JP2002165291A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
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- JP2002165291A JP2002165291A JP2000362281A JP2000362281A JP2002165291A JP 2002165291 A JP2002165291 A JP 2002165291A JP 2000362281 A JP2000362281 A JP 2000362281A JP 2000362281 A JP2000362281 A JP 2000362281A JP 2002165291 A JP2002165291 A JP 2002165291A
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
ピーカに関するものであり、歪みや、異音を抑制した高
音質な小型のスピーカを提供するものである。 【解決手段】 本発明のスピーカは、スピーカのフレー
ム2に装着されたプロテクタ10の第2の音孔10aを
フレームのターミナル部4側に偏って設けたものであ
り、プロテクタ10側から入り込む空気を不均一にし、
フレーム2側から入り込む不均一な空気とのバランスを
取り、振動板1の振動を歪みの抑制された上下運動に補
正し、ローリング現象などの異常音の原因となる現象の
低減を図り、高音質なスピーカの実現を可能とするもの
である。
Description
に使用されるスピーカに関するものである。
て、その中に使用される移動体通信用のスピーカもます
ます小型化が望まれている。
ついて、図4、図5により説明する。
カの裏面正面図、図4(b)は同半側断面図、図4
(c)は同正面図であり、図5は同分解斜視図である。
形状の振動板であり、この振動板1の外周部は接着剤に
て外周に複数の第1の音孔2aを設けたフレーム2に保
持されている。
端部が固着されており、ボイスコイル3の両端はフレー
ム2の周縁下方に設けられたターミナル部4に電気的に
接続されている。
出力端子(図示せず)と接続される。
5、トッププレート6、ヨーク7から構成される磁気回
路8が前記フレーム2の成形時にインサート成形により
一体に設けられ、この磁気回路8の空隙部内に前記振動
板1に固着されたボイスコイル3の他端部側が嵌め込ま
れている。
声出力端子から出力された音声信号がターミナル部4を
介して入力され、ボイスコイル3が駆動して振動板1が
振動し、音波が放射されるものである。
保護するための役割を果たしている。
見た中心部を基準に線対称、あるいは点対称な第2の音
孔9aが設けられ、この第2の音孔9aは振動板1から
放射された音波を外方に放射するものである。
来のスピーカは、スピーカの小型化が進むにつれ、ター
ミナル部4のスピーカ全体に対する割合が高くなり、そ
れに伴いフレーム2に設ける第1の音孔2aが偏り(タ
ーミナル部4には第1の音孔2aが設けられない)不均
衡な配置とならざるを得ず、これによってスピーカ駆動
時の振動板1の振動によるスピーカ内への空気の流入が
均等にならないため、ローリングの原因となり、スピー
カの異常音発生を生ずるという課題を有するものであっ
た。
ーカが小型でフレーム部の音孔の配置が不均衡であって
も、音質の優れたスピーカを提供するものである。
の発明は、スピーカのフレームに装着されたプロテクタ
の第2の音孔をフレームのターミナル部側に偏って設け
たものであり、プロテクタ側から入り込む空気を不均一
にし、フレーム側から入り込む不均一な空気とのバラン
スを取り、振動板の振動を歪みの抑制された上下運動に
補正し、ローリング現象などの異常音の原因となる現象
の低減を図るものである。
クタに設けた複数の第2の音孔の径寸法を夫々2種類以
上異なった径としたものであり、複数の径の音孔を用い
ることで、よりきめ細かな空気の流入量の調整が可能と
なり、スピーカの更なる音質向上を図るものである。
により説明する。
部分は同一番号を付与し、説明を省略して説明する。
スピーカの背面図、図1(b)は同半側断面図、図1
(c)は同正面図であり、図2(a)は同周波数音圧特
性図であり、図2(b)は同歪み特性図であり、主とし
て特許請求の範囲の請求項1について説明する。
と、10はフレーム2に接着により装着されたプロテク
タであり、10aはこのプロテクタ10に複数設けられ
た第2の音孔であり、フレーム2の下方に設けられてい
るターミナル部4と対向するように比較的プロテクタ1
0の下方側に偏るように配置されている。
従来のスピーカとの周波数音圧特性を比較したものであ
り、図2(b)は同歪み特性を示すものであり、いずれ
も本実施の形態1のスピーカをa、従来のものをbとし
て示したが、この特性図からも明らかなように周波数音
圧特性においては極端な差は認められなかったが、歪み
特性においては本実施の形態1のスピーカの方が優れて
いることが確認された。
を除いた個所にある複数の第1の音孔2aから不均一に
振動板1へ入り込む空気とプロテクタ10側のターミナ
ル部4側に偏るようにプロテクタ10に設けた第2の音
孔10aから不均一に振動板1へ入り込む空気とが調和
し、振動板1の歪みの発生を抑制して振動するためと考
えられる。
図3(a)、(b)、(c)により主として特許請求の
範囲の請求項2について説明する。
ーカの背面図、図3(b)は同半側断面図、図3(c)
は同正面図である。同図により図1の実施の形態1のス
ピーカとの相違点のみ説明すると、11はプロテクタで
あり、第2の音孔11aは実施の形態1の音孔10aと
同様にターミナル部4側に偏らせて設けるとともに、こ
の第2の音孔11aの孔径として3種類の孔径の音孔を
設けたものである。
なるものを複数個用いることで、プロテクタ11側から
入り込む空気の量をより細かくバランスよく調整できる
ものであり、よりスピーカの高音質化を図ることができ
るものである。
の音孔10aおよび11aは全て中心より下側のターミ
ナル部4の対向側に設けたもので説明したが、前述の説
明から明らかなようにフレーム2側からの空気の流入の
バランスの不均一をプロテクタ10または11のターミ
ナル部4に対向する部分の空気の流入量を他の部分より
多くしてバランスさせるというものであるから、本実施
の各形態に限定されることなく、空気の流入量が小さい
ものであれば、中心より上側に音孔を設けてもよく、そ
れによりきめ細かなバランス調整も可能となるものであ
る。
ロテクタの第2の音孔の位置を調整してプロテクタを介
して流入する空気の流入と、フレーム側から不均一に入
り込む空気とのバランスをとることで、振動板での歪み
を抑制し、音質の向上を図ったスピーカの提供を可能と
するものである。
図 (b)同半側断面図 (c)同正面図
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくともターミナル部を設けたフレー
ムと、このフレームに装着された磁気回路と、前記フレ
ームの前記磁気回路の周縁に設けられた前記ターミナル
部によって偏って設けられた第1の音孔と、前記磁気回
路の磁気ギャップに一端が嵌め込まれたボイスコイルの
他端を結合した外周が前記フレームに結合された振動板
と、この振動板を覆うように前記フレームに装着された
第2の音孔を設けたプロテクタとで構成されるスピーカ
であって、前記第2の音孔が前記ターミナル部側に偏っ
て前記プロテクタに設けられたスピーカ。 - 【請求項2】 音孔の径寸法が夫々2種類以上異なった
径である複数個の第2の音孔をプロテクタに設けた請求
項1に記載のスピーカ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000362281A JP4126870B2 (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000362281A JP4126870B2 (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP4126870B2 JP4126870B2 (ja) | 2008-07-30 |
Family
ID=18833584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000362281A Expired - Fee Related JP4126870B2 (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | スピーカ |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4126870B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2858164A1 (fr) * | 2003-07-25 | 2005-01-28 | Cit Alcatel | Transducteur de restitution de son |
JP2008005119A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Pioneer Electronic Corp | スピーカ装置 |
KR200466781Y1 (ko) | 2012-04-04 | 2013-05-07 | 고윤일 | 음향성능 향상 구조를 갖는 차량용 스피커 지지체 |
-
2000
- 2000-11-29 JP JP2000362281A patent/JP4126870B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
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WO2005020623A2 (fr) * | 2003-07-25 | 2005-03-03 | Alcatel | Transducteur de restitution de son |
WO2005020623A3 (fr) * | 2003-07-25 | 2005-12-15 | Cit Alcatel | Transducteur de restitution de son |
US7408444B2 (en) | 2003-07-25 | 2008-08-05 | T & A Mobile Phones Limited | Sound-reproducing transducer |
JP2008005119A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Pioneer Electronic Corp | スピーカ装置 |
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Also Published As
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---|---|
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