JP2002185569A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2002185569A
JP2002185569A JP2000378586A JP2000378586A JP2002185569A JP 2002185569 A JP2002185569 A JP 2002185569A JP 2000378586 A JP2000378586 A JP 2000378586A JP 2000378586 A JP2000378586 A JP 2000378586A JP 2002185569 A JP2002185569 A JP 2002185569A
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Hiroko Ono
博子 小野
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信信号に含まれる音声情報及び文字情報の
出力方法をユーザーが選択できる携帯端末を提供する。 【解決手段】 携帯端末10は、音声情報及び文字情報
の少なくとも一方を含む着信信号を受信する。携帯端末
10は、着信信号を受け取った場合に、一方をそのまま
出力させるか、又は、音声情報及び文字情報の他方の情
報に変換してから出力させるかを選択可能な再生選択部
90を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、PHS
等の携帯端末に関する。特に本発明は、着信時に、受信
メッセージの出力方法を選択できる携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文字によってメッセージを送受信
する携帯端末が普及している。例えば、携帯電話システ
ムにおいては、音声によるメッセージの送受信だけでな
く電子メールによる文字メッセージの送受信も行われて
いる。このようなメッセージの送受信にあたって、音声
メッセージは、そのまま音声出力されていた。また、文
字メッセージは、そのまま文字表示出力されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、周囲の雑音が
大きな状況下において携帯電話等を使用する場合、音声
による出力では音声が聞き取りにくいという問題があっ
た。
【0004】また、受信した長文の電子メール等を文字
表示させる場合に、ユーザーは、表示画面をスクロール
しながら内容を理解しなければならない。従って、迅速
に内容を把握することが困難であるという問題があっ
た。
【0005】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる着信信号に含まれる音声情報及び文字情報の
出力方法をユーザーが選択できる携帯端末を提供するこ
とを目的とする。この目的は特許請求の範囲に記載の特
徴の組み合わせにより達成される。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る携帯端末は、音声情報及び文字情報の
少なくとも一方を含む着信信号を受信する。携帯端末
は、着信信号を受け取った場合に、一方をそのまま出力
させるか、又は、音声情報及び文字情報の他方の情報に
変換してから出力させるかを選択可能な再生選択部を備
えることを特徴とする。
【0007】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0009】図1は、本実施形態の携帯端末10の機能
ブロック図である。携帯端末10は、無線部20とベー
スバンド信号処理部30と格納部40と表示部50と入
力部60と音声処理部70と音声・文字変換部80と再
生選択部90とを備える。携帯端末10は、アンテナ1
10とLED120とリンガ130とスピーカ140と
マイク150とを備える。また、携帯端末10は、上述
の各部を制御する制御部100を備える。
【0010】無線部20は、アンテナ110を通じてR
F信号を受け取り携帯端末10で処理可能なデータ形式
に変換する。また、無線部20は、携帯端末10で処理
されたデータを送信信号用のRF信号に変換する。
【0011】ベースバンド信号処理部30は、無線部2
0から受け取った受信データを音声情報に変換する。ベ
ースバンド信号処理部30は、音声情報を上述のデータ
形式に変換して無線部20に送る。
【0012】格納部40は、携帯端末10に必要な各種
データやプログラムコード等を格納する。格納部40
は、例えば、RAM(Random Access M
emory)42とROM(Read−Only Me
mory)44とを有する。RAM42は、キー入力さ
れた設定条件、電話帳データ、文字データ、画像データ
等の各種データを格納する。ROM44は、携帯端末1
0を動作させるためのプログラムコード、携帯端末10
に固有の電話番号データ等を格納する。なお、格納部4
0は、複数のRAM42等や複数のROM44等を有し
てもよく、その数は、図に限定されるものではない。
【0013】表示部50は、受け取った文字データ等を
表示させる表示装置である。表示装置としては、例え
ば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Cry
stal Display)等がある。入力部60は、
ユーザーから各種データの入力や処理命令等を受け付け
る。音声処理部70は、マイク150を通じて受け取っ
た音声を音声電気信号に変換する。音声処理部70は、
音声電気信号を変換処理してスピーカ140から音声を
発生させる。
【0014】音声・文字変換部80は、音声情報と文字
情報とを相互に変換することができる。音声・文字変換
部80は、音声情報を受け取って音声情報の内容を示す
文字情報に変換する。また、音声・文字変換部80は、
例えば、文字情報を機械的な疑似音声に対応させること
によって音声情報に変換する。文字と音声を対応させる
には、例えば、50音のカタカナ文字それぞれに対応す
る疑似音声情報を格納部40に格納しておくとよい。
【0015】LED120は、発光ダイオード(LE
D:Light EmittingDiode)であ
る。リンガ130は、着信信号を受け取った場合に呼び
出し音を発生させる。制御部100は、ROM44に格
納されたプログラム等に基づいて、装置全体や電気回路
を制御する。
【0016】次に、本実施形態において、注目すべき再
生選択処理について説明する。携帯端末10が音声情報
及び文字情報の少なくとも一方を含む着信信号を受け取
った場合に、制御部100は、表示部50等を通じて着
信があることをユーザーに報知する。なお、報知は、例
えば、LED120を発光させたり、リンガ130を鳴
らすこと等によって行われる。
【0017】ここで、制御部100は、受信データの再
生方法を選択できるように「選択メニュー」を表示部5
0に表示させる。「選択メニュー」の詳細については、
後述する。この「選択メニュー」から、ユーザーは、所
望する受信データの再生方法を選択する。例えば、入力
部60を通じてユーザーが再生方法を選択すると、制御
部100は、選択情報を入力部60から受け取る。続い
て、制御部100は、この選択情報を再生選択部90に
送る。
【0018】再生選択部90は、選択情報を受け取る。
再生選択部90は、選択情報に基づいて着信信号に含ま
れる音声情報及び文字情報の一方をそのまま出力させる
か、又は、音声情報及び文字情報の他方の情報に変換し
てから出力させるかを選択する。すなわち、携帯端末1
0が着信信号を受け取った場合に、再生選択部90は、
着信信号に含まれる音声情報をそのまま出力させるか、
又は文字情報に変換してから出力させるかを選択する。
また、再生選択部90は、着信信号に含まれる文字情報
をそのまま出力させるか、又は音声情報に変換してから
出力させるかを選択する。再生方法の選択が決定する
と、再生選択部90は、音声・文字変換部80に対して
受信データの指示された部分を音声・文字変換を行うよ
う命令信号を送る。この命令信号に基づいて、音声・文
字変換部80は、受信データの音声・文字変換処理を行
う。なお、変換処理は、受信データを受信しながら行っ
てもよいし、受信データが格納部40に格納された後に
行ってもよい。
【0019】例えば、音声情報を含む着信信号を受け取
った場合に、音声情報を音声としてスピーカ140を通
じてそのまま再生させてもよい。また、音声情報を文字
情報に変換して、表示部50に文字表示再生させてもよ
い。さらに、音声再生と文字表示再生の両方をおこなっ
てもよい。なお、音声情報を文字表示してメッセージを
受け取る場合、送信者が通話を止めて通信回線を切って
しまう恐れがある。従って、ユーザーが即座に応答しな
くとも、送信者に通話してもらうことが必要である。そ
こで、再生方法選択直後等に、送信先に対して文字にて
メッセージを受信する旨の音声ガイダンスを送るように
してもよい。
【0020】以上より、着信時のメッセージ再生方法を
ユーザーが選択することによって、ユーザーは、携帯端
末10の使用環境等に応じて適切にメッセージを受け取
ることができる。例えば、電車の車中や病院等の公共性
の強い場所において、ユーザーが音声によって応答し返
答することは、他人に迷惑となる場合が多い。しかし、
上述のように本実施形態の携帯端末10を用いれば、音
声ではなく文字としてメッセージを出力し、文字によっ
て応答することができる。
【0021】一方、例えば、文字情報を含む着信信号を
受け取った場合に、文字情報を表示部50にそのまま文
字表示再生させてもよい。また、文字情報を音声情報に
変換して、スピーカ140を通じて音声として再生させ
てもよい。さらに、文字表示再生と音声再生の両方をお
こなってもよい。
【0022】以上より、周囲が騒がしく音が聞こえにく
い環境においては、ユーザーは、音声を文字表示させて
見ることができる。また、文字量の多い文字情報を受け
取った場合には、表示部50にすべての文字を一度に表
示しきれない。従って、ユーザーは、スクロールしなが
ら文字表示を読まなくてはならず面倒である。このよう
な場合においても、文字情報を音声に変換すれば、メッ
セージの内容を音声によって迅速に把握することができ
る。さらに、音声と文字表示による再生を同時に行うよ
うにしてもよい。この際には、ユーザーが表示部50を
見ながら音声も聞き取れるように、制御部100は、ス
ピーカ140からの出力音声を大きくさせるように音声
処理部70を制御することが好ましい。
【0023】図2は、本実施形態の携帯端末10におけ
る再生選択処理のフローチャートである。本図において
は、音声情報又は文字情報に、メロディデータや画像デ
ータが添付されている場合も含めて、再生選択処理の流
れを説明する。従って、ここでは、音声メッセージ、文
字メッセージのどちらにも画像データ、メロディデータ
を添付して送受信できる携帯端末システムを想定する。
【0024】携帯端末10の電源をONにする(S10
0)。携帯端末10は、着信の待受け状態に入る(S1
02)。携帯端末10は、「メッセージ受信」信号が到
来すると、LED120の点滅、リンガ130の鳴動又
はバイブレータ機能による携帯端末10本体の振動等に
よりユーザーに情報データの着信を報知する(S10
5)。この時の情報データとは、携帯端末10本体にた
め込まれた不在着信時に録音される音声メッセージでも
よいし、メールによる文字メッセージでもよい。続いて
携帯端末10のユーザーは、着信した情報データを音声
再生させるか、文字表示再生させるかの再生方法につい
て選択する(S110)。選択は、後述する「選択メニ
ュー」画面(図3)を用いて行われる。なお、この情報
データには、画像データも含まれており、後述説明する
表示部50に表示させることも可能なものとする。
【0025】まず、ユーザーが再生方法として「音声に
よる再生」を選択した場合(S115)を説明する。ユ
ーザーが音声による再生を選択すれば(S115)、入
力部60から制御部100に選択信号が送られる。再生
選択部90は、選択信号を制御部100から受け取る。
再生選択部90は、制御部100等を介して受信メッセ
ージが文字情報であるか否かを判断する(S120)。
文字情報であれば(S120)、再生選択部90は、音
声・文字変換部80に対して文字情報を音声情報に変換
するよう命令を送る(S125)。一方、文字情報では
なく音声情報であれば(S120)、再生選択部90
は、受信メッセージをそのまま音声再生させるよう制御
部100に指示する。
【0026】S130においては、制御部100は、受
信メッセージに画像データが添付されているか否かを判
断する(S130)。画像データが添付されていれば
(S130)、制御部100は、添付画像を表示部50
に表示させる(S135)。一方、画像データが添付さ
れていなければ(S130)、S140に進む。なお、
添付画像がある場合に、制御部は、ユーザーに報知する
ようにしてもよい。報知は、例えば、表示部50による
表示、音声による注意音、LED120の点灯等であ
る。このように報知すれば、ユーザーは、画像を見てか
ら適切に音声メッセージを聞くことができる。さらに、
画像表示終了後に、ユーザーに対して同様な報知をして
もよい。このように報知すると、ユーザーは音声再生開
始のタイミングを適切に知ることができる。
【0027】S140においては、制御部100は、音
声処理部70を制御して音声情報をスピーカ140から
音声再生させる。音声再生後、制御部100は、受信メ
ッセージにメロディデータが添付されているか否かを判
断する(S145)。メロディーデータが添付されてい
れば(S145)、制御部100は、添付メロディーデ
ータを音声処理部70に音声再生させる(S150)。
一方、メロディーデータが添付されていなければ(S1
45)、S155に進む。なお、メロディーデータが添
付されている場合等に、上述のようにユーザーに報知を
するようにしてもよい。
【0028】S155においては、携帯端末10の電源
がOFFにされたか否かを判断する。ユーザーから入力
部60を通じて電源OFFの指示を受けると、制御部1
00は、携帯端末10の電源をOFFにして処理を終了
する(S155)。一方、電源がOFFにされなければ
(S155)、S102に戻って、待ち受け状態に入
る。
【0029】次に、ユーザーが再生方法として「文字に
よる再生」を選択した場合を説明する。上述のS115
において「音声による再生」を選択しなければ、文字に
よる再生を行うか否かを選択する(S160)。
【0030】ユーザーが文字による再生を選択すれば
(S160)、入力部60から制御部100に選択信号
が送られる。再生選択部90は、選択信号を制御部10
0から受け取る。再生選択部90は、制御部100等を
介して受信メッセージが音声情報であるか否かを判断す
る(S165)。音声情報であれば(S165)、再生
選択部90は、音声・文字変換部80に対して音声情報
を文字情報に変換するよう命令を送る(S170)。一
方、音声情報ではなく文字情報であれば(S165)、
再生選択部90は、受信メッセージをそのまま文字表示
再生させるよう制御部100に指示する。
【0031】S175においては、制御部100は、受
信メッセージにメロディデータが添付されているか否か
を判断する(S175)。メロディデータが添付されて
いれば(S175)、制御部100は、音声処理部70
を制御してメロディーデータを音声再生させる(S18
0)。一方、メロディデータが添付されていなければ
(S175)、S185に進む。なお、メロディデータ
が添付されている場合に、上述した報知をユーザーに行
ってもよい。また、メロディデータ再生終了時に報知を
行ってもよい。このように報知すると、ユーザーは、文
字表示再生開始のタイミングを適切に知ることができ
る。
【0032】S185においては、制御部100は、表
示部50に文字情報を表示再生させる。文字表示再生
後、制御部100は、受信メッセージに画像データが添
付されているか否かを判断する(S190)。画像デー
タが添付されていれば(S190)、制御部100は、
画像データを表示部50に表示させる(S195)。一
方、画像データが添付されていなければ(S190)、
S155に進む。なお、画像データが添付されている場
合等に、上述のようにユーザーに報知をするようにして
もよい。
【0033】S155においては、携帯端末10の電源
がOFFにされたか否かを判断する。ユーザーから入力
部60を通じて電源OFFの指示を受けると、制御部1
00は、携帯端末10の電源をOFFにして(S15
5)処理を終了する。一方、電源がOFFにされなけれ
ば(S155)、S102に戻って待ち受け状態に入
る。
【0034】以上のように処理すれば、音声・文字情報
だけでなく、画像データ等を含めて適切なタイミングで
ユーザー所望の再生出力を行うことができる。
【0035】図3は、本実施形態の携帯端末10におけ
る再生選択時の選択メニュー画面等の一例を示す図であ
る。図3(A)〜(D)は、液晶ディスプレイ等の表示
部50に映し出された再生処理選択メニュー画面等であ
る。
【0036】図3(A)は、携帯端末10が着信信号と
して音声情報を受け取った場合に表示される画面の一例
である。ユーザーは、画面表示を見ることによって音声
メッセージを受信したことを知ることができる。同様
に、図3(B)は、携帯端末10が着信信号として文字
情報を受け取った場合に表示される画面の一例である。
【0037】図3(C)(D)は、再生方法の選択メニ
ュー画面である。例えば、音声情報を受信した場合に、
制御部100は、受信した音声情報を音声再生するため
の文字等を表示部50に表示させる。ここで、ユーザー
が音声情報をそのまま音声再生させたい場合には、入力
部60から画面左下の「再生」を選択すればよい。一
方、ユーザーが音声情報を文字情報に変換して再生させ
たい場合には、ユーザーは、選択メニューを図3(D)
が示す画面に変えて「再生」を選択すればよい。
【0038】以上のように、着信信号を受け取ると、着
信信号に含まれる情報の種類が画面表示される。従っ
て、ユーザーは、所望の再生方法を選択してメッセージ
等を受け取ることができる。
【0039】また、本実施形態によれば、ユーザーの置
かれている状況に応じて、受信メッセージの再生時に再
生方法を選択できる。従って、ユーザー所望の出力形態
で、メッセージを再生できる。
【0040】また、ユーザーの周囲に多数の人がいるよ
うな雑音の大きい状況下において、携帯電話等を使用す
る場合でも、ユーザーは、音声を文字に変換することに
よってメッセージ内容を適切に知ることができる。
【0041】また、瞬時に内容の把握することが困難な
長文のメッセージを受信した場合に、文字を音声に変換
して聞くことができる。従って、メッセージ内容を音声
によって適切に把握することができる。
【0042】また、目の不自由なユーザーに文字メッセ
ージが届いた場合には、文字メッセージを音声メッセー
ジに変換するようにしてもよい。耳の不自由なユーザー
に音声メッセージが届いた場合には、音声メッセージを
文字メッセージに変換するようにしてもよい。このよう
にすれば、ユーザーは、所望の再生方法を選択して適切
にメッセージを把握することができる
【0043】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から当業者に理解されるところで
ある。
【0044】なお、本実施形態においては、着信時に再
生方法を選択する場合を中心に説明したが、本実施形態
の選択をメッセージ送信時等に行うようにしてもよい。
例えば、格納部に格納してある文字メッセージの送信時
に選択メニューが表示されるようにする。ユーザーは、
音声メッセージに変換して送信するよう選択する。これ
により、文字メッセージを音声メッセージとして送信で
きる。
【0045】(変形例)以上の説明では、携帯端末10
が、音声・文字変換部80を備えていた。しかし、本実
施形態は、これに限定されるものではない。
【0046】図4は、携帯端末220等を備える携帯端
末システム200の概念図である。携帯端末システム2
00は、基地局210と携帯端末220とを備える。基
地局210は、図1で示した携帯端末10における音声
・文字変換部80と同様の機能を備えた音声・文字変換
部230を有する。一方、携帯端末220は、再生選択
部240を有する。一般に、音声・文字情報の相互変換
を携帯端末220側で行うと、携帯端末220に大きな
処理負担がかかる。このため、本図では、音声・文字変
換部230を基地局210側に設けている。
【0047】以上のように構成することによって、携帯
端末220は、図1で示した携帯端末10と同様に、メ
ッセージの再生方法を選択する。一方、基地局210
は、音声情報及び文字情報の少なくとも一方を含む着信
信号のうち、一方をそのまま出力させるか、又は、音声
情報及び文字情報の他方の情報に変換してから出力させ
るかを定めた選択信号を、携帯端末220から受け取
る。続いて、基地局210の音声・文字変換部230
は、選択信号に基づいて音声・文字情報の変換処理をお
こなう。最後に、基地局210は、変換された情報を携
帯端末220に送信する。
【0048】次に、本システムの処理の流れの一例を説
明する。例えば、第1のユーザーは、音声メッセージを
第2のユーザーに送ろうとしている。一方、第2のユー
ザーは、音声メッセージを文字表示させて受信すること
を望んでいるとする。第1の携帯端末220が音声メッ
セージを送信すると、基地局210は、送信メッセージ
の種類を判断する。判断後、基地局210は、第2の携
帯端末225に対して音声メッセージが来ることを伝え
る。ここで、第2の携帯端末225は、音声メッセージ
を文字メッセージに変換するように基地局210に対し
て選択信号を送る。基地局210の音声・文字変換部2
30は、音声メッセージを文字メッセージに変換する。
最後に、基地局210は、文字メッセージを携帯端末2
25に送信する。
【0049】以上のようにしても、ユーザーは、メッセ
ージの着信時に音声情報及び文字情報の出力方法を選択
できる。また、携帯端末の音声・文字変換に伴う処理負
担を軽減できる。
【0050】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、ユーザーは、メッセージの着信時等に音声情報
及び文字情報の出力方法を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の携帯端末10の機能ブロック図で
ある。
【図2】本実施形態の携帯端末10における再生選択処
理のフローチャートである。
【図3】本実施形態の携帯端末10における再生選択時
の選択メニュー画面等の一例を示す図である。
【図4】携帯端末220等を備える携帯端末システム2
00の概念図である。
【符号の説明】
10 携帯端末 20 無線部 30 ベースバンド信号処理部 40 格納部 42 RAM(Random Access Memo
ry) 44 ROM(Read−Only Memory) 50 表示部 60 入力部 70 音声処理部 80 音声・文字変換部 90 再生選択部 100 制御部 110 アンテナ 120 LED(Light Emitting Di
ode) 130 リンガ 140 スピーカ 150 マイク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報及び文字情報の少なくとも一方
    を含む着信信号を受信する携帯端末であって、 前記着信信号を受け取った場合に、前記一方をそのまま
    出力させるか、又は、音声情報及び文字情報の他方の情
    報に変換してから出力させるかを選択可能な再生選択部
    を備えることを特徴とする携帯端末。
JP2000378586A 2000-12-13 2000-12-13 携帯端末 Pending JP2002185569A (ja)

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Cited By (4)

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