JP2002152095A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2002152095A
JP2002152095A JP2000349417A JP2000349417A JP2002152095A JP 2002152095 A JP2002152095 A JP 2002152095A JP 2000349417 A JP2000349417 A JP 2000349417A JP 2000349417 A JP2000349417 A JP 2000349417A JP 2002152095 A JP2002152095 A JP 2002152095A
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reception
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    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0802Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection
    • H04B7/0805Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with single receiver and antenna switching
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のアンテナを利用して受信する受信装置
において最大入力感度を向上させる受信装置を提供す
る。 【解決手段】 複数のアンテナANT1〜ANTnを用
いて受信する受信装置において、現在受信アンテナとな
っている或るアンテナによって到来電波を受信している
際に、そのアンテナの受信レベルが信号処理不1の最大
入力感度に近いレベルになると、切替部2が、受信状態
が良好であることを条件として、よりアンテナゲインの
低いアンテナを新たな受信用アンテナとして切替設定す
る。これにより、最大入力感度の向上を図り、波形歪み
等の発生を未然に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアンテナを
利用して到来電波を受信する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、到来電波を複数のアンテナによっ
て受信する受信装置として、ダイバーシチ技術を用いた
受信装置が知られている。この従来の受信装置は、複数
のアンテナの中から最大の受信レベルの得られるアンテ
ナを逐次選択することにより、良好な受信状態を維持す
ることとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最大の受信
レベルが得られるアンテナを逐次選択する上記従来の受
信装置では、例えば高強度の到来電波を受信した場合等
に、復調後の再生信号中にノイズや波形歪みが生じるこ
とになったり、いわゆる音切れと呼ばれる瞬断が発生し
易いといった問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題を克服し、より
良好な受信状態を維持し得る受信装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の受信装置は、アンテナゲインの異なる複数の
アンテナを利用して到来電波を受信し、上記到来電波を
信号処理手段に供給する受信装置であって、上記複数の
アンテナのうち、上記信号処理手段の最大入力感度に対
応する受信信号のレベルより低いレベルの受信信号を出
力するアンテナを検出し、上記検出したアンテナを選択
し、上記信号処理手段に受信信号を供給するアンテナ切
替え手段を備えたことを特徴とする。
【0006】また、上記アンテナ切替え手段は、上記複
数のアンテナの受信信号を検出し、上記信号処理手段の
最大入力感度に対応する受信信号のレベルに近い受信信
号を出力するアンテナを複数検出した場合は、よりアン
テナゲインの低い方のアンテナを選択することを特徴と
する。
【0007】また、上記アンテナ切替え手段は、上記信
号処理手段が良好に信号処理できる最低の受信レベルに
近い受信信号を出力するアンテナを複数検出した場合
は、よりアンテナゲインの高いアンテナを選択すること
を特徴とする。
【0008】かかる構成を有する本発明の受信装置によ
れば、現在受信アンテナとなっている或るアンテナによ
って到来電波を受信している際に、そのアンテナの受信
レベルが信号処理手段の最大入力感度に近いレベルにな
ると、受信状態が良好であることを条件として、よりア
ンテナゲインの低いアンテナを新たな受信用アンテナと
して切替設定する。これにより、良好な受信状態を維持
しつつ、最大入力感度の向上を実現する。例えば、高強
度の到来電波を受信するような場合でも、自動的にアン
テナゲインの低いアンテナを選んで受信用アンテナに設
定することにより、最大入力感度の向上を図り、波形歪
み等の発生を未然に防止する。
【0009】また、上記目的を達成するため本発明の受
信装置は、互いに近接した位置に設けらたアンテナゲイ
ンの異なる複数のアンテナを利用して到来電波を受信
し、上記到来電波を信号処理手段に供給する受信装置で
あって、アンテナゲインの最も高いアンテナより出力さ
れる受信信号が上記信号処理手段の最大入力感度に対応
する受信信号のレベルに近い場合は、より低いアンテナ
ゲインを有するアンテナを受信アンテナとして選択し、
上記信号処理手段に受信信号を供給するアンテナ切替え
手段を備えたことを特徴とする。
【0010】また、上記アンテナ切替え手段は、上記受
信用アンテナからの受信信号を上記信号処理手段に供給
した後、当該アンテナからの受信信号の受信レベルが所
定レベルより小さくなると、よりアンテナゲインの高い
アンテナを受信用アンテナとして切替えることを特徴と
する。
【0011】かかる構成を有する本発明の受信装置によ
っても、現在受信アンテナとなっている或るアンテナに
よって到来電波を受信している際に、そのアンテナの受
信レベルが信号処理手段の最大入力感度に近いレベルに
なると、受信状態が良好であることを条件として、より
アンテナゲインの低いアンテナを新たな受信用アンテナ
として切替設定する。これにより、良好な受信状態を維
持しつつ、最大入力感度の向上を実現する。例えば、偏
波特性等の形態の異なる種類の電波に対して専用に設け
られている複数のアンテナで受信する場合に、受信中の
電波を受信するための専用アンテナとは異なるアンテナ
(アンテナゲインの低いアンテナ)で受信するように切
替設定することで、最大入力感度の向上を図り、波形歪
み等の発生を未然に防止することを可能にする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本実施形態の受信装置の
構成を示すブロック図である。
【0013】同図において、本受信装置は、複数個nの
アンテナANT1,ANT2,…,ANTnを利用して
到来電波を受信する受信装置であり、信号処理部1と、
切替部2を備えて構成されている。
【0014】ここで、アンテナANT1,ANT2,
…,ANTnは、互いに異なった位置に設置され、更に
アンテナゲイン(アンテナ利得)が異なっている。例え
ば、車載用のカーオーディオシステムに備えられる受信
装置の場合であって、ダイバーシチ方式のアンテナを利
用する場合には、アンテナANT1,ANT2,…,A
NTnは、車両の異なった場所等に設置される。
【0015】信号処理部1は、アンテナANT1,AN
T2,…,ANTnから出力される何れか1つの受信信
号Siを入力し信号処理可能な中間周波信号SIFに変換
するフロントエンド3と、フロントエンド3から出力さ
れる中間周波信号SIFを復調して元の信号Scvを生成す
る復調回路4等を備えている。
【0016】切替部2は、アンテナANT1,ANT
2,…,ANTnから出力される受信信号Siを切り替
えてフロントエンド3に供給するスイッチ素子5と、ス
イッチ素子5の切替えを制御する制御部6と、半導体メ
モリ等で形成された記憶部7と、フロントエンド3から
出力される中間周波信号SIFのレベルを検出する検出部
8を備えて構成されている。
【0017】尚、本実施形態では、検出部8はフロント
エンド3の出力信号レベルをアンテナANT1,ANT
2,…,ANTnの受信レベルとして検出することとし
ているが、フロントエンド3の入力信号レベルを検出し
たり、復調回路4の出力信号レベルを検出してもよい。
要は、アンテナANT1,ANT2,…,ANTnから
出力される各受信信号のレベルを直接的または間接的に
検出することができれば、フロントエンド3の出力信号
レベル以外の信号レベルを検出するようにしてもよい。
【0018】制御部6は、検出部8が検出した受信レベ
ル(検出結果)を入力し、後述する最適化処理により、
現在の受信状態が安定しているか否かを判定する。そし
て、受信状態が安定している場合には、アンテナANT
1,ANT2,…,ANTnのうち最大入力感度を得る
のに適したアンテナを決定して、スイッチ素子5を切替
制御する。
【0019】記憶部7には、各アンテナANT1,AN
T2,…,ANTnとスイッチ素子の切替接点S1,S
2,…,Snとの対応関係を示す管理データと、制御部
6が最適化処理を行う際に判定基準とする所定の閾値デ
ータTHD1,THD2と、各アンテナANT1,AN
T2,…,ANTnのアンテナゲインを示すデータが予
め記憶されている。
【0020】次に、図2に示すフローチャートを参照し
て、本受信装置の最適化処理の動作を説明する。尚、説
明の便宜上、アンテナANT1のアンテナゲインが最も
高く、次にアンテナANT2のアンテナゲインが高く、
以下同様にして、アンテナANTnのアンテナゲインが
最も低いものとして説明することとする。
【0021】ユーザー等が本受信装置の電源をオンにす
ると、本受信装置は動作を開始し、まずステップS10
0において、制御部6がスイッチ素子5の切替接点S1
〜Snを順番に切替えさせると共に、検出部8が各アン
テナANT1,ANT2,…,ANTnの受信レベルを
検出する。更に、制御部6が検出部8で検出される検出
結果を調べ、受信状態が安定しているか否かを判定す
る。
【0022】ここで、アンテナANT1,ANT2,
…,ANTnのうち少なくとも2個のアンテナの出力が
所定レベルで安定している場合には、「受信状態は安
定」と判断する。それ以外の場合には「受信状態は不安
定」と判断する。したがって、1個のアンテナの出力が
所定レベルで安定していても、残りのアンテナの出力レ
ベルが短時間に大きく変動するような場合には、「受信
状態は不安定」と判断する。
【0023】「受信状態は不安定」と判断すると(「N
O」の場合)、最適化処理を行うことなくステップS1
24に移行し、予め決められている所定時間が経過した
後、再びステップS100からの処理を繰り返す。
【0024】一方、ステップS100において「受信状
態は安定」と判断すると(「YES」の場合)、最適な
アンテナを選定すべくステップS102以降の処理に移
行する。
【0025】ステップS102では、ステップS100
で検出したアンテナANT1,ANT2,…,ANTn
のそれぞれの受信レベルを第1の閾値THD1と比較
し、次に、ステップS104において、第1の閾値TH
D1より大きな受信レベルとなったアンテナが2個以上
存在するか否か判断する。ここで、第1の閾値THD1
は、信号処理部1から出力される再生信号Scvによって
良好なオーディオ再生や映像再生を行うことができる場
合に、各アンテナANT1,ANT2,…,ANTnの
うちの最低の受信レベルよりも高いレベルに設定されて
いる。別言すれば、第1の閾値THD1は、信号処理部
1を負荷として各アンテナANT1,ANT2,…,A
NTnから取り出される各受信電力のうち、良好なオー
ディオ再生や映像再生を行うことが可能な最低の受信電
力が得られるときの受信レベルよりも高いレベルに設定
され、予め実験によって決められている。
【0026】第1の閾値THD1より大きな受信レベル
となったアンテナが2個以上検出された場合(「YE
S」の場合)には、ステップS106に移行し、検出さ
れたアンテナのうち、最もアンテナゲインの低いアンテ
ナを最適な受信アンテナと判定する。そして、スイッチ
素子5を切替制御することにより、最適と判定した受信
アンテナに接続されている接続接点に切替えた後、ステ
ップS124に移行する。
【0027】すなわち、ステップS102,S104,
S106では、第1の閾値THD1より大きな受信レベ
ルとなった2個以上のアンテナのうち、最もアンテナゲ
インの低いアンテナを判定し、その判定したアンテナを
受信アンテナとして選定する。例えば、アンテナANT
1とANT2の受信レベルが第1の閾値THD1より大
きい場合には、アンテナANT1に較べてアンテナゲイ
ンの低いアンテナANT2を選定する。
【0028】このようにアンテナゲインの低いアンテナ
(例えば、ANT2)を受信アンテナとすると、アンテ
ナゲインの高いアンテナ(例えば、ANT1)で受信す
るよりも受信効率を下げることになる。このため、受信
効率の下がった分、受信アンテナから信号処理部1に入
力する信号のレベルが下がることになり、信号処理部1
の最大入力感度を向上させることが可能となる。つま
り、アンテナゲインの高いアンテナ(例えば、ANT
1)を受信アンテナとした場合には、到来電波の強度が
大きくなると、信号処理部1に過大なレベルの受信信号
が供給されて、いわゆる波形歪み等を招くことになるの
に対し、アンテナゲインの低いアンテナ(例えば、AN
T2)を受信アンテナとすることで、到来電波の強度が
大きくなっても、信号処理部1には適切なレベルの受信
信号が供給されることになり、受信装置の最大入力感度
を向上させることが可能となる。
【0029】次に、上記ステップS104において、第
1の閾値THD1より大きな受信レベルとなったアンテ
ナが2個未満となった場合(「NO」の場合)には、ス
テップS108において、第1の閾値THD1より大き
な受信レベルとなったアンテナが1個であるか否か判断
し、1個の場合(「YES」の場合)には、ステップS
110において、その1個のアンテナを受信アンテナと
して選定すべく、スイッチ素子5を切り替えた後、ステ
ップS124に移行する。
【0030】一方、ステップS108において、第1の
閾値THD1より大きな受信レベルとなったアンテナが
1個も存在しなかった場合(「NO」の場合)には、ス
テップS112に移行して、各アンテナANT1,AN
T2,…,ANTnの夫々の受信レベルと第2の閾値T
HD2とを比較する。ここで、第2の閾値THD2は、
信号処理部1から出力される再生信号によって良好なオ
ーディオ再生や映像再生を行うことができる場合に、各
アンテナANT1,ANT2,…,ANTn野内の最低
の受信レベルと等しいレベルに設定されている。別言す
れば、第2の閾値THD2は、信号処理部1を負荷とし
て各アンテナANT1,ANT2,…,ANTnから取
り出される各受信電力のうち、良好なオーディオ再生や
映像再生を行うことが可能な最低の受信電力が得られる
ときの受信レベルと等しいレベルに設定され、予め実験
によって決められている。したがって、第1の閾値TH
D1と第2の閾値THD2との関係では、THD1>T
HD2となっている。
【0031】そして、ステップS114において、第2
の閾値THD2以上の受信レベルとなったアンテナが存
在するか否か判断し、1又は2以上のアンテナが存在し
ていれば(「YES」の場合)、ステップS116にお
いて、第2の閾値THD2以上の受信レベルとなったア
ンテナのうち、最もアンテナゲインの高いアンテナを受
信アンテナとして選び出し、その受信アンテナからの受
信信号信号処理部1に供給すべくスイッチ素子5を切り
替える。そして、ステップS124に移行する。
【0032】ステップS114において、第2の閾値T
HD2以上の受信レベルとなったアンテナが存在しなか
った場合(「NO」の場合)には、ステップS118に
移行して、初期調整か否か判断する。すなわち、上記の
電源が投入された後に、最適なアンテナを選定すべき最
適化処理が初めて行われたか否か判定し、初めての場合
にはステップS120において、アンテナANT1,A
NT2,…,ANTnのうち最もアンテナゲインの高い
アンテナを受信アンテナとすべくスイッチ素子5を切り
替え、そしてステップS124に移行する。
【0033】一方、ステップS118において初期調整
でない場合に(「NO」の場合)には、ステップS12
2において現在選定されている受信アンテナをそのまま
受信アンテナとして維持した後ステップS124に移行
する。
【0034】そして、ステップS124では、以上に述
べたステップS100〜S122の最適化処理を定期的
に行うべく所定の時間を判断し、ステップS100から
の処理を繰り返す。
【0035】このように、本実施形態の受信装置は、安
定な受信状態が得られ且つ第1の閾値THD1より高い
受信レベルが得られると、より高レベルの受信信号が入
力される可能性が高い状態にあると判断することとな
り、優先的にアンテナゲインの低いアンテナ(低ゲイン
のアンテナ)を受信アンテナとして選定する。このた
め、受信効率の低いアンテナが選定される結果、最大入
力感度を向上させることが可能となり、信号処理部1に
おいてノイズや波形歪みや音切れ等を生じることのない
信号を再生することが可能となる。
【0036】また、第1の閾値THD1より高い受信レ
ベルとなるアンテナが存在しないときには、第2の閾値
THD2より高い受信レベルとなるアンテナの有無を調
べ、第2の閾値THD2より高い受信レベルとなるアン
テナのうちの最もアンテナゲインの高いアンテナ(高ゲ
インのアンテナ)を受信アンテナとして選定することに
より、良好な受信状態を維持することが可能となる。
【0037】更にまた、第2の閾値THD2より高い受
信レベルとなるアンテナが無かった場合には、アンテナ
ANT1,ANT2,…,ANTnのうち最もアンテナ
ゲインの高いアンテナを受信アンテナとして選定するこ
とにより、良好な受信状態を維持することが可能とな
る。
【0038】このように、本受信装置によれば、良好な
受信状態を維持しつつ、最大入力感度を向上させること
から、例えば放送局の送信アンテナ近くで強度の大きな
到来電波を受信するような場合でも、信号処理部1に対
して大きなレベルの受信信号が供給される事態を防止す
ることが可能となる。
【0039】尚、図2に示したフローチャートでは、ま
ずステップS100において現在の受信状態が安定して
いるか否か判断した後、最大入力感度を向上させ得る最
適なアンテナを選定することとしているが、これとは逆
に、最大入力感度を向上させ得るアンテナを受信アンテ
ナの候補として選び出した後、その候補としたアンテナ
で受信した場合に受信状態が安定していれば、候補とし
たアンテナを実際の受信アンテナに選定するようにして
もよい。
【0040】また、現在の受信状態が安定しているか否
かの判断処理と、最大入力感度を向上させ得る最適なア
ンテナを選定するための処理を別々に行う場合を説明し
たが、上記第1,第2の閾値THD1,THD2のレベ
ルを、受信状態が安定し且つ最大入力感度を向上させ得
るレベルに予め決めておくようにしてもよい。このよう
に第1,第2の閾値THD1,THD2のレベルを決め
ておくと、ステップS100の処理を省略することが可
能となり、最適化処理を高速化することが可能となる。
【0041】また、本実施形態の受信装置は、予め複数
個のアンテナANT1,ANT2,…,ANTnを備え
た構成としてもよいし、本受信装置とは別体のアンテナ
ANT1,ANT2,…,ANTnをスイッチ素子5の
各切替接点S1,S2,…Snに対して着脱自在に接続
することができる構成としてもよい。
【0042】次に、本実施形態の変形例を図3及び図4
を参照して説明する。図3は、変形例に係る受信装置の
構成を示すブロック図であり、図1と同一又は相当する
部分を同一符号で示している。
【0043】本変形例の受信装置は、偏波特性の異なる
各到来電波を受信するための第1のアンテナANTaと
第2のアンテナANTbとが近接して備えられた複合ア
ンテナによって受信する受信装置に関するものである。
【0044】例えば、地上波TV放送のように、地上局
から送られて来る地上波を受信するための第1のアンテ
ナANTaと、BS放送のように、通信衛星から送られ
てくる衛星波を受信するための第2のアンテナANTb
とを近接して備えた複合アンテナを利用して、地上波と
衛星波を受信することを可能にする受信装置に関するも
のである。
【0045】図3において、本受信装置の切替部2に
は、2個のアンテナANTa,ANTbの何れか一方の
受信信号Siを信号処理部1へ供給するための2個の切
替接点Sa,Sbを備えたスイッチ素子5とが備えら
れ、検出部8と制御部6とによる後述の最適化処理によ
って、スイッチ素子5を切替え制御するようになってい
る。そして、信号処理部1は、スイッチ素子5を介して
アンテナANTaまたはANTbからの受信信号Siを
入力し信号処理可能な中間周波信号SIFに変換するフロ
ントエンド3と、フロントエンド3から出力される中間
周波信号SIFを復調して元の信号Scvを生成する復調回
路4等を備えている。
【0046】また、記憶部7には、各アンテナANT
a,ANTbとスイッチ素子5の切替接点Sa,Sbと
の対応関係を示す管理データと、制御部6が最適化処理
を行う際に判定基準とする所定の閾値データTHDa,
THDbと、各アンテナANTa,ANTbのアンテナ
ゲインを示すデータが予め記憶されている。
【0047】次に、図4のフローチャートを参照して、
本変形例の受信装置の最適化処理の動作を説明する。
尚、地上波を受信する際には、第1のアンテナANTa
は第2のアンテナANTbに較べてアンテナゲインが高
く(高ゲインのアンテナ)、衛星波を受信する際には、
第2のアンテナANTbは第1のアンテナANTaに較
べてアンテナゲインが高い(高ゲインのアンテナ)もの
として説明する。
【0048】つまり、偏波特性の異なる電波を受信する
のに応じて、第1のアンテナANTaと第2のアンテナ
ANTbの何れか一方が、高ゲインのアンテナ又は低ゲ
インのアンテナとなるように予め決められている場合に
ついて説明する。
【0049】図4において、ユーザー等が本受信装置の
電源をオンにすると、本受信装置は動作を開始し、まず
ステップS200において、ユーザー等が選局した放送
局等からの受信電波を受信すべき動作状態を設定する。
すなわち、地上波を受信すべきとの指定がなされた場合
には、地上波に対して高ゲインのアンテナである第1の
アンテナANTaを受信アンテナとすべく、スイッチ素
子5の切替接点Saが導通状態となるように切り替えら
れる。
【0050】次に、ステップS202において、受信ア
ンテナの受信レベルを検出し、その受信状態が安定して
いるか否か判定する。すなわち、現在設定されている受
信アンテナが地上波を受信すべく第1のアンテナANT
aとなっている場合には、検出部8が第1のアンテナA
NTaの受信レベルを検出し、更に、制御部6が検出部
8で検出される検出結果を調べることにより、受信状態
が安定しているか否かを判定する。
【0051】ここで、受信アンテナの受信レベルが短時
間に大きく変動するような場合、すなわち受信レベルが
短時間で不連続となる場合(大きく変動する等の場合)
には「受信状態は不安定」と判断し、受信アンテナの受
信レベルが所定レベルで維持されている場合には「受信
状態は安定」と判断する。
【0052】更に、受信アンテナ(上記地上波を受信中
の場合にはアンテナANTa)の受信状態の良否のみを
判定し、他方のアンテナ(上記地上波を受信中の場合に
はアンテナANTb)の受信状態を判定することはしな
い。すなわち、アンテナANTaとANTbは互いに近
接して設けられていることから、現在設定されている受
信アンテナの受信状態を判定するだけで、第1,第2の
アンテナANTa,ANTbの両者の受信状態を判定す
ることとしている。
【0053】「受信状態は不安定」と判断すると(「N
O」の場合)、最適化処理を行うことなくステップS2
24に移行し、予め決められている所定時間が経過した
後、再びステップS202からの処理を繰り返す。
【0054】一方、ステップS202において「受信状
態は安定」と判断すると(「YES」の場合)、最適な
アンテナを選定すべくステップS204以降の処理に移
行する。
【0055】ステップS204では、受信アンテナ(上
記地上波を受信中の場合にはアンテナANTa)の受信
レベルAHを第1の閾値THDaと比較し、次に、ステ
ップS206において、受信レベルAHが第1の閾値T
HDaより大きいか否か判断する。
【0056】ここで、第1の閾値THDaは、信号処理
部1から出力される再生信号Scvによって良好なオーデ
ィオ再生や映像再生を行うことができる場合に、各アン
テナANTa,ANTbのうちの最低の受信レベルより
も高いレベルに設定されている。別言すれば、第1の閾
値THDaは、信号処理部1を負荷として各アンテナA
NTa,ANTbから取り出される各受信電力のうち、
良好なオーディオ再生や映像再生を行うことが可能な最
低の受信電力が得られるときの受信レベルよりも高いレ
ベルに設定され、予め実験によって決められている。
【0057】そして、受信レベルAHが第1の閾値TH
Daより小さい場合(「NO」の場合)には、ステップ
S208に移行し、現在設定されている受信アンテナを
そのまま受信アンテナとして維持した後、ステップS2
24に移行する。つまり、上記の地上波を受信すべく第
1のアンテナANTaが受信アンテナとなっており、受
信レベルAHがTHDaより低レベルであった場合に
は、現在の受信アンテナ(第1のアンテナANTa)を
そのまま受信アンテナとして維持し、ステップS224
に移行する。
【0058】一方、ステップS206において、THD
a≦AHであった場合(「YES」の場合)には、ステ
ップS210に移行して、他方のアンテナを受信アンテ
ナの候補(「候補アンテナ」という)として、スイッチ
素子5の切替接点を候補アンテナ側へ切り替える。
【0059】つまり、第1のアンテナANTaが受信ア
ンテナとなって地上波を受信中であるときに、ステップ
S206においてTHDa≦AHであると判断した場合
には、信号処理部1の最大入力感度に対して相対的に高
レベルの受信信号がその信号処理部1に入力する可能性
が高くなったことになるため、地上波に対しては低ゲイ
ンのアンテナである他方のアンテナ(衛星波受信用の第
2のアンテナANTb)を候補アンテナとして、その第
2のアンテナANTbによって地上波を受信するように
切替える。これにより、第2のアンテナANTbから信
号処理部1に入力する受信信号のレベルが下がることに
なることから、受信信号は信号処理部1の最大入力感度
に対し適切なレベルとなる。
【0060】次に、ステップS212において、検出部
2と制御部8が、上記ステップS202と同様の処理を
行うことにより、候補アンテナによる受信状態が安定で
あるか否か判定する。ここで、受信状態が安定していな
い場合(「NO」の場合)には、ステップS214にお
いて、候補アンテナを受信アンテナに設定することを止
めて、切替える前のアンテナを受信アンテナとして維持
した後、ステップS224に移行する。
【0061】すなわち、上記の候補アンテナが第2のア
ンテナANTbであった場合には、切替える前のアンテ
ナ(すなわち、第1のアンテナANTa)によって地上
波を受信し続けるべく、スイッチ素子4の切替接点Sa
を導通にする。
【0062】ステップS212において、候補アンテナ
による受信状態が安定していた場合(「YES」の場
合)には、ステップS216に移行する。そして、候補
アンテナの受信レベルALと第1の閾値THDbとを比
較し、更に、ステップS218において、THDb>A
Lとなるか否か判断する。
【0063】ここで、THDb>ALでない場合(「N
O」の場合)には、ステップS220に移行して、候補
アンテナを受信アンテナとすべくスイッチ素子5の切替
接点を切替えた後、ステップS224に移行する。すな
わち、上記第2のアンテナANTbが候補アンテナとし
て選ばれ且つ受信レベルALが第2の閾値THDbより
大きいときには、ステップS220において第2のアン
テナANTbを受信アンテナに設定する。
【0064】一方、ステップS218において、THD
2>ALであると判断した場合(「YES」の場合)に
は、ステップS222に移行して、切替える前のアンテ
ナを受信アンテナとして設定すべくスイッチ素子5を切
替制御する。すなわち、上記第2のアンテナANTbが
候補アンテナとして選ばれ且つ受信レベルALが第2の
閾値THDbより小さいときには、ステップS222に
おいて第1のアンテナANTaを受信アンテナに設定し
た後、ステップS224に移行する。
【0065】そして、ステップS224では、以上に述
べたステップS202〜S222の最適化処理を定期的
に行うべく所定の時間を判断し、ステップS202から
の処理を繰り返す。
【0066】このように、変形例の受信装置は、受信中
の電波に対して安定な受信状態が得られ且つ第1の閾値
THDaより高い受信レベルが得られると、現在設定さ
れている受信アンテナに代えて、他方のアンテナ(受信
中の電波に対して低ゲインのアンテナ)を候補アンテナ
とし、更にその候補アンテナで受信したときに、安定な
受信状態が得られ且つ第2の閾値THDbより高い受信
レベルが得られると、候補アンテナを受信アンテナとし
て切替える。
【0067】このように、受信すべき電波に対応してい
ない他方のアンテナを受信アンテナとして設定すること
で、受信効率の低いアンテナを選定することになり、最
大入力感度を向上させることが可能となり、信号処理部
1においてノイズや波形歪みや音切れ等を生じることの
ない信号を再生することが可能となる。
【0068】例えば地上局の送信アンテナ近くで強度の
大きな地上波を受信するような場合、地上波に対してア
ンテナゲインの低い第2のアンテナANTbが受信アン
テナとして設定されることになり、良好な受信状態を維
持しつつ、最大入力感度を向上させることが可能とな
る。
【0069】また、受信状態が安定しない場合等、良好
な受信状態が得られない場合には、候補アンテナ(低ゲ
インのアンテナ)を受信アンテナとして設定しないよう
になっている。すなわち、受信すべき電波に対応して備
えられているアンテナ(例えば、地上波を受信するため
の第1のアンテナANTa)を受信アンテナとすること
で、良好な受信状態を維持することを可能にしている。
【0070】また、ステップS202では受信アンテナ
のみの受信状態を判定することで第1,第2のアンテナ
の受信状態の良否を調べることとしているため、最適化
処理の高速化を可能にしている。
【0071】尚、典型的な場合として、地上波を受信す
るための第1のアンテナANTaと衛星波を受信するた
めの第2のアンテナANTbを備えた複合アンテナを利
用する受信装置につて説明したが、特にこれら第1,第
2のアンテナANTa,ANTbは地上波と衛星波を受
信するものに限定されるものではない。
【0072】アンテナANTa,ANTbが、偏波特性
等の形態の異なる種類の電波を受信対象とする場合に
は、地上波と衛星波の区別をすることなく、本発明の受
信装置を適用することが可能である。例えば、第1のア
ンテナANTaは円偏波の地上波を受信するために設け
られ、第2のアンテナSNTbは、他の偏波(直線偏波
や楕円偏波など)の地上波を受信するために設けられて
いるような場合には、良好な受信状態で且つ最大入力感
度を向上させた状態で、地上波を受信することが可能と
なる。
【0073】また、図1と図3に示した受信装置は、各
アンテナANT1〜ANTn,ANTa,ANTbの受
信レベルに基づいて受信状態の良否を判定することとし
たが、再生信号Scvの波形を調べたり、復調誤差等の他
のパラメータを受信状態の良否を判定するために用いる
ようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明の受信装置に
よれば、複数のアンテナを用いて受信する受信装置にお
いて、現在受信アンテナとなっている或るアンテナによ
って到来電波を受信している際に、そのアンテナの受信
レベルが信号処理手段の最大入力感度に対応する受信信
号レベルになると、受信状態が良好であることを条件と
して、よりアンテナゲインの低いアンテナを新たな受信
用アンテナとして切替設定するようにしたので、最大入
力感度の向上を図り、波形歪み等の発生を未然に防止す
ることが可能な受信装置を提供することができる。
【0075】また、近接して配置される複数のアンテナ
を利用して受信する受信装置において、現在受信アンテ
ナとなっている或るアンテナによって到来電波を受信し
ている際に、そのアンテナの受信レベルが信号処理手段
の最大入力感度に対応する受信信号レベルになると、受
信状態が良好であることを条件として、よりアンテナゲ
インの低いアンテナを新たな受信用アンテナとして切替
設定するようにしたので、最大入力感度の向上を図り、
波形歪み等の発生を未然に防止することが可能な受信装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の受信装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】図2に示した受信装置の最適化処理の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図3】本実施形態の変形例の受信装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図3に示した受信装置の最適化処理の動作を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】 1…信号処理部 2…切替部 3…フロントエンド、 4…復調回路 5…スイッチ素子 6…制御部 7…記憶部 8…検出部 ANT1〜ANTn,ANTa,ANTb…アンテナ S1〜Sn,Sa,Sb…切替接点

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナゲインの異なる複数のアンテナ
    を利用して到来電波を受信し、前記到来電波を信号処理
    手段に供給する受信装置であって、 前記複数のアンテナのうち、前記信号処理手段の最大入
    力感度に対応する受信信号のレベルより低いレベルの受
    信信号を出力するアンテナを検出し、前記検出したアン
    テナを選択し、前記信号処理手段に受信信号を供給する
    アンテナ切替え手段を備えたことを特徴とする受信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アンテナ切替え手段は、前記複数の
    アンテナの受信信号を検出し、前記信号処理手段の最大
    入力感度に対応する受信信号のレベルに近い受信信号を
    出力するアンテナを複数検出した場合は、よりアンテナ
    ゲインの低い方のアンテナを選択することを特徴とする
    請求項1に記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記アンテナ切替え手段は、前記信号処
    理手段が良好に信号処理できる最低の受信レベルに近い
    受信信号を出力するアンテナを複数検出した場合は、よ
    りアンテナゲインの高いアンテナを選択することを特徴
    とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 互いに近接した位置に設けらたアンテナ
    ゲインの異なる複数のアンテナを利用して到来電波を受
    信し、前記到来電波を信号処理手段に供給する受信装置
    であって、アンテナゲインの最も高いアンテナより出力
    される受信信号が前記信号処理手段の最大入力感度に対
    応する受信信号のレベルに近い場合は、より低いアンテ
    ナゲインを有するアンテナを受信アンテナとして選択
    し、前記信号処理手段に受信信号を供給するアンテナ切
    替え手段を備えたことを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】 前記アンテナ切替え手段は、前記受信用
    アンテナからの受信信号を前記信号処理手段に供給した
    後、当該アンテナからの受信信号の受信レベルが所定レ
    ベルより小さくなると、よりアンテナゲインの高いアン
    テナを受信用アンテナとして切替えることを特徴とする
    請求項4に記載の受信装置。
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