JP2002185934A - 走査線補間装置 - Google Patents

走査線補間装置

Info

Publication number
JP2002185934A
JP2002185934A JP2000380904A JP2000380904A JP2002185934A JP 2002185934 A JP2002185934 A JP 2002185934A JP 2000380904 A JP2000380904 A JP 2000380904A JP 2000380904 A JP2000380904 A JP 2000380904A JP 2002185934 A JP2002185934 A JP 2002185934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
interpolation
pixel
interpolated
difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000380904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4553481B2 (ja
Inventor
Hideaki Kawamura
秀昭 川村
Mitsuhiro Kasahara
光弘 笠原
Tomoaki Ooki
智明 大喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000380904A priority Critical patent/JP4553481B2/ja
Priority to TW090130126A priority patent/TW554626B/zh
Priority to KR10-2002-7010460A priority patent/KR100495549B1/ko
Priority to PCT/JP2001/010703 priority patent/WO2002051143A1/ja
Priority to US10/169,753 priority patent/US6801221B2/en
Priority to EP01271750A priority patent/EP1345432B1/en
Priority to CNB018049044A priority patent/CN1186931C/zh
Priority to MYPI20015632A priority patent/MY129345A/en
Publication of JP2002185934A publication Critical patent/JP2002185934A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4553481B2 publication Critical patent/JP4553481B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/012Conversion between an interlaced and a progressive signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0135Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving interpolation processes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜め方向のエッジを有する画像において滑ら
かな補間処理を行うことができる走査線補間装置を提供
することである。 【解決手段】 垂直方向補間回路2は、補間画素に対し
て垂直方向の上下に位置する画素を用いた補間処理を行
い、垂直方向補間値IDを出力する。斜め方向平均値演
算部3は、斜めエッジの角度信号ANに基づき補間画素
に対して斜め方向に位置する画素の値の平均値を算出
し、算出結果を斜め方向平均値ADとして出力する。斜
め方向差分絶対値演算部4は、斜めエッジの角度信号A
Nに基づき補間画素に対して斜め方向に位置する画素の
値の差分の絶対値を算出し、算出結果を斜め方向差分絶
対値DDとして出力する。混合部5は、斜め方向差分絶
対値DDに基づいて垂直方向補間値ID、斜め方向平均
値ADまたはそれらの混合値を補間画素値ISとして出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号により表
示される走査線の補間処理を行う走査線補間装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】飛び越し走査(インタレース走査)方式
の映像信号を順次走査(プログレッシブ走査)方式の映
像信号に変換するため、または順次走査方式における走
査線の数を増加させるために、走査線の補間処理を行う
走査線補間装置が用いられる。
【0003】このような走査線補間装置においては、補
間処理により作成すべき走査線(以下、補間走査線と呼
ぶ)を構成する画素(以下、補間画素と呼ぶ)の値が上
下の走査線の画素の値に基づいて算出される。
【0004】この場合、通常は、補間画素に対して垂直
方向に位置する画素を用いて補間画素の値を算出し、斜
め方向のエッジを有する画像または細い斜め線の画像に
おいては、補間画素の斜め方向に位置する画素を用いて
補間画素の値を算出することが提案されている。そのた
めに、映像信号により表示される画像において相関の高
い方向を判定する相関判定回路が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の相関判定回路で
は、補間画素を中心として上下方向および斜め方向のそ
れぞれ2画素間の差分値を検出し、その差分値に基づい
て相関の高い方向の角度を判定している。しかしなが
ら、このような2画素間の差分値を用いる方法では、角
度の誤検出が生じることがある。
【0006】そこで、判定された方向に位置する2画素
間の差分値がしきい値よりも大きい場合には、垂直方向
に位置する画素を用いて補間画素の値を算出し、判定さ
れた方向に位置する2画素間の差分値がしきい値以下の
場合には、斜め方向の画素を用いて補間画素の値を算出
することが提案されている。
【0007】しかしながら、上記の走査線補間装置で
は、判定された方向に位置する2画素間の差分値がしき
い値の近傍にある場合には、補間画素の値がばらつき、
滑らかな画像が得られない。
【0008】例えば、図13に示すように、斜め方向の
エッジを有する画像を考える。補間画素INの上下方向
の2画素81,82の値がそれぞれ“0”および“10
0”であり、一方の斜め方向の画素83,84の値がそ
れぞれ“0”および“100”であり、他方の斜め方向
の画素85,86の値が“80”および“120”であ
るとする。また、しきい値を“40”とする。
【0009】この場合、補間画素INの上下方向の2画
素81,82間の差分値が“100”、一方の斜め方向
の2画素83,84間の差分値が“100”、他方の斜
め方向の2画素85,86間の差分値が“40”となる
ので、相関の高い方向は、2画素85,86を結ぶ直線
の方向となる。この場合、2画素85,86間の差分値
がしきい値以下であるので、斜め方向の2画素85,8
6を用いて補間画素INの値が算出される。例えば、2
画素85,86の値の平均値“100”が補間画素の値
となる。
【0010】しかしながら、画素85の値が“75”の
場合には、2画素85,86間の差分値がしきい値より
も大きいので、垂直方向の2画素81,82を用いて補
間画素INの値が算出される。例えば、2画素81,8
2の値の平均値50が補間画素INの値となる。
【0011】このように、画素85の値が“5”異なる
だけで補間画素の値は“50”異なることになる。その
結果、滑らかな画像が得られない。
【0012】本発明の目的は、斜め方向のエッジを有す
る画像において滑らかな補間処理を行うことができる走
査線補間装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1)第1の発明 第1の発明に係る走査線補間装置は、入力された映像信
号に基づいて補間すべき画素の値を算出することにより
走査線の補間処理を行う走査線補間装置であって、補間
すべき画素に対して垂直方向に位置する上下の走査線の
画素を用いた補間処理により第1の補間値を算出する第
1の補間手段と、補間すべき画素に対する画像の方向を
示す信号を入力する入力手段と、補間すべき画素に対し
て入力手段により入力された信号が示す方向に位置する
上下の走査線の画素の値の差分値を算出する差分算出手
段と、補間すべき画素に対して入力手段により入力され
た信号が示す方向に位置する上下の走査線の画素を用い
た補間処理により第2の補間値を算出する第2の補間手
段と、差分算出手段により算出された差分値が第1の値
以下の場合に、第2の補間手段により算出された第2の
補間値を補間すべき画素の値として出力し、差分算出手
段により算出された差分値が第1の値よりも大きい第2
の値以上の場合に、第1の補間手段により算出された第
1の補間値を補間すべき画素の値として出力し、差分算
出手段により算出された差分値が第1の値から第2の値
の範囲内にある場合に、第1の補間手段により算出され
た第1の補間値と第2の補間手段により算出された第2
の補間値とを用いた演算により第3の補間値を算出して
補間すべき画素の値として出力する補間値出力手段とを
備えたものである。
【0014】本発明に係る走査線補間装置においては、
補間すべき画素に対して垂直方向に位置する上下の走査
線の画素を用いた補間処理により第1の補間手段により
第1の補間値が算出される。また、補間すべき画素に対
する画像の方向を示す信号が入力手段により入力され、
補間すべき画素に対して入力された信号が示す方向に位
置する上下の走査線の画素の値の差分値が差分算出手段
により算出される。また、補間すべき画素に対して入力
された信号が示す方向に位置する上下の走査線の画素を
用いた補間処理により第2の補間手段により第2の補間
値が算出される。差分値が第1の値以下の場合に、第2
の補間値が補間値出力手段により補間すべき画素の値と
して出力され、差分値が第1の値よりも大きい第2の値
以上の場合に、第1の補間値が補間値出力手段により補
間すべき画素の値として出力され、差分値が第1の値か
ら第2の値の範囲内にある場合に、第1の補間値と第2
の補間値とを用いた演算により第3の補間値が算出され
て補間値出力手段により補間すべき画素の値として出力
される。
【0015】このように、補間すべき画素の斜め方向の
画素の差分値が第1の値と第2の値との間にある場合
に、垂直方向の画素を用いて算出された第1の補間値と
斜め方向の画素を用いて算出された第2の補間値とを用
いた演算により補間すべき画素の値が算出されるので、
斜め方向のエッジを有する画像において滑らかな補間処
理を行うことができる。
【0016】(2)第2の発明 第2の発明に係る走査線補間装置は、第1の発明に係る
走査線補間装置の構成において、補間値出力手段は、差
分算出手段により算出された差分値が第1の値から第2
の値の範囲内にある場合に、差分値に応じた比率で第1
の補間手段により算出された第1の補間値と第2の補間
手段により算出された第2の補間値とを加算し、加算結
果を補間すべき画素の値として出力するものである。
【0017】この場合、差分値が第1の値と第2の値と
の間にある場合に、差分値に応じた比率で第1の補間値
と第2の補間値とが加算されるので、滑らかな補間処理
が可能となる。
【0018】(3)第3の発明 第3の発明に係る走査線補間装置は、第2の発明に係る
走査線補間装置の構成において、補間値出力手段は、差
分算出手段により算出された差分値が第1の値から第2
の値に近づくにつれて、第1の補間手段により算出され
た第1の補間値の比率が増加するとともに第2の補間手
段により算出された第2の補間値の比率が減少するよう
に第1の補間値と第2の補間値とを加算するものであ
る。
【0019】この場合、差分値が第1の値から第2の値
に近づくにつれて、第1の補間値の比率が増加するとと
もに第2の補間値の比率が減少するように第1の補間値
と第2の補間値とが加算されるので、さらに滑らかな補
間処理が可能となる。
【0020】(4)第4の発明 第4の発明に係る走査線補間装置は、第1〜第3のいず
れかの発明に係る走査線補間装置の構成において、差分
算出手段は、補間すべき画素に対して入力手段により入
力された信号が示す方向を中心として複数の方向に位置
する複数組の画素の値の差分値をそれぞれ算出し、第2
の補間手段は、補間すべき画素に対して入力手段により
入力された信号が示す方向を中心として複数の方向に位
置する複数組の画素をそれぞれ用いた補間処理により複
数の第2の補間値をそれぞれ算出し、差分算出手段によ
り算出された複数の差分値のうち最小値を判定する最小
値判定手段と、第2の補間手段により算出された複数の
第2の補間値のうち最小値判定手段により最小値と判定
された差分値に対応する第2の補間値を選択して補間値
出力手段に与える選択手段とをさらに備えたものであ
る。
【0021】この場合、補間すべき画素に対して入力さ
れた信号が示す方向を中心として複数の方向に位置する
複数組の画素の値の差分値がそれぞれ算出され、補間す
べき画素に対して入力された信号が示す方向を中心とし
て複数の方向に位置する複数組の画素をそれぞれ用いた
補間処理により複数の第2の補間値がそれぞれ算出され
る。そして、複数の差分値のうち最小値が判定され、複
数の第2の補間値のうち最小値と判定された差分値に対
応する第2の補間値が選択されて補間値出力手段に与え
られる。
【0022】このようにして、複数の方向のうち最も相
関の高い方向を判定し、複数の方向の第2の補間値のう
ち最も相関の高い方向の第2の補間値を選択することに
より、画像の角度の誤検出を修正することができる。
【0023】(5)第5の発明 第5の発明に係る走査線補間装置は、第1〜第4のいず
れかの発明に係る走査線補間装置の構成において、補間
すべき画素に対して垂直方向の上下に位置する画素の値
をそれぞれ検出する検出手段と、第2の補間手段により
算出された第2の補間値が検出手段により検出された値
の間にあるか否かを判定する中間値判定手段とをさらに
備え、補間値出力手段は、中間値判定手段により第2の
補間値が検出手段により検出された値の間にないと判定
された場合に、差分算出手段により算出された差分値に
かかわらず、第1の補間手段により算出された第1の補
間値を補間すべき画素の値として出力するものである。
【0024】この場合、補間すべき画素に対して垂直方
向の上下に位置する画素の値がそれぞれ検出され、第2
の補間値が検出された値の間にあるか否かが判定され
る。第2の補間値が検出された値の間にないと判定され
た場合に、斜め方向の差分値にかかわらず、第1の補間
値が補間すべき画素の値として出力される。
【0025】このように、第2の補間値が補間すべき画
素の上下の画素の値の間にない場合には第2の補間値を
用いずに第1の補間値を用いることにより、画像の角度
が誤検出された場合に誤った方向の画素を用いて補間す
べき画素の値を算出することを防止することができる。
【0026】(6)第6の発明 第6の発明に係る走査線補間装置は、第1〜第5のいず
れかの発明に係る走査線補間装置の構成において、補間
すべき画素に対して垂直方向の上下に位置する画素の差
分値を算出する上下差分演算手段をさらに備え、補間値
出力手段は、上下差分演算手段により算出された差分値
が所定値よりも小さい場合に、差分算出手段により算出
された差分値にかかわらず、第1の補間手段により算出
された第1の補間値を補間すべき画素の値として出力す
るものである。
【0027】この場合、補間すべき画素に対して垂直方
向の上下に位置する画素の差分値が算出され、垂直方向
の差分値が所定値よりも小さい場合に、斜め方向の差分
値にかかわらず、第1の補間値が補間すべき画素の値と
して出力される。
【0028】このように、垂直方向の差分値が所定値よ
りも小さい場合に第2の補間値を用いずに第1の補間値
を用いることにより、画像の角度の誤検出による画質の
劣化を防止することができる。
【0029】(7)第7の発明 第7の発明に係る走査線補間装置は、第1〜第6のいず
れかの発明に係る走査線補間装置の構成において、第2
の補間手段は、補間すべき画素に対して入力手段により
入力された信号が示す方向に位置する上下の走査線の画
素の平均値を第2の補間値として算出するものである。
【0030】この場合、第2の補間値は、補間すべき画
素の斜め方向に位置する画素の値の平均値となる。
【0031】(8)第8の発明 第8の発明に係る走査線補間装置は、第1〜第7のいず
れかの発明に係る走査線補間装置の構成において、第1
の値は0であり、第2の値は予め設定されたしきい値で
あるものである。
【0032】この場合、差分値が0の場合に、第2の補
間値が補間すべき画素の値として出力され、差分値がし
きい値以上の場合に、第1の補間値が補間すべき画素の
値として出力され、差分値が0からしきい値の範囲内に
ある場合に、第1の補間値と第2の補間値とを用いた演
算により算出された第3の補間値が補間すべき画素の値
として出力される。
【0033】
【発明の実施の形態】(1)第1の実施の形態 図1は本発明の第1の実施の形態における走査線補間装
置の構成を示すブロック図である。
【0034】図1の走査線補間装置は、ラインメモリ
1、垂直方向補間回路2、斜め方向平均値演算部3、斜
め方向差分絶対値演算部4および混合部5を含む。
【0035】映像信号VD1は、ラインメモリ1、垂直
方向補間回路2、斜め方向平均値演算部3および斜め方
向差分絶対値演算部4に入力される。
【0036】また、角度信号ANが、入力端子6を介し
て斜め方向平均値演算部3および斜め方向差分絶対値演
算部4に入力される。この角度信号ANは、斜め方向の
エッジを有する画像または細い斜め線の画像のように斜
め方向の画像の角度を示し、後述する画像角度検出装置
により与えられる。
【0037】ラインメモリ1は、入力された映像信号V
D1を1ライン(1走査線)分遅延させて出力する。ラ
インメモリ1から出力される映像信号VD2は、垂直方
向補間回路2、斜め方向平均値演算部3および斜め方向
差分絶対値演算部4に与えられる。
【0038】本例では、映像信号VD1,VD2は25
6階調の輝度を有するものとする。すなわち、映像信号
VD1,VD2の輝度の最小値は“0”であり、最大値
は“255”である。
【0039】垂直方向補間回路2は、入力される映像信
号VD1およびラインメモリ1から出力される映像信号
VD2に基づいて補間画素(補間処理により作成すべき
画素)に対して垂直方向の上下に位置する画素を用いて
補間処理(以下、垂直方向補間処理と呼ぶ)を行い、垂
直方向補間値IDを出力する。この垂直方向補間回路2
は、例えば、補間画素に対して垂直方向の上下に位置す
る画素の値の平均値を垂直方向補間値IDとして算出す
る。垂直方向補間回路2としては、公知の補間回路を用
いることができる。例えば、垂直方向補間回路2として
複数の画素の値のうち中間値を選択して出力するメディ
アンフィルタを用いた補間回路を用いてもよい。
【0040】斜め方向平均値演算部3は、入力される映
像信号VD1、ラインメモリ1から出力される映像信号
VD2および角度信号ANに基づいて補間画素に対して
斜め方向に位置する上の走査線の画素の値と下の走査線
の画素の値との平均値を算出し、算出結果を斜め方向平
均値ADとして出力する。この斜め方向平均値演算部3
による斜め方向平均値ADの算出処理を斜め方向補間処
理と呼ぶ。
【0041】斜め方向差分絶対値演算部4は、入力され
る映像信号VD1、ラインメモリ1から出力される映像
信号VD2および角度信号ANに基づいて補間画素に対
して斜め方向に位置する画素の値の差分の絶対値を算出
し、算出結果を斜め方向差分絶対値DDとして出力す
る。
【0042】混合部5は、斜め方向差分絶対値演算部4
から出力される斜め方向差分絶対値DDに基づいて、垂
直方向補間回路2から出力される垂直方向補間値ID、
斜め方向平均値演算部3から出力される斜め方向平均値
AD、またはそれらの混合値を補間画素の値(以下、補
間画素値と呼ぶ)ISとして出力する。混合部5の詳細
な動作は後述する。
【0043】本実施の形態では、垂直方向補間回路2が
第1の補間手段に相当し、角度信号ANを受ける入力端
子6が入力手段に相当し、斜め方向差分絶対値算出部4
が差分算出手段に相当し、斜め方向平均値演算部3が第
2の補間手段に相当し、混合部5が補間値出力手段に相
当する。
【0044】図2は画像の角度と補間処理に用いる画素
との関係を説明するための模式図である。
【0045】図2において、ILは補間走査線を示し、
ALは補間走査線ILの上の走査線を示し、BLは補間
走査線ILの下の走査線を示す。上の走査線ALは画素
A1〜A5を含み、下の走査線BLは画素B1〜B5を
含む。INは補間画素を示す。
【0046】図2の例では、画像の角度は矢印d0で示
すように水平方向に対して約45°となっている。この
場合、図1に示される角度信号ANは45°を表す。図
1の斜め方向平均値演算部3は、補間画素INを中心と
して角度45°の方向に位置する上の走査線ALの画素
A4の輝度値および下の走査線BLの画素B2の輝度値
の平均値を斜め方向平均値ADとして出力する。また、
図1の斜め方向差分絶対値演算部4は、補間画素INを
中心として角度45°の方向に位置する上の走査線AL
の画素A4の輝度値と下の走査線BLの画素B2の輝度
値との差分の絶対値を斜め方向差分絶対値DDとして出
力する。
【0047】図3は図1の混合部5の動作を説明するた
めの模式図である。図3に示すように、斜め方向差分絶
対値演算部4から出力される斜め方向差分絶対値DDが
0の場合には、混合部5は斜め方向平均値演算部3から
出力される斜め方向平均値ADを補間画素値ISとして
出力する。また、斜め方向差分絶対値演算部4から出力
される斜め方向差分絶対値DDが予め設定されたしきい
値TH以上の場合には、混合部5は垂直方向補間回路2
から出力される垂直方向補間値IDを補間画素値ISと
して出力する。斜め方向差分絶対値演算部4から出力さ
れる斜め方向差分絶対値DDが0としきい値THとの間
にある場合には、混合部5は斜め方向平均値演算部3か
ら出力される斜め方向平均値ADと垂直方向補間回路2
から出力される垂直方向補間値IDとを斜め方向差分絶
対値DDに応じた比率で混合し、混合値を補間画素値I
Sとして出力する。
【0048】図4は斜め方向差分絶対値と斜め方向平均
値の係数および垂直方向補間値の係数との関係を示す模
式図である。
【0049】図1の混合部5は、斜め方向差分絶対値D
Dが0としきい値THとの間にある場合に次式により混
合値CXを算出する。
【0050】 CX=K1・AD+K2・ID …(1) 上式(1)において、K1およびK2はそれぞれ斜め方
向平均値および垂直方向補間値の係数であり、K1+K
2は常に1となるように設定する。図4の横軸は斜め方
向差分絶対値DDを示し、縦軸は係数K1およびK2を
示す。
【0051】図4に示すように、斜め方向平均値ADの
係数K2は、斜め方向差分絶対値DDが0のときに1.
0となり、斜め方向差分絶対値DDが増加するにつれて
減少し、斜め方向差分絶対値DDがしきい値THのとき
に0となる。一方、垂直方向補間値IDの係数K1は、
斜め方向差分絶対値DDが0のときに0となり、斜め方
向差分絶対値DDが増加するにつれて増加し、斜め方向
差分絶対値DDがしきい値THのときに1.0となる。
【0052】なお、図4の例では、斜め方向平均値AD
の係数K2および垂直方向補間値IDの係数K1が斜め
方向差分絶対値DDに対して直線的に減少および増加し
ているが、これに限定されず、斜め方向平均値ADの係
数K2および垂直方向補間値IDの係数K1が曲線状に
変化してもよい。
【0053】本実施の形態の走査線補間装置において
は、斜め方向差分絶対値DDが0としきい値THとの間
にある場合に、混合部5が斜め方向差分絶対値DDに応
じて垂直方向補間値IDおよび斜め方向平均値ADの比
率を変化させて混合し、補間画素値ISとして出力する
ので、斜め方向のエッジを有する画像において滑らかな
補間処理が可能となる。
【0054】なお、斜め方向差分絶対値DDが0の場合
のみに斜め方向平均値ADを補間画素値ISとして出力
する例を示したが、これに限るものではなく、0より大
きくしきい値THより小さい任意の値で斜め方向平均値
ADを補間画素値ISとして出力するように設定しても
よい。
【0055】(2)第2の実施の形態 図5は本発明の第2の実施の形態における走査線補間装
置の構成を示すブロック図である。
【0056】図5の走査線補間装置は、ラインメモリ1
1、垂直方向補間回路12、垂直方向上下画素値抽出部
13、斜め方向平均値演算部14、垂直方向上下画素差
分絶対値演算部15、斜め方向差分絶対値演算部16、
セレクタ17、最小値判定部18、セレクタ19、中間
値判定部20および混合部21を含む。
【0057】映像信号VD1は、ラインメモリ11、垂
直方向補間回路12、垂直方向上下画素値抽出部13、
斜め方向平均値演算部14、垂直方向上下画素差分絶対
値演算部15および斜め方向差分絶対値演算部16に入
力される。また、角度信号ANは、入力端子22を介し
て斜め方向平均値演算部14および斜め方向差分絶対値
演算部16に入力される。
【0058】ラインメモリ11は、入力された映像信号
VD1を1ライン(1走査線)遅延させて出力する。ラ
インメモリ11から出力される映像信号VD2は、垂直
方向補間回路12、垂直方向上下画素値抽出部13、斜
め方向平均値演算部14、垂直方向上下画素差分絶対値
演算部15および斜め方向差分絶対値演算部16に与え
られる。
【0059】本例においても、映像信号VD1,VD2
は256階調の輝度を有するものとする。すなわち、映
像信号VD1,VD2の輝度の最小値は“0”であり、
最大値は“255”である。
【0060】垂直方向補間回路12は、図1の垂直方向
補間回路2と同様に、入力される映像信号VD1および
ラインメモリ11から出力される映像信号VD2に基づ
いて補間画素に対して垂直方向の上下に位置する画素を
用いて垂直方向補間処理を行い、垂直方向補間値IDを
出力する。
【0061】垂直方向上下画素値抽出部13は、入力さ
れる映像信号VD1およびラインメモリ11から出力さ
れる映像信号VD2に基づいて、補間画素に対して垂直
方向に位置する上の走査線の画素の値および下の走査線
の画素の値をそれぞれ垂直上画素値Pおよび垂直下画素
値Qとして出力する。
【0062】斜め方向平均値演算部14は、入力される
映像信号VD1、ラインメモリ11から出力される映像
信号VD2および角度検出信号ANに基づいて、補間画
素に対して角度信号ANにより示される角度の方向(0
方向と呼ぶ)に位置する上の走査線の画素の値と下の走
査線の画素の値との平均値を算出し、算出結果を斜め方
向平均値Abとして出力する。また、斜め方向平均値演
算部14は、角度信号ANにより示される角度を中心と
して1つ小さい角度の方向(−1方向と呼ぶ)に位置す
る上の走査線の画素の値と下の走査線の画素の値との平
均値を算出し、算出結果を斜め方向平均値Aaとして出
力するとともに、角度信号ANにより示される角度を中
心として1つ大きい角度の方向(+1方向と呼ぶ)に位
置する上の走査線の画素の値と下の走査線の画素の値と
の平均値を算出し、算出結果を斜め方向平均値Acとし
て出力する。
【0063】垂直方向上下画素差分絶対値演算部15
は、入力される映像信号VD1およびラインメモリ11
から出力される映像信号VD2に基づいて、補間画素に
対して垂直方向に位置する上の走査線の画素の値と下の
走査線の画素の値との差分の絶対値を算出し、上下差分
絶対値ABとして出力する。
【0064】斜め方向差分絶対値演算部16は、入力さ
れる映像信号VD1、ラインメモリ11から出力される
映像信号VD2および角度信号ANに基づいて、補間画
素に対して角度信号ANにより示される角度の方向(0
方向)に位置する上の走査線の画素の値と下の走査線の
画素の値との差分の絶対値を算出し、斜め方向差分絶対
値Dbとして出力する。また、斜め方向差分絶対値演算
部16は、角度信号ANにより示される角度を中心とし
て1つ小さい角度の方向(−1方向)に位置する上の走
査線の画素の値と下の走査線の画素の値との差分の絶対
値を算出し、算出結果を斜め方向差分絶対値Daとして
出力するとともに、角度信号ANにより示される角度を
中心として1つ大きい角度の方向(+1方向)に位置す
る上の走査線の画素の値と下の走査線の画素の値との差
分の絶対値を算出し、算出結果を斜め方向差分絶対値D
cとして出力する。
【0065】最小値判定部18は、斜め方向差分絶対値
演算部16から出力される斜め方向差分絶対値Da,D
b,Dcのうち最小値を判定し、最小値となる角度を示
す判定結果をセレクタ17,19に与える。
【0066】セレクタ17は、最小値判定部18により
与えられる判定結果に基づいて斜め方向平均値演算部1
4から出力される斜め方向平均値Aa,Ab,Acのう
ち判定結果が示す角度に対応する斜め方向平均値を選択
し、斜め方向平均値Rとして出力する。
【0067】セレクタ19は、最小値判定部18により
与えられる判定結果に基づいて斜め方向差分絶対値演算
部16から出力される斜め方向差分絶対値Da,Db,
Dcのうち判定結果が示す角度に対応する斜め方向差分
絶対値を選択し、斜め方向差分絶対値Sとして出力す
る。
【0068】中間値判定部20は、垂直方向上下画素値
抽出部13から出力される垂直上画素値Pおよび垂直下
画素値Qならびにセレクタ17から出力される斜め方向
平均値Rのうち中間値を判定し、判定結果を混合部21
に与える。
【0069】混合部21は、セレクタ19から出力され
る斜め方向差分絶対値Sに基づいて、垂直方向補間回路
12から出力される垂直方向補間値ID、セレクタ17
から出力される斜め方向平均値R、またはそれらの混合
値を補間画素値ISとして出力する。斜め方向差分絶対
値Sと垂直方向補間値IDとの混合値の算出方法は、図
2および図3に示した斜め方向平均値ADと垂直方向補
間値IDとの混合値の算出方法と同様である。
【0070】また、混合部21は、中間値判定部20の
判定結果が斜め方向平均値Rでない場合、すなわち斜め
方向平均値Rが垂直上画素値Pと垂直下画素値Qとの中
間値でない場合には、垂直方向補間回路12から出力さ
れる垂直方向補間値IDを補間画素値ISとして出力す
る。それにより、斜め方向平均値Rが補間画素の上下の
画素の値の間にない場合には、斜め方向補間処理が行わ
れずに垂直方向補間処理が行われる。
【0071】斜め方向差分絶対値演算部16は、垂直方
向上下画素差分絶対値演算部15により与えられた上下
差分絶対値ABが所定値よりも小さい場合に、斜め方向
差分絶対値Da,Db,Dcとして輝度の最大値“25
5”をそれぞれ出力する。それにより、セレクタ19か
ら出力される斜め方向差分絶対値Sが最大値“255”
となる。したがって、混合部21は、垂直方向補間回路
12から出力される垂直方向補間値IDを補間画素値I
Sとして出力する。すなわち、補間画素の上下の画素の
差分の絶対値が小さい場合には斜め方向補間処理が行わ
れずに垂直方向補間処理が行われる。
【0072】本実施の形態では、垂直方向補間回路12
が第1の補間手段に相当し、角度信号ANを受ける入力
端子22が入力手段に相当し、斜め方向差分絶対値演算
部16が差分算出手段に相当し、斜め方向平均値演算部
14が第2の補間手段に相当し、混合部22が補間値出
力手段に相当する。
【0073】また、最小値判定部18が最小値判定手段
に相当し、セレクタ17が選択手段に相当し、垂直方向
上下画素値抽出部13が検出手段に相当し、中間値判定
部20が中間値判定手段に相当し、垂直方向上下画素差
分絶対値演算部15が上下差分演算手段に相当する。
【0074】図6は図5の斜め方向平均値演算部14お
よび斜め方向差分絶対値演算部16による斜め方向補間
処理を説明するための模式図である。
【0075】図6において、ILは補間走査線を示し、
ALは補間走査線ILの上の走査線を示し、BLは補間
走査線ILの下の走査線を示す。上の走査線ALは画素
A1〜A5を含み、下の走査線BLは画素B1〜B5を
含む。INは補間画素を示す。
【0076】図6の例では、図5の角度信号ANが表す
画像の角度を矢印d0で示し、−1方向を矢印d−で示
し、+1方向を矢印d+で示す。
【0077】図5の斜め方向平均値演算部14は、補間
画素INを中心として矢印d0の方向に位置する上の走
査線ALの画素A4の輝度値および下の走査線BLの画
素B2の輝度値の平均値を斜め方向平均値Abとして出
力し、矢印d−の方向に位置する上の走査線ALの画素
A5の輝度値および下の走査線BLの画素B1の輝度値
の平均値を斜め方向平均値Aaとして出力し、矢印d+
の方向に位置する上の走査線ALの画素A3の輝度値お
よび下の走査線BLの画素B3の輝度値の平均値を斜め
方向平均値Acとして出力する。また、図5の斜め方向
差分絶対値演算部14は、補間画素INを中心として矢
印d0の方向に位置する上の走査線ALの画素A4の輝
度値と下の走査線BLの画素B2の輝度値との差分の絶
対値を斜め方向差分絶対値Dbとして出力し、矢印d−
の方向に位置する上の走査線ALの画素A5の輝度値と
下の走査線BLの画素B1の輝度値との差分の絶対値を
斜め方向差分絶対値Daとして出力するとともに、矢印
d+の方向に位置する上の走査線ALの画素A3の輝度
値と下の走査線BLの画素B3の輝度値との差分の絶対
値を斜め方向差分絶対値Dcとして出力する。
【0078】本実施の形態の走査線補間装置において
は、斜め方向差分絶対値Sが0としきい値THとの間に
ある場合に、斜め方向差分絶対値Sに応じて垂直方向補
間値IDおよび斜め方向差分絶対値Rの比率を変化させ
て混合し、補間画素値ISとして出力するので、斜め方
向のエッジを有する画像において滑らかな補間処理が可
能となる。
【0079】また、斜め方向差分絶対値演算部16によ
り算出された斜め方向差分絶対値Da,Db,Dcに基
づいて角度信号ANにより示される方向、−1方向およ
び+1方向のうち最も相関の高い方向を判定し、斜め方
向平均値演算部14により算出された斜め方向平均値A
a,Ab,Acのうち最も相関の高い方向に対応する斜
め方向平均値を選択するので、画像の角度の誤検出を修
正することができる。
【0080】さらに、斜め方向のエッジを有する画像に
おいては、補間画素の値は上下の画素の値の中間とな
る。斜め方向平均値Rが補間画素の上下の画素の値の中
間にない場合には、斜め方向補間処理を行わずに垂直方
向補間処理を行うことにより、画像の角度が誤検出され
た場合に誤った方向の画素に基づいて補間画素値ISを
算出することを防止することができる。
【0081】また、斜め方向のエッジを有する画像で
は、補間画素に対して垂直方向の上下に位置する画素間
の差分は大きい。補間画素の上下の画素の差分の絶対値
が小さい場合には斜め方向補間処理を行わずに垂直方向
補間処理を行うことにより、画像の角度の誤検出による
画質の劣化を防止することができる。
【0082】図7は角度信号ANを出力する画像角度検
出装置の構成の一例を示すブロック図である。
【0083】図7の画像角度検出装置は、ラインメモリ
31、2値化部32、検出ウィンドウ内映像信号処理部
33、パターンマッチング角度検出部34およびリファ
レンスパターン発生部35を含む。
【0084】映像信号VD1は、ラインメモリ31、2
値化部32および検出ウィンドウ内映像信号処理部33
に入力される。ラインメモリ31は、入力された映像信
号VD1を1ライン(1走査線)分遅延させて出力す
る。ラインメモリ31から出力される映像信号VD2
は、2値化部32および検出ウィンドウ内映像信号処理
部33に与えられる。
【0085】2値化部32は、入力される映像信号VD
1およびラインメモリ31から出力される映像信号VD
2を、後述する検出ウィンドウ内映像信号処理部33か
ら与えられる平均輝度値LUをしきい値として2値化
し、“1”および“0”からなる2値化パターンBIを
出力する。2値化パターンBIは、検出ウィンドウのサ
イズを有する。
【0086】ここで、検出ウィンドウは、例えば、映像
信号VD1の7画素および映像信号VD2の7画素を含
む7×2画素の矩形領域、映像信号VD1の15画素お
よび映像信号VD2の15画素を含む15×2画素の矩
形領域等である。なお、以下の説明では、検出ウィンド
ウのサイズを7×2画素とする。この場合、2値化パタ
ーンBIのサイズは7×2画素となる。
【0087】検出ウィンドウ内映像信号処理部33は、
入力される映像信号VD1およびラインメモリ31から
出力される映像信号VD2に検出ウィンドウを設定し、
検出ウィンドウ内の映像信号VD1,VD2の輝度の平
均値を算出し、2値化部32に平均輝度値LUを2値化
のためのしきい値として与える。
【0088】リファレンスパターン発生部35は、
“1”および“0”からなる複数のリファレンスパター
ンRAを発生し、パターンマッチング角度検出部34に
与える。各リファレンスパターンRAのサイズは検出ウ
ィンドウのサイズに等しい。
【0089】パターンマッチング角度検出部34は、2
値化部32から与えられる2値化パターンBIをリファ
レンスパターン発生部35から与えられる複数のリファ
レンスパターンRAの各々と比較し、一致したリファレ
ンスパターンRAの角度を角度信号ANとして出力す
る。以下、2値化パターンBIと各リファレンスパター
ンRAとの比較動作をパターンマッチングと呼ぶ。
【0090】図8は図7の2値化部32から出力される
2値化パターンBIの一例を示す模式図である。
【0091】図8において、INは補間画素を示し、I
Lは補間走査線を示す。また、ALは補間走査線ILの
上の走査線を示し、BLは補間走査線ILの下の走査線
を示す。
【0092】図8の例では、輝度の低い部分(暗い部
分)が“0”で示され、輝度の高い部分(明るい部分)
が“1”で示されている。2値化パターンBIにおいて
は、画像のエッジの角度が45°となっている。ここで
は、水平方向の角度を0とし、右上の斜め方向の角度を
正としている。
【0093】図9は図7のリファレンスパターン発生部
35により発生されるリファレンスパターンの例を示す
模式図である。網掛けが施されている画素は、太線で示
される補間画素の値の算出に用いる上下の走査線の画素
である。
【0094】図9(a),(b),(c),(d),
(e)はそれぞれ45°、34°、27°、22°およ
び18°のリファレンスパターンを示す。図9の例で
は、左上が暗い部分となり、右下が明るい部分となって
いる。
【0095】図9に示すように、二次元の輝度分布によ
るリファレンスパターンにおいては、補間画素を中心と
した点対称の位置の画素間を結ぶ直線の角度だけでな
く、それらの角度の間の角度も設定することができる。
例えば、45°、27°および18°の間の角度である
34°および22°を設定することができる。
【0096】例えば、図8の2値化パターンBIは図9
(a)のリファレンスパターンと一致する。この場合、
図7パターンマッチング角度検出部35は、45°を示
す角度信号ANを出力する。
【0097】図7の画像角度検出装置においては、検出
ウィンドウ内の映像信号VD1,VD2の輝度分布を2
値化パターンBIに変換し、2値化パターンBIと予め
設定された複数のリファレンスパターンRAとのパター
ンマッチングを行うことにより、少ない回路規模で画像
の角度を検出することができる。
【0098】この場合、検出ウィンドウ内の平均輝度値
を2値化のしきい値として用いているので、外部から2
値化のしきい値を設定することなく、画像の輝度レベル
に関係なく2値化パターンBIを作成することができ
る。
【0099】また、二次元の輝度分布によるパターンマ
ッチングを行っているので、2画素間の差分値を用いる
場合と比較して誤検出が抑制され、斜め方向のエッジを
有する画像の角度を正確に検出することができる。
【0100】さらに、二次元の輝度分布によるリファレ
ンスパターンRAを用いることにより、検出する角度が
補間画素を中心として点対称の位置にある画素を結ぶ直
線の角度に限定されず、それらの角度の間の角度を検出
することもできる。したがって、少ない容量のラインメ
モリ31を用いてより細かい間隔で角度を検出すること
ができる。
【0101】図10は角度信号ANを出力する画像角度
検出装置の構成の他の例を示すブロック図である。
【0102】図10の画像角度検出装置は、ラインメモ
リ41、上ライン極大極小検出部42、下ライン極大極
小検出部43、パターンマッチング角度検出部44およ
びリファレンスパターン発生部45を含む。
【0103】映像信号VD1は、ラインメモリ41およ
び下ライン極大極小検出部43に入力される。ラインメ
モリ41は、入力された映像信号VD1を1ライン(1
走査線)分遅延させて出力する。ラインメモリ41から
出力される映像信号VD2は、上ライン極大極小検出部
42に与えられる。
【0104】上ライン極大極小検出部42は、ラインメ
モリ41から出力される映像信号VD2において水平方
向の輝度分布の極大点および極小点を検出し、極大点お
よび極小点の位置を示す極大極小パターンP1をパター
ンマッチング角度検出部44に与える。下ライン極大極
小検出部43は、入力される映像信号VD1において水
平方向の輝度分布の極大点および極小点を検出し、極大
点および極小点の位置を示す極大極小パターンP2をパ
ターンマッチング角度検出部44に与える。極大極小パ
ターンP1および極大極小パターンP2は、それぞれ検
出ウィンドウの1走査線分のサイズを有する。
【0105】ここで、検出ウィンドウは、例えば、映像
信号VD1の7画素および映像信号VD2の7画素を含
む7×2画素の矩形領域、映像信号VD1の15画素お
よび映像信号VD2の15画素を含む15×2画素の矩
形領域等である。なお、以下の説明では、検出ウィンド
ウのサイズを7×2画素とする。この場合、極大極小パ
ターンP1および極大極小パターンP2のサイズはそれ
ぞれ7画素である。
【0106】リファレンスパターン発生部45は、検出
ウィンドウ内の極大点および極小点の位置を示す複数の
リファレンスパターンRBを発生し、パターンマッチン
グ角度検出部44に与える。各リファレンスパターンR
Bのサイズは検出ウィンドウのサイズに等しい。
【0107】パターンマッチング角度検出部44は、上
ライン極大極小検出部42から出力される極大極小パタ
ーンP1および下ライン極大極小検出部43から出力さ
れる極大極小パターンP2をリファレンスパターン発生
部45から与えられる複数のリファレンスパターンRB
の各々と比較し、一致したリファレンスパターンRBの
角度を示す角度信号ANを出力する。
【0108】以下、極大極小パターンP1,P2と各リ
ファレンスパターンRBとの比較動作をパターンマッチ
ングと呼ぶ。
【0109】図11は図10の上ライン極大極小検出部
42および下ライン極大極小検出部43から出力される
極大極小パターンP1,P2の一例を示す模式図であ
る。
【0110】図11において、INは補間画素を示し、
ILは補間走査線を示す。また、ALは補間走査線IL
の上の走査線を示し、BLは補間走査線ILの下の走査
線を示す。
【0111】図11の例では、水平方向の輝度分布にお
いて極大点を有する画素の位置が「大」で示され、水平
方向の輝度分布において極小点を有する画素の位置が
「小」で示されている。なお、実際には、極大点を有す
る画素の位置および極小点を有する画素の位置は所定の
数値で示される。極大極小パターンP1,P2において
は、走査線ALおよび走査線BLの輝度分布において極
大点同士を結ぶ直線および極小点同士を結ぶ直線の角度
が45°となっている。ここでは、水平方向の角度を0
とし、右上の斜め方向の角度を正としている。
【0112】図12は図10のリファレンスパターン発
生部45により発生されるリファレンスパターンの例を
示す模式図である。
【0113】図12(a),(b)はそれぞれ45°お
よび34°のリファレンスパターンを示す。図12にお
いて、極大点を有する画素の位置が「大」で示され、極
小点を有する画素の位置が「小」で示されている。な
お、実際には、極大点を有する画素の位置および極小点
を有する画素の位置は所定の数値で示されている。
【0114】図12(a),(b)に示すように、極大
点および極小点を対として2つの走査線の輝度分布にお
ける極大点同士を結ぶ直線および極小点同士を結ぶ直線
の角度がそれぞれ45°および34°に設定されてい
る。
【0115】例えば、図11の極大極小パターンP1,
P2は図12(a)のリファレンスパターンと一致す
る。この場合、図10のパターンマッチング角度検出部
44は、45°を示す角度信号ANを出力する。
【0116】図10の画像角度検出装置においては、検
出ウィンドウ内の映像信号VD1,VD2の輝度分布に
おける極大点および極小点の位置を表す極大極小パター
ンP1,P2を作成し、極大極小パターンP1,P2と
予め設定された複数のリファレンスパターンRBとのパ
ターンマッチングを行うことにより、少ない回路規模で
画像の角度を検出することができる。
【0117】この場合、極大点および極小点を対として
検出することにより、細い斜め線の画像の角度を検出す
ることができる。
【0118】また、二次元の輝度分布によるパターンマ
ッチングを行っているので、2画素間の差分値を用いる
場合と比較して誤検出が抑制され、細い斜め線の画像の
角度を正確に検出することができる。
【0119】さらに、二次元の輝度分布によるリファレ
ンスパターンRBを用いることにより、検出する角度が
補間画素を中心として点対称の位置にある画素を結ぶ直
線の角度に限定されず、それらの角度の間の角度を検出
することもできる。したがって、少ない容量のラインメ
モリ41を用いてより細かい間隔で角度を検出すること
ができる。
【0120】なお、図5の垂直方向上下画素値抽出部1
3および中間値判定部20を用いた処理を行う場合、お
よび垂直方向上下画素差分絶対値演算部15を用いた処
理を行う場合には、図7の画像角度検出装置を用いるこ
とが好ましい。
【0121】また、画像角度検出装置の構成は上記の例
に限定されず、例えば、特開平1−33167号公報等
に開示される公知の相関判定回路を用いてもよい。
【0122】
【発明の効果】本発明によれば、補間すべき画素の斜め
方向の画素の差分値が第1の値と第2の値との間にある
場合に、垂直方向の画素を用いて算出された第1の補間
値と斜め方向の画素を用いて算出された第2の補間値と
を用いた演算により補間すべき画素の値が算出されるの
で、斜め方向のエッジを有する画像において滑らかな補
間処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における走査線補間
装置の構成を示すブロック図
【図2】画像の角度と補間処理に用いる画素との関係を
説明するための模式図
【図3】図1の混合部の動作を説明するための模式図
【図4】斜め方向差分絶対値と斜め方向平均値の係数お
よび垂直方向補間値の係数との関係を示す模式図
【図5】本発明の第2の実施の形態における走査線補間
装置の構成を示すブロック図
【図6】図5の走査線補間装置の斜め方向平均値演算部
および斜め方向差分絶対値演算部による斜め方向補間処
理を説明するための模式図
【図7】角度信号を出力する画像角度検出装置の構成の
一例を示すブロック図
【図8】図7の2値化部から出力される2値化パターン
の一例を示す図
【図9】図7のリファレンスパターン発生部により発生
されるリファレンスパターンの例を示す模式図
【図10】角度信号を出力する画像角度検出装置の構成
の他の例を示すブロック図
【図11】図10の上ライン極大極小検出部および下ラ
イン極大極小検出部から出力される極大極小パターンの
例を示す模式図
【図12】図11のリファレンスパターン発生部により
発生されるリファレンスパターンの例を示す模式図
【図13】従来の走査線補間装置における補間処理を説
明するための模式図
【符号の説明】
1,11 ラインメモリ 2,12 垂直方向補間回路 3,14 斜め方向平均値演算部 4,16 斜め方向差分絶対値演算部 5,21 混合部 6,22 入力端子 13 垂直方向上下画素値抽出部 15 垂直方向上下画素差分絶対値演算部 17,19 セレクタ 18 最小値判定部 20 中間値判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大喜 智明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C063 BA04 BA09 CA01 5C082 AA02 BA12 BA35 BB46 BC06 BC07 CA11 CA22 CA84 CB03 MM10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号に基づいて補間すべ
    き画素の値を算出することにより走査線の補間処理を行
    う走査線補間装置であって、 前記補間すべき画素に対して垂直方向に位置する上下の
    走査線の画素を用いた補間処理により第1の補間値を算
    出する第1の補間手段と、 前記補間すべき画素に対する画像の方向を示す信号を入
    力する入力手段と、 前記補間すべき画素に対して前記入力手段により入力さ
    れた信号が示す方向に位置する上下の走査線の画素の値
    の差分値を算出する差分算出手段と、 前記補間すべき画素に対して前記入力手段により入力さ
    れた信号が示す方向に位置する上下の走査線の画素を用
    いた補間処理により第2の補間値を算出する第2の補間
    手段と、 前記差分算出手段により算出された差分値が第1の値以
    下の場合に、前記第2の補間手段により算出された第2
    の補間値を前記補間すべき画素の値として出力し、前記
    差分算出手段により算出された差分値が前記第1の値よ
    りも大きい第2の値以上の場合に、前記第1の補間手段
    により算出された第1の補間値を前記補間すべき画素の
    値として出力し、前記差分算出手段により算出された差
    分値が前記第1の値から前記第2の値の範囲内にある場
    合に、前記第1の補間手段により算出された第1の補間
    値と前記第2の補間手段により算出された第2の補間値
    とを用いた演算により第3の補間値を算出して前記補間
    すべき画素の値として出力する補間値出力手段とを備え
    たことを特徴とする走査線補間装置。
  2. 【請求項2】 前記補間値出力手段は、前記差分算出手
    段により算出された差分値が前記第1の値から前記第2
    の値の範囲内にある場合に、前記差分値に応じた比率で
    前記第1の補間手段により算出された第1の補間値と前
    記第2の補間手段により算出された第2の補間値とを加
    算し、加算結果を前記補間すべき画素の値として出力す
    ることを特徴とする請求項1記載の走査線補間装置。
  3. 【請求項3】 前記補間値出力手段は、前記差分算出手
    段により算出された差分値が前記第1の値から前記第2
    の値に近づくにつれて、前記第1の補間手段により算出
    された第1の補間値の比率が増加するとともに前記第2
    の補間手段により算出された第2の補間値の比率が減少
    するように前記第1の補間値と前記第2の補間値とを加
    算することを特徴とする請求項2記載の走査線補間装
    置。
  4. 【請求項4】 前記差分算出手段は、前記補間すべき画
    素に対して前記入力手段により入力された信号が示す方
    向を中心として複数の方向に位置する複数組の画素の値
    の差分値をそれぞれ算出し、 前記第2の補間手段は、前記補間すべき画素に対して前
    記入力手段により入力された信号が示す方向を中心とし
    て複数の方向に位置する複数組の画素をそれぞれ用いた
    補間処理により複数の第2の補間値をそれぞれ算出し、 前記差分算出手段により算出された複数の差分値のうち
    最小値を判定する最小値判定手段と、 前記第2の補間手段により算出された複数の第2の補間
    値のうち前記最小値判定手段により最小値と判定された
    差分値に対応する第2の補間値を選択して前記補間値出
    力手段に与える選択手段とをさらに備えたことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の走査線補間装置。
  5. 【請求項5】 前記補間すべき画素に対して垂直方向の
    上下に位置する画素の値をそれぞれ検出する検出手段
    と、 前記第2の補間手段により算出された第2の補間値が前
    記検出手段により検出された値の間にあるか否かを判定
    する中間値判定手段とをさらに備え、 前記補間値出力手段は、前記中間値判定手段により第2
    の補間値が前記検出手段により検出された値の間にない
    と判定された場合に、前記差分算出手段により算出され
    た差分値にかかわらず、前記第1の補間手段により算出
    された第1の補間値を前記補間すべき画素の値として出
    力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の走査線補間装置。
  6. 【請求項6】 前記補間すべき画素に対して垂直方向の
    上下に位置する画素の差分値を算出する上下差分演算手
    段をさらに備え、 前記補間値出力手段は、前記上下差分演算手段により算
    出された差分値が所定値よりも小さい場合に、前記差分
    算出手段により算出された差分値にかかわらず、前記第
    1の補間手段により算出された第1の補間値を前記補間
    すべき画素の値として出力することを特徴とする請求項
    1〜5のいずれかに記載の走査線補間装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の補間手段は、前記補間すべき
    画素に対して前記入力手段により入力された信号が示す
    方向に位置する上下の走査線の画素の平均値を前記第2
    の補間値として算出することを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかに記載の走査線補間装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の値は0であり、前記第2の値
    は予め設定されたしきい値であることを特徴とする請求
    項1〜7のいずれかに記載の走査線補間装置。
JP2000380904A 2000-12-14 2000-12-14 走査線補間装置 Expired - Fee Related JP4553481B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380904A JP4553481B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 走査線補間装置
TW090130126A TW554626B (en) 2000-12-14 2001-12-05 Interpolation device for scanning lines
PCT/JP2001/010703 WO2002051143A1 (fr) 2000-12-14 2001-12-06 Dispositif d'interpolation de lignes de balayage
US10/169,753 US6801221B2 (en) 2000-12-14 2001-12-06 Scanning line interpolating device
KR10-2002-7010460A KR100495549B1 (ko) 2000-12-14 2001-12-06 주사선 보간 장치
EP01271750A EP1345432B1 (en) 2000-12-14 2001-12-06 Scanning line interpolating device
CNB018049044A CN1186931C (zh) 2000-12-14 2001-12-06 扫描线插补装置
MYPI20015632A MY129345A (en) 2000-12-14 2001-12-12 Scanning line interpolating device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380904A JP4553481B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 走査線補間装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002185934A true JP2002185934A (ja) 2002-06-28
JP4553481B2 JP4553481B2 (ja) 2010-09-29

Family

ID=18849010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000380904A Expired - Fee Related JP4553481B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 走査線補間装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6801221B2 (ja)
EP (1) EP1345432B1 (ja)
JP (1) JP4553481B2 (ja)
KR (1) KR100495549B1 (ja)
CN (1) CN1186931C (ja)
MY (1) MY129345A (ja)
TW (1) TW554626B (ja)
WO (1) WO2002051143A1 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004017634A1 (ja) * 2002-08-19 2004-02-26 Sony Corporation 画像処理装置および方法、映像表示装置、ならびに記録情報再生装置
JP2005006316A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Samsung Electronics Co Ltd 走査変換装置及び走査変換方法
JP2006525713A (ja) * 2003-05-01 2006-11-09 イマジネイション テクノロジーズ リミテッド ビデオデータのデインターレーシング
EP1758378A2 (en) 2005-08-26 2007-02-28 Pioneer Corporation Scanning-line interpolating circuit, scanning-line interpolating method to be used in same circuit, and image display device provided with same circuit
US7233363B2 (en) 2003-06-18 2007-06-19 Samsung Electronics Co., Ltd. De-interlacing method, apparatus, video decoder and reproducing apparatus thereof
JP2008011390A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Toshiba Corp 映像信号斜め補間装置
WO2008059704A1 (fr) 2006-11-14 2008-05-22 Panasonic Corporation Dispositif d'interpolation de ligne de balayage et procédé d'interpolation de ligne de balayage
WO2009054101A1 (ja) * 2007-10-24 2009-04-30 Panasonic Corporation 走査線補間装置および走査線補間方法
JP2009205280A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Fujitsu Ltd 画素補間装置及び画素補間方法
JP2010515381A (ja) * 2006-12-27 2010-05-06 インテル・コーポレーション 角度方向付けされた空間デインタレーサ用の方法および装置
US8139154B2 (en) 2002-07-17 2012-03-20 Trident Microsystems (Far East) Ltd. Apparatus and method for interpolating a pixel from an intermediate line of a field
JP2015031584A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 日置電機株式会社 極点検索装置および極点検索方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4108969B2 (ja) * 2000-12-14 2008-06-25 松下電器産業株式会社 画像角度検出装置およびそれを備えた走査線補間装置
JP3805303B2 (ja) * 2002-12-26 2006-08-02 三菱電機株式会社 画素数変換方法及び画素数変換装置
JP3877694B2 (ja) * 2003-03-28 2007-02-07 三洋電機株式会社 表示処理装置
KR100543466B1 (ko) * 2003-11-13 2006-01-20 삼성전자주식회사 영상 보간 장치 및 방법
US7362376B2 (en) 2003-12-23 2008-04-22 Lsi Logic Corporation Method and apparatus for video deinterlacing and format conversion
TWI253848B (en) * 2004-04-09 2006-04-21 Mstar Semiconductor Inc Pixel interpolation method and related pixel interpolation device
EP1631068A3 (en) * 2004-08-26 2008-09-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for converting interlaced image into progressive image
TWI276043B (en) * 2004-09-09 2007-03-11 Seiko Epson Corp Display apparatus
JP2006148827A (ja) * 2004-11-25 2006-06-08 Oki Electric Ind Co Ltd 走査線補間装置、及び走査線補間方法
TWI389568B (zh) 2007-01-26 2013-03-11 Mstar Semiconductor Inc 影像解交錯的方法及相關裝置
JP2009077293A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Toshiba Corp 映像信号斜め補間装置および映像信号斜め補間方法
TWI376643B (en) * 2008-03-24 2012-11-11 Novatek Microelectronics Corp Method for detecting image edge and image interpolation using the same
EP2114068A1 (en) * 2008-04-30 2009-11-04 Sony Corporation Method for converting an image and image conversion unit
JP2016085628A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP6932260B2 (ja) * 2018-06-27 2021-09-08 三菱電機株式会社 画素補間装置及び画素補間方法、並びに画像処理装置、並びにプログラム及び記録媒体
JP7234737B2 (ja) * 2019-03-28 2023-03-08 株式会社デンソー 検出ユニット

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02117273A (ja) * 1988-09-27 1990-05-01 Philips Gloeilampenfab:Nv 画像信号処理方法および装置
JPH02293793A (ja) * 1989-05-04 1990-12-04 Sony Corp ビデオ信号補間方法
JPH04257183A (ja) * 1990-09-03 1992-09-11 Philips Gloeilampenfab:Nv 画像信号処理方法及び装置
JPH04364685A (ja) * 1991-06-12 1992-12-17 Toshiba Corp 走査線補間装置
JPH06133280A (ja) * 1992-10-21 1994-05-13 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像信号の走査変換装置
WO1999052281A2 (en) * 1998-04-03 1999-10-14 Miranda Technologies Inc. Hdtv up converter

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01174088A (ja) * 1987-12-28 1989-07-10 Toshiba Corp 輝度/色度分離回路
JP2732644B2 (ja) 1989-02-13 1998-03-30 株式会社東芝 相関判定回路
US5131057A (en) * 1990-02-12 1992-07-14 Wright State University Method for video-to-printing image resolution conversion
JP2658625B2 (ja) * 1991-05-20 1997-09-30 日本ビクター株式会社 補間信号生成回路
US5347599A (en) 1991-06-14 1994-09-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Adaptive interpolation method and apparatus using correlation detection
JPH05153562A (ja) * 1991-12-02 1993-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 相関検出補間方法および装置
CA2129092C (en) * 1993-10-04 1999-10-19 Leon C. Williams Image interpolation apparatus
JP3333839B2 (ja) * 1994-04-19 2002-10-15 松下電器産業株式会社 補間ライン検出方法及び補間ライン検出装置
JPH0937214A (ja) 1995-07-14 1997-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 順次走査変換方法及び順次走査変換装置
US5886745A (en) 1994-12-09 1999-03-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Progressive scanning conversion apparatus
US6377307B1 (en) * 1999-05-27 2002-04-23 Pioneer Corporation Line interpolation apparatus and video signal conversion device

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02117273A (ja) * 1988-09-27 1990-05-01 Philips Gloeilampenfab:Nv 画像信号処理方法および装置
JPH02293793A (ja) * 1989-05-04 1990-12-04 Sony Corp ビデオ信号補間方法
JPH04257183A (ja) * 1990-09-03 1992-09-11 Philips Gloeilampenfab:Nv 画像信号処理方法及び装置
JPH04364685A (ja) * 1991-06-12 1992-12-17 Toshiba Corp 走査線補間装置
JPH06133280A (ja) * 1992-10-21 1994-05-13 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像信号の走査変換装置
WO1999052281A2 (en) * 1998-04-03 1999-10-14 Miranda Technologies Inc. Hdtv up converter

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8139154B2 (en) 2002-07-17 2012-03-20 Trident Microsystems (Far East) Ltd. Apparatus and method for interpolating a pixel from an intermediate line of a field
CN1310513C (zh) * 2002-08-19 2007-04-11 索尼株式会社 图像处理装置和方法、视频显示装置及记录信息重现装置
US7218354B2 (en) 2002-08-19 2007-05-15 Sony Corporation Image processing device and method, video display device, and recorded information reproduction device
WO2004017634A1 (ja) * 2002-08-19 2004-02-26 Sony Corporation 画像処理装置および方法、映像表示装置、ならびに記録情報再生装置
JP2006525713A (ja) * 2003-05-01 2006-11-09 イマジネイション テクノロジーズ リミテッド ビデオデータのデインターレーシング
JP2005006316A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Samsung Electronics Co Ltd 走査変換装置及び走査変換方法
US7233363B2 (en) 2003-06-18 2007-06-19 Samsung Electronics Co., Ltd. De-interlacing method, apparatus, video decoder and reproducing apparatus thereof
EP1758378A2 (en) 2005-08-26 2007-02-28 Pioneer Corporation Scanning-line interpolating circuit, scanning-line interpolating method to be used in same circuit, and image display device provided with same circuit
JP2008011390A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Toshiba Corp 映像信号斜め補間装置
WO2008059704A1 (fr) 2006-11-14 2008-05-22 Panasonic Corporation Dispositif d'interpolation de ligne de balayage et procédé d'interpolation de ligne de balayage
JP2008124909A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 走査線補間装置および走査線補間方法
US8237858B2 (en) 2006-11-14 2012-08-07 Panasonic Corporation Scanning line interpolating device and scanning line interpolation method
JP2010515381A (ja) * 2006-12-27 2010-05-06 インテル・コーポレーション 角度方向付けされた空間デインタレーサ用の方法および装置
WO2009054101A1 (ja) * 2007-10-24 2009-04-30 Panasonic Corporation 走査線補間装置および走査線補間方法
JP2009205280A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Fujitsu Ltd 画素補間装置及び画素補間方法
US8340472B2 (en) 2008-02-26 2012-12-25 Fujitsu Limited Pixel interpolation apparatus and method
JP2015031584A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 日置電機株式会社 極点検索装置および極点検索方法

Also Published As

Publication number Publication date
MY129345A (en) 2007-03-30
EP1345432B1 (en) 2012-06-13
CN1401185A (zh) 2003-03-05
WO2002051143A1 (fr) 2002-06-27
TW554626B (en) 2003-09-21
US6801221B2 (en) 2004-10-05
EP1345432A1 (en) 2003-09-17
US20030038817A1 (en) 2003-02-27
JP4553481B2 (ja) 2010-09-29
EP1345432A4 (en) 2010-12-15
CN1186931C (zh) 2005-01-26
KR100495549B1 (ko) 2005-06-16
KR20020076304A (ko) 2002-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002185934A (ja) 走査線補間装置
EP1353509A1 (en) Stillness judging device and scanning line interpolating device having it
US6924844B2 (en) Image angle detector and scanning line interpolating apparatus
US7474354B2 (en) Image angle detection device and scan line interpolation device having the same
US20080007614A1 (en) Frame rate conversion device, image display apparatus, and method of converting frame rate
JP4891103B2 (ja) 動き量検出装置及びそれを利用した画像処理装置、並びにそれらの制御方法
US8107773B2 (en) Video signal processing apparatus and video signal processing method
US20090046202A1 (en) De-interlace method and apparatus
US20060197868A1 (en) Apparatus for interpolating scanning line and method thereof
US6930729B2 (en) Apparatus and method for deleting sawtooth wave
US8254682B2 (en) Pattern detecting method and related image processing apparatus
JP2004193747A5 (ja)
EP1343043A1 (en) Faraday rotator and optical attenuator
JP2658625B2 (ja) 補間信号生成回路
JP2009212851A (ja) 走査線補間装置及びその制御方法
JP2009290277A (ja) 信号処理装置
US8325273B2 (en) System and method for vertical gradient detection in video processing
JPS62230179A (ja) 動き補正方法
JP2009077029A (ja) 信号変換装置、信号変換方法
US20100254610A1 (en) Scanning line interpolation apparatus and scanning line interpolation method
JP2001145066A (ja) 走査線補間装置
JP2005286518A (ja) 補間信号生成回路
JP2000112420A (ja) 走査線補間方法および走査線補間装置
JPH02218266A (ja) 多値画像2値化方式
JP2007142669A (ja) 走査線補間装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100713

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140723

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees