JP2002151187A - 可動型コネクタ - Google Patents

可動型コネクタ

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JP2002151187A
JP2002151187A JP2000343890A JP2000343890A JP2002151187A JP 2002151187 A JP2002151187 A JP 2002151187A JP 2000343890 A JP2000343890 A JP 2000343890A JP 2000343890 A JP2000343890 A JP 2000343890A JP 2002151187 A JP2002151187 A JP 2002151187A
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mounting portion
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Masaaki Iwasaki
正章 岩▲崎▼
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/7005Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
    • H01R12/7011Locking or fixing a connector to a PCB
    • H01R12/7064Press fitting

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動型コネクタにおいて、コネクタを小型化
し、基板上の取付面積を小さく、しかも基板への取付強
度を大きく、且つ電気的接続の信頼性を高くする。 【解決手段】 可動型コネクタ1は、絶縁性のハウジン
グ2と、このハウジング2の嵌合部12近傍に保持され
るコンタクト4と、ハウジング2に保持され、基板Pに
固定されるリテンションレグ(金属製取付部材)70と
を有する。リテンションレグ70は、ハウジング2に装
着される装着部73と、回路基板Pの面5から上方に離
隔した位置で、装着部73に連結された、基板Pへ取り
付けられる取付部76とを有する。コンタクト4および
リテンションレグ70がハウジング2に対し撓み可能で
あるので、コネクタは、基板Pの面5上を移動して相手
方コネクタとの位置ずれを吸収できる可動型コネクタと
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回路基板に取り付け
られる電気コネクタに関し、特に相手方のコネクタとの
嵌合時に、コネクタ同士の位置ずれを吸収する可動型コ
ネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタは、コネクタ同士の位
置ずれを吸収即ち補償するための遊動機構(フローティ
ング機構)を有しているのが一般的である。例えば、実
開平5−33479号に開示された可動型コネクタが知
られている。この可動型コネクタにおいては、樹脂製の
絶縁ハウジングからフランジ状に一体に延出した基部の
両端近傍に開口が形成され、この開口内に1対の弾性脚
を有する取付部材が、絶縁ハウジングと一体成形されて
いる。この可動型コネクタは、この取付部材の弾性脚
が、パネルの取付穴に挿入されて変位可能に固定される
ことによりパネルに可動的に保持される。これによっ
て、相手方コネクタとの嵌合時に生じ得る僅かな位置ず
れを、可動型コネクタの変位(移動)により吸収して正
しく嵌合できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の可動型コネクタ
は、取付部材が樹脂製であるため、コネクタの取付強度
を大きくしようとすると弾性脚が大きくなり、それに伴
って、可動型コネクタも大型化することになる。また、
弾性脚が樹脂製であるため、パネル(基板)にはんだ付
けができず、取付強度に限界がある。
【0004】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、回路基板上の取付面積が小さく、しかも基板への
取付強度が大きく、電気的接続の信頼性の高い、小型の
可動型コネクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の可動型コネクタ
は、回路基板の面に直交する方向から取り付けられる相
手方コネクタに嵌合する嵌合部およびこの嵌合部に臨む
と共に回路基板に接続される少なくとも1つのコンタク
トを有する、回路基板に載置される絶縁性のハウジング
と、このハウジングに装着される装着部および装着部か
ら延出して回路基板に固定される取付部を有する少なく
とも2つの平板状の金属製取付部材とを備え、コンタク
トがハウジングに対して相対的に面に沿って移動可能と
なるように嵌合部近傍においてハウジングに固定されて
おり、取付部材の取付部が、装着部に対して回路基板の
面から上方に離隔した位置で、面に沿って相対的に移動
可能となるように装着部に連結されていることを特徴と
するものである。
【0006】ここで、「嵌合部近傍」とは、嵌合部を除
外するものではなく、嵌合部を含むその周辺部分をい
う。
【0007】この金属製取付部材は、金属板を打抜き一
体に形成し、金属製取付部材の装着部をハウジングに固
定される基部とこの基部から延出する1対のアームから
構成し、取付部をアームの間で基部からアームより長く
延出するように構成することができる。
【0008】平板状とは、完全に平滑な板状である必要
はなく、板面から部分的に多少変位している状態も含
む。
【0009】
【発明の効果】本発明の可動型コネクタは、コンタクト
がハウジングに対して相対的に面に沿って移動可能とな
るように嵌合部近傍においてハウジングに固定されてお
り、ハウジングに固定される金属製取付部材の、基板に
装着される取付部が、装着部に対して回路基板の面から
上方に離隔した位置で、面に沿って相対的に移動可能と
なるように装着部に連結されているので、次の効果を奏
する。
【0010】即ち、金属製取付部材が金属板で形成され
ているので可動型コネクタを小型化し、基板上の取付面
積が小さく、しかも基板への取付強度を大きくすること
ができ、電気的接続の信頼性も高いものとなる。また、
金属製取付部材を基板へ取り付けたときに、取付強度を
一層増大するためにはんだ付を行なうことも可能とな
る。
【0011】この可動型コネクタに使用される金属製取
付部材を、金属板を打抜き一体に形成し、金属製取付部
材の装着部をハウジングに固定される基部と基部から延
出する1対のアームから構成し、取付部をアームの間で
基部からアームより長く延出するように構成した場合に
は、金属製取付部材は、コネクタ同士の基板の面に沿う
あらゆる方向への一層大きな位置ずれに対しても対応可
能となるので、位置ずれ吸収性能が一層向上して電気的
接続の信頼性が増す。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の可動型コネクタ
(以下、単にコネクタという)の好ましい実施の形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、
本発明のコネクタの正面図、図2は、図1のコネクタの
平面図、図3は、図1のコネクタの側面図、図4は、図
1のコネクタの底面図をそれぞれ示す。以下、図1乃至
図4を参照して説明する。
【0013】コネクタ1は、回路基板Pに載置される略
矩形の絶縁性のハウジング2と、このハウジング2に保
持された複数のコンタクト4と、ハウジング2に係止さ
れてコンタクト4を案内するタインプレート(整列板)
100を有する。以下、ハウジング2について、図7乃
至図10を合わせて参照して説明する。図7は、図1の
コネクタに使用されるハウジング2の正面図、図8は平
面図、図9は側面図、図10は底面図をそれぞれ示す。
ハウジング2は、図1および図7に於いて、ハウジング
2の本体20の上部に、図示しない相手方のコネクタと
嵌合する嵌合部12を有する。
【0014】本体20の両端部には、本体20から外方
に突出する矩形の幅広部8が形成されている。これら幅
広部8、8の底面22、22が基板Pの面5に載置され
る。幅広部8は、本体20の両側壁18、18から、同
じ側の側壁18側で対向するように突出している(図
8、図10)。この幅広部8の対向する対向面28に
は、上向き面30a(図7)を有する係止突起30が、
幅広部8の高さ方向の略中央の互いに対向する位置に形
成されている。この係止突起30には、後述するタイン
プレート100のラッチアーム102が係止される。
【0015】図1、図5および図7に示すように、この
幅広部8、8の間の側壁18、18には、段部24を経
て矩形の切欠き26が、本体20を横切って形成されて
いる。この切欠き26の両側即ち幅広部8側の形状は、
図10に最もよく示すように凹凸形状に形成されてい
る。これはハウジング2の成形後の変形、即ちひけを防
止するためである。この切欠き26の部分には、嵌合部
12からタインプレート100の方に延びるコンタクト
4のタイン48が配置される。この部分に配置されるタ
イン48は、ハウジング2の移動時即ち相手方コネクタ
との嵌合時に、この切欠き26によって、ハウジング2
と干渉することが防止される。従って、コネクタ1のフ
ローティング機能が制約されることがない。換言する
と、相手コネクタとの嵌合時に、ハウジング2が、基板
Pに固定されたコンタクト4と干渉することなく、自由
に基板Pの面5に沿って移動して、コネクタ同士の位置
ずれを吸収することができる。また、段部24には、タ
インプレート100が配置されるが、これについては後
述する。
【0016】次に、ハウジング2の嵌合部12について
説明する。ハウジング2の嵌合部12については、図2
および図8にその平面形状が示されているが、図5およ
び図6を合わせて参照して説明する。図5は、図2の5
−5線に沿ったコネクタの断面図であり、図6は、図2
の6−6線に沿ったコネクタの部分拡大断面図である。
ハウジング2の嵌合部12には、相手方のコネクタが挿
入即ち嵌合される、平面形状が細長い嵌合凹部34が形
成されている。嵌合凹部34の深さは、図5に最もよく
示すように、上部区域36の高さ方向の中間に達してい
る。なお、上部区域36は、切欠き26からハウジング
2の上端即ち嵌合面12aに至る部分を示す。
【0017】嵌合凹部34には、その長手方向に延びる
リブ38が、嵌合凹部34の底面40(図5)の中央か
らコネクタ1の嵌合方向に向けて、ハウジング2に一体
に突設されている。このリブ38の両側には、コンタク
ト4を配設する為の上下方向に延びる溝42が、リブ3
8の長手方向に沿って所定の間隔で形成されている。こ
の溝42は、リブ38の湾曲面となっている先端近傍ま
で延びている。また上部区域36には、この溝42に位
置合わせして、嵌合凹部34および切欠き26に連通す
るコンタクト受容孔(以下、単に受容孔という)44が
図5において上下方向に形成されている。コンタクト4
は、この受容孔44に下方から圧入されて、溝42に配
置される。また、嵌合凹部34の嵌合面12a近傍に
は、テーパ面34aが形成されている。
【0018】また、嵌合凹部34の両端部には、図6に
最もよく示すように、平面形状が略矩形のガイド穴64
が、コネクタ1の挿抜方向に沿って形成されている。こ
のガイド穴64には、コネクタ同士の嵌合の際、相手方
コネクタの、先端が収束した形状のガイド突起(図示せ
ず)が挿入され、コンタクト同士の接触に先立って、コ
ネクタ同士の位置合わせがなされる。このガイド穴64
は、嵌合面12aに開放する部分にテーパ面64aを有
する。テーパ面64aは、テーパ面34aより傾斜が緩
くなっている。換言すると、挿抜方向に投影される領域
は、テーパ面64aの方がテーパ面34aより広く、大
きい位置ずれに対し、ガイド穴64とガイド突起が、そ
の位置ずれを補償できるようになっている。ガイド穴6
4の底面66には、切欠き26に貫通する、断面形状が
長方形の排出孔68が形成されている。コネクタ1を基
板Pにはんだ付した後、はんだフラックスの洗浄がなさ
れるが、この排出口68は、この洗浄液をガイド穴64
から排出するためのものである。
【0019】次に溝42に受容されるコンタクト4につ
いて説明する。コンタクト4は、図5および図6に最も
よく示されているが、金属板を細長い形状に打ち抜き折
り曲げて形成したものである。コンタクト4は、リブ3
8に固定される先端部分即ち相手方コンタクトとの接触
部46と、コンタクト4の中間部分で折り曲げられて基
板Pの方に垂下するタイン48を有する。中間部分で折
り曲げられた折曲部の形状が異なる2種類のコンタクト
4a、4bが使用されている。即ち、大きい折曲部49
を有するコンタクト4aと、小さい折曲部51を有する
コンタクト4bを有する。
【0020】コンタクト4aのタイン48aは、後述す
るタインプレート100の外側に配置され、コンタクト
4bのタイン48bは、タインプレート100の内側に
配置される。これらのコンタクト4a、4bは、リブ3
8の長手方向に沿って交互に配置される。コンタクト4
の接触部46の、受容孔44に対応する両側縁には、バ
ーブ(棘)53がコンタクト4の長手方向に離隔した位
置に複数個、形成されている。コンタクト4を受容孔4
4に圧入すると、このバーブ53が受容孔44の内壁と
干渉係合して、コンタクト4が受容孔44に固定され
る。即ちコンタクト4は、嵌合部12近傍でハウジング
2に圧入固定されている。
【0021】次にタインプレート100について説明す
る。なお、説明にあたり、図11乃至図15を合わせて
参照する。図11はタインプレート100の正面図、図
12は平面図、図13は側面図、図14は底面図、およ
び図15は、図12の15−15線に沿う断面図であ
る。タインプレート100は、樹脂で一体成形されたも
のであり、略矩形の平板状の板部104を有する。この
板部104には、コンタクト4を案内(ガイド)するた
めの複数のガイド孔106が形成されている(図12、
図15)。
【0022】ガイド孔106は、板部104の表面に形
成された四角形の開口110から内方に収束して、板部
104の反対側に貫通する小孔110aに連通してい
る。コンタクト4のタイン48は、ガイド孔106に案
内されて、この小孔110aに挿通される。ガイド孔1
06は、タイン48に位置合わせして整列されている。
前述のコンタクト4aのタイン48aは、外側のガイド
孔106の列に配置され、コンタクト4bのタイン48
bは内側のガイド孔106の列に配置される。
【0023】また、板部104の片側の側縁104aの
両端部には、基板Pの位置決め孔17(図1、図5)に
挿通される位置決めポスト108が形成されている。こ
の位置決めポスト108は、タインプレート100を基
板P上の正しい位置に配置し、タイン48を基板Pの貫
通孔3に円滑に配置するためのものである。その為に、
コネクタ1を基板P上に実装する際、タイン48の先端
より位置決めポスト108の先端の方が、先に基板Pと
係合するようになっている。位置決めポスト108の外
面に、上下方向に延びるリブ108aが突設されている
が、これは位置決めポスト108が、位置決め孔17に
挿入されたときに、位置決め孔17の内壁と干渉してが
たが生じないようにするためである。
【0024】板部104の4隅には、直立するようにラ
ッチアーム102が一体に突設されている。ラッチアー
ム102の前端部には、外向きの突起112が形成され
ている。この突起112は、タインプレート100が、
ハウジング2の段部24に配置されたとき、ハウジング
2の係止突起30と係合し、それにより、タインプレー
ト100が、ハウジング2に固定される。
【0025】次に、ハウジング2の幅広部8内に取り付
けられた、金属製取付部材即ちリテンションレグ(保持
脚)70について、図16乃至図18を参照して説明す
る。図16は、リテンションレグ70の正面図、図17
は側面図、図18は底面図である。また、図19および
図20を、合わせて参照して説明する。図19は、図1
0の19−19線に沿う、ハウジング2の部分拡大断面
図、図20は、図9の20−20線に沿う部分拡大断面
図である。リテンションレグ70は、一枚の金属板から
一体に打ち抜き形成された平板状の部材である。リテン
ションレグ70は、基部72と、この基部72の両側下
端から下方に延出する1対のアーム74と、このアーム
74の間で、基部72からアーム74より長く延出する
細長い取付部76とを有する。
【0026】基部72は、図16において上側となる上
部78、および側縁の切欠き82を経て、その下側にあ
って上部78より幅広の下部80からなっている。上部
78および下部80の両側縁には、バーブ(棘)78
a、80aが、それぞれ板面内で突設されている。図1
6において、下部80の両端部から下方に延出するアー
ム74は、その端縁74aがアーム74の長手方向と直
交するエッジとなっている。このアーム74とその間の
取付部76の間には、スロット84が形成されている。
スロット84は、その長手方向の中間部分で下側になる
部分が外側に位置ずれした形状即ちクランク形となって
いる。
【0027】取付部76の下部は外側に膨出し、その膨
出した部分に複数のバーブ76aが板面内で外向きに形
成されている。取付部76の長手方向に延びる中心軸線
には、その先端から取付部76の長さ方向の略中間まで
切込み86が形成されている。切込み86は、先端部が
狭く、その後方部分即ち図16において先端部より上の
部分は比較的広く形成されている。切込み86によって
分割された取付部76は、切込み86の上端近傍、且つ
切込み部分で、リテンションレグ70の板厚方向に、互
いにオフセット即ち位置ずれされている(図17)。
【0028】次に、このリテンションレグ70が取り付
けられる、ハウジング2の取付溝50について、図19
および図20を参照して説明する。取付溝50は、ハウ
ジング2の幅広部8に上下方向に形成された溝であり、
底面22に開放している。取付溝50は図19におい
て、幅の比較的狭い内方部分52と、これに隣接する比
較的幅の広い中間部分54と、この中間部分54より僅
かに幅が広く底面22に至る受入部分56から構成され
ている。また、取付溝50の上下方向に延びる中央部5
8は、位置ずれした取付部76を収容できる十分大きな
間隔があり、また、中央部58の両側に位置する側部6
0は、板厚より僅かに間隔があるように形成されてい
る。
【0029】この取付溝50に前述のリテンションレグ
70が挿入されると、リテンションレグ70の基部72
およびアーム74が、取付溝50の側部60に沿って進
入する。なお、これら基部72とアーム74を装着部7
3と称し、リテンションレグ70は装着部73によって
ハウジング2に装着される。リテンションレグ70を取
付溝50に挿入するには、リテンションレグ70のアー
ム74の端部74aを、図示しない工具でハウジング2
の下方から押圧して挿入する。
【0030】基部72の上部78と下部80が、取付溝
50の内方部分52と中間部分54に夫々位置すると、
バーブ78aと80aが、内方部分52と中間部分54
の内壁にそれぞれ干渉係合する。これによって、リテン
ションレグ70が取付溝50に固定される。位置ずれし
た取付部76は、取付溝50の中央部58に位置する。
リテンションレグ70は板状であるため、ハウジング2
への取付部分が小さくなるので、ハウジング2が小型化
できる。なお、切欠き62は、取付溝50を成形する金
型ピンを補強する為の金型の一部が配置される部分であ
る。
【0031】コネクタ1を基板Pに取り付けるには、基
板Pの貫通孔3に整列されたコンタクト4と、基板Pの
係止孔16に位置合わせされたリテンションレグ70の
取付部76を、コネクタ1を押圧して、基板Pの上方か
らそれぞれ対応する貫通孔3と係止孔16に押し込む。
取付部76が係止孔16に押し込まれる時、取付部76
の分割された先端部が互いに内側に偏倚して挿入され、
取付部76のバーブ76aが係止孔16の内壁と干渉係
合する。これにより、リテンションレグ70が基板Pに
固定される。分割された取付部76の先端部は、互いに
位置ずれしているので、係止孔16内で互いに接近する
ように変形しても、互いの変形を阻害しない。従って、
過大な挿入力を要せず円滑に挿入できる。リテンション
レグ70は、金属板で成形されているのでそれ自体に強
度があり、樹脂とは異なり折損しにくい。基板Pに取り
付けられたコンタクト4のタイン48と、リテンション
レグ70の取付部76は、基板Pに各々はんだ付けされ
て固定されるので、取付強度は、一層大きなものとな
る。
【0032】このようにして固定されたコネクタ1が、
相手方のコネクタと嵌合するとき、最初に、相手方コネ
クタのガイド突起とコネクタ1のガイド穴64が係合す
る。即ちガイド突起がガイド穴64に挿入される。これ
により両コネクタの位置合わせがなされ、即ち位置ずれ
が吸収される。この時、ハウジング2は、コンタクト4
のタイン48の撓みと、取付部76の撓みにより基板P
の面5に沿って移動し、この位置合わせが可能となる。
好適実施形態のハウジング2は、基板Pの面5に沿った
X方向(ハウジング2の長手方向)に+/−0.25m
m、同様に基板Pの面5に沿った、X方向に直交するY
方向に+/−0.5mm移動可能である。
【0033】取付部材70においては、取付部76とア
ーム74の間にスロット84があり、取付部76が細長
い形状であるので、ハウジング2は、リテンションレグ
70の板厚方向と交差する方向、即ち図16において左
右方向への移動が可能となる。更に取付部76は、その
板厚方向へも容易に撓むことができるので、ハウジング
2は基板Pの面5に沿ってあらゆる方向へ移動して、位
置ずれを吸収することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可動型コネクタの正面図
【図2】図1の可動型コネクタの平面図
【図3】図1の可動型コネクタの側面図
【図4】図1の可動型コネクタの底面図
【図5】図2の5−5線に沿った可動型コネクタの断面
【図6】図2の6−6線に沿った可動型コネクタの部分
拡大断面図
【図7】図1の可動型コネクタに使用されるハウジング
の正面図
【図8】本発明の可動型コネクタに使用されるハウジン
グの平面図
【図9】図8のハウジングの側面図
【図10】図8のハウジングの底面図
【図11】タインプレートの正面図
【図12】図11のタインプレートの平面図
【図13】図11のタインプレートの側面図
【図14】図11のタインプレートの底面図
【図15】図12の15−15線に沿うタインプレート
の断面図
【図16】リテンションレグの正面図
【図17】図16のリテンションレグの側面図
【図18】図16のリテンションレグの底面図
【図19】図10の19−19線に沿うハウジングの部
分拡大断面図
【図20】図9の20−20線に沿うハウジングの部分
拡大断面図。
【符号の説明】
1 可動型コネクタ 2 ハウジング 4 コンタクト 5 面 12 嵌合部 70 金属製取付部材(リテンションレグ) 72 基部 73 装着部 74 アーム 76 取付部 P 回路基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板の面に直交する方向から取り付
    けられる相手方コネクタに嵌合する嵌合部および該嵌合
    部に臨むと共に前記回路基板に接続される少なくとも1
    つのコンタクトを有する、前記回路基板に載置される絶
    縁性のハウジングと、該ハウジングに固定される装着部
    および該装着部から延出して前記回路基板に固定される
    取付部を有する少なくとも2つの平板状の金属製取付部
    材とを備え、 前記コンタクトが前記ハウジングに対して相対的に前記
    面に沿って移動可能となるように前記嵌合部近傍におい
    て前記ハウジングに固定されており、 前記取付部材の前記取付部が、前記装着部に対して前記
    回路基板の前記面から上方に離隔した位置で、前記面に
    沿って相対的に移動可能となるように前記装着部に連結
    されていることを特徴とする可動型コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記金属製取付部材が、金属板を打抜き
    一体に形成したものであり、該金属製取付部材の前記装
    着部が前記ハウジングに固定される基部と該基部から延
    出する1対のアームからなり、前記取付部が前記アーム
    の間で前記基部から前記アームより長く延出しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の可動型コネクタ。
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