JP2002181868A - プリント配線基板の検査治具 - Google Patents

プリント配線基板の検査治具

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JP2002181868A
JP2002181868A JP2000377256A JP2000377256A JP2002181868A JP 2002181868 A JP2002181868 A JP 2002181868A JP 2000377256 A JP2000377256 A JP 2000377256A JP 2000377256 A JP2000377256 A JP 2000377256A JP 2002181868 A JP2002181868 A JP 2002181868A
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JP2000377256A
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Junichi Totsuka
淳一 戸塚
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TOTSUKA DENSI KK
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TOTSUKA DENSI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のロングピン10を植設して先端をヘッ
ドプレート12から突設した検査ヘッドを備えた高密度
プリント配線基板の検査治具において、ロングピン10
の取り付け傾斜角度の許容範囲を拡大することで、異な
る検査装置による高密度プリント配線基板の検査を可能
とする。 【解決手段】 ヘッドプレート12を取り付ける上プレ
ート16に、外周縁に沿った複数の弾性リング体17を
用いて下プレート18を取り付け、上プレート16と下
プレート18との間隔内に、支柱25で上プレート16
に取り付けるピン保持プレートと、支柱26で下プレー
ト18に取り付けるピン保持プレートとにより、複数枚
のピン保持プレートを層状に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント配線基
板の電気的接続を検査するために用いるプリント配線基
板の検査治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化・薄型化に伴
い、電子機器に組み込まれるプリント配線基板の配線
は、高密度実装技術の進展により高密度化している。こ
のような高密度プリント配線基板の配線パターンの電気
的接続を検査する方法として、一般に、プリント配線基
板の検査接点にロングピン(プローブピン)を当接さ
せ、検査装置において所定検査接点間の配線の導通状態
を検査する手段が採られ、こうした検査装置において、
多数のロングピンの先端を突設した検査ヘッドを備えた
検査治具が用いられている。
【0003】図5に、従来の検査治具を用いた検査方法
の概要を示す。検査治具は、プリント配線基板の両面を
検査するために略同一構成の上治具A、下治具Bの一対
が用いられ、多数のロングピン10を植設して先端をヘ
ッドプレート12から突設した検査ヘッドを備えてい
る。複数の支柱14でヘッドプレート12を取り付ける
上プレート16に、外周縁に沿った複数の弾性リング体
17を用いて下プレート18が取り付けられている。3
枚のピン保持プレート20、21、22が複数の支柱1
9で上プレート16に取り付けられ、上プレート16と
下プレート18の間に層状の間隔が形成されている。各
プレート12、16、18、20、21、22に所定レ
イアウトでピン挿通孔が開孔され、各ピン挿通孔に多数
のロングピン10を挿通して植設し、検査治具が組み付
けられる。
【0004】このようにして組み付けられた検査治具を
一対用い、上治具Aと下治具Bとを検査ヘッドを対向さ
せて検査装置にセットし、上治具Aと下治具Bの間にプ
リント配線基板をセットする。検査装置において上方か
ら押圧してロングピン10の先端をプリント配線基板の
検査接点に当接させ、検査装置で電気的スイッチング操
作して検査接点間の導通状態を検査する。
【0005】一方この検査治具において、上治具Aでは
上下が逆向きにセットされるのでロングピン10が下降
する。ロングピン10の下降で検査ヘッドからロングピ
ン10の先端が過度に突出すると、ピン折れや検査接点
のズレを生じる危険がある。このため、ロングピン10
の先端に近接した位置にカシメによるストッパー部11
を形成するとともに、ピン位置に開孔を開設したフィル
ム材34をヘッドプレート12の背面に取り付け、スト
ッパー部11がフィルム材34に当接してロングピン1
0の下降を防止するように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】こうした検査装置及び
検査治具による検査手段において、検査装置側の電極3
2が2.54mmの間隔で格子状に配列した、図6に示す
A、Bの2種類のものが一般に使用されている。これら
の異なる検査装置で高密度プリント配線基板を検査する
ために、ロングピン10を傾斜させて電極接点側を電極
32に接触させて検査治具をセットした場合、検査時の
検査装置の押圧で弾性リング体17が扁平されて上プレ
ート16と下プレート18の間隔が収縮し、下端のピン
保持プレート22が下降してピン保持プレート22と下
プレート18の間隔が収縮する(図5中、下降したピン
保持プレート22aを示す)。このため、ロングピン1
0が屈曲して電極32から離脱する現象が発生する(図
5中、電極32から離脱したロングピン10aを示
す)。したがって、ロングピン10の取り付け傾斜角度
に制限ががあり、高密度プリント配線基板への適用にも
限界があり、検査装置毎に専用の検査治具が必要とさ
れ、また、一種類の検査治具で高密度プリント配線基板
を検査しようとすると、検査装置の大幅な改造を要する
など、極めてコストが高価となる。
【0007】また、上治具Aでは、ロングピン10を挿
通してフィルム材34を上から被せて取り付けるが、こ
の取り付け作業が煩雑であり、ロングピン10を傾斜さ
せて組み付けようとすると、フィルム材34の開孔座標
位置とロングピン10の先端座標位置とが狂い、ロング
ピン10の挿通が困難となり、フィルム材34の取り付
けが不可能となるなどの課題がある。
【0008】この発明は、これらの課題を解決すること
を目的とするもので、ロングピン10の取り付け傾斜角
度の許容範囲を大幅に拡大することで、異なる検査装置
による高密度プリント配線基板の検査を可能とし、検査
治具のユニバーサル化を図ることを目的とするものであ
る。また、ロングピン10の下降防止手段としてフィル
ム材34に代わる新たな手段を提案し、検査治具の組み
付け作業性の改善、検査コストの低廉化を図ることを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】こうした目的を達成する
ため、この発明は、ヘッドプレートを取り付ける上プレ
ートに、外周縁に沿った複数の弾性リング体を用いて下
プレートを取り付け、上プレートと下プレートとの間隔
内に複数枚のピン保持プレートを層状に取り付け、多数
のロングピンを植設して先端をヘッドプレートから突設
した検査ヘッドを備え、上治具と下治具とを検査ヘッド
を対向させて検査装置にセットするプリント配線基板の
検査治具において、支柱で上プレートに取り付けるピン
保持プレートと、支柱で下プレートに取り付けるピン保
持プレートとにより、複数枚のピン保持プレートを層状
に取り付けることを特徴とするものである。
【0010】また、一般的に使用される3枚のピン保持
プレートを用いる場合、この内2枚のピン保持プレート
を上プレートに取り付け、他の1枚のピン保持プレート
を下プレートに取り付けて構成することができる。
【0011】また、この検査治具において、ロングピン
の先端に近接した位置にカシメによるストッパー部を形
成し、上治具では、ロングピンの先端を貫通する伸縮性
編地シート材をヘッドプレートの背面に取り付けるもの
である。この伸縮性編地シート材としては、女性用スト
ッキング生地を用いることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を、
図面を用いて具体的に説明する。図1から4に、この発
明の検査治具の実施例を示し、図中、前例と同一の符号
は、同一部材であるので詳細な説明を省略するが、検査
治具は、前例と同様に、それぞれ矩形形状のヘッドプレ
ート12、上プレート16、下プレート18を組み付
け、多数のロングピン10を植設して先端をヘッドプレ
ート12から突設した検査ヘッドを備えている。
【0013】図示の検査治具において、上プレート16
と下プレート18との間隔内に3枚のピン保持プレート
20、21、22が層状に取り付け用いられるが、この
内2枚のピン保持プレート20、21は、支柱25で上
プレート16に取り付けられ、他の一枚のピン保持プレ
ート22は、支柱26で下プレート18に取り付けられ
ている。前例と同様に、各プレート12、16、18、
20、21、22に所定レイアウトで開孔したピン挿通
孔に多数のロングピン10を挿通し、検査治具が組み付
けられる。
【0014】このようにして組み付けられた上治具Aと
下治具Bの一対を検査ヘッドを対向させて検査装置にセ
ットし、上治具Aと下治具Bの間にプリント配線基板を
セットした状態を図1に示す。前例と同様に、検査装置
で上方から押圧してロングピン10の先端をプリント配
線基板の検査接点に当接させ、検査接点間の導通状態を
検査する。
【0015】この検査治具を用いたプリント配線基板の
検査において、高密度プリント配線基板を検査するため
に、ロングピン10を傾斜させて電極接点側を電極32
に接触させて検査治具をセットした場合、検査時の検査
装置の押圧で弾性リング体17が扁平されて上プレート
16と下プレート18の間隔が収縮すると、ピン保持プ
レート21が下降してピン保持プレート22との間隔が
収縮する(図1中、下降したピン保持プレート21aを
示す)。この間隔内でロングピン10が屈曲して距離の
収縮を吸収し、ロングピン10の電極接点側が電極32
から離脱することを防止することができる(図1中、屈
曲したロングピン10bを示す)。したがって、ロング
ピン10の取り付け傾斜角度の許容範囲が拡大され、異
なる検査装置への適用が可能となり、高密度プリント配
線基板の検査にも適用することができる。
【0016】また、この検査治具では、前例と同様に、
ロングピン10の先端に近接した位置にカシメによるス
トッパー部11が形成され、上治具Aでは、ヘッドプレ
ート12の背面に女性用ストッキング生地(女性用パン
ティストッキング等の弾性糸を用いた編地)を適切な大
きさに裁断した伸縮性編地シート材36が取り付けら
れ、これにロングピン10の先端が貫通されている。し
たがって、上治具Aでは、ロングピン10のストッパー
部11が伸縮性編地シート材36の編み目に係止され、
ロングピン10の下降を防止するように構成されてい
る。
【0017】
【発明の効果】この発明のプリント配線基板の検査治具
は以上のように構成され、支柱25で上プレート16に
取り付けるピン保持プレートと、支柱26で下プレート
18に取り付けるピン保持プレートとにより、上プレー
ト16と下プレート18との間隔内に複数枚のピン保持
プレートを層状に取り付けたことにより、検査時の検査
装置の押圧でピン保持プレート21、22の間隔の収縮
をロングピン10の屈曲で吸収し、ロングピン10の電
極接点側の電極32からの離脱を防止することができ、
ロングピン10の取り付け傾斜角度の許容範囲を大幅に
拡大するものである。したがつて、この発明の検査治具
は、異なる検査装置による高密度プリント配線基板の検
査に適用が可能であり、検査治具のユニバーサル化によ
り、高密度プリント配線基板の検査コストを大幅に低廉
することができる。
【0018】また、上治具Aにおけるロングピン10の
下降防止手段として、従来のフィルム材34に代わって
伸縮性編地シート材36を用いることで、検査時のロン
グピン10の下降を確実に防止することができるととも
に、伸縮性編地シート材36はロングピン10の先端に
被せて簡単に装着することができ、検査治具の組み付け
作業性を著しく改善するものである。また、伸縮性編地
シート材36として特別な素材を必要とせず、女性用ス
トッキング生地を適切な大きさに裁断してそのまま用い
ることが可能であり、簡単かつ安価に得られるなどの実
用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の説明図。
【図2】組み付けた検査治具の正面図。
【図3】組み付けた検査治具の側面図。
【図4】伸縮性編地シート材の部分拡大図。
【図5】従来の検査治具の説明図。
【図6】検査装置の電極配置図。
【符号の説明】
10 ロングピン 11 ストッパー部 12 ヘッドプレート 16 上プレート 17 弾性リング体 18 下プレート 20、21、22 ピン保持プレート 25、26 支柱 36 伸縮性編地シート材 A 上治具 B 下治具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドプレート12を取り付ける上プレ
    ート16に、外周縁に沿った複数の弾性リング体17を
    用いて下プレート18を取り付け、上プレート16と下
    プレート18との間隔内に複数枚のピン保持プレートを
    層状に取り付け、多数のロングピン10を植設して先端
    をヘッドプレート12から突設した検査ヘッドを備え、
    上治具Aと下治具Bとを検査ヘッドを対向させて検査装
    置にセットするプリント配線基板の検査治具において、 支柱25で上プレート16に取り付けるピン保持プレー
    トと、支柱26で下プレート18に取り付けるピン保持
    プレートとにより、複数枚のピン保持プレートを層状に
    取り付けたことを特徴とするプリント配線基板の検査治
    具。
  2. 【請求項2】 3枚のピン保持プレート20、21、2
    2を用い、この内2枚のピン保持プレート20、21を
    上プレート16に取り付け、ピン保持プレート22を下
    プレート18に取り付けた請求項1に記載のプリント配
    線基板の検査治具。
  3. 【請求項3】 ロングピン10の先端に近接した位置に
    カシメによるストッパー部11を形成し、上治具Aで
    は、ロングピン10の先端を貫通する伸縮性編地シート
    材36をヘッドプレート12の背面に取り付けた請求項
    1又は2に記載のプリント配線基板の検査治具。
  4. 【請求項4】 伸縮性編地シート材36として女性用ス
    トッキング生地を用いた請求項3に記載のプリント配線
    基板の検査治具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008256503A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Onishi Denshi Kk プリント配線板検査治具
KR101192209B1 (ko) 2008-09-05 2012-10-17 니혼덴산리드가부시키가이샤 기판검사용 검사치구

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008256503A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Onishi Denshi Kk プリント配線板検査治具
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