JP2002143569A - 観覧車 - Google Patents

観覧車

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JP2002143569A
JP2002143569A JP2000346853A JP2000346853A JP2002143569A JP 2002143569 A JP2002143569 A JP 2002143569A JP 2000346853 A JP2000346853 A JP 2000346853A JP 2000346853 A JP2000346853 A JP 2000346853A JP 2002143569 A JP2002143569 A JP 2002143569A
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gondola
tower
track
ferris wheel
wheel according
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Kozo Nishida
耕造 西田
Nobuhiko Obara
亘彦 小原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動の行程が変化に富んで最後まで飽きるこ
とがなく、格段に広い範囲の景観を展望することがで
き、移動の途中でも搭乗者がゴンドラから降りることが
できる観覧車を提供する。 【解決手段】 観覧車1は、塔11と、塔11に設置さ
れた軌道17と、軌道17に沿って移動可能なゴンドラ
装置19と、ゴンドラ装置19を軌道17に沿って移動
させるゴンドラ移動装置25とを備え、塔11が鉄骨構
造により構成されるとともに、軌道17が螺旋状の区間
を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊戯機械のひと
つである観覧車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の観覧車は、遊園地等において多く
見受けられるように、水平に配設された中心軸の両端が
高い位置で軸受に支承され、該中心軸から放射状に設け
られたスポークによって大径のリング状回転枠体が支持
され、その外側に一定間隔をおいて吊り枠体によって多
数のゴンドラが吊り下げられており、リング状回転枠体
が回転駆動装置によって駆動されてゆっくりと周転する
構造となっている。そして、ゴンドラはリング状回転枠
体の形状に略等しい周転軌道に沿って移動し、その過程
でゴンドラの搭乗者は周囲の景観を展望することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の観
覧車では、ゴンドラは地上レベルからかなりの高所にま
で達して周囲の景観を展望できるが、ゴンドラがリング
状回転枠体の形状に略等しい周転軌道を辿るために移動
が単調で飽き易い、展望できる景観の範囲が限定的であ
る、途中でゴンドラから降りることができず1回転する
まではゴンドラに乗っていなければならない、といった
課題がある。また、上記観覧車のような遊戯機械には、
今までにない新規で非日常的な体験ができるものが恒常
的に望まれている。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みて案出されたも
のであって、移動の行程が変化に富んで最後まで飽きる
ことがなく、格段に広い範囲の景観を展望することがで
き、移動の途中でも搭乗者がゴンドラから降りることが
できる観覧車を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、次のような構成の移動観覧車を採用す
る。すなわち、本発明の請求項1記載の観覧車は、塔
と、該塔に設置された軌道と、該軌道に沿って移動可能
なゴンドラ装置と、該ゴンドラ装置を前記軌道に沿って
移動させるゴンドラ移動装置とを備えることを特徴とす
る。
【0006】本発明の観覧車においては、ゴンドラ装置
が塔に設置された軌道に沿って移動するので、あらかじ
め変化に富んだ軌道を構成しておけば、移動の行程が変
化に富んだものとなり、ゴンドラの搭乗者にスリル感を
与え、最後まで飽きさせることがない。
【0007】請求項2記載の観覧車は、請求項1記載の
観覧車において、前記軌道が、螺旋状に配設された区間
を有することを特徴とする。
【0008】本発明の観覧車においては、軌道に螺旋状
の区間を設けることで、移動の行程が変化に富んだもの
となり、ゴンドラの搭乗者を最後まで飽きさせることが
ない。また、搭乗者は塔の周囲360゜にわたって景観
を展望することできる。
【0009】請求項3記載の観覧車は、請求項2記載の
観覧車において、前記軌道が、略上下方向に配設された
直線状の区間を有することを特徴とする。
【0010】本発明の観覧車においては、軌道に、螺旋
状の区間と組み合わせて略上下方向に下降/上昇する直
線状の区間を設けることで、移動の行程がさらに変化に
富んだものとなり、ゴンドラの搭乗者を最後まで飽きさ
せることがない。
【0011】請求項4記載の観覧車は、請求項1ないし
3のいずれか記載の観覧車において、前記塔が、鉄骨構
造により構成されていることを特徴とする。
【0012】本発明の観覧車においては、塔に鉄骨構造
(例えば、トラス構造等)を採用することで、塔に作用
する風荷重を軽減することができる。また、塔内部の空
間での演出やイベントを、搭乗者が塔の外側からでも見
ることができる。
【0013】請求項5記載の観覧車は、請求項1ないし
3記載の観覧車において、前記塔が、建屋構造により構
成されていることを特徴とする。
【0014】本発明の観覧車においては、塔に建屋構造
(例えばビル等)を採用することで、塔の各フロアにお
いて開催される各種のイベントや各フロアに設けられた
ショッピング施設等の様子を、搭乗者がいろいろな高さ
から塔の窓越しに見ることができる。
【0015】請求項6記載の観覧車は、請求項5記載の
観覧車において、前記建屋構造の塔に、透過性部材を配
したことを特徴とする。
【0016】本発明の観覧車においては、建屋構造の塔
に透過性部材(例えばガラス、樹脂等)を配すること
で、建屋の各フロアのイベントやショッピング施設等の
様子を、搭乗者が透過性部材を透して色々な高さから適
時見ることができる。
【0017】請求項7記載の観覧車は、請求項1ないし
6のいずれか記載の観覧車において、前記塔が、複数の
異なる形状を組み合わせた形状をなすことを特徴とす
る。
【0018】本発明の観覧車においては、塔を柱状、円
筒状等による単一形状とするのではなく、複数の異なる
形状(例えば、柱状、球状、円筒状、楕円状、円錐状、
円錐台状等)を組み合せた形状とすることで、塔の外観
に変化が与えられる。また、ゴンドラから見える周りの
景観にも変化が与えられる。
【0019】請求項8記載の観覧車は、請求項1ないし
7のいずれか記載の観覧車において、前記ゴンドラ装置
の乗降場所が、前記軌道上の任意の場所に設けられてい
ることを特徴とする。
【0020】本発明の観覧車においては、ゴンドラ装置
の乗降場所を、軌道上の任意の場所(例えば、塔の頂
部、各フロア等)に設けることで、搭乗者はゴンドラ装
置から途中下車して適時眺望を楽しむことができる。
【0021】請求項9記載の観覧車は、請求項1ないし
8のいずれか記載の観覧車において、前記ゴンドラ装置
が、搭乗者を乗せるゴンドラと、該ゴンドラを保持する
枠体と、該枠体を前記軌道に沿って移動可能とするべく
該軌道を上下から保持する第1のガイドローラおよび前
記軌道を側方から保持する第2のガイドローラとを備え
ることを特徴とする。
【0022】本発明の観覧車においては、ゴンドラを保
持する吊り枠体の支承荷重条件が軌道上で変化したり、
横荷重が加わったりしても、第1、第2のガイドローラ
によって吊り枠体が軌道上に安定的に保持される。
【0023】請求項10記載の観覧車は、請求項9記載
の観覧車において、前記ゴンドラが、自在継手を介して
前記枠体に吊下されていることを特徴とする。
【0024】本発明の観覧車においては、ゴンドラを自
在継手を介して枠体に吊下することで、枠体の進行方向
や傾きが変化しても、ゴンドラは自らの体勢を変化させ
ないように挙動するので、搭乗者がゴンドラの内部で常
に安定した姿勢を保つことができる。
【0025】請求項11記載の観覧車は、請求項1ない
し10のいずれか記載の観覧車において、前記ゴンドラ
移動装置が、前記軌道に沿って移動可能支持されて前記
ゴンドラ装置を連結される移動チェーンと、該移動チェ
ーンを駆動する駆動装置とを備えることを特徴とする。
【0026】本発明の観覧車においては、ゴンドラ装置
を移動チェーンに連結することで、ゴンドラ装置を保持
する点で安全性を高めることができる。また、移動チェ
ーンの駆動によってゴンドラ装置を移動させる構造は、
個々に荷重条件が異なる複数のゴンドラ装置を一斉に低
速移動させるうえで合理的であり、ケーブルカーのよう
に上昇移動に必要な動力を下降移動に伴う牽引力で節減
することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明に係る観覧車の実施の形態
について説明する。図1に示すように、観覧車1は、基
礎に据え付けられた円筒状の塔11と、該塔11の基部
11Aから頂部11Bにかけて螺旋状に設けられた螺旋
状支持棚13と、螺旋状支持棚13の頂部13Aから基
部13Bにかけて支柱14で支持された直線状支持体1
5と、螺旋状支持棚13と直線状支持体15とにかけて
無端状に設けられた軌道17と、軌道17に沿って移動
可能に設けられた多数のゴンドラ装置19と、これらゴ
ンドラ装置19を軌道17に沿って移動させるゴンドラ
移動装置25と、ゴンドラ20に対する乗降場所3,5
とから構成されている。
【0028】塔11は、トラス構造によって円筒状に構
成されている。軌道17は、螺旋状支持棚13に設置さ
れた螺旋状区間17Aと、直線状支持体15に設置され
た直線状区間17Bとを有している。螺旋状区間17A
は、螺旋状支持棚13に沿って螺旋状をなして設置され
ており、直線状区間17Bは、直線状支持体15に沿っ
て略上下方向に直線状をなして設置されている。ゴンド
ラ装置19の乗降場所3,5は、塔11の基部11Aと
頂部11Bとに設けられている。
【0029】ゴンドラ装置19は、軌道17の螺旋状区
間17Aを上昇移動し、直線状区間17Bを下降移動す
る。もちろん、この逆の移動も可能である。
【0030】ゴンドラ装置19は、搭乗者を乗せるゴン
ドラ20と、ゴンドラ20を保持する吊り枠体21と、
吊り枠体21を軌道17に沿って移動可能とする前後の
台車23とを備えている。ゴンドラ20は、自在継手2
2を介して吊り枠体21に吊下されている。
【0031】前後の台車23は、図3に示すように、螺
旋状支持棚13上では曲率に応じてハの字状に外側が開
くために、それに追従する下部台車23Aと、常に前後
が平行で吊り枠体21を支持する上部台車23Bと、上
下台車23A、23Bの接続部23Cとからなるボギー
台車として構成されている。軌道17は、その側面部で
螺旋状支持棚13や直線状支持体15によって支持され
ている。また、これらによってゴンドラ移動装置25や
トローリ電線(図示略)が支持されている。トローリ電
線は、ゴンドラ20内部の照明や冷暖房用の電力を供給
するためのものである。なお、軌道17を塔11から支
持アームで直接支持することも可能であるが、その場合
の支持アームは螺旋状支持棚13や支持体15の一部分
に含まれるものである。
【0032】各台車23A,23Bには、図4に示すよ
うに、軌道17を上下両側から保持する一対のガイドロ
ーラ(第1のガイドローラ)24A,24Aと、軌道1
7を側方から保持する並列配置のガイドローラ(第2の
ガイドローラ)24B,24Bとが設けられている。
【0033】ゴンドラ移動装置25は、螺旋状支持棚1
3および直線状支持体15上において軌道17に沿って
移動し、ゴンドラ装置19の吊り枠体21に連結される
移動チェーン26と、移動チェーン26を駆動する駆動
装置27とを備えている。ゴンドラ装置19は、移動チ
ェーン26に対し一定の間隔をあけて連結されている。
【0034】上記のように構成された観覧車において
は、ゴンドラ装置19が、軌道17の螺旋状区間17A
では塔11の周りを旋回しながら上昇移動し、軌道17
の直線状区間17Bではエレベータのように下降移動す
るので、ゴンドラ装置19の移動の行程が変化に富んだ
ものとなり、搭乗者にスリル感を与え、最後まで飽きさ
せることがない。また、搭乗者は塔11の周り360゜
にわたって景観を展望することできる。これにより、遊
戯機械としての娯楽性を格段に向上させることができ
る。
【0035】上記観覧車においては、塔11にトラス構
造を採用することで、塔11に作用する風荷重を軽減す
ることができる。また、塔11内部の空間での演出やイ
ベントを、搭乗者が塔11の外側からでも見ることがで
きる。例えば、内部の空間にウオータカーテンを形成し
てレーザ光線を利用したディスプレイを行ったり、エア
ドームにしてプラネタリウムとしたり、サーカス等のイ
ベントを催したりすれば、搭乗者はこういった演出やイ
ベントをいろいろな高さから適時見ることができる。
【0036】さらに、塔11に電飾を施して、観覧車1
自体を夜間のおける景観的な魅力のある地域的、都市的
シンボルとすることも可能である。さらにまた、電飾を
施す等して広告塔としても活用することが可能であり、
塔11の内部における照明を点灯/消灯して窓に映る明
暗からメッセ−ジを発信すれば、広告塔としての活用の
幅をさらに広げることも可能である。
【0037】上記観覧車においては、塔11の基部11
Aに設けた乗降場所3で新規の搭乗者を迎え、頂部11
Bに設けた乗降場所5では、搭乗者がゴンドラ装置19
から途中下車して適時眺望を楽しむことができる。さら
に、後続のゴンドラ装置19の空き席に乗って移動した
り、別設の歩道階段等を歩いて降りることもできる。
【0038】上記観覧車においては、吊り枠体21の支
承荷重条件が軌道17上で変化したり、横荷重が加わっ
たりしても、台車23A,23Bによって吊り枠体21
が軌道17上に安定的に保持されるので、ゴンドラ装置
19を安全に移動させることができる。さらに、ゴンド
ラ20が自在継手22を介して吊り枠体21に吊下され
ていることで、吊り枠体21の進行方向や傾きが変化し
ても、ゴンドラ20は自らの体勢を変化させないように
挙動するので、搭乗者がゴンドラ20の内部で常に安定
した姿勢を保つことができる。
【0039】上記観覧車においては、ゴンドラ装置19
を移動チェーン26に連結することで、ゴンドラ装置1
9を保持する点で安全性を高めることができる。また、
移動チェーン26の駆動によってゴンドラ装置19を移
動させる構造は、個々に荷重条件が異なる複数のゴンド
ラ装置19を一斉に低速移動させるうえで合理的であ
り、ケーブルカーのように上昇移動に必要な動力を下降
移動に伴う牽引力で節減することができる。
【0040】なお、本実施形態では塔11を円筒状に構
築した例を示したが、本発明に係る塔は、これ以外にも
柱状、球状、円筒状、楕円状、円錐状、円錐台状のいず
れかであってもよいし、これらを組み合せて構築しても
よい。各種の形状を組み合せた形状とすることで、塔の
外観に変化が与えられるとともに、ゴンドラから見える
周りの景観にも変化が与えられるので、娯楽性をさらに
高めることができる。
【0041】本発明に係る観覧車のその他の実施の形態
について説明する。図4に示す実施の形態では、直線状
支持体15が塔11の内側に垂直に設けられ、塔11内
部の空間を降下するように構成されている。これによる
と、例えば塔11内部の空間でジャングル等を模したイ
ベントの開催したりすれば、搭乗者はあたかもジャング
ルの中を移動するかのような体験をすることができる。
【0042】図5に示す実施の形態では、塔11に円錐
状または円錐台状のトラス構造が採用れており、直線状
支持体15とこれに支持される軌道17の直線状区間1
7Bとは、塔11の頂部11Bから基部11Aにかけて
塔11の外側傾斜面に沿って設けられている。また、塔
11の壁面をガラス、樹脂等の透過性素材で構成するこ
とで、搭乗者は塔11内のイベントや演出を眺望でき、
かつ塔11の景観に変化を持たせることができる。
【0043】なお、上記の各実施形態では塔11を円筒
状、円錐状または円錐台状に構築した例を示したが、本
発明に係る塔は、これ以外にも柱状、球状、楕円状のい
ずれか、またはそれ以外のあらゆる形状であってもよい
し、これらを組み合せて構築してもよい。各種の形状を
組み合せた形状とすることで、塔の外観に変化が与えら
れるとともに、ゴンドラから見える周りの景観にも変化
が与えられるので、娯楽性をさらに高めることができ
る。
【0044】さらに、塔11の壁面をガラス、樹脂等の
透過性素材で構成することで、搭乗者は塔11内のイベ
ントや演出を眺望でき、かつ塔11の景観に変化を持た
せることができる。
【0045】また、塔11は、トラス構造で構成するだ
けでなく、ビル等の建屋構造とすることも可能である。
建屋構造では、各フロアでイベントを開催することやシ
ョッピング施設を設けることも可能となり、搭乗者は塔
11周囲の景観を眺望しながら建屋内を窓越しに適時見
ることができるとともに、変化に富んだ眺望を得ること
ができる。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の観覧車によれ
ば、ゴンドラ装置が塔に設置された軌道に沿って移動す
るので、あらかじめ変化に富んだ軌道を構成しておけ
ば、移動の行程が変化に富んだものとなり、ゴンドラの
搭乗者にスリル感を与え、最後まで飽きさせることがな
い。したがって、搭乗者にとっての娯楽性を向上させる
ことができる。
【0047】請求項2記載の観覧車によれば、軌道に、
螺旋状に配設された区間を設けることで、移動の行程が
変化に富んだものとなり、ゴンドラの搭乗者を最後まで
飽きさせることがなく、娯楽性をさらに高めることがで
きる。また、搭乗者は塔の周囲360゜にわたって景観
を展望することできる。
【0048】請求項3記載の観覧車によれば、軌道に、
螺旋状の区間と組み合わせて略直線状の区間を設けるこ
とで、移動の行程がさらに変化に富んだものとなり、ゴ
ンドラの搭乗者を最後まで飽きさせることがなく、娯楽
性をさらに高めることができる。
【0049】請求項4記載の観覧車によれば、塔に鉄骨
構造を採用することで、塔に作用する風荷重を軽減する
ことができる。また、塔内部の空間での演出やイベント
を、搭乗者が塔の外側からでも見ることができる。
【0050】請求項5記載の観覧車によれば、塔に建屋
構造を採用することで、塔の各フロアにおいて開催され
る各種のイベントや各フロアに設けられたショッピング
施設等の様子を、搭乗者がいろいろな高さから塔の窓越
しに見ることができる。
【0051】請求項6記載の観覧車によれば、建屋構造
の塔に透過性部材を配することで、建屋の各フロアのイ
ベントやショッピング施設等の様子を、搭乗者が透過性
部材を透して色々な高さから適時見ることができる。
【0052】請求項7記載の観覧車によれば、塔を柱
状、円筒状等による単一形状とするのではなく、複数の
異なる形状を組み合せた形状とすることで、塔の外観に
変化が与えられるとともに、ゴンドラから見える周りの
景観にも変化が与えられるので、娯楽性をさらに高める
ことができる。
【0053】請求項8記載の観覧車によれば、ゴンドラ
装置の乗降場所を、軌道上の任意の場所に設けること
で、搭乗者はゴンドラ装置から途中下車して適時眺望を
楽しむことができる。
【0054】請求項9記載の観覧車によれば、ゴンドラ
を保持する吊り枠体の支承荷重条件が軌道上で変化した
り、横荷重が加わったりしても、第1、第2のガイドロ
ーラによって吊り枠体が軌道上に安定的に保持されるの
で、安全な運行が可能となる。
【0055】請求項10記載の観覧車によれば、ゴンド
ラを自在継手を介して枠体に吊下することで、枠体の進
行方向や傾きが変化しても、ゴンドラは自らの体勢を変
化させないように挙動するので、搭乗者がゴンドラの内
部で常に安定した姿勢を保つことができる。
【0056】請求項11記載の観覧車によれば、ゴンド
ラ装置を移動チェーンに連結することで、ゴンドラ装置
を保持する点で安全性を高めることができる。また、移
動チェーンの駆動によってゴンドラ装置を移動させる構
造は、個々に荷重条件が異なる複数のゴンドラ装置を一
斉に低速移動させるうえで合理的であり、ケーブルカー
のように上昇移動に必要な動力を下降移動に伴う牽引力
で節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る観覧車の実施の形態を示す斜視
図である。
【図2】 同観覧車のゴンドラ装置の斜視図である。
【図3】 ボギー台車の作動説明図である。
【図4】 個々の台車の斜視図である。
【図5】 本発明に係る観覧車のその他の実施の形態を
示す斜視図である。
【図6】 同じく、本発明に係る観覧車のその他の実施
の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 観覧車 3,5 乗降場所 11 塔 17 軌道 19 ゴンドラ装置 20 ゴンドラ 21 吊り枠体 22 自在継手 24A ガイドローラ(第1のガイドローラ) 24B ガイドローラ(第2のガイドローラ) 25 ゴンドラ移動装置 26 移動チェーン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塔と、該塔に設置された軌道と、該軌道
    に沿って移動可能なゴンドラ装置と、該ゴンドラ装置を
    前記軌道に沿って移動させるゴンドラ移動装置とを備え
    ることを特徴とする観覧車。
  2. 【請求項2】 前記軌道が、螺旋状に配設された区間を
    有することを特徴とする請求項1記載の観覧車。
  3. 【請求項3】 前記軌道が、略上下方向に配設された直
    線状の区間を有することを特徴とする請求項2記載の観
    覧車。
  4. 【請求項4】 前記塔が、鉄骨構造により構成されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の
    観覧車。
  5. 【請求項5】 前記塔が、建屋構造により構成されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の
    観覧車。
  6. 【請求項6】 前記建屋構造の塔に、透過性部材を配し
    たことを特徴とする請求項5記載の観覧車。
  7. 【請求項7】 前記塔が、複数の異なる形状を組み合わ
    せた形状をなすことを特徴とする請求項1ないし6のい
    ずれか記載の観覧車。
  8. 【請求項8】 前記ゴンドラ装置の乗降場所が、前記軌
    道上の任意の場所に設けられていることを特徴とする請
    求項1ないし7のいずれか記載の観覧車。
  9. 【請求項9】 前記ゴンドラ装置が、搭乗者を乗せるゴ
    ンドラと、該ゴンドラを保持する枠体と、該枠体を前記
    軌道に沿って移動可能とするべく該軌道を上下から保持
    する第1のガイドローラおよび前記軌道を側方から保持
    する第2のガイドローラとを備えることを特徴とする請
    求項1ないし8のいずれか記載の観覧車。
  10. 【請求項10】 前記ゴンドラが、自在継手を介して前
    記枠体に吊下されていることを特徴とする請求項9記載
    の観覧車。
  11. 【請求項11】 前記ゴンドラ移動装置が、前記軌道に
    沿って移動可能支持されて前記ゴンドラ装置を連結され
    る移動チェーンと、該移動チェーンを駆動する駆動装置
    とを備えることを特徴とする請求項1ないし10のいず
    れか記載の観覧車。
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