JP2002171321A - 移動無線端末 - Google Patents

移動無線端末

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JP2002171321A
JP2002171321A JP2000364508A JP2000364508A JP2002171321A JP 2002171321 A JP2002171321 A JP 2002171321A JP 2000364508 A JP2000364508 A JP 2000364508A JP 2000364508 A JP2000364508 A JP 2000364508A JP 2002171321 A JP2002171321 A JP 2002171321A
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wireless communication
signal
input
communication
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Application number
JP2000364508A
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English (en)
Inventor
Koichi Ito
伊藤  公一
Takashi Sakuma
敬 佐久間
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高機能で高い携帯性を有する移動無線端末を
提供する。 【解決手段】 基地局と無線通信を行うために、受信部
103、送信部104、復調部106、変調部107を
備えた無線機100と、ユーザとのインターフェイスと
なる表示部210、カメラ部211、マイク部212、
スピーカ部213、キー入力部208などを備える操作
機200とで構成し、両機を一体化させた状態では、そ
れぞれ備えるコネクタ112,201により電気的に接
続して音声データや画像データの送受信を行って運用
し、両機を分離させた状態では、両機の間でBT通信部
110,203によりBlue Tooth方式の無線通信によ
り、音声データや画像データの送受信を行うようにした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PHS(Person
al Handyphone System)や携帯電話システムの移動無線
端末に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近時、PHSやPDC
(Personal Digital Cellar)などの端末装置にあって
は、大型の液晶表示部を備えて、映像を表示できるよう
になったり、カラー化されるなど高機能化が進んでい
る。
【0003】さらに、電子カメラを備えて、撮像した画
像を通信相手に送信する機能を備えて、例えばテレビ電
話として機能する端末装置も考えられており、このよう
な機能は、CDMA(Code Division Multiple Acces
s)方式を採用した次世代の移動通信システムの端末装
置にも搭載されることが見込まれている。
【0004】このような従来の移動無線端末について、
図10および図11を参照して説明する。図10は、上
記移動無線端末の外観を示すもので、図10(a)は、
移動無線端末の正面図であり、図10(b)は、移動無
線端末の側面図である。図11は、上記移動無線端末の
ブロック回路図である。
【0005】図示しない基地局から無線通話チャネルを
介して送られた無線周波信号は、アンテナ1で受信され
たのちアンテナ共用器(DUP)2を介して、受信部
(Rx)3に入力される。
【0006】この受信部3では、上記受信された無線周
波信号が周波数シンセサイザ(SYN)5にて発振され
た受信局部発振信号とミキシングされて受信中間周波信
号に周波数変換される。
【0007】なお、上記周波数シンセサイザ5にて発振
される局部発振信号は、受信用と送信用があり、その周
波数は、通信に用いられる無線チャネル周波数に応じて
制御部(CONT)8より指示される。
【0008】上記受信部3から出力された受信中間周波
信号は、復調部(DEMOD)6に入力される。復調部
6では上記受信中間周波信号のディジタル復調が行なわ
れ、これにより受信データが再生される。
【0009】この受信データは、制御部108を通じて
多重分離部9に入力されて、受信画像データと受信音声
データに分離される。この受信画像データは、マルチメ
ディア(MM)処理部10で画像情報に復号され表示部
(LCD)11より映示出力される。また受信音声デー
タは音声コーデック(CODEC)12で復号され、ス
ピーカ部13より拡声出力される。
【0010】一方、カメラ部14にて撮像された画像デ
ータは、マルチメディア処理部10で符号化され、送信
画像データとして多重分離部9に出力される。また、マ
イク部15より入力された送話音声は、音声コーデック
12で符号化され、送信音声データとして、多重分離部
9に入力される。
【0011】多重分離部9は、上記の送信画像データと
送信音声データを多重化し、この多重化された送信デー
タを制御部108を介して変調部(MOD)7に出力す
る。変調部7は、上記送信データを用いて、所定の変調
方式により搬送波信号をディジタル変調し、この変調結
果を送信部(Tx)4に出力する。
【0012】送信部4は、変調部7の変調結果を周波数
シンセサイザ5から発生された送信局部発振信号とミキ
シングして、無線周波の送信信号を生成する。そして送
信部4は、これを所定の送信電力レベルに増幅し、アン
テナ共用器2を介してアンテナ1から基地局に向け送信
する。
【0013】キー入力部16は、ダイヤル番号入力を行
なうためのテンキーやファンクションキーなどからな
り、これらのキーを通じてユーザから発着信に関わる指
示をはじめとする種々の指示を受け付けるものである。
電池17は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池な
どの二次電池からなるもので、当該端末装置の駆動電源
である。
【0014】制御部108は、例えばマイクロコンピュ
ータを主制御部として備えたもので、上述したような通
信に係わる各部の制御や、キー入力部16を通じたユー
ザの要求に応じて各部の制御を行うものである。
【0015】以上のような構成により、従来の移動無線
端末では、通常の音声通信に加え、映像による通信を可
能としている。しかしながら、上記構成による従来の移
動無線端末では、前述したように、近時カラー化された
大型の表示部や電子カメラの搭載により大型化が余儀な
くされており、携帯性が損なわれているという問題があ
った。
【0016】また、テレビ電話機能を利用する場合に
は、表示部の映像を見ながら音声通話を行うために、イ
ヤホンマイクロホンなどを持ち歩く必要があり、利便性
や携帯性の面で問題があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動無線端末で
は、高機能化に伴って大型化し、携帯性が損なわれてい
るという問題やがあった。この発明は上記の問題を解決
すべくなされたもので、高機能化されたとしても、高い
携帯性を有する移動無線端末を提供することを目的とす
る。
【0018】また、従来の移動無線端末では、テレビ電
話機能を利用する場合には、表示部の映像を見ながら音
声通話を行うために、イヤホンマイクロホンなどを持ち
歩く必要があり、利便性や携帯性の面で問題があった。
【0019】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、テレビ電話機能を利用する場合でも、イヤホ
ンマイクロホンなどを持ち歩く必要なく、表示部の映像
を見ながら音声通話を行うことが可能で、なおかつ携帯
性に優れた移動無線端末を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる本発明は、第1の機器と第2の
機器とからなり、第1の機器は、通信網に接続可能な基
地局と無線通信を行う第1の無線通信手段と、第2の機
器と無線通信を行う第2の無線通信手段と、第1の無線
通信手段を通じて基地局より受信した信号を第2の無線
通信手段を通じて第2の機器に無線送信する制御と、第
2の無線通信手段を通じて第2の機器より受信した信号
を第1の無線通信手段を通じて基地局に無線送信する制
御を行う第1の通信制御手段とを備え、第2の機器は、
第2の無線通信手段を通じて第1の機器と無線通信を行
う第3の無線通信手段と、情報を入出力する入出力手段
と、第3の無線通信手段を通じて第1の機器より受信し
た信号を入出力手段より出力する制御と、入出力手段よ
り入力された信号を第3の無線通信手段を通じて第1の
機器に無線送信する制御を行う第2の通信制御手段とを
具備して構成するようにした。
【0021】上記構成の移動無線端末は、基地局と無線
通信を行うための構成を備えた第1の機器と、ユーザと
のインターフェイスとなる構成を備える第2の機器とで
構成し、両機器を離れた所に位置する状態でも両機器の
間で無線通信が行われるので運用が可能な構成となって
いる。
【0022】したがって、上記構成の移動無線端末によ
れば、第2の機器は、基地局と無線通信を行うための構
成を備えないために小型化が可能であり、この小型化可
能な第2の機器だけを手にするだけで、ユーザは基地局
を通じた通信が行えるので、第2の機器に大型の表示器
などを備えるなどして、高機能化を図ったとしても、高
い携帯性を発揮することができる。
【0023】また上記の目的を達成するために、請求項
10に係わる本発明は、第1の機器と第2の機器とから
なり、第1の機器は、通信網に接続可能な基地局と無線
通信を行う第1の無線通信手段と、第2の機器との間
で、無線通信により画像信号の送受信を行う第2の無線
通信手段と、第2の機器と電気的に接続して、画像信号
の送受信を行う電気的接続手段と、第2の機器と機械的
に接続する機械的接続手段と、第1の無線通信手段を通
じて基地局より取得した音声信号を拡声出力する音声出
力手段と、入力音声を音声信号に変換する音声入力手段
とを備え、この音声入力手段にて得た音声信号と、第2
の機器より取得した画像信号を第1の無線通信手段を通
じて基地局に送信する送信制御手段と、第2の機器は、
撮像を行って画像信号を生成する撮像手段と、第2の無
線通信手段を通じて、第1の機器より画像信号を受信す
るとともに、撮像手段にて生成された画像信号を第1の
機器に無線送信する第3の無線通信手段と、第1の機器
と電気的に接続して、第1の機器より画像信号を受信す
るとともに、撮像手段にて生成された画像信号を第1の
機器に送信する電気的接続手段と、第1の機器と機械的
に接続する機械的接続手段と、第1の機器より取得した
画像信号に基づいて表示出力する表示手段とを備え、第
1の機器と第2の機器は、電気的接続手段により第1の
機器と第2の機器とが接続される場合には、画像信号の
伝送を電気的接続手段を通じて行い、一方、電気的接続
手段により第1の機器と第2の機器とが接続されない場
合には、画像信号の伝送を第2の無線通信手段と第3の
無線通信手段との間の無線通信によって行う通信制御手
段を具備して構成するようにした。
【0024】上記構成の移動無線端末は、基地局と無線
通信を行うための構成や音声通信を行うための構成を備
えた第1の機器と、映像による通信を行うための構成を
備え第2の機器とで構成し、両機器を電気的に接続して
一体化させた状態でも運用が可能であるとともに、両機
器を分離させた状態でも両機器の間で無線通信が行われ
るので運用が可能な構成となっている。
【0025】したがって、従来、テレビ電話機能を利用
する場合には、表示部の映像を見ながら音声通話を行う
ために、イヤホンマイクロホンなどが必要であったが、
上記構成の移動無線端末によれば、両機器を分離させた
状態で運用できるため、イヤホンマイクロホンなどが不
要となり、また、音声のみによる通話時や運用しない時
には、第1の機器と第2の機器とを機械的接続と電気的
接続により一体化することができるため、テレビ電話機
能を利用する際の利便性と音声のみの通話時や非運用時
の携帯性を両立することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。まず、この発明の第1
の実施形態に係わる移動無線端末について説明する。図
1はその構成を示す回路ブロック図で、この図に示すよ
うに、第1の実施形態に係わる移動無線端末は、無線機
100と操作機200とからなる。
【0027】はじめに、無線機100について説明す
る。無線機100は、図2に示すような外観を有する。
図2(a)は、無線機100の正面図であり、図2
(b)は、無線機100の側面図である。
【0028】無線機100と操作機200は、後述する
コネクタ112とコネクタ201とを接続することによ
り電気的な接続がなされ、両者に設けられた物理的なロ
ック機構により安定した状態で一体化される。そして、
図示しないエジェクタ機構により、上記電気的な接続が
解放されて両者は分離した状態となる。
【0029】図示しない基地局から無線通話チャネルを
介して送られた無線周波信号は、アンテナ101で受信
されたのちアンテナ共用器(DUP)102を介して、
受信部(Rx)103に入力される。
【0030】この受信部103では、上記受信された無
線周波信号が周波数シンセサイザ(SYN)105にて
発振された受信局部発振信号とミキシングされて受信中
間周波信号に周波数変換される。
【0031】なお、上記周波数シンセサイザ105にて
発振される局部発振信号は、受信用と送信用があり、そ
の周波数は、通信に用いられる無線チャネル周波数に応
じて制御部(CONT)108より指示される。
【0032】上記受信部103から出力された受信中間
周波信号は、復調部(DEMOD)106に入力され
る。復調部106では上記受信中間周波信号のディジタ
ル復調が行なわれ、これにより受信データが再生され
る。この受信データは、制御部108を通じて切換部1
09に入力される。
【0033】コネクタ112は、操作機200のコネク
タ201と嵌合が可能な形状を有しており、この嵌合に
より、無線機100と操作機200とを電気的に接続す
るものである。
【0034】この電気的な接続では、切換部109を通
じて制御部108から入力される受信データをコネクタ
201を通じて操作機200に伝送するとともに、コネ
クタ201を通じて操作機200より伝送される無線機
宛伝送データを切換部109を通じて制御部108に出
力する。また、後述する充電制御部115を、操作機2
00の電池207に電気的に接続する。
【0035】切換部109は、BT通信部(BT)11
0とコネクタ112とのうち、いずれか一方を制御部1
08に接続する。この接続切換は、接続検出部113に
よってなされる。
【0036】接続検出部113は、コネクタ112の接
続状態を検出するもので、コネクタ112に操作機20
0のコネクタ201が接続される場合には、コネクタ1
12と制御部108とが接続されるように、切換部10
9を切換制御する。
【0037】一方、コネクタ112にコネクタ201が
接続されない場合には、接続検出部113は、BT通信
部110と制御部108とが接続されるように、切換部
109を切換制御する。
【0038】BT通信部110は、アンテナ111を通
じて操作機200のBT通信部203との間で、Blue T
ooth方式による無線通信を行うもので、切換部109を
通じて制御部108から入力される受信データを無線伝
送するとともに、BT通信部203を通じて操作機20
0より無線伝送される無線機宛伝送データを受信して切
換部109を通じて制御部108に出力する。
【0039】制御部108は、例えばマイクロコンピュ
ータを主制御部として備えたもので、基地局との間の通
信や、操作機200との間の通信に関わる各部の制御を
行うものである。
【0040】そして、制御部108は、切換部109を
通じて、BT通信部110あるいはコネクタ112を通
じて操作機200より受信した無線機宛伝送データよ
り、ユーザデータと送信データを分離して、送信データ
については変調部(MOD)107に出力する。
【0041】また、制御部108は、上記無線機宛伝送
データより取り出したユーザデータについては、このデ
ータからユーザの要求を解読し、発着信に関わる制御
や、種々の制御動作を行う。
【0042】変調部107は、上記送信データを用い
て、所定の変調方式により搬送波信号をディジタル変調
し、この変調結果を送信部(Tx)104に出力する。
送信部104は、変調部107の変調結果を周波数シン
セサイザ105から発生された送信局部発振信号とミキ
シングして、無線周波の送信信号を生成する。そして送
信部104は、これを所定の送信電力レベルに増幅し、
アンテナ共用器102を介してアンテナ101から基地
局に向け送信する。
【0043】電池114は、リチウムイオン電池やニッ
ケル水素電池などの二次電池からなるもので、無線機1
00の駆動電源である。充電制御部115は、電池11
4の電力を、コネクタ112を通じて操作機200に供
給するものである。
【0044】次に、操作機200について説明する。操
作機200は、図3に示すような外観を有する。図3
(a)は、操作機200の正面図であり、図3(b)
は、操作機200の側面図である。
【0045】コネクタ201は、無線機100のコネク
タ112と嵌合が可能な形状を有しており、この嵌合に
より、無線機100と操作機200とを電気的に接続す
るものである。
【0046】この電気的な接続では、コネクタ201を
通じて無線機100より伝送される受信データを切換部
202を通じて多重分離部205に出力する。また、切
換部202を通じて多重分離部205から入力される無
線機宛伝送データをコネクタ201を通じて無線機10
0に伝送する。
【0047】そしてまた、この電気的接続により、無線
機100の充電制御部115から電力が供給される場合
には、この電力により、操作機200が駆動するととも
に、電池207が充電される。電池207は、リチウム
イオン電池やニッケル水素電池などの二次電池からなる
もので、操作機200の駆動電源である。
【0048】切換部202は、コネクタ201とBT通
信部(BT)203とのうち、いずれか一方を多重分離
部205に接続する。この接続切換は、接続検出部20
6によってなされる。
【0049】接続検出部206は、コネクタ201の接
続状態を検出するもので、コネクタ201に無線機10
0のコネクタ112が接続される場合には、コネクタ2
01と多重分離部205とが接続されるように、切換部
202を切換制御する。
【0050】一方、コネクタ201にコネクタ112が
接続されない場合には、接続検出部206は、BT通信
部203と多重分離部205とが接続されるように、切
換部202を切換制御する。
【0051】BT通信部203は、アンテナ204を通
じて無線機100のBT通信部110との間で、Blue T
ooth方式による無線通信を行うもので、切換部202を
通じて多重分離部205から入力される無線機宛伝送デ
ータを無線伝送するとともに、BT通信部110を通じ
て無線機100より無線伝送される受信データを受信し
て切換部202を通じて多重分離部205に出力する。
【0052】多重分離部205は、切換部202を通じ
て、BT通信部203あるいはコネクタ201を通じて
無線機100より受信した受信データを、受信画像デー
タと受信音声データに分離する。
【0053】この受信画像データは、マルチメディア処
理部209で画像情報に復号され表示部(LCD)21
0より映示出力される。また受信音声データは音声コー
デック(CODEC)214で復号され、スピーカ部2
13より拡声出力される。
【0054】一方、カメラ部211にて撮像された画像
信号は、マルチメディア処理部209で符号化され、送
信画像データとして多重分離部205に出力される。ま
た、マイク部212より入力された送話音声は、音声コ
ーデック214で符号化され、送信音声データとして、
多重分離部205に出力される。
【0055】キー入力部208は、ダイヤル番号入力を
行なうためのテンキーやファンクションキーなどからな
り、これらのキーを通じてユーザから発着信に関わる指
示をはじめとする種々の指示を受け付けるもので、受け
付けた指示を多重分離部205に通知する。
【0056】これに対して、多重分離部205は、マル
チメディア処理部209からの送信画像データと音声コ
ーデック214からの送信音声データとを多重化して送
信データを生成する。
【0057】そして、多重分離部205は、キー入力部
208にて受け付けたユーザからの指示をユーザデータ
として、上記送信データに付加して、無線機宛伝送デー
タを生成し、切換部202に出力する。
【0058】次に、上記構成の移動無線端末の動作につ
いて説明する。まず、無線機100のコネクタ112と
操作機200のコネクタ201を勘合させて、図4のよ
うに一体化させた状態で利用する場合の動作について説
明する。
【0059】コネクタ112とコネクタ201の電気的
接続により、接続検出部113は、コネクタ112と制
御部108とが接続されるように切換部109を切換制
御する。
【0060】一方、接続検出部206は、コネクタ11
2とコネクタ201の電気的接続により、コネクタ20
1と多重分離部205とが接続されるように切換部20
2を切換制御する。
【0061】このような切換制御がなされた状態では、
復調部106にて復号された受信データは、制御部10
8および切換部109を介し、コネクタ112,201
を通じて操作機200に伝送される。操作機200で
は、無線機100から伝送された受信データが切換部2
02を通じて多重分離部205に出力される。
【0062】多重分離部205では、上記受信データ
を、受信画像データと受信音声データに分離し、受信画
像データをマルチメディア処理部209に出力し、一
方、受信音声データを音声コーデック214に出力す
る。
【0063】マルチメディア処理部209では、受信画
像データを画像情報に復号して表示部210より映示出
力する。音声コーデック214では、受信音声データを
復号して、スピーカ部213より拡声出力する。
【0064】一方、カメラ部211にて撮像された画像
データは、マルチメディア処理部209で符号化された
後、送信画像データとして多重分離部205に出力され
る。また、マイク部212より入力された送話音声は、
音声コーデック214で符号化された後、送信音声デー
タとして、多重分離部205に出力される。また、キー
入力部208よりユーザから指示が与えられた場合に
は、この指示をユーザデータとして多重分離部205に
通知する。
【0065】これに対して、多重分離部205は、マル
チメディア処理部209からの送信画像データと音声コ
ーデック214からの送信音声データとを多重化して送
信データを生成する。
【0066】そして、多重分離部205は、キー入力部
208からのユーザデータを、上記送信データに付加し
て、無線機宛伝送データを生成し、切換部202および
コネクタ201を通じて無線機100に伝送する。
【0067】これに対して、無線機100では、コネク
タ112および切換部109を通じて伝送された無線機
宛伝送データより、ユーザデータと送信データを分離し
て、送信データについては変調部107に出力する。
【0068】そして、制御部108は、上記無線機宛伝
送データより取り出したユーザデータについては、この
データからユーザの要求を解読し、要求される発着信に
関わる制御や、種々の制御動作を行う。
【0069】一方、上記送信データは、変調部107に
て、搬送波信号をディジタル変調するのに用いられ、こ
の変調結果が送信部104に出力される。送信部104
は、変調部107の変調結果を周波数シンセサイザ10
5から発生された送信局部発振信号とミキシングして、
無線周波の送信信号を生成し、この送信信号を所定の送
信電力レベルに増幅した後、アンテナ共用器102を介
してアンテナ101より基地局に向け送信する。
【0070】また、充電制御部115は、電池114の
電力を、コネクタ112を通じて操作機200に供給
し、これにより操作機200の電池207は充電が開始
される。
【0071】次に、無線機100のコネクタ112と操
作機200のコネクタ201を接続せずに運用する場合
の動作について説明する。コネクタ112とコネクタ2
01との間で電気的接続がなされないと、接続検出部1
13は、BT通信部110と制御部108とが接続され
るように切換部109を切換制御する。
【0072】一方、接続検出部206は、コネクタ11
2とコネクタ201との間に電気的な接続がなされない
ことにより、BT通信部203と多重分離部205とが
接続されるように切換部202を切換制御する。
【0073】このような切換制御がなされた状態では、
復調部106にて復号された受信データは、制御部10
8および切換部109を介し、BT通信部110から無
線通信により操作機200に伝送される。操作機200
では、無線機100から無線伝送された受信データがB
T通信部203にて受信され、切換部202を通じて多
重分離部205に出力される。
【0074】多重分離部205では、上記受信データ
を、受信画像データと受信音声データに分離し、受信画
像データをマルチメディア処理部209に出力し、一
方、受信音声データを音声コーデック214に出力す
る。
【0075】マルチメディア処理部209では、受信画
像データを画像情報に復号して表示部210より映示出
力する。音声コーデック214では、受信音声データを
復号して、スピーカ部213より拡声出力する。
【0076】一方、カメラ部211にて撮像された画像
データは、マルチメディア処理部209で符号化された
後、送信画像データとして多重分離部205に出力され
る。また、マイク部212より入力された送話音声は、
音声コーデック214で符号化された後、送信音声デー
タとして、多重分離部205に出力される。また、キー
入力部208よりユーザから指示が与えられた場合に
は、この指示をユーザデータとして多重分離部205に
通知する。
【0077】これに対して、多重分離部205は、マル
チメディア処理部209からの送信画像データと音声コ
ーデック214からの送信音声データとを多重化して送
信データを生成する。
【0078】そして、多重分離部205は、キー入力部
208からのユーザデータを、上記送信データに付加し
て、無線機宛伝送データを生成し、切換部202を通じ
てBT通信部203に出力する。BT通信部203は、
上記無線機宛伝送データを無線通信により無線機100
に向けて伝送する。
【0079】これに対して無線機100では、操作機2
00から無線伝送された無線機宛伝送データがBT通信
部110にて受信され、切換部109を通じて制御部1
08に出力される。
【0080】制御部108は、上記無線伝送された無線
機宛伝送データより、ユーザデータと送信データを分離
して、送信データについては変調部107に出力する。
そして、制御部108は、上記無線機宛伝送データより
取り出したユーザデータについては、このデータからユ
ーザの要求を解読し、要求される発着信に関わる制御
や、種々の制御動作を行う。
【0081】一方、上記送信データは、変調部107に
て、搬送波信号をディジタル変調するのに用いられ、こ
の変調結果が送信部104に出力される。送信部104
は、変調部107の変調結果を周波数シンセサイザ10
5から発生された送信局部発振信号とミキシングして、
無線周波の送信信号を生成し、この送信信号を所定の送
信電力レベルに増幅した後、アンテナ共用器102を介
してアンテナ101より基地局に向け送信する。
【0082】以上のように、上記構成の移動無線端末で
は、主として基地局と無線通信を行うための構成を備え
た無線機100と、主としてユーザとのインターフェイ
スとなる構成を備える操作機200とで構成し、両機を
電気的に接続して一体化させた状態でも運用が可能であ
るとともに、両機を分離させた状態でも両機の間でBlue
Tooth方式の無線通信が行われるので運用が可能な構成
となっている。
【0083】したがって、上記構成の移動無線端末によ
れば、両者を分離させた状態で運用する場合には、ユー
ザは、基地局と無線通信を行うための構成を備えない操
作機200だけを手にすればよいため、表示部210が
カラー化された大型液晶であっても、携帯性が損なわれ
ることなく、テレビ電話として機能することが可能であ
る。
【0084】また、このような運用形態では、無線機1
00を手にしないため、電池114の容量を増量して運
用時間を長時間化しても、ユーザの利便性を損なうこと
がない。
【0085】そして、無線機100は人体より離れた所
に置いて運用することができるため、人体や建造物など
の影響を受けにくい場所に置くことにより、安定した通
信を行うことができる。
【0086】そしてまた、操作機200にあっては、無
線機100との通信に必要な無線出力は、無線機100
が基地局との通信に必要とする無線出力よりも著しく小
さくてよいため、無線通信に必要な電力は小さく、電池
207の容量は電池114に比べ小さいもので十分であ
り、操作機200の小型化に寄与する。
【0087】さらに、必要に応じて、無線機100と操
作機200とを電気的に接続して一体化させた状態で運
用することにより、無線機100側から操作機200側
に電力が供給されて、操作機200の電池207を充電
することができる。
【0088】また、無線機100は、アンテナ101以
外に、キー操作部、表示部や音声入出力部などの複雑な
形状を有するものがないため、その筐体を簡素化するこ
とが可能であり、防水構造を容易に適用することができ
る。このように、無線機100を防水構造とすることに
より、無線機100を屋外に置いて、基地局との通信環
境を向上させて運用することが可能となる。
【0089】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記第1の実施形態では、多
重分離部205、マルチメディア処理部209および音
声コーデック214を操作機200側に設けるようにし
たが、これらを無線機100側に設けるようにしてもよ
い。これによれば、さらに操作機200の携帯性を向上
させることができる。
【0090】また、無線機100と操作機200の間で
は、Blue Tooth方式による無線通信が可能であることよ
り、その無線LAN機能を利用して、図5に示すよう
に、1つの無線機100をマスターとし、複数の操作機
200〜20nをスレーブとすることにより、複数のユ
ーザが同時に運用することができる。
【0091】さらに、Blue Tooth方式による無線通信が
可能なPDA(Personal Digital Assistance)端末3
00を用いて、無線機100とBlue Tooth方式による無
線通信を行うことも可能である。
【0092】次に、この発明の第2の実施形態に係わる
移動無線端末について説明する。図6はその構成を示す
回路ブロック図で、この図に示すように、第2の実施形
態に係わる移動無線端末は、本体400とカメラ/表示
ユニット500とからなる。
【0093】本体400は、図7に示すような外観を有
する。図7(a)は、本体400の正面図であり、図7
(b)は、本体400の側面図である。カメラ/表示ユ
ニット500は、図8に示すような外観を有する。図8
(a)は、カメラ/表示ユニット500の正面図であ
り、図8(b)は、カメラ/表示ユニット500の側面
図である。
【0094】本体400とカメラ/表示ユニット500
は、後述するコネクタ414とコネクタ511とを接続
することにより電気的な接続がなされ、両者に設けられ
た物理的なロック機構により安定した状態で一体化され
る。
【0095】この状態を図9に示す。図9(a)は、こ
の状態の正面図であり、図9(b)は、この状態の側面
図である。そして、図示しないエジェクタ機構により、
上記電気的な接続が解放されて両者は分離した状態とな
る。
【0096】はじめに、本体400について説明する。
図示しない基地局から無線通話チャネルを介して送られ
た無線周波信号は、アンテナ401で受信されたのち、
RF部402に入力され、ここで中間周波信号に周波数
変換されて、RF制御部403に出力される。
【0097】RF制御部403は、上記中間周波信号を
ディジタル復調し、受信データを再生する。この受信デ
ータは、受信音声データ、あるいは受信音声データと受
信画像データとからなっており、本体制御部404に出
力される。
【0098】コネクタ414は、カメラ/表示ユニット
500のコネクタ511と嵌合が可能な形状を有してお
り、この嵌合により、本体400とカメラ/表示ユニッ
ト500とを電気的に接続するものである。
【0099】この電気的な接続では、本体制御部404
から入力される受信画像データをコネクタ511を通じ
てカメラ/表示ユニット500に伝送するとともに、コ
ネクタ511を通じてカメラ/表示ユニット500より
伝送される送信画像データを本体制御部404に出力す
る。また、後述する充電制御部413を、カメラ/表示
ユニット500の電池510に電気的に接続する。
【0100】接続検出部411は、コネクタ414にカ
メラ/表示ユニット500のコネクタ511が接続され
ているか否かを検出するもので、この検出結果を本体制
御部404および充電制御部413に出力する。
【0101】充電制御部413は、接続検出部411か
ら通知される検出結果が、接続状態を示す場合に、電池
412の電力をコネクタ414を通じてカメラ/表示ユ
ニット500に供給するものである。なお、電池412
は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次
電池からなるもので、本体400の駆動電源である。
【0102】本体制御部404は、例えばマイクロコン
ピュータを主制御部として備えたもので、基地局との間
の通信や、カメラ/表示ユニット500との間の通信に
関わる各部の制御を行うものである。
【0103】この制御で、本体制御部404は、接続検
出部411から通知される検出結果が接続状態を示す場
合には、コネクタ414を通じてカメラ/表示ユニット
500とのデータ交換を行い、一方、接続検出部411
の検出結果が非接続状態を示す場合には、BT通信部
(BT)405を通じてカメラ/表示ユニット500と
のデータ交換を行う。
【0104】このため、本体制御部404は、RF制御
部403から入力された受信データを、受信画像データ
と受信音声データに分離し、受信音声データについて
は、音声コーデック(CODEC)408に出力する。
【0105】そして、受信画像データについては、前述
したように、接続検出部411の検出結果に応じて、コ
ネクタ414あるいはBT通信部405を通じてカメラ
/表示ユニット500に伝送する。
【0106】BT通信部405は、アンテナ406を通
じて、後述するカメラ/表示ユニット500のBT通信
部507との間で、Blue Tooth方式による無線通信を行
うもので、本体制御部404から入力される受信画像デ
ータを無線伝送するとともに、BT通信部507を通じ
てカメラ/表示ユニット500より無線伝送される送信
画像データを受信して本体制御部404に出力する。
【0107】音声コーデック408は、本体制御部40
4からの受信音声データを復号して、スピーカ部410
より拡声出力する。また、音声コーデック408は、マ
イク部409より入力された送話音声を符号化し、送信
音声データとして本体制御部404に出力する。
【0108】そして、本体制御部404は、コネクタ4
14かあるいはBT通信部405を通じてカメラ/表示
ユニット500から伝送された送信画像データを、音声
コーデック408より入力される送信音声データと多重
化し、送信データとしてRF制御部403に出力する。
【0109】RF制御部403は、上記送信データを用
いて、所定の変調方式により搬送波信号をディジタル変
調し、この変調結果をRF部402に出力する。RF部
402は、RF制御部403の変調結果を無線周波に変
換し、送信信号を生成する。そしてRF部402は、こ
の送信信号を所定の送信電力レベルに増幅し、アンテナ
401から基地局に向け送信する。
【0110】キー入力部407は、ダイヤル番号入力を
行なうためのテンキーやファンクションキーなどからな
り、これらのキーを通じてユーザから発着信に関わる指
示をはじめとする種々の指示を受け付けるもので、受け
付けた指示を本体制御部404に通知する。
【0111】次に、カメラ/表示ユニット500につい
て説明する。カメラ部503にて撮像された画像信号
は、エンコーダ502にて符号化されて、送信画像デー
タとしてカメラ/表示ユニット制御部501に出力され
る。
【0112】デコーダ504は、カメラ/表示ユニット
制御部501から入力される受信画像データを復号し、
LCD制御部505に出力する。LCD制御部505
は、デコーダ504にて復号された受信画像データを、
LCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部(L
CD)506を通じて映示出力する。
【0113】BT通信部(BT)507は、アンテナ5
08を通じて、本体400との間で、Blue Tooth方式に
よる無線通信を行うもので、カメラ/表示ユニット制御
部501から入力される送信画像データを無線伝送する
とともに、BT通信部405を通じて本体400より無
線伝送される受信画像データを受信してカメラ/表示ユ
ニット制御部501に出力する。
【0114】コネクタ511は、本体400のコネクタ
414と嵌合が可能な形状を有しており、この嵌合によ
り、本体400とカメラ/表示ユニット500とを電気
的に接続するものである。
【0115】この電気的な接続では、コネクタ414を
通じて本体400より伝送される受信画像データをカメ
ラ/表示ユニット制御部501に出力する。また、カメ
ラ/表示ユニット制御部501から入力される送信画像
データ(後述)をコネクタ414を通じて本体400に
伝送する。
【0116】そしてまた、この電気的接続により、本体
400の充電制御部413から電力が供給される場合に
は、この電力により、カメラ/表示ユニット500が駆
動するとともに、電池510が充電される。電池510
は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次
電池からなるもので、カメラ/表示ユニット500の駆
動電源である。
【0117】スイッチ509は、後述するBT通信部5
07による無線通信をON/OFFするのに用いるもの
で、このON/OFF状態がカメラ/表示ユニット制御
部501に通知される。
【0118】カメラ/表示ユニット制御部501は、例
えばマイクロコンピュータを主制御部として備えたもの
で、本体400との間の通信に関わる各部の制御や、画
像データの入出力に関わる制御を行うものである。
【0119】そして、カメラ/表示ユニット制御部50
1は、スイッチ509がON状態になると、電池510
の電力をBT通信部507に供給して、本体400との
間でBT通信部507による無線通信を行い、スイッチ
509がOFF状態になると、本体400との間でコネ
クタ511を通じた通信を行うように制御する。
【0120】すなわち、カメラ/表示ユニット制御部5
01は、スイッチ509がON状態にあっては、BT通
信部507を通じて本体400から受信画像データを受
信してデコーダ504に出力し、後述するエンコーダ5
02から入力される送信画像データをBT通信部507
に出力する。
【0121】そして一方、スイッチ509がOFF状態
にあっては、カメラ/表示ユニット制御部501は、コ
ネクタ511を通じて本体400から受信画像データを
受信してデコーダ504に出力し、後述するエンコーダ
502から入力される送信画像データをコネクタ511
に出力する。
【0122】次に、上記構成の移動無線端末の動作につ
いて説明する。まず、本体400のコネクタ414とカ
メラ/表示ユニット500のコネクタ511を勘合させ
て電気的に接続し、物理的なロック機構により図4のよ
うに一体化させた状態で利用する場合の動作について説
明する。なお、この時、カメラ/表示ユニット500の
スイッチ509は、OFF状態となっているものとす
る。
【0123】コネクタ414とコネクタ511とが電気
的に接続されると、この状態を接続検出部411が検出
し、その旨を本体制御部404と充電制御部413に通
知する。
【0124】これに対して、充電制御部413は、電池
412の電力をコネクタ414を通じてカメラ/表示ユ
ニット500に供給する。これにより、カメラ/表示ユ
ニット500は、本体400から供給される電力により
動作する。
【0125】一方、本体制御部404は、RF制御部4
03から入力される受信データを、受信音声データと受
信画像データに分離する。このうち、受信音声データ
は、音声コーデック408に出力されて復号された後、
スピーカ部410より拡声出力される。また、受信画像
データは、コネクタ414を通じて、カメラ/表示ユニ
ット500に伝送される。
【0126】これに対して、カメラ/表示ユニット50
0では、スイッチ509がOFF状態となっているた
め、カメラ/表示ユニット制御部501は、コネクタ5
11から上記受信画像データを受信して、これをデコー
ダ504に出力する。
【0127】デコーダ504では、上記受信画像データ
を復号し、LCD制御部505に出力する。LCD制御
部505は、デコーダ504にて復号された受信画像デ
ータを、表示部506を通じて映示出力する。
【0128】一方、カメラ部503にて撮像された画像
信号は、エンコーダ502にて符号化されて送信画像デ
ータとなり、カメラ/表示ユニット制御部501および
コネクタ511を通じて、本体400に出力される。
【0129】これに対して、本体400では、コネクタ
414を通じて入力される送信画像データが本体制御部
404に入力される。また、この時、音声コーデック4
08では、マイク部409より入力された送話音声を符
号化し、送信音声データとして本体制御部404に出力
している。
【0130】本体制御部404は、上記送信画像データ
と、上記送信音声データと多重化し、送信データとして
RF制御部403に出力する。RF制御部403は、上
記送信データを用いて、所定の変調方式により搬送波信
号をディジタル変調し、この変調結果をRF部402に
出力する。
【0131】RF部402は、RF制御部403の変調
結果を無線周波に変換し、送信信号を生成する。そして
RF部402は、この送信信号を所定の送信電力レベル
に増幅し、アンテナ401から基地局に向け送信する。
【0132】次に、本体400のコネクタ414とカメ
ラ/表示ユニット500のコネクタ511を接続せずに
運用する場合の動作について説明する。なお、この場
合、ユーザは、カメラ/表示ユニット500のスイッチ
509をON状態にし、本体400を一方の手に持って
スピーカ部410を耳に当て、カメラ/表示ユニット5
00を他方の手に持つなどして、表示部506に表示さ
れる映像を見る。
【0133】コネクタ414とコネクタ511とが電気
的に接続されていないと、この非接続状態を接続検出部
411が検出し、その旨を本体制御部404と充電制御
部413に通知する。
【0134】これに対して、充電制御部413は、本体
400とカメラ/表示ユニット500とが非接続状態に
あることより、カメラ/表示ユニット500に対する電
力供給は行わない。このため、カメラ/表示ユニット5
00は、自己が内蔵する電池510から供給される電力
により動作する。
【0135】一方、本体制御部404は、RF制御部4
03から入力される受信データを、受信音声データと受
信画像データに分離する。このうち、受信音声データ
は、音声コーデック408に出力されて復号された後、
スピーカ部410より拡声出力される。また、受信画像
データは、BT通信部405に出力されて、無線通信に
よりカメラ/表示ユニット500に伝送される。
【0136】これに対して、カメラ/表示ユニット50
0では、スイッチ509がON状態となっているため、
カメラ/表示ユニット制御部501は、BT通信部50
7に電池510の電力を供給して、本体400から無線
伝送される受信画像データを受信させる。
【0137】BT通信部507は、受信した受信画像デ
ータをカメラ/表示ユニット制御部501を通じて、デ
コーダ504に出力する。デコーダ504では、上記受
信画像データを復号し、LCD制御部505に出力す
る。LCD制御部505は、デコーダ504にて復号さ
れた受信画像データを、表示部506を通じて映示出力
する。
【0138】一方、カメラ部503にて撮像された画像
信号は、エンコーダ502にて符号化されて送信画像デ
ータとなり、カメラ/表示ユニット制御部501を通じ
て、BT通信部507に出力される。BT通信部507
は、上記送信画像データを無線通信により本体400に
伝送する。
【0139】これに対して、本体400では、BT通信
部405がBT通信部507より伝送される上記送信画
像データを受信して、この送信画像データを本体制御部
404に出力する。また、この時、音声コーデック40
8では、マイク部409より入力された送話音声を符号
化し、送信音声データとして本体制御部404に出力し
ている。
【0140】本体制御部404は、上記送信画像データ
と、上記送信音声データと多重化し、送信データとして
RF制御部403に出力する。RF制御部403は、上
記送信データを用いて、所定の変調方式により搬送波信
号をディジタル変調し、この変調結果をRF部402に
出力する。
【0141】RF部402は、RF制御部403の変調
結果を無線周波に変換し、送信信号を生成する。そして
RF部402は、この送信信号を所定の送信電力レベル
に増幅し、アンテナ401から基地局に向け送信する。
【0142】以上のように、上記構成の移動無線端末で
は、主として基地局と無線通信を行うための構成や音声
通信を行うための構成を備えた本体400と、主として
映像による通信を行うための構成を備えるカメラ/表示
ユニット500とで構成し、両機を電気的に接続して一
体化させた状態でも運用が可能であるとともに、両機を
分離させた状態でも両機の間でBlue Tooth方式の無線通
信が行われるので運用が可能な構成となっている。
【0143】したがって、従来、テレビ電話機能を利用
する場合には、表示部の映像を見ながら音声通話を行う
ために、イヤホンマイクロホンなどが必要であったが、
上記構成の移動無線端末によれば、両者を分離させた状
態で運用できるため、イヤホンマイクロホンなどが不要
となり、また、音声のみによる通話時や運用しない時に
は、本体400とカメラ/表示ユニット500とを一体
化することができるため、テレビ電話機能を利用する際
の利便性と音声のみの通話時や非運用時の携帯性を両立
することができる。
【0144】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。その他、この発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であること
はいうまでもない。
【0145】
【発明の効果】以上述べたように、この発明に係わる移
動無線端末は、基地局と無線通信を行うための構成を備
えた第1の機器と、ユーザとのインターフェイスとなる
構成を備える第2の機器とで構成し、両機器を離れた所
に位置する状態でも両機器の間で無線通信が行われるの
で運用が可能な構成となっている。
【0146】したがって、この発明によれば、第2の機
器は、基地局と無線通信を行うための構成を備えないた
めに小型化が可能であり、この小型化可能な第2の機器
だけを手にするだけで、ユーザは基地局を通じた通信が
行えるので、第2の機器に大型の表示器などを備えるな
どして、高機能化を図ったとしても、高い携帯性を発揮
することが可能な移動無線端末を提供できる。
【0147】また、この発明に係わる移動無線端末は、
基地局と無線通信を行うための構成や音声通信を行うた
めの構成を備えた第1の機器と、映像による通信を行う
ための構成を備え第2の機器とで構成し、両機器を電気
的に接続して一体化させた状態でも運用が可能であると
ともに、両機器を分離させた状態でも両機器の間で無線
通信が行われるので運用が可能な構成となっている。
【0148】したがって、この発明によれば、両機器を
分離させた状態で運用できるため、イヤホンマイクロホ
ンなどが不要となり、また、音声のみによる通話時や運
用しない時には、第1の機器と第2の機器とを機械的接
続と電気的接続により一体化することができるため、テ
レビ電話機能を利用する際の利便性と音声のみの通話時
や非運用時の携帯性を両立することが可能な移動無線端
末を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動無線端末の第1の実施の
形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した移動無線端末の無線機の外観を示
す図。
【図3】図1に示した移動無線端末の操作機の外観を示
す図。
【図4】図2に示した無線機と図3に示した操作機とを
一体化させた状態における移動無線端末の外観を示す
図。
【図5】図1に示した移動無線端末の無線機が、複数の
操作機と通信する様子を説明するための図。
【図6】この発明に係わる移動無線端末の第2の実施の
形態の構成を示す回路ブロック図。
【図7】図6に示した移動無線端末の本体の外観を示す
図。
【図8】図6に示した移動無線端末のカメラ/表示ユニ
ットの外観を示す図。
【図9】図7に示した本体と図8に示したカメラ/表示
ユニットとを一体化させた状態における移動無線端末の
外観を示す図。
【図10】従来の移動無線端末の外観を示す図。
【図11】図10に示した従来の移動無線端末の構成を
示す回路ブロック図。
【符号の説明】 100…無線機 102…アンテナ共用器(DUP) 103…受信部(Rx) 104…送信部(Tx) 105…周波数シンセサイザ(SYN) 106…復調部(DEMOD) 107…変調部(MOD) 108…制御部(CONT) 109,202…切換部 110,203,405,507…BT通信部(BT) 112,201,414,511…コネクタ 113,206,411…接続検出部 115,413…充電制御部 200…操作機 205…多重分離部 208,407…キー入力部 209…マルチメディア処理部 214,408…音声コーデック(CODEC) 300…PDA端末 400…本体 402…RF部 403…RF制御部 404…本体制御部 500…カメラ/表示ユニット 501…カメラ/表示ユニット制御部 502…エンコーダ 504…デコーダ 505…LCD制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA07 BB02 BB04 DD01 HH07 LL05 NN06 PP12 5K027 AA11 BB02 BB17 CC08 GG04 KK02 KK07 MM17 5K067 AA21 BB04 DD51 EE03 EE35 KK17

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の機器と第2の機器とからなり、 前記第1の機器は、 通信網に接続可能な基地局と無線通信を行う第1の無線
    通信手段と、 前記第2の機器と無線通信を行う第2の無線通信手段
    と、 前記第1の無線通信手段を通じて前記基地局より受信し
    た信号を前記第2の無線通信手段を通じて前記第2の機
    器に無線送信する制御と、前記第2の無線通信手段を通
    じて前記第2の機器より受信した信号を前記第1の無線
    通信手段を通じて前記基地局に無線送信する制御を行う
    第1の通信制御手段とを備え、 前記第2の機器は、 前記第2の無線通信手段を通じて前記第1の機器と無線
    通信を行う第3の無線通信手段と、 情報を入出力する入出力手段と、 前記第3の無線通信手段を通じて前記第1の機器より受
    信した信号を前記入出力手段より出力する制御と、前記
    入出力手段より入力された信号を前記第3の無線通信手
    段を通じて前記第1の機器に無線送信する制御を行う第
    2の通信制御手段とを備えたことを特徴とする移動無線
    端末。
  2. 【請求項2】 前記信号は、音声信号と画像信号の少な
    くとも一方を含むものであって、 前記入出力手段は、 入力音声を音声信号に変換する音声入力手段と、 音声信号を拡声出力する音声出力手段と、 画像信号に基づいて表示出力する表示手段と、 キー入力によりユーザからの要求を受け付けるキー入力
    手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の移動
    無線端末。
  3. 【請求項3】 前記入出力手段は、撮像を行って画像信
    号を生成する撮像手段を備えることを特徴とする請求項
    2に記載の移動無線端末。
  4. 【請求項4】 前記第2の機器は、 前記第3の無線通信手段を通じて前記第1の機器より受
    信した信号を復号する復号手段と、 前記入出力手段にて得られた信号を符号化する符号化手
    段とを備え、 前記音声出力手段と表示手段は、前記復号手段にて復号
    された信号に基づいて出力を行い、 前記第2の通信制御手段は、前記符号化手段にて符号化
    された信号を、前記第3の無線通信手段を通じて前記第
    1の機器に無線送信する制御を行うことを特徴とする請
    求項2または請求項3に記載の移動無線端末。
  5. 【請求項5】 第1の機器と第2の機器は、互いに機械
    的に接続可能な機械的接続手段を備えることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の移動無線端
    末。
  6. 【請求項6】 第1の機器と第2の機器は、互いに電気
    的に接続可能な電気的接続手段を備え、 前記第1および第2の通信制御手段は、前記電気的接続
    手段により第1の機器と第2の機器が接続される場合
    に、前記第2の無線通信手段と前記第3の無線通信手段
    との間でなされる無線通信に代わって、前記接続手段に
    よる電気的な接続を通じて信号をやりとりすることを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の移動
    無線端末。
  7. 【請求項7】 前記第1の機器は、 前記電気的接続手段によりなされる電気的な接続を通じ
    て、電力を供給する電力供給手段を備え、 前記第2の機器は、 駆動電源として用いる二次電池と、 前記電気的接続手段によりなされる電気的な接続を通じ
    て、前記第1の機器より供給される電力で、前記二次電
    池を充電する充電手段を備えることを特徴とする請求項
    1乃至請求項6のいずれかに記載の移動無線端末。
  8. 【請求項8】 前記第2の無線通信手段と前記第3の無
    線通信手段との間で用いられる通信方式は、複数の機器
    が同時に通信可能な通信方式であって、 前記第3の無線通信手段は、複数の第2の機器と同時に
    通信することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいず
    れかに記載の移動無線端末。
  9. 【請求項9】 前記第1の機器は、防水型の筐体を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに
    記載の移動無線端末。
  10. 【請求項10】 第1の機器と第2の機器とからなり、 前記第1の機器は、 通信網に接続可能な基地局と無線通信を行う第1の無線
    通信手段と、 前記第2の機器との間で、無線通信により画像信号の送
    受信を行う第2の無線通信手段と、 前記第2の機器と電気的に接続して、画像信号の送受信
    を行う電気的接続手段と、 前記第2の機器と機械的に接続する機械的接続手段と、 前記第1の無線通信手段を通じて前記基地局より取得し
    た音声信号を拡声出力する音声出力手段と、 入力音声を音声信号に変換する音声入力手段とを備え、 この音声入力手段にて得た音声信号と、第2の機器より
    取得した画像信号を前記第1の無線通信手段を通じて前
    記基地局に送信する送信制御手段と、 前記第2の機器は、 撮像を行って画像信号を生成する撮像手段と、 前記第2の無線通信手段を通じて、前記第1の機器より
    画像信号を受信するとともに、前記撮像手段にて生成さ
    れた画像信号を前記第1の機器に無線送信する第3の無
    線通信手段と、 前記第1の機器と電気的に接続して、前記第1の機器よ
    り画像信号を受信するとともに、前記撮像手段にて生成
    された画像信号を前記第1の機器に送信する電気的接続
    手段と、 前記第1の機器と機械的に接続する機械的接続手段と、 前記第1の機器より取得した画像信号に基づいて表示出
    力する表示手段とを備え、 前記第1の機器と前記第2の機器は、 前記電気的接続手段により第1の機器と第2の機器とが
    接続される場合には、前記画像信号の伝送を前記電気的
    接続手段を通じて行い、一方、前記電気的接続手段によ
    り第1の機器と第2の機器とが接続されない場合には、
    前記画像信号の伝送を第2の無線通信手段と第3の無線
    通信手段との間の無線通信によって行う通信制御手段を
    具備することを特徴とする移動無線端末。
  11. 【請求項11】 前記第1の機器は、 前記電気的接続手段によりなされる電気的な接続を通じ
    て、電力を供給する電力供給手段を備え、 前記第2の機器は、 駆動電源として用いる二次電池と、 前記電気的接続手段によりなされる電気的な接続を通じ
    て、前記第1の機器より供給される電力で、前記二次電
    池を充電する充電手段を備えることを特徴とする請求項
    10に記載の移動無線端末。
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