JP2002161939A - ショックアブソーバー - Google Patents

ショックアブソーバー

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JP2002161939A
JP2002161939A JP2000357339A JP2000357339A JP2002161939A JP 2002161939 A JP2002161939 A JP 2002161939A JP 2000357339 A JP2000357339 A JP 2000357339A JP 2000357339 A JP2000357339 A JP 2000357339A JP 2002161939 A JP2002161939 A JP 2002161939A
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JP
Japan
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needle
piston rod
needle holder
passage
damping force
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JP2000357339A
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Akira Kobayashi
明 小林
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PARTS CREATOR KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ショックアブソーバー用の減衰力調節装置を
提供することである。 【解決手段】 ニードルホルダー300のニードル挿入
路304の流路断面積を増減させるため、ニードル挿入
路304に挿入されるようになった下方内方にテーパし
たニードル部501を下端部に備えたニードル弁500
を有し、ニードル部501の上方に形成された支持部5
03は、ニードルホルダー300の上方拡大通路306
の内面との間に空間を構成し、ニードルホルダー300
の雌ねじ312にねじ係合された雄ねじ504を有し、
ニードル弁500が、ニードルホルダー300及びピス
トンロッド102の連通孔102Aの上方で、ピストン
ロッド102の内部通路に対してシールされ、ニードル
ホルダー300に対するニードル弁500の位置を変え
るため、ピストンロッド102の外部からニードル弁5
00を回転させるためのニードル弁操作機構を有するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には車輪を
備えた乗り物のショックアブソーバーに関し、特に、自
動車用ショックアブソーバーの減衰力調節機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用サスペンションの構成部品とし
て、車両の振動を減衰するショックアブソーバーが従来
から知られている。このような従来のショックアブソー
バーの典型例として、図1にオイル封入式のショックア
ブソーバーを示す。
【0003】図1を参照すると、ショックアブソーバー
が全体を参照番号1で示されている。このショックアブ
ソーバー1は、ピストンロッド2と、このピストンロッ
ド2に摺動可能に取り付けられたチューブ又はシリンダ
ー3とを有する。
【0004】シリンダー3にはローワースプリングブラ
ケット又はシート4が取り付けられ、ピストンロッド2
の上部にはアッパースプリングブラケット又はシート5
が取り付けられ、これらのスプリングシート4、5間に
は、ピストンロッド2を取り囲むように、コイルスプリ
ング6が配置される。そして、ピストンロッド2の上端
部は、ゴムブッシュ7及びアッパー取付部材8を介して
フレーム又はボディ9に取り付けられ、他方、シリンダ
ー3の下端部は、サスペンションアーム(図示せず)に、
適当な連結手段、例えば、ゴムブッシュを内部に備えた
リング部材(図示せず)やボールジョイント(図示せず)な
どを介して取り付けられる。
【0005】ピストンロッド2の下部には、シリンダー
3の内壁に沿って摺動するピストン10が取り付けられ
ている。このピストン10により、シリンダー3は、第
1室、すなわち、上部室11と、第2室、すなわち、下
部室12とに分けられ、各室11、12にはオイルが注
入されている。また、ピストン10には、上部室11と
下部室12とを連通させる複数の孔、すなわち、第1オ
リフィス20が形成されている。
【0006】第1オリフィス20は、路面の凸などによ
りタイヤに対して上向きの力が加えられ、サスペンショ
ンアームを介してシリンダー3が、ピストンロッド2の
ピストン10に対して上方に移動されたとき(シリンダ
ーの縮み時)に、下部室12のオイルが上部室11に流
入するのを許容する縮側オリフィス20Aと、路面の凹
などによりタイヤに対して下向きの力が加えられ、シリ
ンダー3がピストン10に対して下方に移動されたとき
(シリンダーの伸び時)に、上部室11のオイルが下部室
12に流入するのを許容する伸側オリフィス20Bとを
有する。そして、図1に示すこの例では、縮側オリフィ
スには、かかる縮側オリフィスを通って上部室11のオ
イルが下部室12に流入しないようにするための一方向
バルブ20Cが設けられ、伸側オリフィスには、かかる
伸側オリフィスを通って下部室12のオイルが上部室1
1に流入しないようにするための一方向バルブ20Dが
設けられている。
【0007】かくして、ショックアブソーバー1は、タ
イヤの上下動時に、オイルが第1オリフィス20を通過
する際の抵抗、及び/又は、一方向バルブを開放させる
際の抵抗により、タイヤの上下動及び/又はコイルスプ
リング6の伸縮運動に対する第1の減衰力を提供する。
【0008】上述したように、ショックアブソーバー1
における減衰力は、1次的には、ピストン10に形成し
た第1オリフィス20の径(及び一方向バルブが設けら
れているときには、その開放抵抗)などによって決定又
設定されることになる。
【0009】しかし、走行条件に応じて、或いは、使用
者の嗜好によって、第1オリフィス20等によって予め
(大まかに)設定されたこのような初期設定減衰力を(微
妙に)変更又は調節したいという要望があった。
【0010】そこで、従来のショックアブソーバーに
は、図1及び図2に示すように、手動によりショックア
ブソーバーの減衰力を調節することができる減衰力調節
装置を有するものがある。
【0011】この減衰力調節装置では、ピストンロッド
2は中空に構成され、この中空ピストンロッド2の下端
部には中空のニードルホルダー31が挿入され、このニ
ードルホルダー31は、適当な手段によって、ピストン
ロッド2の下端部に取り付けられている。
【0012】図2で良くわかるように、中空ニードルホ
ルダー31の内部通路は、上方縮径部31Aと、該縮径
部31Aの下方に位置する拡径部31Bと、上方縮径部
31Aと拡径部31Bとの間に延びるテーパ部31Cと
からなる。中空ニードルホルダー31には、その拡径部
31Bを直径方向に貫通するピン32が取り付けられ、
このピン32の上方において拡径部31Bには、上方縮
径部31Aよりも大きな径のボール、すなわち、逆止弁
33が配置されている。
【0013】ニードルホルダー31の上方には、ニード
ル弁40が中空ピストンロッド2の内部通路に摺動自在
に配置されている。ニードル弁40は、その下部に、下
方内方にテーパしたニードル部41Aを備え、このニー
ドル部41Aの上端は、ニードルホルダー31の上方縮
径部31Aよりも大きな径を有する衝合肩部41Bにつ
ながっている。ニードル部41Aはニードルホルダー3
1の上方縮径部31Aと同軸であり、ニードル弁40が
中空ピストンロッド2内をニードルホルダー31の上方
縮径部31Aに向けて移動され、ニードル部41Aがニ
ードルホルダー31の上方縮径部31A内に入り込むに
したがって、中空ピストンロッド2の内部通路に対する
ニードルホルダー31の上方縮径部31Aの流路断面積
が減じられ、この上方縮径部31Aの流路断面積は、衝
合肩部41Bがニードルホルダー31の上端面に衝合す
るまでニードル弁40が下方に移動されたときにゼロに
なる。尚、ニードル弁40の上部にはOリング42が設
けられ、中空ピストンロッド2の内部通路に対するシー
ルを構成する。
【0014】ニードル弁40の上方には、中間ロッド5
0が中空ピストンロッド2の内部通路に移動自在に配置
されている。更に、この中間ロッド50の上方には調節
部材60が配置されている。調節部材60は、その下端
部がピストンロッド2の上端部とねじ係合され、ピスト
ンロッド2に対して上下方向に変位することができるよ
うになっている。この調節部材60の変位を容易にする
ため、その上端部は調節部材60を回転させ易いように
機械加工、例えば、六角レンチを受け入れることができ
るように六角形状に機械加工されている。
【0015】従って、六角レンチ等によって調節部材6
0を例えばピストンロッド2に対して下方に変位させた
ときには、かかる調節部材60は中間ロッド50を介し
てニードル弁40をピストンロッド2の内部通路内を下
方に変位させることになる。かくして、このニードル弁
40の下方移動は、既述したように、ニードル弁40の
下方移動の量に応じて、ニードルホルダー31の上方縮
径部31Aの流路断面積を減じさせる。
【0016】更に、ニードルホルダー31の上端面より
も上方で、最下点に位置するニードル弁40によっても
塞がれない位置において、ピストンロッド2の側壁下部
には、上部室11とピストンロッド2の内部通路とを連
通するための孔、すなわち、第2オリフィス70が形成
されている。
【0017】かくして、上方縮径部31Aの流路断面積
を減じるようにニードル弁40を調節したときには、シ
リンダー3の伸び時に、上部室11のオイルは、前記第
1オリフィス20Bから下部室12に流入するのに加え
て、第2オリフィス70、ニードル弁40のニードル部
41Aとニードルホルダー31の上方縮径部31Aとの
間の調節された隙間、ニードルホルダー31の拡径部3
1Bを介して下部室12に流入することになり、シリン
ダー3の伸び時のショックアブソーバー1の減衰力を、
第1オリフィス20のみの場合に比して、変える又は調
節することができる。
【0018】シリンダー3の縮み時には、下部室12の
オイルは第1オリフィス20Aから上部室11に流入す
るが、ニードルホルダー31の拡径部31Bから進入し
たオイルは逆止弁33に阻まれて上部室11に流入する
ことはないので、シリンダー3の縮み時のショックアブ
ソーバー1の減衰力は変化しないことになる。もっと
も、逆止弁33とニードルホルダー31の上方縮径部3
1Aとの間に、逆止弁33を一定の力で下方に(上方縮
径部31Aを開放する方向に)付勢する付勢手段、例え
ば、コイルバネを設置したときには、付勢手段の設定さ
れた付勢力に応じて、シリンダー3の縮み時のショック
アブソーバー1の減衰力をも調節することができること
になる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造の減衰力調節装置を備えたショックアブソーバーにお
いては、せっかく手動により減衰力を調節すべく、ニー
ドルホルダー31に対してニードル弁40を所望位置に
設定しても、上部室11、下部室12間を移動するオイ
ルの粘性などにより、ニードル弁40はニードルホルダ
ー31に対する所望位置を保持することができず、この
結果、従来の減衰力調節装置を備えたショックアブソー
バーは所望の減衰力を安定して又は継続して提供するこ
とができないという問題がある。
【0020】すなわち、シリンダー3の伸び時に上部室
11から第2オリフィス70を通って下部室12に流れ
る又は移動するオイルは、その粘性がニードル弁40に
作用して、ニードル弁40を予め設定した所望位置から
下方に又はニードルホルダー31に向けて変位させてし
まう。下方に変位したニードル弁40は、シリンダーの
縮み時に生ずる下部室12から上部室11へのオイルの
流れにより再び所望位置まで上方に移動されることにな
り、この結果、ニードル弁40は、シリンダーの伸び縮
みに従って、上下動を繰り返すことになる。かくして、
ショックアブソーバーの減衰力は、ニードルホルダー3
1に対するニードル弁40の位置に従って、強くなった
り弱くなったりしてしまい、初期設定された所望の減衰
力を安定して供給することができない。
【0021】従って、本発明は、ピストンロッドに取り
付けられたピストンによって隔てられたシリンダーの室
間を移動する流体により、ニードルホルダーに対するニ
ードル弁の位置を変位させないようにするための、ショ
ックアブソーバーの減衰力調節装置を提供することを目
的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のショックアブソ
ーバーの減衰力調節装置は、上部が車体に連結されたピ
ストンロッドと、該ピストンロッドに摺動自在に取り付
けられ、下部が車輪に連結されたシリンダと、前記シリ
ンダを上部室と下部室とに区画する、前記ピストンロッ
ドに取り付けられたピストンとを有し、前記ピストンロ
ッドに対して前記シリンダが相対運動されたときに、前
記各室に注入された流体が、前記ピストンに形成された
第1オリフィスを通って前記2つの室間を移動すること
によって減衰力を提供するようになったショックアブソ
ーバー用の減衰力調節装置であって、前記ピストンロッ
ドが、その長手方向に貫通して延びる内部通路と、該内
部通路と前記シリンダの前記上部室とを連通させる連通
孔とを有し、長手方向に貫通して延びる内部通路を有す
るニードルホルダーを有し、該ニードルホルダーは、そ
の少なくとも一部が前記ピストンロッドの前記内部通路
に配置され、外面が前記ピストンロッドの内部通路に対
して実質的にシールされて前記ピストンロッドに取り付
けられ、前記ニードルホルダーの前記内部通路は、前記
シリンダの前記下部室と連通されたニードル挿入路と、
該ニードル挿入路の上方に形成され、前記ニードル挿入
路よりも横断面積の大きい上方拡大通路とを有し、前記
ニードルホルダーには、前記ニードル挿入路及び前記シ
ールよりも上方で前記ニードルホルダーの側壁を貫通す
る第2オリフィスと、該第2オリフィスよりも上方で前
記上方拡大通路の内面に雌ねじとが形成され、前記ニー
ドルホルダーの前記ニードル挿入路の流路断面積を増減
させるため、前記ニードルホルダーの前記ニードル挿入
路に挿入されるようになった下方内方にテーパしたニー
ドル部を下端部に備えたニードル弁を有し、該ニードル
弁が前記ニードル部の上方に形成された支持部を有し、
該支持部は、前記ニードルホルダーの前記上方拡大通路
の内面との間に空間を構成し、前記ニードルホルダーの
前記雌ねじにねじ係合された雄ねじを有し、前記ニード
ル弁が、前記ニードルホルダー及び前記ピストンロッド
の前記連通孔の上方で、前記前記ピストンロッドの内部
通路に対してシールされ、前記ニードルホルダーに対す
る前記ニードル弁の位置を変えるため、前記ピストンロ
ッドの外部から前記ニードル弁を回転させるためのニー
ドル弁操作機構を前記ニードル弁が有することを特徴と
する。
【0023】上記構成のショックアブソーバーの減衰力
調節装置によれば、ショックアブソーバーの減衰力を調
節したい場合には、ニードル弁操作機構を操作してピス
トンロッドの外部からニードル弁を回転させる。する
と、このニードル弁は、その雄ねじがニードルホルダー
の雌ねじに螺合した状態で、ニードルホルダーに対する
位置が変化させられる。この位置変化により、ニードル
弁のテーパしたニードル部がニードルホルダーのニード
ル挿入路の流路断面積を増大又は減少させる。
【0024】この状態でシリンダがピストンロッドに対
して相対運動されると、上部室と下部室とに注入された
流体は、ピストンの第1オリフィスのみならず、ニード
ル挿入路の流路断面積にしたがった量、ニードルホルダ
ーの第2オリフィス及びピストンロッドの連通孔をも通
って、上部室と下部室との間を移動することになり、か
くして、ショックアブソーバーの減衰力を変化させる。
【0025】また、本発明においては、前記ニードルホ
ルダーには、前記ピストンロッドに対する前記ニードル
ホルダーの前記シールよりも上方で、外壁を貫通して前
記ニードル挿入路に通じる第3オリフィスが形成されて
いるのが好ましい。
【0026】更に、本発明においては、前記ニードル弁
の前記ニードル弁操作機構が、前記ニードル弁の頂部に
形成された凹部又は凸部と、該凹部又は凸部に相補的に
形作られた凸部又は凹部を下部に有する操作ロッドとに
よって構成され、該操作ロッドが前記ピストンロッドの
上縁を越えて上方に延びるのが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態について説明する。この実施形態は、本
発明を、モノチューブ式ガス入りショックアブソーバー
に適用したものである。
【0028】図3を参照すると、モノチューブ式ガス入
りショックアブソーバーが全体的に参照番号100で示
されている。
【0029】このショックアブソーバー100は、モノ
チューブ式のガス入り構造であることを除いて、図1及
び図2を参照して説明した従来のショックアブソーバー
1とほぼ同じ構造を有している。
【0030】ショックアブソーバー本体とも言うべき構
造を簡単に説明すると、ショックアブソーバー100
は、ピストンロッド102と、このピストンロッド10
2に摺動可能に取り付けられたシリンダー103とを有
し、シリンダー103にはローワースプリングブラケッ
ト104が取り付けられ、ピストンロッド102の上部
にはアッパースプリングブラケット105が取り付けら
れ、これらのスプリングシート104、105間にはコ
イルスプリング106が配置されている。
【0031】ピストンロッド102の上端部は、ゴムブ
ッシュ107及びアッパー取付部材108を介して車両
のボディ109に取り付けられ、シリンダー103の下
端部は、サスペンションアームに、適当な連結手段を介
して取り付けられている。
【0032】ピストンロッド102の下部にはシリンダ
ー3の内壁に沿って摺動するピストン110が取り付け
られ、このピストン110により、シリンダー103
は、第1室、すなわち、上部室111と、第2室、すな
わち、中部室112とに分けられ、各室111、112
にはオイルが注入されている。また、ピストン110に
は、上部室111と中部室112とを連通させる複数の
孔、すなわち、第1オリフィスが形成されている。
【0033】第1オリフィスは、リンダーの縮み時に、
中部室112のオイルが上部室111に流入するのを許
容する縮側オリフィス120(図4及び図5参照)と、シ
リンダーの伸び時に、上部室111のオイルが中部室1
12に流入するのを許容する伸側オリフィス121(図
4及び図5参照)とを有し、縮側オリフィス120に
は、かかる縮側オリフィス120を通って上部室111
のオイルが中部室112に流入しないようにするための
一方向バルブ122が設けられ、伸側オリフィス121
には、かかる伸側オリフィス121を通って中部室11
2のオイルが上部室111に流入しないようにするため
の一方向バルブ123が設けられている。
【0034】モノチューブ式のガス入り構造であるショ
ックアブソーバー100はまた、ピストン110の下方
においてシリンダー103の内壁に沿って摺動自在に配
置されたフリーピストン200を有する。フリーピスト
ン200はシリンダー103の底部との間に第3室、す
なわち、下部室201を構成し、この下部室201には
例えば、窒素ガスが、必要に応じて、一般には5kg/cm
2乃至30kg/cm2の範囲の圧力で充填されている。
【0035】尚、図示して説明しないけれども、ピスト
ン110及びフリーピストン200はOリングなどの適
当なシール手段を用いてシリンダー103に対してシー
ルされている。
【0036】ショックアブソーバー100は、第1オリ
フィスの径などによって決定又は設定された減衰力を調
節するための減衰力調節装置を有する。
【0037】この減衰力調節装置では、図4及び図5か
ら良くわかるように、ピストンロッド102は中空に構
成されている。この中空ピストンロッド102は、これ
に取り付けられたピストン110よりも上方において、
ピストンロッド102の側壁又は周壁を貫通する複数の
連通孔102Aが形成されている。連通孔102Aは、
この実施形態では、同一水平面において、周方向に等間
隔に4つ形成されている。これらの連通孔102Aによ
り、中空ピストンロッド102の内部通路と上部室11
1とが常時連通されることになる。中空ピストンロッド
102はまた、その下端部内面に雌ねじが切られてい
る。
【0038】中空ピストンロッド102のこの雌ねじに
は、図4で良くわかるように、下部に切られた雄ねじ3
01をねじ係合又は螺合させることによって、中空のニ
ードルホルダー300が取り付けられる。ニードルホル
ダー300の下部には、ニードルホルダー300をピス
トンロッド102に螺合させるのを容易にするためのボ
ルトヘッド302が形成されている。
【0039】中空ニードルホルダー300には内部通路
が形成され、この内部通路は、図4で良くわかるよう
に、下方拡径部303を有する。この拡径部303の上
方には拡径部303よりも縮径のニードル挿入路304
が形成され、拡径部303とニードル挿入路304との
間にはテーパ部305が延びる。ニードル挿入路304
の上方には、該ニードル挿入路304よりも拡径の上方
拡径部306が形成され、ニードル挿入路304と上方
拡径部306との間には衝合肩部307が構成されてい
る。上方拡径部306の上部、すなわち、中空ニードル
ホルダー300の内部通路の上部には、雌ねじ312が
切られている。この雌ねじ形成部と衝合肩部307との
間において、ニードルホルダー300の外壁又は周壁に
は複数の孔又は第2オリフィス308が形成され、かか
る第2オリフィス308によって、ニードルホルダー3
00の内部通路は、ニードル挿入路304の上方の上方
拡径部306において、中空ピストンロッド102の内
部通路と連通される。この実施形態では、第2オリフィ
ス308は、同一水平面において、周方向に等間隔に4
つ形成されている。
【0040】尚、この実施形態では、下方拡径部303
を直径方向に亘って延びるピン309が設けられ、この
ピン309の上方において下方拡径部303には逆止弁
又はボール310が配置されると共に、ピン309とボ
ール310との間には、ニードル挿入路304の下端部
を閉じるようにボール310を上方に付勢するための付
勢手段又はコイルバネ311が配置されている。
【0041】ニードルホルダー300の外壁又は周壁に
はまた、コイルバネ311によつてニードル挿入路30
4の下端部を閉じるボール310よりも下方において、
複数の孔又は第3オリフィス400が形成されている。
かかる第3オリフィス400によって、ニードルホルダ
ー300の内部通路は、ニードル挿入路304よりも下
方の下方拡径部303において、中空ピストンロッド1
02の内部通路と連通される。尚、この実施形態では、
第3オリフィス400は、同一水平面において、周方向
に等間隔に2つ形成されている。
【0042】減衰力調節装置はまた、ニードルホルダー
300のニードル挿入路304の流路断面積を変化させ
る又は調節するためのニードル弁500を有する。
【0043】ニードル弁500は、ニードルホルダー3
00の内部通路内に配置され、下部に、ニードルホルダ
ー300のニードル挿入路304に挿入されるニードル
部501を備える。このニードル部501は、在来のニ
ードル弁のものと同様であり、下方内方にテーパする。
この実施形態では、ニードル部501の上端の径は、ニ
ードルホルダー300のニードル挿入路304よりも僅
かに小さい一方で、ニードル挿入路304よりも大きな
径を有する衝合肩部502につながっている。
【0044】ニードル部501の上方には、下部に衝合
肩部502を有する支持部503が形成されている。勿
論、支持部503の径はニードルホルダー300の上方
拡径部306よりも小さい。この支持部503には、ニ
ードル弁500の衝合肩部502を中空ニードルホルダ
ー300の衝合肩部307に衝合させたときでさえ、ニ
ードルホルダー300の第2オリフィス308よりも上
方に位置する領域において、雄ねじ504が形成され、
この雄ねじ504は、中空ニードルホルダー300の雌
ねじ312に螺合されることになる。
【0045】支持部503の上方、すなわち、ニードル
弁500の上部には係合部505が形成され、係合部5
05は、その頂部に、直径方向に延びる凸部506を備
えている。
【0046】ニードル弁500の上方には、ニードルホ
ルダー300に対するニードル弁500の位置を調節す
るための操作ロッド600が配置される。
【0047】操作ロッド600は、その下部に、ニード
ル弁500の凸部506に係合する、凸部506を挟み
込むように凸部506に相補的に形作られたヨーク部分
601を備える。操作ロッド600はまた、その頂部
に、操作ロッド600を回転させ易くするためローレッ
ト加工されたグリップ部分602を備える。長手方向貫
通ボアを有するボルト状部材603が、グリップ部分6
02の下方において、操作ロッド600に回転自在に、
且つ、操作ロッド600の上下(長手)方向に若干移動可
能に取り付けられる。また、操作ロッド600は、ヨー
ク部分601の上方において、中空ピストンロッド2の
内部通路に対するシールを構成するOリング604、6
05を備える。
【0048】操作ロッド600は、ヨーク部分601が
ニードル弁500の凸部506に係合されるように、中
空ピストンロッド102の内部通路内に配置されると共
に、ボルト状部材603の雄ねじ603Aが中空ピスト
ンロッド102の頂部内面に形成された雌ねじに螺合さ
れて、グリップ部分602が中空ピストンロッド102
から上方に突出する。
【0049】次に、上述した実施形態の作動を説明す
る。
【0050】ピストン110の第1オリフィス120、
121及び一方向バルブ122、123によって決定又
は設定された減衰力を変更する場合には、中空ピストン
ロッド102から上方に突出する、すなわち、外部から
アクセス可能であるグリップ部分602を把持し、これ
を回転させる。
【0051】すると、操作ロッド600は、ボルト状部
材603に回転自在に支持されて、ニードル弁500の
凸部506を挟み込むように係合しているヨーク部分6
01を介してニードル弁500を回転させる。かくして
回転させられたニードル弁500は、その回転方向に従
って、中空ニードルホルダー300の雌ねじ312に螺
合された雄ねじ504を介して、ニードルホルダー30
0に対して上方又は下方に移動される。かかるニードル
ホルダー300に対するニードル弁500の移動の結
果、ニードルホルダー300のニードル挿入路304に
挿入されるニードル弁500のニードル部501の度合
い、すなわち、ニードルホルダー300のニードル挿入
路304の流路断面積が変えられる。
【0052】例えば、図5に示すように、ニードル弁5
00のニードル部501全体がニードルホルダー300
のニードル挿入路304に挿入され、ニードル弁500
の衝合肩部502が中空ニードルホルダー300の衝合
肩部307に衝合された状態、すなわち、ニードル挿入
路304の流路断面積がゼロの状態から、グリップ部分
602を回転させることによって、図4に示すように、
ニードル弁500の衝合肩部502が中空ニードルホル
ダー300の衝合肩部307から離れ、ニードル弁50
0のニードル部501がニードルホルダー300のニー
ドル挿入路304に部分的に挿入された状態に調節する
ことができる、すなわち、ニードル挿入路304の流路
断面積を増大させることができる。
【0053】このようにしてニードル挿入路304の流
路断面積をゼロから増大させると、その増大の割合に応
じて、ショックアブソーバー100は、そのシリンダー
の伸び時の減衰力が弱められる方向に変えられることに
なる。
【0054】すなわち、路面の凹などによりシリンダー
103がピストン110に対して下方に移動されたと
き、ニードル挿入路304が完全に閉じられている場合
(図5参照)には、上部室110のオイルは伸側オリフィ
ス121のみを通って中部室112に流入するのに対し
て、図4に示すように、ニードル挿入路304が開放さ
れているときには、上部室110のオイルは、伸側オリ
フィス121(第1オリフィス)に加えて、開放されてい
るニードル挿入路304の流路断面積に従った量、ピス
トンロッド102の連通孔102A、第2オリフィス3
08、ニードル挿入路304、(コイルバネ311の付
勢力に抗してボール310を押し下げて)下方拡径部3
03を通って中部室112に流入し、よって、シリンダ
ーの伸び時の減衰力が減じられる。
【0055】換言すると、車輪が高速度で上下動する条
件下においては、オイルを第1オリフィス121を通す
だけでは、車輪の動きに対応してシリンダー103をレ
スポンス良く追従させることができず(このことは、高
速度で上下動が繰り返されるときに顕著である)、この
ような場合に、第2オイル流通経路である、ニードル挿
入路304、第2オリフィス308等をもオイルを通す
ことにより、車輪の動きに即応してシリンダー103を
円滑に移動させることができることになる。
【0056】ショックアブソーバー100においても、
ピストンロッド102のピストン100に対してシリン
ダー103が上下動することによってオイルが移動し、
この移動するオイルは、その粘性などにより、ニードル
ホルダー300に対するニードル弁500の位置を移動
させるように、ニードル弁500に作用するけれども、
ニードル弁500は、これに形成された雄ねじ504が
中空ニードルホルダー300の雌ねじ312にねじ係合
されることによって、中空ニードルホルダー300に安
定的に係止されているので、移動するオイルの作用によ
りニードル弁500がニードルホルダー300に対して
移動されないようになっている。
【0057】尚、本件実施形態では、ニードルホルダー
300の第3オリフィス400が設けられているので、
ニードル挿入路304が完全に閉じられている場合(図
5参照)でさえ、上部室110と中部室111とが連通
されていることになる。
【0058】この構成によれば、タイヤへの入力の大き
さに対する減衰力の立ち上がりを滑らかにすることがで
きる。例えば、第3オリフィス400がない場合におい
て、ニードル挿入路304を完全に閉じたときには、一
方向バルブ122、123を開放させるのに必要な力よ
りも小さな力がタイヤに加えられたとき、理論上減衰力
はゼロである。そして、タイヤに加えられる力が徐々に
大きくなり、これが一方向バルブ122、123を開放
させるのに充分な大きさに達したとき、減衰力が急に立
ち上がることになる。これに対して、第3オリフィス4
00が設けられている場合には、ニードル挿入路304
が完全に閉じられたとき、タイヤに入力があると、この
力が一方向バルブ122、123を開放させるのに必要
な力よりも小さくとも、オイルは第3オリフィス400
を通って上部室110と中部室111との間を移動し、
これによって、減衰力が生じ、そして、タイヤに加えら
れる力が徐々に大きくなるにしたがって第3オリフィス
400による減衰力も徐々に大きくなり、ついには、入
力が一方向バルブ122、123を開放させるのに充分
な大きさに達するが、その直前の第3オリフィス400
による減衰力の大きさはゼロではないので、減衰力が急
に立ち上がることを避けることができる。すなわち、第
3オリフィス400をを設けることにより、タイヤへの
入力の大きさに対する減衰力の立ち上がりを滑らかにす
ることができる。
【0059】本発明は、上述した実施形態に限定される
ことなく、以下のような種々の変更が可能である。
【0060】例えば、上記実施形態では、本発明の減衰
力調節装置は、モノチューブ式ガス入りショックアブソ
ーバーに適用されたけれども、シリンダが、これに摺動
自在に取り付けられたピストンロッドのピストンによっ
て2つの室に区画され、各室に流体が注入されると共
に、シリンダとピストンとが相対運動されたときに、ピ
ストンに形成されたオリフィスを通って2つの室間を流
体が移動することによって減衰力を提供する原理のショ
ックアブソーバー全てに適用することができる。
【0061】また、上記実施形態では、ニードル挿入路
304を通って上部室110から中部室111へ移動す
るオイルの圧力が一定値以下である場合に、オイルがニ
ードル挿入路304を通って上部室110から中部室1
11に移動するのを阻止する逆止弁機構309、31
0、311を設けていたけれども、コイルバネ311の
みをなくしても良いし、或いは、かかる逆止弁機構全体
をなくしても良い。容易に理解されるように、コイルバ
ネ311のみをなくした構造では、シリンダー103の
縮み時のショックアブソーバー100の減衰力は変化し
ないけれども、逆止弁機構全体をなくした構造では、ニ
ードル挿入路304を通って中部室111から上部室1
10へもオイルが移動することができることになるの
で、ニードル部501によるニードル挿入路304の流
路断面積にしたがって、伸び時のショックアブソーバー
100の減衰力のみならず、縮み時のショックアブソー
バー100の減衰力をも変化させることができる。
【0062】更に、上記実施形態では、ニードル弁50
0と操作ロッド600とを別個の部材で構成したけれど
も、これらの部材を一体に形成しても良い。この構成で
は、ニードル弁/操作ロッドは、回転されたとき、ピス
トンロッド102に対して全体が上下動することにな
る。従って、本変形例では、上記実施形態で操作ロッド
600に対する案内支持部材の役目を果たしていたボル
ト状部材603に、グリップ部分602が干渉すること
のないように、例えば、グリップ部分602をボルト状
部材603に対して充分上方に位置決めする必要があ
る。また、操作ロッドの頂部をピストンロッド102内
(ピストンロッド102の上縁よりも下方)に位置させ、
ドライバーなどの適当な工具によってかかる操作ロッド
を回転させるようにしても良い。
【0063】尚、本件明細書で使用された「上」「下」
に関する方向は、特別の説明がない限り、垂直方向に配
置されたシリンダーの軸線に対する概念であることに留
意されたい。
【0064】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、ピストンロッ
ドに取り付けられたピストンによって隔てられたシリン
ダーの室間を移動する流体により、ニードルホルダーに
対するニードル弁の位置を変位させないようにするため
の、ショックアブソーバーの減衰力調節装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】在来のショックアブソーバーの概略部分拡大断
面図である。
【図2】在来のショックアブソーバーに採用されていた
減衰力調節装置の分解図である。
【図3】本発明の減衰力調節装置の一実施形態を適用し
たショックアブソーバーの概略断面図である。
【図4】図3のショックアブソーバーの概略部分拡大断
面図である。
【図5】ニードル弁を全閉状態で示した、図3のショッ
クアブソーバーの概略部分拡大断面図である。
【符号の説明】
100 ショックアブソーバー 102 ピストンロッド 103 シリンダ 110 ピストン 111 上部室 112 下部室(中部室) 120、121 第1オリフィス 102A 連通孔 300 ニードルホルダー 304 ニードル挿入路 306 上方拡径部(上方拡大通路) 308 第2オリフィス 312 雌ねじ 500 ニードル弁 501 ニードル部 503 支持部 504 雄ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が車体に連結されたピストンロッド
    と、該ピストンロッドに摺動自在に取り付けられ、下部
    が車輪に連結されたシリンダと、前記シリンダを上部室
    と下部室とに区画する、前記ピストンロッドに取り付け
    られたピストンとを有し、前記ピストンロッドに対して
    前記シリンダが相対運動されたときに、前記各室に注入
    された流体が、前記ピストンに形成された第1オリフィ
    スを通って前記2つの室間を移動することによって減衰
    力を提供するようになったショックアブソーバー用の減
    衰力調節装置であって、 前記ピストンロッドが、その長手方向に貫通して延びる
    内部通路と、該内部通路と前記シリンダの前記上部室と
    を連通させる連通孔とを有し、 長手方向に貫通して延びる内部通路を有するニードルホ
    ルダーを有し、 該ニードルホルダーは、その少なくとも一部が前記ピス
    トンロッドの前記内部通路に配置され、外面が前記ピス
    トンロッドの内部通路に対して実質的にシールされて前
    記ピストンロッドに取り付けられ、 前記ニードルホルダーの前記内部通路は、前記シリンダ
    の前記下部室と連通されたニードル挿入路と、該ニード
    ル挿入路の上方に形成され、前記ニードル挿入路よりも
    横断面積の大きい上方拡大通路とを有し、 前記ニードルホルダーには、前記ニードル挿入路及び前
    記シールよりも上方で前記ニードルホルダーの側壁を貫
    通する第2オリフィスと、該第2オリフィスよりも上方
    で前記上方拡大通路の内面に雌ねじとが形成され、 前記ニードルホルダーの前記ニードル挿入路の流路断面
    積を増減させるため、前記ニードルホルダーの前記ニー
    ドル挿入路に挿入されるようになった下方内方にテーパ
    したニードル部を下端部に備えたニードル弁を有し、 該ニードル弁が前記ニードル部の上方に形成された支持
    部を有し、該支持部は、前記ニードルホルダーの前記上
    方拡大通路の内面との間に空間を構成し、前記ニードル
    ホルダーの前記雌ねじにねじ係合された雄ねじを有し、 前記ニードル弁が、前記ニードルホルダー及び前記ピス
    トンロッドの前記連通孔の上方で、前記前記ピストンロ
    ッドの内部通路に対してシールされ、 前記ニードルホルダーに対する前記ニードル弁の位置を
    変えるため、前記ピストンロッドの外部から前記ニード
    ル弁を回転させるためのニードル弁操作機構を前記ニー
    ドル弁が有することを特徴とする、 前記減衰力調節装置。
  2. 【請求項2】 前記ニードルホルダーには、前記ピスト
    ンロッドに対する前記ニードルホルダーの前記シールよ
    りも上方で、外壁を貫通して前記ニードル挿入路に通じ
    る第3オリフィスが形成されていることを特徴とする、
    請求項1記載の減衰力調節装置。
  3. 【請求項3】 前記ニードル弁の前記ニードル弁操作機
    構が、前記ニードル弁の頂部に形成された凹部又は凸部
    と、該凹部又は凸部に相補的に形作られた凸部又は凹部
    を下部に有する操作ロッドとによって構成され、該操作
    ロッドが前記ピストンロッドの上縁を越えて上方に延び
    ることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の減衰
    力調節装置。
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