JP2002165217A - 3次元画像の階層符号化伝送方法および階層復号方法 - Google Patents

3次元画像の階層符号化伝送方法および階層復号方法

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JP2002165217A JP2000361668A JP2000361668A JP2002165217A JP 2002165217 A JP2002165217 A JP 2002165217A JP 2000361668 A JP2000361668 A JP 2000361668A JP 2000361668 A JP2000361668 A JP 2000361668A JP 2002165217 A JP2002165217 A JP 2002165217A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3次元の画像を従来より短時間で伝送でき、
また受信側では必要とする解像度の画像データを従来よ
り短時間で取得し、立体的に表示できる3次元画像の階
層符号化伝送方法および階層復号方法を提供することに
ある。 【解決手段】 複数の2次元画像からなる3次元画像は
ブロック分割部11で複数個のブロックに分割され、各
ブロックはウェーブレット分解部12で3次元ウェーブ
レット分解される。3次元ウェーブレット分解されたブ
ロックの内の最低周波数ブロックは予測モデリング部1
3で空間的予測を行われ、該空間的予測により得られた
予測誤差を符号化部14で符号化される。一方、前記最
低周波数ブロック以外のブロックは空間的予測をするこ
となく符号化部14で符号化される。符号化されたデー
タは出力処理部15でファイルに纏めて出力される。再
生処理部は、受信したファイルからデータを選択的に復
号して、3次元ビューアに階層的に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は3次元画像の階層
符号化伝送方法および階層復号方法に関し、特にCT、
MRIなどから発生する大量の3次元医用画像を、ネットワ
ーク環境において高速に伝送するに好適な3次元画像の
階層符号化伝送方法および階層復号方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CT、MRIなどの技術革新によ
り、放射線科等において3次元医用画像画像データが大
量に取得できるようになってきており、3次元CGを用
いてこれらの画像を立体的に表示するビューアが開発、
実用化されている。この3次元ビューアは、CT、MR
Iの機能の一部として実装されているものが多い。
【0003】一方、近年のネットワークの発達により、
放射線科内だけでなく、病院内の他科や、病院外におい
てもこれらの3次元医用データを利用したいという要求
が高まってくるものと予想される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、放射線科内に
おける画像の蓄積、管理を目的としたシステムの規格で
あるDICOM(Digital Imaging and Communications
in Medicine)では、ネットワーク上にある画像を手元の
ビューアで表示したい場合に、一旦、シリーズ内の画像
ファイル全てをビューアに持ってくる必要があるため、
CT、MRI画像のようにシリーズ内に画像が大量に存
在する場合等では、伝送に大きな時間がかかってしまう
という問題がある。また、計算機の発達により演算が高
速に行えるようになったとはいえ、大量のデータをレン
ダリングして、立体的に表示するにはかなりの時間がか
かってしまうという問題がある。
【0005】本発明は、前記した問題点を解消するため
になされたものであり、その目的は、3次元の画像を従
来より短時間で伝送でき、また受信側では必要とする解
像度の画像データを従来より短時間で取得し、立体的
に、かつ階層的に表示できる3次元画像の階層符号化伝
送方法および階層復号方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明は、複数の2次元画像からなる3次元画
像を複数個のブロックに分割し、各ブロックを3次元ウ
ェーブレット分解し、該3次元ウェーブレット分解され
たブロックの内の最低周波数ブロックは空間的予測を行
い、該空間的予測により得られた予測誤差を符号化し、
一方前記最低周波数ブロック以外のブロックは空間的予
測をすることなく符号化され、該符号化されたデータを
ファイルに纏めて出力するようにした点に第1の特徴が
ある。
【0007】この特徴によれば、3次元医用データ等の
大量の3次元データの伝送を、従来より大幅に短縮する
ことができるようになる。また、3次元ビューアに立体
的に表示するのに、短時間で表示できるデータを提供す
ることができるようになる。
【0008】また、本発明は、クライアントとサーバを
備え、該クライアントは低解像度ブロックの表示要求コ
マンドを発呼し、サーバは蓄積しているファイル中の該
低解像度ブロックに対応するデータブロックを検出し、
該検出したデータブロックを前記クライアントに伝送
し、該クライアントは受信したデータを復号処理して3
次元ビューアに表示するようにした点に第2の特徴があ
る。
【0009】この特徴によれば、まず画像の全体の3次
元画像を、低解像度で、かつ短時間に表示できるように
なり、画像の全体像を短時間で把握することができるよ
うになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明の概念を示すブロッ
ク図である。図から明らかなように、本発明は、CT画
像などの複数の2次元画像からなる3次元データを入力
する構造化処理部1と、該構造化処理部1で形成された
構造化ファイルを蓄積・伝送する蓄積・伝送部2と、伝
送されてきた3次元データを受信し再生する再生処理部
3とから構成されている。
【0011】前記構造化処理部1は、前記3次元データ
を、ブロック化かつ階層化し、かつ必要な解像度で必要
な部分のボリュームデータのみを伝送、表示できるよう
に構造化し、次いで、該構造化したデータをファイル化
して構造化ファイルを作成する処理を行う。また、前記
蓄積・伝送部2は、構造化された3次元データを、階層
的、部分的に再生処理部3に伝送し、再生処理部3は、
受信した該3次元データを復号して再生する処理を行
う。
【0012】次に、前記構造化処理部1、蓄積・伝送部
2、および再生処理部3の処理の詳細を、順次説明す
る。まず、構造化処理部1の処理を説明する。
【0013】図2は、該構造化処理部1の機能の概要を
示すブロック図である。該構造化処理部1は、図示され
ているように、入力ファイルとしての3次元ボクセルデ
ータが入力するブロック分割部11、ウェーブレト(Wav
elet)分解部12、予測モデリング部13、エントロピ
ー符号化部14、および出力処理部15から構成されて
いる。
【0014】前記ブロック分割部11は、図3に示され
ているような、ブロック分割モジュール111から構成
することができる。該ブロック分割モジュール111に
は、3次元ボクセルデータ112が入力する。該3次元
ボクセルデータ112は、図4(a)に示されているよ
うに、x,y空間に存在する2次元画像P1、P2、P
3、・・・、Pnをz軸方向に重ね合わせた3次元データ
(データサイズ:iImgSizeX,iImgSizeY,iImgSizeZ)と定
義される。該3次元ボクセルデータ112をブロック分
割する、x、y、z方向のそれぞれのブロックサイズの
大きさをそれぞれ、iBlockSizeX、iBlockSizeY、iBlock
SizeZとすると、該ブロックサイズのデータは、該ブロ
ック分割モジュール111の外部から与えられる。
【0015】該ブロック分割モジュール111に前記ブ
ロックサイズデータが与えられると、該ブロック分割モ
ジュール111は、図3および図4(b)に示されている
ように、該ブロックサイズに従がって、入力の3次元ボ
クセルデータからボクセルを切り出し、1ブロックとす
る。すなわち、ブロック(0,0,0)、ブロック(0,
0,1)、・・・、ブロック(Nbx,Nby,Nbz)が順次切り
出される。なお、該(Nbx,Nby,Nbz)は、次式により求
めることができる。 Nbx=iImgSizeX/iBlockSizeX (小数点以下は切り
捨て) Nby=iImgSizeY/iBlockSizeY (小数点以下は切り
捨て) Nbz=iImgSizeZ/iBlockSizeZ (小数点以下は切り
捨て) なお、前記の式が割り切れない時には、その余りで最後
のブロックを構成する。
【0016】以上のようにしてブロック分割されると、
該ブロックはウェーブレト分解部12(図2参照)に入
力する。図5は、ウェーブレト分解モジュールのブロッ
ク図を示す。該ウェーブレト分解モジュール121に
は、前記ブロック(0,0,0)、ブロック(0,0,
1)、・・・、ブロック(Nbx,Nby,Nbz)の内の任意のブ
ロック(x,y,z)、例えば前記ブロック(0,0,
0)、ブロック(0,0,1)等が入力する。該ウェーブ
レト分解モジュール121には、外部から、分解の繰り
返し回数Nが与えられる。ただし、Nは次の条件を満足
する数である。 N≦log2(iMinBlockSize) ここに、iMinBlockSize=min(iBlockSizeX,iBlockSiz
eY,iBlockSizeZ)である。
【0017】前記ウェーブレト分解モジュール121
は、x、y、z方向それぞれに対して、個別の変換を使
用して3次元ウェーブレット分解を行うことができる。
ウェーブレト分解モジュール121には、外部から、
x、y、z方向それぞれに使用するウェーブレト変換フ
ィルタを特定するコードFilterX,FilterY,FilterZが
与えられる。該コードは、入力信号の特性に応じて適応
的に切り替える。特に、z軸方向にかけるウェーブレト
変換フィルタは、3次元画像を構成する2次元画像の重
なりの間隔に応じて切り替えるのが好適である。例え
ば、その実装例として、2次元画像の重なりの間隔が広
い場合には、タップ長のウェーブレト変換フィルタを、
間隔が狭い場合にはタップ長が長いウェーブレト変換フ
ィルタを使用するのがよい。
【0018】図6は、2次元データ配列に対して、ウェ
ーブレト分解を施した時の概念図を示す。図示されてい
るように、2次元データ配列21にウェーブレト分解を
施すと、低周波成分L(n)21aと高周波成分H(n)21
bが得られる。
【0019】また、図7は、3次元ウェーブレト分解モ
ジュール121の内部の構成を示す機能ブロック図であ
る。3次元の該ウェーブレト分解モジュール121は、
入力してくるBlock x,y,z122に対して、第1〜第
N階層のウェーブレット変換を第1階層から順に第N階
層まで行う。すなわち、第1階層の3次元ウェーブレッ
ト分解は、前記コードFilterX,FilterY,FilterZに従っ
て前記Block x,y,z122を3次元ウェーブレット分
解し、最低周波数ブロックFblock x,y,z,1,LLL〜最
高周波数ブロックFblock x,y,z,1,HHHを出力する。
また、第2階層の3次元ウェーブレット分解は、前記コ
ードFilterX,FilterY,FilterZに従って前記最低ブロ
ック周波数Fblock x,y,z,1,LLLを3次元ウェーブレ
ット分解し、第2階層の最低周波数ブロックFblock x,
y,z,2,LLL〜最高周波数ブロックFblock x,y,z,
2,HHHを出力する。 以下、同様にして、第3、第4,
・・・、第N階層の3次元ウェーブレット分解が行われ
る。
【0020】次に、前記3次元ウェーブレット分解の第
n(n=1,2,3,・・・,N)階層の機能を図8のブ
ロック図を参照して説明する。前記3次元ウェーブレッ
ト分解の第n階層は、図示されているように、複数個の
フィルタ選択が可能な1次元ウェーブレット分解フィル
タF1〜F8から構成されており、n=1の時にはBloc
k x,y,zが、またn=2,3,・・・,Nの時には各階層
の最低周波数ブロックFblock x,y,z,n-1,LLLが、前
記フィルタF1に入力する。これらの入力は、まず前記
コードFilterXにより指定されたウェーブレットフィル
タを用いて、低周波数信号(L)と高周波数信号(H)
に分解される。次に、その低周波数信号(L)および高
周波数信号(H)は、それぞれ、前記コードFilterYに
より指定されたウェーブレットフィルタF2、F3を用
いて、低周波数信号(L)と高周波数信号(H)に分解
される。さらに、該フィルタF2,F3で分解されたそ
れぞれの 低周波数信号(L)および高周波数信号
(H)は、それぞれ、前記コードFilterZにより指定さ
れたウェーブレットフィルタF4〜F7を用いて、低周
波数信号(L)と高周波数信号(H)に分解される。そ
して、前記フィルタF4からは、最低周波数ブロックFb
lock x,y,z,n,LLLとFblock x,y,z,n,LLHが、ま
た、前記フィルタF5からはFblock x,y,z,n,LHLと
Fblock x,y,z,n,LHHが、また、前記フィルタF6か
らはFblock x,y,z,n,HLLとFblock x,y,z,n,HLH
が、さらに前記フィルタF7からはFblock x,y,z,
n,HHLと最高周波数ブロックFblock x,y,z,n,HHH
が、出力される。
【0021】図9は、上記のようにして3次元ウェーブ
レト分解されたブロックの概念図を示す。同図(a)は
3次元ウェーブレト分解をされるブロック、同図(b)は
x方向にウェーブレット変換をかけて得られたブロッ
ク、同図(c)はy方向にウェーブレット変換をかけて得
られたブロック、同図(d)はz方向にウェーブレット変
換をかけて得られたブロックを示している。
【0022】図5のウエェーブレット分解モジュール1
21は、指定された回数Nだけ、最低周波数成分ブロッ
ク(LLL)を再帰的に3次元ウェーブレット分解し、
図10に示されているような階層構造を作成して出力す
る。図10においては、N階層に分解された周波数成分
ブロックは、Fblock x,y,z,N,xxxで表記されてい
る。ここで、N=1,2,3,・・・であり、XXXはブロッ
クの周波数(LLL,LLH,LHL,LHH、HL
L,HLH,HHL,HHHのいずれか)を表してい
る。
【0023】前記のようにして3次元ウェーブレット分
解されたブロックの内の、最低周波数ブロックFblock
x,y,z,N,LLLは、図2の予測モデリング部13に入
力する。一方、該ブロックFblock x,y,z,N,LLL以外
のブロックは、エントロピー符号化部14に入力する。
該予測モデリング部13は、近傍点による空間的予測を
行う。図11は、参照する近傍点を示している。注目画
素xが存在する平面の1つ前の平面の画素を、j,g,
k,f,e,h,m,i,lとし、該注目画素xが存在
する平面の画素を、c,b,d,aとすると、予測式と
して次の8個の式Pが用いられ、その全ての場合につい
て予測誤差が求められる。そして、その中から、予測誤
差2乗の累積値が最小の予測式が採用される。 P=0(予測なし) P=a P=b P=c P=(a+b)/2 P=a+b‐c P=e P=(a+b+e)/3
【0024】以上の処理により、予測誤差ブロックFblo
ck’x,y,z,N,LLLが得られる。該予測誤差ブロックF
block’x,y,z,N,LLLは、エントロピー符号化部14
に送られる。なお、前記したように、3次元ウェーブレ
ット分解されたブロックの内の、最低周波数ブロックFb
lock x,y,z,N,LLLのみを予測モデリングする理由
は、該最低周波数ブロック内では、隣接画素間の相関が
高く、予測モデリングをすることによりデータの圧縮が
期待できるのに対して、他のブロックは高周波成分を含
んでいるから、大した圧縮を期待できないからである。
また、本実施形態では最低周波数ブロックのみを予測モ
デリングするようにしたが、本発明はこれに限定され
ず、該最低周波数ブロックを含む低周波数ブロックであ
ってもよい。
【0025】次に、エントロピー符号化部14の機能を
説明する。本実施形態では、簡易性、高速性を考慮し
て、グロムライス(Golomb−Rice)符号(以下、GR符号と
記す)を使用する。前記したように、該エントロピー符
号化部14には、3次元ウェーブレット分解されたブロ
ック(以下、ウェーブレット変換係数ブロックと呼ぶ)Fb
lock x,y,z,n,xxxが入力する。ウェーブレット変換
係数は、負の数も取り得るが、GR符号は正の数のみの符
号化を行うため、次式により変換する。ここで、δは変
換係数である。 M(δ)=2δ(δ≧0の時) =2|δ|‐1(δ<0の時)
【0026】図12に、k=1、k=4の時のGR符号の例
を示す。本実施形態では、ウェーブレット変換係数ブロ
ック毎に、最適なkの値を用いて、GR符号化を行う。あ
るシンボル集合Sに対する最適なkの値ksは集合の統計
的性質に基づき、次式により求めることができる。 ks=min{κ|2κ≧A/N} (ただし、κ=1,2,・
・・,K) ここで、Aはその集合S内の全てのシンボルの和、Nは集
合S内のシンボル数を示す。なお、本実施形態では、ks
の範囲は、ks=1、2、・・・、Kとし、ksの情報と
して、ウェーブレット変換係数ブロックブロック毎にB
k(ビット)を付加する。ただし、BkはlogzKを切り上
げた正の整数とする。エントロピー符号化部14では、
上記の式で求めたksを用いて、ウェーブレット変換係
数ブロック毎に変換係数をGR符号にて符号化する。この
出力は、符号化データブロックDx,y,z,n,XXXとな
る。
【0027】次に、出力処理部15の処理を説明する。
該出力処理部15は、データをまとめて、図13に示さ
れているような、1つのファイルを生成する働きをす
る。該ファイルは、ヘッダを有し、該ヘッダには、画像
サイズ(iImgSizeX,iImgSizeY,iImgSizeZ)6バイ
ト、画素表現1バイト、ブロックサイズ(iBlockSize
X,iBlockSizeY,iBlockSizeZ)6バイト、および分解
の繰り返し数Nバイトが記入される。
【0028】また、該ファイルには、ブロック毎に、ブ
ロックヘッダとして、下記のフィールドが付加される。 ・ブロック検出信号:3バイト ・ウェーブレットの階層:1バイト ・ウェーブレットの周波数帯:3ビット ・ブロックのアドレス(x座標):[log2[iImgSizeX/
iBlockSizeX]]ビット ・ブロックのアドレス(y座標):[log2[iImgSizeY/
iBlockSizeY]]ビット ・ブロックのアドレス(z座標):[log2[iImgSizeZ/
iBlockSizeZ]]ビット ・GRパラメータ:3ビット ・ただし、[ ]は、切り上げを表す。 以上の構成のファイルは、図2の出力処理部15から、
構造化ファイルとして出力される。
【0029】次に、図1の蓄積・伝送部2と再生処理部
3の機能を説明する。本実施形態では、遠隔地における
3次元ビューアのようなアプリケーションを想定する。
該蓄積・伝送部2と再生処理部3は、構造化されたデー
タが蓄積されているサーバと、3次元画像を表示するた
めのクライアントにて構成されている。
【0030】構造化されたデータファイル内のデータ
は、オリジナルの3次元データを空間領域でブロック分
割し、各ブロックを3次元ウェーブレット分解した変換
係数を符号化したものである。図14は、3次元ウェー
ブレット分解の階層数Nを3とした場合の概念図であ
る。
【0031】前記蓄積・伝送部2と再生処理部3は、ユ
ーザからの次のような要求に対応することができる。
(1)低解像度で、全体の画像を表示する(最初のみ)。
(2)該全体の画像の中の特定部分の解像度を上げる。
(3)同じ解像度で、別の領域を表示する。
【0032】ユーザが前記(1)の要求をする場合には、
クライアントは、低解像度ブロックLLLNの表示要求コマ
ンドをサーバに発呼する。そうすると、サーバは、ファ
イル中のLLLNに対応するデータブロックを検出し、該ブ
ロックLLLNをクライアントに伝送する。クライアント
は、受信したデータに対して復号処理を行い、該LLLN
ボクセル値を得る。次いで、該ボクセル値を3次元ビュ
ーアに渡して、該低解像度画像を表示する。該復号処理
の機能ブロック図を、図15に示す。
【0033】次に、ユーザが前記(2)の要求をする場
合には、クライアントは、ユーザから要求のあった特定
空間領域を、階層Mに拡大する要求コマンドをサーバに
発呼する。該発呼の前に、その領域の階層M以下のデー
タが既に転送されていて、そのボクセルデータLLLM+1
復号済みであるかどうか確認し、該ボクセルデータLLL
M+1が転送されていない場合には、該データも転送要求
して復号する。
【0034】サーバは、前記発呼を受信すると、要求の
あった空間領域を復号するために必要なデータブロック
( LLHM+1,LHLM+1,LHHM+1,HLLM+1,HLHM+1,LHHM+1,HHH
M+1に対応するデータブロック)を検出し、該検出した
ブロックをクライアントに伝送する。
【0035】クライアントは、受信したデータをブロッ
ク毎に復号することにより、各領域ブロックのウェーブ
レット変換係数( LLHM+1,LHLM+1,LHHM+1,HLLM+1,HLH
M+1,LHHM+1,HHHM+1)を得、既に存在するボクセルデー
タ値LLLM+1と合わせて、逆ウェーブレット変換すること
により、階層Mのボクセル値LLLMを得る。該復号処理の
機能ブロック図を、図16に示す。クライアントは、該
LLLMを3次元ビューアに渡して、画像を表示する。
【0036】以上の処理により、ユーザは、低解像度で
表示された全体の画像の中の特定領域を拡大して高解像
度でビューアに表示できるようになる。
【0037】次に、ユーザが前記(3)の要求をする場合
には、クライアントは,要求のあった特定空間領域のデ
ータ要求コマンドを発呼する。該発呼の前に、その領域
の現階層(階層Mとする)より下のデータが既に転送さ
れていて、そのボクセルデータLLLM+1が復号済みである
かどうか確認し、該ボクセルデータLLLM+1が転送されて
いない場合には、まず該データを転送要求して復号す
る。
【0038】サーバは,該発呼を受信すると、要求のあ
った空間領域を復号するために必要なデータブロック
(LLHM+1,LHLM+1,LHHM+1,HLLM+1,HLHM+1,LHHM+1,HHHM+1
に対応するデータブロック)を検出し、ブロックをクラ
イアントに伝送する。
【0039】クライアントは、受信したデータをブロッ
ク毎に復号することにより、各領域ブロックのウェーブ
レット変換係数( LLHM+1,LHLM+1,LHHM+1,HLLM+1,HLH
M+1,LHHM+1,HHHM+1)を得、既に存在するボクセルデー
タ値LLLM+1と合わせて、逆ウェーブレット変換すること
により、階層Mのボクセル値LLLMを得る。該復号処理の
機能ブロック図は、前記図16に示されている。クライ
アントは、該LLLMを3次元ビューアに渡して、画像を表
示する。
【0040】以上の処理により,ユーザは、現在表示さ
れている画像の別の領域を,同じ解像度でビューアに表
示できるようになる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜5の発明によれば、3次元医用データ等の大量の3
次元データを大きく圧縮できるようになる。また、この
ため、該3次元データの伝送を、従来より大幅に短縮す
ることができるようになる。また、3次元ビューアに立
体的に表示するのに、短時間で表示できるデータを提供
することができるようになる。
【0042】また、請求項6〜8の発明によれば、3次
元データを短時間に、かつ階層的に表示できるようにな
る。また、ユーザが要求する空間的領域を任意に選択し
て、該空間的領域をユーザが要求する解像度で立体表示
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概念を示すブロック図である。
【図2】 図1の構造化処理部の詳細を示すブロック図
である。
【図3】 ブロック分割部の機能を示すブロック図であ
る。
【図4】 ブロック分割の一例の説明図である。
【図5】 ウェーブレット分解モジュールのブロック図
である。
【図6】 2次元ウェーブレット分解の概念図である。
【図7】 3次元ウェーブレット分解モジュールの内部
の機能ブロック図である。
【図8】 3次元ウェーブレット分解第n階層の機能ブ
ロック図である。
【図9】 3次元ウェーブレット分解の概念図である。
【図10】 3次元ウェーブレット分解により得られる
階層化を示す図である。
【図11】 空間的予測において参照する近傍点を示す
図である。
【図12】 GR符号の一例を示す図である。
【図13】 構造化ファイルの概念図である。
【図14】 3次元ウェーブレット分解の階層数Nを3
にした場合の階層化を示す図である。
【図15】 第1の復号処理の説明図である。
【図16】 第2の復号処理の説明図である。
【符号の説明】
1・・・構造化処理部、2・・・蓄積・伝送部、3・・・再生処
理部、11・・・ブロック分割部、12・・・ウェーブレット
分解部、13・・・予測モデリング部、14・・・エントロピー
符号化部、15・・・出力処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 康之 埼玉県上福岡市大原2−1−15 株式会社 ケイディディ研究所内 (72)発明者 松本 修一 埼玉県上福岡市大原2−1−15 株式会社 ケイディディ研究所内 Fターム(参考) 5B057 AA09 CA13 CB13 CG02 CG03 CG05 5C059 LC01 MA02 MA24 MA32 MC33 MC34 ME17 UA02 UA06 5C061 AA21 AB08 AB14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の2次元画像からなる3次元画像を
    複数個のブロックに分割し、各ブロックを3次元ウェー
    ブレット分解し、該3次元ウェーブレット分解されたブ
    ロックの内の最低周波数ブロックは空間的予測を行い、
    該空間的予測により得られた予測誤差を符号化し、一方
    前記最低周波数ブロック以外のブロックは空間的予測を
    することなく符号化され、該符号化されたデータをファ
    イルに纏めて出力するようにしたことを特徴とする3次
    元画像の階層符号化伝送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の3次元画像の階層符号
    化伝送方法において、前記3次元ウェーブレット分解に
    使用されるコードは、入力3次元画像の特性により、
    x、y、z方向それぞれに対して、個別に適応的に切り
    替えられるようにしたことを特徴とする3次元画像の階
    層符号化伝送方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の3次元画像の階層符
    号化伝送方法において、前記3次元ウェーブレット分解
    における、z軸方向に使用するウェーブレット変換フィ
    ルタは、3次元画像を構成する2次元画像の重なりの間
    隔に応じて切り替えられるようにしたことを特徴とする
    3次元画像の階層符号化伝送方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の3
    次元画像の階層符号化伝送方法において、 前記3次元ウェーブレット分解の繰り返し回数はN回(N
    は任意の自然数)であり、N回目に分解されたブロックの
    内の最低周波数ブロックのみに対してのみ空間的予測を
    行い、他のブロックに対しては空間的予測を行わないよ
    うにしたことを特徴とする3次元画像の階層符号化伝送
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の3次元画像の階層符号
    化伝送方法において、前記符号化は、エントロピー符号
    化であることを特徴とする3次元画像の階層符号化伝送
    方法。
  6. 【請求項6】 クライアントとサーバを備え、該クライ
    アントは低解像度ブロックの表示要求コマンドを発呼
    し、サーバは蓄積しているファイル中の該低解像度ブロ
    ックに対応するデータブロックを検出し、該検出したデ
    ータブロックを前記クライアントに伝送し、該クライア
    ントは受信したデータを復号処理して3次元ビューアに
    表示するようにしたことを特徴とする3次元画像の階層
    復号方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の3次元画像の階層復号
    方法において、前記クライアントは、前記3次元ビュー
    アに表示されている特定空間領域を階層M(Mは自然数)
    に拡大する要求コマンドを発呼し、前記サーバは、該要
    求のあった空間領域を復号するために必要なデータブロ
    ックを検出し、該検出したデータブロックを前記クライ
    アントに伝送し、前記クライアントは、受信したデータ
    をブロック毎に復号することにより、各領域ブロックの
    ウェーブレット変換係数を得、既に存在する低解像度の
    領域ブロックのデータ値と合わせて逆ウェーブレット変
    換することにより階層Mのデータを得、該データを3次
    元ビューアに表示するようにしたことを特徴とする3次
    元画像の階層復号方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の3次元画像の
    階層復号方法において、前記クライアントは、要求され
    た特定空間領域を階層Q(Qは自然数)で表示する要求コ
    マンドを発呼し、前記サーバは、該要求のあった空間領
    域を復号するために必要なデータブロックを検出し、該
    検出したデータブロックを前記クライアントに伝送し、
    前記クライアントは、受信したデータをブロック毎に復
    号することにより、各領域ブロックのウェーブレット変
    換係数を得、既に存在する低解像度の領域ブロックのデ
    ータ値と合わせて逆ウェーブレット変換することにより
    階層Qのデータを得、該データを3次元ビューアに表示
    するようにしたことを特徴とする3次元画像の階層復号
    方法。
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