JP2002172305A - ケージ式分離機およびこのケージ式分離機を備えたプラスチック廃棄物の高炉原料化設備 - Google Patents

ケージ式分離機およびこのケージ式分離機を備えたプラスチック廃棄物の高炉原料化設備

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JP2002172305A
JP2002172305A JP2000371844A JP2000371844A JP2002172305A JP 2002172305 A JP2002172305 A JP 2002172305A JP 2000371844 A JP2000371844 A JP 2000371844A JP 2000371844 A JP2000371844 A JP 2000371844A JP 2002172305 A JP2002172305 A JP 2002172305A
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filter
air
plastic waste
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Morikazu Abe
盛一 阿部
Hidetoshi Noda
英俊 野田
Ichiro Kuriyama
一郎 栗山
Kazuhiro Teratsuji
和広 寺辻
Yasuhiro Noda
泰廣 野田
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JFE Engineering Corp
Tatsumi Air Engineering Ltd
Original Assignee
Tatsumi Air Engineering Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物中の付着成分によるケージ式分離機の
フィルタ目詰まりを防止し、これをプラスチック廃棄物
の高炉原料化設備に適用できるようにする。 【解決手段】 破砕あるいは粒子化されて空気輸送され
てきた廃棄物と空気とをケージ111内で回転するドラ
ム状のフィルタ115により分離し、フィルタ表面に接
触して回転するケージシール機能を備えたブレード12
1により掻き落とすケージ式分離機のフィルタ115の
穴133を異形穴から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、破砕あるいは粒子
化されて空気輸送されてきたプラスチック廃棄物と空気
を分離するケージ式分離機と、このケージ式分離機を備
えたプラスチック廃棄物の高炉原料化設備に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭などから排出されたプラスチッ
ク廃棄物(以下、廃プラという)は、製鉄の還元剤であ
るコークスの代替品として利用可能である。廃プラの還
元剤への利用は、資源エネルギ利用効率が80%以上と
非常に高く、さらに廃プラを単に焼却処分する場合に比
べてCO2 の削減効果もあり、ダイオキシン類の発生も
きわめて少なく環境保全の面でも優れている。
【0003】廃プラを還元剤として利用できるようにす
るためには、廃プラを高炉への吹き込みに適した粒径
(例えば6mm位)に造粒にする必要がある。そして、廃
プラを破砕してから造粒するまでのラインにおいて、廃
プラの輸送系に空気輸送方式を採用すれば、輸送途中で
の粉塵の舞い上がりなどを防止でき、設備内の環境対策
が容易となる。
【0004】廃プラを空気輸送するには、輸送配管系内
に廃プラと空気を分離する分離機が必要となる。従来よ
り、ごみと空気を分離する分離機が種々提案されてお
り、例えばサイクロン集塵機がある。このサイクロン集
塵機は、空気輸送されてきたごみを、縦配置の籠型回転
格子からなるフィルタによって空気から分離し、下方へ
落下させるものである。
【0005】また、例えば綿などの繊維の空気輸送シス
テムにおいて、綿と空気を分離する分離機として使用さ
れているケージ式分離機も知られている。このケージ式
分離機は、空気輸送されてきた綿を、ケージ内で回転す
る例えばパンチングメタルからなる横配置のドラム状の
フィルタによって空気から分離し、フィルタ表面に接触
して回転するケージシール機能を備えたブレードにより
掻き落とすものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般家庭などから排出
され、破砕あるいは粒子化された廃プラ中には付着成分
が含まれている。前者のサイクロン集塵機は、既述した
ようにフィルタ部が縦配置の籠型回転格子から構成され
ているため、付着成分を含んだ廃プラと空気の分離を問
題なくでき、フィルタ部の目詰まりも発生しないが、分
離効率が悪く、さらに縦型配置の関係で、設置に際し建
屋の天井を高くする必要があり、設備費が高く付く。
【0007】また、後者のケージ式分離機は、綿と空気
の分離には好適であり、かつ横型配置のため、設置に際
し建屋の天井を高くする必要もなく、コンパクト化が図
れるという利点を有するものの、これをそのままプラス
チック廃棄物の高炉原料化設備に用いた場合、廃プラ中
の付着成分によってフィルタが目詰まりを起こし、差圧
が高くなり、シール部にごみが噛み込み、シール部の破
損を招いていた。さらに、破砕あるいは粒子化された廃
プラを分離せずに空気と共に下流側に搬送し、歩留まり
を低下させ、かつ下流機器でのごみの閉塞によるトラブ
ルも発生させていた。
【0008】本発明の技術的課題は、廃棄物中の付着成
分によるケージ式分離機のフィルタ目詰まりを防止し、
これをプラスチック廃棄物の高炉原料化設備に適用でき
るようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ケージ式分離機は、破砕あるいは粒子化されて空気輸送
されてきた廃棄物と空気とをケージ内で回転するドラム
状のフィルタにより分離し、該フィルタ表面に接触して
回転するケージシール機能を備えたブレードにより掻き
落とすケージ式分離機であって、前記フィルタの穴を異
形穴から構成したものである。
【0010】また、請求項2に係るケージ式分離機は、
請求項1におけるフィルタの回転方向を縦、軸方向を横
とした場合の前記異形穴の縦横比が1を超えるものであ
る。
【0011】また、請求項3に係るケージ式分離機は、
破砕あるいは粒子化されて空気輸送されてきた廃棄物と
空気とをケージ内で回転するドラム状のフィルタにより
分離し、該フィルタ表面に接触して回転するケージシー
ル機能を備えたブレードにより掻き落とすケージ式分離
機であって、前記ケージの内面とフィルタ表面とで囲ま
れる風路を、ケージの入口ダクトから連続する円弧風路
に形成し、該円弧風路の径方向の奥行きが入口ダクトか
ら連続して拡大するように設定して、分離部での風路断
面積が大きくなるように構成したものである。
【0012】本発明の請求項4に係るケージ式分離機を
備えたプラスチック廃棄物の高炉原料化設備は、投入さ
れたプラスチック廃棄物を破砕あるいは粒子化する破砕
機と、破砕あるいは粒子化されたプラスチック廃棄物か
ら高炉原料として適さない成分を分離除去する分離装置
と、破砕あるいは粒子化されたプラスチック廃棄物を高
炉への吹き込みに適した粒径に造粒する造粒機と、前記
破砕機と前記分離装置の間、該分離装置と前記造粒機の
間、の少なくとも1箇所を接続する輸送配管と、前記輸
送配管系内に設置されて、破砕あるいは粒子化されたプ
ラスチック廃棄物を輸送するための空気流を発生させる
ブロワと、前記輸送配管系内に設置されて、破砕あるい
は粒子化されて空気輸送されてきたプラスチック廃棄物
と空気とを分離する分離機とを備えたプラスチック廃棄
物の高炉原料化設備であって、前記分離機を、ケージ内
で回転するドラム状のフィルタ、及び該フィルタ表面に
接触して回転し、破砕あるいは粒子化されて該フィルタ
により空気から分離されたプラスチック廃棄物を掻き落
とすケージシール機能を備えたブレードを有するケージ
式分離機から構成し、前記ケージ式分離機は、前記フィ
ルタの穴が異形穴に形成されてなるものである。
【0013】また、請求項5に係るケージ式分離機を備
えたプラスチック廃棄物の高炉原料化設備は、請求項4
におけるケージ式分離機のフィルタの回転方向を縦、軸
方向を横とした場合の前記異形穴の縦横比が1を超える
ように設定されてなるものである。
【0014】また、本発明の請求項6に係るケージ式分
離機を備えたプラスチック廃棄物の高炉原料化設備は、
投入されたプラスチック廃棄物を破砕あるいは粒子化す
る破砕機と、破砕あるいは粒子化されたプラスチック廃
棄物から高炉原料として適さない成分を分離除去する分
離装置と、破砕あるいは粒子化されたプラスチック廃棄
物を高炉への吹き込みに適した粒径に造粒する造粒機
と、前記破砕機と前記分離装置の間、該分離装置と前記
造粒機の間、の少なくとも1箇所を接続する輸送配管
と、前記輸送配管系内に設置されて、破砕あるいは粒子
化されたプラスチック廃棄物を輸送するための空気流を
発生させるブロワと、前記輸送配管系内に設置されて、
破砕あるいは粒子化されて空気輸送されてきたプラスチ
ック廃棄物と空気とを分離する分離機とを備えたプラス
チック廃棄物の高炉原料化設備であって、前記分離機
を、ケージ内で回転するドラム状のフィルタ、及び該フ
ィルタ表面に接触して回転し、破砕あるいは粒子化され
て該フィルタにより空気から分離されたプラスチック廃
棄物を掻き落とすケージシール機能を備えたブレードを
有するケージ式分離機から構成し、前記ケージ式分離機
は、そのケージ内面とフィルタ表面とで囲まれる風路
が、ケージの入口ダクトから連続する円弧風路に形成さ
れ、該円弧風路の径方向の奥行きが入口ダクトから連続
して拡大するように設定され、分離部での風路断面積が
大きくなるように構成されてなるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施形態1.以下、本発明の第1
実施形態に係る請求項1,2,3のケージ式分離機を図
1乃至図7により説明する。図1は本実施形態に係るケ
ージ式分離機の要部を示す一部断面表示を含む分解斜視
図、図2はその全体構成を示す縦断面図、図3はその平
面図、図4はその側面図、図5及び図6はそのフィルタ
の穴の具体例の説明図、図7はそのブレードによる目詰
まり解除動作の説明図である。
【0016】各図において、111は分離機本体のケー
ジで、その円筒胴部112の上部には入口ダクト113
が、その円筒胴部112の下部には排出口114が、設
けられている。115はパンチングメタルからなる横配
置のドラム状のフィルタであって、その軸心部にはフィ
ルタ115を通過した空気の風路を形成する孔116a
付きの筒状芯材116が貫通して設けられ、左右の端板
117a,117bによってフィルタ両端部におけるフ
ィルタ115と筒状芯材116間の空間が密閉されてい
る。フィルタ115は、ケージ111の円筒胴部112
内に収容され、その筒状芯材116のフィルタ115を
貫通した両端部116a,116bが円筒胴部112を
貫通し、ボールベアリング118a,118bを介して
ケージ111側に回転自在に支持されている。
【0017】119は放射方向に掻取用の複数の可撓性
ブレード121を有する排出ロータで、ケージ111の
排出口114を遮るように、かつ可撓性ブレード121
がフィルタ115に接触できる位置に配置され、その軸
両端がケージ111を貫通し、軸受122a,122b
を介してケージ111側に回転自在に支持されており、
可撓性ブレード121によって排出口114をシールし
つつ、フィルタ115により空気から分離された破砕あ
るいは粒子化された廃プラを掻き落とすことができる機
能を持っている。
【0018】123a,123bはケージ111側に固
定されシール機能を有する摺動リング124a,124
bを介してフィルタ115の筒状芯材116の両端にそ
れぞれ連結された出口ダクト、125a,125bは排
出ロータ119の軸の一端に取付位置を異ならせて固定
された一対の同径のスプロケット、126はフィルタ1
15の筒状芯材116における前記排出ロータ119側
の一方のスプロケット125bと同一面内に固定された
大径のスプロケット、127は基台128上に設置され
たモータ、129はモータ127の出力軸に固定された
スプロケットであり、モータ127は、そのスプロケッ
ト129が前記排出ロータ119側の他方のスプロケッ
ト125aと同一面内に配置されるように基台128上
の位置が規定されている。131はモータ127側のス
プロケット129と排出ロータ119側のスプロケット
125aの間に掛け回されたチェーン、132は排出ロ
ータ119側のスプロケット125bとフィルタ115
側の大径のスプロケット126の間に掛け回されたチェ
ーンである。したがって、モータ127の出力は、スプ
ロケット127aからチェーン131、スプロケット1
25aを介して排出ロータ119に伝達され、さらに排
出ロータ119からスプロケット125b、チェーン1
32、スプロケット126を介し減速されてフィルタ1
15に伝えられる。つまり、排出ロータ119はフィル
タ115より速い速度で回転し、フィルタ115は排出
ロータ119よりも遅い速度でかつ排出ロータ119と
同方向に回転するようになっている。
【0019】フィルタ115の穴133は、異形に構成
されている。例えば図5(a)及び図6(a)のような
長方形や、図5(b)及び図6(b)のような三角形な
どに構成され、その異形穴の長軸Yaがフィルタ回転方
向に向くように設定されている。そして、フィルタ回転
方向Yを縦、軸方向Xを横とした場合の穴133の縦横
比Ya/Xaが、図5(a)(b)の場合は1を超え、
図6(a)(b)の場合は1よりも小さい値となるよう
に設定されている。
【0020】また、図4のようにケージ111内面とフ
ィルタ115表面とで囲まれる風路134が、ケージ1
11の入口ダクト113から連続する円弧風路に形成さ
れ、この円弧風路の径方向の奥行きW2が入口ダクト側
の奥行きW1から連続して拡大するように設定して、分
離部135での風路断面積が大きくなるように構成さ
れ、これによって分離風速すなわちフィルタ通過風速
を、フィルタ面積や穴133の開口率を拡大することな
く低減させ得るようになっている。
【0021】ところで、空気輸送システムにおいて分離
機を中心にみて、吸引方式と圧送方式がある。吸引方式
とは、輸送空気流を発生させるブロワを分離機の下流側
に配置するものであり、圧送方式とは、分離機の上流側
にブロワを配置するものである。いずれの方式において
も分離機のシール部分でのリークは可能な限りなくする
ことが望ましい。分離機のシール部分にリークがある
と、吸引方式の場合は、外気がリーク部分より風路内に
進入するだけであり、リーク部分が小さければさほど問
題とならず、輸送されてきた破砕あるいは粒子化された
廃プラの分離機内での挙動も吸引先へ向かう動きとな
り、シールのリーク部分へ向かうことはない。しかし、
圧送方式の場合、破砕あるいは粒子化された廃プラの分
離機内での挙動は明確に把握できないが、シール部分に
リークがあると、廃プラの一部は確実にシールのリーク
部分へ向かって流れ、シールのリーク部分に廃プラ粒子
が貯まり、噛み込んでシール部を破損させることは容易
に理解できる。
【0022】したがって、ここでは本実施形態のケージ
式分離機が吸引方式と圧送方式のいずれにも問題なく使
用できるようにシールをグランド化している。すなわ
ち、図2のようにケージ111におけるフィルタ115
貫通部に、シール136を径方向よりバックアップする
リング137を固定するとともに、シール136を軸方
向よりバックアップするフランジ付きリング138を設
け、フランジ付きリング138をリング138にねじ止
めして、これら各リング137,138で囲まれる空間
内にシール136を収納するようにしている。
【0023】また、同図に示すようにケージ111にお
ける排出ロータ119貫通部にも、シール141を径方
向よりバックアップするリング142を固定するととも
に、シール141を軸方向よりバックアップするフラン
ジ付きリング143を設け、フランジ付きリング143
をリング142にねじ止めして、これら各リング14
2,143で囲まれる空間内にシール141を収納する
ようにしている。
【0024】このように、シールをグランド化すること
で、ケージ式分離機のシール部分でのリークを確実に防
止し、フィルタ115の目詰まりが発生した場合には、
直ちにフィルタ115前後に大きな圧力差が発生するよ
うにし、この圧力差によって目詰まりの解消を図れるよ
うにしている。また、これによってシール部へのごみの
アタックが少なくなるようにして、グランドシールの延
命化も図れるようにしている。
【0025】本実施形態のケージ式分離機は以上のよう
に構成され、ブロワの駆動に先立ち、モータ127を起
動して排出ロータ119とフィルタ115を回転させ
る。次いで、ブロワにより輸送空気流が発生し、付着成
分が含まれた破砕あるいは粒子化された廃プラが空気輸
送されてくると、ケージ111内で回転するフィルタ1
15によって空気から分離し、フィルタ表面に接触して
回転する排出ロータ119により掻き落とすものであ
る。
【0026】また、フィルタ115の目詰まりが発生し
ても、フィルタ115の穴133が異形穴からなり、そ
の異形穴の長軸が図5(a)(b)のようにフィルタ回
転方向に向くように設定されている場合には、図7に
(a)→(b)→(c)→(d)で示すように可撓性ブ
レード121の先端がフィルタ115の穴133内に入
り込むことができて、目詰まりを起こしている廃プラ粒
子の中央部の肉を盗み、そこに弱点部を形成し、風圧に
より突破口を開け、目詰まりを解消させることができ
る。
【0027】また、異形穴の長軸が図6(a)(b)の
ようにフィルタ軸方向に向くように設定されている場合
は、可撓性ブレード121の先端が目詰まり部に接触
(線接触)する長さが長くなって、前述の図7の(a)
→(b)→(c)→(d)と同様に、可撓性ブレード1
21の先端がフィルタ115の穴133内に入り込み、
目詰まりを起こしている廃プラ粒子の肉を盗むことがで
きて、そこに弱点部を形成し、風圧により突破口を開
け、目詰まりを解消させることができる。
【0028】なお、本発明者の実験によれば、異形穴の
長軸の向きをフィルタ回転方向とした場合に、より目詰
解消効果が得られることが判明しているが、ここで重要
なことは、フィルタ115の穴133を異形穴から構成
して、可撓性ブレード121の先端がフィルタ115の
穴133内に入り込むことができるようにすることであ
り、異形穴の長軸の向きについては、異形穴の形状等に
より適宜設定すればよい。
【0029】さらに本実施形態においては、シールをグ
ランド化しているため、目詰まりが発生すると、直ちに
フィルタ115前後(図7ではフィルタ上下)に大きな
圧力差が発生し、僅かでも突破口が開かれると、大きな
圧力差により発生する空気流によって突破口を一気に押
し広げる。これにより、従来、付着成分が含まれた破砕
あるいは粒子化された廃プラの空気輸送システムへの適
用が難しかったケージ式分離機の使用が可能となり、こ
れによって本システムのコンパクト化が図れるようにな
った。
【0030】また、ケージ111内面とフィルタ115
表面とで囲まれる風路134を、ケージ111の入口ダ
クト113から連続する円弧風路とし、この円弧風路の
径方向の奥行きが入口ダクト側の奥行きから連続して拡
大するように設定して、分離部135での風路断面積を
大きくしているので、フィルタ面積や穴133の開口率
を拡大することなく分離風速すなわちフィルタ通過風速
を下げることができ、これによって破砕あるいは粒子化
された廃プラが分離せずに空気と共に下流側に搬送され
るのを抑制できて、分離効率が向上し、歩留まりが向上
し、排出ロータ119での掻き取りがしやすくなった。
さらに、フィルタ115への廃プラ粒子の接触が減り、
目詰まりの発生が大幅に減った。また、廃プラ粒子の下
流側への流れが低減した分、下流機器でのごみの閉塞に
よるトラブルの発生も減らせることができた。なお、本
発明者の実験の結果、分離風速が10m/sまでは問題
がなく、分離風速が14m/sを超えるあたりからフィ
ルタへの廃プラ粒子の吸着現象(分離できなくなる現
象)が顕著に現れることが解った。分離風速は低い程よ
いが、例えば分離風速を1m/s以下にまで落とすに
は、風路断面積の拡大とともに、フィルタ面積や穴13
3の開口率の拡大も必要となることが考えられるため、
分離風速の下限値はコンパクト化を達成できるまでとす
ることが望ましい。また、廃プラ粒子の下流側への流れ
の低減効果を維持するためには、通過風速や分離効率と
の関係で決定されるが、フィルタの穴の開口率を50%
以下とすることが望ましいことも解った。
【0031】下表1は本発明のケージ式分離機と従来の
ケージ式分離機を比較して示したもので、従来のケージ
式分離機についてはコンパクト化を無視し、従来のケー
ジ式分離機の各諸元についてはこれらのプラスチック廃
棄物の高炉原料化設備への適用の可能性がみられる値ま
で拡大させたものである。
【0032】
【表1】
【0033】表1から明らかなように、本発明のケージ
式分離機は、分離部の風速を一定(7m/s)にした場
合、フィルタの直径が比較例1と比べて1/3、比較例
2と比べて1/2にまで小さくでき、またフィルタの軸
方向長さを、比較例1より500mm短く、比較例2より
200mm短くしているにもかかわらず、処理風量は、比
較例1の約1/2、比較例2の2/3となり、コンパク
ト化が図れた。
【0034】実施形態2.図8は本発明の第2実施形態
に係る請求項4,5,6のケージ式分離機を備えたプラ
スチック廃棄物の高炉原料化設備を示すシステム構成図
であり、一部の分離機に前述の第1実施形態のケージ式
分離機を使用したものである。
【0035】図において、1は一般家庭などから排出さ
れた廃プラをフォーク等で投入するための1段目投入
口、2は供給プッシャー、3は1軸中速破砕機からなる
1段目破砕機であって、供給プッシャー2により供給さ
れた廃プラを回転部へ押し付けて約100mm程度に破砕
する。4は破砕された廃プラを空気輸送用配管Aの入口
まで搬送するコンベヤ、5は空気輸送用配管Aの途中に
配置されて空気輸送されてきた廃プラを空気から分離さ
せる1段目分離機であって、前述の第1実施形態で説明
したケージ式分離機から構成されている。6は1段目分
離機すなわちケージ式分離機の下流側に配置されて空気
輸送用配管A内に輸送用空気流を発生させる吸引ブロ
ワ、7は1段目分離機5で空気から分離され排出されて
きた廃プラを搬送するコンベヤで、その途中には図示し
ない磁力選別機が設置されており、廃プラから磁性物を
除去するようになっている。
【0036】また、8は磁性物が除去された廃プラの2
段目投入口(ホッパ)、9は1軸高速破砕機からなる2
段目破砕機であって、廃プラを回転部へ押し付けて約3
0mm程度に破砕する。10は2段階に破砕された廃プラ
の圧送ブロワであって、空気輸送用配管B内に輸送用空
気流を発生させる。11は空気輸送用配管Bの末端に配
置されて空気輸送されてきた廃プラを空気から分離させ
る2段目分離機であって、前述の第1実施形態で説明し
たケージ式分離機から構成されている。12は2段目分
離機11から排出された廃プラを一時貯留して排出する
貯留排出装置、13は廃プラと比重液(水)を混ぜ、ス
ラリー状にするミキシングタンク、14は廃プラから高
炉原料として適さない成分を分離除去する分離装置であ
って、遠心分離型比重分離装置からなり、主にPE(ポ
リエチレン)及びPP(ポリプロピレン)と、PVC
(ポリ塩化ビニル)及びPVDC(ポリ塩化ビニリデ
ン)とを分離する。15は分離装置から出た水を回収
し、ミキシングタンク13へ戻す比重液回収タンク、1
6は分離されたPVC(PVDC)の圧送ブロワであっ
て、空気輸送用配管C内に輸送用空気流を発生させる。
17はPVC(PVDC)と空気を分離するサイクロン
集塵機、18は空気から分離されたPVC(PVDC)
を一時貯留して排出する貯留排出装置、19は貯留排出
装置18から排出されたPVC類を押出成形により1/
2に減容化する減容装置、20は1/2にあっ尺された
PVC類の受けコンテナである。
【0037】21はPE(PP)圧送ブロワであって、
空気輸送用配管D内に輸送用空気流を発生させる。22
はPE(PP)の粒塊と空気を分離するサイクロン集塵
機、23は空気から分離されたPE(PP)粒塊の貯留
排出装置、24はバーナ、25は熱風発生炉、26は乾
燥機であって、貯留排出装置23から排出されたPE
(PP)粒塊を約5%まで乾燥させる。27は乾燥され
たPE(PP)粒塊の圧送ブロワであって、空気輸送用
配管E内に輸送用空気流を発生させる。28は乾燥され
たPE(PP)粒塊と空気を分離する分離機、29は空
気から分離されたPE(PP)粒塊の貯留排出装置、3
0は貯留排出装置29から排出されたPE(PP)粒塊
を高炉への吹き込みに適した粒径(例えば6mm位)に造
粒にする造粒機、31は造粒の際に摩擦で発熱する粒子
の温度を下げるためのプラント用水、32は造粒された
粒子の搬送コンベヤ、33は造粒粒子を常温程度まで冷
却する冷却器、34は造粒粒子を冷却する空気を発生さ
せる冷却用ブロワ、35は冷却器34から空気輸送用配
管Fにより輸送されてきた造粒粒子と空気を分離するサ
イクロン集塵機、36は空気輸送用配管F内に輸送用空
気流を発生させる吸引ブロワ、37は空気から分離され
た造粒粒子の貯留排出装置、38は貯留排出装置37か
ら排出された造粒粒子の搬送コンベヤ、39は排出ホッ
パ、40は車両である。
【0038】本実施形態に係るケージ式分離機を備えた
プラスチック廃棄物の高炉原料化設備は以上のように構
成され、一部の分離機5,11に前述の第1実施形態の
ケージ式分離機を使用している。そのため、これら分離
機5,11の設備を収容する建屋の天井を高くする必要
がなく、その分、コンパクト化が図れる。
【0039】なお、ここではプラスチック廃棄物の高炉
原料化設備におけるライン上流側の分離機のみ前述の第
1実施形態のケージ式分離機としているが、総ての分離
機を前述の第1実施形態のケージ式分離機から構成して
もよいことは言うまでもなく、その場合にはシステム全
体のさらなるコンパクト化が図れる。
【0040】また、前述の各実施形態ではいずれもケー
ジ式分離機で空気から分離する廃棄物がプラスチック廃
棄物である場合を例に挙げて説明したが、本発明のケー
ジ式分離機は、例えば厨芥などを含む一般ごみの空気輸
送システムにもそのまま適用できることは言うまでもな
い。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のケージ式分
離機によれば、フィルタの穴を異形穴から構成したの
で、フィルタの目詰まりが発生しにくく、また目詰まり
が発生してもこれをブレードにより容易に掻き落とすこ
とができた。
【0042】また、フィルタの回転方向を縦、軸方向を
横とした場合の前記異形穴の縦横比が1を超えるように
設定したので、ブレード先端が穴内に侵入できて、目詰
まり部の厚みを、風圧によって容易に突破口を開ける厚
みまで薄くすることができた。
【0043】また、ケージ内面とフィルタ表面とで囲ま
れる風路を、ケージの入口ダクトから連続する円弧風路
に形成し、該円弧風路の径方向の奥行きが入口ダクトか
ら連続して拡大するように設定して、分離部での風路断
面積が大きくなるようにしたので、フィルタ面積や穴の
開口率を拡大することなく分離風速を下げることができ
て、分離効率を向上させることができ、歩留まりが向上
した。
【0044】また、本発明のケージ式分離機をプラスチ
ック廃棄物の高炉原料化設備に組み込むことで、システ
ムのコンパクト化が図れ、設備費用を大幅に圧縮するこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るケージ式分離機の
要部を示す一部断面表示を含む分解斜視図である。
【図2】第1実施形態に係るケージ式分離機の全体構成
を示す縦断面図である。
【図3】第1実施形態に係るケージ式分離機の平面図で
ある。
【図4】第1実施形態に係るケージ式分離機の側面図で
ある。
【図5】第1実施形態に係るケージ式分離機のフィルタ
の穴の具体例の説明図である。
【図6】第1実施形態に係るケージ式分離機のフィルタ
の穴の具体例の説明図である。
【図7】第1実施形態に係るケージ式分離機のブレード
による目詰まり解除動作の説明図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係るケージ式分離機を
備えたプラスチック廃棄物の高炉原料化設備を示すシス
テム構成図である。
【符号の説明】
3,9 破砕機 A,B,C,D,E,F 輸送配管 5,11 ケージ式分離機 6,10,16,21,27,36 ブロワ 14 分離装置 30 造粒機 111 ケージ 113 入口ダクト 115 ドラム状のフィルタ 121 ブレード 133 フィルタの穴 Ya 異形穴の長軸 134 風路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 英俊 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 栗山 一郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 寺辻 和広 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 野田 泰廣 大阪府東大阪市水走2丁目14番15号 株式 会社辰巳エヤーエンジニアリング内 Fターム(参考) 4D031 AB03 AB22 AB24 AB29 BA03 BA10 BB08 EA03 4D058 JA02 JB22 MA31 PA14 SA20 TA11 4F301 BA21 BF08 BF12 BF26 BF27 BF31 BG07 BG18 BG32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破砕あるいは粒子化されて空気輸送され
    てきた廃棄物と空気とをケージ内で回転するドラム状の
    フィルタにより分離し、該フィルタ表面に接触して回転
    するケージシール機能を備えたブレードにより掻き落と
    すケージ式分離機であって、 前記フィルタの穴を異形穴から構成したことを特徴とす
    るケージ式分離機。
  2. 【請求項2】 フィルタの回転方向を縦、軸方向を横と
    した場合の前記異形穴の縦横比が1を超えることを特徴
    とする請求項1記載のケージ式分離機。
  3. 【請求項3】 破砕あるいは粒子化されて空気輸送され
    てきた廃棄物と空気とをケージ内で回転するドラム状の
    フィルタにより分離し、該フィルタ表面に接触して回転
    するケージシール機能を備えたブレードにより掻き落と
    すケージ式分離機であって、 前記ケージの内面とフィルタ表面とで囲まれる風路を、
    ケージの入口ダクトから連続する円弧風路に形成し、該
    円弧風路の径方向の奥行きが入口ダクトから連続して拡
    大するように設定して、分離部での風路断面積が大きく
    なるように構成したことを特徴とするケージ式分離機。
  4. 【請求項4】 投入されたプラスチック廃棄物を破砕あ
    るいは粒子化する破砕機と、 破砕あるいは粒子化されたプラスチック廃棄物から高炉
    原料として適さない成分を分離除去する分離装置と、 破砕あるいは粒子化されたプラスチック廃棄物を高炉へ
    の吹き込みに適した粒径に造粒する造粒機と、 前記破砕機と前記分離装置の間、該分離装置と前記造粒
    機の間、の少なくとも1箇所を接続する輸送配管と、 前記輸送配管系内に設置されて、破砕あるいは粒子化さ
    れたプラスチック廃棄物を輸送するための空気流を発生
    させるブロワと、 前記輸送配管系内に設置されて、破砕あるいは粒子化さ
    れて空気輸送されてきたプラスチック廃棄物と空気とを
    分離する分離機とを備えたプラスチック廃棄物の高炉原
    料化設備であって、 前記分離機を、ケージ内で回転するドラム状のフィル
    タ、及び該フィルタ表面に接触して回転し、破砕あるい
    は粒子化されて該フィルタにより空気から分離されたプ
    ラスチック廃棄物を掻き落とすケージシール機能を備え
    たブレードを有するケージ式分離機から構成し、 前記ケージ式分離機は、前記フィルタの穴が異形穴に形
    成されてなることを特徴とするケージ式分離機を備えた
    プラスチック廃棄物の高炉原料化設備。
  5. 【請求項5】 前記ケージ式分離機は、フィルタの回転
    方向を縦、軸方向を横とした場合の前記異形穴の縦横比
    が1を超えるように設定されてなることを特徴とする請
    求項4記載のケージ式分離機を備えたプラスチック廃棄
    物の高炉原料化設備。
  6. 【請求項6】 投入されたプラスチック廃棄物を破砕あ
    るいは粒子化する破砕機と、 破砕あるいは粒子化されたプラスチック廃棄物から高炉
    原料として適さない成分を分離除去する分離装置と、 破砕あるいは粒子化されたプラスチック廃棄物を高炉へ
    の吹き込みに適した粒径に造粒する造粒機と、 前記破砕機と前記分離装置の間、該分離装置と前記造粒
    機の間、の少なくとも1箇所を接続する輸送配管と、 前記輸送配管系内に設置されて、破砕あるいは粒子化さ
    れたプラスチック廃棄物を輸送するための空気流を発生
    させるブロワと、 前記輸送配管系内に設置されて、破砕あるいは粒子化さ
    れて空気輸送されてきたプラスチック廃棄物と空気とを
    分離する分離機とを備えたプラスチック廃棄物の高炉原
    料化設備であって、 前記分離機を、ケージ内で回転するドラム状のフィル
    タ、及び該フィルタ表面に接触して回転し、破砕あるい
    は粒子化されて該フィルタにより空気から分離されたプ
    ラスチック廃棄物を掻き落とすケージシール機能を備え
    たブレードを有するケージ式分離機から構成し、 前記ケージ式分離機は、そのケージ内面とフィルタ表面
    とで囲まれる風路が、ケージの入口ダクトから連続する
    円弧風路に形成され、該円弧風路の径方向の奥行きが入
    口ダクトから連続して拡大するように設定され、分離部
    での風路断面積が大きくなるように構成されてなること
    を特徴とするケージ式分離機を備えたプラスチック廃棄
    物の高炉原料化設備。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008080680A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Kurimoto Ltd 廃棄プラスチック洗浄装置
CN110124399A (zh) * 2019-04-04 2019-08-16 苏州嘉诺环境工程有限公司 一种气固分离过滤器
CN115717812A (zh) * 2022-11-18 2023-02-28 宝丰县洁石碳素材料有限公司 一种石墨加工自动化生产设备

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