JP2002157679A - 車両感知装置 - Google Patents

車両感知装置

Info

Publication number
JP2002157679A
JP2002157679A JP2000350640A JP2000350640A JP2002157679A JP 2002157679 A JP2002157679 A JP 2002157679A JP 2000350640 A JP2000350640 A JP 2000350640A JP 2000350640 A JP2000350640 A JP 2000350640A JP 2002157679 A JP2002157679 A JP 2002157679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
time
light
sensing device
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000350640A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Morikawa
豊 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000350640A priority Critical patent/JP2002157679A/ja
Publication of JP2002157679A publication Critical patent/JP2002157679A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の走行速度の測定精度をより向上させ
る。 【解決手段】 発光器36a,36bにより車両の走行
路に対して進行方向に所定の間隔ΔL隔てた位置に2つ
の光ビームB1,B2を発信し、受光器42a,42b
により光ビームB1,B2の走行路または車両からの反
射光を受信する。パルス計数回路34a,34bは、光
ビームB1の反射時間T1と光ビームB2の反射時間T
2を計測し、第2パルス計数回路52は、反射時間T1
により車両からの反射を感知してから反射時間T2によ
り車両からの反射を感知するまでの走行時間ΔTを計測
する。そして、制御装置60は、車両が間隔ΔLを走行
する走行時間ΔTから走行速度Vを演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両感知装置に関
し、詳しくは、走行する車両を感知可能な車両感知装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車による道路交通は、社会経済の発
展に大きく貢献し、今日の社会のシステムの中で重要な
役割を果たしている。一方で、交通渋滞の深刻の度合は
一層増加し、更に、交通事故の発生も年間死亡者数が一
万人以上に達したまま推移しているなど、安全性や輸送
効率において大きな問題が顕在化している。これらの社
会的要求を背景にノンストップ料金収受システム等を例
とした、道路交通システムの高度化が積極的に推進され
ている。
【0003】従来、このような交通渋滞を管理するた
め、超音波式の車両感知装置を用いて車両の走行速度を
測定するものとしては、特公昭64−1840に記載さ
れた装置が提案されている。この装置では、超音波送受
波器と車両感知装置と演算処理部とから構成され、超音
波送受波器によって路面または車両に対して超音波を一
定のサンプリング周期で送受波し、超音波の送信時刻と
受信時刻との差を車両感知装置で測定し、演算処理部で
サンプリング処理することにより車両の形状を判定して
その走行速度を演算している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た車両感知装置では、走行速度の測定の手順としては、
超音波の送信時刻と受信時刻との差から車両の高さを求
めて、求めた車両の高さと予め記憶した車形データとに
基づいて車種を分類し、予め記憶しておいた車種に対応
する平均車長を読み出して、この平均車長とサンプリン
グ周期とサンプリング数と超音波送受波器の感知領域の
長さとに基づいて所定の式から走行速度を演算するもの
であり、車両の走行速度の測定に複雑な処理を必要とす
る。また、車種の分類は、車両の高さのみで行なってい
るため、例えば、RV車両のように車両の高さが高く、
車両の長さが短い車両の車種判定を誤ったり、この車種
判定の誤りに伴って車両の走行速度を誤って演算したり
してしまう場合がある。更に、超音波ビームを用いて車
両の高さを測定するため、超音波ビームの広がりにより
高さ測定の精度が悪くなってしまう。
【0005】本発明の車両感知装置は、車両の走行速度
の測定精度を、より向上させることを目的の一つとす
る。また、本発明の車両感知装置は、車両形状の分類の
判定精度を、より向上させることを目的の一つとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車両感知装置
は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下
の手段を採った。
【0007】本発明の車両感知装置は、走行する車両を
感知可能な車両感知装置であって、車両の走行路直上に
設置され該走行路の第1の所定の位置に所定の周期で発
光する第1の発光手段と、前記所定の位置から車両の進
行方向へ所定の間隔隔てた位置に所定の周期で発光する
発光手段と、前記第1の発光手段による発光に基づく反
射光を受光する第1の受光手段と、前記第2の発光手段
による発光に基づく反射光を受光する第2の受光手段
と、前記第1の発光手段により発光されてから反射光が
前記第1の受光手段により受光されるまでの時間を計測
する第1の計時手段と、前記第2の発光手段により発光
されてから反射光が前記第2の受光手段により受光され
るまでの時間を計測する第2の計時手段と、前記第1の
計時手段により計測された時間が前記走行路からの反射
光を受光するまでの時間としての第1の時間よりも短く
なったときから前記第2の計時手段により計測された時
間が前記走行路からの反射光を受光するまでの時間とし
ての第2の時間よりも短くなったときまでの時間を、前
記所定の間隔を通過する車両の通過時間として計測する
通過計時手段と、該計測された通過時間に基づいて該車
両の走行速度を演算する走行速度演算手段とを備えるこ
とを要旨とする。
【0008】こうした本発明の車両感知装置において、
前記第1の発光手段および/または前記第2の発光手段
は、前記走行路の幅方向に亘って発光する手段であるも
のとすることもできる。
【0009】また、本発明の車両感知装置において、前
記第1の計時手段により計測された時間が前記第1の時
間よりも短い間の継続時間および/または第2の計時手
段により計測された時間が前記第2の時間よりも短い間
の継続時間を計測する継続時間計測手段と、該計測され
た継続時間と前記走行速度演算手段により演算された車
両の走行速度とに基づいて該車両の長さを演算する車両
長演算手段と、前記第1の計時手段および/または前記
第2の計時手段により計測された時間に基づいて前記車
両の高さを演算する車両高演算手段と、該演算された車
両の高さと前記車両長演算手段により演算された車両の
長さと予め設定された形状データとに基づいて該車両の
形状を分類する形状分類手段とを備えるものとすること
もできる。
【0010】この態様の本発明の車両感知装置におい
て、前記形状分類手段は、前記車両の形状をバスと大型
貨物と小型貨物と乗用車とに分類する手段であるものと
することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
車両感知装置20の外観の概略を示す外観図であり、図
2は、本発明の一実施例である車両感知装置20の構成
の概略を示す構成図である。実施例の車両感知装置20
は、図示するように走行路22の直上(例えば、走行路
22面から5〜6m程度の高さ)に設置され走行路22
を走行する車両24を感知する感知器30と、感知器3
0と電気的に接続され装置全体をコントロールすると共
に各種演算を行なう制御装置60を有する演算装置50
とを備える。
【0012】感知器30は、走行路22に対して2つの
光ビームB1,B2を送信すると共に走行路22または
車両24からの反射光を受信して送信から受信までの反
射時間を計測できるように構成されており、所定の周期
(例えば、5msecなど)で信号を出力するタイミン
グ回路32と、タイミング回路32から信号を受けて光
ビームB1,B2を発光用光学系38a,38bを介し
て走行路22の所定の位置(それぞれA点とB点)に送
信する発光器36a,36bと、走行路22または車両
24からの反射ビームを受光用光学系40a,40bに
より集光して受信する受光器42a,42bと、タイミ
ング回路32から信号が入力されてから光ビームB1,
B2の受光に伴う受光器42a,42bからの光検出信
号が入力されるまでの時間をそれぞれ光ビームB1の反
射時間T1と光ビームB2の反射時間T2として計測す
るパルス計数回路34a,34bとを備える。発光器3
6a,36bは、光ビームB1,B2が走行路22の中
央(A点)とこの中央から車両24の進行方向に向かっ
て所定の間隔ΔL隔てた位置(B点)とに発光するよう
に配置されている。この所定の間隔(AB間の距離)Δ
Lは、例えば、感知する対象である車両24の長さより
も狭い間隔として設定されている。なお、タイミング回
路32は、2つの発光器36a,36bに共通のものと
して設けているが、それぞれ別々に設けるものとしても
よいし、この場合それぞれ異なる周期で信号を出力する
ものとしてもよい。
【0013】制御装置60は、CPU62を中心とした
マイクロプロセッサとして構成されており、処理プログ
ラムを記憶したROM64と、一時的にデータを記憶す
るRAM66と、入出力ポート(図示せず)とを備え
る。この制御装置60には、反射時間T1,T2を計測
するパルス計数回路34a,34bからの計時信号や車
両24のAB間の通過時間を計測する第2パルス計数回
路52からの第2計時信号、車両24のA点の通過時間
を計測する第3パルス計数回路54からの第3計時信号
などが入力ポートを介して入力されており、制御装置6
0からは、第2パルス計数回路52へのスタート信号並
びにストップ信号や第3パルス計数回路54へのスター
ト信号並びにストップ信号などが出力ポートを介して出
力されている。
【0014】こうして構成された実施例の車両感知装置
20の動作、特に、走行路22を走行する車両24の走
行速度Vの測定や形状を分類するための動作について説
明する。図3は、制御装置60のCPU62により実行
される車両感知処理ルーチンの一例を示すフローチャー
トである。このルーチンは、パルス計数回路34a,3
4bから計時信号が入力されたとき(タイミング回路3
2の周期毎)に実行される。
【0015】車両感知処理ルーチンが実行されると、制
御装置60のCPU62は、まず、パルス計数回路34
a,34bからの計時信号に基づいて光ビームB1,B
2の送信から受信までの反射時間T1,T2を算出する
と共に(ステップS100)車両ポジションフラグFの
状態を判定する(ステップS102)。ここで、車両ポ
ジションフラグFは、車両24の前回の走行位置を値と
して持つフラグであり、本ルーチンの後段で設定され
る。なお、初回では、車両ポジションフラグFは値0に
設定されている。車両ポジションフラグFが値0である
と判定されると、前回の処理では車両24は光ビームB
1(A点)に進入していないと判断し、光ビームB1の
反射時間T1が閾値T1ref未満であるか否かを判定
する(ステップS104)。ここで、閾値T1ref
は、光ビームB1が走行路22を反射して戻るまでの反
射時間またはこの反射時間よりも若干短い時間として設
定されている。この反射時間は、光ビームB1が走行路
22を反射するときに比べ車両24を反射するときの方
が短くなるから、反射時間T1が閾値T1ref未満で
あるときには光ビームB1が車両24を反射していると
判断して光ビームB1(A点)への車両24の進入を感
知できるのである。反射時間T1が閾値T1ref以上
であると判定されると、車両24の進入は感知されてい
ないと判断して本ルーチンを終了する。
【0016】一方、反射時間T1が閾値T1ref未満
であると判定、即ち、車両24が図4(a)に位置する
と判定されると、スタート信号を第2パルス計数回路5
2および第3パルス計数回路54に出力してパルス計数
を開始させると共に(ステップS106)車両ポジショ
ンフラグFを、車両24がA点を通過中であることを示
す値1に設定して(ステップS108)本ルーチンを終
了する。ここで、パルス計数を開始させるのは、後述す
る車両24によるAB間の通過時間ΔTとA点の通過時
間ΔT2とを計測するためである。
【0017】ステップS102において車両ポジション
フラグFが値1、即ち、前回の処理で車両24がA点を
通過中であると判定されると、反射時間T2が閾値T2
ref未満であるか否かを判定する(ステップS11
0)。ここで、閾値T2refは、光ビームB2が走行
路22を反射して戻るまでの反射時間またはこの反射時
間よりも若干短い時間として設定されるものである。し
たがって、反射時間T2が閾値T2ref未満であると
きは、光ビームB2が車両24を反射しているものと判
断し、光ビームB2(B点)に対する車両24の進入を
感知することができる。反射時間T2が閾値T2ref
以上であると判定されると、車両24は光ビームB2
(B点)に進入していないと判断し、本ルーチンを終了
する。
【0018】一方、反射時間T2は閾値T2ref未満
であると判定、即ち、車両24が図4(b)に位置する
と判定すると、ストップ信号を第2パルス計数回路52
に出力してパルス計数を終了させ(ステップS11
2)、このパルス計数の結果からAB間の車両24の通
過時間ΔTを算出する(ステップS114)。この通過
時間ΔTは、図5に時刻と光ビームB1,B2方向の反
射時間との関係を示すと、図示するように時刻t0で光
ビームB1により車両24が感知されてから時刻t1で
光ビームB2により車両24が感知されたときまでの経
過時間として示される。通過時間ΔTが算出されると、
この通過時間ΔTから車両24の走行速度Vを演算する
処理を行い(ステップS116)、車両ポジションフラ
グFを、車両24が光ビームB2(A点)および光ビー
ムB1(B点)を通過中であることを示す値2に設定し
て(ステップS118)本ルーチンを終了する。ここ
で、この走行速度Vを演算する処理は、車両24の通過
時間ΔTと、AB間の距離ΔLとに基づいて次式(1)
により演算できる。
【0019】V=ΔL/ΔT・・・(1)
【0020】ステップS102において車両ポジション
フラグFが値2、即ち、前回の処理で車両24がA点お
よびB点を通過中であると判定されると、反射時間T1
が閾値T1ref以上であるか否か、即ち、車両24が
A点を通過し終わったか否か(車両24が図4(c)に
位置するか否か)を判定する(ステップS120)。閾
値T1ref未満であると判定されると、A点を通過し
終わっていないと判断し、本ルーチンを終了する。一
方、閾値T1ref以上であると判定されると、ストッ
プ信号を第3パルス計数回路54に出力してパルス計数
を終了させ(ステップS122)、このパルス計数の結
果から車両24によるA点の通過時間ΔT2(図5にお
いて時刻t0から時刻t2までの経過時間)を算出する
(ステップS124)。そして、この算出されたA点の
通過時間ΔT2から、車両24の車長Lおよび車高H、
平坦性を演算する処理を実行する(ステップS12
6)。ここで、車長Lおよび車高H、平坦性を演算する
処理について説明する。
【0021】車長Lは、車両24のA点の通過時間ΔT
2と、ステップS116で演算された走行速度Vとに基
づいて次式(2)により演算することができる。
【0022】L=V×ΔT2・・・(2)
【0023】次に車高Hを演算する処理について説明す
ると、車両24の高さは、反射時間T1に光ビームB1
の速度を乗じて感知器30から車両24までの往復距離
を求め、この往復距離の半分の距離を感知器30から車
両24までの距離とし、感知器30から走行路22まで
の距離から感知器30から車両24までの距離を減ずる
ことにより求めることができる。したがって、車高H
は、タイミング回路32の周期毎に計測された反射時間
T1(T1<T1ref)毎に対応する車両24の高さ
を求め、求めた高さのうちの最大値として演算すること
ができる。勿論、これらの車両24の高さの平均値を車
高Hとすることとしてもよい。また、本実施例では、反
射時間T1から車高Hを算出するものとしたが、反射時
間T2から車高Hを算出するものとしてもよいし、反射
時間T1と反射時間T2との平均から車高Hを算出する
こともできる。
【0024】また、平坦性については、例えば、前述し
たタイミング回路32の周期毎に求めた車両24の高さ
の最大値と最小値との差が所定値未満であると、平坦で
ある判断し、所定値以上であると、不平坦と判断する。
【0025】こうして演算が行なわれると、この車高H
と車長Lと平坦性とに基づいて車両24の形状を分類す
る処理を実行する(ステップS128)。この処理は、
車長Lと車高Hと車高Hの平坦性と車両の形状との関係
をマップとしてROM64に記憶しておき、長さLと高
さHと平坦性とが与えられると、マップに対応した形状
(バス、大型貨物、小型貨物、乗用車)が導出されるも
のとした。このマップの一例を図6に示す。なお、図6
において「−」は、分類条件に含まれないことを意味す
る。
【0026】こうして車両24の形状の分類を行なった
後、車両ポジションフラグFを値0に戻し(ステップS
130)、本ルーチンを終了する。これにより光ビーム
B1,B2を通過する車両24の走行速度Vの測定と形
状の分類が完了し、この走行速度Vや車両の形状等に関
する情報が車両の通行を管理する図示しない管理センタ
などに出力される。
【0027】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明のこうした実施例に何ら限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【0028】例えば、実施例の車両感知装置20では、
光ビームB1,B2の発光位置の間隔を車両24の長さ
よりも狭い間隔である間隔ΔLとするものとしたが、車
両24の走行速度Vを計測可能な間隔であれば、間隔を
どのように設定しても構わない。
【0029】また、実施例の車両感知装置20では、発
光器36a,36bを走行路22上の2点に発光させる
ものとしたが、走行路22の幅方向に亘って線状の光ビ
ームを送信できるように発光用光学系38a,38bを
適宜選択するものとしてもよい。こうすれば、車両の感
知をより確実なものとすることも可能である。この発光
の一例を図7に示す。
【0030】更に、実施例の車両感知装置20では、2
つの発光器36a,36bを用いて走行路22に対して
2つの光ビームを送信して車両の走行速度の測定や車種
の分類を行なうものとしたが、1つの発光器をミラーな
どにより分光させて走行路22に対して2つの光ビーム
を送信するものとしてもよい。
【0031】また、実施例の車両感知装置20では、走
行速度VにA点を通過する通過時間ΔT2を乗ずること
により車両24の車長Lを算出するものとしたが、B点
を通過する通過時間を計測し、この通過時間に走行速度
Vを乗ずるものとしてもよく、B点を通過する通過時間
とA点を通過する通過時間との平均値に走行速度Vを乗
ずるものとしてもよい。
【0032】また、実施例の車両感知装置20では、車
両の形状をバスと大型貨物と小型貨物と乗用車とに分類
するものとしたが、分類する形状の種類を多くすること
も少なくすることも可能である。また、分類する形状の
種類をそれほど多くする必要がないときには、形状の分
類に車両の平坦性を考慮しないものであってもよい。
【発明の効果】
【0033】以上説明した本発明の車両感知装置によれ
ば、車両の進行方向に所定の間隔ΔL隔てて発光する光
ビームB1,B2の反射時間に基づいて車両を感知し、
光ビームB1が車両を感知してから光ビームB2が車両
を感知するまでの時間に基づいて車両の走行速度を演算
するから、超音波を使用するものに比して車両の走行速
度をより精度よく測定することができる。しかも、超音
波を使用する際の耳障りな音も発生することもない。
【0034】また、走行路の幅方向に亘って光ビームを
送信する場合には、計測範囲が広がるから、より確実に
車両を感知することができる。
【0035】更に、車両の高さと長さとに基づいて車両
の形状を分類するから、車両の高さのみを考慮して車両
の形状の分類するものに比してより正確に形状の分類を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である車両感知装置20の
外観の概略を示す外観図である。
【図2】 本発明の一実施例である車両感知装置20の
構成の概略を示す構成図である。
【図3】 実施例の車両感知装置20の制御装置60に
より実行される車両感知処理ルーチンの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 車両24の光ビームB1,B2への通過の様
子を例示する説明図である。
【図5】 光ビームB1,B2方向の反射時間と時刻と
の関係の一例を示す説明図である。
【図6】 車両の形状の分類の一例を示す説明図であ
る。
【図7】 車両感知装置の光ビームB1,B2の他の送
信形態の一例を示す外観図である。
【符号の説明】
20 車両感知装置、22 走行路、24 車両、30
感知器、32 タイミング回路、34a,34b パ
ルス計数回路、36a,36b 発光器、38a,38
b 発光用光学系、40a,40b 受光用光学系、4
2a,42b受光器、50 演算装置、52 第2パル
ス計数回路、54 第3パルス計数回路、60 制御装
置、62 CPU、64 ROM、66 RAM。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する車両を感知可能な車両感知装置
    であって、 車両の走行路直上に設置され該走行路の第1の所定の位
    置に所定の周期で発光する第1の発光手段と、 前記所定の位置から車両の進行方向へ所定の間隔隔てた
    位置に所定の周期で発光する第2の発光手段と、 前記第1の発光手段による発光に基づく反射光を受光す
    る第1の受光手段と、 前記第2の発光手段による発光に基づく反射光を受光す
    る第2の受光手段と、 前記第1の発光手段により発光されてから反射光が前記
    第1の受光手段により受光されるまでの時間を計測する
    第1の計時手段と、 前記第2の発光手段により発光されてから反射光が前記
    第2の受光手段により受光されるまでの時間を計測する
    第2の計時手段と、 前記第1の計時手段により計測された時間が前記走行路
    からの反射光を受光するまでの時間としての第1の時間
    よりも短くなったときから前記第2の計時手段により計
    測された時間が前記走行路からの反射光を受光するまで
    の時間としての第2の時間よりも短くなったときまでの
    時間を、前記所定の間隔を通過する車両の通過時間とし
    て計測する通過計時手段と、 該計測された通過時間に基づいて該車両の走行速度を演
    算する走行速度演算手段とを備える車両感知装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の発光手段および/または前記
    第2の発光手段は、前記走行路の幅方向に亘って発光す
    る手段である請求項1記載の車両感知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車両感知装置で
    あって、 前記第1の計時手段により計測された時間が前記第1の
    時間よりも短い間の継続時間および/または第2の計時
    手段により計測された時間が前記第2の時間よりも短い
    間の継続時間を計測する継続時間計測手段と、 該計測された継続時間と前記走行速度演算手段により演
    算された車両の走行速度とに基づいて該車両の長さを演
    算する車両長演算手段と、 前記第1の計時手段および/または前記第2の計時手段
    により計測された時間に基づいて前記車両の高さを演算
    する車両高演算手段と、 該演算された車両の高さと、前記車両長演算手段により
    演算された車両の長さと、予め設定された形状データと
    に基づいて該車両の形状を分類する形状分類手段とを備
    える車両感知装置。
  4. 【請求項4】 前記形状分類手段は、前記車両の形状を
    バスと大型貨物と小型貨物と乗用車とに分類する手段で
    ある請求項3記載の車両感知装置。
JP2000350640A 2000-11-17 2000-11-17 車両感知装置 Pending JP2002157679A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000350640A JP2002157679A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 車両感知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000350640A JP2002157679A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 車両感知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002157679A true JP2002157679A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18823831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000350640A Pending JP2002157679A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 車両感知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002157679A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084009A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Hitachi Ltd 移動体速度検出装置
WO2013072999A1 (ja) * 2011-11-14 2013-05-23 富士通株式会社 電子装置、携帯端末及び速度計測方法
JPWO2013072999A1 (ja) * 2011-11-14 2015-04-02 富士通株式会社 電子装置、携帯端末及び速度計測方法
JP2020148674A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 Kddi株式会社 車両検出装置、車両検出方法、及びプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084009A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Hitachi Ltd 移動体速度検出装置
WO2013072999A1 (ja) * 2011-11-14 2013-05-23 富士通株式会社 電子装置、携帯端末及び速度計測方法
CN103890592A (zh) * 2011-11-14 2014-06-25 富士通株式会社 电子装置、便携终端和速度计测方法
JPWO2013072999A1 (ja) * 2011-11-14 2015-04-02 富士通株式会社 電子装置、携帯端末及び速度計測方法
EP2781922A4 (en) * 2011-11-14 2015-04-08 Fujitsu Ltd ELECTRONIC APPARATUS, PORTABLE TERMINAL AND METHOD OF MEASURING SPEED
US9229023B2 (en) 2011-11-14 2016-01-05 Fujitsu Limited Electronic apparatus, mobile terminal, and velocity measuring method
JP2020148674A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 Kddi株式会社 車両検出装置、車両検出方法、及びプログラム
JP7050020B2 (ja) 2019-03-14 2022-04-07 Kddi株式会社 車両検出装置、車両検出方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7205905B2 (en) Parking assistance system for vehicles and corresponding method
US9507023B2 (en) Obstacle detection device for vehicle and obstacle detection system for vehicle
JPH06127318A (ja) 駐車スペースの長さ検出装置
JP3196732B2 (ja) 車間距離検出装置
JP2861431B2 (ja) 車載用測距装置
JP2002157679A (ja) 車両感知装置
TW201839422A (zh) 裝設於車輛後照鏡之盲點偵測裝置
JP4702207B2 (ja) 車両用障害物検出装置及び車両制御システム
JP4788701B2 (ja) 車両情報生成装置、コンピュータプログラム及び車両情報生成方法
JP2002022830A (ja) 距離測定装置およびその距離測定方法
JPH0552950A (ja) 移動体の性状を測定する装置および移動体の速度測定方法
JP2695646B2 (ja) 車速計測装置
JP5082777B2 (ja) 路車間通信システム及び路車間通信方法とこれに用いる光ビーコン
JP2000227995A (ja) 交通流制御システム
JP4036159B2 (ja) 車両用相対速度演算装置
KR101287071B1 (ko) 차량감지 신호 교정 시스템 및 교정방법
US20230056917A1 (en) Object detection system, object detection method and object detection device
JP4485018B2 (ja) 超音波感知器の多重反射影響除去方法
JP2534595B2 (ja) 路肩駐車検出装置
JP2767512B2 (ja) 車両および対照物間の距離測定装置
JPH08254577A (ja) 車両用衝突警報装置
JP2003156558A (ja) 車載式速度測定装置
JPH06208696A (ja) 超音波式車種判別装置
JP3365814B2 (ja) 距離速度測定装置
JP2006172001A (ja) 車両検知システム