JP2002149162A - 電磁音響変換器 - Google Patents

電磁音響変換器

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JP2002149162A
JP2002149162A JP2001186945A JP2001186945A JP2002149162A JP 2002149162 A JP2002149162 A JP 2002149162A JP 2001186945 A JP2001186945 A JP 2001186945A JP 2001186945 A JP2001186945 A JP 2001186945A JP 2002149162 A JP2002149162 A JP 2002149162A
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JP2001186945A
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Yoichi Goto
陽一 後藤
Yoshiharu Oishi
義治 大石
Takao Katsuki
隆雄 勝木
Susumu Tanigawa
進 谷川
Morimasa Fushimi
守正 伏見
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Star Micronics Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R13/00Transducers having an acoustic diaphragm of magnetisable material directly co-acting with electromagnet

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数や製造コストの増加を抑制し、組立
て強度および信頼性を向上できる電磁音響変換器を提供
する。 【解決手段】 電磁音響変換器1は、磁性材料で形成さ
れたベース24と、磁性材料で形成され、ベース24に
立設する磁心22と、磁性材料で形成され、磁心先端か
ら空隙を隔てて支持される振動板20と、ベース24、
磁心22および振動板20と共に磁気回路を構成し、静
磁界を供給するマグネット25と、磁心周囲に配置さ
れ、該磁気回路に振動磁界を供給するコイル23と、コ
イル23を保持するコイルボビン30と、これらの部材
を収納するハウジング10などで構成され、コイルボビ
ン30は磁心22およびベース24とともに一体成形さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁音響変換によ
って音響を発生する電磁音響変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁音響変換器は、マグネットからの磁
界がベース部材、磁心および振動板を通過して再びマグ
ネットに戻るまでの磁気回路を有し、磁心周囲に配置さ
れたコイルに電気振動信号を供給すると、コイルが発生
する振動磁界が磁気回路の静磁界に重畳され、振動板の
振動が空気に伝達されることによって音響を発生する。
【0003】電磁音響変換器にはコイル通電用の端子が
設けられ、他の電子部品と同様に、回路基板の配線パタ
ーンに半田付け等で接続されることが多い。
【0004】コイルを磁心周囲に実装する場合、a)磁心
にコイルボビンを装着した後、コイルボビンにコイル線
を巻き付ける直巻き法と、b)再利用可能な別のコイルボ
ビンを用いてコイル線を巻き付け、接着等によってコイ
ル単体の形状を固めた後、コイルを取り出して変換器に
装着する別巻き法に大別される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】別巻き法はコイル単体
の量産性に優れるが、コイルを変換器に装着する際、コ
イルのリード線が極めて細いため、リード線を端子に接
続するコイル端末処理に慎重さを要し、生産性向上のネ
ックになる。
【0006】一方、直巻き法は、コイル巻き付けとコイ
ル端末処理とを同時に実施できるという利点があるが、
コイルボビンが必要になり、部品点数や組立て工数が増
加する。
【0007】本発明の目的は、部品点数や製造コストの
増加を抑制し、組立て強度および信頼性を向上できる電
磁音響変換器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁性材料で形
成されたベース部材と、磁性材料で形成され、ベース部
材に立設する磁心と、磁性材料で形成され、磁心先端か
ら空隙を隔てて支持される振動板と、ベース部材、磁心
および振動板と共に磁気回路を構成し、静磁界を供給す
るためのマグネットと、磁心周囲に配置され、該磁気回
路に振動磁界を供給するためのコイルと、磁心とコイル
との間に介在し、コイルを保持するためのコイルボビン
と、ベース部材、磁心、振動板、マグネット、コイルお
よびコイルボビンを収納するためのハウジング部材とを
備え、コイルボビンは、磁心およびベース部材とともに
一体成形されていることを特徴とする電磁音響変換器で
ある。
【0009】本発明に従えば、コイルボビンを磁心およ
びベース部材とともにインサート成形等で一体成形する
ことによって、コイルボビンの接着が不要になり、コイ
ルボビンの固定強度を向上でき、部品点数や製造コスト
の低減化が図られる。
【0010】また本発明は、磁性材料で形成されたベー
ス部材と、磁性材料で形成され、ベース部材に立設する
磁心と、磁性材料で形成され、磁心先端から空隙を隔て
て支持される振動板と、ベース部材、磁心および振動板
と共に磁気回路を構成し、静磁界を供給するためのマグ
ネットと、磁心周囲に配置され、該磁気回路に振動磁界
を供給するためのコイルと、ベース部材、磁心、振動
板、マグネットおよびコイルを収納するためのハウジン
グ部材と、外部からコイルへ電流を供給するための端子
と、ベース部材と端子とを電気的に絶縁するための電気
絶縁部材とを備え、電気絶縁部材は、ベース部材ととも
に一体成形されていることを特徴とする電磁音響変換器
である。
【0011】本発明に従えば、ベース部材と端子とを電
気的に絶縁する電気絶縁部材をベース部材とともにイン
サート成形等で一体成形することによって、電気絶縁部
材の接着が不要になり、電気絶縁部材の固定強度を向上
でき、部品点数や製造コストの低減化が図られる。
【0012】また本発明は、電気絶縁部材は、端子とと
もに一体成形されていることを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、電気絶縁部材をベース部
材だけでなく端子とともにインサート成形等で一体成形
することによって、端子の接着が不要になり、端子の固
定強度を向上でき、部品点数や製造コストの低減化が図
られる。
【0014】また本発明は、ベース部材の外面は、電気
絶縁部材によって覆われていることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、ベース部材と電気絶縁部
材とをインサート成形等で一体成形する際に、ベース部
材の外面を電気絶縁部材で覆うことによって、変換器底
面を封止するための封止剤の使用量を大幅に削減でき
る。また、ベース部材が外部に露出しなくなるため、短
絡や結露、酸化を防止できる。
【0016】また本発明は、端子は、電気絶縁部材に係
合する抜け止め部を有することを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、端子に電気絶縁部材に係
合する抜け止め部を形成することによって、端子の固定
強度をより向上できる。
【0018】また本発明は、コイルを保持するためのコ
イルボビンを備え、コイルボビンと電気絶縁部材とが一
体成形されていることを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、コイルボビンと電気絶縁
部材とを射出成形等で一体成形することによって、コイ
ルボビンの接着が不要になり、コイルボビンの固定強度
を向上でき、部品点数や製造コストの低減化が図られ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態を
示す分解斜視図である。図2は、ベース24の背面側を
示す斜視図である。図3(a)は本発明の実施の一形態
を示す垂直中央端面図であり、図3(b)はベース24
の上にマグネット25を載置した状態を示す平面図であ
る。
【0021】電磁音響変換器1は、ハウジング10の中
にベース24、磁心22、コイル23、マグネット2
5、振動板20が収納されて構成され、全体として扁平
の円柱形状を成す。全体の寸法はたとえば直径25mm×本
体高さ12mm程度である。
【0022】ベース24は、ハウジング10の内径に緩
く嵌り込む直径を持つ円板形状を成し、中心を挟んで一
定距離隔てて長円状の貫通孔24aが2つ形成されてい
る。貫通孔24aにはリード端子41,42が通過して
おり、両者の短絡を防止するための電気絶縁部32が装
着されている。
【0023】ベース24の中央には円柱状の磁心22が
立設し、磁心22の周りにコイル23が配置される。ベ
ース24および磁心22は磁性材料で形成され、両者は
かしめ等によって一体化して単一のポールピース部材と
して構成しても構わない。
【0024】マグネット25はリング状を成し、ベース
24の上に磁心22に対して同心円に配置される。マグ
ネット25とコイル23との間は環状の内部空間が確保
される。
【0025】マグネット25は、振動板20を支持する
支持部材として兼用され、図3(a)に示すように、マ
グネット25の内側には複数の環状段差が形成され、そ
のうち環状に形成された水平な台座28に円板状の振動
板20が載置され、振動板20の周縁部は環状段差によ
って位置決めされる。
【0026】振動板20は磁性材料で形成され、振動板
20の背面中央と磁心22の先端との間は一定の空隙が
確保される。振動板20の前面中央には円板状の磁片2
1が固定され、振動板20の質量を増加させて空気の振
動効率を向上させている。
【0027】ハウジング10は、熱可塑性樹脂等の合成
樹脂で形成され、ベース24の外径形状に合うように円
筒箱状に形成される。ハウジング10の周壁12の内面
には、マグネット25および振動板20を位置決めする
規制部13が形成され、接着剤なしでマグネット25の
位置決めと固定を実現している。
【0028】ハウジング10の周壁12とベース24と
は、図3(a)に示すように、接着剤やモールド樹脂等
の充填部材19によって封止、接合される。
【0029】ハウジング10の天板には、振動板20と
対向するように磁片21より小さい直径を有する放音開
口11が形成される。放音開口11の下面には、磁片2
1から所定距離隔てて変位規制部14が形成される。
【0030】磁心22には、コイル23を保持するため
のコイルボビン30が装着される。コイルボビン30
は、合成樹脂等の電気絶縁材料で形成され、コイル23
の上端および下端を規制する上フランジおよび下フラン
ジ31を有し、さらに電気絶縁部32も合わせて磁心2
2、ベース24およびリード端子41,42とともにイ
ンサート成形等で一体成形される。こうした一体成形に
よって、コイルボビン30、電気絶縁部32およびリー
ド端子41,42の接着が不要になり、これらの固定強
度を向上でき、部品点数や製造コストの低減化が図られ
る。
【0031】リード端子41,42は、はんだメッキ銅
線等で形成され、ベース24の内面側に突出した突出部
41a,42aと、突出部41a,42aから中心方向
に屈曲した屈曲部41b,42bと、屈曲部41b,4
2bからベース24の外面側に突出した露出部41c,
42cとを有する。
【0032】突出部41a,42aは、コイルボビン3
0にコイル線23aを巻き付ける回転軸と、突出部にコ
イル線23aを巻き付ける回転軸とがほぼ平行になるよ
うに、コイル軸方向に突出している。
【0033】こうした構成によって、コイル巻き装置を
用いてまず突出部41aにコイル線23aを巻き付け、
次にコイルボビン30にコイル線23aを巻き付け、次
に突出部42aにコイル線23aを巻き付けるという工
程を経ることによって、コイル巻き付けとコイル端末処
理とを一連の手順で実施できるため、製造工程の簡素化
やコスト低減を図ることができる。
【0034】また、ベース24の内面側に突出した突出
部41a,42aにコイル線23aを接続することによ
って、ベース24の外面側に充填部材19を充填した場
合、コイル線23aが充填部材19に接触しなくなるた
め、熱衝撃試験時などでコイル線23aに加わるストレ
スを解消できる。
【0035】また、リード端子41,42の露出部41
c,42cに物理的接触や半田付け等でストレスが加わ
っても、ストレスが突出部41a,42aまで伝わり難
くなるため、コイル線23aに加わるストレスを低減で
きる。
【0036】コイルボビン30の下フランジ31は、突
出部41a,42aを包囲するように広く形成してお
り、これによって突出部41a、コイルボビン30およ
び突出部42aにまたがるコイル線23aがベース24
に接触するのを防止している。
【0037】リード端子41,42の屈曲部41b,4
2bは、リード端子41,42の抜けを防止する機能
と、突出部41a,42aのピッチと露出部41c,4
2cのピッチとを変換する機能とを有する。
【0038】リード端子41,42を真直な形状にした
場合、リード端子41,42は電気絶縁部32との摩擦
だけで固定されるのに対して、途中に屈曲部41b,4
2bを形成すると、電気絶縁部32との係合が強固にな
り、長手方向への抜けを確実に防止できる。
【0039】また、突出部41a,42aとコイルボビ
ン30との間隔はコイル巻き装置のアームヘッドが通過
可能なように確保する必要があるため、こうした屈曲部
41b,42bを設けることによって、露出部41c,
42cのピッチを外部回路基板のランド形状に柔軟に適
合することができる。
【0040】次に動作について説明する。マグネット2
5は厚さ方向に磁化されており、たとえばマグネット2
5の底面がN極、上面がS極に着磁している場合、マグ
ネット25の底面から出た磁力線はベース24の周縁部
→ベース24の中央部→磁心22→振動板20の中央部
→振動板20の周縁部→マグネット25の上面という経
路で通過して、全体として閉じた磁気回路を構成する。
マグネット25はこうした磁気回路に静磁界を供給する
機能を有し、この静磁界によって振動板20は磁心22
およびマグネット25側に吸引された状態で安定に支持
される。
【0041】磁心22に巻回されたコイル23は、回路
基板からリード端子41,42、コイル線23aを経由
して電気振動信号が供給されると、磁気回路に振動磁界
を供給する。すると静磁界と振動磁界との重畳によって
振動板20が振動し、振動板20の前面側空気および背
面側空気を振動する。
【0042】振動板20の前面側で発生した音響は、放
音開口11から外界に放出される。振動板20の背面側
で発生した音響は前面側音響と逆位相であるため、環状
の内部空間に閉じ込めることによって、前面側音響との
干渉をできる限り抑制している。
【0043】図4(a)はベース24、磁心22、コイ
ルボビン30の一体成形の例を示す説明図であり、図4
(b)はその垂直中央断面図である。ベース24と磁心
22をかしめによって一体化した後、コイルボビン30
の成形金型に装着してインサート成形することによっ
て、ベース24、磁心22、コイルボビン30の一体成
形が実現する。
【0044】図5は、ベース24、磁心22の一体成形
の他の例を示す説明図である。ベース24、磁心22
は、切削加工、プレス加工、鍛造などによって単一のポ
ールピース部材として一体成形が可能である。
【0045】図6(a)はベース24、磁心22、コイ
ルボビン30の一体成形の他の例を示す説明図であり、
図6(b)はその垂直中央断面図である。図4と同様
に、ベース24と磁心22をかしめによって一体化した
後、コイルボビン30の成形金型に装着してインサート
成形している。ここでは、磁心22の周面にアンダーカ
ット部22aを形成することによって、コイルボビン3
0の抜けを防止している。
【0046】図7、図8は本発明の実施の他の形態を示
し、図7はベース24の背面側を示す斜視図、図8
(a)は垂直中央端面図、図8(b)はベース24の上
にマグネット25を載置した状態を示す平面図である。
【0047】本実施形態は、図1〜図3に示した構成と
同様であるが、電気絶縁部32の形状が相違する。
【0048】電気絶縁部32は、ベース24の周縁付近
まで延びる被覆部32aを有し、ベース24および磁心
22の外側露出面の全体をほぼ覆うようにインサート成
形等で一体成形されている。
【0049】ハウジング10の周壁12とベース24と
の間には、接着剤やモールド樹脂等の充填部材19が充
填され、被覆部32aと充填部材19とによって変換器
1の金属露出面が絶縁封止される。
【0050】図1〜図3の構成では、ベース24および
磁心22の一部が外部に露出していたため、用途や製品
仕様に依っては変換器1の底面全体を充填部材19で封
止することがあり、その際、多量の充填部材19が必要
になる。
【0051】一方、図7、図8の構成は被覆部32aを
設けているため、充填部材19はベース24の周縁部分
で足りることになり、充填部材19の使用量を大幅に削
減できる。また、ベース24や磁心22の外側露出面を
確実に覆うことで、短絡や結露、酸化を防止でき、変換
器1の信頼性や寿命を向上できる。
【0052】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、コ
イルボビンを磁心およびベース部材とともにインサート
成形等で一体成形することによって、コイルボビンの接
着が不要になり、コイルボビンの固定強度を向上でき、
部品点数や製造コストの低減化が図られる。
【0053】また、ベース部材と端子とを電気的に絶縁
する電気絶縁部材をベース部材とともにインサート成形
等で一体成形することによって、電気絶縁部材の接着が
不要になり、電気絶縁部材の固定強度を向上でき、部品
点数や製造コストの低減化が図られる。
【0054】また、電気絶縁部材をベース部材だけでな
く端子とともにインサート成形等で一体成形することに
よって、端子の接着が不要になり、端子の固定強度を向
上でき、部品点数や製造コストの低減化が図られる。
【0055】また、ベース部材の外面を電気絶縁部材で
覆うことによって、変換器底面を封止するための封止剤
の使用量を大幅に削減できる。また、ベース部材が外部
に露出しなくなるため、短絡や結露、酸化を防止でき
る。
【0056】また、端子に電気絶縁部材に係合する抜け
止め部を形成することによって、端子の固定強度をより
向上できる。
【0057】また、コイルボビンと電気絶縁部材とを射
出成形等で一体成形することによって、コイルボビンの
接着が不要になり、コイルボビンの固定強度を向上で
き、部品点数や製造コストの低減化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】ベース24の背面側を示す斜視図である。
【図3】図3(a)は本発明の実施の一形態を示す垂直
中央端面図であり、図3(b)はベース24の上にマグ
ネット25を載置した状態を示す平面図である。
【図4】図4(a)はベース24、磁心22、コイルボ
ビン30の一体成形の例を示す説明図であり、図4
(b)はその垂直中央断面図である。
【図5】ベース24、磁心22の一体成形の例を示す説
明図である。
【図6】図6(a)はベース24、磁心22、コイルボ
ビン30の一体成形の他の例を示す説明図であり、図6
(b)はその垂直中央断面図である。
【図7】本発明の実施の他の形態におけるベース24の
背面側を示す斜視図である。
【図8】図8(a)は本発明の実施の他の形態を示す垂
直中央端面図であり、図8(b)はベース24の上にマ
グネット25を載置した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 電磁音響変換器 10 ハウジング 11 放音開口 19 充填部材 20 振動板 21 磁片 22 磁心 23 コイル 23a コイル線 24 ベース 24a 貫通孔 25 マグネット 30 コイルボビン 31 下フランジ 32 電気絶縁部 32a 被覆部 41,42 リード端子 41a,42a 突出部 41b,42b 屈曲部 41c,42c 露出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝木 隆雄 静岡県静岡市中吉田20番10号 スター精密 株式会社内 (72)発明者 谷川 進 静岡県静岡市中吉田20番10号 スター精密 株式会社内 (72)発明者 伏見 守正 静岡県静岡市中吉田20番10号 スター精密 株式会社内 Fターム(参考) 5D021 BB11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料で形成されたベース部材と、 磁性材料で形成され、ベース部材に立設する磁心と、 磁性材料で形成され、磁心先端から空隙を隔てて支持さ
    れる振動板と、 ベース部材、磁心および振動板と共に磁気回路を構成
    し、静磁界を供給するためのマグネットと、 磁心周囲に配置され、該磁気回路に振動磁界を供給する
    ためのコイルと、 磁心とコイルとの間に介在し、コイルを保持するための
    コイルボビンと、 ベース部材、磁心、振動板、マグネット、コイルおよび
    コイルボビンを収納するためのハウジング部材とを備
    え、 コイルボビンは、磁心およびベース部材とともに一体成
    形されていることを特徴とする電磁音響変換器。
  2. 【請求項2】 磁性材料で形成されたベース部材と、 磁性材料で形成され、ベース部材に立設する磁心と、 磁性材料で形成され、磁心先端から空隙を隔てて支持さ
    れる振動板と、 ベース部材、磁心および振動板と共に磁気回路を構成
    し、静磁界を供給するためのマグネットと、 磁心周囲に配置され、該磁気回路に振動磁界を供給する
    ためのコイルと、 ベース部材、磁心、振動板、マグネットおよびコイルを
    収納するためのハウジング部材と、 外部からコイルへ電流を供給するための端子と、 ベース部材と端子とを電気的に絶縁するための電気絶縁
    部材とを備え、 電気絶縁部材は、ベース部材とともに一体成形されてい
    ることを特徴とする電磁音響変換器。
  3. 【請求項3】 電気絶縁部材は、端子とともに一体成形
    されていることを特徴とする請求項2記載の電磁音響変
    換器。
  4. 【請求項4】 ベース部材の外面は、電気絶縁部材によ
    って覆われていることを特徴とする請求項2または3記
    載の電磁音響変換器。
  5. 【請求項5】 端子は、電気絶縁部材に係合する抜け止
    め部を有することを特徴とする請求項2記載の電磁音響
    変換器。
  6. 【請求項6】 コイルを保持するためのコイルボビンを
    備え、 コイルボビンと電気絶縁部材とが一体成形されているこ
    とを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の電磁音
    響変換器。
JP2001186945A 2000-08-30 2001-06-20 電磁音響変換器 Pending JP2002149162A (ja)

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