JP2002150858A - 手動型簡易撚線器 - Google Patents

手動型簡易撚線器

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JP2002150858A
JP2002150858A JP2000343493A JP2000343493A JP2002150858A JP 2002150858 A JP2002150858 A JP 2002150858A JP 2000343493 A JP2000343493 A JP 2000343493A JP 2000343493 A JP2000343493 A JP 2000343493A JP 2002150858 A JP2002150858 A JP 2002150858A
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JP
Japan
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bar
wire
spring
rotatable
twisting device
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Application number
JP2000343493A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Kaneko
達夫 金子
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PARADISE ELECTRONICS CO Ltd
Original Assignee
PARADISE ELECTRONICS CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、多数の露出素線部を撚って撚線とし一本
化するには、直接手指の先で撚るか、自動撚線器で行わ
れていたが、手指で撚る場合は少量多種の撚線を作製す
ると指先を痛めることがあり作業が容易ではなく、また
自動撚線器は大型で機構も複雑で小回りが効かず大量生
産用であった。これらの課題を解決する小型の手動型簡
易撚線器を提供する。 【課題】 【解決手段】多数の露出素線部挟持用挟み具と、その指
圧操作部の一方に固設された指先にて回転可能なバーか
らなり、挟み具先端の挟持部には弾性材料の被覆を設け
また、バーの後端には掌にて固定しかつバーを回転可能
とする保持具を有し、さらに挟持力の強弱の調節機構を
備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の露出素線部
を撚って撚線とし一本化する手動型簡易撚線器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の露出素線部を撚って撚線と
し一本化するには、直接手指の先で撚るか、あるいは、
自動撚線器によっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、直接手
指で撚る場合は、電線の一種類が小中量でも、多品種の
撚線を作製すると、指先の皮膚が摩耗したり、指先を痛
めたりすることがあって作業が容易ではなかった。ま
た、自動撚線器は、動力を要し大型で機構も複雑であり
小回りが効かず、同一線種の大量生産用以外の用途は少
なかった。本発明は、上記撚線の課題を解決する小型の
手動型簡易撚線器を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記に鑑み
鋭意実験研究の結果下記の手段によりこの課題を解決し
た。 (1)多数の素線を内有する絶縁電線の端部の多数の露
出素線を撚るための撚線器であって、前記多数の露出素
線部を挟持するための、指圧で拡開できる挟圧状態に付
勢された挟み具と、該挟み具の基部端に固設された指先
にて回転可能なバーとからなり、また前記挟み具には、
先端の挟持部に弾性材料被覆を設けてなることを特徴と
する手動型簡易撚線器。 (2)回転可能なバーの後端に、掌にて固定しかつ、前
記バーを回転可能とする回転保持具を備えたことを特徴
とする(1)項に記載の手動型簡易撚線器。 (3)挟み具の挟持力の強さを調節する調節機構を有し
てなることを特徴とする(1)又は(2)項に記載の手
動型簡易撚線器。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の手動型簡易撚線器とその
操作を示す外観斜視図である。図において、1は撚線
器、2は電線、3は多数の露出素線部、4は撚線、5は
被覆、6は挟み具、7はバネ、8はバネ調節具、9は先
端被覆、10は指圧操作部、10aは押圧上片、10b
は押圧下片、11は回転用バー、12は回転保持具、1
3は手指、14は回転方向、15は移動方向、16は掌
の停止線、17は電線保持側手指、を示す。
【0006】図2は本発明の手動型簡易撚線器の平面
図、図3は同正面図、図4は拡大縦断面図で、図におい
て、18はバネ調節ネジ、19は挟み具のバネ中心軸、
20は回転保持具の止めネジ、21はバネ挿入溝を示
す。
【0007】手動型簡易撚線器は、図2の手動型簡易撚
線器の平面図及び図3の同正面図に示したように、多数
の露出素線部3を挟持するための、挟み具6と、該挟み
具6の指圧操作部10の一方の押圧下片10bに固設さ
れた指先にて回転可能な回転用バー11と、該バー11
の末端に設けられた、掌にて固定しかつ前記バーを回転
可能とする回転保持具12とを備え、また、前記挟み具
6は、先端上下の挟持部に弾性材料の先端被覆9を設
け、そして、指圧操作部10には挟持力源のバネ7を有
し、さらに、上記バネ7の強さを調節するバネ調節具8
を有している。なお、先端被覆の弾性材料としては、例
えば合成ゴム、軟質合成樹脂、皮革等がある。
【0008】そして、図4の拡大縦断面図(図2のA−
A’拡大断面図)によって、詳細な構造を示した。図示
したように回転バー11の前方部は傾斜しながら端部が
太くなっており手指(13)にて回転し易くなってい
る。そして、回転バー11の後部末端には、回転保持具
12が回転保持具止めネジ18により回動自在に留めら
れている。さらに、バネ調節具8が、指圧操作部10の
押圧上片10aに配設されており、バネ調節ネジ18
を、回転させることにより、バネの強さを調節できる。
例えば、右に回転させればネジ18は前進してバネ7の
先端部を押し下げ、バネ圧は強くなり、従って挟み具6
の先端の挟持力は増大する。また、左に回転させれば挟
持力は減少する。
【0009】上記バネ調節機構の構造例を、図5のバネ
調節具の外観図に示す。図において、(イ)図は正面
図、(ロ)図は(イ)のB−B’断面右側面図、(ハ)
図は下面図、である。前記バネ7の先端部はバネ挿入溝
21の中を上下する(図4)
【0010】次に、本手動型簡易撚線器の操作と作用を
図に基づいて説明する。図1は本発明の手動型簡易撚線
器とその操作を示す外観斜視図である。操作を行うに
は、 、電線保持側手指17に先端部が、多数の露出素線部
3の状態の電線2を握持し、 、挟み具6の指圧操作部10の上下を、反対側の手指
13で押圧して開き、その開口部に上記多数の露出素線
部3を先端から挿入する(図示せず)。 、上記指圧操作部10から手指13を離し、挟み具6
の先端を閉じて先端被覆部9の間に多数の露出素線部3
を挟持する。 、手指13を後方にずらして、回転用バー11の前記
傾斜しながら太くなっている端部に持ち替える。この時
回転保持具12の先端は掌停止線16にあり回転用バー
11は、保持される。 、手指13(親指、人差し指)を、回転方向14のよ
うに回転させながら移動方向15のように手前に引く。 、上記の過程で多数の露出素線部3は撚られて順次撚
線状となり、そして挟み具の先端から抜けるまで引くと
撚線ができあがる。 、また、このとき前記回転用バー11端部の回転保持
具12は、掌中の掌停止線16の所にあり動かないが、
回動自在に回転用バー11に配設されているため、回転
用バー11の挟み具6のセンターを中心として、自在に
回転させることができ、確実にかつ,きれいに撚線を作
製することができる。
【0011】また、前記電線2内部の素線は、その本
数、太さ、可撓性等、線種により異なるので、前記撚線
器1の挟み具6のバネ7の強さは、線種に応じて強弱が
つけられることが好ましい。このためバネの強弱を調節
できる例えば、前記バネ調節具8が設けられており、調
節を可能にしている。
【0012】また、同様なバネ調節作用を行う機構とし
て、例えば、前記挟み具6先端上下の挟持部に設けた弾
性材料からなる先端被覆9を、厚さの異なる複数のもの
を用意しておき、前記線種に応じて取り替えて使用して
もよい。即ち、肉厚のものを使用すれば、本事例に図示
したバネ構造においては、バネ圧が高まり挟持力は増大
し、肉薄のものを使用すれば挟持力は減少する。上記の
場合は、先端被覆が着脱自在でかつ、装着後は固設され
るように、例えば、挟み具6の先端に凹凸の歯を突設さ
せ、被覆材を装着した際食い込ませるようにしてもよ
く、あるいは厚さの異なる被覆を有する複数の先端部分
を上下独立させて用意しておき、線種に応じて挟み具の
中央部に着脱するようにしてもよい。
【0013】さらに、上記先端被覆9の複数の異なった
肉厚のものを挟み具6の先端に、例えば接着によって装
着した前記撚線器1を、セットとして作製し、使用者は
線種に応じて該当する撚線器を選択して使用するように
してもよい。
【0014】そして、複数の電線例えば2本の電線にお
いて、各の多数の露出素線部を合わせて1本の撚線にす
る場合には、最初に前記挟み具6の開口部に2本の電線
の各の多数の露出素線部を近接させて挿入し、以下前記
と同様な操作を行うことによって、容易に作製すること
ができる。
【0015】以上の一連の動作は、従来の手指で撚線を
作製するのと同じ作用、即ち手指で押圧しながら撚り、
かつ先端から抜けるまで移動させる経時的複合作用を、
小型工具により行うもので、手指を痛めることなく容易
に作業することができる。
【0016】
【発明の効果】1、本発明の請求項1の発明によれば各
種電線の多数の露出素線部を挟持する挟み具が、その先
端に弾性材料の被覆と、指圧操作部の一方に固設され指
先にて回転可能なバーと、挟持力源のバネを備えてなる
ため、従来の直接手指による撚線と同様な操作を、小型
の手動型簡易撚線器で指先を痛めずかつ効率的に行うこ
とができる。 2、本発明の請求項2の発明によれば回転可能なバーの
後端に、掌にて固定しかつ、バーを回転可能とする回転
保持具を設けたため、該保持具は掌中で動かないが、回
動自在に回転用バーに配設されているので、回転用バー
先端の挟み具をそのセンターを中心として、自在に回転
させることができ、容易で確実かつ,きれいに撚線を作
製することができる。 3、本発明の請求項3の発明によれば挟み具挟持力の強
さを調節する機構を有してなるため、線種により異なる
電線内部の素線の本数、太さ、可撓性等、に対する挟持
力の強さを調節対応することができ作業を容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手動型簡易撚線器とその操作を示す外
観斜視図。
【図2】本発明の手動型簡易撚線器の平面図。
【図3】同正面図。
【図4】拡大縦断面図。
【図5】バネ調節具の外観図。
【符号の説明】
1:撚線器 2:電線 3:多数の露出素線部 4:撚線 5:被覆 6:挟み具 7:バネ 8:バネ調節
具 9:先端被覆 10:指圧操
作部 10a:押圧上片 10b:押圧
下片 11:回転用バー 12:回転保
持具 13:手指 14:回転方
向 15:移動方向 16:掌の停
止線 17:電線保持側手指 18:バネ調
節ネジ 19:挟み具のバネ中心軸 20:回転保
持具の止めネジ 21:バネ挿入溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の素線を内有する絶縁電線の端部の多
    数の露出素線を撚るための撚線器であって、前記多数の
    露出素線部を挟持するための、指圧で拡開できる挟圧状
    態に付勢された挟み具と、該挟み具の基部端に固設され
    た指先にて回転可能なバーとからなり、また前記挟み具
    には、先端の挟持部に弾性材料被覆を設けてなることを
    特徴とする手動型簡易撚線器。
  2. 【請求項2】回転可能なバーの後端に、掌にて固定しか
    つ、前記バーを回転可能とする回転保持具を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の手動型簡易撚線器。
  3. 【請求項3】挟み具の挟持力の強さを調節する調節機構
    を有してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    手動型簡易撚線器。
JP2000343493A 2000-11-10 2000-11-10 手動型簡易撚線器 Pending JP2002150858A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103085080A (zh) * 2013-01-06 2013-05-08 沈阳理工大学 一种利用丝杠搓动线束的机器人手爪
CN103085078A (zh) * 2013-01-06 2013-05-08 沈阳理工大学 一种线束位置不动可搓动机器人手爪
CN103085077A (zh) * 2013-01-06 2013-05-08 沈阳理工大学 一种可捻动线束机器人手爪

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103085080A (zh) * 2013-01-06 2013-05-08 沈阳理工大学 一种利用丝杠搓动线束的机器人手爪
CN103085078A (zh) * 2013-01-06 2013-05-08 沈阳理工大学 一种线束位置不动可搓动机器人手爪
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