JP2002177510A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002177510A
JP2002177510A JP2000375162A JP2000375162A JP2002177510A JP 2002177510 A JP2002177510 A JP 2002177510A JP 2000375162 A JP2000375162 A JP 2000375162A JP 2000375162 A JP2000375162 A JP 2000375162A JP 2002177510 A JP2002177510 A JP 2002177510A
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JP
Japan
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game ball
game
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advantageous
gaming
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Application number
JP2000375162A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sagehashi
浩幸 提橋
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者にとって有利な遊技状態の生起する可
能性の予告があったにもかかわらず、有利な遊技状態が
生起しなかったことに応じて、誘導電役装置の遊技球の
通過を制御して、遊技者が始動入賞口等に入賞し易くな
るように救済措置を施すような遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤10を、遊技球4を、始動入賞口
2に入賞し易いように誘導する誘導電役装置1と、始動
入賞口2と、特別図柄左7、中8及び右9を判定図柄表
示部6に表示する特別図柄表示装置3と、入賞を契機に
遊技球通過制限部1cの開閉動作を生起する誘導電動役
物作動ゲート5と、判定図柄表示部6に停止した特別図
柄の組み合わせが特定のものであった場合に開閉動作を
行う大入賞口11と、から構成し、救済措置を施す条件
が成立したときには、制御プログラムにより遊技球通過
制限部1cを遊技球が遊技球入口部1aを通過し易くな
るように制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動入賞口に遊技
球を誘導する誘導電役装置を備えた遊技機に係り、遊技
者にとって有利な遊技状態の生起する可能性のあること
が予告されたにもかかわらず、有利な遊技状態が生起し
なかった場合に、それを救済するのに好適な機能を有す
る遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技球を用いる遊技機として、例えばパ
チンコ機が挙げられるが、従来パチンコ機は、始動入賞
口への遊技球の入賞によって抽選が行なわれ、機種によ
っては、抽選と同時に図柄の変動も開始される。そし
て、一般に、図柄変動のある機種では、変動後に所定時
間が経過することによって、図柄は自動的に所定位置に
停止し、その図柄の組み合わせ内容によって、遊技者
に、大当たりや外れ等の抽選結果を報知してから、その
結果に対応する遊技状態へと移行する。
【0003】従って、始動入賞口へ遊技球が入賞するま
では、図柄変動等は発生せず、遊技者は、入賞するま
で、ひたすら遊技球を発射し続けるといった単調な遊技
を行なうことになる。このような単調な時間が長く続く
と、遊技者の遊技内容に対する興趣が薄れてくる恐れが
ある。そのため、機種によっては、始動入賞口になかな
か遊技球が入賞しないときの補助として、誘導電役装置
を備えているものがある。これは、始動入賞口よりも遊
技球が入口しやすい位置にある遊技球入口部を遊技球が
通過することによって作動するもので、通過した遊技球
は専用ルートを通って誘導され、最終的に始動入賞口の
真上等から排出される。つまり、誘導電役装置によっ
て、遊技球は始動入賞口に入賞し易い位置に誘導される
ことになる。
【0004】但し、この機能を常に使えるようにする
と、遊技バランスが崩れる恐れがあるため、例えば、通
常時には遊技球が通過し難く、又は通過できないよう
に、遊技球入口部を開閉部材などで隠し、特定のゲート
を通過したときなど所定の条件が成立した場合にのみ、
開閉部材を開閉動作させて、誘導電役装置の遊技球入口
部を遊技球が通過し易く、又は通過できるようにしてい
る。
【0005】上記したように、遊技球を始動入賞口付近
へ誘導する誘導電役装置に着眼した公報例として、特開
平6−269543号公報がある。これは、長時間に亘
って始動入賞口への遊技球の入賞がなかったり、又は極
端に入賞があったときに、遊技球入口部の開閉部材を、
長時間入賞が無かった場合には所定時間開閉動作し、極
端に入賞が続く場合は閉状態にすることで、始動入賞口
への遊技球の入賞を安定的にし、遊技者の遊技に対する
興趣の薄れや、店側の不利益を増大しない遊技機を提供
するというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、遊技球の始動入賞口への入賞の安定化
を、始動入賞口への遊技球の入賞の有無を検出して行な
っているため、始動入賞口への遊技球の入賞による図柄
変動、又は、それによるリーチ状態は良く発生するが、
その結果は、結局大当たりとならずに外れてしまうよう
な遊技状態に対しても、始動入賞口を遊技球が通過した
と検出して、開閉部材等を閉状態に制御することにな
る。
【0007】そこで、本発明は、始動入賞口を遊技球が
通過して、遊技者にとって有利な遊技状態が生起する可
能性に対する予告が外れた場合に、誘導電役装置の遊技
球の通過を制御して、遊技球が始動入賞口等に入賞し易
くなるように遊技者に救済措置を施すような遊技機を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の遊技機は、遊技球入口
部と、当該遊技球入口部を通過した遊技球を入賞口付近
に誘導する遊技球誘導手段と、前記遊技球の前記遊技球
入口部の通過を制限する遊技球通過制限手段と、を有す
る誘導電役装置を備え、前記入賞口への前記遊技球の入
賞を契機として、遊技者にとって有利な遊技状態が生起
する可能性のあることを予告する予告処理を経た後に、
前記有利な遊技状態を生起する場合と生起しない場合と
がある遊技機において、前記予告処理が行われたにもか
かわらず、前記有利な遊技状態が生起しなかったことに
応じて、前記遊技球通過制限手段を前記遊技球が前記遊
技球入口部を通過し易くなるように制御することを特徴
としている。
【0009】このような構成であれば、入賞口への遊技
球の入賞を契機として、遊技者にとって有利な遊技状態
の生起する可能性を予告する予告処理が行われ、遊技者
にとって有利な遊技状態が生起するか、又は、生起しな
いことになる。また、誘導電役装置は、遊技球入口部を
通過した遊技球を、遊技球誘導手段によって始動入賞口
付近まで誘導することができる。そして、予告処理が行
われたにもかかわらず、有利な遊技状態が生起しなかっ
た場合には、これに応じて、遊技球が、遊技球入口部を
通過し易くなるように遊技球通過制限手段を制御するよ
うにしているので、その結果として遊技球を入賞口に入
賞し易くなるようにすることが可能である。
【0010】つまり、この発明を、例えばパチンコ機に
適用したとすると、上記予告処理としてランプの点滅や
図柄表示などによるリーチ状態が発生し、その結果、図
柄が特定の組み合わせで停止せずに、大当たり状態へと
移行しなかった場合などに、例えば、開閉部材等で遊技
球の通過を妨げるようになっている遊技球通過制限手段
を制御して、遊技球が遊技球入口部を通過し易くなるよ
うにしてやることで、結果的に遊技球が始動入賞口に入
賞し易くなるので、遊技内容の単調化を抑え、遊技者の
遊技に対する興趣の持続を図ることが可能となる。
【0011】また、本発明に係る請求項2記載の遊技機
は、遊技球入口部と、当該遊技球入口部を通過した遊技
球を入賞口付近に誘導する遊技球誘導手段と、前記遊技
球の前記遊技球入口部の通過を制限する遊技球通過制限
手段と、を有する誘導電役装置を備え、前記入賞口への
前記遊技球の入賞を契機として、表示部に表示された図
柄を変動させる変動処理と、遊技者にとって有利な遊技
状態の生起する可能性のあることを予告する予告処理と
を経た後に、前記図柄が複数の判定図柄表示部に特定の
組み合わせで停止して、前記有利な遊技状態を生起する
場合と、前記特定の組み合わせで停止せずに前記有利な
遊技状態が生起しない場合とがある遊技機において、前
記予告処理が行われたにもかかわらず、前記有利な遊技
状態が生起しなかったことに応じて、前記遊技球通過制
限手段を前記遊技球が前記遊技球入口部を通過し易くな
るように制御することを特徴としている。
【0012】このような構成であれば、入賞口への遊技
球の入賞を契機に表示部に表示された図柄を変動させる
変動処理が行われ、また、遊技者にとって有利な遊技状
態となる可能性のあることを予告する予告処理が行わ
れ、且つ図柄が、複数の判定図柄表示部にすべて停止
し、この図柄が特定の組み合わせとなると、有利な遊技
状態が生起する。また、誘導電役装置は、遊技球入口部
を通過した遊技球を、遊技球誘導手段によって始動入賞
口付近まで誘導することができる。また、予告があった
にもかかわらず、有利な遊技状態が生起しなかった場合
には、この結果に基づいて、遊技球が、遊技球入口部を
通過し易くなるように遊技球通過制限手段を制御するよ
うにしているので、その結果として遊技球を入賞口に入
賞し易くなるようにすることが可能である。
【0013】つまり、この発明を、例えばパチンコ機に
適用した場合は、このパチンコ機には表示部において図
柄が変動し、大当たり状態へと移行する可能性を予告す
るリーチ状態が生起し、その後、停止した図柄の組み合
わせが特定のものであれば、大当たり状態へと移行する
ことになる。そして、リーチ状態が生起したにもかかわ
らず、大当たり状態へと移行しなかった場合などには、
例えば、開閉部材等で遊技球の通過を妨げるようになっ
ている遊技球通過制限手段を制御して、遊技球が遊技球
入口部を通過し易くなるようにしているので、結果的に
遊技球が始動入賞口に入賞し易くなり、遊技内容の単調
化が抑えられ、遊技者の遊技に対する興趣の持続を図る
ことが可能となる。
【0014】また、請求項3に係る発明は、請求項1又
は請求項2記載の遊技機において、前記有利な遊技状態
の生起に対する期待値の異なる前記予告処理が2種類以
上ある場合に、特定の前記期待値の予告処理が行われた
にもかかわらず、前記有利な遊技状態が生起しなかった
ことに応じて、前記遊技球通過制限手段を前記遊技球が
前記遊技球入口部を通過し易くなるように制御すること
を特徴としている。
【0015】つまり、この発明を、例えばパチンコ機に
適用した場合に、大当たりとなる期待値の異なるリーチ
状態が2種類以上あり、例えば、その期待値の最も高い
リーチ状態が生起したにもかかわらず、大当たり状態へ
と移行しなかった場合に、例えば、開閉部材等で構成さ
れた遊技球通過制限手段を制御して、誘導電役装置を遊
技球が通過し易くなるようにしてやるので、結果的に遊
技球が始動入賞口に入賞し易くなり、遊技内容の単調化
を抑え、遊技者の遊技に対する興趣の持続を図ることが
可能となる。
【0016】また、請求項4に係る発明は、請求項1及
至請求項3のいずれかに記載の遊技機において、前記予
告処理が行われたにもかかわらず、前記有利な遊技状態
が生起しなかった回数が所定回数に達したことに応じ
て、前記遊技球通過制限手段を前記遊技球が前記遊技球
入口部を通過し易くなるように制御することを特徴とし
ている。
【0017】つまり、この発明を、例えばパチンコ機に
適用した場合に、リーチ状態が生起してから、大当たり
状態へと移行しなかった回数が所定回数に達することに
よって、例えば、開閉部材等で構成された遊技球通過制
限手段を制御して、誘導電役装置を遊技球が通過し易く
なるようにしてやるので、結果的に遊技球が始動入賞口
に入賞し易くなり、遊技内容の単調化を抑え、遊技者の
遊技に対する興趣の持続を図ることが可能となる。
【0018】また、請求項5に係る発明は、請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の遊技機において、前記予
告処理が行われても、前記有利な遊技状態が生起しない
外れ予告処理が2種類以上設定され、特定種類の前記外
れ予告処理が行われたことに応じて、前記遊技球通過制
限手段を前記遊技球が前記遊技球入口部を通過し易くな
るように制御することを特徴としている。
【0019】つまり、この発明を、例えばパチンコ機に
適用した場合は、遊技を盛り上げるために用意され、リ
ーチ状態になっても大当たり状態に移行せずに外れるこ
とが確定しているリーチ状態が2種類以上あり、このう
ち特定種類のリーチ状態が生起した場合に、例えば、開
閉部材等で構成された遊技球通過制限手段を制御して、
誘導電役装置を遊技球が通過し易くなるようにしてやる
ので、結果的に遊技球が始動入賞口に入賞し易くなり、
遊技内容の単調化を抑え、遊技者の遊技に対する興趣の
持続を図ることが可能となる。
【0020】また、請求項6に係る発明は、請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載の遊技機において、前記有
利な遊技状態の生起確率を上げる確率変動が生起するこ
とを特徴としている。つまり、この発明を、例えばパチ
ンコ機に適用した場合に、大当たり状態の生起確率を上
げる確率変動が生起するようになるので、この確率変動
が生起していない状態で、且つリーチ状態から大当たり
状態に移行せずに外れた場合には、遊技者への救済措置
として遊技球通過制限手段を制御して誘導電役装置を遊
技球が通過し易くなるようにし、逆に確率変動中にリー
チ状態から大当たり状態に移行せずに外れた場合には、
確率変動中は遊技者にとって有利な遊技状態といえるの
で、前記したような救済措置を行わないようにするとい
ったことができる。従って、確率変動中ではないときに
は救済措置によって遊技内容の単調化を抑え、遊技者の
興趣の持続を図ることが可能となる。
【0021】また、請求項7に係る発明は、請求項6記
載の遊技機において、前記確率変動中に前記予告処理が
行われたにもかかわらず、前記有利な遊技状態が生起し
なかったことに応じて、前記遊技球通過制限手段を前記
遊技球が前記遊技球入口部を通過し易くなるように制御
することを特徴としている。つまり、この発明を、例え
ばパチンコ機に適用した場合に、大当たり状態へと移行
する確率が高くなる確率変動時にリーチ状態が生起し、
それが大当たり状態へと移行せずに外れとなったとき
に、この状態は遊技者にとって非常に悔しいものと推定
できるので、遊技者への救済措置として、例えば、開閉
部材等で構成された遊技球通過制限手段を制御して、誘
導電役装置を遊技球が通過し易くなるようにするので、
結果的に遊技球が始動入賞口に入賞し易くなり、遊技内
容の単調化を抑え、遊技者の遊技に対する興趣の持続を
図ることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図6は、本発明を第1種
に属するパチンコ機に適用した場合の実施の一形態を示
す図である。まず、本発明に係るパチンコ機の遊技盤の
構成を図1を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係るパチンコ機を構成する遊技盤の正面図である。
【0023】遊技盤10は、遊技球4を、後述する始動
入賞口2の真上から落下するように誘導する誘導電役装
置1と、遊技球4が入賞することによって大当たり等の
抽選や図柄の変動を生起するきっかけを生じさせる始動
入賞口2と、特別図柄左7、特別図柄中8及び特別図柄
右9を判定図柄表示部6に表示する特別図柄表示装置3
と、遊技球4の入賞を契機に後述する遊技球通過制限部
1cの開閉動作を生起する誘導電動役物作動ゲート5
と、判定図柄表示部6に停止した特別図柄の組み合わせ
が特定のものであった場合に所定の条件に従って開閉動
作を行う大入賞口11と、から構成される。
【0024】誘導電役装置1は、遊技球入口部1aと、
遊技球誘導部1bと、遊技球通過制限部1cとから構成
され、遊技球4は、遊技球入口部1aを通過すると、始
動入賞口2に向かって傾斜した通路によって構成される
遊技球誘導部1bを通り始動入賞口2の真上に形成され
た穴から排出される。また、遊技球通過制限部1cは開
閉部材を備えており、遊技球4は、開閉部材が開状態の
ときに遊技球入口部1aを通過することが可能となる。
また、遊技球通過制限部1cは、通常時は閉状態となっ
ており、誘導電動役物作動ゲート5を遊技球4が通過す
ることによって所定回数の開閉動作を行う他、後述する
リーチ状態が生起したにもかかわらず、大当たり状態が
生起しなかった場合にも所定回数の開閉動作を行うよう
になっている。また、これらの動作は、後述する専用の
プログラムによって制御される。
【0025】特別図柄表示装置3は、図柄を表示するた
めの液晶画面を有しており、その液晶画面上に特別図柄
左7、中8、右9を表示し、後述する専用のプログラム
による制御命令に従って特別図柄の変動及び判定図柄表
示部6への停止等の表示動作を行う。また、判定図柄表
示部6は、判定図柄表示部左6a、中6b、右6cとか
ら構成されており、特別図柄左7、中8、右9の夫々に
順番に対応している。そして、これら表示部に停止した
特別図柄の組み合わせによって、大当たり状態等の遊技
状態が生起することになる。
【0026】次に、遊技球通過制限部1c、始動入賞口
2、特別図柄表示部3、大入賞口11の動作を制御する
ためのパチンコ機内部にある制御回路の構成を図2に基
づいて説明する。図2は、制御回路の構成を示すブロッ
ク図である。以下、図2に基づいて制御回路の構成を説
明すると、制御回路23は、CPU(中央処理装置)1
3と、制御プログラムを記憶したROM14と、制御プ
ログラムの実行に必要なデータを記憶するRAM15
と、始動入賞口2に遊技球4が入賞すると信号を発生す
る特別図柄始動スイッチ18と、誘導電動役物作動ゲー
ト5に遊技球4が入賞することにより信号を発生する遊
技球通過制限部始動スイッチ25と、その他必要な信号
を発生するスイッチ群19と、これらの信号をCPU1
3に伝送するための入力ポート16と、特別図柄変動装
置3と、大入賞口11を開閉するための大入賞口ソレノ
イド21と、遊技球通過制限部1cの開閉部材を開閉す
るための遊技球通過制限部ソレノイド26と、スピーカ
やランプ表示装置などその他の装置群22と、これらの
制御対象にCPU13からの制御信号を伝送するための
出力ポート17と、から構成されている。また、制御回
路23には電源回路24から電源が供給される。従っ
て、各種スイッチから信号が入力されると、CPU13
によってROM14に記憶された制御プログラムが実行
され、特別図柄表示装置3、大入賞口ソレノイド21、
遊技球通過制限部ソレノイド26などの制御対象の制御
が行われる。また、本実施の形態では、特別図柄の表示
は、液晶画面へのコンピュータグラフィックス表示によ
って行う。
【0027】なお、上記以外のパチンコ機の構成部の説
明は、特に本発明の説明に必要なく、また、周知のこと
であるので図示及び説明を省略する。更に、本発明に係
るパチンコ機のより具体的な動作を説明すると、まず、
遊技者が図示しない遊技球打ち出し用のハンドルを操作
することによって遊技球4が打ち出される。この遊技球
4が盤上を伝って始動入賞口2に入賞すると、パチンコ
機内部の制御回路23では、特別図柄始動スイッチ18
によって始動信号が発生することになる。そして、この
始動信号を受け取ったCPU13によって制御プログラ
ムが実行されると、まず生起させる遊技状態の抽選が行
われ、次に特別図柄表示装置3に、出力ポート17を介
して抽選結果に対応した制御信号が伝送され、これによ
り特別図柄左7、中8、右9の変動が開始される。変動
後の特別図柄は、所定時間が経過することによって、判
定図柄表示部左6a、中6b、右6cに、特別図柄左
7、中8、右9の順に一つずつ順番に停止していき、3
つとも全て停止し終えると、最終的にそろった図柄の組
み合わせによって、大当たり状態や、又は、これに加え
確率変動といった遊技状態が生起する。
【0028】また、判定図柄表示部左6a及び中6bに
同じ内容の特定図柄が停止するとリーチ状態が生起し、
ランプの点灯や特別図柄表示部3におけるアニメーショ
ン表示等の演出が開始される。そして、図柄が、大当た
り状態となる組み合わせ(例えば、全て同じ内容の図
柄)で停止した場合には、制御プログラムによる大入賞
口ソレノイド21の動作制御によって、大入賞口11が
所定時間(例えば30秒)経過するまで開状態になり、
その間に図示しない大入賞口11内の特殊領域に入賞が
あれば、上記開状態を設定回数(例えば16回)まで継
続するような大当たり状態が生起する。また、停止した
特別図柄が確率変動を伴う大当たりの組み合わせであっ
た場合は、上記大当たり状態の他に、大当たりの生起す
る確率が上昇する確率変動が発生し、以降は、設定され
た条件(例えば、所定時間又は所定回数)を満たすま
で、確率変動の状態で遊技を進行することができるよう
になる。
【0029】一方、遊技球4が誘導電動役物作動ゲート
5を通過すると、遊技球通過制限部開閉始動スイッチ2
5によって開閉始動信号が発生し、これを受け取ったC
PU13により遊技球通過制限部26に制御信号が伝送
され、通常は遊技球入口部1aを遊技球4が通過できな
いように閉状態にして邪魔をしている遊技球通過制限部
1cが開閉動作を開始する。そして、遊技球通過制限部
1cが、遊技球4を通過可能に開いたときに、遊技球4
は遊技球入口部1aに到達し、且つそこを通過すること
になる。従って、遊技球4は、遊技球入口部1aを通過
すると、そこから続く遊技球誘導部1bを通り、始動入
賞口2の上方に誘導され、そこに形成された溝や穴等か
ら落下する。
【0030】また、リーチ状態が生起したにもかかわら
ず、大当たり状態とならなかった場合は、CPU13に
よって実行された制御プログラムにより、遊技球通過制
限部1cの開閉動作を所定回数行い、遊技者を救済す
る。また、特別図柄変動後、判定図柄表示部左6a及び
中6bに互いに異なる内容の図柄が停止した場合は、そ
の時点で大当たりとならないことが確定しているので判
定図柄表示部右6cに停止する予定の変動中の特別図柄
右9も早々に停止されることになる。
【0031】ここで、本実施の形態において、リーチ状
態の種類として、大当たり状態となる期待値の異なる2
種類のリーチ状態があり、リーチ状態から大当たり状態
とならずに外れたことによって発生する遊技球通過制限
部1cの開閉動作回数は、期待値の高いリーチ状態から
外れた方の開閉動作回数を多くするようにし、確率変動
中において期待値の高いリーチ状態から外れた場合は、
通常よりも更に開閉回数を多くするようにしている。な
お更に、本実施の形態において、ある特定のリーチ状態
が生起した後に、大当たり状態とならずに外れた場合
も、通常のリーチ状態時とは異なる所定回数の遊技球通
過制限部1cの開閉動作を発生するようにしている。
【0032】次に、図3に示す実際例の数値を適用した
制御プログラムの動作を図4及至図6に基づいて説明す
る。図3は遊技者を救済する措置を生起する条件と、対
応する救済措置である遊技球通過制限部1cの開閉回数
を表にしたものである。また、図4は、パチンコ機の動
作を制御するメインプログラムである制御プログラムの
本発明に係る動作処理部のフローチャートである。そし
て、図5は、遊技球通過制限部1cの開閉回数の決定処
理を行なうサブプログラムS1の動作フローチャートで
ある。更に、図6は、遊技球通過制限部1cの開閉動作
処理を示すフローチャートである。
【0033】以下、図4に基づいて動作フローを説明す
る。遊技が開始されると制御プログラムが実行され、図
4に示すように、まず、ステップS400に移行して始
動入賞口2に遊技球4が入賞したか否かを判定し、入賞
したと判定した場合(Yes)はステップS402に移行
し、そうでない場合(No)は入賞するまで待機する。
【0034】ステップS402に移行した場合は、抽選
によって、大当たり状態や確率変動を伴う大当たり状態
などの生起内容を決定し、特別図柄左7、中8、右9の
変動を開始してステップS404に移行する。ステップ
S404では、図示しないタイマによって計測された所
定時間の経過により特別図柄左7を判定図柄表示部左6
aに停止してステップS406に移行する。
【0035】ステップS406では、特別図柄左7と同
様に、所定時間の経過後に特別図柄中8を判定図柄表示
部中6bに停止してステップS408に移行する。ステ
ップS408に移行すると、判定図柄表示部左6a及び
中6bに停止した特別図柄左7及び中8の図柄内容によ
ってリーチ状態が生起したか否かを判定し、リーチ状態
が生起した場合(Yes)はステップS410に移行し、そ
うでない場合(No)はステップS420に移行する。
【0036】ステップS410に移行した場合は、リー
チ状態が生起したので、アニメーション等による演出の
後に、特別図柄右9を判定図柄表示部6cに停止してス
テップS412に移行する。ステップS412では、判
定図柄表示部6に停止した特別図柄の組み合わせが大当
たり状態の生起する組み合わせとなっているか否かを判
定して、大当たり状態の生起する組み合わせとなってい
る場合(Yes)はステップS414に移行し、そうでない
場合(No)はステップS418に移行する。
【0037】ステップS414に移行した場合は、図柄
の組み合わせが大当たり状態の生起する特定のものであ
ったので、大当たり状態を生起してステップS416に
移行する。ステップS416では、大当たり状態が終了
したか否かを判定して、終了した場合(Yes)はステップ
S400に移行し、そうでない場合(No)は大当たり状態
が終了するまで待機する。
【0038】一方、ステップS418に移行した場合
は、リーチ状態から大当たり状態にならずに外れたこと
になるので、遊技球通過制御部1cの開閉回数を決定す
るためのサブプログラムS1を実行してステップS40
0に移行する。そして、リーチ状態にならずステップS
420に移行した場合は、大当たり状態が生起せずに外
れることが確定しているので特別図柄右9を判定図柄表
示部6cに早々に停止してステップS400に移行す
る。
【0039】すなわち、条件分岐などをして一連の処理
が終了すると、ステップS400に移行し、始動入賞口
2に遊技球4が入賞するまで待機をする。そして、遊技
球4が入賞すると再びステップS402〜ステップS4
20の処理を行う。この処理の流れを繰り返すことで、
始動入賞口2に遊技球4が入賞する毎に、リーチ状態の
生起後に、大当たり状態が生起したか否かの判定及び遊
技球通過制限部1cの特別な動作処理への移行処理を行
うようになっている。
【0040】更に、図5に基づいて遊技球通過制限部1
cの開閉動作回数の決定処理のフローを説明する。図4
のステップS418において、サブプログラムS1が実
行されると、図5に示すように、まずステップS500
に移行して、RAM15上の、リーチ状態が生起した後
に、大当たり状態が生起しなかった回数を記憶する外れ
回数用のレジスタにリーチ状態からの外れ回数を元の数
値に1加算してステップS502に移行する。ここで、
外れ回数は遊技開始時には初期値が0となっており、リ
ーチ状態から外れとなる毎に1ずつ加算して更新してい
くことになる。
【0041】ステップS502に以降すると、外れ回数
が7回となっているか否かを判定し、7回となっている
場合(Yes)はステップS504に移行し、そうでない場
合(No)はステップS508に移行する。ステップS50
4に移行した場合は、図3に示すように、開閉動作回数
10回をRAM15上の開閉動作回数用のレジスタの値
に加算してステップS506に移行する。ここで、開閉
動作回数用のレジスタには、初期値として0が設定して
あり、この数値に、発生した条件に対応した開閉動作回
数を加算して更新していくことになる。
【0042】ステップS506では、外れ回数用のレジ
スタの値を0にクリアしてステップS508に移行す
る。一方、ステップS508に移行した場合は、現在の
遊技状態が確率変動中であるか否かを判定し、確率変動
中である場合(Yes)はステップS520に移行し、そう
でない場合(No)はステップS510に移行する。
【0043】ステップS520に移行した場合は、大当
たり状態の生起する期待値の低い、通常のリーチ状態の
生起した後の外れか否かを判定し、通常のリーチ状態か
らの外れである場合(Yes)はステップS522に移行
し、そうでない場合(No)はステップS524に移行す
る。ステップS522に移行した場合は、通常のリーチ
状態からの外れであるので、図3に示すように開閉動作
回数5回を開閉動作回数用のレジスタの値に加算して処
理を終了する。
【0044】確率変動中で、且つ通常のリーチ状態から
の外れでもなく、ステップS524に移行した場合は、
リーチ状態からの外れが特定のリーチ状態からの外れか
否かを判定し、特定のリーチ状態からの外れである場合
(Yes)はステップS526に移行し、そうでない場合(N
o)はステップS528に移行する。ここで、本実施の形
態において、特定のリーチ状態として、リーチ状態Sを
設定する。
【0045】ステップS526に移行した場合は、リー
チ状態Sからの外れであるので図3に示すように、開閉
動作回数7回を開閉動作回数用のレジスタの値に加算し
て処理を終了する。一方、ステップS528に移行した
場合は、確率変動中で、且つ期待値の高いリーチ状態か
らの外れとなり、図3に示すように、開閉動作回数20
回を開閉動作回数用のレジスタの値に加算して処理を終
了する。
【0046】また、確率変動中ではなく、ステップS5
08からステップS510に移行した場合は、通常のリ
ーチ状態からの外れか否かを判定し、通常のリーチ状態
からの外れである場合(Yes)はステップS512に移行
し、そうでない場合(No)はステップS514に移行す
る。ステップS512に移行した場合は、通常のリーチ
状態からの外れとなるので、図3に示すように開閉動作
回数5回を開閉動作回数用のレジスタの値に加算して処
理を終了する。
【0047】一方、ステップS514に移行した場合
は、リーチ状態Sからの外れか否かを判定し、リーチ状
態Sからの外れである場合(Yes)はステップS516に
移行し、そうでない場合(No)はステップS518に移行
する。ステップS516に移行した場合は、リーチ状態
Sからの外れとなるので、図3に示すように開閉動作回
数3回を開閉動作回数用のレジスタの値に加算して処理
を終了する。
【0048】また、ステップS518に移行した場合
は、期待値の高いリーチ状態からの外れとなるので、図
3に示すように開閉動作回数15回を開閉動作回数用の
レジスタの値に加算して処理を終了する。なお、本実施
の形態では、開閉動作回数は最大30回まで設定するこ
とが出来、30回以上は加算されないこととする。ま
た、遊技球4が誘導電動役物作動ゲート5を通過しても
開閉動作回数用のレジスタの値に閉動作回数1回が加算
されるようになっている。
【0049】更に、遊技球通過制限部1cの開閉動作処
理を図6に基づいて説明する。図6に示すように、ま
ず、ステップS600に移行して、開閉動作回数用のレ
ジスタにセットされた開閉動作回数が0か否かを判定
し、0であると判定された場合(Yes)は遊技球通過制限
部1cに停止信号を伝送してステップS602に移行
し、そうでない場合(No)はステップS604に移行す
る。
【0050】ステップS602に移行した場合は、動作
中であれば現在の動作を最後に開閉動作を停止し、停止
中であれば何もせずにステップS600に移行する。一
方、ステップS604に移行した場合は、遊技球通過制
限部1cが停止状態の場合は、直ちに開閉動作を開始
し、また、開閉動作中の場合は、その動作が終了するの
を待ってから続けて次の動作を開始する。いずれの場合
も、動作開始後に開閉動作回数用のレジスタに設定され
ている現在の開閉動作回数から1減じてステップS60
0に移行する。すなわち、例えば開閉動作回数用のレジ
スタに開閉動作回数7回がセットされていて、現在動作
中であれば、その動作が終了するのを待ってから、開閉
動作を開始し、設定されている開閉動作回数を6回に更
新することになる。また、ステップS600〜ステップ
S604の処理は遊技開始と同時に終了まで繰り返し行
われることになる。
【0051】以上、本発明に係るパチンコ機は、リーチ
状態が生起したにもかかわらず、大当たり状態とならな
かったことに応じて、誘導電役装置1の遊技球通過制限
部1cを所定回数開閉動作して、始動入賞口2に遊技球
4が入賞し易くなるように、遊技者に救済措置を行うよ
うになっているので、なかなか大当たり状態とならず
に、外れが続くことによって遊技内容が単調化するのを
抑え、遊技者の遊技に対する意欲の低減を抑える効果が
期待できる。
【0052】また、救済措置として、大当たり状態とな
らなかった状態をリーチ状態の種類や確率変動の有無な
どから分類し、遊技球通過制限部1cにそれぞれに対応
した回数の開閉動作を行わせるようにしているので、期
待値の高いリーチ状態からの外れなど、遊技者にとって
通常時の外れより悔しい状況が発生したときなどに、遊
技者に遊技を途中で投げ出させずに、遊技を継続させる
効果が期待できる。
【0053】ここで、上記実施の形態において、図1の
誘導電役装置1、遊技球入口部1a、遊技球誘導部1b
及び遊技球通過制限部1cは、請求項1及び請求項2記
載の誘導電役装置、遊技球入口部、遊技球制限手段及び
遊技球通過制限手段に対応し、図1の始動入賞口2は、
請求項1及び請求項2記載の入賞口に対応し、図1の特
別図柄表示装置3及び特別図柄左7、中8、右9は、請
求項2記載の表示部及び図柄に対応し、図1の判定図柄
表示部6は、請求項2記載の判定図柄表示部に対応す
る。
【0054】なお、上記実施の形態においては、遊技球
通過制限部1cの開閉動作回数によって救済措置を施し
ているが、これに加え、開状態の時間を状況に応じて可
変するようにしても良い。このようにすれば、大当たり
状態とならなかった状態に応じて開状態の時間を長くす
るなど対応が可能となり、より適切に救済措置を行うこ
とが可能となる。
【0055】また、上記実施の形態においては、救済措
置を施す条件として、リーチ状態からの外れを前提とし
ているが、これに限らず、所定時間の始動入賞口への入
賞がない場合や、注ぎ込んだ金額が所定の金額を越えた
場合や、時間と出球の個数が所定の状態になった場合な
ど、本発明の主旨に逸脱しない範囲でどのような状況で
あっても構わない。
【0056】また、上記実施の形態において、始動入賞
口2の上流側に誘導電役装置1の遊技球入口部1aを設
けているが、これに限らず、始動入賞口2の下流側に設
けても良い。この場合は、遊技球4を始動入賞口に入賞
可能な位置までポンプ等で運ぶ必要がある。また、上記
実施の形態においては、本発明の動作を解りやすく説明
するために、遊技球通過制限部1cの開閉動作回数の決
定を行うサブプログラムS1で、実際の動作結果に基づ
いて決定処理を行っているが、これに限らず、始動入賞
口2への遊技球4の入賞によって行われる抽選の結果に
基づいて、その時点で開閉動作回数を決定するなど、開
閉動作回数を決定可能ならば、どの時点で決定するよう
にして良い。
【0057】また、上記実施の形態における、遊技球通
過制限部1cにおいて、遊技球4の通過制限を開閉部材
の開閉動作によって行っているが、これに限らず、遊技
盤1上のくぎを移動させたり、通常は下向きに穴の空い
た遊技球入口部を所定の条件の成立によって回転させ、
遊技球4が通過できるようにするなど、どのようなもの
でも良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1及び請求項2記載の遊技機によれば、遊技者にとっ
て有利な遊技状態が生起する可能性の予告が外れた場合
に、遊技球通過制限手段を制御して、誘導電役装置の遊
技球入口部を遊技球が通過し易いように制御してやるの
で、遊技内容の単調化を抑え、遊技者の遊技に対する興
趣の持続を図ることが可能となる。
【0059】また、本発明に係る請求項3乃至請求項7
記載の遊技機によれば、期待値の高い有利遊技予告状態
からの外れ、有利遊技予告状態からの外れの回数が所定
回数となったか、確率変動中の有利遊技予告状態からの
外れ、特定の外れ有利遊技予告状態からの外れの4つの
状況に対し、その状況に応じて遊技球通過制限手段を制
御して、誘導電役装置の遊技球入口部を遊技球が通過し
易いように制御してやるので、遊技者の悔しさの度合い
に合わせた救済措置として、請求項1及び請求項2の前
記効果への好影響を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機を構成する遊技盤の正
面図である。
【図2】制御回路の構成を示すブロック図である。
【図3】救済措置の生起条件と、対応する遊技球通過制
限部1cの開閉回数を表にしたものである。
【図4】パチンコ機の動作を制御するメインプログラム
である制御プログラムの本発明に係る動作処理部のフロ
ーチャートである。
【図5】遊技球通過制限部1cの開閉回数の決定処理を
行なうサブプログラムS1の動作フローチャートであ
る。
【図6】遊技球通過制限部1cの開閉動作処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 誘導電役装置 1a 遊技球入口部 1b 遊技球誘導部 1c 遊技球通過制限部 2 始動入賞口 3 特別図柄表示装置 6 判定図柄表示部 7〜9 特別図柄左〜右 10 遊技盤 11 大入賞口 13 CPU 23 制御回路 25 遊技球通過制限部開閉始動スイッチ 26 遊技球通過制限部ソレノイド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球入口部と、当該遊技球入口部を通
    過した遊技球を入賞口付近に誘導する遊技球誘導手段
    と、前記遊技球の前記遊技球入口部の通過を制限する遊
    技球通過制限手段と、を有する誘導電役装置を備え、 前記入賞口への前記遊技球の入賞を契機として、遊技者
    にとって有利な遊技状態が生起する可能性のあることを
    予告する予告処理を経た後に、前記有利な遊技状態を生
    起する場合と生起しない場合とがある遊技機において、 前記予告処理が行われたにもかかわらず、前記有利な遊
    技状態が生起しなかったことに応じて、前記遊技球通過
    制限手段を前記遊技球が前記遊技球入口部を通過し易く
    なるように制御することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技球入口部と、当該遊技球入口部を通
    過した遊技球を入賞口付近に誘導する遊技球誘導手段
    と、前記遊技球の前記遊技球入口部の通過を制限する遊
    技球通過制限手段と、を有する誘導電役装置を備え、 前記入賞口への前記遊技球の入賞を契機として、表示部
    に表示された図柄を変動させる変動処理と、遊技者にと
    って有利な遊技状態の生起する可能性のあることを予告
    する予告処理とを経た後に、前記図柄が複数の判定図柄
    表示部に特定の組み合わせで停止して、前記有利な遊技
    状態を生起する場合と、前記特定の組み合わせで停止せ
    ずに前記有利な遊技状態が生起しない場合とがある遊技
    機において、 前記予告処理が行われたにもかかわらず、前記有利な遊
    技状態が生起しなかったことに応じて、前記遊技球通過
    制限手段を前記遊技球が前記遊技球入口部を通過し易く
    なるように制御することを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 前記有利な遊技状態の生起に対する期待
    値の異なる前記予告処理が2種類以上ある場合に、特定
    の前記期待値の予告処理が行われたにもかかわらず、前
    記有利な遊技状態が生起しなかったことに応じて、前記
    遊技球通過制限手段を前記遊技球が前記遊技球入口部を
    通過し易くなるように制御することを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記予告処理が行われたにもかかわら
    ず、前記有利な遊技状態が生起しなかった回数が所定回
    数に達したことに応じて、前記遊技球通過制限手段を前
    記遊技球が前記遊技球入口部を通過し易くなるように制
    御することを特徴とする請求項1及至請求項3のいずれ
    かに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記予告処理が行われても、前記有利な
    遊技状態が生起しない外れ予告処理が2種類以上設定さ
    れ、特定種類の前記外れ予告処理が行われたことに応じ
    て、前記遊技球通過制限手段を前記遊技球が前記遊技球
    入口部を通過し易くなるように制御することを特徴とす
    る請求項1及至請求項4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記有利な遊技状態の生起確率を上げる
    確率変動が生起することを特徴とする請求項1乃至請求
    項5のいずれかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記確率変動中に前記予告処理が行われ
    たにもかかわらず、前記有利な遊技状態が生起しなかっ
    たことに応じて、前記遊技球通過制限手段を前記遊技球
    が前記遊技球入口部を通過し易くなるように制御するこ
    とを特徴とする請求項6記載の遊技機。
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