JP2002153563A - 直腸カテーテル - Google Patents

直腸カテーテル

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JP2002153563A JP2000355745A JP2000355745A JP2002153563A JP 2002153563 A JP2002153563 A JP 2002153563A JP 2000355745 A JP2000355745 A JP 2000355745A JP 2000355745 A JP2000355745 A JP 2000355745A JP 2002153563 A JP2002153563 A JP 2002153563A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カテーテル本体内の残留している薬剤が腸内
に流出しないようにでき、造影による造影が良好に行え
るようにし、処置がスムーズに行えるようにし、処置さ
れる人の負担を減らすことができる直腸カテーテルを提
供することにある。 【解決手段】 カテーテル本体2に設けた薬剤注入路3
の先端部に薬剤の注入圧で変形して薬剤を通過させかつ
所定圧力以下では薬剤注入路3内の薬剤を吐出させない
抵抗体3aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査や治療のため
に人間の肛門から直腸・大腸・結腸に薬剤や空気を注入
し、必要に応じて腸内より注入物及び***物を排出する
ために用いる直腸カテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、検査や治療のために人間
の肛門から薬剤や空気を注入するには、直腸カテーテル
の基端に設けられた接続部分にチューブを接続し、直腸
カテーテルを肛門に挿入し、チューブのもう一端から薬
剤をポンプで圧送して、薬剤を肛門内に送り込む。送り
込んだ薬剤を***物とともに排出するには、接続部分に
接続した別のチューブの端からポンプで吸引して、腸内
へ送り込んだ薬剤を***物とともに排出する。ポンプを
止めた状態において、薬剤・空気の送り込みを止めかつ
逆流を防ぎ、又は吸引した***物の腸内への逆流を防ぐ
閉止弁は、従来においては直腸カテーテルの基端のチュ
ーブとの接続部分に設けられていた。この従来の直腸カ
テーテルでは、特に直腸カテーテルでバリウムを送って
直腸を造影して撮影に移ろうとする際、カテーテル本体
内に残留したバリウムが、直腸内に流れ込んで造影をく
ずしてしまうことが再々起こるという問題点があった。
近年においては、腸内を造影して撮影を行う際に、撮影
される人を処置台に固定して処置台の向き、位置を自在
に変更して適確な位置で撮影を行うことが増えてきてお
り、頭が上を向く状態や頭が下を向く状態になることに
より、よりカテーテル本体内に残留したバリウムが、直
腸内に流れ込みやすくなるので、より大きな問題点にな
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、カテーテ
ル本体内の残留している薬剤が腸内に流出しないように
でき、造影による撮影が良好に行えるようにし、処置が
スムーズに行えるようにし、処置される人の負担を減ら
すことができる直腸カテーテルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 腸内に挿入されるカテーテル本体内に薬剤を腸内
に送る薬剤注入路を設け、薬剤の注入圧で変形して薬剤
を通過させかつ所定圧力以下では薬剤注入路内の薬剤を
吐出させない抵抗体を薬剤注入路の先端部の路中に設
け、使用中に薬剤注入路内に残留した薬剤が腸内に流れ
出るのを抑制したことを特徴とする直腸カテーテル 2) 腸内に挿入されるカテーテル本体内に薬剤を腸内
に送る薬剤注入路を設け、同薬剤注入路の先端部に所定
以上の圧力が負荷されると開いて薬剤を通す閉止弁を薬
剤注入路の先端部の路中に設け、使用中に薬剤注入路内
に残留した薬剤が腸内に流れ出るのを抑制したことを特
徴とする直腸カテーテル 3) カテーテル本体内に腸内から***物を排出する排
泄路を設け、前後に作用する所定の圧力差で変形して排
泄物を通過させる抵抗体を***路の先端部の路中に設け
た前記1)又は2)記載の直腸カテーテル 4) カテーテル本体内に腸内から***物を排出する排
泄路を設け、腸内から***路へ向かう方向にのみ***物
を通す逆止弁を***路の先端部の路中に設けた前記1)
又は2)記載の直腸カテーテル 5) 腸内に挿入されるカテーテル本体内に薬剤を腸内
に送る薬剤注入路と腸内から***物を排出する***路と
を分離して設け、しかもカテーテル本体の先端部で薬剤
注入路と***路とが合流する共通路を設け、同共通路と
その吐出口との間に前後に作用する所定の圧力差で変形
して物を通過させる抵抗体を設けたことを特徴とする直
腸カテーテル 6) 腸内に挿入されるカテーテル本体内に薬剤を腸内
に送る薬剤注入路と腸内から***物を排出する***路と
を分離して設け、しかもカテーテル本体の先端部に薬剤
注入路と***路とが合流する共通路を設け、同共通路と
その吐出口との間に外部で操作する開閉弁を設けたこと
を特徴とする直腸カテーテル 7) 腸内に挿入されるカテーテル本体内に薬剤を腸内
に送る薬剤注入路と腸内から***物を排出する***路と
を分離して設け、薬剤注入路と***路の先端部のそれぞ
れの路中に外部で操作する開閉弁を設けたことを特徴と
する直腸カテーテル にある。
【0005】
【作用】本発明では、肛門から腸内に挿入したカテーテ
ル本体内に設けた薬剤注入路を通して薬剤を圧送する。
この薬剤の腸内への注入圧が薬剤注入路の先端部の路中
に設けた抵抗体を変形させ、薬剤が通過できるよう開口
し、薬剤が腸内に吐出する。薬剤の腸内への注入が終了
すると、薬剤注入路内に薬剤が残留するが圧力が低いの
で抵抗体を開口させることができず、腸内へ流出しな
い。薬剤注入路の先端部の路中に閉止弁を設けたもの
は、薬剤注入路内を流れる薬剤の腸内への注入圧が薬剤
注入路の先端部の路中に設けた閉止弁を開き、薬剤注入
路の先端より腸内へ吐出する。薬剤の腸内への注入が終
了すると、薬剤注入路内に薬剤が残留するが圧力が低く
所定圧力を超えないので、開閉弁は閉じた状態となり残
留した薬剤が腸内へ流出しない。***路の先端部の路中
に抵抗体を設けたものは、肛門から腸内に挿入したカテ
ーテル本体の***路の後方から吸引することによって、
抵抗体後方の圧力を低くし、抵抗体前後の圧力差を大き
くして抵抗体を変形させて***物が通過できるよう開口
し、***物が腸内からカテーテル本体の***路内を通っ
て排出させる。吸引による排出が終了して***路内に残
った***物は、圧力が腸内より高くなることがないので
抵抗体を変形させて腸内に逆流しない。***路の先端部
の路中に逆止弁を設けたものは、逆止弁が腸内から***
路へ向かう方向にのみ***物を通すので、吸引した***
路内の***物は腸内に逆流しない。薬剤注入路と***路
の共通路とその吐出口との間に抵抗体を設けたものは、
薬剤注入の際には、抵抗体によって薬剤注入路に残留し
た薬剤が腸内に流れ出さないようにし、***物の排出の
際には***路内に取り込んだ***物が腸内へ逆流しない
ようにする。薬剤注入路と***路の共通路とその吐出口
との間に外部で操作する開閉弁を設けたものは、薬剤注
入の際及び***物排出の際に外部操作によって開閉弁を
開いて薬剤の注入及び***物の排出を共通路を介して行
い、それ以外は外部操作によって開閉弁を閉じて、薬剤
注入路内に残留した薬剤が腸内へ流出しないようにし、
かつ***路内に取り込んだ***物が腸内へ逆流しないよ
うにする。薬剤注入路と***路の先端部のそれぞれの路
中に外部で操作する開閉弁を設けたものは、薬剤注入の
際又は***物排出の際に外部操作によってそれぞれの開
閉弁を開いて薬剤の注入又は***物の排出をそれぞれの
路の吐出口より行い、使用しない状態では外部操作によ
ってそれぞれの開閉弁を閉じて薬剤注入路内に残留した
薬剤が腸内へ流出しないようにし、かつ***路内に取り
込んだ***物が腸内に逆流しないようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、抵抗体,逆止弁
又は閉止弁によってカテーテル本体内に残留する薬剤,
空気又は***物を漏れ出さないように又は逆流しないよ
うにした状態では、造影による撮影の際に問題にならな
いようなバリウムの少量の漏れや、処置される人が不快
に思わないような少量の***物の逆流は発生してもよい
ものとする。外部で操作する開閉弁は、空気や水の注入
・注出によって開閉するものなどがあり、腸内に漏れ出
てしまうようなことがあっても人体に影響を与えないも
のが好ましい。本発明において、抵抗体と閉止弁は逆止
弁としての機能を有してもよいものとする。共通路とそ
の吐出口の間に抵抗体や開閉弁を設けるものは、その吐
出口、又はその吐出口となるカテーテル先端部に設ける
ものを含むものとする。
【0007】
【実施例】本発明の各実施例について図面を参照して具
体的に説明する。 実施例1(図1〜4参照) 図1〜4に示す実施例1はカテーテル本体内に薬剤注入
路と***路を設け、それぞれの先端部分に抵抗体を設け
るようにした直腸カテーテルの例である。図1は実施例
1の直腸カテーテルのカテーテル本体の先端部分を示す
説明図である。図2は実施例1の直腸カテーテルの説明
図である。図3は実施例1の直腸カテーテルの抵抗体の
動きを示す説明図である。図4は実施例1の直腸カテー
テルの抵抗体の説明図である。図中、1は直腸カテーテ
ル、2はカテーテル本体、3は薬剤注入路、3aは薬剤
注入路の先端部分に設けた抵抗体、4は***路、4aは
***路の先端部分に設けた抵抗体、5は空気注入路、5
aは空気注入路の先端部分に設けた抵抗体、7はカテー
テル先端部、7aはカテーテル先端部開口、8は薬剤注
入路接続部、9は***路接続部、10は空気注入路接続
部、11はバルーン用空気通路接続部、12は薬剤注入
チューブ、13は***チューブ、14は空気注入チュー
ブ、15は空気チューブ、16は薬剤注入装置、17は
***物回収装置、18は空気注入装置、19はバルーン
制御装置、20はバルーンである。
【0008】実施例1の直腸カテーテル1は、図1〜4
に示すように人の肛門から腸内に挿入できる長いかつ適
度に軟らかい材質の棒状のカテーテル本体2内部に、カ
テーテル本体2の長手方向に沿ってカテーテル本体2を
貫通するように薬剤注入路3、***路4、空気注入路5
をそれぞれが分離するように設ける。さらにカテーテル
本体2の長手方向に沿ってカテーテル本体2の先端近く
の所定の位置から後端まで伸びるように2箇所に図示し
ないバルーン用空気通路を設ける。
【0009】次に、図2に示すように薬剤注入路3,排
泄路4,空気注入路5の先端部分に抵抗体3a,4a,
5aを設ける。抵抗体3a,4a,5aは薬剤注入路
3,***路4,空気注入路5を先端部で塞ぐ形状のもの
に直線状の切れ目を設けたものである。この抵抗体3
a,4a,5aは受けた力によって変形することにより
切れ目部分が開口する。この開口は、抵抗体3a,4
a,5aの変形に対応して大きくなるようにする。
【0010】次にカテーテル本体2の先端にカテーテル
先端部7を設ける。カテーテル先端部7は肛門に挿入し
やすいように先端に行くに従って縮径する形状になって
いる。また、カテーテル先端部7には複数のカテーテル
先端部開口7aを設けてカテーテル本体2の先端つま
り、各抵抗体3a,4a,5aの前方が外部と連通する
ようにしている。
【0011】次に薬剤注入路3の後端には、チューブに
接続するための薬剤注入路接続部8を設け、***路4の
後端には、チューブに接続するための***路接続部9を
設け、空気注入路5の後端には、チューブに接続するた
めの空気注入路接続部10を設け、バルーン用空気通路
の後端には、チューブに接続するためのバルーン用空気
通路接続部11を設ける。次に薬剤注入路接続部8に薬
剤注入チューブ12の一端を接続し、さらに薬剤注入チ
ューブ12のもう一端を薬剤注入装置16に接続する。
次に***路接続部9に***チューブ13の一端を接続
し、さらに***チューブ13のもう一端を***物回収装
置17に接続する。次に空気注入路接続部10に空気注
入チューブ14の一端を接続し、空気注入チューブ14
のもう一端を空気注入装置18に接続する。次にバルー
ン用空気通路接続部11に空気チューブ15の一端を接
続し、さらに空気チューブ15のもう一端をバルーン制
御装置19に接続する。次にカテーテル本体2の先端部
の所定の間隔で離れた2箇所に内部への空気の注入・注
出で膨縮するバルーン20を設け、バルーン20をバル
ーン用空気通路にそれぞれ接続する。
【0012】本実施例1の直腸カテーテル1は、カテー
テル本体2を肛門より腸内に挿入し、バルーン制御装置
19でバルーン20に空気を送ってバルーン20を肛門
の内外で膨張させ、カテーテル本体2を人hに固定す
る。次に薬剤注入装置16,空気注入装置18によって
腸内に空気と薬剤として造影剤であるバリウムを注入す
る。バリウムが注入される際には、図3,4に示すよう
にバリウムに圧力をかけて圧送するので、バリウムがカ
テーテル本体2の先端まで来るとバリウムが薬剤注入路
3の抵抗体3aに圧力をかけることになる。圧力を受け
た抵抗体3aは、受けた圧力の分変形して切れ目が開く
ように開口し、この開口部分を通ってバリウムが腸内に
流れ込む。(図3(b),(c),図4(b))必要に
応じて腸内に空気を送る場合にも圧送された空気が空気
注入路5の抵抗体5aに圧力をかけ、抵抗体5aを変形
させ、切れ目部分を開口させて腸内に空気が流れるよう
にする。バリウムを腸内に送るのを停止すると、バリウ
ムはカテーテル本体の薬剤注入路3内に残留するが、残
留圧力は低いため抵抗体3aを変形させないため、腸内
に流れ込むことはほぼない。空気についても同様に腸内
に送るのを停止すると、空気はカテーテル本体2の空気
注入路5内に残留するが、残留圧力は低いため抵抗体5
aを変形させないため、腸内に流れ込むことはほとんど
ない。よって、このように薬剤注入路3の先端に抵抗体
3aを設けることによってバリウムを腸内に送った後
に、さらにバリウムがカテーテル本体から腸内に流れ出
てしまうようなことがないので、造影をくずしてしまう
ようなことがなく安定して確実に撮影ができる。さら
に、安定して造影による撮影ができることによって、処
置・検査がスムーズに行え、やり直しが起こりにくくし
て処置・検査の時間・検査が増えるのを抑制して処置さ
れる人の負担を少なくすることができる。
【0013】このようにしてバリウムで造影した腸の撮
影が終了したならば、***物回収装置17を作動させ、
吸引する。吸引されることによって***路4の先端の抵
抗体4aの吸引側には負圧がかかり、抵抗体4aの先端
側には腸内のバリウムと***物の圧力がかかる。腸内の
バリウムと***物の圧力だけでは抵抗体4aの切れ目部
分が開口するほど抵抗体4aは変形しないが、反対側に
負圧がかかることにより差圧として大きくなるので抵抗
体4aが変形し切れ目部分が開口してこの開口部分をバ
リウムと***物が通って排出される。よって、***物回
収装置17を作動させない状態では、腸内のバリウムと
***物が***路4に流れ込んだり、一度、***路4内に
取り込んだバリウムと***物が腸内に戻ってしまうよう
なことがなく、処置される人に与える不快感を抑えるこ
とができる。
【0014】実施例2(図5〜9参照) 図5〜9に示すのは、薬剤注入路の先端部に閉止弁を設
け、***路の先端部に逆止弁を設けた直腸カテーテルの
例である。図5は実施例2の直腸カテーテルのカテーテ
ル本体の先端部分を示す説明図である。図6は実施例2
の直腸カテーテルの閉止弁の動きを示す説明図である。
図7は実施例2の直腸カテーテルのカテーテル本体の先
端部分を示す説明図である。図8は実施例2の直腸カテ
ーテルの逆止弁の動きを示す説明図である。図9は実施
例2の直腸カテーテルの逆止弁の説明図である。図中、
21は閉止弁、21aは弁体、21bは支持部、22は
逆止弁である。実施例2では、図5に示すように薬剤注
入路3の先端部分に閉止弁21を設け、***路4の先端
部分に逆止弁22を設ける。閉止弁21は、図5〜7に
示すように薬剤注入路3の先端の開口を覆うように塞ぐ
ことができる弁体21aを支持部21bで薬剤注入路3
の先端開口に押し付けるようにして設ける。また、弁体
21aの薬剤注入路側には薬剤注入路の先端開口部分に
挿入でき、所定以上の力が加わると薬剤注入路の先端開
口部への挿入が保持できなくなる挿入部を設ける。逆止
弁22は、図5,8,9に示すように***路4のカテー
テル本体2の基端側に行くに従って内部通路が徐々に偏
平状に狭くなるようにし、後端で内部通路が切れ目にな
る形状にし、かつ内部に物が通過する際には押し拡げら
れるように切れ目及び内部通路が開くことができるよう
にしている。
【0015】本実施例2では、薬剤注入路3内に薬剤を
圧送すると、薬剤注入路3の先端に取り付けた閉止弁2
1の弁体21aの挿入部分を押すように薬剤の圧力がか
かり、図6(b)に示すように弁体21aが薬剤注入路
3の先端開口の上方に移動する。これによって先端開口
が比較的急激に大きく開口することになり薬剤が吐出す
る。薬剤の圧送中には、吐出する力が常に弁体21aを
開く方向に力が加わるため、弁体21aが薬剤注入路3
の先端開口を開口させた状態が保持される。薬剤の圧送
が終了したならば、弁体21aに薬剤の吐出による力が
加わらないようになるため、支持部21bによって弁体
21aは薬剤注入路3の先端開口に押し付けられるよう
にして先端開口を閉じる。弁体21aは薬剤が圧送され
て所定の力を受けないと開弁しないので、カテーテル本
体を肛門に挿入した使用中に、薬剤注入路3内の薬剤が
さらに腸内に流れ出してしまうことがない。さらに、造
影による撮影が終了し、腸内に注入した薬剤と***物を
強制的に排出させる際には、図8(b),図9(b)に
示すように逆止弁22の後方に吸引されることによっ
て、逆止弁22の前後の圧力差が大きくなり、逆止弁2
2の内部を押し広げるようにして腸内の薬剤と***物が
逆止弁22を通過して吸引される。このようにして薬剤
と***物が吸引されて***物回収装置17を停止した後
に、***路4内に回収した薬剤と***物が残留している
状態において、逆流しようとしても、逆流圧は逆止弁2
2の偏平形状をより偏平にしようと力を加えてしまうた
め、逆止弁22を開口させることができない。よって逆
流して回収した薬剤や***物が腸内に戻ってしまうこと
がなく、処置される人に不快感を与えないようにでき
る。その他符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じ
である。
【0016】実施例3(図10参照) 図10に示す実施例3は、薬剤注入路と***路を分離し
て設け、カテーテル本体の先端部で薬剤注入路と***路
が合流する共通路を設け、共通路とその吐出口との間に
抵抗体を設けた直腸カテーテルの例である。図10は実
施例3の直腸カテーテルの説明図である。図中、23は
抵抗体、24は共通路である。実施例3では図10に示
すようにカテーテル本体2の先端に取り付けたカテーテ
ル先端部7の内部を、分離して設けた薬剤注入路3と排
泄路4の共通路24とし、カテーテル先端部7の開口部
分に抵抗体23を設けている。このように薬剤注入路と
***路が先端で合流するようにし、共通の抵抗体を用い
るようにしてもよい。共通にすることによって、使用中
の薬剤の流出、回収した薬剤及び***物の逆流をコスト
を抑制した構造で防止できる。その他符号、構成、作
用、使い方は実施例1と同じである。
【0017】実施例4(図11,12参照) 図11,12に示すのは、薬剤注入路と***路の共通路
に外部で操作する開閉弁を設けた直腸カテーテルの例で
ある。図11は実施例4の直腸カテーテルの説明図であ
る。図12は実施例4の直腸カテーテルの開閉弁の説明
図である。図中、25は開閉弁、25aは弁体、25b
は開弁用袋部、25cは閉弁用袋部、25dは開弁用空
気通路、25eは閉弁用空気通路、26はカテーテル先
端部である。実施例4では、カテーテル本体2の先端に
取り付けたカテーテル先端部26の内部を薬剤注入路と
***路の共通路とし、カテーテル先端部26の開口部分
を閉じる弁体25aの外部側に開弁用袋部25b,閉弁
用袋部25cを前後に長く並行になるよう取り付け、開
弁用袋部25bと閉弁用袋部25cによって弁体25a
をカテーテル先端部26に取り付ける。また、開弁用袋
部25bと閉弁用袋部25cは、弁体25aの前方の所
定位置から後方に伸び弁体25aの後端とカテーテル先
端部26をつなぐようにする。開弁用袋部25bは空気
の注入・注出で膨縮自在で、膨張させると、図12
(b)に示すように外側に向って湾曲した形状のものと
し、閉弁用袋部25cは空気の注入・注出で膨縮自在
で、膨張させると図12(a)に示すように前方に向っ
て直線状になるものにしている。
【0018】開弁用袋部25bと閉弁用袋部25cは、
後端部分でそれぞれカテーテル本体2内に設けられた開
弁用空気通路25d、閉弁用空気通路25eに接続し、
開弁用空気通路25dと閉弁用空気通路25eは後端で
図示しないチューブによって図示しない制御装置に接続
される。実施例4の直腸カテーテルの開閉弁25を開弁
させるには、開弁用空気通路25dより開弁用袋部25
bに空気を送り、閉弁用空気通路25eには空気を送ら
ず空気を注出した状態にする。空気が注入されることに
よって開弁用袋部25bは図12(b)に示すように湾
曲した形状となる。開弁用袋部25bは弁体25aに取
り付けているので、弁体25aも湾曲してカテーテル先
端部26の開口部分を開口させる。このようにして開弁
させた開閉弁25を閉じるには、開弁用袋部25bから
空気を注出して収縮させ、かつ閉弁用空気通路25eで
空気を送って閉弁用袋部25cに空気を注入して閉弁用
袋部25cを膨張させる。閉弁用袋部25cは図10
(a)に示すように直線状になる。閉弁用袋部25cは
弁体25aに取り付けているので、弁体25aも直線状
に伸びてカテーテル先端部26の開口部分を閉じる。こ
のように外部の操作により処置のタイミングに合わせて
開閉させるようにしてもよい。その他符号、構成、作
用、使い方は実施例1と同じである。
【0019】実施例5(図13,14参照) 図13,14に示すのは、薬剤注入路と***路の先端部
の路中に外部で操作する開閉弁を設けた直腸カテーテル
の例である。図13は実施例5の直腸カテーテルの説明
図である。図14は実施例5の直腸カテーテルの開閉バ
ルーンの動きを示す説明図である。図中、27は開閉弁
として用いた開閉バルーン、27aは開閉バルーン用空
気通路である。実施例5では、図13,14に示すよう
にカテーテル本体2内に分離させて設けた薬剤注入路3
と***路4の先端に近い位置の内周に膨張すると路を塞
いで物が通過できなくなるようにできる環状の開閉バル
ーン27を設け、カテーテル本体内に開閉バルーン27
に空気を注入・注出できる開閉バルーン用空気通路27
aを設ける。また、開閉バルーン用空気通路27aは後
端で図示しないチューブにより図示しない制御装置に接
続する。実施例5の直腸カテーテルの開閉バルーン27
は、空気を送ることで内側に向って膨張し、薬剤注入路
3及び***路4を先端に近い位置で塞いで路を閉じ、空
気を注出して開閉バルーン27を収縮させて路を通過可
能にする。このように、小型のバルーンを路内に設ける
ようにしてもよい。その他符号、構成、作用、使い方は
実施例1と同じである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、カテーテル本体の残留
物が腸内に流出しないようにでき、造影による撮影が良
好に行えるようにし、処置がスムーズに行えるように
し、処置される人の負担を減らすことができる直腸カテ
ーテルにできる。薬剤注入路の先端部の路中に閉止弁を
設けたものは、比較的ON・OFFに近いように開閉が
切り替わるようにして確実にカテーテル本体内の残留物
が腸内に流出しないようにできる。***路の路中に抵抗
体を設けたものはカテーテル本体内に回収した***物が
腸内に戻らないようにして処置される人の負担を軽減で
きる。***路の路中に逆止弁を設けたものは、腸内から
***路に向かう方向にのみ***物を通す逆止弁によって
確実にカテーテル本体内に回収した***物が腸内に戻ら
ないようにして処置される人の負担を軽減する。薬剤注
入路と***路とが合流する共通路とその吐出口との間に
抵抗体を設けたものは、共通の抵抗体にすることでコス
トを抑制し、カテーテル本体内の残留物が腸内へ流出し
ないようにし、かつカテーテル本体内に収容した***物
が腸内に戻らないこととコストの抑制が両立できるよう
にする。薬剤注入路と***路とが合流する共通路とその
吐出口との間に外部で操作する開閉弁を設けたものは、
処置の状況に合わせて開閉を行うようにして、確実に操
作で開閉でき、カテーテル本体内の残留物が流出しない
ようにできることとカテーテル本体内に収容した***物
が腸内に戻らないようにできることを操作で開閉される
共通の開閉弁で両立させる。薬剤注入路と***路の先端
部のそれぞれの途中に外部で操作する開閉弁を設けたも
のは、それぞれの路の先端部で、処置の状況に合わせて
確実に開閉を行い、さらに確実にカテーテル内の残留物
が腸内に流出しないようにでき、かつカテーテル本体内
に収容した***物が腸内に戻らないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の直腸カテーテルのカテーテル本体の
先端部分を示す説明図である。
【図2】実施例1の直腸カテーテルの説明図である。
【図3】実施例1の直腸カテーテルの抵抗体の動きを示
す説明図である。
【図4】実施例1の直腸カテーテルの抵抗体の説明図で
ある。
【図5】実施例2の直腸カテーテルのカテーテル本体の
先端部を示す説明図である。
【図6】実施例2の直腸カテーテルの閉止弁の動きを示
す説明図である。
【図7】実施例2の直腸カテーテルのカテーテル本体の
先端部分を示す説明図である。
【図8】実施例2の直腸カテーテルの逆止弁の動きを示
す説明図である。
【図9】実施例2の直腸カテーテルの逆止弁の説明図で
ある。
【図10】実施例3の直腸カテーテルの説明図である。
【図11】実施例4の直腸カテーテルの説明図である。
【図12】実施例4の直腸カテーテルの開閉弁の説明図
である。
【図13】実施例5の直腸カテーテルの説明図である。
【図14】実施例5の直腸カテーテルの開閉バルーンの
動きを示す説明図である。
【符号の説明】
1 直腸カテーテル 2 カテーテル本体 3 薬剤注入路 3a (薬剤注入路の)抵抗体 4 ***路 4a (***路の)抵抗体 5 空気注入路 5a (空気注入路の)抵抗体 7 カテーテル先端部 7a カテーテル先端部開口 8 薬剤注入路接続部 9 ***路接続部 10 空気注入路接続部 11 バルーン用空気通路接続部 12 薬剤注入チューブ 13 ***チューブ 14 空気注入チューブ 15 空気チューブ 16 薬剤注入装置 17 ***物回収装置 18 空気注入装置 19 バルーン制御装置 20 バルーン 21 閉止弁 21a 弁体 21b 支持部 22 逆止弁 23 抵抗体 24 共通路 25 開閉弁 25a 弁体 25b 開弁用袋部 25c 閉弁用袋部 25d 開弁用空気通路 25e 閉弁用空気通路 26 カテーテル先端部 27 開閉バルーン 27a 開閉バルーン用空気通路 h 人

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腸内に挿入されるカテーテル本体内に薬
    剤を腸内に送る薬剤注入路を設け、薬剤の注入圧で変形
    して薬剤を通過させかつ所定圧力以下では薬剤注入路内
    の薬剤を吐出させない抵抗体を薬剤注入路の先端部の路
    中に設け、使用中に薬剤注入路内に残留した薬剤が腸内
    に流れ出るのを抑制したことを特徴とする直腸カテーテ
    ル。
  2. 【請求項2】 腸内に挿入されるカテーテル本体内に薬
    剤を腸内に送る薬剤注入路を設け、同薬剤注入路の先端
    部に所定以上の圧力が負荷されると開いて薬剤を通す閉
    止弁を薬剤注入路の先端部の路中に設け、使用中に薬剤
    注入路内に残留した薬剤が腸内に流れ出るのを抑制した
    ことを特徴とする直腸カテーテル。
  3. 【請求項3】 カテーテル本体内に腸内から***物を排
    出する***路を設け、前後に作用する所定の圧力差で変
    形して***物を通過させる抵抗体を***路の先端部の路
    中に設けた請求項1又は2記載の直腸カテーテル。
  4. 【請求項4】 カテーテル本体内に腸内から***物を排
    出する***路を設け、腸内から***路へ向かう方向にの
    み***物を通す逆止弁を***路の先端部の路中に設けた
    請求項1又は2記載の直腸カテーテル。
  5. 【請求項5】 腸内に挿入されるカテーテル本体内に薬
    剤を腸内に送る薬剤注入路と腸内から***物を排出する
    ***路とを分離して設け、しかもカテーテル本体の先端
    部で薬剤注入路と***路とが合流する共通路を設け、同
    共通路とその吐出口との間に前後に作用する所定の圧力
    差で変形して物を通過させる抵抗体を設けたことを特徴
    とする直腸カテーテル。
  6. 【請求項6】 腸内に挿入されるカテーテル本体内に薬
    剤を腸内に送る薬剤注入路と腸内から***物を排出する
    ***路とを分離して設け、しかもカテーテル本体の先端
    部に薬剤注入路と***路とが合流する共通路を設け、同
    共通路とその吐出口との間に外部で操作する開閉弁を設
    けたことを特徴とする直腸カテーテル。
  7. 【請求項7】 腸内に挿入されるカテーテル本体内に薬
    剤を腸内に送る薬剤注入路と腸内から***物を排出する
    ***路とを分離して設け、薬剤注入路と***路の先端部
    のそれぞれの路中に外部で操作する開閉弁を設けたこと
    を特徴とする直腸カテーテル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8002695B2 (en) 2006-01-13 2011-08-23 Olympus Medical Systems Corp. Medical procedure via natural opening
JP2012228545A (ja) * 2002-08-21 2012-11-22 Hollister Inc 腸管理システム
US8540621B2 (en) 2006-01-13 2013-09-24 Olympus Medical Systems Corp. Medical retainer and medical operation using the same

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