JP2002185671A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002185671A
JP2002185671A JP2000375091A JP2000375091A JP2002185671A JP 2002185671 A JP2002185671 A JP 2002185671A JP 2000375091 A JP2000375091 A JP 2000375091A JP 2000375091 A JP2000375091 A JP 2000375091A JP 2002185671 A JP2002185671 A JP 2002185671A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿コピー途中で画像の仕上がり具合を確認
できるようにすると共に、特に重点的に確認したい部分
を指定することができるようにする。 【解決手段】 試しコピーモードを実行するのを忘れた
り、あるいは必要ないと判断してコピー動作を開始した
場合、コピー途中の異常画像を発見した時点で、ストッ
プキーによりコピー動作を中断した後、試しコピーキー
315を押下することによりコピー中断時点でも、試し
コピーモードを実行可能とする。このとき子画面が表示
され、その指定キーを押下し、テンキーにより試しコピ
ー開始位置を指定することができる。この際、原稿画像
は既に読み取っているため、開始位置を指定する際に開
始位置を表示させることにより誤操作を防止することが
できる。また、試しコピー動作の間は設定コピー枚数は
更新させないことにより、後で所望のコピー枚数の画像
を得るために枚数を数え直す必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試しコピー機能お
よび画像確認機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置においては、アナロ
グ画像形成装置からデジタル画像形成装置へ急速に切り
替わり、事務機はほぼデジタル画像形成装置が主流にな
っており、プリンタ等との融合も行われている。図面等
広幅のコピーを必要とする分野においてもデジタル化は
進んでおり、事務機に搭載されている機能は広幅機にも
搭載され、益々多機能化が進んでいる。
【0003】事務機でコピーする対象原稿は一般に文章
物が多く、コピーの画質以外にも生産性が高く必要とさ
れるのに比べ、広幅機ではコピー対象原稿が図面が多
く、事務機以上にコピー画質、生産性を必要とされてい
るのが実状である。原稿に対してコピーの倍率精度、画
質が高く要求される。また、事務機のようなカット紙を
使用する代わりにロール紙を使用することもあり、1枚
当たりの単価も高くなっている。
【0004】そこで、ミスコピーを低減するための機能
として試しコピーなる機能を搭載した機種も存在してい
る。但し、現在存在している試しコピーの機能は事務機
用と広幅機用とでは大きく異なっている。事務機用では
生産性の確認を重点としてソートモード等での多部数の
指定に対して、広幅機用は1部当たりの仕上がり具合を
確認するための機能(特開平5−107852号公報)
であったり、事務機用がステープル位置を確認するため
の試しコピー(特開平8−87205号公報)であるの
に比べ、広幅機での試しコピーは画質を確認するための
機能である(従来広幅機)といったものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、広幅機での試し
コピーは原稿画像の先端部から一定画像範囲のみの試し
コピーであり、ユーザが確認したい部分を指定しての画
像確認をすることはできなかったため、ユーザが画像確
認したい部分の画像確認をすることができず、1枚コピ
ーして画像確認するしかない場合があった。また、既に
読み取ってしまった原稿画像に対して後から試しコピー
のモードを設定して試しコピーを実行可能とする機種は
存在せず、読み取り原稿画像を保存し、保存した原稿画
像に対してデジタル機特有の処理を機能させる機種は皆
無であった。
【0006】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、原稿画像をコピーする場合に、画像仕上が
り具合を確認するため、ユーザが特に重点的に確認した
い部分を指定することにより特定部分での画像仕上がり
を確認することができるようにすることを目的としてい
る。特に、既に読み取ってしまった原稿画像に対して、
中断して画像の確認をしたい場合に、画像仕上がり具合
を確認するモードを後から設定可能とすることにより、
再度、原稿画像を読み取る必要がなく操作性が向上す
る。つまり、連続コピー動作を実行する前に画像仕上が
り具合を確認する動作をしなかった場合に、連続コピー
動作を中断して画像仕上がり具合を確認する動作を実行
することができるようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による画像形成装置においては、原稿画像
を読み取り設定されたモードで画像形成を行うと共に、
上記設定されたモードでの画質仕上がり具合を確認する
試し画像形成モードを有する画像形成装置において、上
記原稿画像を読み取り後に、上記試し画像形成モードを
実行させる試し画像形成モード設定手段を設けている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、本発明の実施の形態による画
像形成装置の概略構成図であり、図2は操作部の概略
図、図3はLCD表示部の概略図、図4は図3の試しコ
ピーキーを押下した場合の子画面の表示状態を示し、図
5は本実施の形態による画像形成装置の概略ブロック
図、図6はIPU52の概略ブロック図、図7は図6の
画像処理部65、MSU66の概略構成ブロック図、図
8はスキャナで読み込んだ画像データをメモリに格納す
る説明図、図9はHDから画像データを読み込み、メモ
リに保存し、伸張、変倍をして出力する説明図、図10
は本実施の形態の説明図である。
【0009】図1に画像形成装置の構成を示す。画像形
成動作の概略を説明すると、モードを設定した後、原稿
台1−2に原稿をセットすると原稿が搬送される。原稿
の搬送途中のセンサ1−27にて原稿サイズが検知され
る。原稿サイズ若しくは設定したモードにより給紙ロー
ル1(1−8)又は給紙ロール2(1−9)、給送ロー
ル3(1−10)よりロール紙が給紙される。
【0010】給紙ロール1の用紙は給紙搬送ローラ1−
11、中間搬送ローラ1−16により給紙され、途中ロ
ールカッター1−14により所定の長さにカットされて
搬送される。給紙ロール2(1−9)からも同様に給紙
搬送ローラ1−12、中間搬送ローラ1−16により給
紙され、途中のロールカッター1−14により所定の長
さにカットされて搬送される。給紙ロール3(1−1
0)は給紙搬送ローラ1−13、中間搬送ローラ1−1
7により給紙され、途中ロールカッター1−15により
所定の長さにカットされて搬送される。カットされて搬
送された用紙は感光体1−20に当接する位置まで搬送
される。
【0011】原稿画像を読み込むスキャナにより読み込
まれた画像データは、レーザによって感光体1−20に
書き込まれ、現像ユニットを通過することによってトナ
ー像が形成される。そして、転写紙は感光体1−20の
回転と等速で搬送されながら、感光体1−20上のトナ
ー像が転写される。その後、定着ユニット1−22にて
画像を定着させ、排紙口切り替え部1−23により直線
排紙1−25又は反転排紙1−24により排紙される。
【0012】図2は、操作部を示した図である。操作部
には、液晶タッチパネル21、テンキー22、クリア/
ストップキー26、プリントキー25、モードクリアキ
ー24があり、液晶タッチパネル21には、図3に示す
ように、各モード機能キー31〜39および310〜3
15、部数318、319、倍率317および画像形成
装置の状態316、320を示すメッセージなどが表示
されると同時に各画像形成モードを設定、解除する場合
に操作するモードキーが配されている。
【0013】図4は図3において試しコピーキー315
を押下した場合の子画面LCDタッチパネルであり、4
−1は試しコピーを開始したい部分の開始位置を指定す
るキー、4−2はその表示部、4−3は試しコピーモー
ド(試し画像形成モード)を解除する場合の解除キー、
4−4はモードを設定する場合の設定キー、4−5は開
始位置を指定する場合に使用する0〜9のテンキー群、
4−6は置数をクリアする場合に使用するクリアキー、
4−7は置数を確定する場合のエンターキー、4−8は
原稿画像を既に読み取り、コピーを開始した途中で、中
断し、試しコピーを実行した場合に、有効開始位置を表
示する表示部分である。
【0014】図5はメインコントローラ(MCU)51
を中心に、制御装置のブロック図を図示したものであ
る。MCU51は画像形成装置全体を制御する。MCU
51には、オペレータに対する表示、オペレータからの
機能設定入力制御を行う操作部53、スキャナの制御部
57、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモ
リからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(I
PU)52、後処理制御装置である紙折り58、等の分
散制御装置が接続されている。各分散制御装置とMCU
51は必要に応じて機械の状態、動作司令のやりとりを
行っている。また紙搬送等に必要なメインモータ、各種
クラッチもI/Oボード56に接続されており、MCU
によって、制御されている。
【0015】図1を用いて、本実施の形態における画像
読み取り手段、および画像を記録面上に潜像形成するま
での動作を説明する。潜像とは感光体面上に画像を光情
報に変換して照射することにより生じる電位分布であ
る。スキャナユニットは原稿台1−2にセットした原稿
を搬送することにより原稿画像をCCDイメージセンサ
により読み取り、電気信号に変換されて処理される。書
き込みは電気信号に変換されて処理された原稿画像をL
EDヘッドにより感光体上に集光画像として書き込む部
分である。
【0016】偏光されたLED光は感光体1−20が回
転する方向と直行する方向(主走査方向)に走査され、
後述する画像処理部のセレクタ7Bより出力された画像
信号のライン単位の記録を行う。感光体1−20の回転
速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返
すことによって、感光体面上に画像(静電潜像)が形成
される。
【0017】上述のように、書き込みユニットから出力
されるLED光が、画像作像系の感光体1−20に照射
される。図示しないが感光体1−20のLEDヘッドに
より照射される位置に、主走査同期信号を発生するセン
サが配置されている。この主走査同期信号をもとに主走
査方向の画像記録開始タイミングの制御、および後述す
る画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行
う。
【0018】本実施の形態における画像処理部(IP
U)52の構成について、図6を用いて説明する。露光
ランプから照射された光は原稿面を照射し、原稿面から
の反射光を、CCDイメージセンサにて結像レンズ(図
示せず)により結像、受光して光電変換し、A/Dコン
バータ62にてデジタル信号に変換する。デジタル信号
に変換された画像信号は、シェーディング補正63がな
された後、画像処理部64にてフィルタ補正、変倍色デ
ータ膨張、γ補正等がなされる。画像処理部65では、
画像信号の送り先を、画像メモリコントローラ(MS
U)66又は書き込みユニット610への切り替えが行
われる。画像メモリコントローラ(MSU)66と画像
処理部65は、双方向に画像信号を入出力可能な構成と
なっている。
【0019】図6には特に明示していないが、画像処理
部(IPU)には、読み取り部1−50から入力される
画像データ以外にも外部から供給される画像データ(例
えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出
力されるデータ)も処理できるよう、複数のデータの入
出力の選択を行う機能を有している。画像メモリコント
ローラ66等への設定や、読み取り部1−50、書き込
み部1−57の制御を行うCPU67、およびそのプロ
グラムやデータを格納するROM69、RAM68を備
えている。更にCPU67は、画像メモリコントローラ
66を介して、画像メモリDRAM83のデータの書き
込み、読み出しが行える。
【0020】図7は図6における画像処理部65の内部
を説明するブロック図である。画像処理部64より画像
処理された画像データを読み込み時に、領域をマスクす
るスキャナマスク71を介してモードに応じて色変換が
必要な場合は、色変換72処理、色消去73処理、画像
反転処理74、ページや、日付け、特殊文字等を印字合
成75して画像データを無条件に画像メモリコントロー
ラ7Aにて保存する。印字コア76はページ印字のペー
ジを作成したり、スタンプ文字等、文字コードを取り出
し印字を作成し、印字イメージデータを発生する装置で
ある。ROM77、RAM78は印字制御に関与してい
る。また、画像データ選択7Bは、上記71〜75の処
理をした画像信号をスルーで画質コアに出力するか、画
像メモリコントローラ7Aからの画像データを画質コア
に出力するか、画像処理された画像データに対してMS
Uに7Aからの画像を合成した画像データを画質コア7
Bに出力するかを選択する。
【0021】図8を用いて、図7における画像メモリコ
ントローラ7Aと、画像メモリDRAM83の詳細を説
明する。画像メモリーコントローラ7Aは、1次圧縮8
1/伸長82、1次画像データの保存メモリである画像
メモリDRAM83、(バンクA84、バンクB8
5)、2次圧縮/伸長86、大容量メモリであるHDD
87(ハードディスクドライブ)、伸長された登録画像
の画像倍率を変更する変倍88のブロックを有してい
る。各ブロックへの制御データの設定はCPU67より
行われる。
【0022】画像メモリコントローラ7Aは、1次およ
び2次記憶装置(83、87)からなる。1次記憶装置
83は、メモリの指定した領域へのデータ書き込み、ま
たは画像出力時のメモリの指定した領域からのデータ読
み出しが画像データの入力/出力時に要求されるデータ
転送速度に略同期して行えるように、例えばDRAM等
の高速アクセスが可能なメモリを使用する。また、1次
記憶装置83は、処理を行う画像データの大きさにより
複数のエリアに分割して(この例ではバンクA、B)画
像データの入出力を同時に実行可能な構成(メモリコン
トローラとのインタフェイス部)を有している。
【0023】2次記憶装置87は、入力された画像の合
成、ソーティングを行うためにデータを保存しておく大
容量のメモリである。2次記憶装置87においても、上
記1次記憶装置83と同様に、画像入出力時に要求され
るデータ転送速度に略同期してデータの書き込み/読み
出しが可能である。
【0024】次に、画像メモリコントローラ7Aの動作
例を説明する。 [1]画像入力(画像メモリへの保存)図8により前段
画像処理部により画像加工された画像データ8V1は無
条件にMSU合成79に供給され、既に画像メモリに保
存されているデータとの合成を行う。MSU合成79に
よって処理された画像データ8V2は、1次圧縮81/
伸長82によりデータを圧縮し、圧縮後のデータを1次
記憶装置83に書き込むと同時に2次圧縮/伸長86で
更に圧縮を行った後にHDD87に保存される。
【0025】[2]画像出力(画像メモリからの読み出
し)図9により画像出力時は、1次記憶装置83に記憶
されている画像データの読み出しを行う。出力対象とな
る画像が1次記憶装置83に格納されている場合には、
1次圧縮81/伸長82で1次記憶装置83の画像デー
タの伸長を行い、伸長後のデータ、もしくは伸長後のデ
ータと入力データとの画像合成を行った後のデータを出
力する。この際、変倍88により伸長後の画像の倍率を
変更可能としている。
【0026】MSU合成79は、1次記憶装置83の画
像データと、入力データ8V1との合成(画像データの
位相調整機能を有する)、合成後の画像データの出力先
の選択(画像出力、1次記憶装置83へのライトバッ
ク、両方の出力先への同時出力も可能)等の処理を行
う。出力対象となる画像が1次記憶装置83に格納され
ていない場合には、HDD87に格納されている出力対
象画像データを2次圧縮/伸長86で伸長を行い、伸長
後のデータを1次記憶装置83に書き込んでから、以
下、上述の画像出力動作を行う。
【0027】また、上記で説明した印字モードにおい
て、任意のスタンプ用イメージはユーザが必要に応じて
登録できるように構成されている。スタンプイメージ登
録モードになるとスキャナからの画像を上述のHDD8
7に登録しておき、後で、ユーザが必要なスタンプイメ
ージを選択すると、このスタンプイメージデータがHD
D87から読み出されてMSU合成79に送られて原稿
画像に合成される。
【0028】本来、原稿画像1枚に対して画像形成枚数
が1枚の場合は、あえて画像データを画像メモリに記憶
する必要はないが、要求する画像形成枚数が複数部の場
合は、毎回スキャンする必要がないこと、又は、転写紙
ジャム等が発生した場合でも、再度原稿を読み込ませる
必要がないことを考慮して、スキャンして読み込んだ画
像は無条件に画像メモリおよび、HDDに保存するよう
になっている。
【0029】本実施の形態の一実施例を挙げながら説明
する。本来、図10の101に示すA1サイズの原稿を
コピーする場合、画像濃度など、試しコピーにて確認し
てから設定枚数分のコピーを作成する場合は、濃度が全
てにおいて均一であれば、画像濃度を確認する部分とし
てはどこでも問題はないが、特に注意したい部分が例え
ば上から4,5行目辺りだとすると、その部分を指定し
て画像濃度を確認するために、画像開始位置を指定する
ことにより図10の102のように原稿画像先端から1
03部分から104分の画像をコピーすることにより画
像濃度の確認をすることが可能となる。
【0030】そのためには、図3の試しコピーキー31
5を押下することにより、これから画像確認を実施する
ことを指定する。すると、図4の子画面が表示し、画像
開始位置としてコピー開始指定キー4−1を押下するこ
とによりテンキー群4−5により開始位置を指定するこ
とができる。例えば100を入力した場合、原稿画像の
先端100mmより規定長104を画像形成することと
なる。規定長は最低搬送長、例えば用紙を搬送する場合
に、最低限用紙の搬送を可能とする各ローラ間の搬送可
能距離でもよい。指定した後は設定キー4−4を押下す
ることにより試しコピー(試し画像形成)としての設定
は終了となる。
【0031】この状態で、画像形成モードをセットして
もよいし、試しコピーモード(試し画像形成モード)を
設定する前に画像形成モードを設定してもよい。どちら
にしろ、画像形成モードを設定して原稿をセットするこ
とにより試しコピーモードが開始する。試しコピーモー
ドでは、設定した画像形成モードにより指定した画像開
始位置から図10の104分の画像のみを形成する。し
かし、原稿画像は全て読み取り、メモリに保存されてい
る。試しコピーにて確認した状態でよければ、スタート
キーを押下することにより指定したセット枚数分のコピ
ーを画像形成する。
【0032】もし、スタートキーを押下せずに、再度、
画像形成モードを設定した場合は、再度の試しコピーモ
ードとして画像確認モードを実行する。但し、原稿画像
は既に読み込んでおり、読み込み時のみ処理可能なモー
ドを変更した場合は、図3の320のように原稿を再度
読み込ませて下さいとメッセージすることにより、原稿
画像を再度読み込ませ、試しコピーモードを実行する。
【0033】読み込み時には必要でないモードを変更し
た場合は、既に読み込んでいる原稿画像に対して、修正
したモードにより画像書き込みを実施することができる
ため、原稿画像を再度読み込むことがなく、再度の試し
コピーを実行することができる。最終的に画像確認とし
てよければ、スタートキーを押下することにより指定し
たセット枚数分の画像形成動作を実行する。
【0034】但し、上記の説明はあくまでも、原稿画像
を形成する動作を実行する前に試しコピー動作を実行し
た場合であり、本来画像形成動作が開始すると、中断し
た場合でも、モードを修正することは困難であった。し
かしながら、つい、試しコピーモードを実行するのを忘
れてコピー動作を開始した場合や、必要ないと判断して
画像形成動作を開始したが、諸条件のために必要になっ
た場合等は、デジタル特有(原稿画像を保存している)
の機能により試しモードを有効に活用するとよい。
【0035】そこで、画像形成動作を開始してしまった
場合では異常画像を発見した時点で、ストップキー26
にて中断し、中断した時点で試しコピーキー315を押
下することによりコピー中断時点でも、試しコピーモー
ドを実行可能とする。すると、図4の子画面が表示し、
画像開始位置として指定キーである4−1を押下するこ
とによりテンキー群4−5により開始位置を指定するこ
とができる。この際、原稿画像は既に読み取っているた
め、開始位置を指定する際には有効な開始位置を表示さ
せることにより誤操作を防止することが可能になる。
【0036】例えば、原稿画像がA1サイズの場合、長
さは841mmであるが、前述したように用紙には最低
搬送長があり、制約条件などを考慮して開始位置として
有効な開始位置の範囲を開始位置を設定する前に408
のように表示ことができる。こうすることにより開始位
置の指定ミスを防止することができる。また、画像形成
動作の途中で中断して、試しコピー動作を実行した場
合、その試しコピー動作の間は設定したセット枚数は更
新させないこととする。こうすることにより、所望のコ
ピー枚数の画像を得るために枚数を数え直す必要がなく
なる。
【0037】また、異常画像の場合は、画像形成動作を
中断し、試しコピー動作を実行した場合、試しコピー動
作を開始する前のコピー枚数は無駄となり、本来なら
ば、最初からやり直しとなるため、再度、セット枚数を
セットし直す必要がある。それを、試しコピー動作の終
了(4−3の解除キー押下)によりコピー枚数をクリア
して、再度のセット枚数の設定を自動的に実施すること
により操作性を向上する。以上のように、試しコピーを
実施することにより、指定した部分での画像確認を可能
とし、ミスコピーを低減することができると同時に、操
作性を向上することができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿画像
を読み取った後に、画像の仕上がり具合を確認するモー
ドを設定可能としたため、画像の仕上がり具合を確認す
るモードを忘れた場合、若しくは画像形成動作開始後に
必要な場合、再度、原稿を通紙することなく、画像仕上
がり具合を確認することができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、画質の仕上がり具合を確認するモー
ドを設定する際に、読み取った原稿画像の画質の仕上が
り具合を確認する部分の開始位置を指定することが可能
なため、所望の位置の画質の仕上がり具合を確認するこ
とができる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明において、読み取った原稿画像の画質の仕上が
り具合を確認する部分の開始位置を指定する際に指定す
ることが可能な範囲を表示するようにしたため、どの部
分が確認可能かを確認することができ、誤操作を防止す
ることができる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、画質の仕上がり具合を確認するモー
ドで画像の仕上がり具合を確認する場合、設定されたコ
ピー枚数を更新しないため、画像の仕上がり具合を確認
するモードでコピー枚数がずれるのを防止することがで
きる。
【0042】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、画像の仕上がり具合を確認するモー
ドを終了してモードを解除した時点で、連続コピー動作
のコピーカウント枚数をクリアするため、再度コピー枚
数を設定する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像形成装置の概略
構成図である。
【図2】操作部の概略構成図である。
【図3】LCD表示部の概略構成図である。
【図4】図3の試しコピーキーを押下した場合の子画面
の表示状態を示す構成図である。
【図5】本実施の形態による画像形成装置のブロック図
である。
【図6】IPU52のブロック図である。
【図7】図6の画像処理部65、MSU66のブロック
図である。
【図8】スキャナで読み込んだ画像データをメモリに格
納することを説明するブロック図である。
【図9】HDから画像データを読み込み、メモリに保存
し、伸張、変倍をして出力することを説明する構成図で
ある。
【図10】本実施の形態の動作を説明する構成図であ
る。
【符号の説明】
21 液晶タッチパネル 22 テンキー 23 初期設定 26 クリア/ストップキー 31〜39、310〜314 モード機能キー 315 試しコピーキー 4−1 コピー開始指定キー 4−5 テンキー 4−8 表示部 83 画像メモリDRAM(1次記憶装置) 87 HDD(2次記憶装置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取り設定されたモードで
    画像形成を行うと共に、前記設定されたモードでの画質
    仕上がり具合を確認する試し画像形成モードを有する画
    像形成装置において、 前記原稿画像を読み取り後に、前記試し画像形成モード
    を実行させる試し画像形成モード設定手段を設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記試し画像形成モード設定手段により
    試し画像形成モードを設定する際に、前記画質仕上がり
    具合を確認する部分の開始位置を指定する指定手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記指定手段により前記開始位置を指定
    する際に指定可能な範囲を表示する表示手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記試し画像形成モードにより画質の仕
    上がり具合を確認する場合、設定されたコピー枚数を更
    新しないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記試し画像形成モードを終了し解除し
    た時点で、連続コピー動作のコピーカウント枚数をクリ
    アすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2000375091A 2000-12-08 2000-12-08 画像形成装置 Expired - Lifetime JP3940556B2 (ja)

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JP2005148093A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005268947A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 試しコピーが可能な画像形成装置及びプログラム
JP2008054285A (ja) * 2006-06-19 2008-03-06 Canon Inc 印刷システム、ジョブ処理方法、コンピュータプログラム、記憶媒体、印刷装置

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