JP2002171137A - 高周波用送信モジュール - Google Patents

高周波用送信モジュール

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JP2002171137A
JP2002171137A JP2000364765A JP2000364765A JP2002171137A JP 2002171137 A JP2002171137 A JP 2002171137A JP 2000364765 A JP2000364765 A JP 2000364765A JP 2000364765 A JP2000364765 A JP 2000364765A JP 2002171137 A JP2002171137 A JP 2002171137A
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Satoru Iwasaki
悟 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】スプリアス特性を劣化させることなく、増幅部
とカップラを一体化した高周波用送信モジュールを提供
する。 【解決手段】高周波入力信号を増幅する増幅部AMP
1、AMP2と、該増幅部AMP1、AMP2からの出
力をモニタするためのカップラCOP1、COP2とを
有するとともに、増幅部AMP1、AMP2とカップラ
COP1、COP2との整合が、高周波入力信号におけ
る基本周波数のn倍のスプリアス周波数において非共役
整合とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波用送信モジ
ュールに関し、特に、高周波入力信号を増幅する増幅部
と、該増幅部からの出力をモニタするためのカップラと
を有する高周波用送信モジュールに関するものである。
【0002】
【従来技術】近年の携帯電話の普及には、目を見張るも
のがあり、携帯電話の機能、サービスの向上が図られて
いる。そして、新たな携帯電話として、デュアルバンド
携帯電話の提案がなされている。このデュアルバンド携
帯電話は、通常の携帯電話が一つの送受信系のみを取り
扱うのに対し、2つの送受信系を取り扱うものである。
これにより、利用者は都合の良い送受信系を選択して利
用することができるものである。
【0003】近年の欧州においては、通過帯域の異なる
複数の送受信系を有するGSM/DCSのデュアルバン
ド方式の携帯電話が検討されている。
【0004】図8に、GSM/DCSデュアルバンド方
式の回路ブロック図を示す。図8に示したGSM/DC
Sデュアルバンド方式の場合には、送信時においては、
Tx側の増幅器AMP100またはAMP200で増幅
した後、カップラCOP100またはCOP200を通
し、高周波スイッチ、分波回路から成る高周波スイッチ
モジュールASM1を経由してアンテナANTから電波
を送信する。
【0005】一方、受信時においては、電波がアンテナ
ANTから受信され、高周波スイッチモジュールASM
1を介して取り出し、受信回路(Rx)側の増幅器AM
P300、またはAMP400へ送出される。
【0006】上記デュアルバンド方式の携帯電話におい
て、それぞれの送受信系にそれぞれ専用の部品、即ちカ
ップラCOP100、COP200、増幅器AMP10
0、AMP200を用いて回路を構成すれば、機器の大
型化、高コスト化を招く。共通可能な部分はできるだけ
共通部品を用いることが、機器の小型化、低コスト化に
有利となる。そのため、今後とも、より機能を高めつつ
一層の小型化、軽量化が進展するものと期待される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
においては、例えばデュアルバンド対応高周波スイッチ
モジュールに代表されるような一部のモジュール化は行
われているが、高周波スイッチモジュール、カップラお
よび増幅器の各部品をプリント配線基板に実装している
ため、さらなる小型化、軽量化は困難であるという問題
があった。
【0008】また、増幅器、高周波スイッチモジュール
およびカップラのそれぞれの特性インピーダンスを整合
させる必要があるため、増幅器、高周波スイッチモジュ
ールおよびカップラにそれぞれ整合回路が必要となると
いう設計時の制約があり、また、その整合回路の分だけ
大型化するという問題もあった。
【0009】そこで、近年においては、高周波用電力増
幅器、この高周波用電力増幅器の出力電力を分配するカ
プラ、高周波信号の送受信信号を分波する高周波スイッ
チなどをモジュール化することが提案されている。
【0010】上記した高周波スイッチモジュール、カッ
プラおよび増幅器の各部品をプリント配線基板に実装す
る従来の場合には、それぞれ単独で設計ならびに製品化
がされているため、高周波入力信号における基本周波数
のn倍のスプリアス周波数を低減するため、増幅器の出
力整合回路中の高周波用半導体素子に電圧を印加するた
めの電圧供給線路、もしくは出力整合回路中の出力側マ
イクロストリップライン線路に接続された先端開放分布
定数線路の線路長を、一般的に高周波入力信号における
基本周波数のλ/4に設定していた。
【0011】しかしながら、増幅器とカップラ、もしく
は増幅器とカップラと高周波スイッチを一体化し、モジ
ュール化する場合には、増幅器において、上記したよう
な電圧供給線路、もしくは先端開放分布定数線路でスプ
リアス低減が行われたとしても、図9(a)に示すよう
に、カップラと電力増幅部との間において、高周波入力
信号における基本周波数のn倍の任意のスプリアス周波
数f4aでの整合が、カップラ・増幅回路それぞれ単独
の場合と異なることにより、図9(b)に示すような共
役整合となる場合がある。
【0012】図9(b)は、カップラと増幅部とを一体
化したときの接合部におけるインピーダンスをスミスチ
ャート図に示すもので、基本周波数のn倍の任意のスプ
リアス周波数f4aにおいて、カプラ側のインピーダン
スと増幅部側のインピーダンスが共役整合である場合の
例を示している。
【0013】このようにカプラ側のインピーダンスと増
幅部側のインピーダンスが共役整合している場合には、
スプリアス低減回路を増幅部に設けたとしても、カップ
ラと増幅部とを一体化した高周波用送信モジュールを形
成した場合に、基本周波数のn倍の任意のスプリアス周
波数f4aにおけるスプリアス特性が著しく劣化すると
いう問題があった。
【0014】本発明は上記事情に鑑みて案出されたもの
であり、スプリアス特性を劣化させることなく、増幅部
とカップラを一体化した高周波用送信モジュールを提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の高周波用送信モ
ジュールは、高周波入力信号を増幅する増幅部と、該増
幅部からの出力をモニタするためのカップラとを有する
とともに、前記増幅部と前記カップラとの整合が、高周
波入力信号における基本周波数のn倍のスプリアス周波
数において非共役整合とされていることを特徴とする。
【0016】このような高周波用送信モジュールでは、
増幅部とカップラを一体化し、モジュール化したとして
も、基本周波数のn倍の任意のスプリアス周波数におい
てスプリアス特性が劣化することがなく、高周波入力信
号における基本周波数のn倍のスプリアス成分を有効に
抑制でき、カップラ・増幅部を単独で設計した場合と同
等のスプリアス特性を有する高周波用送信モジュールを
得ることができる。
【0017】本発明の高周波用送信モジュールでは、増
幅部が、入力整合回路と、高周波用半導体素子と、出力
整合回路とを具備し、前記出力整合回路中に、高周波信
号を送出する出力側マイクロストリップライン線路を有
し、該出力側マイクロストリップライン線路に、前記高
周波用半導体素子に電圧を印加するための電圧供給線路
を接続してなり、該電圧供給線路の線路長が、高周波入
力信号における基本周波数のn倍波のスプリアス周波数
において、前記増幅部とカップラとの整合が非共役整合
となるように設定されている。
【0018】このように、電圧供給線路の線路長を、従
来のような基本波のλ/4の長さに設定せず、増幅部と
カップラとの整合が、基本周波数のn倍波のスプリアス
周波数において、非共役整合となるように、具体的に
は、高周波入力信号における基本波の波長の1/4より
短く設定したため、増幅部とカップラを一体化し、モジ
ュール化したとしても、高周波入力信号における基本周
波数のn倍波のスプリアス成分を有効に抑制できる。
【0019】本発明の高周波用送信モジュールでは、出
力側マイクロストリップライン線路に、先端開放分布定
数線路を電圧供給線路と並列に接続してなり、前記電圧
供給線路、および前記先端開放分布定数線路の線路長
が、高周波入力信号における基本周波数のn倍のスプリ
アス周波数において、増幅部とカップラとの整合が非共
役整合となるように設定されている。
【0020】このように電圧供給線路の線路長のみなら
ず、先端開放分布定数線路の線路長を、増幅部とカップ
ラとの整合が、基本周波数のn倍のスプリアス周波数に
おいて、非共役整合となるように、具体的には、例え
ば、高周波入力信号における基本周波数の波長の1/4
より短く設定したため、高周波入力信号における基本周
波数のnのスプリアス成分をさらに有効に抑制できる。
【0021】また、先端開放分布定数線路の代わりに、
分布定数線路およびコンデンサのLC直列共振回路を、
出力側マイクロストリップライン線路に電圧供給線路と
並列に接続し、前記電圧供給線路および前記分布定数線
路の線路長、前記コンデンサの容量を、高周波入力信号
における基本周波数のn倍のスプリアス周波数におい
て、増幅部とカップラとの整合が非共役整合となるよう
に設定しても良い。このような高周波用送信モジュール
でも、上記と同様な作用効果を有し、さらにn倍のスプ
リアス特性を改善するための微調整がモジュール作製後
でも可能であるため、より最適なスプリアス特性を満足
することができる。
【0022】また、先端開放分布定数線路の代わりに、
インダクタおよびコンデンサのLC直列共振回路を、出
力側マイクロストリップライン線路に電圧供給線路と並
列に接続し、前記電圧供給線路の線路長、前記インダク
タのインダクタンスおよび前記コンデンサの容量を、高
周波入力信号における基本周波数のn倍のスプリアス周
波数において、増幅部とカップラとの整合が非共役整合
となるように設定しても良い。このような高周波用送信
モジュールでも、上記と同様な作用効果を有し、さらに
インダクタのインダクタンスとコンデンサの容量をモジ
ュール作製後でも調整可能であり、調整の自由度が増す
ために、より最適なスプリアス特性を満足することがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係る高周波用送
信モジュールのブロック図を示す。高周波用送信モジュ
ールは、通過帯域の異なる複数の送受信系を各送受信系
に分ける分波回路DIP1、および高調波信号を取り除
くためのローパスフィルタLPF2、および前記各送受
信系に送信系と受信系を切り替えるダイオードスイッチ
回路SW1、SW2を有するマルチバンド用高周波スイ
ッチSWと、増幅部AMP1、AMP2と、この増幅部
AMP1、AMP2の出力をモニタするために、ダイオ
ードスイッチ回路SW1、SW2のTx端子側に接続さ
れ、各々の通過周波数に対応したカップラCOP1、C
OP2とで構成されている。
【0024】なお、高周波スイッチSWは、GSM/D
CSデュアルバンド方式の携帯電話機において、それぞ
れのシステムに対応する送信回路Txと共通回路である
分波回路DIP1との接続、および受信回路Rxと共通
回路である分波回路DIP1との接続を切り換えるため
に用いられる。
【0025】また、カップラCOP1、COP2は、各
々の増幅部AMP1、AMP2により増幅された送信信
号の一部を取り出し、APC回路にフィードバック信号
を送る役割を果たす。
【0026】図2に、図1の高周波スイッチSWと、カ
ップラCOP1、COP2の具体的構成について説明す
る。Tx側のカップラCOP1と接続されるダイオード
スイッチ回路SW1の第1ポートP1は、ダイオードD
AG1のアノードに接続されている。また、ダイオード
DAG1のアノードは、インダクタLAG2およびコン
デンサCAG4を介して接地されている。
【0027】さらに、インダクタLAG2とコンデンサ
CAG4との接続点は、制御抵抗RG1を介して制御端
子VG1に接続されている。また、ダイオードDAG1
のカソードは、分波回路DIP1の第2ポートP2に接
続されている。
【0028】この第2ポートP2には、伝送線路STL
1の一端が接続され、この伝送線路STL1の他端は、
Rx信号出力端子である第3ポートP3に接続されてい
る。また、伝送線路STL1の他端は、ダイオードDA
G2のアノードに接続され、ダイオードDAG2のカソ
ードは、コンデンサCAG2、インダクタLAG1を介
して接地されている。ここでコンデンサCAG2、イン
ダクタLAG1にて形成される並列共振回路は、第1ポ
ートP1と第3ポートP3間のアイソレーションを制御
する役割を担っている。
【0029】同様にTx側カップラCOP2は、高調波
信号を取り除くためのローパスフィルタLPF2の第4
ポートP4に接続されている。また、ローパスフィルタ
LPF2の他端は、ダイオードスイッチ回路SW2のダ
イオードDAD1のアノードに接続されている。
【0030】また、ダイオードDAD1のアノードは、
インダクタLAD2およびコンデンサCAD4を介して
接地されている。さらに、インダクタLAD2とコンデ
ンサCAD4との接続点は、制御抵抗RD1を介して制
御端子VD1に接続されている。また、ダイオードDA
D1のカソードは、分波回路DIP1の第5ポートP5
に接続されている。
【0031】さらに、第5ポートP5には、伝送線路S
TL2の一端が接続され、この伝送線路STL2の他端
は、Rx信号出力端子である第6ポートP6に接続され
ている。また、伝送線路STL2の他端は、ダイオード
DAD2のアノードに接続され、ダイオードDAD2の
カソードは、コンデンサCAD2、インダクタLAD1
を介して接地されている。ここでコンデンサCAD2、
インダクタLAD1にて形成される並列共振回路は、ポ
ートP4とポートP6間のアイソレーションを制御する
役割を担っている。
【0032】また、アンテナ端子ANTは分波回路DI
P1を介してそれぞれ第2ポートP2、第5ポートP5に
接続されている。この分波回路DIP1は、異なる2つ
のシステムの周波数、例えば900MHz帯の送受信信
号と1800MHz帯の送受信信号を分離する役割を持
っている。
【0033】ここで分波回路DIP1は、例えば180
0MHz帯を通過させるハイパスフィルタHPF1と、
コンデンサC2と、インダクタL2と、900MHz帯
を通過させるローパスフィルタLPF1と、コンデンサ
C1と、インダクタL1とにより形成されている。
【0034】そして、分波回路DIP1、ダイオードス
イッチ回路SW1、SW2、ローパスフィルタLPF
2、およびカップラCOP1、COP2の少なくとも一
部が基板に内蔵されている。例えば、分波回路DIP1
を構成するハイパスフィルタHPF1、ローパスフィル
タLPF1、高調波を取り除くためのローパスフィルタ
LPF2、およびダイオードスイッチ回路を構成する伝
送線路STL1、STL2、およびカップラCOP1、
COP2が、電極パターンと誘電体層とを積層してなる
基板に内蔵されている。また、分波回路DIP1、ダイ
オードスイッチ回路SW1、SW2、ローパスフィルタ
LPF2、およびカップラCOP1、COP2の一部を
構成する、ダイオード等のチップ素子が基板上に実装さ
れている。
【0035】図3に、図1の増幅部AMP1、AMP2
の回路図を、図4に図3の具体的構成を示す。
【0036】例えば、欧州の携帯電話システムであるG
SM/DCSのデュアル方式において、一方がGSM用
高周波電力増幅部AMP1で、もう一方がDCS用高周
波電力増幅部AMP2であり、これらが複合されて増幅
部AMPが構成されている。
【0037】増幅部AMPは、高周波用半導体素子(以
下、高周波用MMICということもある)3a、3b
と、これらの高周波用MMIC3a、3bに接続され
た、高周波入力信号の入力インピーダンス整合をとるた
めの入力整合回路2a、2bと、高周波用MMIC3
a、3bに電圧を供給する電圧供給線路6に接続され
た、所望の出力特性に整合をとるための出力整合回路5
a、5bとを具備している。
【0038】入力整合回路2a、2bは、コンデンサや
インダクタ等を有している。
【0039】一方、出力整合回路5a、5bは、異なる
信号を送出する出力側マイクロストリップライン線路
7、10を有しており、この出力側マイクロストリップ
ライン線路7、10と出力端子12、15との間には出
力側直流阻止コンデンサCが接続されている。出力端子
12、15が、図1、図2のTx端子に接続されること
になる。
【0040】出力側マイクロストリップライン線路7、
10は、出力端子12、15に接続される外部回路との
インピーダンス整合を最適なものとして所望の出力特
性、例えば出力電力・消費電流等を単独であるいは同時
に満足するように整合をとるためのものであり、この出
力側マイクロストリップライン線路7、10は出力整合
用コンデンサC21a、C31aを介して接地されてい
る。
【0041】さらに、出力側マイクロストリップライン
線路7、10には、高周波用MMIC3a、3bに電圧
を印加するための電圧供給線路6a、6bが接続されて
おり、また、先端開放分布定数線路(オープンスタブ)
17a、17bが電圧供給線路6a、6bと並列に接続
されている。
【0042】本発明の増幅部AMPは、具体的には図4
に示すように、2つの増幅部AMP1、AMP2として
所定の値の比誘電率を有する誘電体基板に形成されてい
る。具体的には欧州の携帯電話システムであるGSM/
DCSのデュアル方式において、A−B間下部がGSM
用の高周波電力増幅部AMP1で、A−B間上部がDC
S用高周波電力増幅部AMP2である。
【0043】増幅部AMPは、高周波用MMIC3(3
a、3b)に接続された、高周波入力信号の入力インピ
ーダンス整合をとるための入力整合回路2と、バイアス
回路4と、所望の出力特性に整合をとるために出力整合
回路5a、5bとを具備している。入力整合回路2は、
コンデンサやインダクタ等が接続されている。
【0044】出力整合回路5a、5bにおいては、高周
波用MMIC3には、所望の出力特性、例えば出力電力
・消費電流等を単独であるいは同時に満足するように整
合をとるために、分布定数線路である出力側マイクロス
トリップライン線路7、10が接続されており、これら
の出力側マイクロストリップライン線路7、10は出力
整合用コンデンサC21a、C31aを介して接地され
ている。
【0045】さらに、出力側マイクロストリップ線路
7、10には、先端開放分布定数線路17a、17bが
接続されている。
【0046】A−B間の上部のDCS用高周波電力増幅
回路AMP2の周波数が1800MHzで、GSM用高
周波電力増幅回路AMP1の900MHzの2倍の周波
数にあたる。GSM側の高調波、特に2倍波が、DCS
側の基本波である1800MHzの高調波信号に干渉に
よって影響を与える恐れがあるが、本発明では、出力側
マイクロストリップライン線路7、10に先端開放分布
定数線路17a、17bを設けることで高調波を低減す
ることが可能となる。
【0047】そして、出力整合回路5a、5bにおい
て、DCS側の出力側マイクロストリップライン線路7
とGSM側の出力側マイクロストリップライン線路10
の間には、GND線路9及びGND線路18が配置さ
れ、DCS側とGSM側の出力マイクロストリップ線路
7、10間の干渉を低減する配置となっている。このG
ND線路9、18は平行に形成されており、複数のビア
ホール導体によりGNDに接続されている。
【0048】図5に、図3の電圧供給線路6およびその
近傍を拡大して示す。図5において、符号C21a、C
31a、7(10)はそれぞれ、高周波用MMIC3か
らの出力信号を基本周波数において整合をとるためのコ
ンデンサ、分布定数線路の出力側マイクロストリップラ
イン線路である。また、符号6a(6b)は高周波用M
MIC3に電圧供給を行うための分布定数線路である電
圧供給線路であり、高周波的に接地するために並列にコ
ンデンサC11aが接続されている。またM1aは高周
波用MMIC3との接続端子、S1aはカップラとの接
続端子、V1aは電源との接続端子を示している。
【0049】また、基本周波数の2倍波・3倍波といっ
た高調波成分を制御し、スプリアス低減を行うために、
先端開放分布定数線路17a、17bが出力側マイクロ
ストリップライン線路7、10に並列に接続されてい
る。また、先端開放分布定数線路17a、17bと同様
にスプリアス低減を行うために電圧供給線路6a(6
b)も使用されている。
【0050】カップラと増幅器のそれぞれの部品を接続
する従来の場合は、例えば、2倍波のスプリアスを低減
するために、先端開放分布定数線路17a(17b)、
電圧供給線路6a(6b)の長さは、基本周波数のλ/
4長に設定されており、2倍波の周波数において高周波
用MMIC3との接続部M1aから出力整合回路側を見
たときに短絡状態になるために2倍波の周波数成分が減
衰する。
【0051】しかし、カップラと増幅部をモジュール化
すると、図9bに示したように、任意の高調波において
カップラと増幅部において共役整合となる場合があり、
その際は増幅部AMPでスプリアス低減を行ったとして
も、共役整合となった周波数成分の信号は、電力増幅部
を通過して、カップラ、高周波スイッチへ流れることに
なり、カップラ、高周波スイッチ端ではスプリアス成分
が発生してしまうことになる。
【0052】従って、本発明における高周波用送信モジ
ュールでは、任意の高調波において電力増幅部とカップ
ラとの間で共役整合とならないように、図5における高
調波制御用の回路である電圧供給線路6a(6b)、先
端開放分布定数線路17a(17b)の線路長を設定
し、高周波用送信モジュール全体としてスプリアス低減
がなされるようにしている。即ち、電圧供給線路6a
(6b)、先端開放分布定数線路17a(17b)の線
路長を基本周波数のλ/4、λ/8といった固定の線路
長にする必要はなく、共役整合とならないように線路長
を調整すれば良い。
【0053】具体的には、電圧供給線路6a(6b)の
線路長が、高周波入力信号における基本波の波長の1/
4よりも短いことが望ましい。また、先端開放分布定数
線路17a(17b)の線路長も、高周波入力信号にお
ける基本波の波長の1/4よりも短いことが望ましい。
【0054】電圧供給線路6a(6b)の線路長を、高
周波入力信号における基本波の波長の1/4よりも短く
したのは、基本波の1/4波長の場合、特に特性に寄与
する2倍波のインピーダンスが短絡状態となり、位相が
固定される。電圧供給線路ならびに先端開放分布定数線
路の線路長を基本波の1/4波長よりも短くしても電圧
供給線路ならびに先端開放分布定数線路のインピーダン
ス(負荷)が、基本波に対して十分大きな値であれば、
具体的には高周波用MMICから出力側を見た時の基本
波の負荷に対して、電圧供給線路ならびに先端開放分布
定数線路の負荷が10倍以上であれば、これらの線路は
基本波に対して、無限大の負荷に見える場合に準ずると
考えられる。また、線路長が基本波の1/4波長に固定
でなく1/4波長より短いために高調波の位相を調整す
ることができ、カップラと増幅部間の任意のスプリアス
周波数において非共役整合とすることが可能となる。
【0055】また、電圧供給線路・先端開放分布定数線
路の線路長が短くなるためより小型の高周波用送信モジ
ュールを得ることができる。
【0056】尚、ここで、非共役整合とは、図9(a)
における電力増幅部側とカプラ側のインピーダンスが、
実数部・虚数部の絶対値が同じで、虚数部の符号が異な
るような共役な整合状態ではないことを意味する。この
ように構成された高周波用送信モジュールでは、高周波
入力信号が入力整合回路2a、2bに入力されると、高
周波用MMIC3a、3bにて増幅され、出力整合回路
5a、5bの出力側マイクロストリップライン線路7、
10を介して、カップラ、高周波スイッチに送出され
る。
【0057】以上のように構成された高周波用送信モジ
ュールでは、電圧供給線路の線路長、先端開放分布定数
線路の線路長を、従来のような基本周波数のλ/4の長
さに制御することなく、増幅部とカップラとの整合が非
共役整合となるように設定したため、増幅部とカップラ
を一体化し、モジュール化したとしても、基本周波数の
n倍の任意のスプリアス周波数におけるスプリアス特性
が劣化することなくモジュール化が出来る。
【0058】なお、上記例では、電圧供給線路の線路
長、先端開放分布定数線路の線路長を制御したが、本発
明では、電圧供給線路の線路長のみを、増幅部とカップ
ラとの整合が非共役整合となるように設定しても、上記
とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0059】また、本発明では、図5の先端開放分布定
数線路17a(17b)の代わりに、図6に示すよう
に、分布定数線路L21bとコンデンサC41bとの直
列共振回路を、出力側マイクロストリップライン線路に
電圧供給線路と並列に接続し、電圧供給線路6および分
布定数線路L21bの線路長、コンデンサC41bの容
量が、高周波入力信号における基本周波数のn倍のスプ
リアス周波数において、増幅部とカップラとの整合が非
共役整合となるように設定されている。このような高周
波用送信モジュールでも、上記と同様な作用効果を有
し、n倍波のスプリアス特性を改善するための微調整が
モジュール作製後でも可能であるため、より最適なスプ
リアス特性を満足することができる。
【0060】また、本発明では、図5の先端開放分布定
数線路17a(17b)の代わりに、図7に示すよう
に、インダクタL21cとコンデンサC41cのLC直
列共振回路を、出力側マイクロストリップライン線路に
電圧供給線路と並列に接続し、電圧供給線路の線路長、
インダクタL21cのインダクタンスおよびコンデンサ
C41cの容量が、高周波入力信号における基本周波数
のn倍波のスプリアス周波数において、増幅部とカップ
ラとの整合が非共役整合となるように設定されている。
このような高周波用送信モジュールでも、上記と同様な
作用効果を有し、インダクタのインダクタンスとコンデ
ンサの容量をモジュール作製後でも調整可能であり、調
整の自由度が増すために、より最適なスプリアス特性を
満足することができる。
【0061】なお、本発明の高周波用送信モジュールは
これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲であれば種々の変更は可能である。例えば、
高周波スイッチを一体化することなく、カップラと増幅
部を一体化した場合でも良い。
【0062】
【発明の効果】本発明の高周波用送信モジュールによれ
ば、高周波入力信号を増幅する増幅部と、該増幅部から
の出力をモニタするためのカップラとを有するととも
に、増幅部とカップラとの整合が、高周波入力信号にお
ける基本周波数のn倍のスプリアス周波数において非共
役整合とされているため、増幅部とカップラを一体化
し、モジュール化したとしても、高周波入力信号におけ
る基本周波数のn倍のスプリアス成分を有効に抑制で
き、カップラと増幅部単独で設計したときと同等のスプ
リアス特性を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高周波用送信モジュールのブロッ
ク図である。
【図2】図1の高周波スイッチ、カップラの回路図であ
る。
【図3】本発明の高周波用送信モジュールの増幅部の回
路図である。
【図4】図3のパターン配置図である。
【図5】電圧供給線路およびその近傍の回路図である。
【図6】分布定数線路とコンデンサとの直列共振回路を
示す回路図である。
【図7】インダクタとコンデンサの直列共振回路を示す
回路図である。
【図8】送受信系の一部のブロック図である。
【図9】(a)は、従来の増幅器とカプラとの整合時に
起こる問題点を示すためのブロック図であり、(b)は
そのスミスチャート図である。
【符号の説明】
AMP1、AMP2・・・増幅部 COP1、COP2・・・カップラ 2a、2b・・・入力整合回路 3a、3b・・・高周波用半導体素子 5a、5b・・・出力整合回路 6a、6b・・・電圧供給線路 7、10・・・出力側マイクロストリップライン線路 17a、17b・・・先端開放分布定数線路 L21b・・・分布定数線路 C41b、C41c・・・コンデンサ L21c・・・インダクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/52 H04B 1/52 5K060 Fターム(参考) 5J011 CA15 5J067 AA01 AA04 AA41 CA27 CA75 FA20 HA09 HA19 HA25 HA29 HA33 HA38 KA13 KA29 KA42 KA46 KA68 KS01 KS21 LS12 QA04 QS04 SA14 TA01 TA05 5J090 AA01 AA04 AA41 CA27 CA75 FA20 GN01 HA09 HA19 HA25 HA29 HA33 HA38 KA13 KA29 KA42 KA46 KA68 QA04 SA14 TA01 TA05 5J091 AA01 AA04 AA41 CA27 CA75 FA20 HA09 HA19 HA25 HA29 HA33 HA38 KA13 KA29 KA42 KA46 KA68 QA04 SA14 TA01 TA05 UW08 5K011 BA03 BA10 DA22 DA23 DA25 DA27 JA01 KA01 KA13 KA18 5K060 BB08 CC12 HH06 HH11 HH39 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06 JJ16 JJ20 KK04 LL07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波入力信号を増幅する増幅部と、該増
    幅部からの出力をモニタするためのカップラとを有する
    とともに、前記増幅部と前記カップラとの整合が、高周
    波入力信号における基本周波数のn倍のスプリアス周波
    数において非共役整合とされていることを特徴とする高
    周波用送信モジュール。
  2. 【請求項2】増幅部が、入力整合回路と、高周波用半導
    体素子と、出力整合回路とを具備し、前記出力整合回路
    中に、高周波信号を送出する出力側マイクロストリップ
    ライン線路を有し、該出力側マイクロストリップライン
    線路に、前記高周波用半導体素子に電圧を印加するため
    の電圧供給線路を接続してなり、該電圧供給線路の線路
    長が、高周波入力信号における基本周波数のn倍のスプ
    リアス周波数において、前記増幅部とカップラとの整合
    が非共役整合となるように設定されていることを特徴と
    する請求項1記載の高周波用送信モジュール。
  3. 【請求項3】出力側マイクロストリップライン線路に、
    先端開放分布定数線路を電圧供給線路と並列に接続して
    なり、前記電圧供給線路、および前記先端開放分布定数
    線路の線路長が、高周波入力信号における基本周波数の
    n倍のスプリアス周波数において、増幅部とカップラと
    の整合が非共役整合となるように設定されていることを
    特徴とする請求項2記載の高周波用送信モジュール。
  4. 【請求項4】出力側マイクロストリップライン線路に、
    分布定数線路およびコンデンサからなるLC直列共振回
    路を電圧供給線路と並列に接続してなり、前記電圧供給
    線路および前記分布定数線路の線路長、前記コンデンサ
    の容量が、高周波入力信号における基本周波数のn倍の
    スプリアス周波数において、増幅部とカップラとの整合
    が非共役整合となるように設定されていることを特徴と
    する請求項2記載の高周波用送信モジュール。
  5. 【請求項5】出力側マイクロストリップライン線路に、
    インダクタおよびコンデンサからなるLC直列共振回路
    を電圧供給線路と並列に接続してなり、前記電圧供給線
    路の線路長、前記インダクタのインダクタンスおよび前
    記コンデンサの容量が、高周波入力信号における基本周
    波数のn倍のスプリアス周波数において、増幅部とカッ
    プラとの整合が非共役整合となるように設定されている
    ことを特徴とする請求項2記載の高周波用送信モジュー
    ル。
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