JP5121051B2 - 無線通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機やPHS(Personal Handy-Phone System)等の無線通信端末に関し、特に通話や電子メールの一般的な通信動作の他に、ブルートゥース、W−LAN(Wireless LAN)、GPS(Global Positioning System)等のアプリケーション動作が可能な無線通信端末に関する。
近年、携帯電話機やPHS等の無線通信端末は、通話や電子メールの通信動作に加えてブルートゥース、W−LAN、GPS等のアプリケーション動作が行えるなど多機能化が進んでいる。このような多機能化により、通信用のアンテナ素子の他にアプリケーション用のアンテナ素子を有する場合が多い。図11はそのような2つのアンテナ素子を有する無線通信端末の外観を示す斜視図である。この図において、筐体100に通信用のアンテナ素子101とアプリケーション用のアンテナ素子102が離間配置されている。通信用のアンテナ素子101には通信用の電力が供給され、アプリケーション用のアンテナ素子102にはアプリケーション用の電力が供給される。
一方、図12に示すように、無線通信端末を金属製の机などの金属板200上に置いた場合に無線通信端末のアンテナ利得が低下してしまうので、無給電素子103を設けてアンテナ利得低下の改善を図っている。なお、この無給電素子103は上述したアプリケーション用のアンテナ素子102とは異なり、アンテナ利得改善のためだけに設けられる。
なお、図12に示す無給電素子103と同様の作用を成すものとして、例えば特許文献1で開示された“放射素子”がある。この放射素子は、端末本体内に設けられた基板のグランド面に端末本体の厚さ方向(即ち、端末本体を机等に置いたときに略垂直な方向)に接続される。特許文献1で開示されているように、回路基板には高周波電流が流れるが、通信端末を金属板上に置いた状態では鏡像効果によって金属板に逆相の高周波電流が流れるため、高周波電流が打ち消されてアンテナの放射が弱められ、アンテナ利得が低下してしまう。しかし、金属板に対して垂直な成分は打ち消し合わないため、放射素子は金属板に対して対称にダイポールアンテナを構成する。これにより、アンテナ利得の低下が抑制される。
国際公開第04−042947号公報
このように、従来は無給電素子103を設けて、端末本体を金属板200上に置いた場合のアンテナ利得低下を抑制するようにしている。しかしながら、新たに無給電素子を設けることで、その分、コストが高くなり、実装面積も増える問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、端末本体を金属製の机などの金属板上に置いた場合のアンテナ利得を良好にし、実装面積の増加も低減することができる無線通信端末を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の無線通信端末は、複数の通信周波数にて無線通信を行う無線通信端末において、前記無線通信端末の内部に配置された回路基板と、第1のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素子に接続し通信電力を給電する前記回路基板上の第1の給電部と、前記第1のアンテナ素子とは異なる周波数にて通信を行う第2のアンテナ素子と、前記第2のアンテナ素子に接続し通信電力を給電する前記回路基板上の第2の給電部と、前記第2の給電部に接続され通信を行う無線システム部と、前記第2の給電部に接続され前記第2のアンテナ素子を所定のインピーダンスを有する素子を介して前記回路基板に接続するアンテナ接地部と、を備え、前記無線通信端末を金属板上に配置した際には、前記第2のアンテナ素子を前記第1のアンテナ素子の無給電素子として使用することが可能である
この構成によれば、第2のアンテナ素子は無線システム部による通信を行い、無線通信端末を金属板上に配置した際には、第2のアンテナ素子を無給電素子としても使用することができ、これにより端末本体を金属板上に置いた場合の第1のアンテナ素子の利得低下を抑制できる。特に、端末本体を金属板上に置いたときに第2のアンテナ素子の共振周波数が第1のアンテナ素子の周波数帯となるようにアンテナ接地部のインピーダンス素子の値を調整することで、端末本体を金属板上に置いたときに第2のアンテナ素子を第1のアンテナ素子の無給電素子として使用することができ、これにより端末本体を金属板上に置いた場合の第1のアンテナ素子の利得低下を抑制できる。
また、第2のアンテナ素子が無線システム部用アンテナと第1のアンテナ素子の無給電素子とを兼用し各々は独立して動作できることから、専用の無給電素子を設けた場合と比べてコストの上昇を最小限に抑え、実装面積を有効利用することができる。
また、上記構成において、前記無線システム部は前記第1のアンテナ素子が通信に使用する第1の周波数を遮断し、前記第2のアンテナ素子が通信に使用する第2の周波数を通過する帯域制限部を、備える。
この構成によれば、第2のアンテナ素子をアンテナ接地部に影響を与えることなく第2の給電部を介して無線システム部に接続し、無線システム部における通信に使用することができる。
また、上記構成において、前記アンテナ接地部は前記第1のアンテナ素子が通信に使用する第1の周波数を通過し、前記第2のアンテナ素子が通信に使用する第2の周波数を遮断する帯域制限部を、備える。
この構成によれば、第2のアンテナ素子を無線システム部に影響を与えることなく第2の給電部を介してアンテナ接地部に接続し、端末本体を金属板上に置いたときに第2のアンテナ素子を第1のアンテナ素子の無給電素子として使用することができ、これにより端末本体を金属板上に置いた場合の第1のアンテナ素子の利得低下を抑制できる。
また、上記構成において、前記所定のインピーダンスを有する素子は、リアクタンス素子である。
この構成によれば、端末本体を金属板上に置いたときに第2のアンテナ素子の共振周波数を第1のアンテナ素子の周波数帯となるように調整することが出来る。
また、上記構成において、前記回路基板の一方の面に配置された表示部を備え、
前記第2のアンテナ素子は前記回路基板の前記表示部とは逆側の面側に配設される。
この構成によれば、端末本体を金属板上に置いたときに第2のアンテナ素子が金属と重なる面に配置され、第2のアンテナ素子が金属板と電磁結合することで第2のアンテナ素子を第1のアンテナ素子の無給電素子として使用することができ、これにより端末本体を金属板上に置いた場合の第1のアンテナ素子の利得低下を抑制できる。
また、上記構成において、前記回路基板の一方の面に配置された表示部を備え、前記第2のアンテナ素子は前記回路基板の前記表示部とは同じ面側に配設される。
この構成によれば、端末本体を金属板上に置いたときに第2のアンテナ素子が金属と重なる面に配置され、第2のアンテナ素子が金属板と電磁結合することで第2のアンテナ素子を第1のアンテナ素子の無給電素子として使用することができ、これにより端末本体を金属板上に置いた場合の第1のアンテナ素子の利得低下を抑制できる。
また、上記構成において、前記回路基板の一方の面に配置された入力部を備え、前記第2のアンテナ素子は前記回路基板の前記入力部とは逆側の面側に配設される。
この構成によれば、端末本体を金属板上に置いたときに第2のアンテナ素子が金属と重なる面に配置され、第2のアンテナ素子が金属板と電磁結合することで第2のアンテナ素子を第1のアンテナ素子の無給電素子として使用することができ、これにより端末本体を金属板上に置いた場合の第1のアンテナ素子の利得低下を抑制できる。
また、上記構成において、前記回路基板の一方の面に配置された入力部を備え、前記第2のアンテナ素子は前記回路基板の前記入力部とは同じ面側に配設される。
この構成によれば、端末本体を金属板上に置いたときに第2のアンテナ素子が金属と重なる面に配置され、第2のアンテナ素子が金属板と電磁結合することで第2のアンテナ素子を第1のアンテナ素子の無給電素子として使用することができ、これにより端末本体を金属板上に置いた場合の第1のアンテナ素子の利得低下を抑制できる。
本発明によれば、既存のアプリケーションアンテナを無給電素子としても使用し、コストの上昇及び実装面積の拡大を最小限に抑えながらも、端末本体を金属製の机などの金属板上に置いた場合のアンテナ利得の低下を抑制できる。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態の無線通信端末1は、第1、第2のアンテナ素子2、3と、給電部4、5と、セルラ無線部6と、無線システム部7と、アンテナ接地部8と、制御部9と、回路基板10とを備えて構成される。
第1のアンテナ素子2は、セルラ無線部6における無線信号の送受信に使用される。第2のアンテナ素子3は、無線システム部7における無線信号の送受信に使用される。給電部4は、セルラ無線部6からの通信電力を第1のアンテナ素子2に給電する。給電部5は、無線システム部7からの通信電力を第2のアンテナ素子3に給電する。
セルラ無線部6は、通話やメールなどの通信を行う無線部であり、第1のアンテナ素子2を介して電波を送受信する。セルラ無線部6が通信に使用する周波数帯は主に800MHz帯、1.7GHz帯、2GHz帯などがあるが、本実施の形態では800MHz帯をセルラ無線部6が通信に使用する周波数帯とし、第1のアンテナ素子2の共振周波数も同様であるとする。
無線システム部7は、アプリ1無線部71と、アプリ2無線部72と、整合回路73、74と、切り替え部75と、帯域制限部76とを備えて構成される。アプリ1無線部71及びアプリ2無線部72は、ブルートゥース、W−LAN、GPS等のアプリケーション用の無線部である。本実施の形態では、アプリ1無線部71は通信周波数を2.4GHz帯とするブルートゥースによる無線信号の送受信を行い、アプリ2無線部72は通信周波数を1.5GHz帯とするGPSによる無線信号の送受信を行うものとしている。
帯域制限部76は、アプリ1無線部71が通信に使用する2.4GHz帯とアプリ2無線部72が通信に使用する1.5GHz帯の各無線信号のみを通過させるフィルタである。帯域制限部76は、具体的には、例えば図2(a)に示すようにインダクタLとキャパシタCを並列接続した並列接続回路で構成される。この並列接続回路がアプリ無線部の数だけ設けられていて、本実施の形態では図2(b)に示すように1.5GHz帯のみを通過させるインダクタL2とキャパシタC2を並列接続した回路と、2.4GHz帯のみを通過させるインダクタLとキャパシタCを並列接続した回路とが直列に接続され、各々の並列接続回路はセルラ無線部6及び第1のアンテナ素子2が通信に使用する800MHz帯を遮断する構成となっている。切り替え部75は、アプリ1無線部71とアプリ2無線部72の第2のアンテナ素子3との接続を切り替えるものであり、アプリ1無線部71とアプリ2無線部72の動作に応じて適宜切り替えられる。具体的にはSPDT等のスイッチモジュールにより実現することが可能である。整合回路73は第2のアンテナ素子の共振周波数をアプリ1無線部が通信に使用する周波数に調整するためのものであり、例えば図2(c)に示すようにインダクタLとキャパシタCによるL型回路により構成される。本実施の形態では第2のアンテアン素子3の共振周波数を2.4GHz帯となるように整合回路73にて調整する。整合回路74は第2のアンテナ素子の共振周波数をアプリ2無線部が通信に使用する周波数に調整するためのものであり、整合回路73と同様に図2(c)に示すような構成である。本実施の形態では第2のアンテナ素子3の共振周波数を1.5GHz帯となるように整合回路74にて調整する。
図1に戻り、アンテナ接地部8は帯域制限部81とリアクタンス部82を有し、このアンテナ接地部8により第2のアンテナ素子3を回路基板10のグランドパターンに接続する。アンテナ接地部8は、帯域制限部81により第1のアンテナ素子2が通信に使用する周波数帯のみを通過し、第2のアンテナ素子が通信に使用する周波数帯は遮断するので無線システム部7にはオープンに見せ、第1のアンテナ素子2の周波数帯でのみ第2のアンテナ素子3を回路基板のグランドパターンに接続する。特に、金属板上での第2のアンテナ素子3の共振周波数が第1のアンテナ素子2の周波数帯となるようにリアクタンス部82にて共振周波数を調整する。
図3は、アンテナ接地部8の具体的構成例を示す図であり、第1のアンテナ素子2が通信に使用する周波数帯域である800MHz帯のみを通過させるインダクタLとキャパシタCを並列接続した帯域制限部81と、金属板上での第2のアンテナ素子3の共振周波数を第1のアンテナ素子2の周波数帯となるように調整するインダクタLからなるリアクタンス部82とを有する。なお、図3では、リアクタンス部82をインダクタで構成したが、キャパシタ及びレジスタで構成しても構わない。
このように、端末本体を金属板上に置いたときの第2のアンテナ素子3の共振周波数が第1のアンテナ素子2の周波数帯となるようにアンテナ接地部8で調整することで、第1のアンテナ素子2から無線信号を送信しているときに端末本体を金属板上に置いた場合に第2のアンテナ素子3が第1のアンテナ素子2の無給電素子として作用して、第1のアンテナ素子2の金属板上での利得低下を抑制する。
制御部9は、図示せぬマイコンと、このマイコンを制御するプログラムと、マイコンの動作において使用されるワークメモリとを有し、端末本体の各部を制御する。制御部9は、セルラ無線による通信を行うときはセルラ無線部6を動作させ、ブルートゥースによる通信を行うときはアプリ1無線部71を動作させ、GPSによる通信を行うときはアプリ2無線部72を動作させる。
次に、本実施の形態の無線通信端末1の動作を説明する。セルラ無線部6による無線通信を行う場合、制御部9は、セルラ無線部6を動作させる。また、第2のアンテナ素子3はアンテナ接地部8により回路基板10のグランドパターンに接続されており、無線通信端末1が金属板上に配置された際に、第2のアンテナ素子3は金属板と電磁結合することで所定の周波数で共振し、さらにアンテナ接地部8のリアクタンス部82により端末本体を金属板上に置いた時の第2のアンテナ素子3の共振周波数を第1のアンテナ素子が使用する周波数になるように調整することが出来る。これにより、第2のアンテナ素子3が第1のアンテナ素子2の無線給電素子として作用し、第1のアンテナ素子2の金属板上での利得低下を抑制する。
一方、アプリ1無線部71による無線通信を行う場合、制御部9は、アプリ1無線部71を動作させる。アプリ1無線部71を動作させることで、アプリ1無線部71からの通信電力が整合回路73、切り替え部75、帯域制限部76、給電部5をそれぞれ介して第2のアンテナ素子3に供給され、第2のアンテナ素子3から通信周波数が2.4GHz帯であるブルートゥースの無線信号が送信される。このときアプリ1無線部71で扱われる周波数帯の2.4GHz帯は帯域制限部81により遮断されるためアンテナ接地部8には無線信号は流れず、帯域制限部76を通過した無線信号はそのまま給電部5を介して第2のアンテナ素子3に入力される。
また、アプリ2無線部72による無線通信を行う場合、制御部9は、アプリ2無線部72を動作させる。アプリ2無線部72を動作させることで、アプリ2無線部72からの通信電力が整合回路74、切り替え部75、帯域制限部76、給電部5をそれぞれ介して第2のアンテナ素子3に供給され、第2のアンテナ素子3から通信周波数が1.5GHz帯であるGPSの周波数帯の無線信号が送信される。このときアプリ2無線部72で扱われる周波数帯の1.5GHz帯は帯域制限部81により遮断されるためアンテナ接地部8には無線信号は流れず、帯域制限部76を通過した無線信号はそのまま給電部5を介して第2のアンテナ素子3に入力される。
以上説明したように、本実施の形態の無線通信端末1によれば、第2のアンテナ素子3をアンテナ接地部8を介して回路基板のグランドパターンに接続し、無線通信端末1を金属板上に配置した際に第2のアンテナ素子3を金属板と電磁結合させ所定の周波数に共振させ、更に、端末本体を金属板上に置いたときの第2のアンテナ素子3の共振周波数が第1のアンテナ素子2の周波数帯となるようにアンテナ接地部8のリアクタンス部82で調整したので、第1のアンテナ素子2の周波数帯である800MHz帯の無線信号を送信している状態で端末本体を金属板上に置いた場合に第2のアンテナ素子3を無給電素子として使用することができ、第1のアンテナ素子2の利得低下を抑制できる。
また、上記と同時に第2のアンテナ素子3が無線システム部7用のアンテナとして動作しGPSとブルートゥースの通信を行うことができ、かつ第1のアンテナ素子2の無給電素子とを兼用することから、専用の無給電素子を設けた場合と比べてコストの上昇を最小限に抑え、実装面積を低減することができる。
なお、本実施の形態では、無線通信端末1が金属板上に配置された際に第2のアンテナ素子3が金属板と電磁結合する位置に配置されているが、第2のアンテナ素子3の位置を限定する必要はなく、端末本体の金属板上での共振周波数が第1のアンテナ素子2の周波数帯となるようにアンテナ接地部8のリアクタンス部82を調整すれば、どのような位置にでも配置可能である。また、本実施の形態ではストレート形状の無線通信端末1について述べているが、それに限るものではなく図9、図10に示すように折りたたみ形状や、スライド形状等、構造を限定することなく実現可能である。図4〜図10に第2のアンテナ素子3の配置例を示す。各図において、(a)は斜視図であり、図8、10の(b)は正面図で、図4、5、6、7、9の(b)は背面図である。図4は、端末本体の操作画面等が表示される表示部と逆側の面に第1のアンテナ素子2が設けられた箇所と長手方向の反対側の箇所の右側部分に第2のアンテナ素子3を設けた例である。図5は、端末本体の操作画面等が表示される表示部と逆側の面に第1のアンテナ素子2が設けられた箇所と長手方向の反対側の箇所の左側部分に第2のアンテナ素子3を設けた例である。図6は、本実施の形態と略同様に、端末本体の第1のアンテナ素子2が設けられた箇所の短手方向の反対側の箇所に第2のアンテナ素子3を設けた例である。図7は、端末本体の第1のアンテナ素子2が設けられた箇所の直下に第2のアンテナ素子3を設けた例である。図8は、端末本体の操作画面等が表示される表示部と同じ面に第1のアンテナ素子2が設けられた箇所と長手方向の反対側の箇所の右側部分第2のアンテナ素子3を設けた例である。図9は、端末本体の文字・番号入力等を行う入力部と逆側の面に第1のアンテナ素子2が設けられた箇所と長手方向の反対側の箇所の右側部分に第2のアンテナ素子3を設けた例である。図10は、端末本体の文字・番号入力等を行う入力部と同じ面に第1のアンテナ素子2が設けられた箇所と長手方向の反対側の箇所の右側部分に第2のアンテナ素子3を設けた例である。
また、本実施の形態では、セルラ無線部6は800MHz帯の通信を行う無線部であり、それに伴い第1のアンテナ素子2の共振周波数も800MHz帯であったが、それに限るものではなく、セルラ無線部6が複数の周波数帯の通信をすることも想定しており、それに伴い第1のアンテナ素子2も複数の共振周波数を有することを想定している。
本発明は、端末本体を金属製の机などの金属板上に置いた場合のアンテナ利得低下を低コストで抑制することができ、実装面積を有効利用するといった効果を有し、携帯電話機やPHS等の無線通信端末への適用が可能である。
本発明の一実施の形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図 本発明の上記実施の形態に係る無線通信端末の無線システム部のトラップ回路の具体的構成例を示す図 本発明の上記実施の形態に係る無線通信端末のアンテナ接地部のリアクタンス部の具体的構成例を示す図 本発明の上記実施の形態に係る無線通信端末における第2のアンテナ素子の他の配置例を示す図 本発明の上記実施の形態に係る無線通信端末における第2のアンテナ素子の他の配置例を示す図 本発明の上記実施の形態に係る無線通信端末における第2のアンテナ素子の他の配置例を示す図 本発明の上記実施の形態に係る無線通信端末における第2のアンテナ素子の他の配置例を示す図 本発明の上記実施の形態に係る無線通信端末における第2のアンテナ素子の他の配置例を示す図 本発明の上記実施の形態に係る無線通信端末における第2のアンテナ素子の他の配置例を示す図 本発明の上記実施の形態に係る無線通信端末における第2のアンテナ素子の他の配置例を示す図 2つのアンテナ素子を有する従来の無線通信端末の外観を示す斜視図 無給電素子を有する従来の無線通信端末の外観と金属板を示す斜視図
符号の説明
1 無線通信端末
2 第1のアンテナ素子
3 第2のアンテナ素子
4、5 給電部
6 セルラ無線部
7 無線システム部
8 アンテナ接地部
9 制御部
10 回路基板
11 表示部
12 入力部
71 アプリ1無線部
72 アプリ2無線部
73、74 整合回路
75 切り替え部
76、81 帯域制限部
82 リアクタンス部

Claims (8)

  1. 複数の通信周波数にて無線通信を行う無線通信端末において、
    前記無線通信端末の内部に配置された回路基板と、
    第1のアンテナ素子と、
    前記第1のアンテナ素子に接続し通信電力を給電する前記回路基板上の第1の給電部と、
    前記第1のアンテナ素子とは異なる周波数にて通信を行う第2のアンテナ素子と、
    前記第2のアンテナ素子に接続し通信電力を給電する前記回路基板上の第2の給電部と、
    前記第2の給電部に接続され通信を行う無線システム部と、
    前記第2の給電部に接続され前記第2のアンテナ素子を所定のインピーダンスを有する素子を介して前記回路基板に接続するアンテナ接地部と、を備え、前記無線通信端末を金属板上に配置した際には、前記第2のアンテナ素子を前記第1のアンテナ素子の無給電素子として使用することが可能な無線通信端末。
  2. 前記無線システム部は前記第1のアンテナ素子が通信に使用する第1の周波数を遮断し、前記第2のアンテナ素子が通信に使用する第2の周波数を通過する帯域制限部を備える請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 前記アンテナ接地部は前記第1のアンテナ素子が通信に使用する第1の周波数を通過し、前記第2のアンテナ素子が通信に使用する第2の周波数を遮断する帯域制限部を備える請求項1又は請求項2に記載の無線通信端末。
  4. 前記所定のインピーダンスを有する素子は、リアクタンス素子である請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の無線通信端末。
  5. 前記回路基板の一方の面に配置された表示部を備え、
    前記第2のアンテナ素子は前記回路基板の前記表示部とは逆側の面側に配設された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の無線通信端末。
  6. 前記回路基板の一方の面に配置された表示部を備え、
    前記第2のアンテナ素子は前記回路基板の前記表示部とは同じ面側に配設された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の無線通信端末。
  7. 前記回路基板の一方の面に配置された入力部を備え、
    前記第2のアンテナ素子は前記回路基板の前記入力部とは逆側の面側に配設された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の無線通信端末。
  8. 前記回路基板の一方の面に配置された入力部を備え、
    前記第2のアンテナ素子は前記回路基板の前記入力部とは同じ面側に配設された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の無線通信端末。
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