限定されな
い。加えて、本発明を表計算プログラムに関連して記載
するが、本発明が、ユーザが表データをWebページか
らインポートすることができる他のプログラム、専用の
Webオーサリングツール、文書処理プログラム、プレ
ゼンテーションプログラム、描画プログラムなどに適用
可能であることは、当業者には理解されよう。
【0070】WQSTユーティリティにより、ユーザ
が、いくつかの方法のうちの1つを使用して、リフレッ
シュ可能なWebクエリをWebブラウザプログラムか
ら直接作成することができる。最初の方法は、「コピー
−ペーストWebクエリ」方法として知られており、ユ
ーザが、インターネットブラウザモジュールにおいて開
かれたWebページにおいて表示された表データをコピ
ーし、この表データを表計算アプリケーションへ、コピ
ー−ペーストコマンドを呼び出すことによってインポー
トすることができる。もう1つの方法は「Micros
oft Excelへエクスポート」として知られてお
り、これにより、ユーザが表データをWebページにお
いて選択することができ、これは、カーソルがWebブ
ラウザプログラムにおいて位置付けられてドロップダウ
ンコンテキストメニューを表示する間に、右マウスボタ
ンを押し下げることによって行う。コンテキストメニュ
ーは、ユーザに、表データをMICROSOFT EX
CEL 2002表計算プログラムへエクスポートする
ためのオプションを提供する。
【0071】最後の方法は「Microsoft Ex
celで編集」として知られており、MICROSOF
T INTERNET EXPLORER Webブラ
ウザプログラムにあるオプションであり、選択されたと
き、MICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラムを起動する。このオプションにアクセスする
には、ユーザがWebページをMICROSOFT I
NTERNET EXPLORER Webブラウザプ
ログラムにおいて開き、ツールバー上のドロップダウン
メニューから「Microsoft Excelで編
集」オプションを選択する。WebページがMICRO
SOFT EXCEL 2002表計算プログラムによ
り作成された場合、MICROSOFT EXCEL
2002表計算プログラムを使用して、ファイルが開か
れる。しかし、Webページが別のプログラムにより作
成された場合、Webページ全体がWebクエリダイア
ログボックスにインポートされ、次いで、ユーザが表計
算プログラムにインポートしたい表データを選択するこ
とができる。
【0072】典型的には、ユーザがWebページから表
計算プログラムへコピーしたいデータのブロックは、本
質において表である。これは、表計算プログラムが特に
表データを操作するために設計されているという事実に
よる。しかし、表計算プログラムは、テキストまたはグ
ラフィックなど、他のタイプのデータを操作することが
できる。したがって、この適用例の目的では、WQST
ユーティリティを、表データの操作に関連して記載する
が、本発明の範囲から逸脱することなく、リフレッシュ
可能なWebクエリを、テキスト、グラフィックなど、
他の形式のデータを使用して作成できることは、当業者
には理解されよう。3つの各方法を、以下で詳細に論じ
る。
【0073】コピー−ペーストWebクエリ WQSTユーティリティを使用してWebクエリを生成
する最初の方法は、「コピー−ペーストWebクエリ」
として知られているソフトウェアモジュールである。コ
ピー−ペーストWebクエリモジュールは、ペースト回
復オンオブジェクトユーザインタフェース(OOUI)
上のオプション、または、「リフレッシュ可能なWeb
クエリの作成」と呼ばれるスマートタグを提示する。ペ
ースト回復スマートタグはドロップダウンメニューであ
り、これは、ユーザが電子ファイル、すなわちMICR
OSOFT EXCEL 2002ワークブックにペー
ストしたデータのブロックの隣に現れる。ユーザが、ペ
ースト回復スマートタグを選択して、データをファイル
にペーストすることができる方法のいくつかの異なる変
形形態を表示することができる。たとえば、ユーザがデ
ータをテキストまたはHTMLとしてペーストすること
を選択することができ、アンドゥしてペーストスペシャ
ル(Paste Special)コマンドを使用する
必要はない。
【0074】コピー−ペーストWebクエリモジュール
は、ユーザが、インターネットブラウザモジュールにお
いて開かれたWebページからコピーするための表デー
タを、マウスなどのポインティングデバイスを使用して
選択し、ペーストコマンドをMICROSOFT EX
CEL 2002表計算プログラムにおいて呼び出した
とき、起動される。ユーザが表データをMICROSO
FT EXCEL 2002表計算プログラムにペース
トした後、コピー−ペーストWebクエリモジュール
が、ユーザによって選択された表データのデータフォー
マットを検査して、これが事前定義されたデータフォー
マット、具体的にはCF_HTMLであるかどうかを判
定する。CF_HTMLフォーマットは、データをアプ
リケーションの間で、クリップボードを介して転送する
ために使用されるデータフォーマットである。コピー−
ペーストWebクエリモジュールはCF_HTMLフォ
ーマットを使用するが、アプリケーションの間のデータ
の転送を容易にする他のフォーマットを、本発明の範囲
を変更することなく使用できることは、当業者には理解
されよう。
【0075】これらの条件が満たされ、すなわち、ペー
ストコマンドが呼び出され、クリップボード上のデータ
のフォーマットがCF_HTMLであった場合、コピー
−ペーストWebクエリモジュールが使用可能にされ
る。コピー−ペーストWebクエリモジュールは最初
に、表データに関連付けられたレジストリにおける第1
の識別子タグが、スマートタグ上のリフレッシュ可能な
Webクエリオプションを使用禁止にするための事前定
義された値に設定されているかどうかを判定する。具体
的には、レジストリキー「Hkey_Current_
User\Software\Microsoft\O
ffice\10.0\Excel\Options\
DisablePasteAsWebQuery」が検
査されて、これが所定の値を含んでいるかどうかが判定
される。レジストリキーがWebクエリを使用禁止にす
るための所定の値を含んでいた場合、リフレッシュ可能
なWebクエリを作成するためのオプションは、ユーザ
に対してスマートタグ上で提示されず、表データが通常
の方法でMICROSOFT EXCEL 2002表
計算プログラムにペーストされる。
【0076】しかし、管理レジストリキーが使用禁止に
されていない場合、コピー−ペーストWebクエリモジ
ュールが、レジストリにおける第2の識別子タグがいく
つかの事前定義された値のうちの1つに設定されている
かどうかを判定する。具体的には、コピー−ペーストW
ebクエリが、表データを作成するために使用されたア
プリケーションを識別するために使用される、表データ
に関連付けられたフラグが、いくつかの事前定義された
値のうちの1つに設定されているかどうかを判定する。
すなわち、コピー−ペーストWebクエリモジュールが
METAタグを検査しており、MICROSOFT E
XCEL 2002表計算プログラム、または、MIC
ROSOFT WORD、MICROSOFT PUB
LISHER、MICROSOFT ACCESS、M
ICROSOFT POWERPOINT、またはMI
CROSOFT FRONTPAGEプログラムなど、
他のいずれかのMICROSOFT OFFICE X
Pアプリケーションが、表データを作成するために使用
されたかどうかを判定する。具体的には、コピー−ペー
ストWebクエリモジュールがCF_HTMLのヘッダ
内部の「ProgID」METAタグを検査し、これは
アプリケーションプログラムソースを指定したものであ
る。このタグが使用可能にされた場合、これは、MIC
ROSOFTEXCEL 2002表計算プログラムま
たは別のMICROSOFT OFFICE XPアプ
リケーションプログラムが、表データを作成するために
使用されたことを示し、次いでそれは、通常の方法で、
Webクエリを作成せずに、表計算プログラムにペース
トされる。
【0077】しかし、コピー−ペーストWebクエリモ
ジュールが、表データがMICROSOFT OFFI
CE XPアプリケーションプログラムからコピーされ
なかったと判定した場合、コピー−ペーストWebクエ
リモジュールがなおもう1つの判定、すなわち、CF_
HTML文書における表データに関連付けられたSou
rceURL文字列が、十分に形成されたURLを含む
かどうかの判定を行う。つまり、コピー−ペーストWe
bクエリモジュールがSourceURL文字列を検査
して、これが「http://」、「https:/
/」、「ftp://」、または「file://」の
値のうちの1つをURLの最初に含むかどうかを判定す
る。これらのSourceURL文字列のうちの1つが
存在した場合、これは、表データが有効なURLに関連
付けられていることを示し、これに後でアクセスして表
データを更新することができる。SourceURL文
字列が十分に形成されていなかった場合、コピー−ペー
ストWebクエリモジュールが、リフレッシュ可能なW
ebクエリを作成するためのオプションをユーザに提示
せず、表データが通常の方法で表計算プログラムにペー
ストされる。しかし、表データに関連付けられたURL
が十分に形成された場合、コピー−ペーストWebクエ
リモジュールが表データを表計算プログラムにペースト
し、リフレッシュ可能なWebクエリを作成するための
「リフレッシュ可能なWebクエリの作成」オプション
をペースト回復スマートタグ上に表示する。
【0078】ユーザがペースト回復スマートタグを開い
た後、ユーザが「リフレッシュ可能なWebクエリの作
成」オプションを選択することができる。Webクエリ
ダイアログボックスは、「新しいWebクエリ」ダイア
ログボックスと呼ばれ、表計算プログラムにおいて開か
れる。Webクエリダイアログボックスはインターネッ
トブラウザモジュールを含み、これが、CF_HTML
において指定された同じSourceURLへ事前にナ
ビゲートされる。次いで、ユーザが、表計算プログラム
にインポートしたい同じ表データを再選択する。別法と
して、ユーザが、表データに関連付けられたアイコンを
強調表示してインポートコマンドを呼び出すことによっ
て、表データを再選択することができる。次いで、コピ
ー−ペーストWebクエリモジュールが、Webページ
における表データと、スプレッドシートにペーストされ
た表データの間のリンクを作成する。このリンクによ
り、ユーザが、データメニューからリフレッシュコマン
ドを選択することによって、表計算プログラムにおける
表データを自動的に更新することができる。
【0079】図11から図15は、コピー−ペーストW
ebクエリモジュールを使用してWebクエリを作成す
る処理を例示する。
【0080】図11は、表データを、INTERNET
EXPLORERウィンドウ1000において表示さ
れたWebページから選択した結果の例示である。IN
TERNET EXPLORERウィンドウ1000
は、ドロップダウンメニューバー1005、コマンドバ
ー1010およびアドレスバー1015を含む。Web
ページの内容が閲覧領域1020において閲覧される。
例示では、閲覧領域1020が表データ1025を含
み、そのサブセット1030が、MICROSOFT
EXCEL 2002ワークシートにWebクエリとし
てインポートされるために、ポインティングデバイス1
035を使用して選択されている。本発明は、選択中の
表データのサブセットのみを示すが、表データ1025
全体を、MICROSOFT EXCEL 2002ワ
ークシートにペーストするために選択することもできる
ことは、当業者には理解されよう。
【0081】図12は、MICROSOFT EXCE
L 2002ウィンドウ1100の例示であり、表デー
タ1025のサブセット1030がMICROSOFT
EXCEL 2002ワークシートにペーストされた
後にどのように表示されるかを例示する。MICROS
OFT EXCEL 2002ウィンドウ1100は、
ドロップダウンメニューバー1105および一連のコマ
ンドバー1110、1115を含む。MICROSOF
T EXCEL 2002ワークシートの内容が、閲覧
領域1120において閲覧され、これは典型的には、表
形式において配列されたいくつかのセルからなる。ウィ
ンドウ1100はポインティングデバイス1035(図
11)も含む。例示では、図11において表示された表
データ1025のサブセット1030が、ウィンドウ1
100の閲覧領域1120にペーストされた後が図示さ
れる。閲覧領域1120はドロップダウンメニューアイ
コンも含み、これはペースト回復スマートタグ1125
として知られる。ペースト回復スマートタグ1125
は、表データ1025のサブセット1030、または、
表計算プログラムにペーストされる任意の他の表データ
にも近接して現れる。ペースト回復スマートタグ112
5はドロップダウンメニューであり、これにより、ユー
ザが、データをファイルにペーストすることができる方
法の、いくつかの異なる変形形態のうちの1つを選択す
ることができる。たとえば、ユーザは、データをテキス
トまたはHTMLとしてペーストすることを選択するこ
とができ、アンドゥしてペーストスペシャルコマンドを
呼び出す必要はない。表データのサブセット1030
は、スマートタグ1125からペーストの変形形態の1
つを使用してデータがペーストされるまで、「影付き」
または「グレー表示」で表示される。
【0082】図13は、MICROSOFT EXCE
L 2002表計算プログラムにおける画面表示の例示
であり、ユーザがペースト回復スマートタグ1125を
呼び出した結果を例示する。ペースト回復スマートタグ
1125が呼び出されたとき、ペースト回復スマートタ
グドロップダウンメニュー1200が現れ、ペーストコ
マンドの変形形態のリストを示す。たとえば、この例示
では、ペースト回復スマートタグドロップダウンメニュ
ー1200が、「ソースフォーマットを保持」コマンド
1205、「デスティネーションフォーマットと一致」
コマンド1210、および「リフレッシュ可能なWeb
クエリの作成...」コマンド1215を示し、これは
コピー−ペーストWebクエリモジュールによって追加
されたものであり、これにより、ユーザがデータをWe
bページからインポートするときにWebクエリを作成
することができる。
【0083】図14は、MICROSOFT EXCE
L 2002表計算プログラムにおける画面表示の例示
であり、ユーザがペースト回復スマートタグドロップダ
ウン1125(図12)において表示された「リフレッ
シュ可能なWebクエリの作成...」コマンド121
5を選択した結果を例示する。コピー−ペーストWeb
クエリモジュールが、Webクエリダイアログボックス
1300を表計算プログラムウィンドウ1100内で開
く。Webクエリダイアログボックス1300は、現在
閲覧中のWebページのURLを表示するアドレスバー
1305、および、先にインターネットブラウザウィン
ドウ1000(図11)において開かれたWebページ
の内容を表示する内容ウィンドウ1310を含む。内容
ウィンドウ1310は、先に選択された表データ102
5(図11)を含む。Webクエリダイアログボックス
は、いくつかのアイコン1315も含み、これらは、上
述のように、WebクエリによってWebページに挿入
された表データに関連付けられている。ユーザが、表デ
ータに関連付けられたこれらのアイコンのうちの1つま
たは複数を選択し、次いで、ポインティングデバイスを
使用してインポートボタン1320を選択するか、ある
いはキーボードを使用することによって、インポートコ
マンドを呼び出すことができる。これにより、リフレッ
シュ可能なWebクエリを、Webページにおける表デ
ータと、MICROSOFT EXCEL 2002ワ
ークシートの内容ウィンドウ1120においてペースト
された表データ1020の間で作成する。
【0084】図15はMICROSOFT EXCEL
2002ウィンドウ1100(図12)における画面
表示の例示であり、リフレッシュ可能なWebクエリを
作成した結果を例示する。MICROSOFT EXC
EL 2002ウィンドウ1100が、内容ウィンドウ
1120(図12)において表示されたセル内にインポ
ートされた表データ1030(図11)を示す。「外部
データ」メニューボックス504(図5)が表データ1
030に近接して表示され、「クエリの編集」ボタン5
06、「データ範囲プロパティ」ボタン508、「クエ
リパラメータ」ボタン510、「データのリフレッシ
ュ」ボタン512、「リフレッシュの取り消し」ボタン
514、「すべてのリフレッシュ」ボタン516、およ
び「ステータスのリフレッシュ」ボタン518を含む。
「データのリフレッシュ」ボタン512が選択されたと
き、表データ1030が、表データを含むWebページ
において起こったいかなる変化によっても自動的に更新
される。
【0085】図16および図17は、コピー−ペースト
Webクエリモジュールを表計算プログラムに適用する
ための技術を例示する論理的流れ図である。図16およ
び図17は、ルーチン1500を例示する論理的流れ図
であり、これはコピー−ペーストWebクエリモジュー
ルの動作を、リフレッシュ可能なWebクエリをMIC
ROSOFT EXCEL 2002表計算プログラム
において作成するために適用するためのものである。図
16および図17の論理的流れ図が処理装置21(図
1)によって、WQSTユーティリティ100に組み込
まれた命令に応じて実行されることは、当業者には理解
されよう。
【0086】ルーチン1500はステップ1505で開
始し、インターネットブラウザにおいて開かれたWeb
ページから選択された表データが、表計算プログラムに
ペーストされる。しかし、ペーストコマンドが、表デー
タをMICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラムにインポートするために呼び出されたとき、
データは一時記憶場所に配置され、これはクリップボー
ドとして知られる。ペースト動作が完了した後、表デー
タがクリップボードからMICROSOFTEXCEL
2002ワークシートにおいてユーザによって選択さ
れた場所にコピーされる。表データは、ペーストコマン
ドの完了後にクリップボード上に残り、これにより、ユ
ーザに、同じデータを多数回ペーストするためのオプシ
ョンを可能とする。
【0087】ステップ1505の後にステップ1510
が続き、コピー−ペーストWebクエリが、クリップボ
ードにコピーされた表データがCF_HTMLデータと
してフォーマットされるかどうかの判定を行う。CF_
HTMLデータフォーマットは、典型的には、データを
MICROSOFT OFFICE XPアプリケーシ
ョンの間で、クリップボードを介して転送するために使
用される。コピー−ペーストWebクエリモジュールは
CF_HTMLフォーマットを使用するが、アプリケー
ションの間のデータの転送を容易にする他のフォーマッ
トを、本発明の範囲を変更することなく使用できること
は、当業者には理解されよう。表データがCF_HTM
Lとしてフォーマットできないという判定がなされた場
合、「NO」分岐の後に「終了」ステップが続く。
【0088】しかし、クリップボードにコピーされた表
データがCF_HTMLとしてフォーマットできるとい
う判定がなされた場合、「YES」分岐の後にステップ
1515が続く。ステップ1515で、表データに関連
付けられたレジストリキー、すなわち、管理レジストリ
キーが使用禁止に設定されたかどうかの判定がなされ
る。管理レジストリキーが使用禁止に設定されている場
合、「YES」分岐の後に「終了」ステップが続く。
【0089】他方では、管理レジストリキーが使用禁止
に設定されていなかった場合、「NO」分岐の後にステ
ップ1520が続き、表データが、MICROSOFT
WORD、MICROSOFT PUBLISHE
R、MICROSOFT ACCESS、MICROS
OFT POWERPOINT、またはMICROSO
FT FRONTPAGEアプリケーションプログラム
のような、MICROSOFT OFFICE XPア
プリケーションプログラム以外のアプリケーションプロ
グラムによって作成されたかどうかの判定がなされる。
具体的には、コピー−ペーストWebクエリモジュール
が、CF_HTMLのヘッダ内部の「ProgID」M
ETAタグを検査し、これはアプリケーションプログラ
ムソースを指定するものである。このフラグが使用可能
にされている場合、これは、MICROSOFT EX
CEL表計算プログラム、または、別のMICROSO
FTOFFICE XPアプリケーションプログラム
(すなわち、MICROSOFT WORD、MICR
OSOFT EXCEL 2002、MICROSOF
T POWERPOINT、MICROSOFT AC
CESS、またはMICROSOFT PUBLISH
ERプログラム)が表データを作成したことを示し、
「YES」分岐の後に「終了」ステップが続く。
【0090】しかし、識別タグが、表データが非MIC
ROSOFT OFFICE XPアプリケーションプ
ログラムによって作成されたことを示した場合、「N
O」分岐の後にステップ1525が続き、コピー−ペー
ストWebクエリモジュールが、表データに関連付けら
れたURLが十分に形成されているか、あるいは所定の
接頭辞を含むかどうかを判定する。つまり、コピー−ペ
ーストWebクエリモジュールが、表データに関連付け
られたURLの開始部分のSourceURL文字列
が、「http://」、「https://」、「f
tp://」または「file://」の値をURLの
開始部分に含むかどうかを判定する。これにより、表デ
ータが、後でアクセスして表データを更新することがで
きる、有効なURLに関連付けられることを保証する。
ソースURLが十分に形成されていなかった場合、「N
O」分岐の後に「終了」ステップが続く。ソースURL
が十分に形成されていなかった場合、後にデータをリフ
レッシュしようとするいかなる試みも成功しないように
なり、これは、正確なURLにアクセス可能とならない
からである。したがって、ユーザが潜在的に挫折感を引
き起こす状況に入ることを可能とする代りに、WQST
ユーティリティがデータを通常の方法でインポートす
る。
【0091】しかし、表データに関連付けられたURL
が十分に形成されていた場合、コピー−ペーストWeb
クエリモジュールが「YES」分岐からステップ153
0に続く。ステップ1530で、コピー−ペーストWe
bクエリモジュールが、「リフレッシュ可能なWebク
エリの作成」オプションをペースト回復スマートタグ上
に表示し、これにより、ユーザがデータを通常の方法で
コピーかつペーストすることができるが、Webクエリ
メニューを開くこともできる。
【0092】ステップ1530の後にステップ1535
が続き、ユーザが、リフレッシュ可能なWebクエリオ
プションをペースト回復スマートタグから選択したかど
うかについての判定がなされる。ユーザがリフレッシュ
可能なWebクエリオプションをペースト回復スマート
タグから選択しなかった場合、「NO」分岐の後に「終
了」ステップが続く。しかし、ユーザがリフレッシュ可
能なWebクエリオプションを選択したという判定がな
された場合、「YES」分岐の後にステップ1540が
続き、コピー−ペーストWebクエリモジュールがWe
bクエリダイアログボックスを表計算アプリケーション
において開き、現在インターネットブラウザモジュール
において開かれているWebページのURLをプレロー
ドし、これは表データがコピーされた元である。ステッ
プ1540の後にステップ1545が続き、ユーザが、
リフレッシュ可能なWebクエリを作成するために、表
計算プログラムにおいてペーストされた表データの同
じ、異なる、あるいは多数のインスタンスを選択する。
【0093】ステップ1545の後にステップ1550
が続き、コピー−ペーストWebクエリモジュールがリ
フレッシュ可能なWebクエリを作成する。リフレッシ
ュ可能なWebクエリを作成するには、ユーザが最初に
表データをWebクエリダイアログボックスから選択
し、事前定義されたボタンを選択する。ユーザが、事前
定義されたボタンを選択したとき、コピー−ペーストW
ebクエリモジュールが表データを、表計算プログラム
において元のペーストと同じ箇所にペーストする。コピ
ー−ペーストWebクエリモジュールが同時に、表計算
プログラムにおいてペーストされた表データと、インタ
ーネットブラウザモジュールにおける表データの間でリ
ンクを作成する。最後に、ステップ1550の後に「終
了」ステップが続く。
【0094】図18は、図16、17におけるルーチン
1550を例示する論理的流れ図であり、リフレッシュ
可能なWebクエリを作成するものである。ルーチン1
550は、図16、17におけるステップ1520の後
に開始し、ステップ1605で開始し、Webページ上
の表データの単一のインスタンスが選択されたかどうか
の判定がなされる。単一の表が選択された場合、「YE
S」分岐の後にステップ1610が続き、リダイレクシ
ョンタグがインターネットブラウザモジュールにおける
表データに関連付けられているかどうかの判定がなされ
る。リダイレクションタグは、2000年7月21日出
願の「Method For Redirecting
the Source of a Data Obj
ectDisplayed in an HTML D
ocument」という名称の米国特許出願第60/2
20,236号において十分に記載されており、参照に
より本明細書に組み込む。
【0095】リダイレクションタグが表データに関連付
けられていた場合、「YES」分岐の後にステップ16
15が続き、コピー−ペーストWebクエリモジュール
が、リダイレクションタグを、表計算プログラムにおい
てペーストされた表データに関連付ける。次いで、ステ
ップ1615の後に「終了」ステップが続く。しかし、
表データに関連付けられたリダイレクションタグがなか
った場合、「NO」分岐の後にステップ1620が続
く。
【0096】ステップ1620で、コピー−ペーストW
ebクエリモジュールが、表データ識別子が表データに
関連付けられているかどうかを判定する。典型的には、
HTMLフォーマットのファイル(CF_HTMLを含
む)に含まれた表データに表データ識別子が割り当てら
れ、これがファイル内で他の表データに相対的なその場
所を識別する。表データ識別子により、他のプログラム
またはプログラマが、特定の表データを高速かつ容易に
アクセスあるいは編集することができる。しかし、表デ
ータ識別子を変更あるいは削除することができるいくつ
かの場合がある。たとえば、表データがファイルに挿入
されたとき、新たに挿入された表データの下にある表デ
ータの表データ識別子が1だけ増分される。したがっ
て、コピー−ペーストWebクエリモジュールが、イン
ターネットアプリケーションモジュールからコピーされ
た表データを見て、表データ識別子がこの表データに関
連付けられているかどうかを判定する。表データ識別子
がこの表データに関連付けられていた場合、「YES」
分岐の後にステップ1625が続き、表データ識別子
が、表計算プログラムにおいてペーストされた表データ
に関連付けられる。次いで、ステップ1625の後に
「終了」ステップが続く。
【0097】しかし、表データ識別子が表データに関連
付けられていないという判定がなされた場合、「NO」
分岐の後にステップ1630が続き、コピー−ペースト
Webクエリモジュールが数値識別子を割り当て、これ
がインターネットブラウザモジュールからコピーされた
表データに関連付けられる。HTMLフォーマットのフ
ァイルでは、インデックス番号を、常に各オブジェクト
について計算することができる。インデックス番号は、
オブジェクトがファイルにおいて現れる順序に対応す
る。これにより、インターネットブラウザモジュール
が、オブジェクトを表示上の正しい位置に配置すること
ができる。コピー−ペーストWebクエリモジュールが
このインデックス番号を使用して、ユーザがWebペー
ジからコピーした表データを識別し、これを、表計算プ
ログラムにおいてペーストされた表データにリンクさせ
ることができる。したがって、リダイレクションフラグ
も表データ番号もWebページにおける表データに関連
付けられていなかった場合、コピー−ペーストWebク
エリモジュールがインデックス番号を使用して、スプレ
ッドシートにおいてペーストされた表データを、ブラウ
ザモジュールにおける表データとリンクさせることがで
きる。この方法において、ユーザが表計算プログラムに
おける表データを更新することを望むたびに、コピー−
ペーストWebクエリモジュールが単に、関連付けられ
たインデックス番号を検索し、対応するURLを開き、
表データをWebページから検索する。次いで、ステッ
プ1630の後に「終了」ステップが続く。
【0098】Microsoft Excelへエクス
ポートモジュール WQSTユーティリティの第2の実施形態が、「Mic
rosoft Excelへエクスポート」モジュール
として知られるソフトウェアモジュールにおいて埋め込
まれる。Microsoft Excelへエクスポー
トモジュールにより、ユーザが、リフレッシュ可能なW
ebクエリをMICROSOFT EXCEL 200
2表計算プログラムにおいて、MICROSOFT I
NTERNET EXPLORER Webブラウザプ
ログラムから直接作成することができる。リフレッシュ
可能なWebクエリを、「Microsoft Exc
elへエクスポート」モジュールを使用して作成するに
は、ユーザが最初にカーソルを、マウスなどのポインテ
ィングデバイスを使用して、MICROSOFTINT
ERNET EXPLORERブラウザプログラムにお
いて開かれたWebページからの表データの上に位置付
ける。次に、ユーザが右マウスボタンを押し下げてコン
テキストメニューを起動し、これはオプションのコマン
ドの「Microsoft Excelへエクスポー
ト」を含む。次いで、ユーザが「Microsoft
Excelへエクスポート」コマンドを選択し、これが
「Microsoft Excelへエクスポート」モ
ジュールにMICROSOFTEXCEL 2002表
計算プログラムを起動させ、表データ識別子を使用して
リフレッシュ可能なWebクエリを作成させる。
【0099】「Microsoft Excelへエク
スポート」モジュールは、VBScriptなど、スク
リプトプログラミング言語で書かれており、典型的には
MICROSOFT EXCEL 2002表計算プロ
グラムの実行可能データファイルに存在する。このモジ
ュールが実行可能ファイルに格納されており、意図的あ
るいは非意図的な、コードの改竄が防止される。しか
し、このモジュールが、関数、ルーチンまたはDLLな
ど、実行可能コードの外部に存在できることは、当業者
には理解されよう。「Microsoft Excel
へエクスポート」モジュールを実施することができる、
一例のVBScriptを以下に示す。
【0100】 <SCRIPT language=VBScript> DIM xlApp DIM xlWorkBook ON ERROR RESUME NEXT 'Set IE variables and get the URL SET ieParentWin = external.menuArguments ieSrcURL = ieParentWin.location.href fTableSet = FALSE SET ieSrcElem = ieParentWin.evcnt.srcElement IF ERR = 0 AND UCASE(ieParentWin.document.selection.type) = "NONE"THEN tagName = UCASE(ieSrcElem.tagName) DO UNTIL tagName = "TABLE" OR tagName = "BODY" SET ieSrcElem = ieSrcElem.parentElement tagName = UCASE(ieSrcElem.tagName) LOOP IF tagName = "TABLE"THEN tagParentName = tagName SET ieParent = ieSrcElem DO UNTIL tagParentName = "BODY"OR tagParentName = "VIEW " SET ieParent = ieParent.parentElement tagParentName = UCASE(ieParent.tagName) LOOP IF tagParentName<>"VIEW"THEN fTableSel = TRUE IF ieSrcElem.ID<>""THEN ieSrcConnect = ieSrcElem.ID ELSE SET ieTables = ieParentWin.document.all.tags("table") ieSrcConnect = 1 FOR EACH ieTable IN ieTables IF ieTable.sourceIndex = ieSrcElem.sourceIndex THEN EXIT FOR END IF ieSrcConnet = ieSrcConnect + 1 NEXT END IF END IF END IF END IF SET xlApp = CreateObject("Excel.Application") ON ERROR GOTO 0 SET xlWorkbook = xlApp.Workbooks.Add ON ERROR RESUME NEXT xlApp.Visible = True IF fTableSel THEN webQuerySourceHRef = ieSrcElem.get.Attribute("o:WebQueryS ouceHRef") IF webQuerySourceHRef<>""THEN SET xlQueryTable = xlWorkbook.Worksheets(1).QueyTables.Add("URL;" & webQuerySourceHRef, xlWorkbook.WorkSheets(1).Cells(1,1)) xlQueryTable.EditWebPage = ieSrcURl ELSE SET xlQueryTable = xlWorkbook.Worksheets(1).QueyTables.Add("URL;" & ieSrcURL, xlWorkbook.WorkSheets(1).Cells(1,1)) xlQueryTable.EditWebPage = "" END IF xlQueryTable.FieldNames = True xlQueryTable.RowNumbers = False xlQueryTable.FillAdjacentFormulas = False xlQueryTable.PreserveFormatting = True xlQueryTable.RefreshOnFileOpen = False xlQueryTable.BackgroundQuery = True xlQueryTable.RefreshStyle = 0 'xlOverwriteCells xlQueryTable.SavePassword = False xlQueryTable.SaveData = True xlQueryTable.AdjustColumnWidth = True xlQueryTable.RefreshPeriod = 0 xlQueryTable.WebSelectionType = 3 'xlSpecifiedTables xlQueryTable.WebFormatting = 3 'xlWebFormattingNone xlQueryTable.WebTables = ieSrcConnect xlQueryTable.WebPreFormattedTextToColumns = True xlQueryTable.WebConsecutiveDelimitersAsOne = True xlQueryTable.WebSingleBlockTextImport = False xlQueryTable.WebDisableDateRccognition = False xlQueryTable.WebDisableRedirections = False xlQueryTable.Refresh ELSE xlApp.Dialogs(667).Show ieSrcURL END IF </Script>
【0101】図19は、MICROSOFT INTE
RNET EXPLORERウィンドウ1000(図1
1)における画面表示の例示であり、「Microso
ftExcelへエクスポート」コマンドの呼び出しを
例示する。「Microsoft Excelへエクス
ポート」コマンドは、ユーザがマウスを使用してカーソ
ル1035を表データ1025の上に配置し、右マウス
ボタンを押し下げることによって呼び出される。本発明
を、マウスの右ボタンを押し下げることによって起動さ
れるとして説明するが、トラックボール、スタイラス、
およびキーボードなど、他のポインティングデバイス、
または、多数のボタンをサポートする他のいかなるポイ
ンティングデバイスも、「Microsoft Exc
elへエクスポート」モジュールを起動するために使用
できることは、当業者には理解されよう。カーソル10
35が表データの上に位置し、ユーザが右マウスボタン
を押し下げたとき、コンテキストメニュー1700がM
ICROSOFT INTERNET EXPLORE
Rウィンドウ1000内に現れる。コンテキストメニュ
ー1700は、ユーザがMICROSOFT INTE
RNET EXPLORERウィンドウ1000の内容
を編集できるコマンドを含む。具体的には、コンテキス
トメニュー1700が、コマンド「Microsoft
Excelへエクスポート」1705を含む。「Mi
crosoft Excelへエクスポート」1705
コマンドが選択されたとき、「Microsoft E
xcelへエクスポート」モジュールがMICROSO
FT EXCEL 2002を起動し、新しいワークシ
ートを開き、表データをワークシートへリフレッシュ可
能なWebクエリとしてペーストする。
【0102】「Microsoft Excelへエク
スポート」コマンド1705は、MICROSOFT
INTERNET EXPLORERコンテキストメニ
ュー1700における標準コマンドではない。したがっ
て、「MicrosoftExcelへエクスポート」
コマンド1705は、「Microsoft Exce
lへエクスポート」モジュールを使用する前に、MIC
ROSOFT INTERNET EXPLORERブ
ラウザプログラムに登録しなければならない。具体的に
は、MICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラムのインストレーションのとき、以下のキーが
レジストリに追加される。
【0103】HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft
\InternetExplorer\MenuExt\Export to Microsoft E
xcel\res://<path>/300 Contexts 0x1
【0104】ただし、「<path>」はユーザのハー
ドドライブ上で、MICROSOFT EXCEL 2
002表計算プログラムがインストールされる場所を示
す。例示的実施形態では、<path>が、「c:\p
rogram files\Microsoft of
fice\office10\excel.exe」と
指定され、これは、MICROSOFT EXCEL
2002表計算プログラムによってインストレーション
のために使用されるデフォルトの場所である。別法とし
て、ユーザが<path>に、ハードドライブ上でMI
CROSOFTEXCEL 2002表計算プログラム
がインストールされる場所を示す、いかなる場所も指定
することができる。
【0105】例示的実施形態では、「Microsof
t Excelへエクスポート」コマンド1705をM
ICROSOFT INTERNET EXPLORE
Rブラウザプログラムに登録することが、MICROS
OFT EXCEL 2002表計算プログラムのイン
ストレーション中に自動的に実行される。「Micro
soft Excelへエクスポート」コマンド170
5の登録を、インストレーション処理中、あるいは、
「インストールウィザード」の使用を介して、あるいは
ユーザが最初に「Microsoft Excelへエ
クスポート」コマンド1705を呼び出そうと試みたと
き、オプションとしてユーザへ提示することもできる。
【0106】図20は、MICROSOFT EXCE
L 2002ウィンドウにおける画面表示の例示であ
り、「Microsoft Excelへエクスポー
ト」モジュールを使用して作成されたリフレッシュ可能
なWebクエリを例示する。この画面表示は、先に図1
5において記載した画面表示に等しい。
【0107】図21は、「Microsoft Exc
elへエクスポート」モジュールを、インターネットブ
ラウザアプリケーションプログラムへ適用するためのル
ーチン1900を例示する、論理的流れ図である。ルー
チン1900はステップ1905で開始し、ユーザが、
コンテキストメニューを起動するためのコマンドを入力
する。ユーザは、カーソルをアクティブなウィンドウに
配置して、コントロールキーを押し下げることによっ
て、コンテキストメニューを起動する。典型的には、ユ
ーザがマウスなどのポインティングデバイスを使用して
カーソルを位置付け、(複数のマウスボタンを有するマ
ウスでは)右マウスボタンを押し下げることによってコ
ンテキストメニューを起動する。ユーザは、キーまたは
キーの組み合わせをキーボード上で押し下げることによ
って、コンテキストメニューを起動することもできる。
【0108】コンテキストメニューが起動された後、ス
テップ1905の後にステップ1910が続き、「Mi
crosoft Excelへエクスポート」モジュー
ルが、カーソルが画像、フォームコントロール、アンカ
ー、またはWebページ内のいずれかのテキストの上に
位置付けられたかどうかを判定する。コントロールキー
が押し下げられたときに、カーソルがテキストの上に位
置付けられていた場合、「YES」分岐の後に「終了」
ステップが続き、これは、リフレッシュ可能なWebク
エリを、これらのオブジェクトの1つを使用して生成す
ることができないからである。「Microsoft
Excelへエクスポート」コマンドがコンテキストメ
ニュー上に表示されず、これは、カーソルが表データ以
外のオブジェクトの上に位置付けられたので、ユーザが
表データをWebクエリにエクスポートすることを望ま
ない、という仮定が行われるからである。
【0109】しかし、カーソルが画像、フォームコント
ロール、アンカー、またはいずれかのテキストの上にな
いという判定がなされた場合、ユーザがオブジェクトを
Webクエリにインポートすることを望む、という仮定
が行われ、「NO」分岐の後にステップ1915が続
く。ステップ1915で、「Microsoft Ex
celへエクスポート」モジュールが、「Micros
oft Excelへエクスポート」するためのオプシ
ョンをコンテキストメニュー上に表示する。次いで、ル
ーチン1900がステップ1920へ進行し、ユーザが
「Microsoft Excelへエクスポート」オ
プションをコンテキストメニューから選択したかどうか
についての判定がなされる。ユーザがこのオプションを
選択した場合、「YES」分岐の後にステップ1925
が続き、カーソルが表の上に位置付けられたかどうかの
判定がなされる。典型的には、「Microsoft
Excelへエクスポート」モジュールは、ユーザがエ
クスポートするために選択したオブジェクトを知るだけ
である。オブジェクトが表であったか、ある他のオブジ
ェクトであったかを判定するため、「Microsof
t Excelへエクスポート」モジュールがオブジェ
クトをDOM内に位置付け、DOMにおいて先行するあ
らゆる要素を検査する。DOMにおいて、<BODY>
タグに達する前に<TABLE>タグに出会った場合、
ユーザがMICROSOFT EXCEL表計算プログ
ラムへエクスポートするために表を選択したという判定
がなされる。この場合、「YES」分岐の後にステップ
1930が続く。
【0110】ステップ1930で、「Microsof
t Excelへエクスポート」モジュールがMICR
OSOFT EXCEL 2002表計算プログラムを
起動し、<TABLE>タグに関連付けられた表を、M
ICROSOFT EXCEL表計算プログラムにおけ
る新しいワークシート内に開く。表がMICROSOF
T EXCEL 2002表計算プログラムにおいて開
かれた後、データをMICROSOFT EXCEL
2002表計算プログラムにエクスポートするための手
順が完了し、ステップ1930の後に「終了」ステップ
が続く。
【0111】ステップ1925に戻ると、ユーザが「M
icrosoft Excelへエクスポート」オプシ
ョンをコンテキストメニューから選択したとき、カーソ
ルを表データのインスタンスの上に位置付けていなかっ
たという判定がなされた場合、「NO」分岐の後にステ
ップ1935が続く。再度このステップで、「Micr
osoft Excelへエクスポート」モジュール
が、ユーザがコンテキストメニューを呼び出したときに
カーソルが上に位置付けられたオブジェクトをDOM内
に位置付け、DOMにおいて先行する各要素を検査す
る。カーソルが表データのインスタンスの上に位置付け
られなかったので、HTML文書の<BODY>タグ
に、いかなる<TABLE>タグに出会うよりも前に達
する。
【0112】ステップ1935で、MICROSOFT
EXCEL 2002表計算プログラムが起動され、
Webクエリダイアログボックスが開かれる。Webク
エリダイアログボックスに、ユーザが自分のブラウザア
プリケーションプログラムにおいて開いていたWebペ
ージのURLがプレロードされる。Webページ全体が
Webクエリダイアログボックスにロードされ、これに
より、ユーザがMICROSOFT EXCEL 20
02表計算プログラムにインポートするためのオブジェ
クトを選択することができる。別法として、この時点
で、ユーザが、Webページ全体をMICROSOFT
EXCEL 2002表計算プログラム内のWebク
エリにエクスポートすることを選択することができる。
ユーザがWebクエリを作成した後、この動作が完了
し、ステップ1935の後に「終了」ステップが続く。
【0113】ステップ1920へ戻ると、ステップ19
20で、ユーザが「Microsoft Excelへ
エクスポート」オプションをコンテキストメニューから
選択しなかった場合、ユーザがデータをブラウザアプリ
ケーションからMICROSOFT EXCEL 20
02表計算プログラムへエクスポートすることによって
Webクエリを作成することを望まなかったと仮定さ
れ、「NO」分岐の後に「終了」ステップが続く。
【0114】同様に、ステップ1910で、ユーザがコ
ンテキストメニューを起動したとき、カーソルが表デー
タの上に位置付けられなかったと判定された場合、ユー
ザがデータをMICROSOFT EXCEL 200
2表計算プログラムへエクスポートすることを望まなか
ったと仮定され、「Microsoft Excelへ
エクスポート」コマンドがコンテキストメニュー上に表
示されず、「YES」分岐の後に「終了」ステップが続
く。
【0115】「Microsoft Excelで編
集」モジュール WQSTユーティリティの第3の実施形態は、「Mic
rosoft Excelで編集」として知られるソフ
トウェアモジュールにおいて埋め込むことができる。
「Microsoft Excelで編集」モジュール
により、ユーザがファイル全体を開くか、あるいはファ
イルの一部を選択して、MICROSOFT EXCE
L 2002表計算プログラムにインポートして、内容
を分析することができる。ユーザがHTML文書を編集
すると決めたとき、典型的には、メニューバーの編集ド
ロップダウンメニューから編集コマンドを選択する。ド
ロップダウンメニューバーにより、文書が別のWeb開
発プログラムにより作成された場合であっても、ユーザ
に、HTML文書をMICROSOFT EXCEL2
002表計算プログラムにおいて編集するためのオプシ
ョンを可能とする。たとえば、表データのいくつかのイ
ンスタンスを含むHTML文書が、MICROSOFT
WORD文書処理プログラムなどの文書処理プログラ
ムで作成されており、ユーザが表データの1つのインス
タンスを編集することを望んだ場合、ユーザは、MIC
ROSOFT WORDまたはMICROSOFT E
XCEL 2002プログラムのいずれかを使用するた
めのオプションを有する。編集コマンドが呼び出された
後、ユーザには、HTML文書を作成するために使用さ
れたMICROSOFT WORDプログラムか、表デ
ータを編集するためのより堅牢なツールのセットを提供
するMICROSOFT EXCEL 2002プログ
ラムのいずれかを使用するための選択が与えられる。ユ
ーザがMICROSOFT EXCEL 2002表計
算プログラムを使用して表データを編集することを選択
した場合、「Microsoft Excelで編集」
モジュールが、HTML文書がMICROSOFT E
XCEL 2002表計算プログラムによって作成され
たか、別のWeb開発プログラムによって作成されたか
を、HTML文書に関連付けられた識別タグを検査する
ことによって判定し、これは、どのプログラムを使用し
てHTML文書が作成されたかを識別するものである。
具体的には、「Microsoft Excelで編
集」モジュールが、「Generator」という名称
のHTML文書のヘッダに含まれた「Generato
r」METAタグの値を検査する。このMETAタグの
値が、MICROSOFT EXCEL 2002表計
算プログラムを使用してHTML文書が作成されたこと
を示した場合、「Microsoft Excelで編
集」モジュールがMICROSOFT EXCEL 2
002表計算プログラムを開き、自動的に表データをM
ICROSOFT EXCEL 2002ワークシート
にインポートする。しかし、「Generator」M
ETAタグが、MICROSOFT EXCEL 20
02表計算プログラム以外のWeb開発アプリケーショ
ンプログラムを使用してHTMLファイルが作成された
ことを示した場合、「Microsoft Excel
で編集」モジュールがMICROSOFT EXCEL
2002表計算プログラムを起動し、新しいWebク
エリダイアログボックスを開き、これにHTML文書の
URLがプレロードされる。次いで、ユーザが、Web
クエリにインポートするために、Webページ全体また
は表データの特定のインスタンスを選択することができ
る。
【0116】効果的に動作するために、「Micros
oft Excelで編集」モジュールが、Webブラ
ウザプログラムおよびMICROSOFT EXCEL
2002表計算プログラムに統合される。Webブラ
ウザプログラムにおけるドロップダウン編集コマンド
は、永久的に「Microsoft Excelで編
集」オプションを表示しなければならず、表計算プログ
ラムは、「新しいWebクエリ?(New Web Q
uery?)」という名称の新しいDDEオペレーショ
ンをサポートしなければならず、これは、「Micro
soft Excelで編集」コマンドによって呼び出
されたとき、新しいWebクエリダイアログボックスを
開き、HTML文書のURLへ事前にナビゲートする。
「Microsoft Excelで編集」モジュール
は、以下のキーをレジストリに追加して、新しいDDE
機能をサポートする。
【0117】 [HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.WebQuery] [HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.WebQuery\shell] [HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.WebQuery\shell\edit] [HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.WebQuery\shell\edit\command] @="\"D: \\PROGRA〜1\\MICROS〜3\\Office10\\EXCEL.EXE\"/w\"%1 \"" [HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.WebQuery\shell\edit\ddeexec] @="[new()][newWebquery?(\"%"l\")]" [HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.WebQuery\shell\edit\ddeexec\applicati on] @="Excel" [HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.WebQuery\shell\edit\ddeexec\topic] @="system"
【0118】図22は、MICROSOFT INTE
RNET EXPLORERウィンドウ1000(図1
1)における画面表示の例示であり、ユーザが「Mic
rosoft Excelで編集」コマンドを呼び出す
結果を例示する。例示では、MICROSOFT IN
TERNET EXPLORERウィンドウ1000の
閲覧領域1020が、表データ1025を含むWebペ
ージを含む。例示では、メニューバー1010から編集
コマンドが選択されており、これによりドロップダウン
編集メニュー2000が表示されている。ドロップダウ
ン編集メニュー2000は、Webページを編集するた
めのいくつかのコマンドを含む。具体的には、ドロップ
ダウン編集メニュー2000が「Microsoft
Excelで編集」コマンド2005、「Micros
oft FrontPageで編集(Edit wit
h Microsoft FrontPage)」コマ
ンド2010、「Windows(登録商標) Note
padで編集(Editwith Windows(登
録商標) Notepad)」コマンド2015、およ
び「Microsoft Wordで編集(Edit
with Microsoft Word)」コマンド
2020を含む。典型的には、編集メニューの下で、表
示されるコマンドは「アプリケーションプログラムで編
集(Editwith application pr
ogram)」となり、アプリケーションプログラム
は、Webページを作成あるいは修正するために使用す
ることができるアプリケーションプログラムの名前とな
る。
【0119】図23は、MICROSOFT EXCE
L 2002ウィンドウ1100(図12)における画
面表示の例示であり、ユーザが「Microsoft
Excelで編集」コマンド2005オプションをドロ
ップダウン編集メニュー2000(図22)から選択し
た結果を示す。例示では、新しいWebクエリダイアロ
グボックスが開かれ、WebサイトのURLがアドレス
バーにプレロードされる。この時点で、ユーザが、MI
CROSOFT EXCEL 2002ワークシートに
インポートするために、Webページ全体または表デー
タの個々のインスタンスを選択することができる。
【0120】図24は、MICROSOFT EXCE
L 2002表計算プログラムにおける画面表示の例示
であり、リフレッシュ可能なWebクエリを、「Mic
rosoft Excelで編集」モジュールを使用し
て作成した結果を示す。この画面表示は、図15におい
て前述した画面表示に等しい。
【0121】図25は、「Microsoft Exc
elで編集」モジュールをインターネットブラウザアプ
リケーションプログラムに適用するためのルーチン23
00を例示する論理的流れ図である。ルーチン2300
はステップ2305で開始し、「Microsoft
Excelで編集」モジュールが、表計算プログラムを
使用してHTML文書を編集するためのユーザコマンド
を受信する。次いで、ルーチン2300がステップ23
10へ進行し、「Microsoft Excelで編
集」モジュールが、ユーザが編集したいHTML文書が
表計算プログラムにより作成されたかどうかを判定す
る。「Microsoft Excelで編集」モジュ
ールが、識別タグをHTML文書の先頭のセクションか
ら検索し、これが、HTML文書を作成するために使用
されたアプリケーションプログラムを識別する。具体的
には、「Microsoft Excelで編集」モジ
ュールが、METAタグを先頭のセクションから検索
し、これが、ファイルを作成するために使用されたアプ
リケーションプログラムを識別する。METAタグが、
MICROSOFT EXCEL 2002表計算プロ
グラムを使用してHTML文書が作成されたことを示す
値を有した場合、「YES」分岐の後にステップ231
5が続き、「Microsoft Excelで編集」
モジュールがMICROSOFT EXCEL 200
2表計算プログラムを起動し、HTML文書をMICR
OSOFT EXCEL 2002ワークシートに直接
インポートする。次いで、ステップ2315の後に「終
了」ステップが続く。
【0122】しかし、文書処理プログラムなど、別のア
プリケーションプログラムを使用してHTML文書が作
成された場合、リフレッシュ可能なWebクエリを自動
的に作成することができない。ステップ2310から
「NO」分岐の後にステップ2320が続き、「Mic
rosoft Excelで編集」モジュールがMIC
ROSOFT EXCEL 2002表計算プログラム
を起動し、新しいWebクエリダイアログボックスを開
く。Webクエリダイアログボックスに、ユーザが表デ
ータを選択した元のHTML文書のURLがプレロード
される。次いで、ユーザが表データを再選択し、MIC
ROSOFT EXCEL 2002表計算プログラム
にインポートする。
【0123】このように、本発明は、ユーザがリフレッ
シュ可能なWebクエリを作成するためのいかなる事前
の知識も有する必要がなく、容易にリフレッシュ可能な
Webクエリを作成するための、インターネットブラウ
ザモジュールと表計算プログラム間の、統合された方法
を提供する。
【0124】前述のものが本発明の例示的実施形態にの
み関係し、多数の変更を、本発明の趣旨および範囲から
逸脱することなく、本明細書に記載された実施形態に行
うことができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のための動作環境を提供す
るパーソナルコンピュータのブロック図である。
【図2】MICROSOFT EXCEL 2002表
計算プログラム、Webブラウザコントロール、および
Webブラウザコンポーネントの間の相互依存関係を例
示するダイアログボックスのブロック図である。
【図3】MICROSOFT EXCEL 2002表
計算プログラムウィンドウにおけるWebクエリダイア
ログボックスの画面表示の図である。
【図4】ユーザがカーソルを、MICROSOFT E
XCEL 2002ワークシートへインポートするため
の表データに関連付けられたアイコンの上に位置付けた
後の、Webクエリダイアログボックスの画面表示の図
である。
【図5】表データをWebページからインポートした後
の、MICROSOFT EXCEL 2002表計算
プログラムワークシートの画面表示の図である。
【図6】新しいWebクエリを作成するか、既存のWe
bクエリを編集するかを判定するための、例示的技術を
説明する論理的流れ図である。
【図7】MICROSOFT EXCEL 2002表
計算プログラムへWebクエリとしてインポートするた
めの表データを、Webページからグラフィカルに選択
するための例示的技術を説明する論理的流れ図である。
【図8】MICROSOFT EXCEL 2002表
計算プログラムへWebクエリとしてインポートするた
めの表データを、Webページからグラフィカルに選択
するための例示的技術を説明する論理的流れ図である。
【図9】Webクエリを作成するためのWebページ上
の表データの、絶対位置を計算するための、例示的技術
を説明する論理的流れ図である。
【図10】Webクエリを作成するための表データのイ
ンスタンスをグラフィカルに選択するための、例示的技
術を説明する論理的流れ図である。
【図11】インターネットブラウザモジュールにおいて
開かれたWebページにおける、表データの選択を説明
する画面表示の図である。
【図12】Webページにおいて選択された、MICR
OSOFT EXCEL 2002表計算プログラムワ
ークシートにペースト中である表データの画面表示の図
である。
【図13】ドロップダウンメニューにおいてユーザに表
示された、Webクエリを作成するためのオプションを
説明する画面表示の図である。
【図14】MICROSOFT EXCEL 2002
表計算プログラムにおいて開かれたWebクエリダイア
ログボックスの画面表示であり、選択された表データを
含むWebページを説明する図である。
【図15】データをMICROSOFT EXCEL
2002ワークシートへ、リフレッシュ可能なWebク
エリとしてインポートした結果を説明する画面表示の図
である。
【図16】リフレッシュ可能なWebクエリ(Refr
eshable Web Query)ユーティリティ
をMICROSOFT EXCEL 2002表計算プ
ログラムに適用するための、コピー−ペーストWebク
エリモジュールの例示的技術を説明する論理的流れ図で
ある。
【図17】リフレッシュ可能なWebクエリユーティリ
ティをMICROSOFT EXCEL 2002表計
算プログラムに適用するための、コピー−ペーストWe
bクエリモジュールの例示的技術を説明する論理的流れ
図である。
【図18】リフレッシュ可能なWebクエリを作成する
ための例示的技術を説明する論理的流れ図である。
【図19】インターネットブラウザモジュールにおいて
開かれたWebページにおける表データのための、「M
icrosoft Excelへエクスポート」コマン
ドの選択のスクリーンショットを説明する画面表示の図
である。
【図20】リフレッシュ可能なWebクエリユーティリ
ティの「Microsoft Excelへエクスポー
ト」モジュールが、表データをMICROSOFT E
XCEL 2002ワークシートに挿入することを完了
した後の、スクリーンショットを説明する画面表示の図
である。
【図21】リフレッシュ可能なWebクエリユーティリ
ティを表計算プログラムに適用するための、「Micr
osoft Excelへエクスポート」モジュールの
例示的技術を説明する論理的流れ図である。
【図22】「Microsoft Excelで編集」
コマンドを、インターネットブラウザモジュールにおけ
るドロップダウン編集メニューから使用した、リフレッ
シュ可能なWebクエリの作成の画面表示の図である。
【図23】ユーザが「Microsoft Excel
で編集」コマンドを選択した結果を説明する、MICR
OSOFT EXCEL 2002スプレッドシートの
画面表示の図である。
【図24】リフレッシュ可能なWebクエリを、「Mi
crosoft Excelで編集」モジュールを使用
して作成した結果を示す、MICROSOFT EXC
EL 2002表計算プログラムにおける画面表示の例
示の図である。
【図25】リフレッシュ可能なWebクエリユーティリ
ティをMICROSOFT EXCEL 2002表計
算プログラムに適用するための、「Microsoft
Excelで編集」モジュールの例示的技術を説明する
論理的流れ図である。
【符号の説明】
210、325、1015、1305 アドレスバー 315、1310、1120 内容ウィンドウ 1000 インターネットブラウザウィンドウ 1020、1025、1030 表データ 1035 カーソル 1100 表計算プログラムウィンドウ 1125 ペーストの回復スマートタグ 1215 リフレッシュ可能なWebクエリの作
成...」コマンド 1300 Webクエリダイアログボックス 1315 アイコン、インポートボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤニフ インバー アメリカ合衆国 98007 ワシントン州 ベルビュー ノースイースト 13 ストリ ート 15223 (72)発明者 タイソン マレー アメリカ合衆国 98038 ワシントン州 メイプル バレー サウスイースト 215 アベニュー 27720 (72)発明者 ウェンタオ チェン アメリカ合衆国 98075 ワシントン州 サマミッシュ サウスイースト 27 スト リート 27231 (72)発明者 アンディー バープロースカス アメリカ合衆国 98102 ワシントン州 シアトル フェアビュー アベニュー イ ースト 2301 ナンバー214 Fターム(参考) 5B076 DB04 DC00 DF07 DF08 5E501 AA02 BA05 CA03 CB09 EA13 FA04 FA14 FA45

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のオブジェクトを含むWebページ
    内に表示された少なくとも1つのオブジェクトを選択
    し、選択されたオブジェクトをアプリケーションプログ
    ラム内で開かれた電子ファイルにインポートすることに
    よって、Webクエリをグラフィカルに作成するための
    方法であって、 Webページ内に表示された少なくとも1つのオブジェ
    クトをインポートするためのユーザコマンドを受信する
    ステップと、 選択されたオブジェクトをインポートするためのユーザ
    コマンドを受信することに応答して、アプリケーション
    プログラム内でWebクエリダイアログボックスを開く
    ステップと、 WebページをWebクエリダイアログボックスにロー
    ドするステップと、 Webクエリダイアログボックス内に表示されたWeb
    ページ内の、少なくとも1つのオブジェクトを選択する
    ステップと、 選択されたオブジェクトをアプリケーションプログラム
    へ、Webクエリとしてインポートするステップとを備
    えたこと特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 WebページをWebクエリダイアログ
    ボックスにロードするステップは、 ページ全体のアイコンをWebページに関連付けるステ
    ップと、 Webページを走査して、Webページに含まれたオブ
    ジェクトの数を判定するステップと、 Webページに含まれた各オブジェクトについて、シー
    ケンスを実行するステップであって、 (A)第1の視覚的属性を含むアイコンを各オブジェク
    トに関連付けるステップと、 (B)Webページ内のオブジェクトの絶対位置を計算
    するステップと、 (C)アイコンを絶対位置に近接して位置付け、アイコ
    ンに関連付けられたインデックス番号を最大値に設定す
    るステップとを有するシーケンスを実行するステップと
    を備えたこと特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 オブジェクトの寸法が所定の値より大き
    いかどうかを判定するステップと、 寸法が所定の値よりも大きいという判定がなされた場
    合、ステップ(A)〜(C)を実行するステップと、 寸法が所定の値よりも小さいという判定がなされた場
    合、ステップ(A)〜(C)をスキップするステップと
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 複数のオブジェクトが親子関係にあり、
    第2のユーザコマンドを受信するステップが、 選択されたオブジェクトに関連付けられた相対位置の値
    を検索するステップと、 選択されたオブジェクトとの親子関係を有するあらゆる
    オブジェクトの相対位置を加算して、選択されたオブジ
    ェクトの絶対位置を達成するステップとを備えたこと特
    徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 オブジェクトは、元の色を含む背景属性
    を含むこと特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 第2のユーザコマンドを受信するステッ
    プが、 ユーザがカーソルを、選択されたオブジェクトに関連付
    けられたアイコンの1つの上に位置付けたかどうかを判
    定するステップと、 カーソルが、選択されたオブジェクトに関連付けられた
    アイコンの1つの上に位置付けられた、という判定がな
    された場合、第2のシーケンスを実行するステップであ
    って、 選択されたオブジェクトに関連付けられたアイコンの視
    覚的属性の値を、第2の値に変更するステップと、 第1の値を有する枠属性、および、第2の値を有する背
    景属性を含むボックスを、選択されたオブジェクトの周
    囲に描画するステップとを有する第2のシーケンスを実
    行するステップと、 ユーザがアプリケーションプログラムにインポートする
    ためのオブジェクトを選択したかどうかを判定するステ
    ップと、 ユーザがオブジェクトを選択したという判定がなされた
    場合、第3のシーケンスを実行するステップであって、 アイコンの視覚的属性の第2の値を、第3の値に変更す
    るステップと、 選択されたオブジェクトの背景属性を、元の色から、シ
    ステム色と白色の混合へ変更するステップとを有する第
    3のシーケンスを実行するステップとを備えたこと特徴
    とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 Webページが複数のフレームを含むか
    どうかを判定するステップと、 Webページが複数のフレームを含むという判定がなさ
    れた場合、ステップ(A)〜(C)を、Webページに
    おける各フレームについて繰り返すステップとをさらに
    備えたことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. 【請求項8】 オブジェクトが表データを含むこと特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 表データは、本質的にTABLE、PR
    E、XMP、LISTINGおよびPLAINTEXT
    からなるリストから選択されたデータフォーマットであ
    ることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 事前定義された値は8画素を含むこと
    特徴とする請求項3に記載の方法。
  11. 【請求項11】 ボックスは透過GIFフォーマットの
    画像をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 アプリケーションプログラムは表計算
    プログラムであることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 HTML文書内に表示されたオブジェ
    クトを、アプリケーションプログラム内で開かれた電子
    ファイルにインポートすることによって、Webクエリ
    をグラフィカルに作成するためのコンピュータ実行可能
    データ命令を有するコンピュータ可読媒体であって、 オブジェクトをインポートするためのユーザコマンドを
    受信するステップと、 Webクエリダイアログボックスをアプリケーションプ
    ログラム内で開くステップと、 インターネットアプリケーションモジュールをWebク
    エリダイアログボックス内でホストするステップと、 インターネットアプリケーションモジュールにおけるH
    TML文書から成るWebページのロードが完了したと
    き、第1のシーケンスを実行するステップであって、 HTML文書における表データの各インスタンスを識別
    するステップと、 識別された表データの各インスタンスについて、アイコ
    ンを生成し、アイコンを、識別された表データに関連付
    けるステップと、 アイコンを、識別された表データの各インスタンスに近
    接して表示するステップとを有する第1のシーケンスを
    実行するステップと、 ユーザが少なくとも1つのアイコンを選択したかどうか
    を判定するステップと、 ユーザが少なくとも1つのアイコンを選択したと判定す
    ることに応答して、アイコンに関連付けられた表データ
    をアプリケーションプログラムにインポートするステッ
    プとを備えたこと特徴とするコンピュータ可読媒体。
  14. 【請求項14】 アイコンを表データに近接して表示す
    るステップは、 Webページ内の表データの部分の相対位置を表す値を
    検索するステップと、 Webページ内に含まれた親オブジェクトの位置に、前
    記値を加算することによって、Webページ内の表デー
    タの絶対位置を計算するステップと、 アイコンを、表データの部分から事前定義された値以内
    で、Webページに位置付けるステップとを備えたこと
    特徴とする請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。
  15. 【請求項15】 表データの部分は左上隅を備えたこと
    特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  16. 【請求項16】 事前定義された値は8画素を備えたこ
    と特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒
    体。
  17. 【請求項17】 表データの各インスタンスの水平およ
    び垂直寸法は、事前定義された値よりも大きいかどうか
    を判定するステップをさらに備えたことを特徴とする請
    求項13に記載のコンピュータ可読媒体。
  18. 【請求項18】 表データオブジェクトを、Webブラ
    ウザプログラム内で開かれた第1の電子ファイルから、
    表計算アプリケーションプログラム内で開かれた第2の
    電子ファイルにコピーすることによって、表計算アプリ
    ケーションプログラム内で、Webクエリを作成する方
    法であって、 Webブラウザプログラム内で第1の電子ファイルを開
    くステップと、 第2の電子ファイルにコピーされる表データオブジェク
    トを選択するステップと、 表データオブジェクトを、第1の電子ファイルから、表
    計算アプリケーションプログラム内で開かれた第2の電
    子ファイルへペーストするステップと、 第1のコンピュータコマンドが表示されるべきであるか
    どうかを判定するステップと、 第1のコンピュータコマンドが表示されるべきであると
    判定することに応答して、第1のコンピュータコマンド
    を、表計算アプリケーションプログラムに関連付けられ
    たドロップダウンメニュー内に挿入するステップと、 第1のコンピュータコマンドを選択するステップと、 第1の電子ファイルを含むWebブラウザプログラム
    を、表計算プログラムにおいて開かれたWebクエリダ
    イアログボックス内で起動するステップと、 Webクエリを作成するために、表データオブジェクト
    をWebブラウザプログラムから選択するステップとを
    備えたこと特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 第1のコンピュータコマンドが表示さ
    れるべきであるかどうかを判定するステップは、 Webブラウザプログラムが第1のフォーマットをサポ
    ートするかどうかを判定するステップと、 Webブラウザプログラムが第1のフォーマットをサポ
    ートするという判定がなされた場合、 表データオブジェクトに関連付けられた第1の識別子タ
    グが、第1の値に設定されているかどうかを判定するス
    テップと、 識別子タグが第1の値に設定されている場合、第2のシ
    ーケンスを実行するステップとを備え、 前記第2のシーケンスを実行するステップは、 表データオブジェクトに関連付けられたURLを検索す
    るステップと、 URLが第2の識別子タグを含むかどうかを判定するス
    テップとを備えたこと特徴とする請求項18に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 第1のコンピュータコマンドは、リフ
    レッシュ可能なWebクエリの作成コマンドであること
    を特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 第1の識別子タグは、複数のデータが
    選択されたアプリケーションプログラムを識別するME
    TAタグであることを特徴とする請求項19に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 第2の識別子タグは、本質的にhtt
    p://、https://、ftp://、およびf
    ile://からなるグループから選択されることを特
    徴とする請求項19に記載の方法。
  23. 【請求項23】 第1のフォーマットはCF_HTML
    フォーマットを備えたこと特徴とする請求項19に記載
    の方法。
  24. 【請求項24】 複数のデータが表データを含むこと特
    徴とする請求項19に記載の方法。
  25. 【請求項25】 リダイレクション識別子タグが、第1
    の電子ファイルにおける表データオブジェクトに関連付
    けられているかどうかを判定するステップと、 リダイレクション識別子タグが、第1の電子ファイルに
    おける表データオブジェクトに関連付けられている場
    合、リダイレクション識別子タグを、第2の電子ファイ
    ル内にペーストされた表データオブジェクトに関連付け
    るステップと、 リダイレクション識別子タグが表データに関連付けられ
    ていない場合、表データオブジェクト識別子が、第2の
    電子ファイルにおける表データオブジェクトに関連付け
    られているかどうかを判定するステップと、 表データオブジェクト識別子が、第1の電子ファイルに
    おける表データオブジェクトに関連付けられている場
    合、表データオブジェクト識別子を、第2の電子ファイ
    ルにおける表データオブジェクトに関連付けるステップ
    と、 数値識別子を第2の電子ファイルにおける表データオブ
    ジェクトに関連付けるステップであって、数値識別子
    は、第1の電子ファイルにおける表データオブジェクト
    の位置を指示するステップと、 数値識別子が第1の電子ファイルにおける表データに関
    連付けられていない場合、第1の電子ファイルを、第2
    の電子ファイルにおける表データオブジェクトに関連付
    けるステップとをさらに備えたことを特徴とする請求項
    18に記載の方法。
  26. 【請求項26】 複数のデータオブジェクトを、Web
    ブラウザプログラム内で開かれた第1の電子ファイルか
    ら、表計算プログラム内で開かれた第2の電子ファイル
    にコピーすることによって、Webクエリを作成するた
    めのコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ可
    読媒体であって、 第1の電子ファイルをWebブラウザプログラム内で開
    くステップと、 第2の電子ファイルにコピーされる複数のデータオブジ
    ェクトの選択を受信するステップと、 複数のデータを第1の電子ファイルから、第2のアプリ
    ケーションプログラム内で開かれた第2の電子ファイル
    へコピーするための、ユーザコマンドを受信するステッ
    プと、 複数のデータをコピーするためのユーザコマンドを受信
    したとき、第1のシーケンスを実行するステップとを備
    え、 前記第1のシーケンスを実行するステップは、 複数のデータが第1のフォーマットを含むかどうかを判
    定するステップと、 複数のデータが第1のフォーマットを含むと判定したと
    き、 複数のデータに関連付けられた識別子タグが第1の値に
    設定されているかどうかを判定するステップと、 識別子タグが第1の値に設定されている場合、第2のシ
    ーケンスを実行するステップとを備え、 前記第2のシーケンスを実行するステップは、 複数のデータに関連付けられたURLを検索するステッ
    プと、 URLが第2の識別子タグを含むかどうかを判定するス
    テップと、 URLが第2の識別子タグを含む場合、複数のデータを
    第1の電子ファイルから第2の電子ファイルへコピーす
    るステップとを備えたこと特徴とするコンピュータ可読
    媒体。
  27. 【請求項27】 第1のコンピュータコマンドは、リフ
    レッシュ可能なWebクエリの作成コマンドであること
    を特徴とする請求項26に記載のコンピュータ可読媒
    体。
  28. 【請求項28】 第1の識別子タグは、複数のデータが
    選択されたアプリケーションプログラムを識別するME
    TAタグであることを特徴とする請求項26に記載のコ
    ンピュータ可読媒体。
  29. 【請求項29】 第2の識別子タグは、本質的にhtt
    p://、https://、ftp://、およびf
    ile://からなるグループから選択されることを特
    徴とする請求項26に記載のコンピュータ可読媒体。
  30. 【請求項30】 第1のフォーマットはCF_HTML
    フォーマットを備えたこと特徴とする請求項26に記載
    のコンピュータ可読媒体。
  31. 【請求項31】 複数のデータは表データを備えたこと
    特徴とする請求項26に記載のコンピュータ可読媒体。
  32. 【請求項32】 表計算プログラム内に、コンテキスト
    メニューを使用してWebブラウザアプリケーションプ
    ログラムから直接、Webクエリを作成するための、コ
    ンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ可読媒体
    であって、 WebページをWebブラウザアプリケーションプログ
    ラムウィンドウ内に表示するステップと、 ポインティングデバイスをWebブラウザアプリケーシ
    ョンプログラムウィンドウ以内に配置するステップと、 Webブラウザアプリケーションプログラム内のコンテ
    キストメニューを起動するためのユーザコマンドを受信
    するステップと、 ポインティングデバイスが、第1の電子ファイル内の事
    前定義された組のオブジェクトのうち少なくとも1つの
    上に位置付けられているかどうかを判定ステップと、 ポインティングデバイスが、事前定義された組のオブジ
    ェクトのうち少なくとも1つの上に位置付けられていな
    い場合、コンテキストメニューを表示しないステップ
    と、 ポインティングデバイスが、事前定義された組のオブジ
    ェクトのうち少なくとも1つの上に位置付けられている
    場合、第1のシーケンスを実行するステップとを備え、 前記第1のシーケンスを実行するステップは、 コマンドボタンをコンテキストメニュー内に表示するス
    テップと、 コンテキストメニュー内のコマンドボタンが選択された
    かどうかを判定するステップと、 コンテキストメニュー内のコマンドボタンが選択された
    場合、ポインティングデバイスが表データの上に位置付
    けられているかどうかを判定するステップと、 ポインティングデバイスが表データの上に位置付けられ
    ている場合、第2のシーケンスを実行するステップと、 ポインティングデバイスがWebページ内の表データオ
    ブジェクトの上に位置付けられていない場合、ポインテ
    ィングデバイスがWebページ内の事前定義された組の
    オブジェクトのうち少なくとも1つの上に位置付けられ
    ているかどうかを判定するステップと、 ポインティングデバイスが事前定義されたオブジェクト
    のうち少なくとも1つの上に位置付けられていない場
    合、第3のシーケンスを実行するステップとを備え、 前記第2のシーケンスを実行するステップは、 表計算プログラムを起動するステップと、 表計算プログラム内に、Webページにおける表データ
    オブジェクトに関連付けられたWebクエリを作成する
    ステップとを備え、 前記第3のシーケンスを実行するステップは、 表計算プログラムを起動するステップと、 ダイアログボックスを表計算プログラム内で開くステッ
    プであって、ユーザが表計算プログラムへコピーするた
    めの表データオブジェクトを選択できるように、Web
    ブラウザアプリケーションプログラムがダイアログボッ
    クス内で実行中であるステップとを備えたことを特徴と
    するコンピュータ可読媒体。
  33. 【請求項33】 事前定義されたオブジェクトは、本質
    的に画像、フォームコントロール、テキスト選択、およ
    びアンカーからなるグループから選択されることを特徴
    とする請求項32に記載のコンピュータ可読媒体。
  34. 【請求項34】 Webブラウザアプリケーションプロ
    グラムは、MICROSOFT INTERNET E
    XPLORER 5.0ブラウザアプリケーションプロ
    グラムであり、表計算アプリケーションプログラムは、
    MICROSOFT EXCEL 2002表計算アプ
    リケーションプログラムであることを特徴とする請求項
    32に記載のコンピュータ可読媒体。
  35. 【請求項35】 コンテキストメニュー上のコマンドボ
    タンは、「Microsoft Excelへエクスポ
    ート」コマンドボタンであることを特徴とする請求項3
    3に記載のコンピュータ可読媒体。
  36. 【請求項36】 Webブラウザプログラム内で開かれ
    たWebページ中に表示された表データオブジェクト
    を、表計算プログラム内で編集するためのコンピュータ
    実行可能命令を有するコンピュータ可読媒体であって、 Webページ中に表示された表データオブジェクトを編
    集するためのユーザコマンドを受信するステップと、 Webページが表計算プログラムを使用して作成された
    かどうかを判定するステップと、 Webページが表計算プログラムを使用して作成された
    という判定がなされた場合、第1のシーケンスを実行す
    るステップであって、 表計算プログラムを起動するステップと、 表データオブジェクトを表計算プログラムへペースト
    し、編集できるようにするステップとを有する第1のシ
    ーケンスを実行するステップと、 Webページが表計算プログラムを使用して作成されな
    かったという判定がなされた場合、第2のシーケンスを
    実行するステップであって、 表計算プログラムを起動するステップと、 Webクエリダイアログボックスを表計算プログラムに
    おいて開くステップであって、Webクエリダイアログ
    ボックスに、Webブラウザプログラム内で表示された
    Webページがロードされるステップと、 Webクエリダイアログボックス内で表示されたWeb
    ページ内で編集するための表データを選択する、ユーザ
    コマンドを受信するステップと、 Webクエリダイアログボックス内で選択された表デー
    タオブジェクトを表計算プログラムへペーストし、編集
    できるようにするステップとを有する第2のシーケンス
    を実行するステップとを備えたこと特徴とするコンピュ
    ータ可読媒体。
  37. 【請求項37】 Webブラウザプログラムは、MIC
    ROSOFT INTERNET EXPLORER
    5.0ブラウザプログラムであり、表計算プログラム
    は、MICROSOFT EXCEL 2002表計算
    プログラムであることを特徴とする請求項36に記載の
    コンピュータ可読媒体。
  38. 【請求項38】 Webページ内に表示された表データ
    オブジェクトを編集するためのユーザコマンドは、MI
    CROSOFT INTERNET EXPLORER
    5.0ブラウザプログラムに関連付けられた、ドロッ
    プダウン編集メニュー上に表示された「Microso
    ft Excelで編集」コマンドであることを特徴と
    する請求項36に記載のコンピュータ可読媒体。
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