JP2002157172A - 計測情報ブローカー - Google Patents

計測情報ブローカー

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JP2002157172A
JP2002157172A JP2000357624A JP2000357624A JP2002157172A JP 2002157172 A JP2002157172 A JP 2002157172A JP 2000357624 A JP2000357624 A JP 2000357624A JP 2000357624 A JP2000357624 A JP 2000357624A JP 2002157172 A JP2002157172 A JP 2002157172A
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JP2000357624A
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Kenichi Kihara
健一 木原
Toshiaki Hirata
平田  俊明
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークやコンピュータの稼動状況や負荷
の状況を把握するため、各種リソースに対する計測が行
われるが、計測機能(計測機器)に対するI/F(イン
ターフェイス)には、SNMPやCIM、ARMなど様
々な仕様があり、管理アプリケーションが計測機能にア
クセスするためには各I/F仕様に対応するプログラム
を作成する必要があった。 【解決手段】本発明では計測情報を収集/提供するため
の専用装置(計測情報ブローカー)を用いる。この計測
情報ブローカーは、統一されたI/F仕様に基づく計測
要求を各種I/F仕様へ変換する機能、計測機能(機
器)に対する計測指示の発行機能、計測結果の収集機
能、計測結果の出力(配送)機能を持つ。計測情報ブロ
ーカーを用いることにより、管理アプリケーションは一
つのI/Fを実装するだけで各種計測結果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータシステ
ム、特にネットワークによって複数のコンピュータが接
続され、使用される分散コンピューティング環境での、
ネットワーク/システム上に存在する各種リソースの稼
動や性能に関する情報収集に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムを運用・保守して
いくためには、システムを構成する要素機能の動作を監
視することが必要である。正常に稼動しているか、過負
荷になっていないかを常時監視することで、システム異
常の早期発見や将来必要となる性能・容量の予測などが
可能になる。
【0003】監視機能を実現するための中心機能は、情
報収集機能および計測機能である。監視対象の稼動状況
チェック結果や負荷の計測結果などを取得した上で、正
常/異常の判断を行い、異常あるいは異常につながる兆
候が見受けられれば、必要な対策を取る。
【0004】ネットワーク/システム内の構成機器から
情報を収集する手段は、個々の機器自身が持っている場
合もあるし、計測専用の機器やツールなどもある。しか
し、それらの情報収集機能に対するアクセス手段は一様
ではなく、機器の種類によって異なる。
【0005】たとえばネットワーク機器の場合、ネット
ワーク管理用の標準プロトコルとしてIETF(Intern
et Engineering Task Force)で規定されているSNM
P(Simple Network Management Protocol)があるが、
コンピュータ管理用のインターフェイスとしてはDMT
F(Desktop Management Task Force)で規定されてい
るWBEM(Web−based Enterprise Management)があ
る。
【0006】さらに同じ種類の機器でも、アクセス手段
が一つとは限らない。たとえばネットワーク機器の場
合、前述のSNMPの他に、ネットワーク機器ベンダ固
有のアクセス手段を持っていることが多い。そして、よ
り高度な機能を引き出せるのは後者であるのが一般的で
ある。
【0007】また、ソフトウェアにはソフトウェア専用
の監視機能/情報収集機能もある。たとえばコンピュー
タ上で動作するアプリケーションソフトに関する稼動・
性能監視については、The Open Groupで
策定された標準仕様であるARM(Application Respon
se Management)と呼ばれるインターフェイスがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べた通
り、コンピュータシステム内の要素機能の稼動や性能に
関する情報収集機能に対するアクセス手段の種類は数多
い。従来、これらの情報収集機能にアクセスするために
は、情報収集機能を利用する側(管理アプリケーション
側)が個別のアクセス手段に対応したロジックを用意す
る必要があり、アプリケーションの開発負担およびシス
テムに対する実装上の負担が大きかった。
【0009】本発明は、これらの負担を軽減することを
目的とする。
【0010】なお、本発明は各種監視機能実現のための
計測処理や情報収集処理に関するものである。本文では
以下「計測」という表現を用いるが、各種監視・管理に
必要な情報収集の意味である。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明では、計測機能への情報収集処理を代行する
計測情報ブローカーを利用することで、計測機能に対す
る固有のI/Fを隠蔽する。
【0012】計測情報ブローカーの構成要素は以下の構
成要素を持ち、計測情報を必要とするアプリケーション
(管理アプリケーション)に単一のアクセス窓口を提供
する。
【0013】(1)計測要求受付機能 アプリケーションから発行される計測情報の要求を受け
取る機能。
【0014】(2)計測手段選択機能 前記要求の内容に応じて、計測機能へのアクセス手段を
選択する機能。
【0015】(3)計測指示機能 計測機能に対応したアクセス方法で、計測機能に計測指
示を発行する機能。
【0016】(4)計測結果収集機能 計測機能から計測結果を収集する機能。
【0017】
【発明の実施の形態】1.全体のシステム構成 本発明のシステム全体の構成要素は図1に示す通り、計
測操作部12と計測情報ブローカー110、計測機能131、計
測対象132、出力先14であり、それらはネットワーク22
によって結ばれている。
【0018】なお図1では各構成要素がネットワーク22
によって隔てられた別の機器210上に存在する形で描い
ているが、同一機器210上に複数の構成要素が実装され
ても良い。たとえば、計測操作部12と計測情報ブローカ
ー110が同一機器210上に実装されても良い。また、計測
対象132は必ずしもネットワーク22に接続されている必
要はなく、計測機能131から計測可能な状態であれば良
い。
【0019】1.1 各部の機能概要 計測操作部12は計測情報ブローカー110に対して、計測
情報ブローカー110の各種動作に関する指示を発行する
機能を有する。なお計測操作部12は計測情報ブローカー
管理部117の機能にアクセス可能な端末(コンソール)
やアプリケーション(ローカル/リモートアプリケーシ
ョン)を想定している。
【0020】計測情報ブローカー110は本発明の主体で
あり、計測操作部12からの指示に基づいて計測部131に
対する計測指示や計測結果の出力先14への送信を行う機
能を有する。計測情報ブローカー110の詳細について
は、「2.計測情報ブローカーの詳細」で述べる。
【0021】計測機能131は計測情報ブローカー110から
の指示に基づき計測対象132を計測し、計測結果を計測
情報ブローカー110に渡す機能を持つ。なお計測機能131
自体が計測機能を持つ必要はなく、さらに別の計測機能
への中継機能であっても良い。
【0022】計測対象132は計測の対象であり、計測部1
31によって計測される。計測対象132は、ネットワーク
やルータ装置、コンピュータ装置などのハードウェア装
置の他、機器上で稼動するファームウェアまたはソフト
ウェアであっても良い。
【0023】出力先14は計測結果の出力先である。ファ
イルシステムやデータベースなどの記憶手段の他、計測
結果を利用するAP(たとえば常駐型プログラム)であ
っても良い。
【0024】なお計測操作部12、計測情報ブローカー11
0、計測部131、計測対象132、出力先14はマシンを分け
る必要はなく、同一のマシン上に複数の機能が共存して
いても良い。
【0025】1.2 ハードウェア構成 図1中の各構成要素が実装される機器210は、図2に示
す通り、CPU211、メモリ212、キーボード213、ディ
スプレイ214、ハードディスクドライブ215、ネットワー
ク222などによって実現する。なお、これらのハードウ
ェア部品のすべてが必要なわけではなく、必要に応じて
省略しても良い。たとえば、ある機器210が人とのイン
ターフェイスを必要としないなら、キーボード213やデ
ィスプレイ214を省略できる。
【0026】1.3 計測情報ブローカーの概要 本発明の主体である計測情報ブローカー110について以
下説明する。
【0027】(1)計測情報ブローカーの構成 図3は計測情報ブローカー110の構成要素と他との関係
を示したものである。
【0028】計測情報ブローカー110は、計測タスク登
録部111、計測手段選択部112、計測指示部113、計測結
果収集部114、計測結果出力先選択部115、計測結果出力
部116、計測情報ブローカー管理部117から成る。
【0029】(2)計測情報ブローカーの処理手順 図4のフローに従って、計測および計測結果の収集、出
力を行う際の手順を示す。
【0030】計測操作部12から計測情報ブローカー管理
部117に計測指示が出されると(図4の4101)、それが
計測タスク登録部111に伝達される。そして、計測手段
選択部112で前記計測指示の内容に基づいてどの計測機
能を計測に当たらせるかを選択し(図4の4102)、計測
機能131に対応した計測指示部113を用いて計測機能131
に計測指示を出す(図4の4103)。計測機能131は計測
指示部113から受けた計測指示に基づいて計測対象132の
計測を行い、計測機能131に対応した計測結果収集部114
に計測結果を返す。計測結果収集部114は計測結果を受
け取ると(図4の4104)、計測結果を計測情報ブローカ
ー110内で使われる結果の標準形式に変換する(図4の4
105)。そして、計測結果出力選択部115で計測結果の出
力先を選択する(図5の4106)。出力先の選択は、前記
計測操作部12から計測情報ブローカー管理部117に出さ
れた計測指示に基づいて行う。最後に選択された出力先
に対して、計測結果出力部116を用いて計測結果出力先1
4に計測結果を出力する(図4106)。
【0031】2.計測情報ブローカーの詳細 以下、1.3節(1)で述べた構成要素毎に詳細を示
す。
【0032】2.1 計測タスク登録部 計測に時間がかかる場合や、計測操作部12が複数存在す
るなどの状況に対応するため、本実施例では複数の計測
処理を同時に実行できるようにする。図4のフローで示
した通り、本発明では、計測の指示、計測結果の収集、
計測結果の出力を含む一連の計測手順を実行するが、こ
の計測手順を計測タスクと呼ぶことにする。
【0033】(1)計測タスク定義情報 図4のフローの4101で示したように、計測処理の実行に
あたって、計測操作部12から計測タスクの実行に必要な
情報を受け取るが、この情報を計測タスク定義情報310
と呼ぶ。計測タスク定義情報310の内容は、図5に示し
た通り、計測内容3110、計測結果収集方法3120、計測結
果出力方法3130の三つによって構成すれば良い。
【0034】計測内容3110は計測対象3111および計測項
目3112を含み、図4のフローの4102および4103で必要と
なる計測機能の選択および計測実行の際に参照される。
【0035】計測結果収集方法3120は、一回の計測だけ
でなく周期的な計測を実現するためのものであり、計測
時期3121、開始日時3122、終了日時3123、計測周期3124
を含む。計測時期3121は、計測が一回だけのものか、周
期的に繰り返すものかの別を示すフラグである。計測が
周期的に繰り返すものであった場合、その計測をいつか
ら始めるか(開始日時3122)、いつ終わるか(終了日時
3123)、どのような周期で計測を繰り返すか(計測周期
3123)を指定する。なお、計測が一回だけの場合でも開
始日時3122を指定することで、指定日時に一度だけ計測
できるようにしても良い。
【0036】計測結果出力方法3130は、図4のフローの
4106および4107の処理の際に参照され、計測結果出力方
法3130は、出力先個数3131、および出力先個数3131で指
定された個数の出力先31320を含む。出力先31320は、さ
らに出力先の種類31321、出力先のID31322、出力項目
31323、符号化方式31324によって構成される。これらの
詳細については、2.5節および2.6節で述べる。
【0037】(2)計測タスクプール 複数の計測タスクを同時に実行するために、実行中の全
計測タスクに関する情報を保持する必要がある。その計
測タスクの保持手段をタスクプール320と呼ぶことにす
る。タスクプール320のデータ構造は図6に示すよう
に、タスク情報3210が羅列された形にすれば良い。タス
ク情報3210の内容は、タスクID3211、タスクの要求元
3212、計測タスクの定義情報310、タスクの進捗状況321
30、タイムスタンプ32140を含む。
【0038】タスクID3211は複数の計測タスクを一意
に識別するための識別子であり、計測タスク登録時に既
存の計測タスクと重複しない値を設定すれば良い。
【0039】タスクの要求元3212は計測タスクの登録者
を示す情報であり、計測結果を計測タスクの登録者に対
して出力する場合に、複数の計測操作部12のどこに返せ
ば良いのかを計測結果出力部116が知るためなどに用い
る。
【0040】計測タスク定義情報310は、前述した計測
操作部12から指定された計測タスクに関する定義情報で
ある。
【0041】タスクの進捗状況32130は、計測タスクの
処理がどこまで進んでいるかを示すものであり、タスク
終了フラグ32131、計測の進捗32132、出力の進捗32133
を含む。これらの情報は計測タスクの進捗状況を確認す
る場合などに用いる。
【0042】タイムスタンプ32140は、計測タスクの処
理に関する日時を記録しておくためのものであり、タス
クの作成日時32141、計測日時32142を含む。これらの情
報は、計測タスクや計測結果の鮮度を知るためなどに用
いる。
【0043】2.2 計測手段選択部 計測タスク定義情報310に含まれる計測内容3110は、計
測対象3111と計測項目3112によって計測内容を指定させ
るようになっており、そこには計測機能131の種類を指
定させない。これは、計測情報ブローカーの利用者に計
測機能の詳細を意識させない(抽象化する)ことによっ
て計測に関する指定をより容易にするためである。
【0044】ただし、実際に計測を行う際には、どの計
測機能131を利用するかを決定する必要があるため、計
測内容3110の指定内容から計測機能の種類を導き出す必
要がある。その変換を行うための情報が、計測機能対応
表330である。
【0045】(1)計測機能対応表330のデータ構造 計測機能対応表330は図7に示すように、対応情報3310
の羅列の形を取る。さらに対応情報3310は計測内容311
0、計測機ID3311、計測方法ID3312、計測項目ID3
313からなる。
【0046】計測内容3110は計測タスク定義情報310に
含まれるものと同じである。計測機ID3311は計測内容
3110に対応した計測機能を有するマシンの式別名であ
り、たとえばIPアドレスが入る。計測方法ID3312は
計測方法の種類に関する識別名であり、たとえば「SNMP
/RMON」や「CIM/WMI」などが入る。計測項目ID3313
は計測内容の識別名であり、たとえばSNMPのオブジ
ェクト名やCIMのインスタンス名などが入る。
【0047】計測情報ブローカー110内に計測機能対応
表330をあらかじめ定義しておくことで、計測内容3110
の内容に応じて適切な計測方法、計測機能131を選択で
きるようになる。
【0048】(2)計測機能対応表330の例 図8に計測機能対応表330の例を示す。データの一行目
の意味は次の通りで、他の行も同様な解釈を行う。「se
rver_1」の「Cドライブの空き容量」を計測するには、
「server_1」に対して「CIM/WMI」の計測方法で「Win3
2_LogicalDisk.DeviceID=”C:”のインスタンスのFreeS
pace属性」を参照する。
【0049】このように、計測機能対応表330による変
換を行うことで、計測機131の種類に依存しない表現
で、計測内容310を指定できる。
【0050】なお、計測機能対応表330を使用せず、計
測タスク定義情報310内で直接計測機ID3312、計測方
法ID3312、計測項目ID3313を指定するようにしても
良い。このようにした場合、計測機能対応表330に計測
項目を登録する手間を省略できる(ただし、計測タスク
の登録の際、実装に近いレベルの情報入力が必要とな
り、計測タスクの登録作業が煩雑となる)。
【0051】(3)複数指定 一つの計測タスクで一つの計測内容を処理することが基
本だが、同様な計測を繰り返す場合、計測タスクの個数
が増えるため、計測タスクの処理に要するオーバーヘッ
ドが気になる。そのため、一度の一つの計測タスクで複
数の計測対象、計測項目を処理するようにしても良い。
【0052】たとえば計測対象3111の指定で、複数の対
象を併記することで複数の対象に対して同じ計測内容を
実行し、複数の計測結果あるいは測定値の合計値や平均
値を返すことが考えられる。また、複数の対象を併記す
る代わりにアスタリスクやクエスチョンマークなどのメ
タキャラクタを利用することも考えられる。たとえば、
アスタリスクのみを選択すると指定した計測項目3112の
計測が可能なネットワーク内のすべての機器に対して計
測を行うなどの適用が考えられる。
【0053】また、計測項目3112内に複数の計測項目を
併記することで複数の計測を行うことも考えられる。
【0054】なお、計測対象および計測項目が複数にな
ると計測結果も複数になることが考えられるが、その場
合、複数の計測結果をそのまま返すか、平均値あるいは
合計値を返すなど(測定結果が数値データの場合)を行
えば良い。
【0055】2.3 計測指示部 計測指示部113は、計測手段選択部112で選択された計測
方法および計測機能に従い、計測機能131に対して計測
を指示する機能を持つ。具体的には、計測手段選択部11
2で導出された計測機ID3311に対して、計測方法ID3
312の手段を用いて、計測項目IDを計測用パラメータ
として計測を指示する。たとえば、図8の一行目の情報
を処理する場合、「server_1」に対して、「CIM/WMI」
のインターフェイス(API)を用いて、「Win32_Logi
calDeviceID=”C:”」のインスタンスの問い合わせ(ク
エリー)を発行する(そして、返ってきた結果の「Free
Space」属性を計測結果とする)。
【0056】計測指示部113の実装の際には、利用する
計測方法の種類に応じて計測指示部113を用意する形を
取れば良い。たとえば、CIM用計測指示部、ping
用計測指示部、SNMP用計測指示部など専用モジュー
ル化する。また、計測手段選択部112と計測指示部113間
のインターフェイスを統一することで、計測指示部113
の実装および計測指示部113の追加/削除が容易になる
(2.7節(3)参照)。
【0057】(1)カスタムプログラム 計測指示部113の機能(計測機能対応表330の計測方法I
D3312で規定される計測方法)は、計測部131への橋渡
しをするもの(以下、橋渡しタイプ)に限定されない。
それは、より高度な計測結果を得るために、複数の計測
処理を実施し、分析を行うようなカスタムプログラムで
あっても良い。
【0058】たとえば、SNMPで得られる情報とCI
Mで得られる情報を総合的に分析することが必要な場
合、計測操作部12からそれらの計測タスクを個別に定義
し、実行させ、得られた結果を分析するといった処理が
必要になる。計測項目が少ない場合、計測タスクを個別
に定義し実行することも考えられるが、計測項目が多数
になると計測タスクの実行に要するオーバーヘッド(計
測操作部12と計測情報ブローカー110間の通信トラフィ
ック、計測情報ブローカー110上での計測タスク処理、
計測情報ブローカー110と出力先14間の通信トラフィッ
クなどのオーバーヘッド)が大きくなる。
【0059】そこで、カスタムプログラムによって一種
のマクロ機能を提供し、一つの計測タスクを実行するこ
とで複数の計測処理を実行し、それらの計測結果を分析
した上で、必要な結果のみを出力先14へ出力するように
すれば、前記計測タスクを多数発行する際のオーバーヘ
ッドを軽減できる。
【0060】カスタムプログラムは、通常の計測指示部
113の機能(SNMPやCIMなどに対応した計測部131
への橋渡しをするタイプの計測指示機能)と同様に計測
タスクから呼び出せるように、計測機能対応表330で定
義可能にすれば良い(計測方法ID3312でSNMPやC
IM、カスタムプログラムの種類を区別)。
【0061】なおカスタムプログラム内で他の前記橋渡
しタイプの計測指示部113や他の(あるいは同じ)カス
タムプログラムを呼び出せるようにしても良い。
【0062】2.4 計測結果収集部 計測結果収集部114の働きは、計測結果の収集と計測結
果の整形である。
【0063】(1)計測結果の収集 図3では計測指示部113と計測結果収集部114を分けて記
述しているが、実際には計測指示と計測結果の収集は一
体であることが多い。たとえば、SNMPやCIM、p
ingの実行などでは計測指示(問い合わせ発行)を行
った際の戻り値が計測結果となる。ただし、計測に時間
がかかる等の理由で、計測指示と結果収集が非同期に行
われることも考えられ、その場合、計測指示部113と計
測結果収集部114は別処理となる。
【0064】計測結果収集部114は通常、計測指示部113
と同様、計測方法の種類に応じて用意することになる
(SNMP用、CIM用、ping用など)。
【0065】(2)計測結果の整形 計測機能131から送られた情報(計測結果)をそのまま
計測情報ブローカーの計測結果とするのではなく、計測
機能131から送られた情報を加工すると良い。情報の加
工には、余分なデータの削除、補足情報の追加、計測結
果の形式の統一がある。
【0066】(2)−1 余分なデータの削除 計測機能131から送られる計測結果に余分なデータが含
まれている場合、それを取り除かなければならない。た
とえば、ネットワークの応答時間を測定する目的でpi
ngを実行したとしても、pingの実行結果には、p
ingの宛先のアドレスや説明文なども含まれており、
これらは測定の目的と関係ないものである。
【0067】(2)−2 補足情報の追加:計測した情
報に計測した時のタイムスタンプを追加しても良い。こ
のことによって、計測結果の鮮度を識別しやすくなる。
【0068】(2)−3 計測結果の形式の統一:計測
機能131の種類によって計測機能131から送られる結果の
情報形式は異なる。たとえば、SNMPとCIMでは異
なるし、pingも同様である。そのため、計測結果収
集部114から計測結果出力部116に渡す情報の形式が、計
測方法の種類毎に異なる場合、計測方法の種類毎に計測
結果出力部を用意しなければならなくなる。これを避け
るために、計測結果収集部114から計測結果出力部116に
渡す情報を統一した方が良い。またそうすることで、新
しい計測機能131に対応する計測結果収集部114を後で追
加する際にも、計測結果出力部116を変更する必要がな
くなる(2.7節(3)参照)。
【0069】2.5 計測結果出力先選択部 計測結果出力先選択部115は、計測タスク定義情報310内
に含まれる計測結果出力方法3130の内容に基づいて、計
測結果収集部114で収集した計測結果の出力先を選択す
るものである。計測結果の出力先として、たとえば以下
の物が考えられる。
【0070】(1)計測タスクの登録者 計測結果を計測タスクの登録者に返す。たとえば、ある
計測操作部12のコンソールから計測タスクを登録した場
合、そのコンソールに返す(画面上に表示する)など。
計測タスクの登録者がアプリケーションの場合も、同様
にそのアプリケーションに返す。
【0071】(2)ファイル/データベース 計測情報ブローカー内あるいは他のマシン上の共有ディ
レクトリに計測結果を出力する。周期的に計測を行う場
合は、一つのファイルに追記していくことで記録するこ
とでログファイルを形成する。データベースについても
ファイルと同様。
【0072】(3)アプリケーションや通信ポートへの
出力 計測情報ブローカーが稼動しているマシン上またはそれ
以外のマシン上に存在するアプリケーション(CORB
AやDCOMなどの分散オブジェクトを含む)や通信ポ
ート(シリアルポート出力、SNMPトラップなどのイ
ベント送信など)に対して計測結果を出力する。
【0073】これら三つの方式の使い分けについて補足
する。(1)は標準的な使い方であり、コンソール画面
上で計測結果を確認したい場合に向く。(2)は情報の
提供者主導で情報の受領者に情報を送信するという、い
わゆるPush型の送信となるため、計測結果の送信に即時
性が求められる場合に使えば良い。また(3)は情報の
受け取り手主導で情報を取りにいくという、いわゆるPu
ll型の情報転送となるため、多数の情報利用者で同一の
計測結果を共有する場合に用いれば良い。
【0074】当然のことながら、一つあるいは複数の計
測タスクに対し、複数の計測結果出力方式を併用しても
まったく問題ない。
【0075】2.6 計測結果出力部 計測結果出力部116は、計測結果収集部114で処理した計
測結果を計測結果出力先14に出力する機能を持つ。2.
5節で述べた計測結果の出力先のタイプ(ファイル、デ
ータベース、アプリケーション、通信ポートなど)に対
応した処理機能を用意すれば良い。
【0076】なお計測情報ブローカー内に計測結果専用
の記憶領域を確保し、そのデータベースに他のマシンか
らアクセス可能にすることで、計測結果を複数のマシン
(情報利用者)で共有できるようにしても良い。その記
憶領域(計測結果格納庫)の例を図9に示す。
【0077】(1)計測結果格納庫 計測結果格納庫30は測定結果3410のリストになってお
り、測定結果3410はさらにタスクID3211、インターバ
ル計測枝番3411、計測タスク定義情報310、タイムスタ
ンプ32140、計測結果3412で構成する。
【0078】計測結果ID3411と計測結果枝番3412は、
計測結果を一意に識別するためのものであり、計測結果
を登録する際に他の計測結果3410で指定されている内容
と重複しない名前(または番号等)を付与すれば良い。
計測結果のIDを二種類用意した理由は、前者を計測タ
スクID3211に、後者を一つの計測タスクで複数回の計
測を行った際(周期的な計測などによって発生)のシー
ケンス番号に、それぞれ割り当てることを想定したため
である。こうすることで、計測タスクと計測結果の対応
関係を表現できる。もちろん計測結果枝番3412を省略
し、計測結果ID3411のみで計測結果を識別する形にし
ても問題はない。
【0079】計測タスク定義情報310は、その計測結果
を得るために使用した計測条件である。この項目は特に
必要ない場合、省略しても良い。
【0080】計測日時32142は、計測結果の鮮度を知る
ための情報として、計測を行った日時を格納する。
【0081】計測結果3413は計測結果の格納エリアであ
る。
【0082】なお計測結果格納庫340はファイルシステ
ム上あるいはデータベース上に実装すれば良い。
【0083】2.7 計測情報ブローカー管理部 計測情報ブローカー管理部117では、計測情報ブローカ
ー110内の各種管理を行う機能を有する。
【0084】計測タスクの実行を含む計測情報ブローカ
ーのシステムの管理全般を行う。管理項目は、計測タス
クの管理、計測機能対応表の管理、各種モジュールの管
理、計測結果格納庫の管理の四つである。
【0085】人手による管理が必要な管理作業について
は、計測操作部12にコンソールを持たせ、そのコンソー
ル画面上で各種管理内容を指示できるようにすれば良
い。図10は、計測操作部12のコンソール上に表示され
る計測情報ブローカー管理部117の管理メニュー画面501
0を示したものであり、前述した計測情報ブローカー管
理部117の管理項目に対応したボタン(5011〜5014)と
終了ボタン5015を備えている。各ボタンを押す(選択す
る)ことで、各管理項目(画面)に移行する。
【0086】以下、計測情報ブローカー管理部117が処
理する四つの管理項目(前述)について説明する。
【0087】(1)計測タスクの管理 計測タスクはタスクプール320に登録され、実行される
ため、計測タスクの管理はタスクプール320の管理と言
い換えることができる。タスクプール320の管理項目と
しては、計測タスクの新規登録、タスクプール320内に
登録されている計測タスク(タスク情報3210)の削除、
内容変更などがある。
【0088】計測タスクの新規登録は、2.1節で述べ
た通り、タスクプール320へのタスク情報の追加登録す
る形で実現する。また、タスクプール320内の計測タス
クの削除は、タスクプール320内に登録されている特定
のタスク情報を削除する形で実現する。計測タスクの内
容変更についてもそれらと同様に、タスクプール320内
のタスク情報を変更する形で対応する。
【0089】(1)−1 計測タスク管理画面 図11は計測タスク管理画面5020である。計測タスクの
一覧5021はタスクプール内に存在するタスク情報の一覧
を表示しているもので、反転表示されている行はそのタ
スク情報が現在選択されていることを示している。
【0090】新規ボタン5022は計測タスクを新規登録す
る際に押すボタンで、このボタンを押すことにより、計
測タスク設定画面A5030に移行して計測タスク定義情報
310相当の情報を入力した後、その入力内容をタスクプ
ールに登録する。
【0091】詳細ボタン5023を押すと選択されているタ
スク情報の詳細情報を表示し、削除ボタン5024を押すと
選択されているタスク情報を削除する。閉じるボタン50
25を押すと、計測タスク管理画面を終了し、管理メニュ
ー画面5010に戻る。
【0092】(1)−2 計測タスク設定画面A 図12は計測タスク設定画面A5030を示したもので、計
測タスクの計測方法に関する設定項目を入力するために
用いる。
【0093】計測機能設定欄5032で設定する内容は、計
測タスク定義情報310内の計測内容3110に相当するもの
である。同様に、計測方法設定欄5033で設定する内容
は、計測タスク定義情報310内の計測結果収集方法3120
に相当するものである。その他、出力方法タブ5041を押
す(選択する)ことで計測タスク設定画面Bに移行す
る。また、OKボタン5034を押すことで設定内容を保存
(タスクプール内に登録)して計測タスクの管理画面
(メイン)5020に移行し、キャンセルボタン5035を押す
ことで設定内容を保存しないで計測タスクの管理画面
(メイン)5020に移行する。
【0094】(1)−3 計測タスク設定画面B 図13は計測タスク設定画面B5040を示したもので、計
測結果の出力方法に関する設定項目を入力するために用
いる。
【0095】出力先一覧5042は当該計測タスク用に設定
されている出力先の一覧である。本実施例では、計測タ
スク定義情報の出力先31320を複数持てる(図5参照)
ため、設定画面も複数の出力先指定に対応できるように
なっている。出力先一覧5042の一行が計測タスク定義情
報310の出力先31320一つ分に相当する。
【0096】追加ボタン5043を押すことで、計測タスク
設定画面C5050に移行し、出力先を追加する。また、詳
細ボタン5044を押すことで、計測タスク設定画面C5050
に移行し、出力先一覧5042内で選択されている出力先の
設定内容の変更を行う。そして、削除ボタン5045を押す
ことによって出力先一覧5042内で選択されている出力先
を削除する。
【0097】その他、計測方法タブ5031を押す(選択す
る)ことで計測タスク設定画面Bに移行する。また、O
Kボタン5045を押すことで設定内容を保存(タスクプー
ル内に登録)して計測タスクの管理画面(メイン)5020
に移行し、キャンセルボタン5046を押すことで内容を保
存しないで計測タスクの管理画面(メイン)5020に移行
する。
【0098】(1)−4 計測タスク設定画面C 図14は計測タスク設定画面C5050を示したもので、計
測タスクの計測結果の出力方法に関する設定項目を入力
するために用いる。
【0099】出力先設定欄5051で設定する内容は、計測
タスク定義情報310内に含まれる出力先の種類31321と出
力先のID31322に相当するものである。また、出力内
容設定欄5052で設定する内容は、計測タスク定義情報31
0内に含まれる出力項目31323に相当する。同様に、符号
化設定欄5053で設定する内容は、計測タスク定義情報31
0内に含まれる符号化方式31324に相当する。
【0100】その他、OKボタン5054を押すことで設定
内容を保存(タスクプール内に登録)して計測タスク設
定画面B5040に移行し、キャンセルボタン5055を押すこ
とで設定内容を保存しないで計測タスク設定画面B5040
に移行する。
【0101】(2)計測機能対応表の管理 計測機能対応表330の管理項目は、計測機能対応表330内
に含まれる対応情報3310の追加・変更・削除である。
【0102】図15は計測機能対応表管理画面5060を示
したものである。対応情報一覧5051では、対応情報のリ
ストが表示されており、一行が対応情報3310一つ分に相
当する。
【0103】追加ボタン5052を押すことで対応情報3310
を追加する。また、変更ボタン5053を押すことによって
対応情報一覧5051内で選択されている対応情報3310に関
して設定の変更を行う。そして、削除ボタン5054を押す
ことによって対応情報一覧50501内で選択されている対
応情報3310を削除する。閉じるボタン5055を押すことで
計測機能対応表の管理画面(メイン)5060を終了し、管
理メニュー画面5010に戻る。
【0104】(3)各種モジュールの管理 さまざまな計測手法や出力形式に対応するためには、計
測指示部113、計測結果収集部114、計測結果出力部116
をモジュール化すると良い。
【0105】図16は計測情報ブローカー110が利用可
能なモジュールに関する情報を記録するモジュール定義
表350であり、モジュール定義3510のリストとなってい
る。モジュール定義3510はさらに識別名3511、機能タイ
プ3512、モジュールの実体3513から成っている。
【0106】識別名3511は、計測機能対応表330内の計
測方法ID3312と、あるいは計測タスク定義情報310内
の出力先の種類31321と、対応関係にあり、計測方法I
D3312あるいは出力先の種類31321で指定された内容と
モジュール(の実体と)を結び付けるためにある。機能
タイプ3512はモジュールの機能の種類(計測、収集、出
力の別)を示す情報である。モジュールの実体3513は、
モジュールの実体を指し示す情報(プログラムコードの
格納先やオブジェクト名など)である。
【0107】図17はモジュール管理画面である。モジ
ュール一覧5071は、計測情報ブローカー110上に登録さ
れているモジュールの一覧を示しており、一行がモジュ
ール一個分の定義になっている。
【0108】追加ボタン5072を押すことでモジュールを
追加する。また、変更ボタン5073を押すことによってモ
ジュール一覧50710内で選択されているモジュールに関
する設定の変更を行う。そして、削除ボタン5074を押す
ことによってモジュール一覧50710内で選択されている
モジュールを削除する。閉じるボタン5075を押すことで
計測機能対応表の管理画面(メイン)5070を終了し、管
理メニュー画面5010に戻る。
【0109】(4)計測結果格納庫の管理 計測結果格納庫340の管理項目は、同格納庫内に登録さ
れている計測結果3410の内容表示や削除である。
【0110】図18は計測結果格納庫管理画面5080を示
したものである。計測結果一覧5081は、計測結果格
納庫340内に登録されている計測結果の一覧を表示す
るもので、一行が一回の計測に相当する。
【0111】詳細ボタン5082を押すことにより、計測結
果一覧5081内で選択されている計測結果3410の内容を表
示する。また、削除ボタン5083を押すことにより、計測
結果一覧5081内で選択されている計測結果3410を削除す
る。そして閉じるボタン5084を押すことで計測結果格納
庫の管理画面(メイン)5080を終了し、管理メニュー画
面5010に戻る。
【0112】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、計測情
報を必要とする管理アプリケーションは、計測機能に依
存したアクセス手段を用いること無く、単一のアクセス
手段によって計測情報を受け取ることができる。このこ
とによって、計測情報を利用する管理アプリケーション
の開発およびシステムへの実装が容易になる。
【0113】また、計測結果を計測情報ブローカー内に
保持したり、計測情報を要求した者以外の対象へ計測結
果を出力(送信)したりすることで、計測結果を複数の
計測情報利用者(管理アプリケーション)間で共有する
ことが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシステムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る計測操作部、計測情報
ブローカー、計測結果出力先、計測機能、計測対象ハー
ドウェア構成のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施形態に係る計測情報ブローカーの
内部構成を中心としたブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係る計測情報ブローカーの
処理フロー図である。
【図5】本発明の実施形態に係る計測情報ブローカーで
処理される計測タスク定義情報の内容を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係る計測情報ブローカーが
保持するタスクプールの内容を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係る計測情報ブローカーが
保持する計測機能対応表の内容を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係る計測情報ブローカーが
保持する計測機能対応表の内容例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係る計測情報ブローカーが
保持する計測結果格納庫の内容を示す図である。
【図10】本発明の実施形態に係る計測操作部上に表示
される管理メニュー画面の表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態に係る計測操作部上に表示
される計測タスク管理画面の表示例を示す図である。
【図12】本発明の実施形態に係る計測操作部上に表示
される計測タスク設定画面Aの表示例を示す図である。
【図13】本発明の実施形態に係る計測操作部上に表示
される計測タスク設定画面Bの表示例を示す図である。
【図14】本発明の実施形態に係る計測操作部上に表示
される計測タスク設定画面Cの表示例を示す図である。
【図15】本発明の実施形態に係る計測操作部上に表示
される計測機能対応表管理画面の表示例を示す図であ
る。
【図16】本発明の実施形態に係る計測情報ブローカー
が保持するモジュール定義表の内容を示す図である。
【図17】本発明の実施形態に係る計測操作部上に表示
されるモジュール管理画面の表示例を示す図である。
【図18】本発明の実施形態に係る計測操作部上に表示
される計測結果格納庫管理画面の表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
110…計測情報ブローカー、111…計測タスク管理部、11
2…計測手段選択部、113…計測指示部、114…計測結果
収集部、115…計測結果出力先選択部、116…計測結果出
力部、12…計測操作部、131…計測機能、132…計測対
象、14…計測結果出力先。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ機器やネットワーク機器な
    どで構成されるコンピュータシステムにおいて、 前記コンピュータ機器やネットワーク機器などのハード
    ウェアやファームウェア、ソフトウェアなどのリソース
    の状態を計測あるいはチェックし、前記計測あるいはチ
    ェックした結果を他に伝達する機能を有する計測機能
    と、 計測項目を特定する情報から、前記計測機能に対する計
    測あるいはチェックの指示手段の種類、または前記計測
    機能からの計測あるいはチェック結果の収集手段の種類
    を導き出し、 前記計測機能に対する計測あるいはチェックの指示、ま
    たは前記計測機能が提供する計測あるいはチェック結果
    の収集を行う計測情報ブローカーと、を有することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 コンピュータ機器やネットワーク機器な
    どで構成されるコンピュータシステムにおいて、 前記コンピュータ機器やネットワーク機器などのハード
    ウェアやファームウェア、ソフトウェアなどのリソース
    の状態を計測あるいはチェックし、前記計測あるいはチ
    ェックした結果を他に伝達する機能を有する計測機能
    と、 計測対象を特定する情報と、計測項目を特定する情報
    と、から、前記計測機能を特定する情報と、前記計測機
    能に対する計測指示手段の種類または前記計測機能から
    の計測結果収集手段の種類と、を導き出し、 前記計測機能に対する計測あるいはチェックの指示、ま
    たは前記計測機能が提供する計測あるいはチェック結果
    の収集、を行う計測情報ブローカーと、を有することを
    特徴とするコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のコンピュ
    ータシステムであって、 前記計測情報ブローカーは、実施予定の、あるいは現在
    実施中の、前記計測機能に対する計測あるいはチェック
    の指示の発行処理、または前記計測機能が提供する計測
    あるいはチェック結果の収集処理、を実行する際に必要
    な情報を、複数個保持する手段を有することを特徴とす
    るコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のコンピュ
    ータシステムであって、 前記計測情報ブローカーは前記計測機能から収集した計
    測あるいはチェック結果を、複数の計測結果出力先に出
    力することが可能なことを特徴とするコンピュータシス
    テム。
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