JP2002180082A - 摂取物 - Google Patents

摂取物

Info

Publication number
JP2002180082A
JP2002180082A JP2000375386A JP2000375386A JP2002180082A JP 2002180082 A JP2002180082 A JP 2002180082A JP 2000375386 A JP2000375386 A JP 2000375386A JP 2000375386 A JP2000375386 A JP 2000375386A JP 2002180082 A JP2002180082 A JP 2002180082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
oils
fats
dmct
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000375386A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Nishikawa
正純 西川
Minoru Kihara
稔 木原
Kazuteru Maruyama
一輝 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruha Corp
Original Assignee
Maruha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruha Corp filed Critical Maruha Corp
Priority to JP2000375386A priority Critical patent/JP2002180082A/ja
Publication of JP2002180082A publication Critical patent/JP2002180082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸
などのω−3脂肪酸の腸管吸収率が非常に高く、かつ低
カロリーで、安全性も高く、運動持久力の向上、カロリ
ーの低減、肥満防止、高脂血症などの生活習慣病の予防
または治療、てんかんの予防または治療、膵炎、膵嚢胞
性線維症などの膵リパーゼ分泌欠損患者や胆道閉鎖症な
どの胆汁酸分泌障害患者の治療または栄養補給などに有
用な、ω−3脂肪酸を含む油脂の摂取物を提供するこ
と。 【解決手段】 ω−3脂肪酸が2位に結合し、かつ中鎖
脂肪酸が1、3位に結合する油脂を、哺乳動物が1日3
0mg以上を摂取することを可能とする摂取物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリグリセリドの
2位にω−3脂肪酸が結合し、かつトリグリセリドの
1、3位に中鎖脂肪酸が結合する油脂の摂取物に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ドコ
サヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸などのω−3脂
肪酸は、アラキドン酸を始めとするω−6脂肪酸と対比
して、その生理作用が1970年代後半から研究されて
きた。その生理作用は幅広く多岐に渡っており、脂質代
謝改善作用、抗動脈硬化作用、血圧低下作用、抗アレル
ギー作用、抗腫瘍作用、抗痴呆作用などを有することが
各種論文ならびに学会などで報告され、それを契機にω
−3脂肪酸を医薬品、特定保健用食品や健康食品などへ
利用することが検討されてきた。実際、イワシなどの青
物魚などから、エイコサペンタエン酸を18〜28%及
びドコサヘキサエン酸を8〜16%含有する魚油や、マ
グロなどの回遊魚などから、ドコサヘキサエン酸を20
〜30%及びエイコサペンタエン酸を6〜12%含有す
るマグロ油などが、軟カプセルに充填され健康食品とし
て広く流通している他、魚油から特異的にエイコサペン
タエン酸をエチルエステル誘導体として90%以上に濃
縮した化合物が、閉塞性動脈硬化症や高脂血症の治療薬
として上市されている。
【0003】また、最近では、粉ミルクを初めとして、
清涼飲料水やパンなどの食品に、ドコサヘキサエン酸や
エイコサペンタエン酸などのω−3脂肪酸を含む油脂を
添加するなど、昨今の健康ブームと相まって、その機能
性を前面に掲げた食品の開発が盛んに行われており、健
康の維持・増進を目的に、いろいろな形態でドコサヘキ
サエン酸やエイコサペンタエン酸などのω−3脂肪酸を
含む油脂が摂取できる状況になりつつある。
【0004】しかしながら、上述のドコサヘキサエン酸
やエイコサペンタエン酸などのω一3脂肪酸は、それを
含む魚油やマグロ油では、通常、パルミチン酸、パルミ
トオレイン酸、オレイン酸あるいはリノール酸などの長
鎖脂肪酸と共にトリグリセリド体を構成しており、その
体内への吸収性はそれ程十分ではない。即ち、ドコサヘ
キサエン酸やエイコサペンタエン酸などのω−3脂肪酸
を含む魚油やマグロ油を摂取した場合、十二指腸におい
て、分泌された胆汁酸などにより胆汁酸混合ミセルが形
成され、さらに膵リパーゼによるトリグリセリドの1、
3位の加水分解を経て、ドコサヘキサエン酸やエイコサ
ペンタエン酸などのω−3脂肪酸は、遊離脂肪酸の形あ
るいはモノグリセリドの形で腸管からリンパ管に吸収さ
れるという経路をたどるが、実際には、不完全なミセル
形成やリパーゼの基質特異性の問題などから、魚油やマ
グロ柚のドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸な
どのω−3脂肪酸の腸管からの吸収率はそれ程高くはな
い。
【0005】このようなことから、ドコサヘキサエン酸
やエイコサペンタエン酸などのω−3脂肪酸の高吸収性
を考慮した油脂の研究開発が進められてきた。実際、
「新規なトリグリセリド、その製造法、食餌療法及び治
療法への使用並びにそれを含む組成物(特開昭59−1
90948号公報)」、「合成油脂ならびにこれを含有
する脂肪乳剤輸液および経腸栄養剤(特開昭63−29
7342号公報)」、「高度不飽和脂肪酸含有トリグリ
セリドを含む油脂の製造方法(特開平08−21489
1号公報)」などに示されているように、中鎖脂肪酸と
リノール酸などのω−6脂肪酸あるいは中鎖脂肪酸とリ
ノレン酸、ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸
などのω−3脂肪酸をトリグリセリド中に結合する油脂
の開発が進み、その吸収性が優れることなどから、実用
化が待たれる状況になりつつある。そして、これを契機
に、脂肪酸単体から、いわゆる構造脂質としての物理化
学的特性や機能性研究に注目が集まり、現在盛んにその
研究が行われている。
【0006】従って、本発明の目的は、ドコサヘキサエ
ン酸やエイコサペンタエン酸などのω−3脂肪酸の腸管
吸収率が非常に高く、かつ低カロリーで、安全性も高
く、運動持久力の向上、カロリーの低減、肥満防止、高
脂血症などの生活習慣病の予防または治療、てんかんの
予防または治療、膵炎、膵嚢胞性線維症などの膵リパー
ゼ分泌欠損患者や胆道閉鎖症などの胆汁酸分泌障害患者
の治療または栄養補給などに有用な、ω−3脂肪酸を含
む油脂の摂取物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ドコサヘ
キサエン酸やエイコサペンタエン酸などのω−3脂肪酸
を含む油脂のリパーゼ酵素を用いた構造脂質に関する研
究を以前より行っており、高度不飽和脂肪酸含有トリグ
リセリドを含む油脂の製造方法(特開平08−2148
91号公報)について特許出願し、実用化を目指してい
るが、その吸収性に関する研究を行っているうちに、ド
コサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸などのω−3
脂肪酸が2位に結合し、かつ中鎖脂肪酸が1、3位に結
合する油脂(本発明に係る油脂)が、マグロ油やイワシ
油などの魚油に比べ、ドコサヘキサエン酸やエイコサペ
ンタエン酸などのω−3脂肪酸の腸管吸収率が非常に高
いことを見出した。しかも、胆汁酸や膵リパーゼの分泌
を抑制した場合においても同様の効果が認められた。
【0008】また、上記油脂は、魚をはじめとする自然
界の動植物の組成成分と同様にトリグリセリドの形態を
有し、製造に使用するリパーゼ酵素も食品用に汎用され
ているものを用いることができ、1、3位に結合する中
鎖脂肪酸はココナッツオイルなどに多く含まれるカプロ
ン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリル酸などの脂肪
酸で、そのトリグリセリド体(MCT)は術後のカロリ
ー補給に汎用されているものであることから、上記油脂
は、安全性の非常に高いものである。
【0009】さらに、本発明者らは、上記油脂の生理作
用について鋭意研究を進めた結果、上記油脂は、意外に
も、マグロ油やイワシ油などの魚油に比べ、低カロリー
であり、肥満防止作用のあること、運動持久力を向上さ
せるなどの運動能力を高めること、高脂血症などの脂質
代謝改善作用が強力であることを見出し、さらに詳細な
薬効薬理試験を実施した結果、抗てんかん作用や膵炎、
膵嚢胞性線維症などの膵リパーゼ分泌欠揖や胆道閉鎖症
などの胆汁酸分泌障害のモデル動物においても症状の改
善を示すことを見出した。
【0010】本発明は、上述の研究に基づいてなされた
もので、ω−3脂肪酸が2位に結合し、かつ中鎖脂肪酸
が1、3位に結合する油脂を、哺乳動物が1日30mg
以上を摂取することを可能とする摂取物を提供するもの
である。尚、本明細書において、油脂とトリグリセリド
とは、同義語として使用する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の摂取物について詳
述する。本発明の摂取物である油脂(トリグリセリド)
の2位に結合したω−3脂肪酸としては、ドコサヘキサ
エン酸、エイコサペンタエン酸の他に、リノール酸、ド
コサペンタエン酸、オクタデカテトラエン酸などが挙げ
られるが、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸
が好ましく、ドコサヘキサエン酸が特に好ましい。
【0012】また、本発明の摂取物である油脂(トリグ
リセリド)の1、3位に結合した中鎖脂肪酸としては、
カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリル酸など
の炭素原子数6〜12の直鎖もしくは分岐の飽和もしく
は不飽和脂肪酸が挙げられ、中でもカプリル酸が好まし
い。
【0013】本発明の摂取物は、上記ω−3脂肪酸が2
位に結合し、かつ上記中鎖脂肪酸が1、3位に結合する
油脂を含有するものであり、例えば、カプセル剤、錠剤
型、または、粉乳などの散剤型はもとより、清涼飲料水
やスポーツドリンクなどの各種飲料、チューインガム、
菓子類、チルド食品、冷凍食品やレトルト食品などの人
間用摂取物、ドックフードやキャットフード等の動物用
摂取物の形態を挙げることができる。
【0014】本発明の摂取物は、摂取者(哺乳動物)が
上記油脂を1日30mg以上、好ましくは1日60〜1
000mgを摂取できるように、上記油脂を含有してい
る必要がある。上記油脂の1日の摂取量が30mg未満
であると、ω−3脂肪酸の高吸収率の効果が顕著にみら
れない。
【0015】本発明の摂取物が1日に何回かに分けて摂
取される形態のものである場合には、上記油脂の1日の
摂取量の合計量が30mg以上となるように、本発明の
摂取物に上記油脂を含有させればよい。例えば、本発明
の摂取物を朝、昼、夕と1日に3回に分けて摂取する場
合には、1回あたり上記油脂を最低10mg以上を摂取
できるように含有させればよく、また朝、昼、夕、晩と
4回に分けて摂取する場合には、1回あたり最低7.5
mg以上を摂取できるように含有させればよい。このよ
うに、本発明の摂取物に含有させる上記油脂の量は、本
発明の摂取物の1日あたりの摂取回数および1回あたり
の本発明の摂取物の摂取量によって調整することができ
る。
【0016】上記油脂を摂取物に含有させる方法として
は、上記形態の摂取物を製造する何れかの工程において
上記油脂を添加すればよく、また上記油脂は、他の油脂
を含む混合油脂として添加してもよい。
【0017】本発明の摂取物は、運動持久力の向上、摂
取カロリーの低減、肥満防止、高脂血症などの生活習慣
病の予防または治療、てんかんの予防または治療、膵
炎、膵嚢胞性線維症などの膵リパーゼ分泌欠損患者や胆
道閉鎖症などの胆汁酸分泌障害患者の治療または栄養補
給などを目的として摂取することができるものである。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明の効果を具体的に
説明する。但し、本発明は、これらの実施例に限定され
ない。
【0019】実施例1 〔ドコサヘキサエン酸(DHA)の腸管吸収性試験〕 (試験内容)膵リパーゼ分泌欠損や胆汁酸分泌障害にお
ける使用を想定して、DHAが2位に結合し、かつカプ
リル酸が1、3位に結合するトリグリセリド(DMC
T)含有油脂のラットにおけるDHAの腸管吸収性を、
胸管リンパカニュレーション手法と膵リパーゼおよび胆
汁酸のそれぞれの分泌管をクリップで止める手法とを組
み合わせて実施した。また、対照として、マグロ油を用
いた。
【0020】(試験方法) DMCT含有油脂の調製 DMCT含有油脂は、高度不飽和脂肪酸含有トリグリセ
リドを含む油脂の製造方法(特開平08−214891
号公報に記載の実施例3)に準じて調製した。このDM
CT含有油脂を分析した結果、全トリグリセリド量は9
9.5質量%で、DMCTは30.7質量%であった。
このDMCT含有油脂の脂肪酸組成および対照のマグロ
油の脂肪酸組成をそれぞれ下記表1に示した。
【0021】
【表1】
【0022】実験動物 日本エスエルシー(株)より購入したSD雄性ラット
(平均体重384±9g、11週齢前後)を使用した。
馴化期間は一週間とした。飼料はF−1固形飼料(船橋
農場製)を自由摂取させた。
【0023】動物モデルの作製(胸部リンパ管カニュ
レーション) ペントバルビタール麻酔下、腹部から左背部にかけて剃
毛後、ラットの剣状突起より約2cm下方を体軸に対し
て垂直に両脇までハサミで切開し、脂肪や結合組織をか
きわけ、動脈に縫合糸(ブレード絹製縫合糸N0.3,
夏目製作所)を架けて腹大動脈裏側にある胸部リンパ管
を露出させた。縫合糸でリンパ管の下流部(横隔膜側)
を結紮し、リンパ管の結紮部位から約5mm上流側のリ
ンパ管にも同様の縫合糸をくぐらせ、緩く結んでおい
た。下流部を結紮することで怒張したリンパ管にハサミ
で切り込みを入れ、リンパ管内にビニールチューブ(SV
35 I.D.;0.5mm O.D.;0.9mm, 夏目製作所)を挿入し、あ
らかじめくぐらせておいた縫合糸で固定した。併せて,
膵リバーゼおよび胆汁酸のそれぞれの分泌管をクリップ
で止めた。
【0024】結紮部位は瞬間接着剤を滴下して結紮を補
助した。次に先端から3cmの位置に印を付けておいた
ポリエチレンチューブ(SP55 I.D.;0.8mm O.D.;1.2mm,
夏目製作所)を血管を避けて印の部分まで胃底大弯部に
挿入した。挿入したチューブを胃壁側に指で寄せた後、
挿入付近とチューブ先端付近の2箇所を縫合糸で結び、
瞬間接着剤を滴下して胃に固定した。
【0025】その後、各々のチューブを腹壁ならびに表
皮を貫通させて体外へ出し、臓器を腹腔内に戻した。そ
の後、切開した部分の筋層を縫合糸で単純連続縫合し、
続いて表皮を縫合糸で単純連続縫合した。手術終了後の
動物は拘束ケージ(KN式ポールマンケージ1型,夏目
製作所)に固定した。回復後、拘束ケージを室内温度2
5±2℃、湿度55±10%に調整したアイソラック
(ISK-9-3-B KAIRYOGATA, OSHITARI)に入れ、動物には
インフュージョンポンプ(PHD2000, HARVERD)に装着し
たシリンジ(50mL,テルモ)から胃チューブを介し
て2.5%グルコース生理食塩水溶液を3mL/hの流
速で投与した。また、給水瓶にも2.5%グルコース生
理食塩水溶液を入れ自由摂取させた。この状態で一晩管
理し、翌朝からリンパ液採取を開始した。また、手術か
ら実験終了までは絶食下で行った。
【0026】投与方法 DMCT含有油脂およびマグロ油を5%アラビアゴム水
溶液に懸濁調製後、3mLを胃チューブを介し胃内へ投
与した。DMCT含有油脂およびマグロ油の投与量は、
それぞれラット体重1kgあたり100mgとした。
【0027】(試験結果)本モデル系でのDHAの吸収
量は、DMCT含有油脂を投与した場合が、マグロ油を
投与した場合よりも顕著に高かった。図1に示すよう
に、吸収のピークである投与後3時間目のDHA平均吸
収率は、DMCT含有油脂の場合が23.3%で、マグ
ロ油の場合が6.6%であり、DMCT含有油脂の場合
がマグロ油の場合の約3.5倍であった。また、エイコ
サペンタエン酸などの他の脂肪酸においても同様の結果
が得られた。
【0028】以上の結果より、膵嚢胞性線維症などの膵
リパーゼ分泌欠損患者や胆汁酸分泌障害患者の治療また
は栄養補給の目的で本発明のDMCT含有油脂が有用で
あることが示された。尚、本試験では、DMCTを3
0.7質量%含有するDMCT含有油脂のラットへの投
与量が、ラット体重1kgあたり100mgであるか
ら、DMCTのラットへの投与量は、ラット体重1kg
あたり約30mgであり、この量で十分なDHAの高吸
収性が示されている。一般に、ラットおよびマウスとヒ
トとを比較した場合、ラットおよびマウスはヒトに比べ
脂溶性成分の感受性が約60倍弱いと考えられており、
今回のラット体重1kgあたり約30mgのDMCTの
投与量は、ヒト(60kg体重)に換算するとほぼ同用
量となる。従って、ヒトの場合は、DMCTを1日30
mg以上を摂取すればよいことになる。
【0029】実施例2 〔体重増加抑制試験〕 (試験内容)DMCT含有油脂のラットにおける体重増
加抑制性を確認した。対照として、マグロ油を用いた。 (試験方法)DMCT含有油脂は、実施例1で調製した
もの(DMCT30.7質量%含有油脂)を使用した。
ラットは、日本チヤールスリバー(株)より購入したS
D雌性ラット(平均体重101±10g、4週齢)を使
用した。馴化期間は1週間とした。飼料は、下記表2に
示した配合表に従い、試験群にはDMCT含有油脂を飼
料中に3.0%、対照群にはマグロ油を飼料中に3.0
%それぞれ配合し作製した。試験は、ラット各群8匹に
下記表2の飼料を6週間摂取させ、体重の増加量を測定
した。
【0030】
【表2】
【0031】(試験結果)飼料摂取開始4週後および6
週後の体重を試験群と対照群で比較した結果、下記表3
に示す通り、DMCT含有油脂を摂取した試験群が、対
照群に比べて有意に体重増加を抑制することが明らかに
なった。また、試験期間内における両群の飼料摂取量に
統計的な差は認められなかった。
【0032】
【表3】
【0033】実施例3 〔運動持久力試験〕 (試験内容)DMCT含有油脂のマウスにおける運動持
久力を確認した。対照として、マグロ油を用いた。 (試験方法)DMCT含有油脂は、実施例1で調製した
もの(DMCT30.7質量%含有油脂)を使用した。
マウスは、日本エスエルシー(株)より購入したddY
雄性マウス(平均体重23.2±2.1g、5週齢)を
使用した。馴化期間は1週間とした。飼料は、下記表4
に示した配合表に従い、DMCT試験群にはDMCT含
有油脂を飼料中に7.0%、マグロ油試験群にはマグロ
油を飼料中に7.0%それぞれ配合し作製した。試験
は、長さ1m×幅50cm×深さ40cmの水槽(水温
33℃)にポンプを用いて緩やかな水流を発生させ、そ
の中に各群10匹のマウスを遊泳させ、持久力を失うま
での泳ぐ時間を測定した。測定は、マウス各群10匹に
下記表4の飼料を6週間摂取させ、飼料摂取前および飼
料摂取開始後2週毎に実施した。
【0034】
【表4】
【0035】(試験結果)下記表5に示す通り、飼料摂
取開始4週後には、DMCT試験群が、対照群に比べ有
意に運動持久力が向上し、飼料摂取開始6週後には、D
MCT試験群が、マグロ油試験群と対照群の両群に比べ
有意に運動持久力が向上した。また、マグロ油試験群
は、飼料摂取開始6週後には対照群に比べ有意に運動持
久力が向上した。
【0036】
【表5】
【0037】実施例4 〔脂質代謝改善作用〕 (試験内容)DMCT含有油脂のラットにおける脂質代
謝改善作用を確認した。対照として、マグロ油を用い
た。 (試験方法)DMCT含有油脂は、実施例1で調製した
もの(DMCT30.7質量%含有油脂)を使用した。
ラットは、日本チャールスリバー(株)より購入したWi
star雄性ラット(平均体重98±11g、4週齢)を使
用した。馴化期間は1週間とした。飼料は、魚粉抜きF
−1飼料(船橋農場製)を基本にコレステロールを1%
およびコール酸を1%添加したコレステロール添加飼料
を作製し、試験に用いた。馴化期間中は魚粉抜きF−1
飼料で飼育した。群構成は下記表6に示した。試験開始
時より、コレステロール添加飼料を各群に給餌し、同時
にDMCT含有油脂またはマグロ油を規定量、5%アラ
ビアゴム溶液に懸濁し、ゾンデを用いて1日1回強制経
口投与を実施した。対照群は5%アラビアゴム溶液のみ
を投与した。試験開始4週後に腹部大動脈より採血を行
い、血清分離後、総コレステロール値の測定を行った。
【0038】
【表6】
【0039】(試験結果)図2に示すように、DMCT
含有油脂1000群が、対照群に比べ有意に血清中の総
コレステロール値の上昇を抑制した。また、DMCT含
有油脂300群および1000群と、マグロ油300群
および1000群とを比較した場合、DMCT含有油脂
群の方が、マグロ油群に比べ有意に血清中の総コレステ
ロール値の上昇を抑制していることが認められた。
【0040】実施例5 〔抗てんかん作用〕 (試験内容)DMCT含有油脂のラットにおける電撃痙
攣に対する作用を確認した。対照として、マグロ油を用
いた。 (試験方法)DMCT含有油脂は、実施例1で調製した
もの(DMCT30.7質量%含有油脂)を使用した。
ラットは、日本チャールスリバー(株)より購入したWi
star雄性ラット(平均体重110±14g、5週齢)を
使用した。馴化期間は1週間とした。飼料は、魚粉抜き
F−1飼料(船橋農場製)を用いた。馴化期間中も魚粉
抜きF−1飼料で飼育した。群構成は下記表7に示し
た。試験開始時より、DMCT含有油脂またはマグロ油
を規定量、5%アラビアゴム溶液に懸濁し、ゾンデを用
いて1日1回強制経口投与を実施した。対照群は5%ア
ラビアゴム溶液のみを投与した。試験開始4週後に、電
撃痙攣による手法で硬直性痙攣、間代性痙攣および昏睡
の持続時間を比較した。
【0041】
【表7】
【0042】(試験結果)図3に示すように、DMCT
含有油脂1000群とマグロ油1000群が、対照群に
比べ硬直性痙攣時間と昏睡時間の短縮が認められた。ま
た、DMCT含有油脂1000群とマグロ油1000群
とを比較した場合、DMCT含有油脂1000群の方
が、硬直性痙攣時間を短縮することが明らかになった。
間代性痙攣においては、各群間に差は認められなかっ
た。以上の結果より、抗てんかん作用の指標となる硬直
性痙攣において、DMCTは、マグロ油に比べ有効性が
高いと判断された。
【0043】実施例6 〔DMCT含有油脂を配合した軟カプセル剤〕下記表8
に示す処方の軟カプセル剤を常法により調製した。%は
質量%を表す。
【0044】
【表8】
【0045】実施例7 〔DMCT含有油脂を配合したチューインガム〕下記表
9に示す処方のチューインガムを常法により調製した。
【0046】
【表9】
【0047】実施例8 〔DMCT含有油脂を配合した飲料〕下記表10に示す
処方の飲料を常法により調製した。
【0048】
【表10】
【0049】実施例9 〔DMCT含有油脂を配合したビスケット〕下記表11
に示す処方のビスケットを常法により調製した。
【0050】
【表11】
【0051】実施例10 〔DMCT含有油脂を配合したペットフード〕下記表1
2に示す処方のペットフードを常法により調製した。%
は質量%を表す。
【0052】
【表12】
【0053】
【発明の効果】本発明のω−3脂肪酸を含む油脂の摂取
物は、ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸など
のω−3脂肪酸の腸管吸収率が非常に高く、かつ低カロ
リーで、安全性も高く、運動持久力を高めるためのスポ
ーツ食品、肥満防止の低カロリー食品、高脂血症などの
生活習慣病を予防する食品、抗てんかん作用を有する食
品、膵炎、膵嚢胞性線維症などの膵リパーゼ分泌欠損患
者や胆道閉鎖症などの胆汁酸分泌障害患者の治療または
栄養補給を目的とする食品または医療用組成物に応用す
ることができ、幅広く国民の健康に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例1のDMCT含有油脂の腸管吸
収性試験におけるDHA平均吸収率の経時変化を示すグ
ラフである。
【図2】図2は、実施例4のDMCT含有油脂の脂質代
謝改善作用試験における血清中の総コレステロール値の
測定結果を示すグラフである。
【図3】図3は、実施例5のDMCT含有油脂の抗てん
かん作用試験における硬直性痙攣時間、間代性痙攣時間
および昏睡時間の測定結果を示すグラフである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/232 A61P 1/16 4B032 A61P 1/16 1/18 4C206 1/18 3/04 4H059 3/04 3/06 3/06 25/08 25/08 A21D 13/08 // A21D 13/08 A23G 3/30 A23G 3/30 A23L 2/38 Z A23L 2/52 A23D 9/00 514 2/38 516 518 A23L 2/00 F (72)発明者 丸山 一輝 栃木県宇都宮市清原工業団地8−1 マル ハ株式会社化成食品事業部内 Fターム(参考) 2B150 AA06 AB03 AB20 DA54 DA55 DA56 DA57 4B014 GB13 GG14 GK12 4B017 LC03 LK10 LL09 4B018 LB01 LB08 MD11 MD14 ME14 4B026 DC05 DG20 DH10 DP10 4B032 DB21 DK18 DL20 4C206 AA01 AA02 DB09 DB48 MA01 MA04 MA72 NA14 ZA06 ZA66 ZA70 ZA75 ZC33 4H059 BA33 BB02 BB05 BB06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ω−3脂肪酸が2位に結合し、かつ中鎖
    脂肪酸が1、3位に結合する油脂を、哺乳動物が1日3
    0mg以上を摂取することを可能とする摂取物。
  2. 【請求項2】 ω−3脂肪酸がドコサヘキサエン酸で、
    中鎖脂肪酸がカプリル酸である請求項1記載の摂取物。
  3. 【請求項3】 運動持久力を高めることを目的とする請
    求項1または2記載の摂取物。
  4. 【請求項4】 摂取カロリーの低減または肥満防止を目
    的とする請求項1または2記載の摂取物。
  5. 【請求項5】 高脂血症などの生活習慣病の予防または
    治療を目的とする請求項1または2記載の摂取物。
  6. 【請求項6】 てんかんの予防または治療を目的とする
    請求項1または2記載の摂取物。
  7. 【請求項7】 膵炎、膵嚢胞性線維症などの膵リパーゼ
    分泌欠損患者や胆道閉鎖症などの胆汁酸分泌障害患者の
    治療または栄養補給を目的とする請求項1または2記載
    の摂取物。
JP2000375386A 2000-12-11 2000-12-11 摂取物 Pending JP2002180082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000375386A JP2002180082A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 摂取物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000375386A JP2002180082A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 摂取物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002180082A true JP2002180082A (ja) 2002-06-26

Family

ID=18844402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000375386A Pending JP2002180082A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 摂取物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002180082A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003074042A1 (fr) * 2002-03-04 2003-09-12 The Nisshin Oillio Group, Ltd. Promoteur de l'expression d'une proteine decouplante
WO2004085582A2 (en) 2003-03-27 2004-10-07 Suntory Limited Lipid-improving agent and composition containing lipid-improving agent
JP2007503835A (ja) * 2003-09-05 2007-03-01 ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド 動物摂取用組成物。
JP2007514733A (ja) * 2003-12-19 2007-06-07 プロノヴァ バイオケア アクティーゼルスカブ Epa及びdhaの少なくとも1つ又はこれらのいずれかの組み合わせを含む脂肪酸組成物の使用
JP2008540484A (ja) * 2005-05-12 2008-11-20 プロイェクト、エンプレサリアル、ブルーディ、ソシエダッド、リミターダ 腫瘍性疾患の治療のためのドコサヘキサエン酸グリセリドの使用
WO2009056983A1 (en) * 2007-10-31 2009-05-07 Pronova Biopharma Norge As New dha derivatives and their use as medicaments
JP2010506587A (ja) * 2006-10-17 2010-03-04 エヌ.ブイ.・ヌートリシア ケト原性食
JP2012100673A (ja) * 2003-07-03 2012-05-31 Hill's Pet Nutrition Inc コンパニオン動物における精神活動の加齢劣化を減少させる組成物及び方法
US8399516B2 (en) 2006-11-01 2013-03-19 Pronova Biopharma Norge As Alpha-substituted omega-3 lipids that are activators or modulators of the peroxisome proliferators-activated receptor (PPAR)
WO2013108428A1 (ja) * 2012-01-19 2013-07-25 日本水産株式会社 食欲抑制剤
US8618165B2 (en) 2005-05-04 2013-12-31 Pronova Biopharma Norge As Compounds
US8715717B2 (en) 2003-09-05 2014-05-06 Hill's Pet Nutrition, Inc. Composition for animal consumption
WO2016010103A1 (ja) * 2014-07-17 2016-01-21 日清オイリオグループ株式会社 穀粉を実質的に含まない焼き菓子
US10548866B2 (en) * 2010-11-26 2020-02-04 Ucl Business Ltd Therapeutic use of compounds
CN113924001A (zh) * 2019-02-22 2022-01-11 米克罗皮公司 食品补充剂
WO2024009986A1 (ja) * 2022-07-04 2024-01-11 株式会社ニッスイ 持久力向上剤

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003074042A1 (fr) * 2002-03-04 2003-09-12 The Nisshin Oillio Group, Ltd. Promoteur de l'expression d'une proteine decouplante
JP2006521368A (ja) * 2003-03-27 2006-09-21 サントリー株式会社 脂質改善剤及び脂質改善剤を含んでなる組成物
KR101199599B1 (ko) 2003-03-27 2012-11-12 산토리 홀딩스 가부시키가이샤 지질 개선제 및 지질 개선제를 함유하는 조성물
US7723386B2 (en) 2003-03-27 2010-05-25 Suntory Holdings Limited Lipid-improving agent and composition containing lipid-improving agent
TWI393536B (zh) * 2003-03-27 2013-04-21 Suntory Holdings Ltd 脂質改良劑及包含脂質改良劑之組成物
WO2004085582A3 (en) * 2003-03-27 2004-12-02 Suntory Ltd Lipid-improving agent and composition containing lipid-improving agent
US8236854B2 (en) 2003-03-27 2012-08-07 Suntory Holdings Limited Lipid-improving agent and composition containing lipid-improving agent
KR101362989B1 (ko) 2003-03-27 2014-02-17 산토리 홀딩스 가부시키가이샤 지질 개선제 및 지질 개선제를 함유하는 조성물
WO2004085582A2 (en) 2003-03-27 2004-10-07 Suntory Limited Lipid-improving agent and composition containing lipid-improving agent
EP1605768A2 (en) * 2003-03-27 2005-12-21 Suntory Limited Lipid-improving agent and composition containing lipid-improvimg agent
JP2012100673A (ja) * 2003-07-03 2012-05-31 Hill's Pet Nutrition Inc コンパニオン動物における精神活動の加齢劣化を減少させる組成物及び方法
JP2007503835A (ja) * 2003-09-05 2007-03-01 ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド 動物摂取用組成物。
US8715717B2 (en) 2003-09-05 2014-05-06 Hill's Pet Nutrition, Inc. Composition for animal consumption
JP2007514733A (ja) * 2003-12-19 2007-06-07 プロノヴァ バイオケア アクティーゼルスカブ Epa及びdhaの少なくとも1つ又はこれらのいずれかの組み合わせを含む脂肪酸組成物の使用
US9282760B2 (en) 2003-12-19 2016-03-15 Pronova Biopharma Norge As Use of a fatty acid composition comprising at least one of EPA and DHA or any combinations thereof
US8618165B2 (en) 2005-05-04 2013-12-31 Pronova Biopharma Norge As Compounds
JP2008540484A (ja) * 2005-05-12 2008-11-20 プロイェクト、エンプレサリアル、ブルーディ、ソシエダッド、リミターダ 腫瘍性疾患の治療のためのドコサヘキサエン酸グリセリドの使用
JP2010506587A (ja) * 2006-10-17 2010-03-04 エヌ.ブイ.・ヌートリシア ケト原性食
US8399516B2 (en) 2006-11-01 2013-03-19 Pronova Biopharma Norge As Alpha-substituted omega-3 lipids that are activators or modulators of the peroxisome proliferators-activated receptor (PPAR)
WO2009056983A1 (en) * 2007-10-31 2009-05-07 Pronova Biopharma Norge As New dha derivatives and their use as medicaments
JP2011502113A (ja) * 2007-10-31 2011-01-20 プロノヴァ バイオファーマ ノルゲ アーエス 新規のdha誘導体およびその医薬品としての用途
US10548866B2 (en) * 2010-11-26 2020-02-04 Ucl Business Ltd Therapeutic use of compounds
US11491127B2 (en) * 2010-11-26 2022-11-08 Ucl Business Plc Therapeutic use of compounds
US11419839B2 (en) 2010-11-26 2022-08-23 Ucl Business Ltd Therapeutic use of compounds
JPWO2013108428A1 (ja) * 2012-01-19 2015-05-11 日本水産株式会社 食欲抑制剤
JP2017039744A (ja) * 2012-01-19 2017-02-23 日本水産株式会社 食欲抑制剤
WO2013108428A1 (ja) * 2012-01-19 2013-07-25 日本水産株式会社 食欲抑制剤
JPWO2016010103A1 (ja) * 2014-07-17 2017-04-27 日清オイリオグループ株式会社 穀粉を実質的に含まない焼き菓子
KR101791622B1 (ko) 2014-07-17 2017-10-30 닛신 오일리오그룹 가부시키가이샤 곡분을 실질적으로 포함하지 않는 구운 과자
JP5976263B2 (ja) * 2014-07-17 2016-08-23 日清オイリオグループ株式会社 穀粉を実質的に含まない焼き菓子
WO2016010103A1 (ja) * 2014-07-17 2016-01-21 日清オイリオグループ株式会社 穀粉を実質的に含まない焼き菓子
CN113924001A (zh) * 2019-02-22 2022-01-11 米克罗皮公司 食品补充剂
WO2024009986A1 (ja) * 2022-07-04 2024-01-11 株式会社ニッスイ 持久力向上剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4870430B2 (ja) 下肢静脈瘤予防・治療用組成物
US7025984B1 (en) Compositions and methods for body weight management
RU2376782C2 (ru) Масляная композиция и содержащие ее пищевые продукты, фармацевтическая композиция и пищевая добавка
JP2002180082A (ja) 摂取物
CN103002889B (zh) Sn‑2‑单酰基甘油和脂质吸收不良
WO2006019140A1 (ja) ゼリー組成物
TWI389697B (zh) Improve the composition of lipid metabolism
JP2006083136A (ja) ストレスに起因する脳機能の低下およびそれに伴う症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する組成物
RU2546865C2 (ru) Сбалансированные жировые композиции и их применение в жидких питательных композициях для энтерального питания
JPH03504868A (ja) 乳脂肪を含有する構造化脂質
WO2007039945A1 (ja) 脂質代謝改善用組成物
WO1996005740A1 (en) Nervonic acid compositions
JP2005132758A (ja) 血管の老化に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する組成物
JP4394174B2 (ja) 炎症性腸疾患治療剤
US20030108600A1 (en) Ubidecarenone compositions and capsules containing the same
JP2010229099A (ja) 脂質異常症の改善または治療薬
WO2011128626A1 (en) Essential fatty acid gelled composition
JP7295812B2 (ja) リンパ循環改善剤
JP2000302677A (ja) カルニチン自己産生能改善作用を有する医薬および食品・飼料組成物
JP2000239168A (ja) 脳卒中予防剤およびこれを配合してなる組成物
EP4117446A1 (en) A composition comprising docosahexaenoic acid and egg yolk suitable for sickle cell disease treatment
JP2003516946A (ja) 消化管の適応の間における増殖応答を向上させる組成物および短腸症候群における使用
AU711302C (en) Nervonic acid compositions
JP2008247791A (ja) 肝機能改善剤
TW201233342A (en) Methods for decreasing the incidence of necrotizing enterocolitis, colic, and short bowel syndrome in an infant, toddler, or child

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071023