JP2002171148A - 音声入力装置 - Google Patents
音声入力装置Info
- Publication number
- JP2002171148A JP2002171148A JP2000366474A JP2000366474A JP2002171148A JP 2002171148 A JP2002171148 A JP 2002171148A JP 2000366474 A JP2000366474 A JP 2000366474A JP 2000366474 A JP2000366474 A JP 2000366474A JP 2002171148 A JP2002171148 A JP 2002171148A
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 音量調節を容易にする。
【解決手段】 レベル可変回路３２は、制御回路４４か
らの制御信号に従う利得で入力音声信号の音声レベルを
変更し、利得変更後の音声信号を出力端子３４及びレベ
ル検出回路３６に印加する。レベル検出回路３６は、レ
ベル可変回路３２の出力音声信号の平均レベルを検出
し、その平均レベルを示す直流電圧を出力する。Ａ／Ｄ
変換器３８はレベル検出回路３６の出力電圧をディジタ
ル化する。誤差検出回路４０は、Ａ／Ｄ変換器３８の出
力を基準値４２と比較し、両者の差を示す誤差信号を制
御回路４４に出力する。制御回路４４は、操作装置４６
から音量設定操作信号が入力する期間は、誤差検出回路
４０の出力に従い、レベル可変回路３２の出力音声レベ
ルが一定値になるようにレベル可変回路３２の利得を制
御する。制御回路４４は、操作装置４６から音量設定操
作信号が入力しなくなると、それまでの制御信号をホー
ルドする。
らの制御信号に従う利得で入力音声信号の音声レベルを
変更し、利得変更後の音声信号を出力端子３４及びレベ
ル検出回路３６に印加する。レベル検出回路３６は、レ
ベル可変回路３２の出力音声信号の平均レベルを検出
し、その平均レベルを示す直流電圧を出力する。Ａ／Ｄ
変換器３８はレベル検出回路３６の出力電圧をディジタ
ル化する。誤差検出回路４０は、Ａ／Ｄ変換器３８の出
力を基準値４２と比較し、両者の差を示す誤差信号を制
御回路４４に出力する。制御回路４４は、操作装置４６
から音量設定操作信号が入力する期間は、誤差検出回路
４０の出力に従い、レベル可変回路３２の出力音声レベ
ルが一定値になるようにレベル可変回路３２の利得を制
御する。制御回路４４は、操作装置４６から音量設定操
作信号が入力しなくなると、それまでの制御信号をホー
ルドする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声入力装置に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、音量を調節可能な従来の音声入
力装置の概略構成図を示す。音声信号Ｓｉｎが入力端子
１０からレベル可変回路１２に入力し、ここで音声レベ
ルを調整されて出力端子１４に出力される。レベル検出
回路１６はレベル可変回路１２の出力レベルを検出す
る。誤差増幅器１８は、レベル検出回路１６の検出レベ
ルを基準値２０と比較し、その誤差が所定値になるよう
に、レベル可変回路１２の利得を制御する。この回路
は、いわゆる自動音量調整（ＡＬＣ）機能を構成し、入
力音声レベルを自動的に所定レベルに調節する。
力装置の概略構成図を示す。音声信号Ｓｉｎが入力端子
１０からレベル可変回路１２に入力し、ここで音声レベ
ルを調整されて出力端子１４に出力される。レベル検出
回路１６はレベル可変回路１２の出力レベルを検出す
る。誤差増幅器１８は、レベル検出回路１６の検出レベ
ルを基準値２０と比較し、その誤差が所定値になるよう
に、レベル可変回路１２の利得を制御する。この回路
は、いわゆる自動音量調整（ＡＬＣ）機能を構成し、入
力音声レベルを自動的に所定レベルに調節する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、音声入力
レベルが小さい状態が続いた後に大きな音声が入力する
場合に、急に大きな音声が出力されるという不都合があ
る。また、大きな音声が入力される状態の後に小さな音
声信号ではあるが或る設定レベルで出力したい音声が入
力された場合に、小さなレベルでしか出力されないとい
う不都合がある。
レベルが小さい状態が続いた後に大きな音声が入力する
場合に、急に大きな音声が出力されるという不都合があ
る。また、大きな音声が入力される状態の後に小さな音
声信号ではあるが或る設定レベルで出力したい音声が入
力された場合に、小さなレベルでしか出力されないとい
う不都合がある。
【０００４】本発明は、面倒な操作無しに最適な音量調
整を実現する音声入力装置を提示することを目的とす
る。
整を実現する音声入力装置を提示することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る音声入力装
置は、入力音声信号の音声レベルを変更する音声レベル
可変手段であって、その利得を制御自在な音声レベル可
変手段と、当該音声レベル可変手段の出力音声レベルを
検出する音声レベル検出手段と、当該音声レベル検出手
段で検出される音声レベルを基準レベルを比較する比較
手段と、ユーザがマニュアルで操作する操作手段と、当
該操作手段の第１の操作に従い、当該比較手段の出力に
応じて当該比較手段の出力が小さくなるように当該音声
レベル可変手段の当該利得を制御し、当該操作手段の第
２の操作に従い、直前の当該第１の操作における当該音
声レベル可変手段の制御状態を維持する制御手段とを具
備することを特徴とする。
置は、入力音声信号の音声レベルを変更する音声レベル
可変手段であって、その利得を制御自在な音声レベル可
変手段と、当該音声レベル可変手段の出力音声レベルを
検出する音声レベル検出手段と、当該音声レベル検出手
段で検出される音声レベルを基準レベルを比較する比較
手段と、ユーザがマニュアルで操作する操作手段と、当
該操作手段の第１の操作に従い、当該比較手段の出力に
応じて当該比較手段の出力が小さくなるように当該音声
レベル可変手段の当該利得を制御し、当該操作手段の第
２の操作に従い、直前の当該第１の操作における当該音
声レベル可変手段の制御状態を維持する制御手段とを具
備することを特徴とする。
【０００６】本発明に係る音声入力装置はまた、入力音
声信号のレベルを変更する音声レベル変更手段であっ
て、その利得を制御自在な音声レベル変更手段と、前記
音声レベル変更手段の出力信号のレベルを検出する音声
レベル検出手段と、前記音声レベル検出手段の検出結果
と基準値と比較する比較手段と、マニュアル操作手段
と、前記操作手段が第１の操作状態となっている場合に
前記比較手段の出力に応じて前記音声レベル変更手段の
利得を制御し、前記操作手段が第２の操作状態となって
いる場合に直前の前記第１の操作状態における前記音声
レベル変更手段の制御利得を維持する制御手段とを備え
ることを特徴とする。
声信号のレベルを変更する音声レベル変更手段であっ
て、その利得を制御自在な音声レベル変更手段と、前記
音声レベル変更手段の出力信号のレベルを検出する音声
レベル検出手段と、前記音声レベル検出手段の検出結果
と基準値と比較する比較手段と、マニュアル操作手段
と、前記操作手段が第１の操作状態となっている場合に
前記比較手段の出力に応じて前記音声レベル変更手段の
利得を制御し、前記操作手段が第２の操作状態となって
いる場合に直前の前記第１の操作状態における前記音声
レベル変更手段の制御利得を維持する制御手段とを備え
ることを特徴とする。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例の詳
細に説明する。
細に説明する。
【０００８】図１は、出力音声レベルを最適調整する本
発明の第１実施例の概略構成ブロック図を示す。
発明の第１実施例の概略構成ブロック図を示す。
【０００９】音声信号Ｓｉｎが入力端子３０からレベル
可変回路３２に入力し、ここで音声レベルを調整されて
出力端子３４に出力される。レベル検出回路３６は、レ
ベル可変回路３２の出力レベルを検出する。Ａ／Ｄ変換
器３８は、レベル検出回路３６のアナログ出力をディジ
タル信号に変換する。誤差検出回路４０は、Ａ／Ｄ変換
器３８の出力を基準値４２と比較し、その誤差を示す信
号を出力する。制御回路４４は、操作装置４６の操作及
び誤差検出回路４０の出力に従い、レベル可変回路３２
の利得を制御する。
可変回路３２に入力し、ここで音声レベルを調整されて
出力端子３４に出力される。レベル検出回路３６は、レ
ベル可変回路３２の出力レベルを検出する。Ａ／Ｄ変換
器３８は、レベル検出回路３６のアナログ出力をディジ
タル信号に変換する。誤差検出回路４０は、Ａ／Ｄ変換
器３８の出力を基準値４２と比較し、その誤差を示す信
号を出力する。制御回路４４は、操作装置４６の操作及
び誤差検出回路４０の出力に従い、レベル可変回路３２
の利得を制御する。
【００１０】本実施例におけるレベル制御動作を説明す
る。入力音声信号は、入力端子３０からレベル可変回路
３２に入力する。レベル可変回路３２は、制御回路４４
からの制御信号に従う利得で入力音声信号の音声レベル
を変更して、利得変更後の音声信号を出力端子３４及び
レベル検出回路３６に印加する。
る。入力音声信号は、入力端子３０からレベル可変回路
３２に入力する。レベル可変回路３２は、制御回路４４
からの制御信号に従う利得で入力音声信号の音声レベル
を変更して、利得変更後の音声信号を出力端子３４及び
レベル検出回路３６に印加する。
【００１１】レベル検出回路３６は、レベル可変回路３
２の出力音声信号の平均レベルを検出し、その平均レベ
ルを示す直流電圧を出力する。Ａ／Ｄ変換器３８はレベ
ル検出回路３６の出力電圧をディジタル化する。誤差検
出回路４０は、Ａ／Ｄ変換器３８の出力を基準値４２と
比較し、両者の差を示す誤差信号を制御回路４４に出力
する。制御回路４４は、操作装置４６から音量設定操作
信号が入力する期間は、誤差検出回路４０の出力に従
い、レベル可変回路３２の出力音声レベルが一定値にな
るようにレベル可変回路３２の利得を制御する。制御回
路４４は、操作装置４６から音量設定操作信号が入力し
なくなると、それまでの制御信号をホールドする。これ
により、レベル可変回路３２のゲインが一定になり、レ
ベル可変回路３２の出力音声レベルは、入力音声信号Ｓ
ｉｎにそのゲインを乗算したものとなる。制御回路４４
は、電源が切れるときに、ホールドしていた制御信号を
バックアップし、電源の再投入時にリストアすること
で、電源のオンオフに関わらず制御状態を維持できる。
２の出力音声信号の平均レベルを検出し、その平均レベ
ルを示す直流電圧を出力する。Ａ／Ｄ変換器３８はレベ
ル検出回路３６の出力電圧をディジタル化する。誤差検
出回路４０は、Ａ／Ｄ変換器３８の出力を基準値４２と
比較し、両者の差を示す誤差信号を制御回路４４に出力
する。制御回路４４は、操作装置４６から音量設定操作
信号が入力する期間は、誤差検出回路４０の出力に従
い、レベル可変回路３２の出力音声レベルが一定値にな
るようにレベル可変回路３２の利得を制御する。制御回
路４４は、操作装置４６から音量設定操作信号が入力し
なくなると、それまでの制御信号をホールドする。これ
により、レベル可変回路３２のゲインが一定になり、レ
ベル可変回路３２の出力音声レベルは、入力音声信号Ｓ
ｉｎにそのゲインを乗算したものとなる。制御回路４４
は、電源が切れるときに、ホールドしていた制御信号を
バックアップし、電源の再投入時にリストアすること
で、電源のオンオフに関わらず制御状態を維持できる。
【００１２】図１に示す実施例では、レベル検出信号を
Ａ／Ｄ変換し、ディジタル値で基準レベルと比較してい
るが、アナログ値で比較し、その比較結果（誤差信号）
をディジタル信号に変換してもよいことは、勿論であ
る。
Ａ／Ｄ変換し、ディジタル値で基準レベルと比較してい
るが、アナログ値で比較し、その比較結果（誤差信号）
をディジタル信号に変換してもよいことは、勿論であ
る。
【００１３】本実施例では、最適音量に調整したい音声
入力がある時に音量設定のための操作信号を送るだけ
で、手動により設定を行う音声入力装置と同様の特性を
持つ音声入力装置を実現できる。
入力がある時に音量設定のための操作信号を送るだけ
で、手動により設定を行う音声入力装置と同様の特性を
持つ音声入力装置を実現できる。
【００１４】図２は、図１に示す実施例に音量調節操作
手段を追加した構成の概略構成ブロック図を示す。図１
に示す実施例と同じ構成要素には同じ符号を付してあ
る。制御回路４８は、操作装置４６及び音量操作装置５
０の操作並びに誤差検出回路４０の出力に従い、レベル
可変回路３２の利得を制御する。
手段を追加した構成の概略構成ブロック図を示す。図１
に示す実施例と同じ構成要素には同じ符号を付してあ
る。制御回路４８は、操作装置４６及び音量操作装置５
０の操作並びに誤差検出回路４０の出力に従い、レベル
可変回路３２の利得を制御する。
【００１５】制御回路４８は、制御回路４４と同様に、
操作装置４６から音量設定操作信号が入力する期間は、
誤差検出回路４０の出力に従い、レベル可変回路３２の
出力音声レベルが一定値になるようにレベル可変回路３
２の利得を制御し、操作装置４６から音量設定操作信号
が入力しなくなると、それまでの制御信号をホールドす
る。制御回路４８はこの動作に加えて、操作装置４６の
操作に関わらず、音量操作装置５０から音量アップを指
示する操作信号が入力する毎に、レベル可変回路３２の
ゲインを所定量だけ上げ、音量操作装置５０から音量ダ
ウンを指示する操作信号が入力する毎に、レベル可変回
路３２のゲインを所定量だけ下げる。
操作装置４６から音量設定操作信号が入力する期間は、
誤差検出回路４０の出力に従い、レベル可変回路３２の
出力音声レベルが一定値になるようにレベル可変回路３
２の利得を制御し、操作装置４６から音量設定操作信号
が入力しなくなると、それまでの制御信号をホールドす
る。制御回路４８はこの動作に加えて、操作装置４６の
操作に関わらず、音量操作装置５０から音量アップを指
示する操作信号が入力する毎に、レベル可変回路３２の
ゲインを所定量だけ上げ、音量操作装置５０から音量ダ
ウンを指示する操作信号が入力する毎に、レベル可変回
路３２のゲインを所定量だけ下げる。
【００１６】このような変更構成により、操作装置４６
で音量を最適設定した後に、操作装置５０による簡単な
操作で音量を微調節できる。
で音量を最適設定した後に、操作装置５０による簡単な
操作で音量を微調節できる。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、手動による面倒な操作無しに簡単
に、音量を最適に調節できる。
に、本発明によれば、手動による面倒な操作無しに簡単
に、音量を最適に調節できる。
【図１】 本発明の第１実施例の概略構成ブロック図で
ある。
ある。
【図２】 本発明の第２実施例の概略構成ブロック図で
ある。
ある。
【図３】 従来例の概略構成ブロック図である。
１０：入力端子 １２：レベル可変回路 １４：出力端子 １６：レベル検出回路 １８：誤差増幅器 ２０：基準値 ３０：入力端子 ３２：レベル可変回路 ３４：出力端子 ３６：レベル検出回路 ３８：Ａ／Ｄ変換器 ４０：誤差検出回路 ４２：基準値 ４４：制御回路 ４６：操作装置 ４８：制御回路 ５０：音量操作装置
Claims (3)
- 【請求項１】 入力音声信号の音声レベルを変更する音
声レベル可変手段であって、その利得を制御自在な音声
レベル可変手段と、 当該音声レベル可変手段の出力音声レベルを検出する音
声レベル検出手段と、 当該音声レベル検出手段で検出される音声レベルを基準
レベルを比較する比較手段と、 ユーザがマニュアルで操作する操作手段と、 当該操作手段の第１の操作に従い、当該比較手段の出力
に応じて当該比較手段の出力が小さくなるように当該音
声レベル可変手段の当該利得を制御し、当該操作手段の
第２の操作に従い、直前の当該第１の操作における当該
音声レベル可変手段の制御状態を維持する制御手段とを
具備することを特徴とする音声入力装置。 - 【請求項２】 更に、当該制御手段に音量の変更を指示
する音量操作手段を具備する請求項１に記載の音声入力
装置。 - 【請求項３】 入力音声信号のレベルを変更する音声レ
ベル変更手段であって、その利得を制御自在な音声レベ
ル変更手段と、 前記音声レベル変更手段の出力信号のレベルを検出する
音声レベル検出手段と、 前記音声レベル検出手段の検出結果と基準値と比較する
比較手段と、 マニュアル操作手段と、 前記操作手段が第１の操作状態となっている場合に前記
比較手段の出力に応じて前記音声レベル変更手段の利得
を制御し、前記操作手段が第２の操作状態となっている
場合に直前の前記第１の操作状態における前記音声レベ
ル変更手段の制御利得を維持する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする音声入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000366474A JP2002171148A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 音声入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000366474A JP2002171148A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 音声入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002171148A true JP2002171148A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18837088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000366474A Withdrawn JP2002171148A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 音声入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002171148A (ja) |
-
2000
- 2000-12-01 JP JP2000366474A patent/JP2002171148A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |