JP2002146942A - 防・耐火パネル及び防火戸 - Google Patents

防・耐火パネル及び防火戸

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JP2002146942A
JP2002146942A JP2000382326A JP2000382326A JP2002146942A JP 2002146942 A JP2002146942 A JP 2002146942A JP 2000382326 A JP2000382326 A JP 2000382326A JP 2000382326 A JP2000382326 A JP 2000382326A JP 2002146942 A JP2002146942 A JP 2002146942A
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Japan
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fireproof
fire
heat
refractory material
expandable
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JP2000382326A
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English (en)
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Kenji Otsuka
健二 大塚
Masaki Tono
正樹 戸野
Kazuhiro Okada
和廣 岡田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚みが薄く、軽量で耐火性に優れる防・耐火
パネル及びそれを用いた防火戸の提供。 【解決手段】 加熱によって膨張して耐火断熱層を形成
し、50kW/m2の加熱条件下で30分加熱した後の
体積膨張倍率が3〜30倍である、0.1〜4mm厚の
熱膨張性耐火材の少なくとも片面に木質板を設けた積層
体からなることを特徴とする防・耐火パネル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防・耐火パネル及
び防火戸に関し、特に熱膨張性耐火材を有する防・耐火
パネル及び防火戸に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からドアとしては、木質材料、又は
金属材料が使われている。このうち、木質材料からなる
ドアは、その意匠性が優れていることから好適に用いら
れている。しかしながら、木質材料の場合、火災が発生
したときにそれ自体が燃えやすく、類焼が発生するとい
う問題があった。このため、木質材料に防・耐火性を付
与するために、甲種防火戸のような木質板とガラス繊維
混入ケイ酸カルシウム板やセメント板とを複合した防火
戸が作られているが、防・耐火性を発現させるために厚
みが厚くなると同時に重量が重くなり過ぎるという問題
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、厚みが薄く、軽量で耐火性に優れる防・耐火パ
ネルを提供し、また、これを用いた防火戸を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究をすすめた結果、特定の厚さで特
定の体積膨張倍率を有する熱膨張性耐火材を用いること
により、耐火性能に優れ、かつ軽量で厚みが薄く、施工
性に優れ、さらに生産性に優れた防・耐火パネル及び防
火戸が得られることを見出し、本発明を完成させた。
【0005】すなわち、本発明の第1の発明は、加熱に
よって膨張して耐火断熱層を形成し、50kW/m2
加熱条件下で30分加熱した後の体積膨張倍率が3〜3
0倍である、0.1〜4mm厚の熱膨張性耐火材の少な
くとも片面に木質板を設けた積層体からなることを特徴
とする防・耐火パネルである。
【0006】また、本発明の第2の発明は、難燃性材料
又は不燃性材料若しくは準不燃性材料の両面に、第1の
発明に記載の積層体を設けてなることを特徴とする防・
耐火パネルである。
【0007】また、本発明の第3の発明は、難燃性材料
又は不燃性材料若しくは準不燃性材料の両面に、前記熱
膨張性耐火材、木質板の順に設けてなることを特徴とす
る第2の発明に記載の防・耐火パネルである。
【0008】また、本発明の第4の発明は、熱膨張性耐
火材の少なくとも片面に金属板もしくは金属箔が配置さ
れていることを特徴とする第1〜4のいずれかの発明に
記載の防・耐火パネルである。
【0009】また、本発明の第5の発明は、上記熱膨張
性耐火材が、熱可塑性樹脂及び/又はゴム物質又はエポ
キシ樹脂100重量部に対し、無機充填剤を50〜40
0重量部含有し、そのうち少なくとも加熱時に膨張する
層状無機物を20〜150重量部含有することを特徴と
する第1〜4のいずれかの発明に記載の防・耐火パネル
である。
【0010】また、本発明の第6の発明は、第1〜5の
いずれかの発明に記載の防・耐火パネルからなる防火戸
である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の防・耐火パネルは、熱膨
張性耐火材の少なくとも片面に木質材を設けた積層体又
は難燃性材料又は不燃性材料若しくは準不燃性材料(以
下、「難燃性材料等」という。)の両面に該積層体を設
けたものである。その構成について以下に詳細に説明す
る。
【0012】(1)熱膨張性耐火材 本発明で用いる熱膨張性耐火材は、加熱によって膨張し
て耐火断熱層を形成しうるものであり、50kW/m2
の加熱条件下で30分加熱した後の体積膨張率が3〜3
0倍であるものであれば、特に限定されないが、次のよ
うな熱可塑性樹脂及び/又はゴム物質又はエポキシ樹脂
に無機充填剤及び熱膨張性無機化合物である層状無機物
を配合した樹脂組成物からなるものが好ましい。
【0013】熱可塑性樹脂及び/又はゴム物質として
は、例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、
ポリ(1−)ブテン樹脂、ポリペンテン樹脂等のポリオ
レフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン系樹脂、ポリカーボネート系
樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、フェノ
ール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリブテン、ポリク
ロロプレン、ポリブタジエン、ポリイソブチレン、ブチ
ルゴム、ニトリルゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン
−ブタジエンゴム、ゴム、塩素化ブチルゴム、エチレン
−プロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、ア
クリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、多加硫ゴム、シ
リコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等が挙げられ
る。
【0014】上記熱可塑性樹脂及び/又はゴム物質は、
単独で用いても、2種以上を併用して用いてもよい。樹
脂の溶融粘度、柔軟性、粘着性等の調整のため、2種以
上の樹脂をブレンドしたものをベース樹脂として用いて
もよい。
【0015】さらに、上記熱可塑性樹脂及び/又はゴム
物質は、本発明における熱膨張性耐火材の耐火性能を阻
害しない範囲で、架橋や変性が施されてもよい。上記上
記熱可塑性樹脂及び/又はゴム物質の架橋方法は、特に
限定されず、熱可塑性樹脂又はゴム物質について通常行
われる架橋方法、例えば、各種架橋剤、過酸化物等を使
用する架橋方法、電子線照射による架橋方法等が挙げら
れる。
【0016】エポキシ樹脂としては、特に限定されない
が、基本的にはエポキシ基を持つモノマーと硬化剤を反
応させて得られる樹脂である。
【0017】エポキシ基をもつモノマーとしては、例え
ば、2官能のグリシジルエーテル型として、ポリエチレ
ングリコール型、ポリプロピレングリコール型、ネオペ
ンチルグリコール型、1,6−ヘキサンジオール型、ト
リメチロールプロパン型、プロピレンオキサイド−ビス
フェノールA型、水添ビスフェノールA型等が挙げら
れ、グリシジルエステル型として、ヘキサヒドロ無水フ
タル酸型、テトラヒドロ無水フタル酸型、ダイマー酸
型、p−オキシ安息香酸型等が挙げられ、多官能のグリ
シジルエーテル型として、フェノールノボラック型、オ
ルトクレゾール型、DPPノボラック型、ジシクロペン
タジエン・フェノール型等が挙げられる。これらは単独
でも、2種類以上混合して用いてもよい。
【0018】また、硬化剤としては、重付加型として、
ポリアミン、酸無水物、ポリフェノール、ポリメルカプ
タン等が、触媒型として、3級アミン、イミダゾール
類、ルイス酸錯体等が挙げられる。これらエポキシ樹脂
の硬化方法は、特に限定されず、公知の方法により行う
ことができる。
【0019】エポキシ樹脂と熱膨張性無機化合物を含有
する樹脂組成物からなる熱膨張性耐火材は、膨張後の熱
膨張性耐火材が補強構造をとるようになるため、形状保
持性に優れており、材料の厚みを薄くすることができ、
好適に用いることができる。
【0020】無機充填剤としては、特に限定されず、例
えば、シリカ、珪藻土、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化鉄、酸化
錫、酸化アンチモン、フェライト類、水酸化カルシウ
ム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、塩基性
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、炭酸亜鉛、炭酸バリウム、ドーソナイト、ハイドロ
タルサイト、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、石膏繊
維、ケイ酸カルシウム、タルク、クレー、マイカ、モン
モリロナイト、ベントナイト、活性白土、セピオライ
ト、イモゴライト、セリサイト、ガラス繊維、ガラスビ
ーズ、シリカ系バルン、窒化アルミニウム、窒化ホウ
素、窒化ケイ素、カーボンブラック、グラファイト、炭
素繊維、炭素バルン、木炭粉末、各種金属粉、チタン酸
カリウム、硫酸マグネシウム、チタン酸ジルコン酸鉛、
アルミニウムボレート、硫化モリブデン、炭化ケイ素、
ステンレス繊維、ホウ酸亜鉛、各種磁性粉、スラグ繊
維、フライアッシュ、無機系リン化合物等が挙げられ
る。これらは、単独でも、2種以上をさらに混合して用
いてもよい。
【0021】これらの中でも、特に、骨材的役割を果た
す炭酸カルシウム、炭酸亜鉛で代表される金属炭酸塩、
骨材的役割の他に加熱時に吸熱効果も付与する水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウムで代表される含水無機
物が好ましい。
【0022】また、無機系リン化合物は、難燃性を向上
させるために好適に用いられる。無機系リン化合物とし
ては、特に限定されず、例えば、赤リン;リン酸ナトリ
ウム、リン酸カリウム、リン酸マグネシウム等のリン酸
金属塩;ポリリン酸アンモニウム類等が挙げられる。な
かでも性能、安全性、費用等の点においてポリリン酸ア
ンモニウム類がより好ましい。
【0023】加熱時に膨張する熱膨張性無機化合物であ
る層状無機物としては、特に限定はないが、例えば、バ
ーミキュライト、カオリン、マイカ、熱膨張性黒鉛等が
挙げられる。これらの中でも、発泡開始温度が低いこと
から熱膨張性黒鉛が好ましい。
【0024】熱膨張性黒鉛とは、従来公知の物質であ
り、天然鱗状グラファイト、熱分解グラファイト、キッ
シュグラファイト等の粉末を濃硫酸、硝酸、セレン酸等
の無機酸と、濃硝酸、過塩素酸、過塩素酸塩、過マンガ
ン酸塩、重クロム酸塩、過酸化水素等の強酸化剤とで処
理してグラファイト層間化合物を生成させたもので、炭
素の層状構造を維持したままの結晶化合物である。
【0025】上記のように酸処理して得られた熱膨張性
黒鉛は、更にアンモニア、脂肪族低級アミン、アルカリ
金属化合物、アルカリ土類金属化合物等で中和したもの
を使用するのが好ましい。
【0026】上記脂肪族低級アミンとしては、例えば、
モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミ
ン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン等が
挙げられる。上記アルカリ金属化合物及びアルカリ土類
金属化合物としては、例えば、カリウム、ナトリウム、
カルシウム、バリウム、マグネシウム等の水酸化物、酸
化物、炭酸塩、硫酸塩、有機酸塩等が挙げられる。
【0027】熱膨張性黒鉛の粒度は、20〜200メッ
シュが好ましい。粒度が200メッシュより小さくなる
と、黒鉛の膨張度が小さく、十分な耐火断熱層が得られ
ず、また、粒度が20メッシュより大きくなると、黒鉛
の膨張度が大きいという利点はあるが、熱可塑性樹脂及
び/又はゴム物質又はエポキシ樹脂と混練する際に分散
性が悪くなり、物性の低下が避けられない。
【0028】上記中和処理された熱膨張性黒鉛の市販品
としては、例えば、UCAR CARBON社製「GR
AFGUARD」、東ソー社製「GREP−EG」等が
挙げられる。
【0029】樹脂組成物中の無機充填剤及び層状無機物
の配合量は、上記熱可塑性樹脂及び/又はゴム物質又は
エポキシ樹脂100重量部に対し、無機充填剤が50〜
400重量部であり、そのうち少なくとも加熱時に膨張
する層状無機物が20〜150重量部である。
【0030】無機充填剤の量が50重量部未満である
と、燃焼後の残渣量が減少するため、十分な耐火断熱層
が得られない。また、可燃物の比率が増加するため、難
燃性が低下する。一方、無機充填剤の量が400重量部
を超えると、樹脂バインダーの配合比率が減少するた
め、粘着力が不足する。
【0031】層状無機物の量が20重量部未満である
と、膨張倍率が不足し、十分な耐火、防火性能が得られ
ない。一方、層状無機物の量が150重量部を超える
と、凝集力が不足するため、成形品としての強度が得ら
れない。
【0032】上記樹脂組成物には、その物性を損なわな
い範囲で必要に応じて、フェノール系、アミン系、イオ
ウ系等の酸化防止剤の他、金属害防止剤、帯電防止剤、
安定剤、架橋剤、滑剤、軟化剤、顔料等の添加剤、ポリ
ブテン、石油樹脂等の粘着付与剤等を添加することがで
きる。
【0033】本発明で用いることのできる樹脂組成物
は、上記各成分をバンバリーミキサー、ニーダーミキサ
ー、二本ロール等の公知の混練装置を用いて混練するこ
とにより、得ることができる。熱膨張性耐火材は、上記
樹脂組成物を用い、熱プレス成形、押出成形、カレンダ
ー成形等の従来公知の成形方法によりシート状等に成形
することができる。また、本発明の熱膨張性耐火材は、
塗料状としても用いることができ、その際は公知の混
練、攪拌装置を用いて、混練、攪拌を行い、塗料状にし
て用いることができる。
【0034】本発明で用いる熱膨張性耐火材は、該耐火
材に50kW/m2の熱量を30分間照射したときの厚
み変化(照射後の厚みD1/照射前の厚みD0)が、3
〜30倍であることが好ましい。厚み変化が3倍未満で
は、耐火性能が不十分であり、30倍を超えると加熱に
より膨張して形成された耐火断熱層の強度が低下し、崩
れやすくなる。
【0035】このような熱膨張性耐火材としては、例え
ば、住友スリ―エム社のファイアバリア(クロロプレン
ゴムとバーキュライトを含有する樹脂組成物からなるシ
ート材料、膨張率:3倍、熱伝導率:0.20kcal
/m・h・℃)、三井金属塗料社のメジヒカット(ポリ
ウレタン樹脂と熱膨張性黒鉛を含有する樹脂組成物から
なるシート材料、膨張率:4倍、熱伝導率:0.21k
cal/m・h・℃)等の熱膨張性シート等も挙げられ
る。
【0036】(2)木質板 本発明で用いる木質板としては、通常用いられる、ベニ
ヤ板などの合板や化粧合板、木質単板などが用いられる
が、特にこれらに限定されない。またこれらの材料は、
難燃化処理が施されていてもよい。
【0037】(3)難燃性材料等 本発明で用いる難燃性材料等としては、木質板を難燃化
処理したもの、例えば、パーチクルボードや、フェノー
ルフォーム、ウレタンフォーム、イソシアヌレートフォ
ーム等とこれらに水酸化アルミニウムを充填したもの、
石膏ボード、ロックウール、グラスウール、ガラスマッ
ト、セラミックブランケット、ケイカル板、スレート
板、ALC、PC板、各種セメント板、含水無機物含有
ボード、木片セメント板等の一般に用いられている材料
を使用することができる。これらの材料は、単独で使用
しても、複合で使用してもよい。
【0038】(4)防・耐火パネル 本発明の防・耐火パネルとしては、上記熱膨張性耐火
材、上記木質板、上記難燃性材料等を積層してなるもの
であるが、具体的には、次の2種類のものが挙げられ
る。
【0039】(i)0.1〜4mmの厚みの熱膨張性耐
火材の少なくとも片面に木質板を積層した積層体。 (ii)難燃性材料等の両面に、該上記熱膨張性耐火材
の積層体を積層したもの、特に難燃性材料に熱膨張性耐
火材、木質板の順に積層した積層体。
【0040】熱膨張性耐火材の厚みが0.1mm未満で
あると熱膨張によって十分な厚みの耐熱断熱層が形成さ
れないため、耐火性能が不十分となり、4mmを超える
と重量が重くなると共に、燃焼時に形成される耐火断熱
層の厚みが必要以上に厚くなり過ぎて過剰品質となる。
【0041】熱膨張性耐火材を木質板に積層した形態と
しては、上記(i)に該当するものとしては、例えば、
図1(a)に示すように熱膨張性耐火材1の片面に木質
板2を積層した形態、図1(b)に示すように熱膨張性
耐火材1の両面に木質板2を積層した形態、図1(c)
に示すように木質板2の両面に熱膨張性耐火材1を積層
した形態、図1(d)に示すように木質板2の両面に熱
膨張性耐火材1を積層し、さらにその片面に木質板2を
積層した形態、図1(e)に示すように木質板2の両面
に熱膨張性耐火材1を積層し、さらにその両面に木質板
2を積層した形態があるが、特にこれらに限定されるも
のではない。ここで、図1において、1は熱膨張性耐火
材であり、2は木質板である。
【0042】また、上記(ii)に該当するものとして
は、図2に示すように難燃性材料等7の両面に熱膨張性
耐火材1を積層し、さらにその上に木質板2を積層した
ものが挙げられる。ここで、図2において、1は熱膨張
性耐火材、2は木質板、7は難燃性材料等である。
【0043】上記木質板と熱膨張性耐火材との積層方法
は、特に限定されないが、熱膨張性耐火材が粘着性を有
する場合は、その粘着力を利用して積層固定してもよ
い。熱膨張性耐火材に粘着力がない場合は、接着剤を使
用して接着することができる。熱膨張性耐火材の樹脂成
分として、エポキシ樹脂を用いる場合は、エポキシ樹脂
の硬化前に木質板と積層すれば硬化時に接着することが
できる。
【0044】また、熱膨張性耐火材に支持材として、金
属板、金属箔、ハニカム構造を有する補強板等を積層し
てもよい。
【0045】上記金属板もしくは金属箔としては、例え
ば、鉄板、ステンレス板、亜鉛メッキ鋼板、アルミ亜鉛
合金メッキ鋼板、アルミニウム板等の金属板やアルミ
箔、アルミガラスクロス、アルミクラフト、銅箔、金箔
等の金属箔が挙げられる。金属板の厚みは、0.1〜5
mmが好ましく、0.1mm以下の金属箔も用いること
ができる。中でも、アルミ箔とガラスクロス、ガラスマ
ット、炭素繊維等を積層した材料はアルミの熱反射性に
優れる点から耐火上有利であり、ガラスクロス、ガラス
マット、炭素繊維等の耐熱性により、熱膨張性耐火材の
保護を行うことができ、特に好適に用いることができ
る。上記アルミガラスクロスのアルミ箔の厚みは、取り
扱いを考慮すると5μm以上が好ましい。また、ガラス
クロス、ガラスマット、炭素繊維等は、単位面積当たり
の重量が5g/m2以上が好ましく、5g/m2未満であ
ると熱膨張性耐火材の保護という点で劣る。上記アルミ
箔とガラスクロス、ガラスマット、炭素繊維はポリエチ
レン等でラミネートするか、不燃性のアクリル系接着剤
等を用いて積層される。
【0046】本発明の耐火パネルは、火災等の加熱によ
って熱膨張性耐火材が膨張し、燃焼残渣が耐火断熱層を
形成し、この断熱層によって、非加熱側の裏面温度の温
度上昇を抑制するとともに、火炎の貫通を防止すること
ができる。
【0047】(4)防火戸 本発明の耐火パネルは、厚みが薄く、軽量で耐火性に優
れるので、建造物や住宅等の防火戸とすることができ
る。
【0048】上記(i)の積層体構成からなる耐火パネ
ルを防火戸として用いる構成としては、図3に示すよう
に熱膨張性耐火材1の両面に木質板2を配した木質板2
/熱膨張性耐火材1/木質板2の構成、図4に示すよう
に木質板2/熱膨張性耐火材1/木質板2/熱膨張性耐
火材1/木質板2の構成、図5に示すように木質板2/
金属板3/熱膨張性耐火材1/木質板2/熱膨張性耐火
材1/金属板3/木質板2の構成が挙げられる。
【0049】上記(ii)の積層体構成からなる耐火パ
ネルを防火戸として用いる構成としては、図6に示すよ
うに不燃性材料等7の両面に熱膨張性耐火材1を積層
し、次に金属箔3を積層し、更に木質板2を配した、木
質板2/金属箔3/熱膨張性耐火材1/難燃性材料等7
/熱膨張性耐火材1/金属箔3/木質板2の構成が挙げ
られる。
【0050】また、外周側に鏡板部を設ける防火戸とし
ては、図7に示すように防火戸中心部5を木質板2/熱
膨張性耐火材1/木質板2の構成にし、鏡板部6を木質
板2/熱膨張性耐火材1/集成材4/熱膨張性耐火材1
/木質板2の構成にした防火戸を例示でき、さらに、図
8に示すように防火戸中心部5を木質板2/熱膨張性耐
火材1/木質板2/熱膨張性耐火材1/木質板2の構成
にし、鏡板部6を木質板2/熱膨張性耐火材1/木質板
2/集成材4/木質板2/熱膨張性耐火材1/木質板2
の構成にした防火戸を例示することができる。また、小
口部分の延焼防止のために小口部に熱膨張性耐火材を設
けてもよい。ここで、図2〜8において、1は熱膨張性
耐火材、2は木質板、3は金属板、4は集成材、5は防
火戸中心部、6は鏡板部、7は難燃性材料等である。
【0051】本発明の防火戸は、上記の防・耐火パネル
と同様に、火災等の加熱によって熱膨張性耐火材が膨張
し、燃焼残渣が耐火断熱層を形成し、この断熱層によっ
て、壁内側の裏面温度の温度上昇を抑制することができ
る。
【0052】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明は、実施例に限定されるものではな
い。なお、実施例、比較例で使用した材料及び評価方法
は、次の通りである。
【0053】1.材料 (1)熱膨張性耐火材の調製 表1に示した配合量のブチルゴム(エクソン化学社製
「ブチルゴム#065」)、メタロセンポリエチレン樹
脂(ダウケミカル社製「EG8200」)、ポリブテン
(出光石油化学社製「ポリブテン100R」)、水添石
油樹脂(トーネックス社製「エスコレッツ532
0」)、エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社製)、ポ
リリン酸アンモニウム(クラリアント社製「AP42
2」)、中和処理された熱膨張性黒鉛(東ソー社製「G
REP−EG」)、水酸化アルミニウム(昭和電工社製
「ハイジライトH−31」)及び炭酸カルシウム(備北
粉化社製「ホワイトンBF300」)からなる樹脂組成
物を二本ロールで溶融混練して、所定の厚みの熱膨張性
耐火材A、B、C及びDを調製した。
【0054】
【表1】
【0055】(2)木質板 (i)木質版として、一般に建築用材料として使用され
る公知の合板を使用した。
【0056】(3)難燃性材料等 (i)パーチクルボード(東洋プライウッド社製難燃ト
ップラム) (ii)フェノールフォーム(群栄化学社製) (iii)石膏ボード(吉野石膏社製タイガーボードG
B−R) (iv)ダイライト(大建工業社製ダイライトF)
【0057】(4)金属箔類 (i)アルミガラスクロス(日本金属箔工業社製)
【0058】2.評価方法 (1)厚み変化:熱膨張性耐火材に50kW/m2の熱
量を30分間照射したときの厚みを測定し、熱量照射前
後における厚み変化(照射後の厚みD1/照射前の厚み
D0)を算出した。
【0059】(2)耐火性能:防・耐火パネルについて
は、ISO 834に準拠して耐火試験を行い、各試験
時間後の屋内側の最高温度を熱電対で測定し、(180
+室温)℃以下であるものを合格とした。また、防火戸
においては、ISO 834に準拠して耐火試験を行
い、各試験時間後の屋内側の火災の貫通及び発炎がない
ものを合格とした。
【0060】実施例1〜2 表2に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材シートと木
質板を図3のように積層し、1000×1000mmサ
イズの防・耐火パネルを作成した。得られたパネルにつ
いて、耐火性能を測定した。その結果を表2に示す。
【0061】実施例3 表2に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と木質板及
び厚み0.6mmの鉄板を図5のように積層し、100
0×1000mmサイズの防・耐火パネルを作成した。
得られたパネルについて、耐火性能を測定した。その結
果を表2に示す。
【0062】実施例4 熱膨張性耐火材として、表2に示した厚みのファイアバ
リア(住友スリーエム社製)と木質板を図5のように積
層し、1000×1000mmサイズの防・耐火パネル
を作成した。得られたパネルについて、耐火性能を測定
した。その結果を表2に示す。
【0063】比較例1 熱膨張性耐火材を全く使用せずに、木質板のみで図9の
ように積層し、1000×1000mmサイズの防・耐
火パネルを作成した。得られた防・耐火パネルについ
て、耐火性能を測定した。その結果を表2に示す。
【0064】
【表2】
【0065】実施例5 表3に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と木質板を
図4のように積層し、1000×2200mmサイズの
防火戸を作成した。得られた防火戸について、耐火性能
を測定した。その結果を表3に示す。
【0066】実施例6 表3に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と木質板及
び厚み0.6mmの鉄板を図5のように積層し、100
0×2200mmサイズの防火戸を作成した。得られた
防火戸について、耐火性能を測定した。その結果を表3
に示す。
【0067】実施例7 表3に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と木質板を
図3のように積層し、1000×2200mmサイズの
防火戸を作成した。得られた防火戸について、耐火性能
を測定した。その結果を表3に示す。
【0068】実施例8 表3に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と木質板を
図4のように積層し、1000×2200mmサイズの
防火戸を作成した。得られた防火戸について、耐火性能
を測定した。その結果を表3に示す。
【0069】比較例2 熱膨張性耐火材を全く使用せずに、木質板のみで図9の
ように積層し、1000×2200mmサイズの防火戸
を作成した。得られた防火戸について、耐火性能を測定
した。その結果を表3に示す。
【0070】
【表3】
【0071】実施例9 表4に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材及び木質板
を用い、鏡板部及び戸中心部を図7のように積層し、1
000×2200mmサイズの防火戸を作成した。得ら
れた防火戸について、耐火性能を測定した。その結果を
表4に示す。
【0072】実施例10 表4に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材及び木質板
を用い、鏡板部及び戸中心部を図8のように積層し、1
000×2200mmサイズの防火戸を作成した。得ら
れた防火戸について、耐火性能を測定した。その結果を
表4に示す。
【0073】実施例11 表4に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材及び木質板
を用い、鏡板部及び戸中心部を図7のように積層し、1
000×2200mmサイズの防火戸を作成した。得ら
れた防火戸について、耐火性能を測定した。その結果を
表4に示す。
【0074】実施例12 表4に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材及び木質板
を用い、鏡板部及び戸中心部を図8のように積層し、1
000×2200mmサイズの防火戸を作成した。得ら
れた防火戸について、耐火性能を測定した。その結果を
表4に示す。
【0075】比較例3 熱膨張性耐火材を全く使用せずに、木質板、集成材のみ
で図10のように積層し、1000×2200mmサイ
ズの防火戸を作成した。得られた防火戸について、耐火
性能を測定した。その結果を表4に示す。
【0076】
【表4】
【0077】実施例13〜19 表5及び表6に示す熱膨張製耐火材、難燃性材料等、金
属板又は金属箔、及び木質板を用い、1000×220
0mmサイズの防火戸を作成した。得られた防火戸につ
いて、耐火性能を測定した。その結果を表5及び表6に
示す。
【0078】比較例4〜7 熱膨張性耐火材を全く使用せずに、表5及び表6に示す
構成で、1000×2200mmサイズの防火戸を作成
した。得られた防火戸について、耐火性能を測定した。
その結果を表5及び表6に示す。
【0079】
【表5】
【0080】
【表6】
【0081】
【発明の効果】本発明の防・耐火パネル及び防火戸は、
上述の構成であり、耐火性能を満足すると共に、従来の
耐火被覆構造に比べて総厚みが薄肉化されることによっ
て、軽量化が図られている。また、施工性が大幅に向上
すると共に生産性も大幅に向上し、工業的に有用な材料
で、幅広い用途に適応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】防・耐火パネルの被覆状態の図である。
【図2】防・耐火パネルの被覆状態の図である。
【図3】本発明の防火戸の構成の一例を示す図である。
【図4】本発明の防火戸の構成の一例を示す図である。
【図5】本発明の防火戸の構成の一例を示す図である。
【図6】本発明の防火戸の構成の一例を示す図である。
【図7】本発明の防火戸の構成の一例を示す図である。
【図8】本発明の防火戸の構成の一例を示す図である。
【図9】比較例2の防火戸の構成を示す図である。
【図10】比較例3の防火戸の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 熱膨張性耐火材 2 木質板 3 鉄板 4 集成材 5 防火戸中心部 6 鏡板部 7 難燃性材料等
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DE01 DE04 FA10 FA33 GA12 GA22 GA42 HA01 HA02 HA03 HA04 HA07 HA21 HA32 HA33 HB02 HB03 HB04 HC02 HC04 HD02 HD03 HD04 HD11 HE01 JA06 JD02 JD08 LA04 LA16 2E039 BA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱によって膨張して耐火断熱層を形成
    し、50kW/m2の加熱条件下で30分加熱した後の
    体積膨張倍率が3〜30倍である、0.1〜4mm厚の
    熱膨張性耐火材の少なくとも片面に木質板を設けた積層
    体からなることを特徴とする防・耐火パネル。
  2. 【請求項2】 難燃性材料又は不燃性材料若しくは準不
    燃性材料の両面に、請求項1に記載の積層体を設けてな
    ることを特徴とする防・耐火パネル。
  3. 【請求項3】 難燃性材料又は不燃性材料若しくは準不
    燃性材料の両面に、熱膨張性耐火材、木質板の順に積層
    体を設けてなることを特徴とする請求項2に記載の防・
    耐火パネル。
  4. 【請求項4】 熱膨張性耐火材の少なくとも片面に金属
    板もしくは金属箔が配置されていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の防・耐火パネル。
  5. 【請求項5】 熱膨張性耐火材が、熱可塑性樹脂及び/
    又はゴム物質又はエポキシ樹脂100重量部に対し、無
    機充填剤を50〜400重量部含有し、そのうち少なく
    とも加熱時に膨張する層状無機物を20〜150重量部
    含有する組成物からなることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の防・耐火パネル。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の防
    ・耐火パネルからなる防火戸。
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