JP2002183950A - ドロップアウト検出回路 - Google Patents

ドロップアウト検出回路

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JP2002183950A
JP2002183950A JP2000378205A JP2000378205A JP2002183950A JP 2002183950 A JP2002183950 A JP 2002183950A JP 2000378205 A JP2000378205 A JP 2000378205A JP 2000378205 A JP2000378205 A JP 2000378205A JP 2002183950 A JP2002183950 A JP 2002183950A
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JP2000378205A
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Maki Sadate
真樹 佐立
Takeyuki Takayama
強之 高山
Takeo Doi
建夫 土肥
Junichi Kuchinishi
淳一 口西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外付け回路やアナログ回路を必要とせずに、
容易にパラメータ変更が可能で、再生速度などの外的要
因に対して最適なドロップアウト検出を行うことができ
るドロップアウト検出回路を提供する。 【解決手段】 アナログRF信号をA/D変換したデジ
タルRF信号からピーク検出回路3で明側エンベローブ
を抽出し、その傾きを傾き検出回路4で検出し、検出し
た傾きレベルと、パラメータ切換回路5にあらかじめ設
定している傾き基準パラメータとの比較により、ドロッ
プアウト検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDやCD−RO
M等の光ディスクの再生装置において、ディスク再生の
際に発生するドロップアウトを検出するドロップアウト
検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録媒体であるコンパクトデ
ィスク(CD)やコンパクトディスク−ロム(CD−R
OM)等の光ディスクから、その記録情報を再生する光
ディスクシステムにおいては、それらの光ディスクから
再生したRF信号のドロップアウトを検出するためのド
ロップアウト検出回路が広く使用されている。
【0003】このような従来のドロップアウト検出回路
によるドロップアウト検出方式について、図6、図7お
よび図8を用いて以下に説明する。図8にCD等の光デ
ィスクシステムの一般的なブロック構成を示す。ここで
は、特に、CDの記録情報に基づくデータ信号(記録デ
ータ)の抽出に必要な前処理の部分について説明する。
図8において、40は光ピックアップ、41はアナログ
回路で構成されたヘッドアンプブロック、42はディジ
タル回路で構成された光ディスク信号処理・コントロー
ラブロックである。
【0004】CD等の光ディスクシステムにおいて、光
ピックアップ40で光ディスクに当てたレーザー等の反
射信号よりアナログRF信号を取り出し、そのアナログ
RF信号をヘッドアンプブロック41により一定レベル
まで増幅し、その後、光ディスク信号処理・コントロー
ラブロック42に入力して、アナログRF信号からの記
録データの抽出をおこなっている。
【0005】また、ヘッドアンプブロック41において
は、光ピックアップ40からのアナログRF信号の増幅
以外に、光ディスクの安定再生に必要なドロップアウト
信号やトラックはずれ信号の生成も行っている。これら
のドロップアウト信号やトラックはずれ信号を利用して
読みとりの調節をすることで、光ディスクのアナログR
F信号からデータ信号を安定に取り出すことができる。
【0006】ここでは、アナログRF信号からドロップ
アウト信号を生成する方法について説明をおこなう。ド
ロップアウトとは、一般に、光ディスク表面の傷等によ
り光ディスクからの読み取りデータが欠落している状態
のことを指しており、図7にアナログRF信号1(図7
(a))、高速検波信号37(図7(b−1))および
低速検波信号38(図7(b−2))、ドロップアウト
検出信号9(図7(c))の各波形図を示す。
【0007】アナログRF信号における明側すなわち光
ディスクからの反射が大きい側をアナログRF信号の高
いレベルに、暗側すなわち光ディスクの反射が少ない側
をRF信号の低いレベルとすると、図7(a)のよう
に、ドロップアウトでない状態の場合は、光ディスクの
データの存在する部分の反射を光ピックアップ40が読
みとるため、明側および暗側の両状態が存在し、明側エ
ンベロープおよび暗側エンベロープはほぼ一定の値とな
る。
【0008】しかし、ドロップアウト状態の場合は、デ
ータが欠落した部分を光ピックアップ40が読みとるた
め、光ディスクからの反射が少なくなり、明側エンベロ
ープ信号のレベルが低くなる。この性質を利用して、ド
ロップアウト検出を行うことができる。
【0009】このようなドロップアウト検出を行うため
のドロップアウト検出回路について、以下に説明する。
図6は従来のドロップアウト検出回路の構成を示すブロ
ック図である。図6において、30は高速検波回路、3
1は外付け回路(I)、32は低速検波回路、33は外
付け回路(II)、34はシフト回路、35は比較回路、
1はアナログRF信号、37は高速検波信号、38は低
速検波信号、39はシフト信号、9はドロップアウト検
出信号、36は電流切換信号である。
【0010】高速検波回路30は、その出力端とGND
間に任意の所定電流が流せるように構成され、外付け回
路(I)31は、高速検波回路30に対して高速検波用
の検波速度を得るための検波時定数を与えるため、高速
検波回路30の出力端とGND間に接続された静電容量
と、高速検波回路30の出力端とGND間の所定電流を
流すための電流源とを有している。
【0011】また、低速検波回路32は、その出力端と
GND間に任意の電流が流せ、かつその電流量が電流切
換信号36により制御可能なように構成され、外付け回
路(II)33は、低速検波回路32に対して低速検波用
の検波速度を得るための検波時定数を与えるため、低速
検波回路32の出力端とGND間に接続された静電容量
と、低速検波回路32の出力端とGND間の任意電流を
流すための電流源とを有している。ここで、電流切換信
号36は、レベルH(ハイ)区間とレベルL(ロー)区
間との繰り返し信号であり、そのH区間とL区間の比率
を変化させることにより、低速検波回路32における出
力端とGND間の電流量を変化させることができる。
【0012】以上のように構成されたドロップアウト検
出回路では、高速検波回路30において、外付け回路
(I)31の静電容量と電流源とにより得られる検波速
度を用い、アナログRF信号1に対してアナログ高速検
波し、高速検波信号37を生成する。一方、低速検波回
路32において、外付け回路(II)33の静電容量と電
流源および電流切換信号36により得られる検波速度を
用い、アナログRF信号1に対してアナログ低速検波
し、低速検波信号38を生成する。
【0013】次に、シフト回路34において、低速検波
信号38をレベルシフトすることでシフト信号39を生
成し、比較回路35において、高速検波信号37とシフ
ト信号39とを比較し、シフト信号39のレベルが高速
検波信号37のレベルより高い区間をドロップアウト状
態とし、このドロップアウト状態を検出した信号として
ドロップアウト検出信号9を生成し、このドロップアウ
ト検出信号9をドロップアウト検出回路の出力としてい
る。
【0014】上記のように構成することで、図7(a)
のように明側エンベロープ信号のレベルが低くなった場
合(ドロップアウト状態)、図7(b)のように、低速
検波信号38をシフトしたシフト信号39は変化が少な
いが、高速検波信号37は変化が大きいため、高速検波
信号37がシフト信号39よりレベルが小さくなり、明
側エンベロープ信号のレベルが低くなったことを検出す
ることができることで、ドロップアウト検出を行ってい
た。
【0015】また、再生速度が変化した場合、例えば再
生速度が倍速になった場合、ドロップアウトの幅は実際
には図7(a)の1倍速の場合に比べて1/2に変化す
るが、低速検波回路32の時定数等による追従性を図7
(a)の1倍速での追従性から一定とした場合は、低速
検波信号38のレベルが図7(b)の場合より上昇して
シフト信号39のレベルも上昇するため、高速検波信号
37がシフト信号39よりもレベルが低くなる区間(点
線区間)、つまりドロップアウト状態として検出する区
間の幅が実際のドロップアウトの幅より広くなってしま
い、所望の幅のドロップアウト検出信号9を得ることが
できない。
【0016】従来の構成では、上記のような再生速度の
変化に対応して、電流切換信号36により低速検波回路
32における出力端とGND間の電流量を切り換えて、
外付け回路(II)33の静電容量からの放電電流を制御
して検波時定数を変化させ、低速検波回路32の追従性
を変化(ここでは追従性を良くする)させることで、低
速検波信号38のレベルさらにはシフト信号39のレベ
ルを調整(ここでは下げる)することにより、所望の幅
のドロップアウト検出信号9を得るようにしている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のドロップアウト検出回路では、低速検波回路
32および高速検波回路30のそれぞれに外付け回路3
3、31が必要であるため、各検波回路32、30に外
付け回路33、31を接続するための専用端子が必要に
なる。
【0018】また、再生速度の変化に対しては、電流切
換信号36により、低速検波回路32内において、その
出力端からGNDに流す電流量を切り換えることで実現
しているが、この方式は柔軟性がなく検出精度が悪く、
さらに電流量の切り換えは、外付け回路の変更やアナロ
グ回路の増大を招くという問題点がある。
【0019】今後、図8に示す光ディスク信号処理・コ
ントローラブロック42等への統合を考えた場合、アナ
ログ回路は多くの外付け回路が必要であり、また、製造
上のばらつきの影響を受けやすいため回路設計が困難で
あり、今後、プロセスの微細化が進んだ場合でも面積の
削減が困難であるという問題点もある。
【0020】これに対して、明側のエンベロープ信号の
傾きを検出してドロップアウト検出を行う方法や、明側
と暗側の各エンベロープ信号のレベル差を検出してドロ
ップアウトを検出する方法等が有る。
【0021】しかしこれらの方法では、明側のエンベロ
ープ信号の傾き検出によるドロップアウト検出では、ノ
イズや傷の状態の影響を受けた例外的なエンベロープ信
号の場合に、誤検出の可能性が有る。
【0022】また、明側と暗側の各エンベロープ信号の
レベル差の検出によるドロップアウト検出では、常に明
側と暗側のレベルをA/Dコンバータで検出しなければ
ならず、回路規模の増大や消費電流の増大を招く恐れが
有る。
【0023】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、外付け回路やアナログ回路を必要とせずに、容易
にパラメータ変更が可能で、再生速度などの外的要因に
対して確実に最適なドロップアウト検出を行うととも
に、ノイズや傷の状態の影響を受けた例外的なエンベロ
ープ信号の場合の誤検出を防止することができ、かつ、
回路規模の増大や消費電流の増大を抑えるとともに、製
造上のバラツキの影響を受けにくくすることができるド
ロップアウト検出回路を提供する。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のドロップアウト検出回路は、情報の記録媒
体であるディスクを再生して得られた前記情報に対応す
るアナログRF信号から、その再生の際に発生するドロ
ップアウトを検出するドロップアウト検出回路におい
て、前記アナログRF信号をディジタル形式のRF信号
に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器からのデ
ィジタルRF信号の明側エンベロープを抽出するピーク
検出回路と、前記ピーク検出回路からの明側エンベロー
プ信号の時間経過に対するレベルの傾きを検出する傾き
検出回路と、前記傾き検出回路からの傾き信号のダウン
状態を検出した傾きダウン検出信号、および前記傾き信
号のアップ状態を検出した傾きアップ検出信号を出力す
る手段と、前記ピーク検出回路からの明側エンベロープ
信号のレベル検出の比較基準となるレベル比較基準信号
を生成する比較レベルパラメータ設定回路と、前記ピー
ク検出回路からの明側エンベロープ信号を前記レベル比
較基準信号と比較し、前記明側エンベロープ信号のレベ
ルが前記レベル比較基準信号より下回ったことを検出す
る第1のレベル比較回路と、前記ピーク検出回路からの
明側エンベロープ信号を前記レベル比較基準信号と比較
し、前記明側エンベロープ信号のレベルが前記レベル比
較基準信号より上回ったことを検出する第2のレベル比
較回路と、前記傾きダウン検出信号と前記第1のレベル
比較回路の比較結果との論理積によりセットされ、前記
傾きアップ検出信号と前記第2のレベル比較回路の比較
結果との論理和によりリセットされるドロップアウト検
出信号を出力するセット・リセットFFとを備え、前記
比較レベルパラメータ設定回路を、前記傾き検出回路か
らの傾き信号のレベル傾向状態に対応するレベル比較パ
ラメータに基づいて、前記レベル比較基準信号を変更す
るよう構成したことを特徴とする。
【0025】この構成により、明側エンベロープ信号の
傾きと検出レベルについて、共にドロップアウト検出の
セット条件を満たした時にドロップアウト検出をセット
し、どちらかがドロップアウト検出のリセット条件を満
たした時にドロップアウト検出をリセットする。
【0026】また、再生速度変化などの外的要因の変化
に対応したパラメータのディジタル的な設定を可能にし
て柔軟な設定を可能とし、パラメータの自動設定回路に
より、最適なドロップアウト検出をおこなうためのパラ
メータ設定を簡略化し、かつ、アナログ回路では必要で
あった外付け回路や回路規模の大きいアナログ回路を削
減する。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のドロッ
プアウト検出回路は、情報の記録媒体であるディスクを
再生して得られた前記情報に対応するアナログRF信号
から、その再生の際に発生するドロップアウトを検出す
るドロップアウト検出回路において、前記アナログRF
信号をディジタル形式のRF信号に変換するA/D変換
器と、前記A/D変換器からのディジタルRF信号の明
側エンベロープを抽出するピーク検出回路と、前記ピー
ク検出回路からの明側エンベロープ信号の時間経過に対
するレベルの傾きを検出する傾き検出回路と、前記傾き
検出回路からの傾き信号のダウン状態を検出した傾きダ
ウン検出信号、および前記傾き信号のアップ状態を検出
した傾きアップ検出信号を出力する手段と、前記ピーク
検出回路からの明側エンベロープ信号のレベル検出の比
較基準となるレベル比較基準信号を生成する比較レベル
パラメータ設定回路と、前記ピーク検出回路からの明側
エンベロープ信号を前記レベル比較基準信号と比較し、
前記明側エンベロープ信号のレベルが前記レベル比較基
準信号より下回ったことを検出する第1のレベル比較回
路と、前記ピーク検出回路からの明側エンベロープ信号
を前記レベル比較基準信号と比較し、前記明側エンベロ
ープ信号のレベルが前記レベル比較基準信号より上回っ
たことを検出する第2のレベル比較回路と、前記傾きダ
ウン検出信号と前記第1のレベル比較回路の比較結果と
の論理積によりセットされ、前記傾きアップ検出信号と
前記第2のレベル比較回路の比較結果との論理和により
リセットされるドロップアウト検出信号を出力するセッ
ト・リセットFFとを備え、前記比較レベルパラメータ
設定回路を、前記傾き検出回路からの傾き信号のレベル
傾向状態に対応するレベル比較パラメータに基づいて、
前記レベル比較基準信号を変更するよう構成する。
【0028】請求項2に記載のドロップアウト検出回路
は、請求項1記載の傾き信号のレベル傾向状態に対応し
てレベル比較パラメータを切り替える比較レベルパラメ
ータ切替え回路を備え、前記比較レベルパラメータ切替
え回路を、前記レベル比較パラメータとして、前記レベ
ル傾向状態がダウン時には、論理積信号により、前記ダ
ウン時に与えられる傾きダウン時比較パラメータに、前
記レベル傾向状態がアップ時には、論理和信号により、
前記アップ時に与えられる傾きアップ時比較パラメータ
に、それぞれ切り替えるよう構成する。
【0029】請求項3に記載のドロップアウト検出回路
は、請求項1または請求項2記載のA/D変換器からの
ディジタルRF信号のボトム側である暗側エンベロープ
を抽出するボトム検波回路と、明側エンベロープ信号と
前記ボトム検波回路からの暗側エンベロープ信号とに基
づいて、傾きダウン時比較パラメータおよび傾きアップ
時比較パラメータを設定する比較パラメータ設定回路と
を備え、前記比較パラメータ設定回路を、前記明側エン
ベロープ信号と前記暗側エンベロープ信号とのレベル差
を検出し、そのレベル差に応じて、前記傾きダウン時比
較パラメータおよび傾きアップ時比較パラメータを、自
動的に設定するよう構成する。
【0030】これらの構成によると、明側エンベロープ
信号の傾きと検出レベルについて、共にドロップアウト
検出のセット条件を満たした時にドロップアウト検出を
セットし、どちらかがドロップアウト検出のリセット条
件を満たした時にドロップアウト検出をリセットする。
【0031】また、再生速度変化などの外的要因の変化
に対応したパラメータのディジタル的な設定を可能にし
て柔軟な設定を可能とし、パラメータの自動設定回路に
より、最適なドロップアウト検出をおこなうためのパラ
メータ設定を簡略化し、かつ、アナログ回路では必要で
あった外付け回路や回路規模の大きいアナログ回路を削
減する。
【0032】以下、本発明の一実施の形態を示すドロッ
プアウト検出回路について、図面を参照しながら具体的
に説明する。 (第一の実施の形態)本発明の第一の実施の形態のドロ
ップアウト検出回路を説明する。
【0033】図1は本第一の実施の形態のドロップアウ
ト検出回路の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1はディスクから読みとったアナログRF信号、2
はA/D変換器、3はピーク検出回路、4は傾き検出回
路、5は傾きダウン検出回路、6は傾きアップ検出回
路、7はレベル比較回路、8は比較レベルパラメータ設
定回路、9は論理積回路、10は論理和回路、11はセ
ットリセットフリップフロップ(SR−FF)、12は
ディジタルRF信号、13は明側エンベロープ信号、1
4は傾き信号、15は傾きダウン検出信号、16は傾き
アップ検出信号、17はレベル比較結果信号(A)、1
8はレベル比較結果信号(B)、19はレベル比較パラ
メータ、20はレベル比較基準信号、21はドロップア
ウト検出セット信号、22はドロップアウト検出リセッ
ト信号、23はドロップアウト検出信号である。
【0034】以上のように構成されたドロップアウト検
出回路について、その動作を以下に説明する。図2
(a)に示すアナログRF信号1は、A/D変換器2で
ディジタルRF信号12に変換され、ピーク検出回路3
に入力される。ピーク検出回路3では、ディジタルRF
信号12より、図2(b)のような明側エンベロープ信
号13を抽出し、抽出された明側エンベロープ信号13
は傾き検出回路4及びレベル比較回路7に入力される。
【0035】傾き検出回路4では、1サンプル前の明側
エンベロープ信号13のデータを保持しており、今回入
力される明側エンベロープ信号13との差分を取ること
によって傾き信号14を生成する。
【0036】一方、レベル比較回路7では、比較レベル
パラメータ設定回路8で設定された図2(c)のような
レベル比較基準信号20と今回入力された明側エンベロ
ープ信号13とを比較することで、現在入力されている
アナログRF信号1のレベルが落ち込んでいるかどうか
の判定を行っている。明側エンベロープ信号13がレベ
ル比較基準信号20より低いレベルであった場合、図2
(d)のようなレベル比較結果信号(A)17を出力
し、明側エンベロープ信号13がレベル比較基準信号2
0より高いレベルであった場合、図2(e)のようなレ
ベル比較結果信号(B)18を出力する。
【0037】傾きダウン検出回路5では、入力された傾
き信号14のレベルが時間経過に対してダウン方向の場
合、図2(f)のような傾きダウン検出信号15を出力
する。また、傾きアップ検出回路6では、入力された傾
き信号14のレベルが時間経過に対してアップ方向の場
合、図2(g)のような傾きアップ検出信号16を出力
する。
【0038】論理積回路9により、傾きダウン検出回路
5から出力された傾きダウン検出信号15とレベル比較
結果信号(A)17との論理積をとり、出力されたドロ
ップアウト検出セット信号21によりFF11をセット
する。また、論理和回路10により、傾きアップ検出回
路6から出力された傾きアップ検出信号16とレベル比
較結果信号(B)18との論理和をとり、出力されたド
ロップアウト検出リセット信号22によりFF11をリ
セットする。
【0039】FF11の出力信号が、図2(h)のよう
なドロップアウト検出信号23として出力される。以上
のように、従来のアナログ回路からディジタル回路への
変更、ドロップアウト検出のためにRF信号の傾き検出
とレベル比較との2つの条件の組み合わせ、さらに、比
較レベルパラメータ設定回路8を設けることにより、レ
ベル比較パラメータ19に基づいてレベル比較基準信号
20をディジタル的に設定できるため、レベル比較基準
信号20について柔軟な設定を可能とし、再生速度変化
等の外的要因に対して、常に最適なドロップアウト検出
を行うことができる。
【0040】次に、例えばノイズなどの外的要因の影響
を受けた場合のドロップアウト検出の例を説明する。図
9はノイズが発生した場合のドロップアウト検出の例を
示す波形図であり、(a)がノイズの乗った明側エンベ
ロープ信号、(b)が暗側のエンベロープ信号、(c)
がドロップアウト検出の検出レベル判定基準となるレベ
ル比較基準信号、(d)が明側のエンベロープ信号に対
する傾き検出によるドロップアウト検出信号、(e)が
明側のエンベロープ信号に対する傾き検出とレベル判定
との2つの条件によるドロップアウト検出信号である。
【0041】図9(a)のように発生したノイズにより
明側のエンベロープ信号の傾きが検出され、明側のエン
ベロープ信号に対する傾き検出によるドロップアウト検
出では、図9(d)のようにこのノイズ波形をドロップ
アウト状態として検出してしまう。一方、明側のエンベ
ロープ信号の傾きと検出レベルとの2つの条件でのドロ
ップアウト検出では、明側エンベロープ信号の検出レベ
ルがドロップアウト検出の条件を満たさないため、図9
(e)のようにこのノイズ波形をドロップアウト状態と
して検出しない。
【0042】図10はディスク上の傷の状態の影響で明
側のエンベロープ信号が理想的な状態で得られなかった
例を示す波形図であり、(a)が明側エンベロープ信
号、(b)が暗側のエンベロープ信号、(c)がドロッ
プアウト検出の検出レベル判定基準となるレベル比較基
準信号、(d)が明側のエンベロープ信号に対する傾き
検出によるドロップアウト検出信号、(e)が明側のエ
ンベロープ信号に対する傾きと検出レベルとの2つの条
件でのドロップアウト検出信号である。
【0043】ドロップアウト検出のセット時(タイミン
グt1)の動作については、明側のエンベロープ信号に
対する傾き検出によるドロップアウト検出(図10
(d))と、明側のエンベロープ信号に対する傾きと検
出レベルとの2つの条件によるドロップアウト検出(図
10(e))の両方の方式で、問題なく行われる。
【0044】しかしながら、ドロップアウト検出のリセ
ット時(タイミングt2)の動作については、このリセ
ット時に信号の傾きが想定した傾きよりも緩くなってい
るために、傾きのアップ状態が検出されない。その結
果、明側のエンベロープ信号に対する傾き検出のみによ
るドロップアウト検出では、図10(d)のようにドロ
ップアウト検出のリセットがおこなわれない。
【0045】一方、明側のエンベロープ信号の傾きと検
出レベルとの2つの条件によるドロップアウト検出で
は、傾き検出によるドロップアウト検出のリセットはお
こなわれないが、レベル検出によるドロップアウト検出
リセットがおこなわれるため、図10(e)のようにド
ロップアウト検出が正常におこなわれる。 (第二の実施の形態)本発明の第二の実施の形態のドロ
ップアウト検出回路を説明する。
【0046】第二の実施の形態のドロップアウト検出回
路は、第一の実施の形態におけるドロップアウト検出セ
ット時のレベル比較パラメータと、ドロップアウト検出
リセット時のレベル比較パラメータとを別々に設定する
ことでより、多くのシステムに柔軟に対応できるように
改善した物である。
【0047】図3は本第二の実施の形態のドロップアウ
ト検出回路の構成を示すブロック図である。図3におい
て、1はディスクから読みとったアナログRF信号、2
はA/D変換器、3はピーク検出回路、4は傾き検出回
路、5は傾きダウン検出回路、6は傾きアップ検出回
路、7はレベル比較回路、8は比較レベルパラメータ設
定回路、9は論理積回路、10は論理和回路、11はセ
ットリセットFF、12はディジタルRF信号、13は
明側エンベロープ信号、14は傾き信号、15は傾きダ
ウン検出信号、16は傾きアップ検出信号、17はレベ
ル比較結果信号(A)、18はレベル比較結果信号
(B)、19はレベル比較パラメータ、20はレベル比
較基準信号、21はドロップアウト検出セット信号、2
2はドロップアウト検出リセット信号、23はドロップ
アウト検出信号、24は比較レベルパラメータ切り替え
回路、25は傾きダウン時比較パラメータ、26は傾き
アップ時比較パラメータである。
【0048】以上のように構成されたドロップアウト検
出回路について、その動作の第一の実施の形態と異なる
部分のみを説明する。比較レベルパラメータ切り替え回
路24に、傾きダウン時比較パラメータ25および傾き
アップ時比較パラメータ26をセットする。通常時に
は、比較レベルパラメータ切り替え回路24は、傾きダ
ウン時比較パラメータ25をレベル比較パラメータ19
として出力している。
【0049】ドロップアウト検出セット信号21が出力
されると、比較レベルパラメータ切り替え回路24は、
レベル比較パラメータ19を傾きアップ時比較パラメー
タ26に切り替える。次にドロップアウト検出リセット
信号22が出力されると、レベル比較パラメータ19を
傾きダウン時比較パラメータ25に戻す。
【0050】その他の動作は、第一の実施の形態の場合
と同じである。第二の実施の形態の場合と第一の実施の
形態の場合との動作の違いを、以下に説明する。
【0051】図11はディスク上の傷の状態の影響で明
側のエンベロープ信号が理想的な状態で得られなかった
例を示す波形図であり、(a)が明側エンベロープ信
号、(b)が暗側のエンベロープ信号、(c−1)がド
ロップアウト検出セット時の検出レベル判定基準となる
セットレベル比較基準信号、(c−2)がドロップアウ
ト検出リセット時の検出レベル判定基準となるリセット
レベル比較基準信号、(d)が第一の実施の形態による
ドロップアウト検出信号、(e)が第二の実施の形態に
よるドロップアウト検出信号である。
【0052】図11(a)のように、明側エンベロープ
信号は傷の状態の影響で立ち上がりの傾きが緩くなって
いる。そのため、傾き検出ではドロップアウト検出がリ
セットされない。レベル比較パラメータが(c−1)の
みの第一の実施の形態の場合ドロップアウト検出状態が
長く(タイミングt3)なる。
【0053】一方、レベル比較パラメータをドロップア
ウト検出のセット時とリセット時の2種類別々に設定で
きる第二の実施の形態の場合、図11(c−2)のリセ
ット比較パラメータを図11(c−1)のリセット比較
パラメータより低くすることによって、ドロップアウト
検出のリセット時のタイミングを早くする(タイミング
t2)ことができる。
【0054】ドロップアウトの状態が長くなり過ぎた場
合、システムが不安定になる可能性が有るため、このよ
うにドロップアウト検出のセット時とリセット時のレベ
ル比較パラメータを別々に設定することにより、使用す
るシステムに最適なドロップアウト検出ができるように
設定することが必要となる。 (第三の実施の形態)本発明の第三の実施の形態のドロ
ップアウト検出回路を説明する。
【0055】第三の実施の形態では、レベル比較パラメ
ータを自動設定することにより、第一、第二の実施の形
態に対して、ドロップアウト検出の設定を簡略化できる
ように改善した物である。
【0056】図4は本第三の実施の形態のドロップアウ
ト検出回路の構成を示すブロック図である。図4におい
て、1はディスクから読みとったアナログRF信号、2
はA/D変換器、3はピーク検出回路、4は傾き検出回
路、5は傾きダウン検出回路、6は傾きアップ検出回
路、7はレベル比較回路、8は比較レベルパラメータ設
定回路、9は論理積回路、10は論理和回路、11はセ
ットリセットFF、12はディジタルRF信号、13は
明側エンベロープ信号、14は傾き信号、15は傾きダ
ウン検出信号、16は傾きアップ検出信号、17はレベ
ル比較結果信号(A)、18はレベル比較結果信号
(B)、19はレベル比較パラメータ、20はレベル比
較基準信号、21はドロップアウト検出セット信号、2
2はドロップアウト検出リセット信号、23はドロップ
アウト検出信号、24は比較レベルパラメータ切り替え
回路、25は傾きダウン時比較パラメータ、26は傾き
アップ時比較パラメータ、27はボトム検波回路、28
は比較パラメータ自動設定回路、29は暗側エンベロー
プ信号である。
【0057】以上のように構成されたドロップアウト検
出回路について、その動作の第二の実施の形態と異なる
部分のみを説明する。アナログRF信号1からA/D変
換器2により変換されたディジタルRF信号12が、ボ
トム検波回路27に入力される。このボトム検波回路2
7で、図5(e)のような暗側エンベロープ信号29が
検出される。ボトム検波回路27で検出された暗側エン
ベロープ信号29と、ピーク検出回路3で検出された明
側エンベロープ信号13とが、比較パラメータ自動設定
回路28に入力される。
【0058】比較パラメータ自動設定回路28では、明
側エンベロープ信号13と暗側エンベロープ信号29と
の差を取り、明側エンベロープと暗側エンべロープの間
に、図5(c)のような傾きダウン時比較パラメータ2
5と、図5(d)のような傾きアップ時比較パラメータ
26とを設定する。
【0059】その後の動作は、第二の実施の形態の場合
と同じである。以上のように、第三の実施の形態では、
傾きダウン時比較パラメータ25および傾きアップ時比
較パラメータ26を自動で設定することができ、レベル
比較パラメータ設定の簡略化を容易に実現することがで
きる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、明側エン
ベロープ信号の傾きと検出レベルについて、共にドロッ
プアウト検出のセット条件を満たした時にドロップアウ
ト検出をセットし、どちらかがドロップアウト検出のリ
セット条件を満たした時にドロップアウト検出をリセッ
トすることができる。
【0061】また、再生速度変化などの外的要因の変化
に対応したパラメータのディジタル的な設定を可能にし
て柔軟な設定を可能とし、パラメータの自動設定回路に
より、最適なドロップアウト検出をおこなうためのパラ
メータ設定を簡略化し、かつ、アナログ回路では必要で
あった外付け回路や回路規模の大きいアナログ回路を削
減することができる。
【0062】以上のため、外付け回路やアナログ回路を
必要とせずに、容易にパラメータ変更が可能で、再生速
度などの外的要因に対して確実に最適なドロップアウト
検出を行うとともに、ノイズや傷の状態の影響を受けた
例外的なエンベロープ信号の場合の誤検出を防止するこ
とができ、かつ、回路規模の増大や消費電流の増大を抑
えるとともに、製造上のバラツキの影響を受けにくくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のドロップアウト検
出回路の構成ブロック図
【図2】同第一の実施の形態における動作を示す各部の
波形図
【図3】本発明の第二の実施の形態のドロップアウト検
出回路の構成ブロック図
【図4】本発明の第三の実施の形態のドロップアウト検
出回路の構成ブロック図
【図5】同第三の実施の形態におけるレベル比較パラメ
ータ自動設定動作を示す波形図
【図6】従来のドロップアウト検出回路の構成ブロック
【図7】同従来例における動作を示す各部の波形図
【図8】一般的な光ディスクシステムの構成を示すブロ
ック図
【図9】ノイズ発生時のドロップアウト検出の比較説明
のための波形図
【図10】理想的な明側エンベロープ信号でない場合の
ドロップアウト検出の比較説明のための波形図
【図11】ドロップアウト検出のレベル比較パラメータ
をセットとリセット時で別々に設定した場合のドロップ
アウト検出における波形図
【符号の説明】
1 アナログRF信号 2 A/D変換器 3 ピーク検出回路 4 傾き検出回路 5 傾きダウン検出回路 6 傾きアップ検出回路 7 レベル比較回路 8 比較レベルパラメータ設定回路 9 論理積回路 10 論理和回路 11 セットリセットフリップフロップ(FF) 12 ディジタルRF信号 13 明側エンベロープ信号 14 傾き信号 15 傾きダウン検出信号 16 傾きアップ検出信号 17 レベル比較結果信号(A) 18 レベル比較結果信号(B) 19 レベル比較パラメータ 20 レベル比較基準信号 21 ドロップアウト検出セット信号 22 ドロップアウト検出リセット信号 23 ドロップアウト検出信号 24 比較レベルパラメータ切り替え回路 25 傾きダウン時比較パラメータ 26 傾きアップ時比較パラメータ 27 ボトム検出回路 28 比較パラメータ自動設定回路 29 暗側エンベロープ信号 30 高速検波回路 31 外付け回路(I) 32 低速検波回路 33 外付け回路(II) 34 シフト回路 35 比較回路 36 電流切換信号 37 高速検波信号 38 低速検波信号 39 シフト信号 40 光ピックアップ 41 ヘッドアンプブロック 42 光ディスク信号処理・コントローラブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土肥 建夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 口西 淳一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA23 HB07 KA21 KA25 5D044 AB05 BC03 CC04 FG05 FG16 5D080 AA07 DA06 FA15 FA37 5D090 AA01 BB02 CC04 DD03 DD05 EE12 FF37 FF38

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の記録媒体であるディスクを再生し
    て得られた前記情報に対応するアナログRF信号から、
    その再生の際に発生するドロップアウトを検出するドロ
    ップアウト検出回路において、前記アナログRF信号を
    ディジタル形式のRF信号に変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器からのディジタルRF信号の明側エン
    ベロープを抽出するピーク検出回路と、前記ピーク検出
    回路からの明側エンベロープ信号の時間経過に対するレ
    ベルの傾きを検出する傾き検出回路と、前記傾き検出回
    路からの傾き信号のダウン状態を検出した傾きダウン検
    出信号、および前記傾き信号のアップ状態を検出した傾
    きアップ検出信号を出力する手段と、前記ピーク検出回
    路からの明側エンベロープ信号のレベル検出の比較基準
    となるレベル比較基準信号を生成する比較レベルパラメ
    ータ設定回路と、前記ピーク検出回路からの明側エンベ
    ロープ信号を前記レベル比較基準信号と比較し、前記明
    側エンベロープ信号のレベルが前記レベル比較基準信号
    より下回ったことを検出する第1のレベル比較回路と、
    前記ピーク検出回路からの明側エンベロープ信号を前記
    レベル比較基準信号と比較し、前記明側エンベロープ信
    号のレベルが前記レベル比較基準信号より上回ったこと
    を検出する第2のレベル比較回路と、前記傾きダウン検
    出信号と前記第1のレベル比較回路の比較結果との論理
    積によりセットされ、前記傾きアップ検出信号と前記第
    2のレベル比較回路の比較結果との論理和によりリセッ
    トされるドロップアウト検出信号を出力するセット・リ
    セットFFとを備え、前記比較レベルパラメータ設定回
    路を、前記傾き検出回路からの傾き信号のレベル傾向状
    態に対応するレベル比較パラメータに基づいて、前記レ
    ベル比較基準信号を変更するよう構成したことを特徴と
    するドロップアウト検出回路。
  2. 【請求項2】 傾き信号のレベル傾向状態に対応してレ
    ベル比較パラメータを切り替える比較レベルパラメータ
    切替え回路を備え、前記比較レベルパラメータ切替え回
    路を、前記レベル比較パラメータとして、前記レベル傾
    向状態がダウン時には、論理積信号により、前記ダウン
    時に与えられる傾きダウン時比較パラメータに、前記レ
    ベル傾向状態がアップ時には、論理和信号により、前記
    アップ時に与えられる傾きアップ時比較パラメータに、
    それぞれ切り替えるよう構成したことを特徴とする請求
    項1記載のドロップアウト検出回路。
  3. 【請求項3】 A/D変換器からのディジタルRF信号
    のボトム側である暗側エンベロープを抽出するボトム検
    波回路と、明側エンベロープ信号と前記ボトム検波回路
    からの暗側エンベロープ信号とに基づいて、傾きダウン
    時比較パラメータおよび傾きアップ時比較パラメータを
    設定する比較パラメータ設定回路とを備え、前記比較パ
    ラメータ設定回路を、前記明側エンベロープ信号と前記
    暗側エンベロープ信号とのレベル差を検出し、そのレベ
    ル差に応じて、前記傾きダウン時比較パラメータおよび
    傾きアップ時比較パラメータを、自動的に設定するよう
    構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のドロップアウト検出回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004013854A1 (ja) * 2002-08-06 2004-02-12 Sony Corporation デフェクト検出装置、デフェクト検出方法
JP2008047164A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Nec Electronics Corp ディフェクト検出回路及び制御装置

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