JP2002171110A - 無線機 - Google Patents
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- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
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- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/30—Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole
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- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/30—Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole
- H01Q9/32—Vertical arrangement of element
- H01Q9/38—Vertical arrangement of element with counterpoise
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- Support Of Aerials (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 放射パターンに生じるヌルを軽減し、所望の
受信品質を維持しやすい無線機を提供する。 【解決手段】 アンテナ100は、λ/2モノポールア
ンテナであり、キャパシタ110により回路基板201
上の無線回路と容量結合し、この回路から給電されてい
る。回路基板201には、アンテナ100の軸方向に対
して、アンテナ100側の約λ/2の領域にグラウンド
パターン2011が形成されるとともに、回路基板20
1の残る約λ/2の領域に、インダクタ300を介して
上記グラウンドパターン2011に電気的に接続される
グラウンドパターン2012が形成されている。インダ
クタ300は、波長λの動作周波数においてグラウンド
パターン2011とグラウンドパターン2012の間を
流れる電流の位相が180゜進むように、そのインダク
タンスの値を設定するようにしたものである。
受信品質を維持しやすい無線機を提供する。 【解決手段】 アンテナ100は、λ/2モノポールア
ンテナであり、キャパシタ110により回路基板201
上の無線回路と容量結合し、この回路から給電されてい
る。回路基板201には、アンテナ100の軸方向に対
して、アンテナ100側の約λ/2の領域にグラウンド
パターン2011が形成されるとともに、回路基板20
1の残る約λ/2の領域に、インダクタ300を介して
上記グラウンドパターン2011に電気的に接続される
グラウンドパターン2012が形成されている。インダ
クタ300は、波長λの動作周波数においてグラウンド
パターン2011とグラウンドパターン2012の間を
流れる電流の位相が180゜進むように、そのインダク
タンスの値を設定するようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば携帯電話
システムやPHS(Personal Handyphone System)をは
じめとする種々の移動通信で用いられる無線機に関す
る。
システムやPHS(Personal Handyphone System)をは
じめとする種々の移動通信で用いられる無線機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、携帯電話システムやPH
Sをはじめとする種々の移動通信で用いられる携帯電話
機は、アンテナ100と回路基板200の位置関係が、
図9に示すような状態にあるのが一般的である。
Sをはじめとする種々の移動通信で用いられる携帯電話
機は、アンテナ100と回路基板200の位置関係が、
図9に示すような状態にあるのが一般的である。
【0003】この図では無線機の場合を示しており、ア
ンテナ100は、λ/2モノポールアンテナであり、キ
ャパシタ110により回路基板200上の無線回路と容
量結合し、この回路から給電されている。
ンテナ100は、λ/2モノポールアンテナであり、キ
ャパシタ110により回路基板200上の無線回路と容
量結合し、この回路から給電されている。
【0004】このような無線機は、図10に示すような
放射パターンを有する。この図に示す放射パターンは、
アンテナ100の軸方向に対して垂直な方向から見たも
のであり、アンテナ100の先端方向を0゜としてい
る。なお、図9に示すアンテナ100のxyz座標を比
較すると、図10では0゜〜±180゜の軸がx軸、−
90゜〜+90゜の軸がy軸に相当する。
放射パターンを有する。この図に示す放射パターンは、
アンテナ100の軸方向に対して垂直な方向から見たも
のであり、アンテナ100の先端方向を0゜としてい
る。なお、図9に示すアンテナ100のxyz座標を比
較すると、図10では0゜〜±180゜の軸がx軸、−
90゜〜+90゜の軸がy軸に相当する。
【0005】この放射パターンからわかるように、従来
の無線機は、ヌルを有する放射パターンとなっている。
図10に示す例では、120゜と−120゜の方向にヌ
ルが生じている。
の無線機は、ヌルを有する放射パターンとなっている。
図10に示す例では、120゜と−120゜の方向にヌ
ルが生じている。
【0006】これは、図9に示すように、アンテナ10
0上に生じる電流I1と、回路基板200上に生じる電
流I2,I3によるものである。なお、各電流を示す矢
印の向きは、電流位相の関係を示すものである。
0上に生じる電流I1と、回路基板200上に生じる電
流I2,I3によるものである。なお、各電流を示す矢
印の向きは、電流位相の関係を示すものである。
【0007】すなわち、アンテナ100上に生じる電流
I1と、回路基板200上に生じる電流I3の位相関係
は、逆相になっているため、電流I1による所望波放射
と電流I3による電波放射とが相殺し、上述したような
ヌルが生じる。
I1と、回路基板200上に生じる電流I3の位相関係
は、逆相になっているため、電流I1による所望波放射
と電流I3による電波放射とが相殺し、上述したような
ヌルが生じる。
【0008】このようなヌルの発生は、所望波がヌル方
向から到来する場合に、受信レベルを低下させ、受信品
質を劣化させてしまい、所望の受信品質が維持できない
という問題があった。
向から到来する場合に、受信レベルを低下させ、受信品
質を劣化させてしまい、所望の受信品質が維持できない
という問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線機では、放
射パターンにヌルが生じたものが多く、所望波の到来方
向によっては、受信レベルが低下し、所望の受信品質が
維持できないという問題があった。
射パターンにヌルが生じたものが多く、所望波の到来方
向によっては、受信レベルが低下し、所望の受信品質が
維持できないという問題があった。
【0010】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、放射パターンに生じるヌルを軽減し、所望の
受信品質を維持しやすい無線機を提供することを目的と
する。
たもので、放射パターンに生じるヌルを軽減し、所望の
受信品質を維持しやすい無線機を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる本発明は、無線信号を空間に放
射するとともに、空間から無線信号を受信するアンテナ
と、無線信号を送受信するための無線回路を備えた回路
基板とを備え、この回路基板上に複数のグラウンドパタ
ーンを設けるとともに、これらのグラウンドパターン間
を接続手段により電気的に接続し、グラウンドパターン
をアンテナ上に生じる電流の位相と同相の電流が生じる
ように構成するとともに、接続手段をアンテナ上に生じ
る電流の位相と逆相の電流が流れるように構成するよう
にした。
めに、請求項1に係わる本発明は、無線信号を空間に放
射するとともに、空間から無線信号を受信するアンテナ
と、無線信号を送受信するための無線回路を備えた回路
基板とを備え、この回路基板上に複数のグラウンドパタ
ーンを設けるとともに、これらのグラウンドパターン間
を接続手段により電気的に接続し、グラウンドパターン
をアンテナ上に生じる電流の位相と同相の電流が生じる
ように構成するとともに、接続手段をアンテナ上に生じ
る電流の位相と逆相の電流が流れるように構成するよう
にした。
【0012】上記構成の無線機では、回路基板上の複数
のグラウンドパターン間を接続手段により電気的に接続
し、これらのグラウンドパターンをアンテナ上に生じる
電流の位相と同相の電流が生じるように構成するととも
に、接続手段をアンテナ上に生じる電流の位相と逆相の
電流が流れるようにしている。
のグラウンドパターン間を接続手段により電気的に接続
し、これらのグラウンドパターンをアンテナ上に生じる
電流の位相と同相の電流が生じるように構成するととも
に、接続手段をアンテナ上に生じる電流の位相と逆相の
電流が流れるようにしている。
【0013】したがって、上記構成の無線機によれば、
アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の電流は、接続手
段のみを流れるため、接続手段を短縮することにより、
上記逆相の電流の経路を極小化でき、これによりアンテ
ナからの電波放射を相殺する成分が極小化され、放射パ
ターンに生じるヌルを軽減し、所望の受信品質を維持し
やすくすることができる。
アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の電流は、接続手
段のみを流れるため、接続手段を短縮することにより、
上記逆相の電流の経路を極小化でき、これによりアンテ
ナからの電波放射を相殺する成分が極小化され、放射パ
ターンに生じるヌルを軽減し、所望の受信品質を維持し
やすくすることができる。
【0014】また、請求項4に係わる本発明は、無線信
号を空間に放射するとともに、空間から無線信号を受信
するアンテナと、無線信号を送受信するための無線回路
を備えた回路基板とを備え、この回路基板のグラウンド
パターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の電
流が前記アンテナ上の電流と同一の向きに生じる位置
に、アンテナ上に生じる電流方向に対してほぼ垂直な方
向に、逆相の電流が生じないように切り欠け部を設けて
構成するようにした。
号を空間に放射するとともに、空間から無線信号を受信
するアンテナと、無線信号を送受信するための無線回路
を備えた回路基板とを備え、この回路基板のグラウンド
パターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の電
流が前記アンテナ上の電流と同一の向きに生じる位置
に、アンテナ上に生じる電流方向に対してほぼ垂直な方
向に、逆相の電流が生じないように切り欠け部を設けて
構成するようにした。
【0015】上記構成の無線機では、回路基板のグラウ
ンドパターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相
の電流が生じる位置に、アンテナ上に生じる電流方向に
対してほぼ垂直な方向に、逆相の電流が生じないように
切り欠け部を設けて構成するようにしている。
ンドパターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相
の電流が生じる位置に、アンテナ上に生じる電流方向に
対してほぼ垂直な方向に、逆相の電流が生じないように
切り欠け部を設けて構成するようにしている。
【0016】したがって、上記構成の無線機によれば、
アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の電流が放射に寄
与しないため、上記逆相の電流よりアンテナからの電波
放射を相殺する成分が極小化され、放射パターンに生じ
るヌルを軽減し、所望の受信品質を維持しやすくするこ
とができる。
アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の電流が放射に寄
与しないため、上記逆相の電流よりアンテナからの電波
放射を相殺する成分が極小化され、放射パターンに生じ
るヌルを軽減し、所望の受信品質を維持しやすくするこ
とができる。
【0017】さらに、請求項5に係わる本発明は、無線
信号を空間に放射するとともに、空間から無線信号を受
信するアンテナと、無線信号を送受信するための無線回
路を備えた回路基板とを備え、この回路基板のグラウン
ドパターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の
電流が前記アンテナ上の電流と同一の向きに生じる位置
に、アンテナ上に生じる電流方向に対してほぼ垂直な方
向に、逆相の電流が生じないように突出したグラウンド
パターンを設けて構成するようにした。
信号を空間に放射するとともに、空間から無線信号を受
信するアンテナと、無線信号を送受信するための無線回
路を備えた回路基板とを備え、この回路基板のグラウン
ドパターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の
電流が前記アンテナ上の電流と同一の向きに生じる位置
に、アンテナ上に生じる電流方向に対してほぼ垂直な方
向に、逆相の電流が生じないように突出したグラウンド
パターンを設けて構成するようにした。
【0018】上記構成の無線機では、回路基板のグラウ
ンドパターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相
の電流が生じる位置に、アンテナ上に生じる電流方向に
対してほぼ垂直な方向に、逆相の電流が生じないように
突出したグラウンドパターンを設けて構成するようにし
ている。
ンドパターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相
の電流が生じる位置に、アンテナ上に生じる電流方向に
対してほぼ垂直な方向に、逆相の電流が生じないように
突出したグラウンドパターンを設けて構成するようにし
ている。
【0019】したがって、上記構成の無線機によれば、
アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の電流が放射に寄
与しないため、上記逆相の電流よりアンテナからの電波
放射を相殺する成分が極小化され、放射パターンに生じ
るヌルを軽減し、所望の受信品質を維持しやすくするこ
とができる。
アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の電流が放射に寄
与しないため、上記逆相の電流よりアンテナからの電波
放射を相殺する成分が極小化され、放射パターンに生じ
るヌルを軽減し、所望の受信品質を維持しやすくするこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の第
1の実施形態に係わる無線機の構成を示すものである。
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の第
1の実施形態に係わる無線機の構成を示すものである。
【0021】但し、図1において、従来の無線機の構成
を示す図9と同一部分には同一符号を付して示し、無線
機の構成のうち、無線電波の放射パターンに影響する構
成について示すことにする。
を示す図9と同一部分には同一符号を付して示し、無線
機の構成のうち、無線電波の放射パターンに影響する構
成について示すことにする。
【0022】アンテナ100は、λ/2モノポールアン
テナであり、キャパシタ110により回路基板201上
の無線回路と容量結合し、この回路から給電されてい
る。回路基板201には、アンテナ100の軸方向に対
して、アンテナ100側の約λ/2の領域にグラウンド
パターン2011が形成されるとともに、回路基板20
1の残る約λ/2の領域に、インダクタ300を介して
上記グラウンドパターン2011に電気的に接続される
グラウンドパターン2012が形成されている。
テナであり、キャパシタ110により回路基板201上
の無線回路と容量結合し、この回路から給電されてい
る。回路基板201には、アンテナ100の軸方向に対
して、アンテナ100側の約λ/2の領域にグラウンド
パターン2011が形成されるとともに、回路基板20
1の残る約λ/2の領域に、インダクタ300を介して
上記グラウンドパターン2011に電気的に接続される
グラウンドパターン2012が形成されている。
【0023】なお、λは、回路基板201の動作周波数
における波長を示すものである。また、インダクタ30
0は、上記動作周波数においてグラウンドパターン20
11とグラウンドパターン2012の間を流れる電流の
位相が180゜進むように、そのインダクタンスの値が
設定されている。
における波長を示すものである。また、インダクタ30
0は、上記動作周波数においてグラウンドパターン20
11とグラウンドパターン2012の間を流れる電流の
位相が180゜進むように、そのインダクタンスの値が
設定されている。
【0024】このような構成によれば、アンテナ100
上に生じる電流I11に対して、回路基板201上で
は、グラウンドパターン2011上に生じる電流I12
と、グラウンドパターン2012上に生じる電流I14
が、ともに電流I11と同相となるのに対して、電流I
11と逆相になる電流はインダクタ300を流れる電流
I13のみとなる。
上に生じる電流I11に対して、回路基板201上で
は、グラウンドパターン2011上に生じる電流I12
と、グラウンドパターン2012上に生じる電流I14
が、ともに電流I11と同相となるのに対して、電流I
11と逆相になる電流はインダクタ300を流れる電流
I13のみとなる。
【0025】以上のように、上記構成の無線機では、回
路基板201上の2つのグラウンドパターン2011,
2012の間に、両者間を流れる電流の位相が反転する
ようなインダクタ300を設けて、電流I11と逆相に
なる電流I13が流れる経路を短くするようにしてい
る。
路基板201上の2つのグラウンドパターン2011,
2012の間に、両者間を流れる電流の位相が反転する
ようなインダクタ300を設けて、電流I11と逆相に
なる電流I13が流れる経路を短くするようにしてい
る。
【0026】したがって、上記構成の無線機によれば、
電流I11と逆相になる電流が流れる経路が短くなるた
め、電流I11による電波放射を相殺する成分が抑圧さ
れ、図2に示すように放射パターンに生じるヌルを軽減
し、所望の受信品質を維持しやすくすることができる。
電流I11と逆相になる電流が流れる経路が短くなるた
め、電流I11による電波放射を相殺する成分が抑圧さ
れ、図2に示すように放射パターンに生じるヌルを軽減
し、所望の受信品質を維持しやすくすることができる。
【0027】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、インダ
クタ300を用いて、位相反転を行うようにしたが、こ
れに代わってキャパシタを設けて位相反転を行うように
しても同様の効果を得られる。
るものではない。例えば、上記実施の形態では、インダ
クタ300を用いて、位相反転を行うようにしたが、こ
れに代わってキャパシタを設けて位相反転を行うように
しても同様の効果を得られる。
【0028】次に、この発明の第2の実施形態に係わる
無線機について説明する。図3は、その構成を示すもの
である。
無線機について説明する。図3は、その構成を示すもの
である。
【0029】但し、図3において、従来の無線機の構成
を示す図9と同一部分には同一符号を付して示し、無線
機の構成のうち、無線電波の放射パターンに影響する構
成について示すことにする。
を示す図9と同一部分には同一符号を付して示し、無線
機の構成のうち、無線電波の放射パターンに影響する構
成について示すことにする。
【0030】アンテナ100は、λ/2モノポールアン
テナであり、キャパシタ110により回路基板202上
の無線回路と容量結合し、この回路から給電されてい
る。回路基板202には、アンテナ100の軸方向に対
して、垂直な切れ目2022を有するグラウンドパター
ン2021が形成されている。
テナであり、キャパシタ110により回路基板202上
の無線回路と容量結合し、この回路から給電されてい
る。回路基板202には、アンテナ100の軸方向に対
して、垂直な切れ目2022を有するグラウンドパター
ン2021が形成されている。
【0031】なお、上記切れ目2022は、グラウンド
パターン2021の、アンテナ100の軸方向の両端か
らそれぞれλ/2の位置に形成されている。なお、λ
は、回路基板202の動作周波数における波長を示すも
のである。
パターン2021の、アンテナ100の軸方向の両端か
らそれぞれλ/2の位置に形成されている。なお、λ
は、回路基板202の動作周波数における波長を示すも
のである。
【0032】このような構成によれば、アンテナ100
上に生じる電流I21に対して、回路基板202上で
は、切れ目2022よりもアンテナ100寄りのグラウ
ンドパターン上に生じる電流I22と、切れ目2022
よりもアンテナ100と反対側のグラウンドパターン上
に生じる電流I25が、ともに電流I21と同相とな
り、そして切れ目2022の周囲を流れる電流I23,
I24は、アンテナ100の軸方向に対して垂直なもの
となる。
上に生じる電流I21に対して、回路基板202上で
は、切れ目2022よりもアンテナ100寄りのグラウ
ンドパターン上に生じる電流I22と、切れ目2022
よりもアンテナ100と反対側のグラウンドパターン上
に生じる電流I25が、ともに電流I21と同相とな
り、そして切れ目2022の周囲を流れる電流I23,
I24は、アンテナ100の軸方向に対して垂直なもの
となる。
【0033】以上のように、上記構成の無線機では、回
路基板202をλ/2で等分する位置に、切れ目202
2を設けて、電流I1と逆相になる電流が生じないよう
にしている。
路基板202をλ/2で等分する位置に、切れ目202
2を設けて、電流I1と逆相になる電流が生じないよう
にしている。
【0034】したがって、上記構成の無線機によれば、
電流I1と逆相になる電流が生じないため、放射パター
ンに生じるヌルを軽減し、所望の受信品質を維持しやす
くすることができる。
電流I1と逆相になる電流が生じないため、放射パター
ンに生じるヌルを軽減し、所望の受信品質を維持しやす
くすることができる。
【0035】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、回路基板202に設ける切れ
目は、図4に示すように、2つの切れ目を設けたり、あ
るいは、図5に示すような切れ目であっても、電流I1
と逆相になる電流が生じないものであれば、同様の効果
を得られる。
るものではない。例えば、回路基板202に設ける切れ
目は、図4に示すように、2つの切れ目を設けたり、あ
るいは、図5に示すような切れ目であっても、電流I1
と逆相になる電流が生じないものであれば、同様の効果
を得られる。
【0036】次に、この発明の第3の実施形態に係わる
無線機について説明する。図6は、その構成を示すもの
である。
無線機について説明する。図6は、その構成を示すもの
である。
【0037】但し、図6において、従来の無線機の構成
を示す図9と同一部分には同一符号を付して示し、無線
機の構成のうち、無線電波の放射パターンに影響する構
成について示すことにする。
を示す図9と同一部分には同一符号を付して示し、無線
機の構成のうち、無線電波の放射パターンに影響する構
成について示すことにする。
【0038】アンテナ100は、λ/2モノポールアン
テナであり、キャパシタ110により回路基板203上
の無線回路と容量結合し、この回路から給電されてい
る。回路基板203には、アンテナ100の軸方向に対
して、垂直な突出部2032を有するグラウンドパター
ン2031が形成されている。
テナであり、キャパシタ110により回路基板203上
の無線回路と容量結合し、この回路から給電されてい
る。回路基板203には、アンテナ100の軸方向に対
して、垂直な突出部2032を有するグラウンドパター
ン2031が形成されている。
【0039】なお、上記突出部2032は、グラウンド
パターン2031の、アンテナ100の軸方向の両端か
らそれぞれλ/2の位置に形成されている。なお、λ
は、回路基板203の動作周波数における波長を示すも
のである。
パターン2031の、アンテナ100の軸方向の両端か
らそれぞれλ/2の位置に形成されている。なお、λ
は、回路基板203の動作周波数における波長を示すも
のである。
【0040】このような構成によれば、アンテナ100
上に生じる電流I31に対して、回路基板203上で
は、突出部2032よりもアンテナ100寄りのグラウ
ンドパターン上に生じる電流I32と、突出部2032
よりもアンテナ100と反対側のグラウンドパターン上
に生じる電流I35が、ともに電流I31と同相とな
り、そして突出部2032を流れる電流I33,I34
は、アンテナ100の軸方向に対して垂直なものとな
る。
上に生じる電流I31に対して、回路基板203上で
は、突出部2032よりもアンテナ100寄りのグラウ
ンドパターン上に生じる電流I32と、突出部2032
よりもアンテナ100と反対側のグラウンドパターン上
に生じる電流I35が、ともに電流I31と同相とな
り、そして突出部2032を流れる電流I33,I34
は、アンテナ100の軸方向に対して垂直なものとな
る。
【0041】以上のように、上記構成の無線機では、回
路基板202をλ/2で等分する位置に、突出部203
2を設けて、電流I1と逆相になる電流が生じないよう
にしている。
路基板202をλ/2で等分する位置に、突出部203
2を設けて、電流I1と逆相になる電流が生じないよう
にしている。
【0042】したがって、上記構成の無線機によれば、
電流I1と逆相になる電流が生じないため、放射パター
ンに生じるヌルを軽減し、所望の受信品質を維持しやす
くすることができる。
電流I1と逆相になる電流が生じないため、放射パター
ンに生じるヌルを軽減し、所望の受信品質を維持しやす
くすることができる。
【0043】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、回路基板203に設ける突出
部は、図7に示すように、回路基板203側に折り返し
たり、あるいは、2つ設けてもよく切れ目であっても、
この場合も図8に示すように回路基板203側に折り返
してもよく、いずれの形状であっても電流I1と逆相に
なる電流が生じないものであれば、同様の効果を得られ
る。
るものではない。例えば、回路基板203に設ける突出
部は、図7に示すように、回路基板203側に折り返し
たり、あるいは、2つ設けてもよく切れ目であっても、
この場合も図8に示すように回路基板203側に折り返
してもよく、いずれの形状であっても電流I1と逆相に
なる電流が生じないものであれば、同様の効果を得られ
る。
【0044】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上述した実施形態において、
切れ目2022や突出部2032は、アンテナ100の
軸方向に対して垂直な方向に設けるようにしたが、垂直
に近い角度であればその効果を期待することができる。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形
を施しても同様に実施可能であることはいうまでもな
い。
るものではない。例えば、上述した実施形態において、
切れ目2022や突出部2032は、アンテナ100の
軸方向に対して垂直な方向に設けるようにしたが、垂直
に近い角度であればその効果を期待することができる。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形
を施しても同様に実施可能であることはいうまでもな
い。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、回路
基板上の複数のグラウンドパターン間を接続手段により
電気的に接続し、これらのグラウンドパターンをアンテ
ナ上に生じる電流の位相と同相の電流が生じるように構
成するとともに、接続手段をアンテナ上に生じる電流の
位相と逆相の電流が流れるようにしている。
基板上の複数のグラウンドパターン間を接続手段により
電気的に接続し、これらのグラウンドパターンをアンテ
ナ上に生じる電流の位相と同相の電流が生じるように構
成するとともに、接続手段をアンテナ上に生じる電流の
位相と逆相の電流が流れるようにしている。
【0046】したがって、この発明によれば、アンテナ
上に生じる電流の位相と逆相の電流は、接続手段のみを
流れるため、接続手段を短縮することにより、上記逆相
の電流の経路を極小化でき、これによりアンテナからの
電波放射を相殺する成分が極小化され、放射パターンに
生じるヌルを軽減し、所望の受信品質を維持しやすくす
ることが可能な無線機を提供できる。
上に生じる電流の位相と逆相の電流は、接続手段のみを
流れるため、接続手段を短縮することにより、上記逆相
の電流の経路を極小化でき、これによりアンテナからの
電波放射を相殺する成分が極小化され、放射パターンに
生じるヌルを軽減し、所望の受信品質を維持しやすくす
ることが可能な無線機を提供できる。
【0047】また、この発明では、回路基板のグラウン
ドパターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の
電流が生じる位置に、アンテナ上に生じる電流方向に対
してほぼ垂直な方向に、逆相の電流が生じないように切
り欠け部を設けて構成するようにしている。
ドパターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相の
電流が生じる位置に、アンテナ上に生じる電流方向に対
してほぼ垂直な方向に、逆相の電流が生じないように切
り欠け部を設けて構成するようにしている。
【0048】したがって、この発明によれば、アンテナ
上に生じる電流の位相と逆相の電流が生じないため、上
記逆相の電流よりアンテナからの電波放射を相殺する成
分が極小化され、放射パターンに生じるヌルを軽減し、
所望の受信品質を維持しやすくすることが可能な無線機
を提供できる。
上に生じる電流の位相と逆相の電流が生じないため、上
記逆相の電流よりアンテナからの電波放射を相殺する成
分が極小化され、放射パターンに生じるヌルを軽減し、
所望の受信品質を維持しやすくすることが可能な無線機
を提供できる。
【0049】さらに、この発明では、回路基板のグラウ
ンドパターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相
の電流が生じる位置に、アンテナ上に生じる電流方向に
対してほぼ垂直な方向に、逆相の電流が生じないように
突出したグラウンドパターンを設けて構成するようにし
ている。
ンドパターンを、アンテナ上に生じる電流の位相と逆相
の電流が生じる位置に、アンテナ上に生じる電流方向に
対してほぼ垂直な方向に、逆相の電流が生じないように
突出したグラウンドパターンを設けて構成するようにし
ている。
【0050】したがって、この発明によれば、アンテナ
上に生じる電流の位相と逆相の電流が生じないため、上
記逆相の電流よりアンテナからの電波放射を相殺する成
分が極小化され、放射パターンに生じるヌルを軽減し、
所望の受信品質を維持しやすくすることが可能な無線機
を提供できる。
上に生じる電流の位相と逆相の電流が生じないため、上
記逆相の電流よりアンテナからの電波放射を相殺する成
分が極小化され、放射パターンに生じるヌルを軽減し、
所望の受信品質を維持しやすくすることが可能な無線機
を提供できる。
【図1】この発明に係わる無線機の第1の実施の形態の
構成を示す回路ブロック図。
構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した無線機のアンテナ放射のパターン
を示す図。
を示す図。
【図3】この発明に係わる無線機の第2の実施の形態の
構成を示す回路ブロック図。
構成を示す回路ブロック図。
【図4】図3に示した無線機と同等の効果を奏する変形
例を示す図。
例を示す図。
【図5】図3に示した無線機と同等の効果を奏する変形
例を示す図。
例を示す図。
【図6】この発明に係わる無線機の第3の実施の形態の
構成を示す回路ブロック図。
構成を示す回路ブロック図。
【図7】図6に示した無線機と同等の効果を奏する変形
例を示す図。
例を示す図。
【図8】図6に示した無線機と同等の効果を奏する変形
例を示す図。
例を示す図。
【図9】従来の無線機の構成を示す回路ブロック図。
【図10】図9に示した無線機のアンテナ放射のパター
ンを示す図。
ンを示す図。
100…アンテナ 110…キャパシタ 201,202,203…回路基板 300…インダクタ 2011,2012,2021,2031…グラウンド
パターン 2022…切れ目 2032…突出部
パターン 2022…切れ目 2032…突出部
Claims (5)
- 【請求項1】 無線信号を空間に放射するとともに、空
間から無線信号を受信するアンテナと、 前記無線信号を送受信するための無線回路を備えた回路
基板とを備え、 この回路基板上に複数のグラウンドパターンを設けると
ともに、これらのグラウンドパターン間を接続手段によ
り電気的に接続し、前記グラウンドパターンを前記アン
テナ上に生じる電流の位相と同相の電流が生じるように
構成するとともに、前記接続手段を前記アンテナ上に生
じる電流の位相と逆相の電流が流れるように構成するこ
とを特徴とする無線機。 - 【請求項2】 前記接続手段は、インダクタであること
を特徴とする請求項1に記載の無線機。 - 【請求項3】 前記接続手段は、キャパシタであること
を特徴とする請求項1に記載の無線機。 - 【請求項4】 無線信号を空間に放射するとともに、空
間から無線信号を受信するアンテナと、 前記無線信号を送受信するための無線回路を備えた回路
基板とを備え、 この回路基板のグラウンドパターンを、前記アンテナ上
に生じる電流の位相と逆相の電流が生じる位置に、前記
アンテナ上に生じる電流方向に対してほぼ垂直な方向
に、前記逆相の電流が前記アンテナ上の電流と同一の向
きに生じないように切り欠け部を設けて構成することを
特徴とする無線機。 - 【請求項5】 無線信号を空間に放射するとともに、空
間から無線信号を受信するアンテナと、 前記無線信号を送受信するための無線回路を備えた回路
基板とを備え、 この回路基板のグラウンドパターンを、前記アンテナ上
に生じる電流の位相と逆相の電流が生じる位置に、前記
アンテナ上に生じる電流方向に対してほぼ垂直な方向
に、前記逆相の電流が前記アンテナ上の電流と同一の向
きに生じないように突出したグラウンドパターンを設け
て構成することを特徴とする無線機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000365518A JP2002171110A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 無線機 |
US09/995,826 US20020065118A1 (en) | 2000-11-30 | 2001-11-29 | Radio set |
EP01128355A EP1211750B1 (en) | 2000-11-30 | 2001-11-30 | Radio set with an antenna |
DE60119479T DE60119479D1 (de) | 2000-11-30 | 2001-11-30 | Funkgerät mit einer Antenne |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000365518A JP2002171110A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 無線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002171110A true JP2002171110A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18836276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000365518A Pending JP2002171110A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 無線機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020065118A1 (ja) |
EP (1) | EP1211750B1 (ja) |
JP (1) | JP2002171110A (ja) |
DE (1) | DE60119479D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101257078B1 (ko) | 2006-09-26 | 2013-04-19 | 엘지전자 주식회사 | 내장 안테나 장치 및 이를 구비한 휴대 단말기 |
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---|---|---|---|---|
JP2005503062A (ja) * | 2001-09-13 | 2005-01-27 | フラクトゥス・ソシエダッド・アノニマ | 小型マルチバンドアンテナ用のマルチレベル空間充填接地面 |
EP1837950A3 (en) * | 2001-09-13 | 2007-10-17 | Fractus, S.A. | Multilevel and space-filling round-planes for miniature and multiband antennas |
WO2006032455A1 (en) | 2004-09-21 | 2006-03-30 | Fractus, S.A. | Multilevel ground-plane for a mobile device |
JP2006180463A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-07-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アンテナ装置 |
WO2007066272A2 (en) * | 2005-12-09 | 2007-06-14 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Antenna and device comprising an antenna |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3251680B2 (ja) * | 1991-12-26 | 2002-01-28 | 株式会社東芝 | 携帯無線機 |
KR100194422B1 (ko) * | 1995-04-27 | 1999-06-15 | 김광호 | 휴대용 무선기기의 안테나 접속장치 |
JPH1188209A (ja) * | 1997-09-11 | 1999-03-30 | Mitsubishi Electric Corp | 移動通信機 |
SE9801381D0 (sv) * | 1998-04-20 | 1998-04-20 | Allgon Ab | Ground extension arrangement for coupling to ground means in an antenna system, and an antenna system and a mobile radio device having such ground arrangement |
FI113588B (fi) * | 1999-05-10 | 2004-05-14 | Nokia Corp | Antennirakenne |
JP2001053518A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Sony Corp | アンテナ装置及び携帯無線機 |
KR20010021204A (ko) * | 1999-08-06 | 2001-03-15 | 이데이 노부유끼 | 안테나장치 및 휴대무선기 |
JP4215363B2 (ja) * | 1999-11-29 | 2009-01-28 | パナソニック株式会社 | アンテナ装置 |
-
2000
- 2000-11-30 JP JP2000365518A patent/JP2002171110A/ja active Pending
-
2001
- 2001-11-29 US US09/995,826 patent/US20020065118A1/en not_active Abandoned
- 2001-11-30 DE DE60119479T patent/DE60119479D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-30 EP EP01128355A patent/EP1211750B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101257078B1 (ko) | 2006-09-26 | 2013-04-19 | 엘지전자 주식회사 | 내장 안테나 장치 및 이를 구비한 휴대 단말기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1211750A2 (en) | 2002-06-05 |
EP1211750A3 (en) | 2004-02-04 |
US20020065118A1 (en) | 2002-05-30 |
EP1211750B1 (en) | 2006-05-10 |
DE60119479D1 (de) | 2006-06-14 |
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