JP2002165269A - 移動通信システム及び基地局装置 - Google Patents

移動通信システム及び基地局装置

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JP2002165269A
JP2002165269A JP2000359349A JP2000359349A JP2002165269A JP 2002165269 A JP2002165269 A JP 2002165269A JP 2000359349 A JP2000359349 A JP 2000359349A JP 2000359349 A JP2000359349 A JP 2000359349A JP 2002165269 A JP2002165269 A JP 2002165269A
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の基地局間で同期が確立した送信タイミ
ング及び受信タイミングを、簡易かつ確実に維持する移
動通信システムを提供する。 【解決手段】 複数の基地局2を有し、移動局1が一又
は二以上の基地局と選択的に回線を接続して、所定のタ
イミングで送受信をして通信を行い、基地局のうち、高
精度な送信タイミング及び受信タイミングを生成する基
地局を基準局として階層の上位に設定して、他の基地局
は、より上位の階層の基地局を選択して送信タイミング
及び受信タイミングを決定し、基準局を中心に階層的に
同期をする移動通信システムにおいて、基地局は、所定
の時間間隔で同期相手の基地局との送信タイミング及び
受信タイミングのズレを修正する同期監視処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、多数の基地局を有
し、基地局が同期した送信タイミング及び受信タイミン
グで移動局と通信をしている移動通信システム及び基地
局装置に関し、特に時分割多重接続(TDMA)方式の
移動通信システムに適用して、基地局間のフレーム同期
を確立すると好適な移動通信システム及び基地局装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】携帯無線機等の移動通信システムでは、
無線基地局と移動局との間に電波による通信回線を設定
し、無線により音声、データ等を送受して通信を行うも
のであり、周波数利用効率の観点からTDMA方式やC
DMA(符号分割多重接続)方式によるデジタル方式の
携帯電話システムが広く用いられている。このTDMA
方式の基地局及び移動局は、自局に割り当てられた受信
スロットを受信し、自局に割り当てられた送信スロット
にて送信をして、間欠的に送受信を繰り返すように動作
している。また、CDMA方式の基地局及び移動局は、
自局に割り当てられた拡散符号で変調したデジタル信号
を送受信している。これらの、デジタル方式の移動通信
システムにおいては、基地局と移動局とが同期して、同
じタイミングで送受信しなければならない。
【0003】TDMA方式において、基地局と移動局と
の同期をとるために、基地局からの信号を受信した移動
局は、基地局からの信号に含まれる同期信号(同期ワー
ド)に基づいて自局の送受信フレームの同期をとって、
移動局からの送信を開始する。また、基地局と移動局間
の距離等により生じるフレームタイミングのズレを吸収
するために、各受信スロットの最初には送信スロットが
侵入しても受信に影響が生じないガードタイムが設けら
れている。
【0004】このような移動通信システムでは、基地局
の立ち上げ時に、高精度の時間情報を有する(例えば、
高精度の発振器を備えたり、GPS衛星からの時間情報
を受信する等)基地局を中心に、フレームタイミングを
同期させて階層化した同期群を形成して各基地局間のフ
レームタイミングを同期させることが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような移
動通信システムでは、電源投入時に他の基地局との同期
をとるので、時間の経過に応じてフレームタイミングに
ズレが生じてしまい、送信スロットと受信スロットとが
干渉して、正常な受信ができなくなる。
【0006】特に、時分割双方向伝送を行うTDMA−
TDD方式では、同一周波数に基地局への上りの信号
と、移動局への下りの信号とが混在しているので、送受
信タイミングのズレにより、上りの信号と下りの信号と
が衝突してしまう。
【0007】具体的には、TDMA−TDD方式を採用
するPHS方式(PersonalHandyphon
e System)では、図10に示すように、1TD
D/TDMAフレーム中に4つの受信スロットと4つの
送信スロットとが配置されており、5ミリ秒周期で送受
信スロットが繰り返されている。このとき、基地局1と
基地局2との送受信タイミング(フレームタイミング)
がズレていると、基地局間で送信スロットと、受信スロ
ットとが干渉してしまう。すなわち、移動局が基地局1
への上りの信号を送信している間に(RX4)、基地局
2が移動局への下りの信号を送信してしまい(TX
1)、上りの信号(RX4)と下りの信号(TX1)と
が衝突してしまう。移動局より基地局の方が送信出力が
大きい場合が多く、基地局1では受信スロットRX4で
の上りの信号が受信できない。
【0008】移動通信システムにおける基地局間のフレ
ームタイミングの同期には様々な方法が提案されてい
る。例えば、各基地局が周囲の基地局のうち最も電界強
度の強い基地局に合わせて、自律的に同期を確立する方
法がある。しかし、この方法では、同期の無限連鎖によ
り基準局のフレームタイミングから大きくずれる基地局
が発生してしまう。また、同期の基準となる基地局が複
数存在して、複数の同期群が形成され、同期群間でフレ
ームタイミングにズレが生じることから、同期群間で干
渉が発生してしまう。
【0009】また、各基地局は有線回線で接続されてい
るので、この有線で基準信号を配信して同期を確立する
方法もある。しかし、ISDN等の標準的なインターフ
ェースでは基準信号の配信ができず、基準信号を配信す
るために特別なインターフェースが必要となることか
ら、大規模な公衆ネットワークには適さない。また、複
数の交換機にまたがって基地局間の同期をとることは、
交換機による伝送遅延の影響を考慮すると困難である。
【0010】また、各基地局は、通信ネットワークを統
括的に制御するセンター設備により制御されているの
で、このセンター設備からの指示によりフレームタイミ
ングを修正する方法もある。しかし、この方法では、運
用者によるセンター設備からの指示が必要であり運用コ
ストが発生する。また、基地局の増設時に再度同期指示
をしなければならない等、複雑な処理が必要になる。
【0011】本発明は、複数の基地局間で同期が確立し
た送信タイミング及び受信タイミングを、簡易かつ確実
に維持する移動通信システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の基
地局を有し、移動局が一又は二以上の前記基地局と選択
的に回線を接続して、所定のタイミングで送受信をして
通信を行い、前記基地局のうち、高精度な送信タイミン
グ及び受信タイミングを生成する基地局を基準局として
階層の上位に設定して、他の基地局は、より上位の階層
の基地局を選択して送信タイミング及び受信タイミング
を決定し、前記基準局を中心に階層的に同期をする移動
通信システムにおいて、前記基地局は、所定の時間間隔
で同期相手の基地局との送信タイミング及び受信タイミ
ングのズレを修正する同期監視処理を行う。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、前記
同期監視処理は、前記基地局の階層により複数の時間帯
に分割して、上位の階層の前記基地局から順に実行され
ることを特徴とする。
【0014】第3の発明は、第2の発明において、前記
同期監視処理は、自己の階層の前記同期監視処理を実行
する時間帯において、前記基地局が各々決定した時間に
実行されることを特徴とする。
【0015】第4の発明は、第1〜第3の発明におい
て、前記同期監視処理には、周辺の基地局のうち同期相
手として適切な基地局を捜索する処理を含むことを特徴
とする。
【0016】第5の発明は、通信回線により交換機と接
続された複数の基地局を有し、移動局が一又は二以上の
前記基地局と選択的に回線を接続して、所定のタイミン
グで送受信をして通信を行う移動通信システムにおい
て、前記基地局は、前記通信回線により送られてくるク
ロック信号に基づいて、自局の送信タイミング及び受信
タイミングのズレを修正する。
【0017】第6の発明は、第5の発明において、前記
通信回線はデジタル方式の通信回線であり、前記クロッ
ク信号は前記通信回線でのデジタル伝送に用いられるク
ロック信号であることを特徴とする。
【0018】第7の発明は、第1〜第6の発明におい
て、前記移動通信システムはTDMA方式で通信をする
ものであって、前記基地局は送信タイミング及び受信タ
イミングとしてフレームタイミングを決定することを特
徴とする。
【0019】第8の発明は、複数の基地局を有し、移動
局が一又は二以上の前記基地局と選択的に回線を接続し
て、所定のタイミングで送受信をして通信を行い、前記
基地局のうち、高精度な送信タイミング及び受信タイミ
ングを生成する基地局を基準局として階層の上位に設定
して、他の基地局は、自局より上位の階層の基地局を選
択して送信タイミング及び受信タイミングを決定し、前
記基準局を中心に階層的に同期をする移動通信システム
の基地局装置において、前記基地局装置は、所定の時間
間隔で同期相手の基地局との送信タイミング及び受信タ
イミングのズレを修正する同期監視処理を行う。
【0020】第9の発明は、第8の発明において、前記
同期監視処理は、前記基地局の階層により複数の時間帯
に分割して、上位の階層の前記基地局から順に実行され
ることを特徴とする。
【0021】第10の発明は、第9の発明において、前
記同期監視処理は、自己の階層の前記同期監視処理を実
行する時間帯において、前記基地局装置が各々決定した
時間に実行されることを特徴とする。
【0022】第11の発明は、第8〜第10の発明にお
いて、前記同期監視処理は、周辺の基地局のうち同期相
手として適切な基地局を捜索する処理を含むことを特徴
とする。
【0023】第12の発明は、通信回線に接続された複
数の基地局を有し、移動局が一又は二以上の前記基地局
と選択的に回線を接続して、所定のタイミングで送受信
をして通信を行う移動通信システムの基地局装置におい
て、前記基地局は、前記通信回線により送られてくるク
ロック信号に基づいて、自局の送信タイミング及び受信
タイミングのズレを修正する。
【0024】第13の発明は、第12の発明において、
前記通信回線はデジタル方式の通信回線であり、前記ク
ロック信号は前記通信回線でのデジタル伝送に用いられ
るクロック信号であることを特徴とする。
【0025】第14の発明は、第8〜第13の発明にお
いて、前記基地局装置はTDMA方式で通信をするもの
であって、前記基地局は送信タイミング及び受信タイミ
ングとしてフレームタイミングを決定することを特徴と
する。
【0026】
【発明の作用および効果】第1の発明は、基地局が基準
局を中心に階層的に同期をする移動通信システムにおい
て、基地局は所定の時間間隔で同期相手の基地局との送
信タイミング及び受信タイミングのズレを修正する同期
監視処理を行うようにしたので、高精度の同期を維持す
ることができる。
【0027】第8の発明は、基地局が基準局を中心に階
層的に同期をしている移動通信システムの基地局装置に
おいて、基地局装置は、所定の時間間隔で同期相手の基
地局との送信タイミング及び受信タイミングのズレを修
正する同期監視処理を行うようにしたので、高精度の同
期を維持することができる。
【0028】第2及び第9の発明では、階層の上位の基
地局から順に同期監視処理を実行するので、正確な同期
を維持することができる。
【0029】第3の発明及び第10の発明では、自己の
階層の同期監視処理を実行する時間帯において、基地局
が各々決定した時間に同期監視処理が実行されるので、
複数の基地局において同期監視処理が同時に行われるこ
とがない。
【0030】第4及び第11の発明では、同期監視処理
は周辺の基地局のうち同期相手として適切な基地局を捜
索する処理を含むので、現在の同期相手より階層が上位
な基地局が近隣に設置されたときにも、自動的に上位
(高精度)の基地局を相手として早期をすることができ
る。
【0031】第5の発明及び第12の発明は、基地局は
接続されている通信回線により送られてくるクロック信
号に基づいて、自局の送信タイミング及び受信タイミン
グのズレを修正するので、同一の交換機からのクロック
信号に基づいて同期を維持するので、高精度の同期を維
持することができる。
【0032】第6の発明及び第13の発明は、通信回線
はデジタル方式の通信回線(例えば、ISDN回線)で
あり、クロック信号には通信回線でのデジタル伝送に用
いられるクロック信号(例えば、ISDNの基準クロッ
ク信号)を用いたので、同期時のための特別な装置(例
えば、インターフェース装置)を必要とせずに、高精度
の同期を維持することができる。
【0033】第7の発明及び第14の発明は、基地局装
置はTDMA方式で通信をするものであって、基地局は
送信タイミング及び受信タイミングとしてフレームタイ
ミングを決定するので、送信スロットと受信スロットと
が衝突することがない。
【0034】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0035】図1は、本発明が適用されるPHSシステ
ム全体の構成図である。
【0036】PHSシステムの移動局であるPHS端末
機(PS)1は、基地局装置(CS)2との間で無線に
よる回線を設定し、音声、データによる通信を行う。こ
のPHS方式では、多元接続方式(マルチ・チャネル・
アクセス方式)を使用しているので、端末機1と基地局
装置2とは、制御チャネルにおいて通話チャネルを設定
するために必要な情報のやりとり(ネゴシエーション)
をし、通話チャネルを設定して、通話チャネルにおいて
通信を始める。
【0037】基地局装置2は加入者交換機3に接続され
ており、さらに加入者交換機3は中継交換機4を介して
ISDN網5に接続されている。また、基地局装置2は
交換機3、4を介してセンター設備6に接続されてお
り、センター設備6は基地局装置2の起動、停止、設定
変更等を統括して制御している。
【0038】また、加入者交換機3から基地局装置2に
対しては、ISDN回線に含まれるクロック信号(16
0kbit/s相当)が送られてくる。よって、交換機
3は基地局装置2に対して高精度な周波数源として作用
する。
【0039】図2は、本発明の実施の形態の基地局装置
2のブロック図である。
【0040】基地局装置2はISDN回線を介して交換
機3と接続されている。交換機3から基地局装置2に入
力された信号はインターフェース部(DSU)11にて
レベル変換され、符号化・復号化部12によって符号化
され、ベースバンド部13、無線部14で変調、逓倍、
増幅等の処理がされて高周波信号となり、アンテナ15
からPHS端末機1に対する下りの信号として送信され
る。
【0041】一方、アンテナ15で受信されたPHS端
末機1からの上りの信号は、無線部14にて周波数変換
等の処理がされ、ベースバンド部13に送られ検波(復
調)等のベースバンド処理がされる。符号化・復号化部
12はベースバンド処理がされた信号を復号化しアナロ
グ信号に変換する。復号化された信号は、DSU11に
て、交換機3に入力可能なレベルに変換され、交換機3
に送られる。
【0042】CPU17は基地局装置2の各部を制御す
る。クロック部16はクロック信号を発生し、外部(C
PU17)からの作用により発振周波数を制御できるよ
うに構成されている。CPU17はこのクロック信号に
基づいて無線部14に送受信切替タイミングを指示す
る。記憶部18にはCPU17が基地局装置2を制御す
る制御プログラムや、CPU17が動作するために必要
なデータが記憶されている。これらのクロック部16、
CPU17、記憶部18等により基地局装置2の制御部
が構成されている。
【0043】DSU11から分岐した信号はクロック抽
出部19に導入され、クロック抽出部19ではISDN
回線にて送られてくるISDNクロック信号を抽出す
る。このISDNクロック信号は、交換機3にて、基地
局装置2に備わったクロック部16より高精度の周波数
源により生成されているので、正確なタイミング信号を
生成することができる。
【0044】クロック抽出部19で抽出されたISDN
クロック信号はCPU17に送られ、現在クロック部1
6が生成しているタイミング信号とのズレを監視して、
このズレが一定範囲内に収まるようにクロック部16の
発振周波数を補正して、フレーム同期のタイミング信号
を調整している。具体的には、160kbit/sのベ
ースクロック信号を分周することにより所定の周波数に
変換して用いる。
【0045】また、一部の基地局装置2は、GPS受信
機(図示省略)を備えており、GPS受信アンテナを介
してGPS衛星からの信号を受信している。GPS衛星
は原子時計を備えており正確な時間情報を送信してい
る。GPS受信部を備えた基地局装置2では、クロック
抽出部19においてGPS衛星からの信号から時間情報
を抽出して、抽出された時間情報に従ってフレーム同期
のタイミング信号を生成するので、極めて正確(±1マ
イクロ秒程度)で、狂いのないタイミング信号を生成す
ることができることから、周囲の基地局の同期の基準と
なるマスター局となる。
【0046】このGPS受信機、GPS受信アンテナ
は、GPSユニットを構成しており、基地局装置2から
着脱可能に構成されている。このため、GPS非搭載局
をGPS搭載局に変更して、マスター局を容易に増設す
ることができる。
【0047】図3は、本発明の実施の形態の識別符号
(CSID)の構成図である。
【0048】基地局装置2は、制御チャネルにおいて、
自装置の識別符号(CSID)を一定の時間間隔(10
0ミリ秒間隔)で送信している。このCSIDには9ビ
ットの事業者識別符号、一斉呼び出しエリア番号、付加
IDの他に、3ビットの同期制御符号が含まれている。
この同期制御符号は、各基地局の同期レベルの階層にお
ける地位を表し、他の基地局からみて同期相手となる基
地局であるかを規定している。
【0049】図4は、本発明の実施の形態の同期制御符
号の内容を示す図表である。
【0050】同期制御符号は3ビットの信号からなり、
本実施の形態では5段階の同期レベルが設定されてい
る。同期マスター局は最も高い同期レベル(同期レベル
1)に設定され、”100”の同期制御符号で表され
る。
【0051】「同期レベル2」は、同期レベル1のマス
ター局からの信号に基づいて自局のフレームタイミング
の同期をした局であり、他の基地局から基準とされる優
先度が同期レベル1の基地局の次に高く、”101”の
同期制御符号で表される。
【0052】「同期レベル3」は、同期レベル2の基地
局からの信号に基づいて自局のフレームタイミングの同
期をした局であり、他の基地局から基準とされる優先度
が同期レベル1、2の基地局の次に高く、”110”の
同期制御符号で表される。
【0053】「同期レベル4」は、同期レベル3の基地
局からの信号に基づいて自局のフレームタイミングの同
期をした局であり、他の基地局から基準とされる優先度
が最も低く、”111”の同期制御符号で表される。
【0054】「非同期局」は、同期マスター局でもな
く、他の基地局に同期をしていない基地局の同期レベル
であり、”000”の同期制御符号で表される。また、
同期レベル4の基地局からの信号に基づいてフレームタ
イミングの同期をした基地局も、「非同期局」の同期レ
ベルに設定される。
【0055】この同期レベルは、「同期レベル1」がフ
レームタイミングの精度が最も高いので、他局から見て
同期の基準とする優先順位が最も高い。また、「同期レ
ベル4」がフレームタイミングの精度が最も低いので、
他局から見て同期の基準とする優先順位が最も低い。ま
た、「非同期局」は同期レベル4の下位に設けられてお
り、非同期局のフレームタイミングの誤差は大きいと推
定されるので、他の基地局から同期の基準にされること
はない。
【0056】本実施の形態では同期制御符号を3ビット
で表現しているが、同期制御符号のビット数を増加し
て、より多階層の同期レベルを設定してもよい。この場
合、同期の際に遅延により同期がずれて、回線が接続で
きなくならない程度の階層とすることが望ましい。
【0057】図5は、本発明の実施の形態の基地局装置
2の電源投入時の動作を示すフローチャートである。
【0058】新たに運用を開始する又はリセット信号等
により再起動される基地局装置2は、電源が投入される
と諸定数が初期化され、各回路(ベースバンド部13、
無線部14等)が初期化される(S101)。制御部の
CPU17は、基地局装置2がマスター局であるか(G
PS受信機が備わっているか)を検出して(S10
2)、マスター局であれば、GPS衛星からの信号から
クロック信号を抽出して、この時間情報に自局のフレー
ムタイミングを同期させる(S103)。その後、自局
の同期レベルを”1”に設定して(S104)、制御チ
ャネルでの送信を開始する(S109)。この制御チャ
ネルで送信される識別符号(CSID)に含まれる同期
制御符号により、自局がマスター局であることを他の基
地局に対して通知する。
【0059】一方、基地局装置2がマスター局でなけれ
ば(S102)、制御チャネルを受信して、周囲の基地
局からのCSIDを受信する(S105)。このCSI
Dには同期制御符号が含まれている。周囲の基地局から
の識別符号(CSID)を受信した基地局装置2は、同
期相手を選択する(S106)。このステップS105
〜S106の動作は図8にて後に詳細に説明する。
【0060】そして、相手局の同期信号(同期ワード)
に同期させて、自局の同期クロックを生成して、自局の
フレームタイミングを相手局のフレームタイミングに同
期させる(S107)。
【0061】その後、フレーム同期の基準となった相手
局の同期レベルに1を加えて、自局の同期レベルを基準
とし基地局の同期レベルの下位に設定する(S10
8)。そして、制御チャネルでのCSIDの送信を開始
して(S109)、自局の同期レベルを他の基地局に対
して通知する。
【0062】また、自局の同期レベルが決定した旨を有
線回線でセンター設備6に通知する(S110)。この
とき、本実施の形態のように同期後に無条件にセンター
設備6に通知するのではなく、非同期局となった場合に
のみセンター設備6に通知するように構成してもよい。
このように構成すると、センター設備6では異常が生じ
た基地局のみを把握することができる。
【0063】図6は、本発明の実施の形態により同期し
た基地局の階層を示す図である。
【0064】図に丸印(黒丸、白丸)で示したものが、
配置された基地局である。また、図の中心に黒い丸印で
示した基地局(CS1)がマスター局であり、図示した
基地局の同期群の中心となっている基地局である。
【0065】CS1はマスター局であり同期レベルは1
である。CS2、CS3はCS1のフレームタイミング
に同期して自局のフレームタイミング生成しており、C
S2、CS3の同期レベルはCS1の同期レベルより1
ランク低い”2”に設定される。また、CS4はCS3
のフレームタイミングに同期し、CS5はCS2のフレ
ームタイミングに同期して自局のフレームタイミング生
成しているので、CS4、CS5の同期レベルはCS
2、CS3の同期レベルより1ランク低い”3”に設定
される。
【0066】このマスター局は周囲の基地局の次数が低
位に(同期レベルが大きく)なって、周囲に同期の基準
となる基地局が存在しなくならないように、適宜設置さ
れる。このため、センター設備6では基地局の同期レベ
ルを監視しており、マスター局を多く配置しなくてもよ
いので、システムに柔軟性があり、安価にシステムを構
成することができる。
【0067】なお、このように複数の基地局を階層化す
ると、広域に基地局が配置された場合には複数の同期群
が形成されるが、基準となる基地局がマスター局がGP
S衛星からの時間情報を基準としているので、同期群間
の誤差が小さく、異なる同期群が接する場所でもガード
タイムを超えるフレームタイミングのズレが生じること
はない。
【0068】本実施の形態では、加入者交換機3から基
地局装置2に対してISDN回線上を送られてくるクロ
ック信号により、基地局装置2は他の基地局装置2との
同期を維持している。しかし、この交換機(周波数源)
3からの周波数も変動することがあり、回線の状態や、
経路長、経路中に設置されている機器により生じるジッ
タやノイズの影響により正確なクロック信号が基地局装
置2に届かなくなる可能性がある。そこで、定期的に基
地局装置2のフレームタイミングのズレを検出して、こ
の補正をする同期監視処理が必要となる。
【0069】図7は、本発明の実施の形態の基地局の同
期監視処理を示すフローチャートである。
【0070】この同期監視処理は所定の時間間隔で実行
されるものである(図9参照)。
【0071】基地局装置2は所定の時間になったら、制
御チャネルで同期相手の基地局からの信号を受信し、相
手局からの信号に基づいて、相手局のフレームタイミン
グと自局のフレームタイミングとのズレを検出する。こ
のズレが許容範囲内であれば(S111)、自局のフレ
ームタイミングを変更することなく(S112〜S11
8の処理を行わずに)、運用を再開する。
【0072】一方、相手局のフレームタイミングと自局
のフレームタイミングとの間に許容範囲を超えたズレを
検出すると(S111)、自局のフレームタイミングの
修正処理を実行する(S112〜S118)。
【0073】具体的には、自局のフレームタイミングに
て、同期相手の基地局の信号を受信して、正常に受信で
きたならば同期相手局とのフレームタイミングのズレは
ないと判断し、正常に受信できなければ同期相手局との
フレームタイミングがズレていると判断する。また、正
常に受信できた場合でも、より正確に同期をするため
に、自局のフレームタイミングを変更する処理(S11
2〜S118)を行ってもよい。
【0074】まず、基地局装置2は制御チャネルを受信
して、周囲の基地局からの識別符号(CSID)を受信
する(S112)。このCSIDには同期制御符号が含
まれている。周囲の基地局からのCSIDを受信した基
地局装置2は、同期相手を選択する(S113)。この
S112〜S113の動作は図8にて後に詳細に説明す
る。
【0075】そして、相手局からの信号に含まれる同期
信号に同期するように自局の同期クロックを生成して、
自局のフレームタイミングを相手局のフレームタイミン
グに同期させる(S114)。この基地局間の同期は、
相手局からの信号に含まれる同期信号(同期ワード)に
基づいて、自局のフレームタイミングの同期をする。
【0076】その後、フレーム同期の基準となった相手
局の同期レベルに1を加えて、自局の同期レベルを基準
となった基地局の同期レベルの下位に設定する(S11
5)。そして、制御チャネルでのCSIDの送信を再開
して(S116)、自局の同期レベルを他の基地局に対
して通知する。
【0077】また、自局の同期レベルが変更されたなら
(S117)、その旨を有線回線でセンター設備6に通
知する(S118)。このとき、本実施の形態のように
同期レベルが変更されたときにセンター設備6に通知す
るのではなく、同期後に無条件にセンター設備6に通知
するように構成してもよい。また、非同期局となった場
合にのみセンター設備6に通知するように構成してもよ
い。このように構成すると、センター設備6で異常が生
じた基地局のみを把握することができる。
【0078】さらに、この同期監視処理は、所定の時間
間隔の他に、通信回線(有線回線)のクロック信号に異
常が生じたときや、無線回線で干渉が検出したときに実
行することもできる。
【0079】具体的には、本実施の形態では、基地局の
フレームタイミングはISDN回線のクロック信号に基
づいて補正されているので、このISDN回線のクロッ
ク信号に異常が生じると、送受信のフレームタイミング
に異常が生じてしまう。例えば、ISDN回線からのク
ロック信号が途切れた場合や、ISDN回線からのクロ
ック信号の周波数が大きく変化した場合などには、クロ
ック信号に異常が生じたものと判断して、同期監視処理
を実行して、自局のフレームタイミングを周囲の基地局
のフレームタイミングに同期(一致)させる。
【0080】また、自局のフレームタイミングと周囲の
局のフレームタイミングとの間でズレが生じていると、
スロットが干渉して、他の局からの妨害波を受けてしま
う、例えば、RSSIがよいのにFERが悪い場合に、
自局のフレームタイミングがずれている判断して、同期
監視処理を実行して、自局のフレームタイミングを周囲
の基地局のフレームタイミングに同期(一致)させる。
【0081】図8は、本発明の実施の形態の基地局で自
局のフレームタイミングを同期する相手の基地局を選択
する動作の詳細を示すフローチャートであり、図5にお
けるステップS105〜S106、及び、図7における
ステップS112〜S113の周囲の基地局の受信から
同期相手局の選択までの動作の詳細を示す。
【0082】基地局の制御部のCPU17は、制御チャ
ネルを受信するための時間として、100ミリ秒のタイ
マをセットして、100ミリ秒の計時を開始する(S1
21)。その後、タイマがタイムアップして100ミリ
秒が経過するまでの間(S122)、制御チャネルを連
続的に受信する(S123)。PHS方式では、各基地
局は制御チャネルにおいて、100ミリ秒間隔でCSI
Dを送信しているので、100ミリ秒連続して制御チャ
ネルを受信すれば、自局が受信可能な全ての基地局から
のCSIDを受信することができる。
【0083】基地局装置2は、100ミリ秒の間で、い
ずれかのタイムスロットで、他の基地局が受信できたな
ら(S124)、受信した基地局のCSID、同期制御
符号、受信電界強度(RSSI、ビットエラーレート
等)を記憶する(S125)。一方、他の基地局が受信
できなかったら(S124)、タイマがタイムアップし
て所定の時間(100ミリ秒)が経過するまで、制御チ
ャネルの受信を継続して(S122〜S125)、他の
近くの基地局を捜索する。
【0084】制御チャネルの所定時間(100ミリ秒)
の連続受信が終了したら、受信した周辺の基地局から同
期相手の基地局を選択する。制御部のCPU17は、記
憶部18に記憶された近隣の基地局のデータから、最も
同期レベルが小さい(階層が高く、同期の優先度が高
い)基地局を選択する(S126)。このとき同じ同期
レベルの基地局が複数受信できていたら(S127)、
同じ同期レベルを有する基地局のうち、受信レベルが最
大の基地局を選択する(S128)。
【0085】ここで、図6を参照すると、このとき、C
S5はCS4に同期していたが、同期監視処理でCS2
とCS4との双方の基地局を受信することができた。こ
のCS2とCS4とは、CS2の方が同期レベルが高位
なので(CS2は同期レベル2、CS4は同期レベル
3)、より高位の基地局であるCS2を選択して、CS
2のフレームタイミングに同期し直して自局のフレーム
同期クロック信号を生成する。
【0086】また、CS4はCS2に同期していたが、
同期監視処理で同レベルを有するCS2とCS3とを受
信することができた。このCS2とCS3とは、CS2
よりCS3の方が近い距離にあり、受信電界強度が強い
ので、CS4はCS3を選択して、CS3のフレームタ
イミングに同期をし直す。
【0087】図9は、本発明の実施の形態の基地局の同
期監視処理のタイミングを表す図である。
【0088】本実施の形態では、複数の基地局が階層化
して同期群を形成しているので、階層の上位の基地局か
ら順に、同期ズレの修正をする必要がある。
【0089】まず、階層の上位にあり、他の基地局に同
期して自局のフレームタイミングを形成している同期レ
ベル2の2次局の同期ズレを修正する。同期レベル2の
基地局は2時から2時55分の間で図7で説明した同期
監視処理を実行して、同期ズレを修正する。
【0090】次に、同期レベル2の下の階層に位置する
同期レベル3の基地局(3次局)について、自局のフレ
ームタイミングが同期している同期レベル2の局の同期
ズレを修正する。同期レベル2の基地局は3時から3時
55分の間で図7で説明した同期監視処理を実行して、
同期レベル3の基地局からの同期ズレを修正する。
【0091】次に、同期レベル3の下の階層に位置する
同期レベル4の基地局(4次局)について、自局のフレ
ームタイミングが同期している同期レベル3の局の同期
ズレを修正する。同期レベル2の基地局は4時から4時
55分の間で図7で説明した同期監視処理を実行して、
同期レベル4の基地局からの同期ズレを修正する。
【0092】次に、同期レベル最下層に位置する非同期
局が、5時から5時55分の間で図7で説明した同期監
視処理を実行して、同期可能な基地局を捜索し他の基地
局との同期ズレを修正する。
【0093】この同期監視処理中は、フレームタイミン
グが変化するので、その基地局を介して通信サービスを
提供することができない。多数の基地局が同時に同期監
視処理を行うと、その基地局が設置されているサービス
エリア内で通信ができない区域(空白域)が生じてしま
ったり、通信可能な周辺の基地局にトラフィックが集中
してしまうことがある。そこで、所定の時間帯(同期レ
ベル2の局は2時から2時55分)の中で、同じ同期レ
ベルを有する基地局が同時に同期監視処理を始めること
がないように、所定の時間帯の中で同期監視処理を始め
る時間帯をずらすようにしている。
【0094】具体的には、基地局装置に固有の番号であ
るCSID(各桁の数字の和、最終桁の数字等)によっ
て、同期監視処理を開始する時間を定める方法や、基地
局装置にて乱数を発生させ、その乱数値によって同期監
視処理を開始する時間を定める方法がある。
【0095】なお、マスター局はGPS衛星からの信号
を受信して、フレーム同期タイミングを修正しているの
で、定期的に同期ズレの修正をする必要はないが、所定
の時間間隔(1日/1回)でGPS衛星からの信号を受
信してフレームタイミングを修正するように構成するこ
ともできる。なお、この場合にはマスター局は2次局の
同期監視処理が実行される時間帯より前に同期監視処理
を行う必要がある。
【0096】さらに、この同期監視処理により同期レベ
ルが下位になった場合には、変更された同期レベルで割
り当てられた同期監視処理の時間帯において、再度同期
監視処理を行う。
【0097】具体的にはマスター局に同期している2次
局は、2時から2時55分の間に同期監視処理を行う
が、同期相手の局が検出できなかったときには、制御チ
ャネルを100ミリ秒間連続して受信する。この制御チ
ャネルの受信によって同レベルの他の局(マスター局)
が検出できなかったときは、この制御チャネルの連続受
信により受信できた2次局を探して、この2次局に同期
をとる。よって、この2次局に同期をした基地局は3次
局になる。しかし、2次局の同期監視処理は2時から2
時55分に行われるので、この新たに同期相手となった
2次局が既に同期監視処理を行って、正確なフレームタ
イミングに補正されているかは分からない。よって、こ
の2次局に同期をした基地局は、同期相手の2次局の同
期監視処理が終了した時間、すなわち、3次局が同期監
視処理を行う時間帯(3時から3時55分の間)に再度
同期監視処理を行い、フレームタイミングのズレを修正
した2次局に再度同期をする。
【0098】このように、マスター局でない基地局は、
高精度のクロック源を有するマスター局を中心として、
マスター局を階層の上位に設定して、他の基地局は、各
基地局が送信する同期制御符号により、自局より上位の
階層の基地局を選択してフレームタイミングを決定し
て、マスター局を中心に、各基地局が自律的に階層を形
成して同期をするので、高い精度(マスター局同士が±
1μ秒程度)で送受信タイミングの同期をすることがで
きる。
【0099】さらに、マスター局が分散して配置されて
いるので、一つのマスター局が故障しても、このマスタ
ー局に同期していた基地局は他の周辺の基地局に同期す
ればよいことから、移動通信システムの運用が停止する
ことがなく、故障に対する耐性が強い。
【0100】その後、基地局装置が接続されているIS
DN回線のクロック信号に基づいて自局のフレームタイ
ミングを修正しているので、一度マスター局を中心とし
て同期をとったフレームタイミングがずれることがな
い。
【0101】さらに、1日に1回、同期相手となった基
地局とのフレームタイミングのズレを修正する同期監視
処理を実行するので、ズレによる影響が大きくならない
うちに修正をして、正確な同期を維持することができ
る。
【0102】さらに、この同期監視処理は、階層の上位
の基地局から順に実行されるので、上位の階層に位置す
る基地局から順にフレームタイミングのズレが修正され
ることから、より精度のよい基地局に基づいてフレーム
タイミングの同期をすることができる。すなわち、階層
と関係なく同期監視処理を実行したならば、下位の基地
局が上位の基地局との同期関係を修正した後に、この基
準となった上位の基地局にフレームタイミングのズレが
検出され、上位の基地局がフレームタイミングを修正す
ると、この下位の基地局のフレームタイミングは、この
ズレを含む誤ったものとなってしまう。
【0103】また、基地局装置に固有の番号(CSI
D)によって、同期監視処理を開始する時間を定めるの
で、同一階層の基地局が同期監視処理を行う時間帯にお
いて、一斉に多数の基地局において同期監視処理が行わ
れて、通信サービスが停止することがない。
【0104】さらに、同期監視処理では現在の同期相手
より高次の同期レベルの基地局装置を捜索するので、現
在よりも精度が高い基地局に同期して、高精度のフレー
ムタイミングを生成することができる。
【0105】さらに、同じ階層の他の基地局のうち信号
強度が強い基地局を選択して、フレームタイミングを同
期するので、確実に同期をすることができる。
【0106】さらに、他の基地局に同期をして、自局の
同期レベルが決定すると、自局の同期レベルが決定した
旨を有線回線でセンター設備に通知するので、センター
設備で各基地局の同期階層内の地位を把握することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるPHSシステム全体の構
成図である。
【図2】 本発明の実施の形態の基地局装置のブロック
図である。
【図3】 本発明の実施の形態のCSIDの構成図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態の同期制御ビットの内容
を示す図表である。
【図5】 本発明の実施の形態の基地局の電源投入時の
動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態により同期した基地局の
階層を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態の基地局の同期監視処理
を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態の基地局で同期相手を選
択する動作の詳細を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態の基地局の同期監視処理
のタイミングを表す図である。
【図10】 従来の基地局装置の送受信タイミングを示
す図である。
【符号の説明】
1 PHS端末機(PS) 2 基地局装置(CS) 3 加入者交換機 4 中継交換機 5 ISDN網 6 センター設備 11 インターフェース部(DSU) 12 符号化・復号化部(CODEC) 13 ベースバンド部(B/B) 14 無線部(TRX) 15 アンテナ 16 クロック部(CLK) 17 CPU 18 記憶部(RAM/ROM) 19 クロック抽出部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局を有し、移動局が一又は二
    以上の前記基地局と選択的に回線を接続して、所定のタ
    イミングで送受信をして通信を行い、 前記基地局のうち、高精度な送信タイミング及び受信タ
    イミングを生成する基地局を基準局として階層の上位に
    設定して、 他の基地局は、より上位の階層の基地局を選択して送信
    タイミング及び受信タイミングを決定し、前記基準局を
    中心に階層的に同期をする移動通信システムにおいて、 前記基地局は、所定の時間間隔で同期相手の基地局との
    送信タイミング及び受信タイミングのズレを修正する同
    期監視処理を行うことを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記同期監視処理は、前記基地局の階層
    により複数の時間帯に分割して、上位の階層の前記基地
    局から順に実行されることを特徴とする請求項1に記載
    の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記同期監視処理は、自己の階層の前記
    同期監視処理を実行する時間帯において、前記基地局が
    各々決定した時間に実行されることを特徴とする請求項
    2に記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 前記同期監視処理には、周辺の基地局の
    うち同期相手として適切な基地局を捜索する処理を含む
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載
    の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 通信回線により交換機と接続された複数
    の基地局を有し、移動局が一又は二以上の前記基地局と
    選択的に回線を接続して、所定のタイミングで送受信を
    して通信を行う移動通信システムにおいて、 前記基地局は、前記通信回線により送られてくるクロッ
    ク信号に基づいて、自局の送信タイミング及び受信タイ
    ミングのズレを修正することを特徴とする移動通信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記通信回線はデジタル方式の通信回線
    であり、前記クロック信号は前記通信回線でのデジタル
    伝送に用いられるクロック信号であることを特徴とする
    請求項5に記載の移動通信システム。
  7. 【請求項7】 前記移動通信システムはTDMA方式で
    通信をするものであって、 前記基地局は送信タイミング及び受信タイミングとして
    フレームタイミングを決定することを特徴とする請求項
    1から6のいずれか一つに記載の移動通信システム。
  8. 【請求項8】 複数の基地局を有し、移動局が一又は二
    以上の前記基地局と選択的に回線を接続して、所定のタ
    イミングで送受信をして通信を行い、 前記基地局のうち、高精度な送信タイミング及び受信タ
    イミングを生成する基地局を基準局として階層の上位に
    設定して、 他の基地局は、自局より上位の階層の基地局を選択して
    送信タイミング及び受信タイミングを決定し、前記基準
    局を中心に階層的に同期をする移動通信システムの基地
    局装置において、 前記基地局装置は、所定の時間間隔で同期相手の基地局
    との送信タイミング及び受信タイミングのズレを修正す
    る同期監視処理を行うことを特徴とする基地局装置。
  9. 【請求項9】 前記同期監視処理は、前記基地局の階層
    により複数の時間帯に分割して、上位の階層の前記基地
    局から順に実行されることを特徴とする請求項8に記載
    の基地局装置。
  10. 【請求項10】 前記同期監視処理は、自己の階層の前
    記同期監視処理を実行する時間帯において、前記基地局
    装置が各々決定した時間に実行されることを特徴とする
    請求項9に記載の基地局装置。
  11. 【請求項11】 前記同期監視処理は、周辺の基地局の
    うち同期相手として適切な基地局を捜索する処理を含む
    ことを特徴とする請求項8から10のいずれか一つに記
    載の基地局装置。
  12. 【請求項12】 通信回線に接続された複数の基地局を
    有し、移動局が一又は二以上の前記基地局と選択的に回
    線を接続して、所定のタイミングで送受信をして通信を
    行う移動通信システムの基地局装置において、 前記基地局は、前記通信回線により送られてくるクロッ
    ク信号に基づいて、自局の送信タイミング及び受信タイ
    ミングのズレを修正することを特徴とする基地局装置。
  13. 【請求項13】 前記通信回線はデジタル方式の通信回
    線であり、前記クロック信号は前記通信回線でのデジタ
    ル伝送に用いられるクロック信号であることを特徴とす
    る請求項12に記載の基地局装置。
  14. 【請求項14】 前記基地局装置はTDMA方式で通信
    をするものであって、 前記基地局は送信タイミング及び受信タイミングとして
    フレームタイミングを決定することを特徴とする請求項
    8から13のいずれか一つに記載の基地局装置。
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