JP2002149688A - 情報配信システム及びその方法 - Google Patents

情報配信システム及びその方法

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JP2002149688A
JP2002149688A JP2000343430A JP2000343430A JP2002149688A JP 2002149688 A JP2002149688 A JP 2002149688A JP 2000343430 A JP2000343430 A JP 2000343430A JP 2000343430 A JP2000343430 A JP 2000343430A JP 2002149688 A JP2002149688 A JP 2002149688A
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JP2000343430A
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Seishi Tomonaga
誠史 友永
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介してユーザにその趣味嗜好
に応じて必要な情報のみを提供でき、ユーザと情報提供
サービス側の双方に利便性の高い情報提供システム及び
その方法を実現する。 【解決手段】 ユーザの好みデータファイルを記憶装置
22に保持しておき、サーバ10からコンテンツがプッ
シュされたとき、ライアント20は好みデータファイル
及びコンテンツのメタデータに従ってコンテンツを記憶
装置22に登録するか否かを決定し、またクライアント
20は、ユーザのアクセス傾向に応じて、好みデータフ
ァイルの各項目の優先度を自動的に更新し、当該更新し
た優先度情報に従ってサーバ10からプッシュされるコ
ンテンツを取捨選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク、例
えば、インターネットを介してそれぞれの利用者の趣味
嗜好に応じた情報を配信する情報配信システム及びその
方法にに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及により、さ
まざまな情報をインターネット経由で得ることが可能に
なってきた。情報提供サービスの充実によって豊富な情
報をネットワークより提供されるが、その反面、ネット
ワークの利用者(以下、ユーザという)が氾濫する情報
の中から必要とする情報を捜し出すことが益々困難にな
ってきたのも事実である。
【0003】現在、インターネット上でユーザが欲しい
情報を素早く検索できる情報検索サービス、例えば、Ya
hoo(http:/www.yahoo.co.jp)やInfoseek(http:/www.inf
oseek.co.jp) といったものが多数存在しており、ユー
ザが探したい情報があるとき、まず、これらのサイトを
訪れてキーワードやカテゴリを指定し、必要とする情報
の所在を探すといった使い方が一般的に知られている。
しかし、それぞれの検索サービスが網羅できる情報に限
度があり、検索によって目的とするすべての情報を見つ
けることができず、実際にこれらの検索サービスを利用
してもなお必要な情報に辿り着くには苦労を要する。
【0004】一般的に、インターネットを経由して情報
を得る方法として、情報提供サービスのサイトをユーザ
が知り、そのサイトにアクセスして必要な情報(コンテ
ンツ)を取り込む(ダウンロード)という方法がある。
即ち、ユーザが必要な情報を取りにいくものであり、こ
れは後述するプッシュ(Push)に対してプル(Pu
ll)と呼ばれている。これに対して、情報提供を行っ
ているサーバ側からユーザの端末にコンテンツを送りつ
ける方法もあり、これは通常プッシュ(Push)と呼
ばれている。
【0005】プッシュ型の情報サービスは、ユーザがプ
ッシュして欲しいコンテンツの種類、カテゴリなどを示
す情報を提供側(プッシュコンテンツプロバイダ)に事
前に登録しておくことで自動的にコンテンツが送られて
くるものである。プッシュされたコンテンツは、WWW
ブラウザ(ウェブブラウザ)や専用のクライアントソフ
トウェアなどで、プル型のときと同様に参照し、閲覧す
ることが可能である。
【0006】また、疑似プッシュ型サービスというもの
もあり、サーバがユーザに送りつけるのではなく、コン
テンツを事前にユーザが特別な操作をすることなく、ユ
ーザの手元に持ってくる(プリフェッチ)ことで見かけ
上プッシュ型と同等のサービスを提供するものである。
【0007】上述したプッシュ型サービス(疑似プッシ
ュ型サービスも含む)は、ユーザが自ら情報を探し回る
必要がなく効率的に必要な情報を収集できるのがその利
点である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したプ
ッシュ型のサービスを利用するには、まずそのサービス
を提供するサイト、即ち、プッシュコンテンツプロバイ
ダを探す必要がある。また、提供されてきた情報が本当
に自分の欲しい情報かどうかをユーザが一々確認する必
要があり、場合によって提供されてきた情報の中から自
分の希望にそぐわない情報も含まれる可能性があり、そ
れを仕分けるには苦労する。さらに、変化する趣味嗜好
にあわせてプッシュサービス事業者やメニューを変えて
いなければ必要な情報は取得できないという不利益があ
る。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ネットワークを介してユーザに
その趣味嗜好に応じて必要な情報のみを提供でき、ユー
ザと情報提供サービス側の双方に利便性の高い情報提供
システム及びその方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報配信システムは、ネットワークを介し
てユーザのクライアントに情報を送信する情報提供サー
バと、上記情報提供サーバによって送信された情報をユ
ーザの好み情報に応じて選択する情報選択手段と、上記
情報選択手段によって選択された情報を記憶し、上記ユ
ーザに提供する情報記憶手段とを有する。
【0011】また、本発明では、好適には、上記情報提
供サーバによって提供された情報に、当該情報の内容を
示すメタデータが含まれている。
【0012】また、本発明では、好適には、上記ユーザ
のアクセス傾向に基づいて上記好み情報を生成する好み
情報管理手段を有する。
【0013】また、本発明では、好適には、上記好み情
報管理手段は、上記ユーザのアクセス傾向と上記サーバ
によって提供される情報に含まれる上記提供情報の内容
を示すメタデータとに基づき、上記ユーザの好み情報に
含まれる各項目の優先度を示す数値を設定する。
【0014】また、本発明では、好適には、上記好み情
報管理手段は、上記メタデータに含まれている上記ユー
ザの趣味嗜好を示す項目と上記ユーザの好み情報に含ま
れている項目とを比較して、一致した場合、上記ユーザ
の好み情報の当該項目に対応する優先度を増加する。
【0015】また、本発明では、好適には、上記好み情
報管理手段は、上記ユーザのクライアントに設けられて
いる。
【0016】また、本発明では、好適には、上記好み情
報管理手段は、上記ネットワークに接続されている他の
サーバに設けられている。
【0017】また、本発明の情報配信方法は、情報提供
サーバからネットワークを介してユーザのクライアント
に情報を送信するステップと、上記送信された情報を受
信し、ユーザの好み情報に応じて上記受信情報を選択す
るステップと、上記選択された情報を記憶し、上記ユー
ザに提供するステップとを有する。
【0018】また、本発明では、好適には、上記情報提
供サーバから、上記送信される情報の内容を示すメタデ
ータを上記クライアントに送信するステップをさらに有
する。
【0019】さらに、本発明では、好適には、上記メタ
データに含まれている上記ユーザの趣味嗜好を示す項目
と上記ユーザの好み情報に含まれている項目とを比較し
て、一致した場合、上記ユーザの好み情報の当該項目に
対応する優先度を増加するステップを有する。
【0020】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は本発明に係る情報配信システムの第1の実施形態
を示す接続図である。図示のように、本実施形態の情報
配信システムは、ネットワーク30を介して接続されて
いるサーバ10とクライアント20によって構成されて
いる。ネットワーク30は、例えば、インターネットで
ある。サーバ10は、情報提供サービスを行うネットワ
ーク機器であり、クライアント20は、サーバ10によ
って提供された情報を利用するユーザ端末などのネット
ワーク機器である。
【0021】サーバ10は、例えば、プッシュコンテン
ツプロバイダによって管理運営されている情報提供装置
であり、所定のコンテンツを保持しており、ネットワー
ク30を介してクライアント20または図示していない
他のサーバ装置にコンテンツを送信する。クライアント
20は、ユーザが利用する端末機器、例えば、PC(パ
ーソナルコンピュータ)であり、サーバ10からコンテ
ンツを受信して、受信したコンテンツを記憶する。な
お、図1において、クライアント20を一つのみ示して
いるが、実際のシステムにおいては、複数のクライアン
トがネットワーク30に接続され、これらのクライアン
トはそれぞれ異なるユーザによって所有される。それぞ
れのクライアントはサーバ10からプッシュされたコン
テンツを受け取り、それぞれのユーザの趣味嗜好に応じ
てコンテンツを選択して記憶し、ユーザに記憶した情報
を閲覧、参照させる。
【0022】また、サーバ10に記憶装置12が接続さ
れ、当該記憶装置12には、クライアント20に提供す
るコンテンツを、例えばデータファイルとして格納され
ている。クライアント20に記憶装置22が接続され、
当該記憶装置にはサーバ10から送られてきたコンテン
ツのデータファイルが格納されている。図1に示す情報
配信システムにおいてユーザがサーバ10によって提供
されるコンテンツを閲覧、または参照するとき、サーバ
10にアクセスするのではなく、クライアントの記憶装
置22の中に格納されているコンテンツを読み取り、そ
れを参照することになる。さらに、疑似プッシュ型サー
ビスもコンテンツをクライアントが取りにいく事以外は
同様であり、以下ではプッシュ型または疑似プッシュ型
を区別せず本発明の情報配信システムについて説明す
る。
【0023】図2は、クライアント20の構成をさらに
詳しく示した構成図である。図示のように、クライアン
ト20は、情報送信手段201、情報受信手段202、
情報掲示手段203、情報検索手段204、情報登録手
段205及び記憶装置通信手段206によって構成され
ている。以下、各構成部分の機能または動作について説
明する。
【0024】情報送信手段201は、情報掲示手段また
は情報検索手段からの情報をネットワーク30を経由し
て他のネットワーク機器、例えば、サーバ10に送信す
る通信インターフェースである。情報受信手段202
は、ネットワーク30からクライアント20を宛先とし
て送信されてきた情報を受信し、受信した情報を情報検
索手段204または情報登録手段205に送信する通信
インターフェースである。
【0025】情報掲示手段203は、記憶装置通信手段
206を介して記憶装置22から読み出した情報、例え
ば、記憶装置22に格納されているユーザの趣味嗜好に
関する情報を情報送信手段201を介してサーバ10に
提供する。記憶装置22の中に、ユーザの趣味嗜好を示
すファイル(以下、これを好みデータファイルという)
と、サーバ10からプッシュされてきたコンテンツのデ
ータファイルおよびその内容を示すメタデータファイル
が格納されている。このメタデータファイルは、テキス
トファイル、HTML(Hyper Text Markup Languag
e)、またはXML(Extensible Markup Language)な
どで記述されている。好みデータファイルは情報掲示手
段203によって、必要なときサーバ10に送信され
る。なお、情報掲示手段203による情報の掲示は、例
えば、ウェブサーバを用いる方法もある。
【0026】情報検索手段204は、情報掲示手段20
3によって開示されるユーザの趣味嗜好情報、情報受信
手段202から受け取った情報、または情報登録手段2
05によって記憶装置22に登録されるプッシュ情報か
ら必要な情報を検索する。情報登録手段205は、情報
受信手段202によってネットワークから受信した情
報、例えば、サーバ10からプッシュされた情報を記憶
装置通信手段206を介して記憶装置22に登録する。
また、受信した情報を情報検索手段204に送信する。
【0027】記憶装置通信手段206は、記憶装置22
に情報を記憶したり、または記憶装置22に記憶されて
いる情報を読み出して、情報掲示手段203、または情
報検索手段204に送信する入出力インターフェースで
ある。記憶装置22には、上述したように、ユーザの趣
味嗜好を示す好みデータファイルと、サーバ10から送
信されたコンテンツのデータファイルおよびその内容を
示すメタデータファイルが記憶されている。
【0028】本発明の情報配信システムにおいて、ユー
ザ側から自分の趣味嗜好に関する情報をプッシュコンテ
ンツプロバイダのサーバ10に提供することによって、
サーバ10は、個々のユーザの好みにそって必要な情報
のみをそのユーザの端末、即ち、図1に示すクライアン
ト20に送信する。
【0029】図3は、クライアント20の記憶装置22
に格納されている好みデータファイルの一例を示してい
る。なお、この例では、テキストファイルを示している
が、他の形で、例えば、HTML,XMLなどのデータ
ファイルでもよい。図示のように、好みデータファイル
には、カテゴリやキーワードがそれぞれ記述されてい
る。図示の例では、カテゴリとして、「音楽」、「ゲー
ム」、「車」及び「コンピュータ」が挙げられ、キーワ
ードとして、「グランツーリスモ」、「宇多田ひか
る」、「メモリスティック」、「VAIO」などが挙げ
られている。
【0030】ここで、カテゴリとキーワードがそれぞれ
独立して、互いに関連性のないものとして規定してもよ
く、また、カテゴリとキーワードとを関連づけて記述す
ること、または複数のカテゴリにまたがってキーワード
を指定することもできる。例えば、図4に示すように、
テーブルによって表現した好みデータファイルを用い
て、ユーザの趣味嗜好情報を示すこともできる。
【0031】次に、本実施形態の情報配信システムの動
作について説明する。図5は、サーバ10がクライアン
ト20にコンテンツをプッシュする場合、クライアント
20で行われるプッシュ情報の処理の流れを示すフロー
チャートである。以下、図5を参照しつつ、コンテンツ
のプッシュ処理について説明する。
【0032】クライアント20は、通常待機状態にあ
る。この待機状態において、サーバ10からのプッシュ
要求があるかないかを監視する。プッシュ要求があった
場合、待ち状態からプッシュ処理に移る(ステップS
1,S2)。なお、このプッシュ要求は、例えば、クラ
イアント20の情報受信手段202によって受け付けら
れる。
【0033】プッシュ要求を受けたとき、情報検索手段
204によって、サーバ10がプッシュしようとする情
報がユーザの趣味嗜好にそったものか否かを判断し、当
該判断の結果に従って、プッシュ情報を登録するかまた
は破棄するかを決定する。なお、この判断は、記憶装置
22に格納されているユーザの好みデータファイル中の
キーワード及びカテゴリに従って行われる。
【0034】サーバ10がクライアント20にコンテン
ツをプッシュするとき、まずコンテンツの内容を示すメ
タデータをクライアント20に送信する。メタデータは
コンテンツそのものに含まれていてもよいし、コンテン
ツとは別のファイルであってもよい。クライアント20
では、サーバ10からメタデータを受信したあと、当該
メタデータに基づき、プッシュを受け付けるか否かを判
断する。図6は、テキストファイルによって表現したメ
タデータの一例を示している。図示のように、メタデー
タには、コンテンツがサーバ10における格納場所を示
すURL情報、例えば、ウェブサイト名、コンテンツの
ファイルが格納されているライブラリ、ファイル名など
の情報、コンテンツ作成日付(DATE)、有効期限
(EXPIRE DATA)、カテゴリ(CATEGO
RY)及びキーワード(KEYWORD)がそれぞれ示
されている。
【0035】クライアント20の情報検索手段204に
おいて、サーバ10から送られてきたメタデータのキー
ワードと記憶装置22に記憶されているユーザの好みデ
ータファイルにあるキーワードとが比較される(ステッ
プS3)。当該比較の結果、キーワードが一致(マッ
チ)した場合、記憶装置22に空き容量があるかについ
て確認が行われる(ステップS4)。記憶装置22に空
き容量があれば、メタデータに引き続き、コンテンツを
受信して、コンテンツの登録処理が行われる(ステップ
S5)。一方、記憶装置22に空き容量がなければ、削
除処理が実行される(ステップS8)。
【0036】登録処理は、クライアント20にある情報
登録手段205によって実行される。当該登録処理にお
いて、メタデータに続き受信されるコンテンツのデータ
ファイルが記憶装置通信手段206を介して記憶装置2
2に書き込まれる。そして、コンテンツを格納した場所
及び属性、例えば、サーバ10において格納の場所情報
や、コンテンツの作成日時などの情報が記憶される。一
方、削除処理では、コンテンツを記憶装置22から削除
する処理と、コンテンツの格納場所及びその属性情報、
メタデータなどをデータベースから削除する処理などが
含まれる。当該削除処理によって削除されるコンテンツ
及びその関連情報は、例えば、ユーザに問い合わせてユ
ーザからの指示に従って選択するか、または、登録の日
時情報から古い順に選択することができる。
【0037】上記キーワードの比較処理において、キー
ワードがマッチしていないと判断された場合、カテゴリ
の比較処理が行われる(ステップS6)。カテゴリがマ
ッチした場合、記憶装置22に空き容量があるか否かに
ついて確認が行われる(ステップS4)。空き容量がな
ければ、削除処理が行われる(ステップS8)。一方、
カテゴリがマッチしていない場合、コンテンツが破棄さ
れる(ステップS7)。
【0038】次に、好みデータファイルの各項目に優先
度を付加することで、記憶装置22の空き容量によって
受け入れるコンテンツを決定する処理について説明す
る。図7には、それぞれの項目に優先度が付加された好
みデータファイルの一例を示している。図示のように、
例えば、カテゴリの各項目の中に、優先度を表す数値と
して、音楽に数値20が付与され、コンピュータに数値
50が付与される。また、キーワードの各項目の中に、
優先度を表す数値として、メモリスティックに数値20
が付与され、VAIOには数値30が付与される。
【0039】優先度として各項目に付与された数値によ
って表された優先度は、予め決められた取り決めに従
う。例えば、数値が大きいほど、優先度が高いという取
り決めで優先度を表すことができる。また、その逆に設
定してもよい。即ち、数値が小さいほど優先度が高いこ
とを示す。
【0040】ここで、例えば、数値が大きいほど優先度
が高いという設定に従って、カテゴリの各項目の中で、
コンピュータが最も優先度が高く、音楽が最も優先度が
低い。また、キーワードの各項目の中では、VAIOが
最も優先度が高く、グランツーリスモが最も優先度が低
い。
【0041】なお、優先度は、ユーザの趣味嗜好を数値
で定量的に表すものであり、各項目についてそれぞれの
優先度の数値の決定は、ユーザ自身が指定する方法と、
アクセスしたコンテンツの持つメタデータを元にクライ
アント20によって自動的に設定する方法などが考えら
れる。ユーザ自身が指定する場合、各項目についてユー
ザが自分の好みに応じて適宜数値が設定される。
【0042】図8は、アクセス傾向に応じて優先度の自
動更新処理を示すフローチャートである。以下図8を参
照しつつ、アクセス傾向に応じてクライアント20が自
動的に優先度を設定する処理について説明する。
【0043】優先度の自動更新はユーザが記憶装置22
に記憶されているコンテンツにアクセスするたびに行わ
れる。図8に示すように、クライアント20はユーザか
らのアクセスを待つアクセス待ち状態において、ユーザ
のアクセス指示を受けたとき、要求されたコンテンツが
サーバ10からプッシュされているか否かを調べて(ス
テップSS2)、プッシュされていればそのコンテンツ
とともに登録されているメタデータの内容を読み出し
て、キーワード及びカテゴリを用いてマッチするか否か
の判断を行うことで、優先度の更新を行う。一方、プッ
シュされていなければ、サーバ10にコンテンツの送信
を要求することで、コンテンツを取得する(ステップS
S3)。そして、そのコンテンツのメタデータを取得で
きるか否かを判断し、取得できれば、優先度の更新を行
う(ステップSS4)。
【0044】優先度の更新処理において、メタデータの
項目M(i)とユーザの好みデータファイルの項目F
(j)とを比較し、一致した場合、当該項目の優先度を
逓増させる処理が行われる。なお、ここで、メタデータ
の項目M(i)とは、メタデータの中の、キーワード及
びカテゴリのすべての項目をいう。また、好みデータフ
ァイルの項目F(j)とは、ユーザの好みデータファイ
ルにあるキーワード及びカテゴリのすべての項目をい
う。即ち、ここで優先度の更新処理では、キーワードと
カテゴリを特に区別することなく、すべての項目につい
て更新処理が行われる。
【0045】以下、優先度の更新処理について図8を参
照しつつ詳しく説明する。まず、メタデータの項目番号
を示す変数iと好みデータファイルの項目番号を示す変
数jがリセットされる(ステップSS5、SS6)。次
に、メタデータの項目M(i)と好みデータファイルの
項目F(j)とが一致するか否かが判断される(ステッ
プSS7)。一致した場合、好みデータファイルの項目
F(j)の優先度を示す数値Fp(j)を逓増させる。
即ち、数値Fp(j)に所定の数値、例えば、「1」を
足す(ステップSS8)。
【0046】次に、変数jが好みデータファイルの最大
項目数N(F)に達しているか否かが判断され、達して
いない場合変数jに「1」を足して次回のマッチ処理、
即ち、ステップSS7の処理が行われる。変数jが好み
データファイルの最大項目数N(F)に達したとき、即
ちj=N(F)のとき、変数iがメタデータの最大項目
数N(M)に達しているか否かが判断され、達していな
い場合変数iに「1」を足して(ステップSS12)、
そして、変数jをリセットして、次回のマッチ処理、即
ち、ステップSS7の処理が行われる。
【0047】変数iがメタデータの最大項目数N(M)
に達したとき、即ち、メタデータの各項目とユーザ好み
データファイルの各項目が総当たりで比較が行われたの
で、優先度を示す数値Fpの更新処理が終了する。
【0048】上述した優先度の更新処理によって、クラ
イアント20はユーザがアクセスするコンテンツのメタ
データに応じて、ユーザの好みデータファイルの各項目
の優先度を自動的に設定することができる。そして、好
みデータファイルの各項目の優先度に従って、サーバ1
0からクライアント20へプッシュする情報を自動的に
制御することが可能である。例えば、優先度の低いコン
テンツにおいて、動画コンテンツの代わりに静止画のコ
ンテンツをプッシュするといったきめ細かい制御を行う
ことができる。
【0049】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ユーザの好みデータファイルを記憶装置22に保持
しておき、サーバ10からコンテンツがプッシュされた
とき、クライアント20は好みデータファイル及びコン
テンツのメタデータに従ってコンテンツを記憶装置22
に登録するか否かを決定し、またクライアント20は、
ユーザのアクセス傾向に応じて、好みデータファイルの
各項目の優先度を自動的に更新し、当該更新した優先度
情報に従ってサーバ10からプッシュされるコンテンツ
を取捨選択することができる。これによって、サーバ1
0からプッシュされた情報のうちユーザの趣味嗜好に応
じて必要なコンテンツのみがクライアント20によって
登録され、ユーザに閲覧または参照させることができ、
情報の収集管理及び利用を効率的に行うことができる。
さらに、クライアント20において、ユーザの好みデー
タファイルの各項目の優先度に従って登録するコンテン
ツを選択できるため、もっとも需要度の高い情報を効率
的に収集することができ、かつ記憶装置の記憶容量を有
効に利用できる。
【0050】第2実施形態 図9は本発明に係る情報配信システムの第2の実施形態
を示す接続図である。本実施形態では、各ユーザの好み
データファイルがネットワーク上の第3者によって管理
される。そして、この第3者によって管理された好みデ
ータファイルに従って、サーバ10は、それぞれのユー
ザの持つクライアントに必要な情報のみを配信する。
【0051】図9に示すように、本実施形態の情報配信
システムは、サーバ10、クライアント20、ネットワ
ーク30及び代理サーバ40によって構成されている。
実際にネットワーク30には、複数のユーザクライアン
トが接続されているが、図9ではクライアント20を一
つのみ示している。
【0052】代理サーバ40は、ユーザの好み情報を管
理するものであり、例えば、各ユーザの趣味嗜好を示す
好みデータファイルを含むデータベースを保有してい
る。代理サーバ40に記憶装置42が設けられ、当該記
憶装置42には、上記データベース及び当該データベー
スを管理するための情報が記憶されている。代理サーバ
40によってそれぞれのユーザのコンテンツアクセス傾
向に基づいて、各ユーザの好みデータファイルが登録さ
れる。また、ユーザの趣味嗜好を示す好みデータファイ
ル及び好みデータファイルの各項目の優先度が自動的に
更新される。サーバ10と代理サーバ40との間で、ユ
ーザの好みデータファイルに基づき、必要なとき情報交
換が行われるので、ユーザ側のクライアント20に変更
の必要がなく、ユーザが自分の好みデータファイルを意
識せずに必要な情報がサーバ10からプッシュされ、閲
覧または参照することができる。
【0053】図10は、代理サーバ40における処理の
フローチャートを示している。以下、図10を参照しつ
つ、本実施形態の情報配信システムにおける代理サーバ
40の処理について説明する。
【0054】代理サーバ40は、アクセス待ちの状態に
おいて、クライアント20からのアクセスを待つ(ステ
ップSP1)。クライアント20からのアクセスがあれ
ば、サーバ10から要求されたデータを取得し(ステッ
プSP2)、クライアント20に送信する(ステップS
P3)。
【0055】また、情報ステップSP2とSP3と並行
して、サーバ10に対してメタデータが取得可能か否か
を問い合わせる(ステップSP4)。メタデータが取得
可能ならば、サーバ10からメタデータを取得し(ステ
ップSP5)、アクセス要求を出したクライアントに対
して、予め用意されたユーザの好みデータファイルをそ
のメタデータに基づいて更新処理を行う。
【0056】なお、このメタデータの更新処理は、項目
の登録と優先度の更新などが含まれる。項目の登録は、
例えば、ユーザがアクセスするコンテンツのメタデータ
に、そのユーザの好みデータファイルにまだ登録されて
いない項目が含まれている場合、その項目を好みデータ
ファイルに登録する、いわゆる趣味登録を行う(ステッ
プSP8)。一方、ユーザがアクセスするコンテンツの
メタデータに含まれる項目が好みデータファイルにすで
に登録されている場合、即ち、趣味情報が一致(マッ
チ)した場合、当該項目についてその優先度を示す数値
が大きく設定される(ステップSP7)。
【0057】上述した更新処理によって、各ユーザの趣
味嗜好を示す好みデータファイルが代理サーバ40によ
って自動的に更新される。これによって、例えば、興味
が集中することが期待できる集合住宅、自治体などの単
位で代理サーバ40を設けることで、効率的にコンテン
ツを格納でき、ネットワーク上のトラフィックを軽減で
きる利点がある。
【0058】第3実施形態 図11は本発明に係る情報配信システムの第3の実施形
態を示す接続図である。図示のように、本実施形態の情
報配信システムにおいて、ネットワーク30にサーバ1
0、クライアント20、代理サーバ40が接続されてい
るほか、趣味嗜好の項目を管理する趣味項目管理サーバ
50が接続されている。
【0059】趣味項目管理サーバ50は、趣味嗜好の項
目を規定し、クライアント20や代理サーバ40にその
項目を選択して好みデータファイルを生成することもで
きる。この方法によって、項目のバラツキをなくして、
コンテンツのメタデータと各ユーザの好みデータファイ
ルを比較する際の効率が向上できる。趣味項目管理サー
バ50に記憶装置52が設けられている。当該記憶装置
52に、ユーザの趣味嗜好を示すカテゴリ、キーワード
などを含むデータベース(以下、これを趣味項目データ
ベースという)が記憶されている。
【0060】例えば、コンテンツをプッシュするとき、
メタデータとして「ジョン・レノン」が含まれていると
する。クライアント側ではそのキーワードを趣味項目管
理サーバ50に問い合わせて、趣味項目管理サーバ50
から「John Lennon 」、「ビートルズ」、及び「イマジ
ン」など、「ジョン・レノン」の表現上の揺らぎを吸収
したものや関連キーワードを返す。
【0061】図12は、趣味項目管理サーバ50におけ
る処理のフローチャートを示している。以下、図12を
参照しつつ、趣味項目管理サーバ50の動作について説
明する。趣味項目管理サーバは、要求待ち状態におい
て、代理サーバ40またはクライアント20からの要求
を待つ(ステップSQ1)。要求を受けたとき、要求さ
れた項目を取得する(ステップSQ2)。そして、趣味
項目管理サーバ50は、記憶装置52に記憶されている
趣味項目データベースにおいて、要求された項目で検索
を行い(ステップSQ3)、検索で見つけた関連項目を
要求側に返答する(ステップSQ4)。
【0062】こうした処理によって、趣味項目管理サー
バ50によって一括して管理された趣味項目データベー
スから趣味嗜好に応じた項目が取得できるので、各ユー
ザがそれぞれ自分の趣味嗜好に応じて項目を設定する分
散管理に比べて、項目のバラツキが小さくでき、マッチ
検索などの処理をより効率的に実行することが可能とな
る。なお、同様の処理を個々のクライアントで行うこと
も可能である。この場合、項目の表記の揺らぎや関連の
キーワードを含むデータベースが各クライアントによっ
て保持される。ただし、各クライアント側に保持されて
いるデータベースが、例えば、共通の情報源から得られ
たものである。例えば、趣味項目を提供するサーバから
趣味項目データベースを取得することによって、各クラ
イアントに保持されている項目の揺らぎを吸収できる。
【0063】上述した処理では、好みデータファイルに
ユーザの趣味嗜好を示す項目を列挙し、それにマッチす
るものだけがクライアントによって取り入れられる処理
を行うものだが、マッチしない情報を受け入れられるよ
うにすることもできる。図13は、このような処理を示
すフローチャートを示している。
【0064】以下、図13を参照しつつ、クライアント
20の処理について説明する。クライアント20は待ち
状態ではサーバ10からのプッシュ要求を待つ(ステッ
プSR1,SR2)。プッシュ要求があった場合、キー
ワードがマッチするか否かについて判断が行われる(ス
テップSR3)。そして、キーワードがマッチした場
合、記憶装置22に空き容量があるか否かについて確認
が行われる(ステップSR4)。確認の結果、記憶装置
22に空き容量がある場合、マッチしたキーワードにつ
いて登録処理が行われる(ステップSR5)。一方、記
憶装置22に空き容量がない場合に、削除処理が行われ
る(ステップSR6)。
【0065】なお、前述したように、登録処理では例え
ば、コンテンツのデータファイルが記憶装置22に記憶
されるほか、当該コンテンツの内容を示す情報、例え
ば、コンテンツの格納した場所、属性、コンテンツの作
成日時などの情報、及びメタデータなどがそれぞれコン
テンツに関連付けられ、記憶装置22に格納される。一
方、削除処理において、コンテンツを記憶装置22から
削除するほか、コンテンツの格納した場所、属性、コン
テンツの作成日時などの情報及びメタデータがすべて記
憶装置22から削除される。削除されるコンテンツの決
め方は、例えば、登録順で最も古いコンテンツから削除
するか、あるいは最も優先度の低いものから順次削除す
ることができる。
【0066】上述したキーワードのマッチ判断におい
て、キーワードがマッチしない場合、さらにカテゴリが
マッチするか否かの判断が行われる(ステップSR
7)。カテゴリがマッチした場合、上述した同様に記憶
装置22に空き容量があるかを判断し、空き容量がある
場合コンテンツの登録が行われ、空き容量がない場合に
削除処理が行われる。
【0067】カテゴリのマッチ判断において、カテゴリ
がマッチしない場合、記憶装置22に空き容量があるか
否かの判断が行われる(ステップSR8)。空き容量が
ある場合、コンテンツの登録処理が行われる(ステップ
SR10)。ただし、この登録処理によって登録された
コンテンツが低い優先度を持ち、削除処理が行われる場
合、優先度の低いコンテンツから削除される。記憶装置
22の空き容量の判断において、空き容量がない場合、
コンテンツが破棄される(ステップSR9)。
【0068】上述した処理において、サーバ10からプ
ッシュされてきたコンテンツがユーザの趣味嗜好にマッ
チしない場合でも、ただちに破棄せずに、記憶装置22
に空き容量がある場合に登録が行われる。即ち、記憶装
置22の空き状況に応じて、ユーザの趣味嗜好にマッチ
しないコンテンツも登録される。ただし、こうして登録
されたコンテンツを優先度が最も低いものとして、他に
コンテンツがプッシュされてきたとき、ユーザの趣味嗜
好とマッチした内容であれば、低い優先度のコンテンツ
が真先に削除される。
【0069】プッシュコンテンツプロバイダにとって、
この処理によって新規需要を掘り起こすことができる。
ユーザの趣味嗜好にマッチしないコンテンツでもユーザ
のクライアントに取り入れられるので、ユーザに対して
そのコンテンツに興味を持たせることができれば、その
ユーザの好みデータファイルに新規項目として追加する
ことになる。そして、次回のアクセスからユーザが積極
的にその項目のコンテンツにアクセスすることが期待で
きる。プッシュコンテンツプロバイダは、ユーザが現在
興味を持っていなくとも今後興味を持つであろう分野を
提案し、新たな顧客を確保することができる。
【0070】これを実現するために、プッシュされたコ
ンテンツに対してユーザのアクセス回数を保持するアク
セス情報記録手段とそれをサーバ10に掲示するアクセ
ス情報掲示手段が必要になる。ユーザがコンテンツにア
クセスすると、クライアントが管理するデータベース上
のアクセス回数の項目が更新される。そして、アクセス
情報掲示手段は、サーバ10からの要求に応じてアクセ
ス回数を含むアクセス情報をサーバ10に提示する。ま
た、コンテンツのメタデータも同様に掲示できるものと
する。
【0071】サーバ10側ではこうして得られたコンテ
ンツのメタデータ、アクセス回数などのユーザアクセス
情報をもとに、ユーザの趣味嗜好を判断し、今後プッシ
ュするコンテンツを最適化することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報配信
システムによれば、ユーザ側から趣味嗜好を掲示するこ
とで必要な情報が自動的に収集されるため、自ら苦労し
て探し回る必要がなく、また、情報提供側はより効果的
に情報提供の対象を絞り込み、コンテンツをプッシュす
ることができる。その結果、ネットワークに無駄なトラ
フィックを軽減することが可能である。また、本発明に
よれば、ユーザの趣味嗜好を示す各項目にそれぞれ数値
で示す優先度を付与することによって、優先度に応じて
最も必要とする情報を効率よく集めることができる。ユ
ーザのアクセス傾向に応じて趣味嗜好の項目やその優先
度を更新することによって、変化する趣味嗜好に追随す
ることができ、常にユーザの趣味嗜好にあわせて必要な
情報を提供できる。さらに、クライアント側またはクラ
イアントとサーバ以外の第3者によってユーザの趣味嗜
好を示す好みデータを管理し、ユーザのアクセス傾向に
応じて各ユーザの好みデータを常時更新することによっ
て、ユーザが特に意識することなく、好みの情報を取り
入れるだけでその後必要な情報が自動的にクライアント
に集まるので、情報収集の利便性が向上できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報配信システムの第1の実施形
態を示す構成図である。
【図2】クライアントの内部構成を示す図である。
【図3】ユーザの好みデータファイルの一例を示す図で
ある。
【図4】テーブルで表現した好みデータファイルの一例
を示す図である。
【図5】プッシュ情報の処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】メタデータの一例を示す図である。
【図7】優先度が付加された好みデータファイルの一例
を示す図である。
【図8】優先度の更新処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明に係る情報配信システムの第2の実施形
態を示す構成図である。
【図10】代理サーバにおける処理のフローチャートを
示す図である。
【図11】本発明に係る情報配信システムの第3の実施
形態を示す構成図である。
【図12】趣味項目管理サーバにおける処理のフローチ
ャートを示す図である。
【図13】クライアントにおけるコンテンツの登録処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…サーバ、12…サーバの記憶装置、20…クライ
アント、22…クライアントの記憶装置、201…情報
送信手段、202…情報受信手段、203…情報掲示手
段、204…情報検索手段、205…情報登録手段、2
06…記憶装置通信手段、30…ネットワーク、40…
代理サーバ、42…代理サーバの記憶装置、50…趣味
項目管理サーバ、52…趣味項目管理サーバの記憶装
置。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介してユーザのクライアン
    トに情報を送信する情報提供サーバと、 上記情報提供サーバによって送信された情報をユーザの
    好み情報に応じて選択する情報選択手段と、 上記情報選択手段によって選択された情報を記憶し、上
    記ユーザに提供する情報記憶手段とを有する情報配信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】上記情報提供サーバによって提供された情
    報に、当該情報の内容を示すメタデータが含まれている
    請求項1記載の情報配信システム。
  3. 【請求項3】上記ユーザのアクセス傾向に基づいて上記
    好み情報を生成する好み情報管理手段を有する請求項1
    記載の情報配信システム。
  4. 【請求項4】上記好み情報管理手段は、上記ユーザのア
    クセス傾向と上記サーバによって提供される情報に含ま
    れる上記提供情報の内容を示すメタデータとに基づき、
    上記ユーザの好み情報に含まれる各項目の優先度を示す
    数値を設定する請求項3記載の情報配信システム。
  5. 【請求項5】上記好み情報管理手段は、上記メタデータ
    に含まれている上記ユーザの趣味嗜好を示す項目と上記
    ユーザの好み情報に含まれている項目とを比較して、一
    致した場合、上記ユーザの好み情報の当該項目に対応す
    る優先度を増加する請求項4記載の情報配信システム。
  6. 【請求項6】上記好み情報管理手段は、上記ユーザのク
    ライアントに設けられている請求項3記載の情報配信シ
    ステム。
  7. 【請求項7】上記好み情報管理手段は、上記ネットワー
    クに接続されている他のサーバに設けられている請求項
    3記載の情報配信システム。
  8. 【請求項8】情報提供サーバからネットワークを介して
    ユーザのクライアントに情報を送信するステップと、 上記送信された情報を受信し、ユーザの好み情報に応じ
    て上記受信情報を選択するステップと、 上記選択された情報を記憶し、上記ユーザに提供するス
    テップとを有する情報配信方法。
  9. 【請求項9】上記情報提供サーバから、上記送信される
    情報の内容を示すメタデータを上記クライアントに送信
    するステップを有する請求項8記載の情報配信方法。
  10. 【請求項10】上記ユーザのアクセス傾向に基づいて上
    記ユーザの好み情報を生成するステップを有する請求項
    8記載の情報配信方法。
  11. 【請求項11】上記ユーザのアクセス傾向と上記サーバ
    によって提供される上記メタデータとに基づき、上記ユ
    ーザの好み情報に含まれる各項目の優先度を示す数値を
    設定するステップを有する請求項9記載の情報配信方
    法。
  12. 【請求項12】上記メタデータに含まれている上記ユー
    ザの趣味嗜好を示す項目と上記ユーザの好み情報に含ま
    れている項目とを比較して、一致した場合、上記ユーザ
    の好み情報の当該項目に対応する優先度を増加するステ
    ップを有する請求項11記載の情報配信方法。
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