JP2002173808A - 防水衣料 - Google Patents

防水衣料

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JP2002173808A
JP2002173808A JP2000375374A JP2000375374A JP2002173808A JP 2002173808 A JP2002173808 A JP 2002173808A JP 2000375374 A JP2000375374 A JP 2000375374A JP 2000375374 A JP2000375374 A JP 2000375374A JP 2002173808 A JP2002173808 A JP 2002173808A
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    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D27/00Details of garments or of their making
    • A41D27/18Cloth collars

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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 降雨時においてフードを頭部から脱いでも首
筋から雨水が侵入しないようにした防水衣料を提供す
る。 【解決手段】 襟20の少なくとも人体背面側の部分には
ポケット部22を形成し、ポケット部には第2の襟40を引
出し自在に収容する。第2の襟は人体の首に密着して取
付けられ得る襟本体41と、人体の首回りから周囲に延び
るように襟本体に連続して設けられたシート体43とから
構成し、シート体の人体背面側の端縁はポケット部内面
に固着し、シート本体の人体背面側の部分によって襟と
首筋との間の隙間を覆って雨水の侵入を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防水衣料に関し、特
に降雨時においてフードを脱いでも首筋から雨水が侵入
しないようにした衣料に関する。
【0002】
【従来の技術】降雨時においてゴルフ等のスポーツある
いは農作業等の各種作業を行う場合、レインコートや雨
合羽等の防水衣料の着用が不可欠である。
【0003】通常、この種の防水衣料では防水性を有す
る上着の襟首に防水性のフードを取付け、上半身を上着
で包むとともに、頭部にフードを被るようにした構造が
一般的である(例えば、特開平07−216605号、
特開昭60−185696号、特開平09−13730
8号、特開2000−110013号、実開昭60−1
10409号、実開昭61−164206号、実開昭6
2−97123号、実開昭63−98313号、実開昭
63−177913号、実開平02−22311号、実
開平02−122009号、実開平03−45917
号、実開平03−70209号、実開平06−2041
5号、実開平08−11153号、実用新案登録第30
60356号、等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の防水衣
料では頭部に被ったフードによって視界が遮られ、スポ
ーツや作業を円滑に行うことが難しい。そこで、フード
の全部又は一部を透明にすることが行われているが、顔
を横に向け、あるいは後方に振り返るような場合には目
の直前や近傍にフードがあって側方や後方の視界が依然
として遮られてやすいという問題があった。
【0005】従って、側方や後方の視界を確保したい場
合にはフードを脱いでスポーツや作業を行っていたが、
その場合には雨水が襟と首筋との間から防水衣料の内部
に入って衣類や身体が濡れて非常に不快になるという問
題があった。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑み、降雨時に
おいてフードを脱いでも首筋から雨水が侵入しないよう
にした防水衣料を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る防
水衣料は、少なくとも人体上半身を包む衣料本体の上端
縁には襟を形成し、該襟には人体頭部を覆うフードを設
けるようになした防水衣料において、上記襟の少なくと
も人体背面側の部分にはポケット部が形成され、該ポケ
ット部には第2の襟が引出し自在に収容され、該第2の
襟は人体の首に密着して取付けられ得る襟本体と、人体
の首回りから周囲に延びるように上記襟本体に連続して
設けられたシート体とから構成され、該シート体の人体
背面側の端縁は上記ポケット部内面に固着されており、
上記シート本体の人体背面側の部分によって上記襟と首
筋との間の隙間を覆って内部への雨水の侵入を防止する
ようになしたことを特徴とする。
【0008】本発明の主たる特徴は襟にポケット部を設
けて第2の襟を収容し、必要な時には第2の襟を引き出
し、その襟本体を人体の首に密着させ、襟本体に連続す
るシート体で首回りを覆うようにした点にある。これに
より、降雨時等において視界の邪魔なるフードを脱いで
も、首回りの隙間は第2の襟のシート体で覆われている
ので、雨水が防水衣料の内部に侵入することがないの
で、衣類や身体が濡れて不快に感じることもなく、又視
界の邪魔になるフードがないので、視界を確保してスポ
ーツや作業を円滑に行うことができる。
【0009】本発明に係る防水衣料は左右の前身頃を有
するレインコートや雨合羽のような形態に適用してもよ
く、頭から被るアノラックのような形態に適用すること
もでき、さらには通常のスポーツウェアにも適用でき
る。さらに、第2の襟はポケット内に縫合等によって固
着してもよく、適当なファスナーを利用して着脱自在に
構成してもよい。
【0010】衣料本体、襟、フード及び第2の襟は防水
性や撥水性を有するものであればどのような材質でもよ
く、例えば撥水処理を施した織布を用いることができ、
又防水性を有する合成樹脂製シートを用いることもでき
る。
【0011】第2の襟は襟本体は首に密着して取付けら
れ得るものであればどのような形状でもよいが、衣料と
してのファッション性及びポケット部への収容性(小さ
く折り畳んでポケット部に収容する)を考慮すると、帯
状の襟本体にはその両端部位を相互に締着する締着具を
取付けた形状とするのがよい。締着具は雌雄のフックボ
タンのような方式でもよく、ボタンとボタン穴のような
方式でもよ、さらには首回りの太さの異なる場合にも対
応できるようにマジック締着テープ(商品名;マジック
テープ)を用いるようにしてもよい。
【0012】また、第2の襟のシート体はその人体背面
側の部分によって襟と首筋との間の隙間を覆って内部へ
の雨水の侵入を防止することができれば、どのような形
状でもよいが、衣料としてのファッション性及びポケッ
ト部への収容性を考慮すると、第2の襟のシート体は襟
の折り返しに類似する形状部分を含んでいるような形態
を採用するのが好ましい。
【0013】本発明では第2の襟のシート体で首筋側を
遮蔽することが重要であるので、ポケット部は襟の人体
背面側の部分に設けられていればよい。しかし、襟と第
2の襟のシート体との間に隙間ができると、そこから内
部に雨水が侵入するおそれがある。そこで、ポケット部
を幅広く形成し、襟と第2の襟のシート体との間に隙間
ができ難いように構成するのがよい。即ち、ポケット部
は襟の人体の背面側からほぼ体側まで延びて設けられて
いるのが好ましい。
【0014】また、シート体は襟と首との間を経て人体
の胸部に垂らしてもよいが、雨水の侵入を確実に防止す
る上で、襟のポケット部を除く部分を越えて周囲に延び
るように構成してもよく、又下記の実施形態に示される
ように、襟の一部をフリーの形態としてその下側に第2
の襟を挿通させるように構成してもよい。さらに、ポケ
ット部は雨水が溜まらないように、下方部位を開口した
形態となすのが好ましいが、ファスナーで閉鎖できるよ
うにすれば、上方部位が開口した形態を採用することも
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1ないし図5は本発明に
係る防水衣料の好ましい実施形態を示す。本例の防水衣
料は衣料本体10、襟20、フード30及び第2の襟4
0から構成され、例えば撥水剤を塗布した織布や合成樹
脂製シートを用いて製作されている。
【0016】衣料本体10は胴部11と左右の袖部1
2、12とから構成され、胴部11は左右の前身頃と後
身頃とを有し、左右の前身頃はその側縁を相互に合わせ
てフックボタン13・・・で締結できるようになってい
る。
【0017】襟20は衣料本体10の上端縁に連続して
設けられ、展開した状態では中央部分が帯状を、左右両
端部分が衣料本体10に対して離脱した形状をなし、い
わゆる襟の折り返しのない形状に製作され、襟20の中
央部分は人体の首の後半部、即ち両耳の間において首を
ほぼ覆う長さに設定されている。
【0018】この襟20の中央部分には両端部及び中央
において雌のフックボタン21・・・が取付けられてい
る一方、フード30には雄のフックボタン31・・・が
取付けられ、フード30は襟20に脱着可能に取付けら
れるようになっている。
【0019】また、襟20の中央部分の内側には襟20
とほぼ同じ幅の帯状体24が下端縁を除いて襟20に固
着されて、下方に開放するポケット部22が形成され、
該ポケット部22の開放口内縁には締着テープ(商品
名:マジックテープ)23・・・が適宜設けられて、ポ
ケット部22の開放口が締着可能に構成され、又ポケッ
ト部22内には第2の襟40が収容されている。
【0020】この第2の襟40は襟本体41とシート体
43とから構成され、襟本体41は人体の首回りよりも
少し長い寸法の帯状に製作され、その両端部分には雌雄
のマジック締着テープ(商品名、マジックテープ)(締
着具)42、42が取付けられ、襟本体41は人体の首
に密着して取付けられるようになっている。
【0021】他方、シート体43は人体の首回りから襟
20の両端部分の下側を挿通して周囲に延びるように襟
本体41に連続して設けられ、又シート体43の人体背
面側の端縁はポケット部22の長手方向のほぼ全長に延
びてかつポケット部22の内面に連続して固着されてお
り、シート本体43の人体背面側の部分によって襟20
と首筋との間の隙間が覆われて雨水の侵入が防止される
ようになっている。
【0022】また、シート本体43の両肩から人体前側
を覆う部分はレインコート等の襟の折り返しに類似する
形状に製作されている。また、シート本体43にはマジ
ック締着テープ(図示せず)が設けられ、第2の襟40
をポケット部22内に収納した後、帯状体24内面のマ
ジック締着テープ23・・と締着することによって第2
の襟40をポケット部22内に保持できるようになって
いる。
【0023】本例の防水衣料を用いる場合、図1に示さ
れるように、袖部12・12に腕を通し、衣料本体10
で上半身を包んだ後、フックボタン13・・・で左右の
前身頃を止めるとともに、襟20に取付けたフード30
を頭部に被るようにすると、頭部及び上半身を防水衣料
で完全に包むことができ、身体や衣服が雨水に濡れるこ
とはない。
【0024】他方、視界を確保したい場合にはフード3
0を脱ぐか又は襟20から取外した後、襟20のポケッ
ト部22から第2の襟40を引き出し、図3ないし図5
に示されるように襟本体41を首回りに密着させるとと
もに、その両端のマジック締着テープ42、42を相互
に締着させ、シート体43を首回りから引き出して両肩
にかけるとともに胸部に垂らす。
【0025】すると、襟本体41が首に密着され、襟2
0と首との間の隙間はシート体43で覆われ、しかもシ
ート体43は首回りから前方に垂れているので、襟20
と首との間の雨水はシート体43によって人体前方に案
内され、内部に侵入することはない。
【0026】従って、良好な視界を確保してスポーツや
作業を円滑に行うことができ、しかも衣服や身体が濡れ
て不快に感じることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る防水衣料の好ましい実施形態に
おけるフードの使用状態を示す側面図である。
【図2】 上記実施形態の要部を展開した状態を示す図
である。
【図3】 上記実施形態における第2の襟の使用状態を
示す一部切開側面図である。
【図4】 上記実施形態における第2の襟の使用状態を
示す正面図である。
【図5】 上記実施形態における第2の襟の使用状態を
示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 衣料本体 20 襟 22 ポケット部 30 フード 40 第2の襟 41 襟本体 43 シート体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも人体上半身を包む衣料本体の
    上端縁には襟を形成し、該襟には人体頭部を覆うフード
    を設けるようになした防水衣料において、 上記襟の少なくとも人体背面側の部分にはポケット部が
    形成され、該ポケット部には第2の襟が引出し自在に収
    容され、該第2の襟は人体の首に密着して取付けられ得
    る襟本体と、人体の首回りから周囲に延びるように上記
    襟本体に連続して設けられたシート体とから構成され、
    該シート体の人体背面側の端縁は上記ポケット部内面に
    固着されており、上記シート本体の人体背面側の部分に
    よって上記襟と首筋との間の隙間を覆って内部への雨水
    の侵入を防止するようになしたことを特徴とする防水衣
    料。
  2. 【請求項2】 上記第2の襟はその襟本体が帯状をな
    し、該襟本体にはその両端部位を相互に締着する締着具
    が取付けられる一方、上記シート体が襟の折り返しに類
    似する形状部分を含んでいる請求項1記載の防水衣料。
  3. 【請求項3】 上記ポケット部は上記襟の人体の背面側
    からほぼ体側まで延びて設けられている請求項1又は2
    記載の防水衣料。
  4. 【請求項4】 上記ポケット部は下方部位が開口されて
    いる請求項1ないし3のいずれかに記載の防水衣料。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281023A (ja) * 2009-05-08 2010-12-16 Watanabe Kk レインフード
JP2011516750A (ja) * 2008-04-08 2011-05-26 テイラー メイド ゴルフ カンパニー インコーポレイテッド ジャケット
CN108851273A (zh) * 2017-05-11 2018-11-23 赖添德 双排扣雨衣
KR20220152011A (ko) * 2021-05-07 2022-11-15 최오용 샴푸용 방수코트

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