JP2002176591A - 車載テレビジョン装置、放送信号受信装置および放送信号受信方法 - Google Patents

車載テレビジョン装置、放送信号受信装置および放送信号受信方法

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JP2002176591A
JP2002176591A JP2000369954A JP2000369954A JP2002176591A JP 2002176591 A JP2002176591 A JP 2002176591A JP 2000369954 A JP2000369954 A JP 2000369954A JP 2000369954 A JP2000369954 A JP 2000369954A JP 2002176591 A JP2002176591 A JP 2002176591A
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JP
Japan
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broadcast signal
channel
broadcast
signal
assigned
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Application number
JP2000369954A
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English (en)
Inventor
Norihiro Azuma
則宏 東
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送エリアが変わるごとに利用者がチャンネ
ルプランを更新して新しい放送エリアに対応させる必要
があるため、作業が煩わしく、使い勝手の良くないもの
であった。 【解決手段】 マイコンは、放送エリアBにて電源が投
入された際、放送エリアAでRAMに書き込まれたチャ
ンネルプランをサーチし、三つ以上のチャンネルで同調
周波数が見つけられないと、オートメモリ動作を実行し
て放送エリアBにおけるチャンネルプランをRAMに更
新する。このため、利用者によるシーク動作が不要とな
り、使い勝手の良い車載テレビジョン装置を提供するこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載テレビジョン
装置、放送信号受信装置および放送信号受信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車載テレビジョン装置では、移動
中に放送エリアが変わると、プリセット動作時に設定さ
れたチャンネルプランの各チャンネルに対応する同調周
波数を使って現在の放送エリアで放送局から送信される
放送信号を受信することができないため、利用者は、シ
ーク動作により現在の放送エリアにおける同調周波数を
探してチャンネルプランを更新させていた。なお、特開
平7−226886号公報には、上記放送信号の受信レ
ベルが移動中に変動することを考慮しつつプリセット動
作を実行する車載テレビジョン装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の車載テ
レビジョン装置においては、放送エリアが変わるごとに
利用者がチャンネルプランを更新して新しい放送エリア
に対応させる必要があるため、作業が煩わしく、使い勝
手の良くないものであった。本発明は、上記課題にかん
がみてなされたもので、使い勝手の良い車載テレビジョ
ン装置、放送信号受信装置および放送信号受信方法の提
供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、所定の同調周波数で放送
局から送信される放送信号を受信し、中間周波信号に変
換して出力するPLLチューナと、上記PLLチューナ
から出力される中間周波信号を入力して所定の信号処理
を実行し、映像信号、同期信号および音声信号を出力す
るクロマICと、上記クロマICから出力される映像信
号および同期信号を入力して映像出力を行うCRTと、
上記クロマICから出力される音声信号を入力して音声
出力を行うスピーカと、設置後最初の電源投入時、全テ
レビ放送用周波数帯域におけるチャンネル割り当てをR
OMから読み出して各チャンネルに対応する同調周波数
で上記PLLチューナに上記放送信号を受信させること
により、各チャンネルに同同調周波数が割り当てられて
いるか否かを判定するとともに、この同調周波数が割り
当てられたチャンネルを抽出してRAMにチャンネルプ
ランを書き込むプリセット動作を実行し、以降の電源投
入時、セルフチェックモードがセットされていることを
条件として、上記RAMに書き込まれたチャンネルプラ
ンの三つ以上のチャンネルについて同調周波数が割り当
ててない場合、全テレビ放送用周波数帯域におけるチャ
ンネル割り当てを上記ROMから読み出して各チャンネ
ルに対応する同調周波数で上記PLLチューナに上記放
送信号を受信させることで、この同調周波数が割り当て
られたチャンネルを抽出してRAMにチャンネルプラン
を上書きさせるオートメモリ動作を実行し、通常時、同
チャンネルプランの各チャンネルに対応する同調周波数
で上記PLLチューナに上記放送信号を受信させるとと
もに、同放送信号に基づく中間周波信号の信号処理を上
記クロマICに実行させるマイコンと、上記PLLチュ
ーナ、クロマICおよびマイコンを接続し、各デバイス
間でデータ搬送を行うIICバスとを備える構成として
ある。
【0005】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、設置後最初の電源投入時、マイコンが全
テレビ放送用周波数帯域におけるチャンネル割り当てを
ROMから読み出して各チャンネルに対応する同調周波
数に基づいて上記PLLチューナにIICバスを介して
受信指示データを出力すると、同PLLチューナは、同
同調周波数で放送局から送信される放送信号を受信し、
中間周波信号に変換して出力する。このとき、上記マイ
コンは、上記IICバスを介して上記PLLチューナか
ら出力される中間周波信号に基づいて、各チャンネルに
同同調周波数が割り当てられているか否かを判定すると
ともに、この同調周波数が割り当てられたチャンネルを
抽出してRAMに所定の放送エリアにおけるチャンネル
プランを書き込むプリセット動作を実行する。
【0006】また、以降の電源投入時、上記マイコン
は、セルフチェックモードがセットされていることを条
件として、上記RAMに書き込まれたチャンネルプラン
の各チャンネルに対応する同調周波数が現在の放送エリ
アで存在するか否かを確認し、三つ以上のチャンネルに
ついて同調周波数が割り当ててない場合、現在地が上記
所定の放送エリアから外れているものと判断して、全テ
レビ放送用周波数帯域におけるチャンネル割り当てを上
記ROMから読み出して各チャンネルに対応する同調周
波数に基づいて上記PLLチューナに上記IICバスを
介して受信指示データを出力すると、同PLLチューナ
は、同同調周波数で放送局から送信される放送信号を受
信し、中間周波信号に変換して出力する。このとき、上
記マイコンは、上記IICバスを介して上記PLLチュ
ーナから出力される中間周波信号に基づいて、この同調
周波数が割り当てられたチャンネルを抽出してRAMに
同現在の放送エリアにおけるチャンネルプランを上書き
させるオートメモリ動作を実行する。
【0007】従って、上記マイコンは、プリセット動作
が完了した後、別の放送エリアへ移動しても、上記RA
Mに書き込まれたチャンネルプランが現在の放送エリア
に対応したものであるか否かをチェックすることで、同
チャンネルプランが同現在の放送エリアに適した状態を
維持させる。すると、現在地点に適さないチャンネルプ
ランがRAMに書き込まれていることで所望のテレビ放
送が視聴できなかったり、利用者がシーク動作などの煩
わしい作業を行う必要がなくなる点で有用となる。
【0008】さらに、通常時、マイコンは、上記チャン
ネルプランの各チャンネルに対応する同調周波数に基づ
いて上記PLLチューナに上記IICバスを介して受信
指示データを出力すると、同PLLチューナは、同同調
周波数で放送局から送信される放送信号を受信し、中間
周波信号に変換して出力する。すると、クロマICは、
上記IICバスを介して上記マイコンから出力される信
号処理指示データに基づいて、同中間周波信号の信号処
理を実行し、映像信号、同期信号および音声信号を出力
する。このため、CRTは、上記クロマICから出力さ
れる映像信号および同期信号を入力して映像出力を行
い、スピーカは、同クロマICから出力される音声信号
を入力して音声出力を行う。
【0009】以上、上記請求項1では、具体的な構成を
有する車載テレビジョン装置として本発明にかかる放送
信号受信装置を実現させているが、かかる構成は一例に
すぎないため、本発明が意図する技術を広い範囲で捉え
ることも可能である。すなわち、請求項2にかかる発明
は、放送局から送信された放送信号を受信する放送信号
受信手段と、上記放送局をチャンネル割り当てしてチャ
ンネル群として保持するチャンネル群保持手段と、上記
放送信号受信手段が上記チャンネル群保持手段にて割り
当てられた所定のチャンネルに基づいて上記放送信号を
受信可能であるか否か判定する受信状況判定手段と、上
記受信状況判定手段にて上記放送信号を受信できないと
判定されるとき、上記放送信号受信手段にて受信可能な
放送信号に対応する放送局を抽出し、この抽出された放
送局をチャンネル割り当てして上記チャンネル群を更新
するチャンネル群更新手段とを備える構成としてある。
【0010】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、チャンネル群保持手段がプリセット動作
時に受信可能な放送局をチャンネル割り当てしてチャン
ネル群として保持しており、受信状況判定手段は、放送
信号受信手段が同チャンネル群保持手段にて割り当てら
れた所定のチャンネルに基づいて放送局から送信された
放送信号を受信可能であるか否か判定する。ここで、チ
ャンネル群更新手段は、上記受信状況判定手段にて上記
放送信号を受信できないと判定されるとき、現在の放送
エリアで上記放送信号受信手段が受信可能な放送信号に
対応する放送局を抽出し、この抽出された放送局をチャ
ンネル割り当てして上記チャンネル群を更新する。従っ
て、プリセット動作時の地点が含まれる放送エリアと、
現在地点が含まれる放送エリアが異なる場合には、上記
チャンネル群更新手段が上記チャンネル群の更新を行
い、上記チャンネル群保持手段に保持されるチャンネル
群を現在の放送エリアに適したものとする。
【0011】なお、上記チャンネル群更新手段は、上記
チャンネル群保持手段にて割り当てられた所定のチャン
ネルに基づいて上記放送信号を受信できないとき、上記
チャンネル群を更新するものであれば良く、構成の一例
として、請求項3にかかる発明は、上記請求項2に記載
の放送信号受信装置において、上記チャンネル群更新手
段は、上記受信状況判定手段にて所定数以上のチャンネ
ルで上記放送信号が受信できないと判定されるとき、上
記放送信号受信手段にて受信可能な放送信号に対応する
放送局を抽出し、この抽出された放送局をチャンネル割
り当てして上記チャンネル群を更新する構成としてあ
る。上記のように構成した請求項3にかかる発明におい
ては、上記受信状況判定手段が所定数以上のチャンネル
で上記放送信号を受信できないものと判定するとき、上
記チャンネル群更新手段は、上記放送信号受信手段にて
受信可能な放送信号に対応する放送局を抽出し、この抽
出された放送局をチャンネル割り当てして上記チャンネ
ル群を更新する。
【0012】従って、上記チャンネル群に含まれるチャ
ンネルに割り当てられた放送局から送信される放送信号
のうちの一部が上記放送信号受信手段にて受信できない
場合、同チャンネル群の更新は実行されない。すると、
プリセット動作時と同一の放送エリア内にあるとき、障
害物の陰などになって一時的に放送信号の受信環境が悪
化することで、上記チャンネル群に含まれる一部のチャ
ンネルに割り当てられた放送局からの放送信号が受信で
きない場合が、別の放送エリアへ移動してしたものと誤
って判断されるのを防ぐことが可能となる点で有用とな
る。
【0013】また、上記受信状況判定手段は、上記放送
信号受信手段が上記チャンネル群保持手段にて割り当て
られた所定のチャンネルに基づいて上記放送信号を受信
可能であるか否か判定するものであれば良く、この判定
のタイミングを工夫することでより使い勝手の良い放送
信号受信装置を実現させることも可能である。その一例
として、請求項4にかかる発明は、上記請求項2または
請求項3のいずれかに記載の放送信号受信装置におい
て、上記受信状況判定手段は、上記放送信号受信手段が
上記放送信号を受信可能な状況になったとき、上記放送
信号受信手段が上記チャンネル群保持手段にて割り当て
られた所定のチャンネルに基づいて上記放送信号を受信
可能であるか否か判定する構成としてある。上記のよう
に構成した請求項4にかかる発明においては、上記放送
信号受信手段が上記放送信号を受信可能な状況になる
と、上記受信状況判定手段は、上記放送信号受信手段が
上記チャンネル群保持手段にて割り当てられた所定のチ
ャンネルに基づいて上記放送信号を受信可能であるか否
か判定する。
【0014】ここにいう放送信号受信手段が上記放送信
号を受信可能な状況の一例として、請求項5にかかる発
明は、上記請求項4に記載の放送信号受信装置におい
て、上記受信状況判定手段は、電源が投入されたとき、
上記放送信号受信手段が上記チャンネル群保持手段にて
割り当てられた所定のチャンネルに基づいて上記放送信
号を受信可能であるか否か判定する構成としてある。上
記のように構成した請求項5にかかる発明においては、
当該放送信号受信装置に電源が投入されると、上記受信
状況判定手段は、上記放送信号受信手段が上記チャンネ
ル群保持手段にて割り当てられた所定のチャンネルに基
づいて上記放送信号を受信可能であるか否か判定する。
【0015】このように、当該放送信号受信装置に電源
が投入された際、上記受信状況判定手段が上記判定を行
うと、利用者にテレビ放送を視聴しようとする意思があ
ることを容易に検知して同判定動作を実行することがで
きるが、かかる構成は一例にすぎないため、例えば、ビ
デオモードや設定メニューモードなどからテレビ放送を
視聴するためのテレビモードに切り替えられた際に同判
定動作を実行しても良いし、チャンネルの選択操作によ
り選局動作が実行される際に同判定動作を実行しても良
い。上記請求項4および請求項5の場合には、利用者が
放送エリアの変化を認識していない場合などに対して特
に有効な構成となるが、利用者が放送エリアの変化を認
識し、利用者自ら所定の操作を行ったときに上記判定動
作を実行させることも可能である。その一例として、請
求項6にかかる発明は、上記請求項2または請求項3の
いずれかに記載の放送信号受信装置において、上記受信
状況判定手段は、所定の操作を受け付ける操作受付手段
を備え、この操作受付手段にて同操作を受け付けると
き、上記放送信号受信手段が上記チャンネル群保持手段
にて割り当てられた所定のチャンネルに基づいて上記放
送信号を受信可能であるか否か判定する構成としてあ
る。
【0016】上記のように構成した請求項6にかかる発
明においては、操作受付手段が利用者による所定の操作
を受け付けると、上記受信状況判定手段は、上記放送信
号受信手段が上記チャンネル群保持手段にて割り当てら
れた所定のチャンネルに基づいて上記放送信号を受信可
能であるか否か判定する。すると、利用者が希望するタ
イミングでのみ上記判定動作を実行させることができる
ため、上記チャンネル群の更新を必要に応じて効率良く
行うことが可能となる点で有用となる。
【0017】ところで、以上のように、放送エリアの変
化を検知してプリセット動作時に設定されたチャンネル
群を更新させるための手法は、実体のある装置として構
成可能であるだけでなく、方法としても実現可能であ
る。その一例として、請求項7にかかる発明は、放送信
号を送信する放送局をチャンネル割り当てしてチャンネ
ル群を保持するとともに、この割り当てられた所定のチ
ャンネルに基づいて同放送信号を受信可能であるか否か
判定し、同放送信号を受信できないと判定されるとき、
現在の状況下で受信可能な放送信号に対応する放送局を
抽出し、この抽出された放送局をチャンネル割り当てし
て同チャンネル群を更新する構成としてある。すなわ
ち、上記装置としての構成は、方法としても実現するこ
とが可能である。なお、上記請求項3〜請求項6にかか
る構成についても同様に方法として適用可能であること
は言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、使い勝手
の良い車載テレビジョン装置を提供することができる。
また、請求項2にかかる発明によれば、使い勝手の良い
放送信号受信装置を提供することができる。さらに、請
求項3にかかる発明によれば、放送エリアが変化したも
のと誤判断して上記チャンネル群が更新されるのを防ぐ
ことができる。さらに、請求項4にかかる発明によれ
ば、放送エリアの変化の有無を判定するタイミングを工
夫することで、より使い勝手の良い放送信号受信装置を
提供することができる。
【0019】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
利用者にテレビ放送を視聴しようとする意思があること
を容易に検知して放送エリアの変化の有無を判定するこ
とができる。さらに、請求項6にかかる発明によれば、
チャンネル群の更新を必要に応じて効率良く行うことが
できる。さらに、請求項7にかかる発明によれば、使い
勝手の良い放送信号受信方法を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる車載テレビジョン装置の主要構成をブロック図によ
り示している。同図において、PLLチューナ10は、
局部発振回路11、基準水晶発振器12および位相比較
器13を備えており、局部発振回路11から出力される
局部発振周波数を分周して得られた周波数と、基準水晶
発振器12からの基準水晶発振周波数を分周して得られ
た周波数とを位相比較器13に加えてループをロックさ
せる。
【0021】ここで、PLLチューナ10は、IICバ
ス20を介してマイコン30に接続されており、マイコ
ン30から受信指示データが入力されると、この受信指
示データに応じて局部発振周波数の分周比を変化させる
ため、局部発振周波数を任意のチャンネルに対応した同
調周波数に合わせることが可能となる。従って、PLL
チューナ10では、この同調周波数をアンテナ10aか
ら入力された放送信号に混合して所定の中間周波信号を
出力する。この意味で、PLLチューナ10は、本発明
にいう放送信号受信手段を構成する。また、PLLチュ
ーナ10には、IICバス20を介してクロマIC40
も接続されており、このクロマIC40は、PLLチュ
ーナ10から出力された中間周波信号が入力されると、
マイコン30から出力される信号処理指示データに基づ
き、同中間周波信号に各種の信号処理を施すことによ
り、映像信号、同期信号および音声信号を復元して出力
する。すると、映像信号および同期信号が入力されたC
RT50では、映像出力が行われ、音声信号が入力され
たスピーカ60では、音声出力が行われる。
【0022】なお、マイコン30には、演算処理の中枢
をなすCPU31、制御プログラムが書き込まれたRO
M32、演算処理時のワークエリアなどとして使用され
るRAM33とが備えられており、CPU31は、RO
M32から制御プログラムを読み出してRAM33を適
宜使用しつつ演算処理を実行し、PLLチューナ10や
クロマIC40に各種制御指示データを出力する。ここ
で、マイコン30に備えられたRAM33には、チャン
ネルプランなどのプリセットデータも格納可能となって
おり、CPU31は、プリセット動作時、RAM33に
プリセットデータを書き込み、必要に応じて書き込まれ
たプリセットデータを読み出して各種制御に利用してい
る。
【0023】以下、本発明にいうチャンネル群保持手段
としてのRAM33に格納されるチャンネル群としての
チャンネルプランについて説明する。チャンネルプラン
には、チャンネルに対応させつつ同調周波数が関係づけ
られている。ここにいうチャンネルは、90MHz〜7
70MHzのテレビ放送用周波数帯域を1〜62のチャ
ンネル番号に割り当てたものであり、各地の放送局で
は、放送エリア内でチャンネルが重複しないように、周
波数を設定して放送信号を送信している。例えば、図2
に示す放送エリアAにて、当該車載テレビジョン装置の
電源が設置後初めて投入された際、マイコン30は、チ
ャンネルプランのプリセット動作を開始する。ROM3
1には、上記制御プログラムとともに、全テレビ放送用
周波数帯域におけるチャンネルの割り当てが書き込まれ
ているため、マイコンは、チャンネル「1」から順にチ
ャンネル「62」まで各チャンネルについて受信指示デ
ータを出力し、PLLチューナ10に選局動作を実行さ
せる。
【0024】すると、放送エリアAでは、チャンネル
「1」、「3」、「5」、「9」、「11」、「2
5」、「35」に対応する周波数帯域を利用してそれぞ
れに放送局が放送信号を送信しているため、マイコン3
0は、図3に示すように、これら七つのチャンネルを図
1に示すリモコン送信機70に配置された各チャンネル
番号ボタン「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、
「6」、「7」に対応させつつ、各チャンネルに同調周
波数が存在する旨をRAM33に書き込み、プリセット
動作を完了する。ここで、当該車載テレビジョン装置が
搭載された自動車が放送エリアAから出て、別の放送エ
リアBに入ると、放送エリアBでは、図2に示すよう
に、各放送局が放送エリアAと異なる別のチャンネル割
り当てが行われている。このため、放送エリアBに移動
した際、例えば、利用者がリモコン送信機70に配置さ
れたチャンネル番号ボタン「1」を押下操作しても、放
送エリアAにて割り当てられたチャンネル「1」に対応
する周波数帯域に同調周波数が存在しないため、利用者
は放送信号に基づく映像および音声を視聴することがで
きないという事態が生じる。
【0025】そこで、本実施形態では、かかる事態を回
避するため、マイコン30にセルフチェック機能を持た
せることとした。なお、図4は、マイコン30がセルフ
チェックを実行する際の手順をフローチャートにより示
している。すなわち、マイコン30は、当該車載テレビ
ジョン装置に電源が投入されたことを検出すると、セル
フチェック機能がセットされているか否かを確認する。
ここで、セルフチェック機能がセットされていると、R
AM33に書き込まれているチャンネルプランのセルフ
チェックを実行する(ステップS100,S110)。
ここにいうセルフチェックでは、同調周波数が割り当て
られているチャンネルについて、チャンネル番号順に対
応する同調周波数で放送信号を受信させていくようにP
LLチューナ10に受信指示データを出力する。
【0026】例えば、図2における放送エリアAでは、
チャンネル「1」、「3」、「5」、「9」、「1
1」、「25」、「35」に対して同調周波数が割り当
てられている。このため、マイコン30は、チャンネル
「1」から順に、各チャンネル「3」、「5」、
「9」、「11」、「25」、「35」について、対応
する同調周波数で放送信号の受信が可能であるか否かを
判定する。この意味で、マイコン30は、本発明にいう
受信状況判定手段を構成する。当該車載テレビジョン装
置が放送エリアAの中にある場合、七つ全てのチャンネ
ルについて同調周波数による放送信号の受信が可能であ
るため、マイコン30は、RAM33に書き込まれたチ
ャンネルプランが現在の放送エリアAに対応していると
確認し、通常の選局動作を実行することができる(ステ
ップS120,S130)。この際、マイコン30は、
わずか七つの同調周波数による受信状況の確認を行うだ
けで良く、テレビ放送用周波数帯域の全体にわたり、1
〜62の各チャンネルに同調周波数が存在するか否かを
確認する必要がないため、チャンネルプランのチェック
を容易に行うことができる点で有用な手法となる。
【0027】なお、当該車載テレビジョン装置が放送エ
リアAの中にあれば、本来、七つ全てのチャンネルにつ
いて同調周波数による放送信号の受信が可能であるはず
だが、障害物の陰になるなど放送信号の受信環境が良く
ない場合には、いくつかのチャンネルに対応する同調周
波数で放送信号が受信できないおそれがある。このた
め、ステップS120では、所定数以上のチャンネルに
ついて放送信号を受信できない場合に限ってオートメモ
リ動作を実行するように条件付けを行っている。一方、
当該車載テレビジョン装置が放送エリアBへ移動した場
合、放送エリアBでは、図2に示すように、チャンネル
「2」、「9」、「11」、「31」、「33」、「3
5」に対応する各周波数帯域で放送信号が受信できるよ
うにチャンネルプランが組まれているため、チャンネル
「1」から順に同調周波数による放送信号の受信状況を
確認していくと、三つのチャンネル「1」、「3」、
「5」について同調周波数が存在しないことが分かる
(ステップS120)。
【0028】このとき、マイコン30は、当該車載テレ
ビジョン装置が放送エリアAから外れた地点にあるもの
と判断し、現地点が含まれる放送エリアBにおけるチャ
ンネルプランを取得すべく、オートメモリ動作を開始す
る(ステップS140)。上述した放送エリアAにおけ
るプリセット動作時と同様に、マイコン30は、図5に
示すように、六つのチャンネルチャンネル「2」、
「9」、「11」、「31」、「33」、「35」をリ
モコン送信機に配置された各チャンネル番号ボタン
「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」に対
応させつつ、各チャンネルに同調周波数が存在する旨を
RAM33に書き込み、オートメモリ動作を完了する。
この意味で、マイコン30は、本発明にいうチャンネル
群更新手段を構成する。
【0029】以上のように、PLLチューナ10により
本発明にいう放送信号受信手段を構成し、マイコン30
により本発明にいうチャンネル群保持手段、受信状況判
定手段およびチャンネル群更新手段を構成することで、
図6に示すような本発明にかかる構成を実現させてい
る。すなわち、チャンネル群保持手段S1が格納するチ
ャンネル群の各チャンネルに基づいて放送信号受信手段
S2に放送局からの放送信号を受信させ、放送信号の受
信状況を受信状況判定手段S3に供給する。このとき、
受信状況判定手段S3が放送信号を受信できていない旨
をチャンネル群更新手段S4に伝えると、チャンネル群
更新手段S4は、放送信号受信手段S2に現時点で受信
可能な放送局をサーチさせ、得られた放送局に基づいて
新しいチャンネル群を組み直し、チャンネル群更新手段
S1に更新する。
【0030】本実施形態にかかるセルフチェック機能
は、通常のプリセットメニューにおける選択項目の一つ
として設けられており、利用者は、メニュー画面でセル
フチェック機能をオンにするだけで、電源投入時のセル
フチェック機能をセットさせられるようになっている。
このように、電源投入時、自動的にセルフチェック機能
を実行させると、利用者が放送エリアを越えて移動した
ことを知らない場合であっても確実にチャンネルをプラ
ンの更新を行うことができる点で有用となる。この際、
電源が切られた状況であっても、セルフチェック機能が
オンであることを条件として一定時間間隔で電力供給を
実施し、セルフチェック機能を活用させても良い。
【0031】なお、上記手法は一例にすぎないため、通
常のプリセットメニューにセルフチェックを開始させる
ための項目を設けても良い。その場合、利用者が放送エ
リアが変わったことを認識し、プリセットメニューでリ
モコン送信機70の設けられた操作ボタンによりセルフ
チェック機能を実行させると、マイコン60は、本実施
形態の場合と同様にセルフチェックを実行し、所定数以
上でチャンネルについて同調周波数による放送信号の受
信ができなければ、オートメモリ動作を行う。この意味
で、リモコン送信機70は、本発明にいう操作受付手段
を構成する。
【0032】また、セルフチェック機能を実行させるた
めの別の手法として、マイコン60は、GPSによるナ
ビゲーションモードやビデオモードからテレビジョンモ
ードに切り替えられたことを検知し、セルフチェック機
能の設定の有無を確認し始めるようにすることも可能で
ある。すると、本実施形態の場合と同様に、マイコン6
0は、モード切替時にセルフチェック機能を実行し、所
定数以上でチャンネルについて同調周波数による放送信
号の受信ができなければ、オートメモリ動作を行うこと
となる。
【0033】さらに、本実施形態では、本発明にかかる
放送信号受信装置を車載テレビジョン装置に適用した場
合について説明したが、かかる適用例に限定されるもの
ではなく、通常のテレビジョン装置が引っ越しなどによ
って別の放送エリアへ移動されることを想定し、上述し
た機能を有する通常のテレビジョン装置として実現する
ことも可能である。以上、本実施形態にかかるマイコン
は、図7に示すように、放送エリアBにて電源が投入さ
れた際、放送エリアAでRAMに書き込まれたチャンネ
ルプランをサーチし、三つ以上のチャンネルで同調周波
数が見つけられないと、オートメモリ動作を実行して放
送エリアBにおけるチャンネルプランをRAMに更新す
る。このため、利用者によるシーク動作が不要となり、
使い勝手の良い車載テレビジョン装置を提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる車載テレビジョン装置の主
要構成を示すブロック図である。
【図2】車載テレビジョン装置が異なる放送エリアへ移
動する際の状況を示す説明図である。
【図3】放送エリアAのチャンネルプランである。
【図4】マイコンがセルフチェックを実行する際の手順
を示すフローチャートである。
【図5】放送エリアBのチャンネルプランである。
【図6】本発明の概要を示す概略図である。
【図7】本実施形態の概要を示す概略図である。
【符号の説明】
10…PLLチューナ 10a…アンテナ 11…局部発振回路 12…基準水晶発振器 13…位相比較器 20…IICバス 30…マイコン 31…CPU 32…ROM 33…RAM 40…クロマIC 50…CRT 60…スピーカ 70…リモコン送信機 A,B…放送エリア

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の同調周波数で放送局から送信され
    る放送信号を受信し、中間周波信号に変換して出力する
    PLLチューナと、 上記PLLチューナから出力される中間周波信号を入力
    して所定の信号処理を実行し、映像信号、同期信号およ
    び音声信号を出力するクロマICと、 上記クロマICから出力される映像信号および同期信号
    を入力して映像出力を行うCRTと、 上記クロマICから出力される音声信号を入力して音声
    出力を行うスピーカと、 設置後最初の電源投入時、全テレビ放送用周波数帯域に
    おけるチャンネル割り当てをROMから読み出して各チ
    ャンネルに対応する同調周波数で上記PLLチューナに
    上記放送信号を受信させることにより、各チャンネルに
    同同調周波数が割り当てられているか否かを判定すると
    ともに、この同調周波数が割り当てられたチャンネルを
    抽出してRAMにチャンネルプランを書き込むプリセッ
    ト動作を実行し、以降の電源投入時、セルフチェックモ
    ードがセットされていることを条件として、上記RAM
    に書き込まれたチャンネルプランの三つ以上のチャンネ
    ルについて同調周波数が割り当ててない場合、全テレビ
    放送用周波数帯域におけるチャンネル割り当てを上記R
    OMから読み出して各チャンネルに対応する同調周波数
    で上記PLLチューナに上記放送信号を受信させること
    で、この同調周波数が割り当てられたチャンネルを抽出
    してRAMにチャンネルプランを上書きさせるオートメ
    モリ動作を実行し、通常時、同チャンネルプランの各チ
    ャンネルに対応する同調周波数で上記PLLチューナに
    上記放送信号を受信させるとともに、同放送信号に基づ
    く中間周波信号の信号処理を上記クロマICに実行させ
    るマイコンと、 上記PLLチューナ、クロマICおよびマイコンを接続
    し、各デバイス間でデータ搬送を行うIICバスとを備
    えることを特徴とする車載テレビジョン装置。
  2. 【請求項2】 放送局から送信された放送信号を受信す
    る放送信号受信手段と、 上記放送局をチャンネル割り当てしてチャンネル群とし
    て保持するチャンネル群保持手段と、 上記放送信号受信手段が上記チャンネル群保持手段にて
    割り当てられた所定のチャンネルに基づいて上記放送信
    号を受信可能であるか否か判定する受信状況判定手段
    と、 上記受信状況判定手段にて上記放送信号を受信できない
    と判定されるとき、上記放送信号受信手段にて受信可能
    な放送信号に対応する放送局を抽出し、この抽出された
    放送局をチャンネル割り当てして上記チャンネル群を更
    新するチャンネル群更新手段とを備えることを特徴とす
    る放送信号受信装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載の放送信号受信装置
    において、 上記チャンネル群更新手段は、上記受信状況判定手段に
    て所定数以上のチャンネルで上記放送信号が受信できな
    いと判定されるとき、上記放送信号受信手段にて受信可
    能な放送信号に対応する放送局を抽出し、この抽出され
    た放送局をチャンネル割り当てして上記チャンネル群を
    更新することを特徴とする放送信号受信装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項2または請求項3のいずれか
    に記載の放送信号受信装置において、 上記受信状況判定手段は、上記放送信号受信手段が上記
    放送信号を受信可能な状況になったとき、上記放送信号
    受信手段が上記チャンネル群保持手段にて割り当てられ
    た所定のチャンネルに基づいて上記放送信号を受信可能
    であるか否か判定することを特徴とする放送信号受信装
    置。
  5. 【請求項5】 上記請求項4に記載の放送信号受信装置
    において、 上記受信状況判定手段は、電源が投入されたとき、上記
    放送信号受信手段が上記チャンネル群保持手段にて割り
    当てられた所定のチャンネルに基づいて上記放送信号を
    受信可能であるか否か判定することを特徴とする放送信
    号受信装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項2または請求項3のいずれか
    に記載の放送信号受信装置において、 上記受信状況判定手段は、所定の操作を受け付ける操作
    受付手段を備え、この操作受付手段にて同操作を受け付
    けるとき、上記放送信号受信手段が上記チャンネル群保
    持手段にて割り当てられた所定のチャンネルに基づいて
    上記放送信号を受信可能であるか否か判定することを特
    徴とする放送信号受信装置。
  7. 【請求項7】 放送信号を送信する放送局をチャンネル
    割り当てしてチャンネル群を保持するとともに、この割
    り当てられた所定のチャンネルに基づいて同放送信号を
    受信可能であるか否か判定し、同放送信号を受信できな
    いと判定されるとき、現在の状況下で受信可能な放送信
    号に対応する放送局を抽出し、この抽出された放送局を
    チャンネル割り当てして同チャンネル群を更新すること
    を特徴とする放送信号受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006140640A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Sanyo Electric Co Ltd テレビ視聴機能付き移動通信機器
US7508897B2 (en) 2004-06-15 2009-03-24 Sharp Kabushiki Kaisha PLL circuit and high-frequency receiving device

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