JP2002184391A - 円筒型電池の絶縁ワッシャー組立方法及び装置と円筒型電池 - Google Patents

円筒型電池の絶縁ワッシャー組立方法及び装置と円筒型電池

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JP2002184391A JP2000388197A JP2000388197A JP2002184391A JP 2002184391 A JP2002184391 A JP 2002184391A JP 2000388197 A JP2000388197 A JP 2000388197A JP 2000388197 A JP2000388197 A JP 2000388197A JP 2002184391 A JP2002184391 A JP 2002184391A
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insulating washer
insulating
washer
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cylindrical battery
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Kiyoshige Saga
清慈 佐賀
Hiroshi Takabayashi
洋志 高林
Katsuzo Sato
勝三 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁ワッシャー原反から絶縁ワッシャーの打
抜き、挿入機への搬送を一貫して安定良く行うこと。 【解決手段】 絶縁ワッシャー6を絶縁ワッシャー原反
6Aから順次打抜き加工する際に、その絶縁ワッシャー
6の外周6aの一部6cを絶縁ワッシャー原反6Aに接
続したまま残す打抜き工程と、その打抜き工程が終了し
た絶縁ワッシャー6を絶縁ワッシャー原反6Aと一体に
順次搬送する搬送工程と、その搬送工程によって絶縁ワ
ッシャー原反6Aと一体に順次搬送された絶縁ワッシャ
ー6をその絶縁ワッシャー原反6Aから順次切り離して
円筒型電池内に挿入する挿入工程とを備えたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒型非水電解質
二次電池等の円筒型電池の絶縁ワッシャー組立方法及び
装置と円筒型電池の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】図9〜図11に示すように、従来から円
筒型非水電解質二次電池等の円筒型電池1は、予めの製
造工程によって製造されたセルである完成セル2の負極
円筒缶3の外周に熱収縮性合成樹脂で構成された絶縁チ
ューブフィルム5を挿入する。そして、負極円筒缶3の
先端3aと正極カバー4の中央凸部である正極端子4a
との間で、絶縁チューブフィルム5の正極側端部5aの
内側にPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の合成
樹脂で構成された絶縁ワッシャー6を水平(円筒型電池
1の軸方向に対して直角状であること)に挿入する。そ
して、絶縁チューブフィルム5の全体を熱収縮させて、
図9に1点鎖線で示すように、この絶縁チューブフィル
ム5の正極側端部5aと負極側端部5bを同時に絶縁ワ
ッシャー6の上面と負極円筒缶3の下面3bにカール
(内側に巻き込むこと)させることによって、その絶縁
チューブフィルム5の正極側端部5aで絶縁ワッシャー
6の外周6aを負極円筒缶3の先端3a上に押え込むよ
うに固定している。なお、絶縁ワッシャー6の厚みTは
約0.25mm程度の非常に薄いものであり、負極円筒
缶3の先端3aと正極カバー4の外周との間にはガスケ
ット7が加締められている。
【0003】そして、従来の円筒型電池1の絶縁ワッシ
ャー組立方法は、まず、フープ材と称される後述する帯
状の絶縁ワッシャー原反6Aのピッチ送りに同期させ
て、金型装置によってその絶縁ワッシャー原反6Aから
絶縁ワッシャー6を順次打抜き加工する。次に、その順
次打抜き加工された絶縁ワッシャー6を移載ロボットに
よって1個ずつバキューム保持して搬送機に順次移載す
る。次に、その搬送機で順次搬送された絶縁ワッシャー
6を1個ずつ挿入機に順次供給して、その挿入機によっ
て絶縁ワッシャー6を円筒型電池1の絶縁チューブフィ
ルム5の正極側端部5Aの内側にに挿入していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、絶縁ワッシャ
ー6の厚みTが約0.25mm程度と非常に薄いことか
ら、金型装置で絶縁ワッシャー原反6Aから順次打抜き
加工された絶縁ワッシャー6を1個ずつ移載ロボットで
バキューム保持して搬送機に順次移載し、その絶縁ワッ
シャー6を1個ずつ搬送機で搬送して1個ずつ挿入機に
供給する組立方法では、絶縁ワッシャーの搬送の信頼性
に著しく欠けることから、その搬送途中での絶縁ワッシ
ャー6の脱落、詰り、円筒型電池1内への絶縁ワッシャ
ー6の組付け不良(挿入不良や位置ずれ等)等の不都合
が発生し易かった。また、絶縁ワッシャー6の打ち抜き
から挿入機までへの連続的な移送を行えず、タクトタイ
ムが長くなる等の問題があった。
【0005】また、従来の円筒型電池1では、図11の
(A)に示すように、完成セル2の負極円筒缶3の外径
寸法φAに対する絶縁ワッシャー6の外径寸法φBを9
5%以上に構成していたために、絶縁チューブフィルム
5の正極側端部5aを熱収縮によってカールさせる時
に、その絶縁チューブフィルム5によって絶縁ワッシャ
ー6の外周6aが著しく強く締めつけられてしまう。そ
の結果、その絶縁ワッシャー6の内周6bがほぼ円錐台
形状に盛り上ってしまい、その絶縁ワッシャー6の内周
6bが正極端子4aより上方に突出してしまうような不
良品が発生し易かった。なお、外径寸法φBが外径寸法
φAに対して90%以下の場合には、絶縁ワッシャー6
の外周6aと絶縁チューブフィルム5の正極側端部5a
との間に隙間が発生し、その隙間内に金属粉等が入り込
んで、完成セル2の正極側がショートし易いと言う問題
もあった。
【0006】また、従来の円筒型電池1では、図11の
(B)に示すように、絶縁ワッシャー6の厚みTに大き
なバラツキがあるため、その絶縁ワッシャー6の上面と
正極端子4aの上面との間のクリアランスCの安全寸法
である0.1mm以上を確保できない不良品も発生して
いた。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、絶縁ワッシャー原反からの絶縁ワ
ッシャーの打抜き、挿入機への搬送を一貫して安定良く
行うことができるようにした円筒型電池の絶縁ワッシャ
ー組立方法及び組立装置と、高品質の円筒型電池を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の円筒型電池の絶縁ワッシャー組立方法は、
円筒型電池における絶縁チューブフィルムの正極側端部
の内側に絶縁ワッシャーを挿入して、完成セルの負極円
筒缶の先端と正極カバーの正極端子との間を上記絶縁ワ
ッシャーによって絶縁する円筒型電池の絶縁ワッシャー
組立方法において、上記絶縁ワッシャーを絶縁ワッシャ
ー原反から順次打抜き加工する際に、その絶縁ワッシャ
ーの外周の一部を上記絶縁ワッシャー原反に接続したま
ま残す打抜き工程と、上記打抜き工程が終了した上記絶
縁ワッシャーを上記絶縁ワッシャー原反と一体に順次搬
送する搬送工程と、上記搬送工程によって上記絶縁ワッ
シャー原反と一体に順次搬送された上記絶縁ワッシャー
をその絶縁ワッシャー原反から順次切り離して上記円筒
型電池における絶縁チューブフィルムの正極側端部の内
側に順次挿入する挿入工程とを備えたものである。ま
た、本発明の円筒型電池の絶縁ワッシャー組立装置は、
円筒型電池における絶縁チューブフィルムの正極側端部
の内側に絶縁ワッシャーを挿入して、完成セルの負極円
筒缶の先端と正極カバーの正極端子との間を上記絶縁ワ
ッシャーによって絶縁する円筒型電池の絶縁ワッシャー
組立装置において、円筒状の外径パンチと、円筒状の外
径ダイ及び円柱状の内径パンチを有し、上記外径パンチ
又は上記外径ダイの少なくとも一方の円周方向の一部に
スリットを形成し、上記絶縁ワッシャー原反のピッチ送
りに同期して上記外径パンチと外径ダイ及び内径パンチ
によってその絶縁ワッシャー原反から上記絶縁ワッシャ
ーを順次打抜き加工することによって、上記外径パンチ
のスリット部分において上記絶縁ワッシャーの外周の一
部を上記絶縁ワッシャー原反に接続したまま残す金型装
置と、上記金型装置によって順次打抜き加工された上記
絶縁ワッシャーを上記絶縁ワッシャー原反と一体に順次
ピッチ送りする搬送手段と、上記搬送手段によって上記
絶縁ワッシャー原反と一体に順次ピッチ送りされた上記
絶縁ワッシャーを挿入パンチによってその絶縁ワッシャ
ー原反から順次切り離して上記円筒型電池における絶縁
チューブフィルムの正極側端部の内側に順次挿入する挿
入機とを備えたものである。また、本発明の円筒型電池
は、絶縁チューブフィルムの正極側端部の内側に絶縁ワ
ッシャーを挿入して、セルの先端と正極カバーの正極端
子との間を上記絶縁ワッシャーによって絶縁した円筒型
電池において、上記絶縁ワッシャーの外径寸法を上記セ
ルの外径寸法に対して95%以下で、90%以上に構成
したものである。
【0009】上記のように構成された本発明の円筒型電
池の絶縁ワッシャー組立方法は、打抜き加工において絶
縁ワッシャーを絶縁ワッシャー原反から順次打抜き加工
する際に、その絶縁ワッシャーの外周の一部を絶縁ワッ
シャー原反に接続したままに残しているので、その打ち
抜き工程が終了した絶縁ワッシャーを絶縁ワッシャー原
反と一体に挿入工程位置まで順次安定した姿勢及び一定
間隔を保って移送することができ、挿入工程ではその絶
縁ワッシャー原反のピッチ送りに同期させて絶縁ワッシ
ャーを円筒型電池の絶縁チューブフィルムの正極側端部
の内側に精度良く挿入することができる。また、上記の
ように構成された本発明の円筒型電池の絶縁ワッシャー
組立装置は、絶縁ワッシャー原反から絶縁ワッシャーを
順次打ち抜く金型装置の外径パンチ又は外径ダイの少な
くとも一方の円周方向の一部にスリットを形成したこと
によって、絶縁ワッシャー原反のピッチ送りに同期して
その金型装置によって絶縁ワッシャーを順次打抜き加工
する際に、上記スリット部分においてその絶縁ワッシャ
ーの外周の一部を絶縁ワッシャーに接続したまま残す接
続部分を形成することができる。従って、金型装置で順
次打抜き加工された絶縁ワッシャーを絶縁ワッシャー原
反と一体に挿入機まで安定した姿勢及び一定間隔を保っ
て移送することができて、その絶縁ワッシャー原反のピ
ッチ送りに同期させて絶縁ワッシャーを挿入機によって
円筒型電池の絶縁チューブフィルムの正極側端部の内側
に精度良く挿入することができる。また、本発明の円筒
型電池は、絶縁ワッシャーの外径寸法をセルの外径寸法
に対して95%以下で、90%以上に構成したので、絶
縁チューブフィルムの正極側端部を熱収縮によって内側
にカールさせて絶縁ワッシャーの外周を押え込んだ時
に、絶縁ワッシャーの外周を必要以上に強く締めつける
ことがなく、外装の絶縁チューブフィルムの締め付けに
よるによる絶縁ワッシャーの変形を未然に防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した円筒型非
水電解質二次電池等の円筒型電池の絶縁ワッシャー組立
方法及び組立装置と円筒型電池の実施の形態を図1〜図
8を参照して以下の順序で説明する。なお、図9〜図1
1と同一構造部には同一の符号を付すことによって、こ
れら同一構造部の説明の重複を省く。 (1) ・・・ 円筒型電池の製造工程全体の説明 (2) ・・・ 円筒型電池の絶縁ワッシャー組立方法
の説明 (3) ・・・ 円筒型電池の絶縁ワッシャー組立装置
の説明 (4) ・・・ 絶縁ワッシャーの寸法設定に関する説
【0011】(1) ・・・ 円筒型電池の製造工程全
体の説明 まず、図7によって、円筒型電池1の製造工程全体につ
いて説明すると、完成セル2を垂直状に保持して矢印a
方向に水平状にピッチ送りするメインターレット11が
備えられていて、このメインターレット11の回転方向
(矢印a方向)に沿って上流側から下流側にかけて順次
セル供給ステーション12、チューブ挿入ステーション
13、ワッシャー挿入ステーション14、予備加熱ステ
ーション15、セル取出しステーション16が配置され
ている。
【0012】そして、セル供給ステーション12にはセ
ル供給ライン18がセル起立ターレット19を介してほ
ぼ放射状に接続されている。また、チューブ供給ステー
ション13には長尺チューブ供給ライン20がチューブ
移送ターレット21を介して接続されていて、このチュ
ーブ移送ターレット21には一定間隔で垂直状のチュー
ブ挿入治具22とチューブカッター23が付設されてい
る。また、ワッシャー供給ステーション14にはワッシ
ャー供給ライン24がほぼ放射状に接続されていて、そ
のワッシャー供給ステーション24の途中位置には絶縁
ワッシャー6を打抜き加工する金型装置31が配置さ
れ、ワッシャー供給ステーション14には挿入機41が
配置されている。そして、セル取出しステーション16
に接続されたセル取出しライン25の途中にシュリンク
トンネル26が配置されている。
【0013】この円筒型電池1の製造工程は、メインタ
ーレット11の矢印a方向へのピッチ送りに同期して順
次実行される。即ち、まず、完成セル2がセル供給コン
ベア(図示せず)によって矢印b方向からピッチ送りに
よって順次供給される。そして、この完成セル2はセル
起立ターレット19によって順次垂直状に起立されてメ
インターレット11のセル供給ステーション12に矢印
c方向に垂直状に供給されて、そのメインターレット1
1のチャック(図示せず)で順次保持され、メインター
レット11の矢印a方向のピッチ送りによってチューブ
挿入ステーション13へ順次移送される。
【0014】一方、長尺チューブ供給ライン20では、
ポリオレフィン性樹脂フィルムを3次元に架橋させた熱
収縮性樹脂で構成されている長尺絶縁チューブフィルム
5Aが使用され、長尺絶縁チューブフィルム5Aが繰出
しリール(図示せず)から繰り出されて、ピッチ送りに
よって矢印d方向から順次供給される。そして、この長
尺チューブ5Aがチューブ移送ターレット21によって
矢印e方向にピッチ送りされているチューブ挿入用治具
22の外周に矢印f方向から順次挿入された後、チュー
ブカッター23によって所定の長さに切断されて絶縁チ
ューブフィルム5が順次作られる。そして、この絶縁チ
ューブフィルム5はチューブ挿入用治具22によってチ
ューブ挿入ステーション13まで矢印e方向に移送され
て、メインターレット11に保持されている完成セル2
の外周に矢印g方向から順次挿入された後、ワッシャー
挿入ステーション14までピッチ送りによって順次移送
される。
【0015】他方、ワッシャー供給ライン24では、フ
ープ材と称される帯状の絶縁ワッシャー原反6Aが繰出
しリール(図示せず)から繰り出されてピッチ送りによ
って矢印h方向から順次供給される。そして、この絶縁
ワッシャー原反6Aのピッチ送りに同期してワッシャー
打抜き加工を行う金型装置31によって、この絶縁ワッ
シャー原反6Aに絶縁ワッシャー6が順次打抜き工程さ
れる。但し、この際、後述するように、その絶縁ワッシ
ャー6は外周の一部を絶縁ワッシャー原反6Aに接続し
たまま残されることから、その絶縁ワッシャー6は打抜
き加工後に絶縁ワッシャー原反6Aと一体にワッシャー
挿入ステーション14までピッチ送りによって矢印h方
向に連続的に移送される。そして、このワッシャー挿入
ステーション14の挿入機41によって後述するように
絶縁ワッシャー6が1個ずつ完成セル2の外周の絶縁チ
ューブフィルム5の正極側端部5aの内部に順次挿入さ
れる。
【0016】この後、完成セル2はインターレット11
によってセル取出しステーション16までピッチ送りに
よって矢印a方向に順次移送されるが、その間に予備加
熱ステーション15によって完成セル2の外周の絶縁チ
ューブフィルム5が予備加熱される。そして、セル取出
しステーション16に到達した完成セル2はセル取出し
ライン25に沿って矢印i方向に排出されるが、その排
出途中に完成セル2がシュリンクトンネル26内を通過
し、この間に、絶縁チューブフィルム5全体が熱収縮さ
れて、図9に1点鎖線で示したように、その絶縁チュー
ブフィルム5の正極側端部5a及び負極側端部5bが同
時にカールされて、円筒型電池1の製造が終了する。
【0017】(2) ・・・ 円筒型電池の絶縁ワッシ
ャー組立方法の説明 次に、図1〜図3によって、円筒型電池1の絶縁ワッシ
ャー6の組立方法について説明すると、フープ材と称さ
れる帯状の絶縁ワッシャー原反6AはPPE(変性ポリ
パラフェニレンエーテル)等の合成樹脂で構成されてい
て、この絶縁ワッシャー原反6Aは繰出しリール(図示
せず)から繰り出されて複数のガイドローラ27等にて
案内され、前述したワッシャー供給ライン24に沿って
矢印h方向にピッチ送りされて巻取りリール28に順次
巻き取られる。
【0018】そして、その絶縁ワッシャー原反6Aのピ
ッチ送りに同期して、金型装置31によって絶縁ワッシ
ャー6が順次打抜き加工されるが、その際、絶縁ワッシ
ャー6の外周6Aの一部6cが絶縁ワッシャー原反6A
に接続されたままに残される。従って、金型装置31で
順次打抜き加工された絶縁ワッシャー6はそのまま絶縁
ワッシャー原反6Aで保持されて、その絶縁ワッシャー
原反6Aと一体に次の挿入機41まで安定した姿勢及び
一定間隔を保って移送される。そして、挿入機41では
絶縁ワッシャー原反6Aによってピッチ送りされた絶縁
ワッシャー6を円筒型電池1の絶縁チューブフィルム5
の正極側端部5aの内側に順次挿入するが、この際、絶
縁ワッシャー6は絶縁ワッシャー原反6Aに保持された
まま、安定した姿勢及び一定間隔を保っていることか
ら、挿入機41では絶縁ワッシャー6の外周6aの一部
を絶縁ワッシャー原反6Aから切り離すようにして絶縁
ワッシャー6を抜き取って、絶縁チューブフィルム5の
正極側端部5aの内側に精度良く挿入することができ
る。なお、絶縁ワッシャー6が絶縁チューブフィルム5
内に挿入されて抜き穴8があき、廃材となった絶縁ワッ
シャー原反6Aが巻取りリール28に順次巻取られる。
【0019】(3) ・・・ 円筒型電池の絶縁ワッシ
ャー組立装置の説明 次に、図1〜図6によって、円筒型電池1の絶縁ワッシ
ャー6の組立装置について説明すると、金型装置31は
上側に配置された円筒状の外径パンチ32と、下側に配
置された円筒状の外径ダイ33及び円柱状の内径パンチ
34とを有していて、外径ダイ33と内径パンチ34と
の間にはスプリング(図示せず)によって上昇付勢され
ている昇降スリーブ35が挿入されている。そして、外
径パンチ32の外周で円周方向の180°対向位置には
軸方向と平行な一対のスリット36がワイヤーカット等
にてテーパ状に形成されていて、このスリット36は幅
W=約0.2mm、深さD=約0.2mmに構成され、
長さ(高さ)H=約1.13mmに構成され、テーパ角
度θ=約10°に構成されている。
【0020】そして、この金型装置31は、図1及び図
2に示すように、ピッチ送りされる絶縁ワッシャー原反
6Aの停止に同期して、図5の(A)(B)に示すよう
に、外径パンチ32を下降駆動して、絶縁ワッシャー原
反6Aに絶縁ワッシャー6を打抜き加工する。この際、
外径パンチ32で昇降スリーブ35をスプリングに抗し
て下方へ押し下げながら、その外径パンチ32と外径ダ
イ33との間で絶縁ワッシャー6の外径を打ち抜くのと
同時に、内径パンチ34と外径パンチ32との間で絶縁
ワッシャー6の内径を打ち抜くが、外径パンチ32の外
周の一対のスリット36部分では絶縁ワッシャー原反6
Aの打抜きが行われず、これら一対のスリット36の相
当位置において、図2に示すように、絶縁ワッシャー6
の外周6aの一部である2箇所6cが絶縁ワッシャー原
反6Aに接続されたままに残される接続部分に形成され
る。なお、図6の(A)に示すように外径パンチ32の
外周の一対のスリット36部分では絶縁ワッシャー6の
外周6aの2箇所6cが部分的に伸ばされるようにして
接続部分として残ることになる。
【0021】従って、金型装置31によって順次打抜き
加工された絶縁ワッシャー6をその外周6aの2箇所6
cで絶縁ワッシャー原反6Aに安定良く保持して、その
絶縁ワッシャー原反6Aによって絶縁ワッシャー6を挿
入機41まで安定良く移送することができることにな
り、絶縁ワッシャー原反6Aそのものが金型装置31か
ら挿入機41までの絶縁ワッシャー6の搬送手段に構成
されることになる。そして、図1及び図2に示すよう
に、挿入機41では、矢印h方向にピッチ送りされる絶
縁ワッシャー原反6Aの停止に同期して、挿入パンチ4
2によって絶縁ワッシャー6の外周6aの絶縁ワッシャ
ー原反6Aに接続されている2箇所6cを絶縁ワッシャ
ー原反6Aから切り離すようにして、その絶縁ワッシャ
ー6を絶縁ワッシャー原反6Aから下方に抜き取って、
メインターレット11のチャック43に垂直状に保持さ
れている円筒型電池1の絶縁チューブフィルム5の正極
側端部5aの内側に水平状に精度良く挿入することがで
きる。なお、この実施の形態では、金型装置31の外径
パンチ32の外周に一対のスリット36を形成したが、
外径ダイ33の内周に一対のスリット36を形成して
も、絶縁ワッシャー6の外周6aの2箇所6cを絶縁ワ
ッシャー原反6Aに残した状態に打ち抜くことができ
る。
【0022】(4) ・・・ 絶縁ワッシャーの寸法設
定に関する説明 次に、図8によって、円筒型電池1の絶縁ワッシャー6
の寸法設定について説明すると、従来は、セルである完
成セル2の負極円筒缶3の外径寸法φAに対する絶縁ワ
ッシャー6の外径寸法φBを95%以上に構成されてい
たものを、本発明では、負極円筒缶3の外径寸法φAに
対する絶縁ワッシャー6の外径寸法φBを95%以下
で、90%以上に構成した。
【0023】従って、絶縁ワッシャー6を絶縁チューブ
フィルム5の正極側端部5aの内側に挿入して、その絶
縁チューブフィルム5の正極側端部5aを熱収縮によっ
て内側にカールさせて絶縁ワッシャー6の外周6aを押
え込んだ時に、その絶縁ワッシャー6の外周6aが必要
以上に強く締めつけられてしまうことがない。この結
果、図11の(A)で説明した従来例のように、絶縁ワ
ッシャー6の内周6bがほぼ円錐台形状に盛り上って正
極端子4aより上方に突出してしまうような、絶縁ワッ
シャーの変形による不良品が発生せず、絶縁ワッシャー
6と正極端子4aとの間に0.1mm以上のクリアラン
スCを安定して確保することができる。
【0024】しかも、絶縁ワッシャー6の外周6aと絶
縁チューブフィルム5の正極側端部5aとの間に隙間が
殆んど発生せず、完成セル2の正極側がショートするこ
とも未然に防止することができる。また、本発明では、
絶縁ワッシャー6の厚みT=0.24mm以下に構成し
て、絶縁ワッシャー6の上面と正極端子4aの上面との
間に安全寸法である0.1mm以上のクリアランスCを
安定して確保することができるように構成している。
【0025】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。
【0026】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の円筒型
電池の絶縁ワッシャー組立方法及び装置と円筒型電池
は、次のような効果を奏する。
【0027】請求項1の円筒型電池の絶縁ワッシャー組
立方法は、打抜き加工において絶縁ワッシャーを絶縁ワ
ッシャー原反から順次打抜き加工する際に、その絶縁ワ
ッシャーの外周の一部を絶縁ワッシャー原反に接続した
ままに残すようにして、その打ち抜き工程が終了した絶
縁ワッシャーを絶縁ワッシャー原反と一体に挿入工程位
置まで順次安定した姿勢及び一定間隔を保って移送する
ことができ、挿入工程ではその絶縁ワッシャー原反のピ
ッチ送りに同期させて絶縁ワッシャーを円筒型電池の絶
縁チューブフィルムの正極側端部の内側に精度良く挿入
することができるようにしたので、絶縁ワッシャーの打
抜きから円筒型電池内への挿入まで、絶縁ワッシャーを
安定良く連続的に移送することができて、移送途中での
絶縁ワッシャーの脱落、詰りや円筒型電池内への絶縁ワ
ッシャーの組付け不良等が発生せず、高品質の円筒型電
池を短いタクトタイムで安定して組み立てることができ
る。
【0028】請求項2の円筒型電池の絶縁ワッシャー組
立装置は、絶縁ワッシャー原反から絶縁ワッシャーを順
次打ち抜く金型装置の外径パンチ又は外径ダイの少なく
とも一方の円周方向の一部にスリットを形成したことに
よって、絶縁ワッシャー原反のピッチ送りに同期してそ
の金型装置によって絶縁ワッシャーを順次打抜き加工す
る際に、上記スリット部分においてその絶縁ワッシャー
の外周の一部を絶縁ワッシャーに接続したまま残すよう
にして、金型装置で順次打抜き加工された絶縁ワッシャ
ーを絶縁ワッシャー原反と一体に挿入機まで安定した姿
勢及び一定間隔を保って移送することができて、その絶
縁ワッシャー原反のピッチ送りに同期させて絶縁ワッシ
ャーを挿入機によって円筒型電池の絶縁チューブフィル
ムの正極側端部の内側に精度良く挿入することができる
ようにしたので、絶縁ワッシャーの打抜きから円筒型電
池内への挿入まで、絶縁ワッシャーを安定良く連続的に
移送することができて、移送途中での絶縁ワッシャーの
脱落、詰りや円筒型電池内への絶縁ワッシャーの組付け
不良等が発生せず、高品質の円筒型電池を短いタクトタ
イムで安定して組み立てることができる。しかも、金型
装置の外径パンチ又は外径ダイの少なくとも一方の円周
方向の一部にスリットを形成しておくだけで、絶縁ワッ
シャーを絶縁ワッシャー原反から打ち抜いた時に、その
絶縁ワッシャーの外周の2箇所を絶縁ワッシャー原反に
残した状態に簡単に、かつ、安定して打抜き加工するこ
とができ、金型装置の構造が簡単である。また、絶縁ワ
ッシャーを金型装置から挿入機まで搬送する搬送手段が
絶縁ワッシャー原反で構成されることになり、金型装置
から挿入機までの搬送機を省略することができて、組立
装置の構造の簡素化による設備費のコストダウンを実現
できる。請求項3の円筒型電池は、絶縁ワッシャーの外
径寸法をセルの外径寸法に対して95%以下で、90%
以上に構成して、絶縁チューブフィルムの正極側端部を
熱収縮によって内側にカールさせて絶縁ワッシャーの外
周を押え込んだ時に、絶縁ワッシャーの外周を必要以上
に強く締めつけることがないようにしたので、絶縁ワッ
シャーの内周側がほぼ円錐台形状に盛り上って正極端子
より上方に突出してしまうような、外装の絶縁チューブ
フィルムの締め付けによる絶縁ワッシャーの変形を未然
に防止して、不良品の発生を防止できる。また、絶縁ワ
ッシャーの厚みを0.24mm以下にしたことによっ
て、絶縁ワッシャーの上面と正極端子の上面との間に安
全寸法である0.1mm以上のクリアランスを安定して
確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した円筒型電池の絶縁ワッシャー
組立方法及び組立装置の実施の形態を説明する模式図で
ある。
【図2】図1の絶縁ワッシャーと絶縁ワッシャー原反と
を示した平面図及び要部の拡大図である。
【図3】図1の金型装置の外径パンチの斜視図である。
【図4】図1の金型装置の断面図である。
【図5】同上の金型装置による絶縁ワッシャーの打抜き
方法を説明する直角2方向の断面図である。
【図6】同上の金型装置の外径パンチのスリットを説明
する断面図である。
【図7】絶縁ワッシャーの組立工程の全体を示した模式
図である。
【図8】同上の円筒型電池の絶縁ワッシャーの寸法を説
明する平面図及び一部切欠き側面図である。
【図9】同上の円筒型電池を説明する平面図及び一部切
欠き側面図である。
【図10】図9の要部を拡大して示した断面図である。
【図11】従来の円筒型電池の絶縁ワッシャーの問題点
を説明する断面図である。
【符号の説明】
1は円筒型電池、2はセルである完成セル、3はセルの
負極円筒缶、4は正極カバー、4aは正極カバーの正極
端子、5は絶縁チューブフィルム、5aは絶縁チューブ
フィルムの正極側端部、6は絶縁ワッシャー、6Aは絶
縁ワッシャー原反、6aは絶縁ワッシャーの外周、6b
は絶縁ワッシャーの内周、6cは絶縁ワッシャーの一
部、31は金型装置、32は金型装置の外径パンチ、3
3は金型装置の外径ダイ、34は金型装置の内径パン
チ、36はスリット、41は挿入機、φAはセルの外径
寸法、φBは絶縁ワッシャーの外径寸法、Tは絶縁ワッ
シャーの厚みである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 勝三 福島県安達郡本宮町字樋ノ口2番地 ソニ ー福島株式会社内 Fターム(参考) 5H011 AA13 CC02 DD23 DD26 5H022 AA09 BB02 BB03 BB05 BB25 BB28 CC30 EE06 KK04 5H029 AJ12 BJ02 BJ27 CJ03 CJ04 CJ06 CJ30 DJ02 DJ11 EJ12 HJ04 HJ06 HJ12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒型電池における絶縁チューブフィルム
    の正極側端部の内側に絶縁ワッシャーを挿入して、完成
    セルの負極円筒缶の先端と正極カバーの正極端子との間
    を上記絶縁ワッシャーによって絶縁する円筒型電池の絶
    縁ワッシャー組立方法において、 上記絶縁ワッシャーを絶縁ワッシャー原反から順次打抜
    き加工する際に、その絶縁ワッシャーの外周の一部を上
    記絶縁ワッシャー原反に接続したまま残す打抜き工程
    と、 上記打抜き工程が終了した上記絶縁ワッシャーを上記絶
    縁ワッシャー原反と一体に順次搬送する搬送工程と、 上記搬送工程によって上記絶縁ワッシャー原反と一体に
    順次搬送された上記絶縁ワッシャーをその絶縁ワッシャ
    ー原反から順次切り離して上記円筒型電池における絶縁
    チューブフィルムの正極側端部の内側に順次挿入する挿
    入工程とを備えたことを特徴とする円筒型電池の絶縁ワ
    ッシャー組立方法。
  2. 【請求項2】円筒型電池における絶縁チューブフィルム
    の正極側端部の内側に絶縁ワッシャーを挿入して、完成
    セルの負極円筒缶の先端と正極カバーの正極端子との間
    を上記絶縁ワッシャーによって絶縁する円筒型電池の絶
    縁ワッシャー組立装置において、 円筒状の外径パンチと、円筒状の外径ダイ及び円柱状の
    内径パンチを有し、上記外径パンチ又は上記外径ダイの
    少なくとも一方の円周方向の一部にスリットを形成し、
    上記絶縁ワッシャー原反のピッチ送りに同期して上記外
    径パンチと外径ダイ及び内径パンチによってその絶縁ワ
    ッシャー原反から上記絶縁ワッシャーを順次打抜き加工
    することによって、上記外径パンチのスリット部分にお
    いて上記絶縁ワッシャーの外周の一部を上記絶縁ワッシ
    ャー原反に接続したまま残す金型装置と、 上記金型装置によって順次打抜き加工された上記絶縁ワ
    ッシャーを上記絶縁ワッシャー原反と一体に順次ピッチ
    送りする搬送手段と、 上記搬送手段によって上記絶縁ワッシャー原反と一体に
    順次ピッチ送りされた上記絶縁ワッシャーを挿入パンチ
    によってその絶縁ワッシャー原反から順次切り離して上
    記円筒型電池における絶縁チューブフィルムの正極側端
    部の内側に順次挿入する挿入機とを備えたことを特徴と
    する円筒型電池の絶縁ワッシャー組立装置。
  3. 【請求項3】絶縁チューブフィルムの正極側端部の内側
    に絶縁ワッシャーを挿入して、セルの先端と正極カバー
    の正極端子との間を上記絶縁ワッシャーによって絶縁し
    た円筒型電池において、 上記絶縁ワッシャーの外径寸法を上記セルの外径寸法に
    対して95%以下で、90%以上に構成したことを特徴
    とする円筒型電池。
  4. 【請求項4】上記絶縁ワッシャーの厚みを0.24mm
    以下に構成したことを特徴とする請求項3に記載の円筒
    型電池。
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