JP2002142210A - 情報提供システム、情報提供方法及び情報提供サーバ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ番組の関連情報を情報提供サーバから
取り出して、自由に閲覧することができる情報提供シス
テム、情報提供方法及び情報提供サーバを提供する。 【解決手段】 リモコン装置４で、タイムスタンプされ
た情報コードは、赤外線で、情報端末機器５に送信さ
れ、赤外線受光部２５により受信され、ハードディスク
１４に記憶され、通信回線３１を介して、情報提供サー
バ６に送信され、関連情報が、情報提供サーバ６から情
報端末機器５に提供される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン装置にて
受信装置が受信するチャンネルが切り換えられ、当該リ
モコン装置により指定されたチャンネルで放送される放
送内容の関連情報を情報提供サーバから通信ネットワー
クを介して情報端末装置に提供する情報提供システム、
情報提供方法及び情報提供サーバに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、放送中のテレビ番組に連動させて
テレビ番組に関連する情報を提供する情報提供システム
として、テレビ放送波の垂直帰線期間（ＶＢＩ）に関連
情報をインターネットのウェブコンテンツ形式で載せて
伝送するようにしたシステムが知られている。しかし、
このシステムの場合、垂直帰線期間に送られてくるデー
タを受信して解読するための専用のハードウェア回路が
必要であり、どのテレビ受像機でも自由に受信できると
いうものではなかった。

【０００３】また、特開平１０−２８５４６０号公報に
記載されている発明のように、テレビ番組の関連情報を
インターネットのウェブコンテンツ形式で提供し、放送
中あるいは再生中のテレビ番組の進行に連動させて当該
テレビ番組の関連情報をウェブコンテンツから読み出し
て自動的に表示するようにしたテレビ番組連動型の情報
提供システムも知られている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報提供システムでは、テレビ番組の進行に
同期して、当該テレビ番組の関連情報が提供されるため
に、テレビ番組の終了後に、当該テレビ番組の関連情報
を取り出して、自由に閲覧することができないという問
題点があった。

【０００５】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、テレビ番組の関連情報を情報提供サー
バから取り出して、自由に閲覧することができる情報提
供システム、情報提供方法及び情報提供サーバを提供す
ることを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に係る発明の情報提供システムは、リモコ
ン装置にて受信装置が受信するチャンネルが切り換えら
れ、当該リモコン装置により指定されたチャンネルで放
送される放送内容の関連情報を情報提供サーバから通信
ネットワークを介して情報端末装置に提供する情報提供
システムにおいて、前記リモコン装置は、少なくとも日
付及び時刻から構成された時刻情報を生成するリモコン
装置側時刻発生手段と、前記受信装置の受信チャンネル
を指定するチャンネル指定手段と、当該チャンネル指定
手段により最後に指定されたチャネル情報を記憶するチ
ャンネル情報記憶手段と、リモコン装置に対して、前記
時刻情報及びチャンネル情報の記憶を指示する記憶指示
手段と、当該記憶指示手段が操作されたときに、前記チ
ャンネル情報記憶手段からチャンネル情報を取得し、か
つ、前記リモコン装置側時刻発生手段から前記時刻情報
を取得して、取得したチャンネル情報と時刻情報とを対
応づけて情報コードとして記憶するリモコン装置側情報
コード記憶手段と、当該リモコン装置側情報コード記憶
手段に記憶された前記情報コードを情報端末装置に送信
するリモコン装置側情報コード送信手段とを備え、前記
情報端末装置は、前記リモコン装置から送信されてくる
前記情報コードを受信する受信手段と、当該受信手段が
受信した前記情報コードを記憶する情報端末装置側情報
コード記憶手段と、当該情報端末装置側情報コード記憶
手段に記憶された情報コードを前記情報提供サーバに送
信する情報端末装置側情報コード送信手段と、前記情報
提供サーバから前記情報コードに基づいて提供される前
記関連情報を受信する関連情報受信手段と、当該関連情
報受信手段が受信した関連情報を表示する表示手段とを
備え、前記情報提供サーバは、放送内容の関連情報をチ
ャンネル情報と時刻情報とに対応して記憶する関連情報
記憶手段と、前記情報端末装置の送信手段から送信され
て来る前記情報コードを受信する情報提供サーバ側情報
コード受信手段と、当該情報提供サーバ側情報コード受
信手段が受信した情報コードに基づいて、関連情報記憶
手段に記憶した関連情報を前記情報端末装置に提供する
関連情報提供手段とを備えている。

【０００７】この構成を有する情報提供システムにおい
て、リモコン装置では、リモコン装置側時刻発生手段が
少なくとも日付及び時刻から構成された時刻情報を生成
し、チャンネル指定手段により受信装置の受信チャンネ
ルが指定され、チャンネル情報記憶手段が当該チャンネ
ル指定手段により最後に指定されたチャネル情報を記憶
し、当該記憶指示手段が操作されたときに、前記チャン
ネル情報記憶手段からチャンネル情報を取得し、リモコ
ン装置側情報コード記憶手段は、チャンネル情報と時刻
情報とを対応づけて情報コードとして記憶し、リモコン
装置側情報コード送信手段は、当該リモコン装置側情報
コード記憶手段に記憶された前記情報コードを情報端末
装置に送信する。前記情報端末装置では、受信手段は前
記リモコン装置から送信されてくる前記情報コードを受
信し、情報端末装置側情報コード記憶手段は、当該受信
手段が受信した前記情報コードを記憶し、情報端末装置
側情報コード送信手段は、当該情報端末装置側情報コー
ド記憶手段に記憶された情報コードを前記情報提供サー
バに送信し、関連情報受信手段は、前記情報提供サーバ
から前記情報コードに基づいて提供される前記関連情報
を受信し、表示手段は、当該関連情報受信手段が受信し
た関連情報を表示する。情報提供サーバでは、関連情報
記憶手段は、放送内容の関連情報をチャンネル情報と時
刻情報とに対応して記憶し、情報提供サーバ側情報コー
ド受信手段は、前記情報端末装置の送信手段から送信さ
れて来る前記情報コードを受信し、関連情報提供手段
は、当該情報提供サーバ側情報コード受信手段が受信し
た情報コードに基づいて、関連情報記憶手段に記憶した
関連情報を前記情報端末装置に提供する。

【０００８】請求項２に係る発明の情報提供システム
は、請求項１に記載の発明の構成に加えて、前記情報提
供サーバの関連情報記憶手段には、カテゴリ毎に分類さ
れたホームページのデータが記憶されていることを特徴
とする構成となっている。

【０００９】この構成の発明では、請求項１に記載の発
明の作用に加えて、前記情報提供サーバの関連情報記憶
手段には、カテゴリ毎に分類されたホームページのデー
タが記憶されている。

【００１０】請求項３に係る発明の情報提供システム
は、請求項１又は２に記載の発明の構成に加えて、前記
情報提供サーバの関連情報提供手段は、前記情報端末装
置の送信手段から送信されて来た前記情報コードに対応
する全てのホームページのＵＲＬの情報を情報端末装置
に送信することを特徴とする構成となっている。

【００１１】この構成の発明では、請求項１又は２に記
載の発明の作用に加えて、前記情報提供サーバの関連情
報提供手段は、前記情報端末装置の送信手段から送信さ
れて来た前記情報コードに対応する全てのホームページ
のＵＲＬの情報を情報端末装置に送信する。

【００１２】請求項４に係る発明の情報提供システム
は、請求項１乃至３の何れかに記載の発明の構成に加え
て、前記リモコン装置側情報コード記憶手段は、複数の
情報コードを記憶可能であることを特徴とする構成とな
っている。

【００１３】この構成の発明では、請求項１乃至３の何
れかに記載の発明の作用に加えて、前記リモコン装置側
情報コード記憶手段は、複数の情報コードを記憶可能で
ある。

【００１４】請求項５に係る発明の情報提供システム
は、請求項１乃至４の何れかに記載の発明の構成に加え
て、前記リモコン装置は、リモコン装置側情報コード記
憶手段に記憶した情報コードの送信をリモコン装置側情
報コード送信手段に指示する送信指示手段を備え、当該
送信指示手段の操作により、前記リモコン装置側情報コ
ード記憶手段に記憶した複数の情報コードを、一度に前
記情報端末装置に送信することを特徴とする構成となっ
ている。

【００１５】この構成の発明では、請求項１乃至４の何
れかに記載の発明の作用に加えて、前記リモコン装置
は、送信指示手段の操作により、前記リモコン装置側情
報コード記憶手段に記憶した複数の情報コードを、一度
に前記情報端末装置に送信することができる。

【００１６】請求項６に係る発明の情報提供システム
は、請求項１乃至５の何れかに記載の発明の構成に加え
て、前記情報端末装置は、情報端末装置側情報コード記
憶手段に記憶した複数の情報コードを、一度に前記情報
提供サーバに送信し、情報提供サーバから当該複数の情
報コードに基づいた複数のホームページのＵＲＬの情報
を情報端末装置に送信することを特徴とする構成となっ
ている。

【００１７】この構成の発明では、請求項１乃至５の何
れかに記載の発明の作用に加えて、前記情報端末装置
は、情報端末装置側情報コード記憶手段に記憶した複数
の情報コードを、一度に前記情報提供サーバに送信し、
情報提供サーバから当該複数の情報コードに基づいた複
数のホームページのＵＲＬの情報を情報端末装置に送信
することができる。

【００１８】請求項７に係る発明の情報提供システム
は、請求項１乃至６の何れかに記載の発明の構成に加え
て、前記リモコン装置は、リモコン装置側時刻発生手段
の生成する時刻情報を校正する校正手段を備えたことを
特徴とする構成となっている。

【００１９】この構成の発明では、請求項１乃至６の何
れかに記載の発明の作用に加えて、前記リモコン装置の
校正手段は、リモコン装置側時刻発生手段の生成する時
刻情報を校正することができる。

【００２０】請求項８に係る発明の情報提供方法は、リ
モコン装置にて受信装置が受信するチャンネルが切り換
えられ、当該リモコン装置により指定されたチャンネル
で放送される放送内容の関連情報を情報提供サーバから
通信ネットワークを介して情報端末装置に提供する情報
提供方法において、前記リモコン装置では、最後に指定
されたチャネル情報を記憶し、リモコン装置に対して、
時刻情報及びチャンネル情報の記憶が指示されたとき
に、その時点での時刻情報と前記記憶されたチャンネル
情報とを取得して、当該時刻情報とチャンネル情報とを
対応づけて情報コードとして記憶し、リモコン装置に前
記情報コードの送信が入力されたときには、前記情報コ
ードを前記情報端末装置に送信し、前記情報端末装置
は、前記リモコン装置から送信されてくる前記情報コー
ドを受信し、受信した前記情報コードを記憶し、当該情
報コードの情報提供サーバへの送信が指示されると、情
報提供サーバへ接続して、前記情報コードを送信し、前
記情報提供サーバから前記情報コードに基づいて提供さ
れる前記関連情報を受信し、当該受信した関連情報を表
示し、前記情報提供サーバは、予め放送内容の関連情報
をチャンネル情報と時刻情報とに対応して記憶し、前記
情報端末装置から送信されて来る前記情報コードを受信
し、当該受信した情報コードに基づいて、記憶している
関連情報を前記情報端末装置に提供することを特徴とす
る。

【００２１】この構成の情報提供方法では、リモコン装
置にて受信装置が受信するチャンネルが切り換えられ、
当該リモコン装置により指定されたチャンネルで放送さ
れる放送内容の関連情報を情報提供サーバから通信ネッ
トワークを介して情報端末装置に提供する情報提供方法
において、前記リモコン装置では、最後に指定されたチ
ャネル情報を記憶し、リモコン装置に対して、時刻情報
及びチャンネル情報の記憶が指示されたときに、その時
点での時刻情報と前記記憶されたチャンネル情報とを取
得して、当該時刻情報とチャンネル情報とを対応づけて
情報コードとして記憶し、リモコン装置に前記情報コー
ドの送信が入力されたときには、前記情報コードを前記
情報端末装置に送信し、前記情報端末装置は、前記リモ
コン装置から送信されてくる前記情報コードを受信し、
受信した前記情報コードを記憶し、当該情報コードの情
報提供サーバへの送信が指示されると、情報提供サーバ
へ接続して、前記情報コードを送信し、前記情報提供サ
ーバから前記情報コードに基づいて提供される前記関連
情報を受信し、当該受信した関連情報を表示し、前記情
報提供サーバは、予め放送内容の関連情報をチャンネル
情報と時刻情報とに対応して記憶し、前記情報端末装置
から送信されて来る前記情報コードを受信し、当該受信
した情報コードに基づいて、記憶している関連情報を前
記情報端末装置に提供することができる。

【００２２】請求項９に係る発明の情報提供方法は、請
求項８に記載の発明の構成に加えて、前記情報提供サー
バは、カテゴリ毎に分類されたホームページのデータを
記憶していることを特徴とする。

【００２３】この構成の発明では、請求項８に記載の発
明の作用に加えて、前記情報提供サーバは、カテゴリ毎
に分類されたホームページのデータを記憶することがで
きる。

【００２４】請求項１０に係る発明の情報提供方法は、
請求項８又は９に記載の発明の構成に加えて、前記情報
提供サーバは、前記情報コードに対応する全てのホーム
ページのＵＲＬの情報を情報端末装置に送信することを
特徴とする。

【００２５】この構成の発明では、請求項８又は９に記
載の発明の作用に加えて、前記情報提供サーバは、前記
情報コードに対応する全てのホームページのＵＲＬの情
報を情報端末装置に送信することができる。

【００２６】請求項１１に係る発明の情報提供方法は、
請求項８乃至１０の何れかに記載の発明の構成に加え
て、前記リモコン装置は、複数の情報コードを記憶可能
であることを特徴とする。

【００２７】この構成の発明では、請求項８乃至１０の
何れかに記載の発明の作用に加えて、前記リモコン装置
は、複数の情報コードを記憶可能である。

【００２８】請求項１２に係る発明の情報提供方法は、
請求項８乃至１１の何れかに記載の発明の構成に加え
て、前記リモコン装置は、複数の情報コードを、一度に
前記情報端末装置に送信することを特徴とする。

【００２９】この構成の発明では、請求項８乃至１１の
何れかに記載の発明の作用に加えて、前記リモコン装置
は、複数の情報コードを、一度に前記情報端末装置に送
信することができる。

【００３０】請求項１３に係る発明の情報提供方法は、
請求項８乃至１２の何れかに記載の発明の構成に加え
て、前記情報端末装置は、記憶した複数の情報コード
を、一度に前記情報提供サーバに送信し、前記情報提供
サーバは、情報提供サーバから当該複数の情報コードに
基づいた複数のホームページのＵＲＬの情報を前記情報
端末装置に送信することを特徴とする。

【００３１】この構成の発明では、請求項８乃至１２の
何れかに記載の発明の作用に加えて、前記情報端末装置
は、記憶した複数の情報コードを、一度に前記情報提供
サーバに送信し、前記情報提供サーバは、情報提供サー
バから当該複数の情報コードに基づいた複数のホームペ
ージのＵＲＬの情報を前記情報端末装置に送信すること
ができる。

【００３２】請求項１４に係る発明の情報提供方法は、
請求項８乃至１３の何れかに記載の発明の構成に加え
て、前記リモコン装置は、時刻情報の校正可能なことを
特徴とする。

【００３３】この構成の発明では、請求項８乃至１３の
何れかに記載の発明の作用に加えて、前記リモコン装置
は、時刻情報の校正を行うことができる。

【００３４】請求項１５に係る発明は、リモコン装置に
て受信装置が受信するチャンネルが切り換えられ、当該
リモコン装置により指定されたチャンネルで放送される
放送内容の関連情報を通信ネットワークを介して情報端
末装置に提供する情報提供サーバにおいて、前記情報提
供サーバは、放送内容の関連情報をチャンネル情報と時
刻情報とに対応して記憶する関連情報記憶手段と、前記
リモコン装置から前記情報端末装置に転送され、前記情
報端末装置から送信された時刻情報とチャネル情報とが
対応した情報コードを受信する情報提供サーバ側情報コ
ード受信手段と、当該情報提供サーバ側情報コード受信
手段が受信した情報コードに基づいて、関連情報記憶手
段に記憶した関連情報を前記情報端末装置に提供する関
連情報提供手段とを備えたことを特徴とする。

【００３５】この構成の発明では、前記情報提供サーバ
は、関連情報記憶手段が放送内容の関連情報をチャンネ
ル情報と時刻情報とに対応して記憶し、情報提供サーバ
側情報コード受信手段は、前記リモコン装置から前記情
報端末装置に転送され、前記情報端末装置から送信され
た時刻情報とチャネル情報とが対応した情報コードを受
信し、関連情報提供手段は、当該情報提供サーバ側情報
コード受信手段が受信した情報コードに基づいて、関連
情報記憶手段に記憶した関連情報を前記情報端末装置に
提供することができる。

【００３６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１は、本発明の一実施の
形態である情報提供システム１のシステム構成を示す全
体構成図である。この実施の形態では、テレビ局Ａ乃至
Ｅから提供される放送番組を使用者は、リモコン装置４
を用いて任意のチャンネルを選択しながらテレビ受像機
３を用いて楽しむことができる。そして、放送番組中
で、例えば、当該放送の出演者が着ている服に興味があ
れば、その服を着た出演者がテレビ受像機３に出演して
いる場面で、リモコン装置４のタイムスタンプボタンを
操作することにより、チャンネル情報と時刻情報とに基
づいたコードをリモコン装置４の記憶装置に記憶する。
そして、その情報を情報端末機器５に転送して、情報端
末機器に５が情報提供サーバ６に接続して、その服に関
する関連情報を取得することができるものである。

【００３７】以下、図面を参照して、詳細に説明する。
図１に示すように、本実施の形態である情報提供システ
ム１は、テレビ局Ａ〜Ｅから構成された全国の各テレビ
局群２と、本システムの使用者の家又は職場等に設置さ
れているテレビ受像機３と、テレビ受像機３のチャンネ
ル等の制御を行うリモコン装置４と、情報端末機器５
と、テレビ局Ａ〜Ｅから放送される放送番組に関連した
放送番組関連情報を記憶した情報提供サーバ６とから構
成されている。

【００３８】全国の各テレビ局群２を構成するテレビ局
Ａ〜Ｅからは、本システムの使用者の家又は職場等に設
置されているテレビ受像機３に対して、各種の放送番組
が、ＶＨＦ、ＵＨＦ及び衛星放送の各チャンネルにて放
送されている。この放送番組の電送は、アナログ方式及
びデジタル方式の何れでもよい。テレビ受像機３のチャ
ンネルは、リモコン装置４からの赤外線信号により任意
に切り換え可能となっている。

【００３９】また、リモコン装置４は、テレビ受像機３
にて放送番組を閲覧中に後述するタイムスタンプボタン
を押下すると、その時の時刻情報とチャンネル情報とを
後述する内部の不揮発性のＲＡＭに記憶可能に構成され
ている。

【００４０】次に、図２を参照して、情報端末機器５及
び情報提供サーバ６の構成について説明する。図２は、
情報端末機器５及び情報提供サーバ６のブロック図であ
る。

【００４１】情報端末機器５は、周知のパーソナルコン
ピュータ、ＰＤＡ、携帯電話等各種の情報機器を用いる
ことができるが、以下の説明では、情報端末機器５とし
ては、パーソナルコンピュータを用いた場合を例に説明
する。

【００４２】図２に示すように、情報端末機器５には、
情報端末機器５全体の制御を行うＣＰＵ１０が設けら
れ、ＣＰＵ１０には、ＲＡＭ１１、フラッシュメモリ１
２、ＲＯＭ１３、ハードディスク１４、Ｉ／Ｏコントロ
ーラ１５及びタイマ１７が接続されている。

【００４３】フラッシュメモリ１２には、情報端末機器
５の起動時に使用される初期値が、記憶され、ＲＯＭ１
３には、ベーシックインプット／アウトプットシステム
（以下、「ＢＩＯＳ」という。）が記憶されている。ま
た、ＲＡＭ１１には、情報端末機器５で取り扱われる各
種のデータが一時的に記憶されている。さらに、ハード
ディスク１４には、オペレーティングシステムや各種の
プログラムが記憶されている。

【００４４】また、ＣＰＵ１０に接続されたＩ／Ｏコン
トローラ１５には、画像表示を制御する表示コントロー
ラ１６、パラレルコントローラ１８、シリアルコントロ
ーラ２２，２３、サウンドカード２４、赤外線受光部２
５、各種の文字等を入力するキーボード２８及びポイン
ティングディバイスであるマウス２７が接続されてい
る。

【００４５】さらに、表示コントローラ１６にはディス
プレイ１９が接続され、パラレルコントローラ１８には
プリンタ２１が接続され、シリアルコントローラ２２に
はモデム３０が接続され、シリアルコントローラ２３に
はタッチパネル２６が接続されている。また、サウンド
カード２４にはマイク２９及びスピーカ２０が接続され
ている。尚、情報端末機器５は、赤外線受光部２５によ
りリモコン装置４からの赤外線の信号により送信されて
来る情報コードを受信して、一旦、ハードディスク１４
に記憶するようになっている。

【００４６】次に、リモコン装置４の構造について、図
３及び図４を参照して説明する。図３は、リモコン装置
４の外観を示す平面図であり、図４は、リモコン装置４
の電気的回路構成を示すブロック図である。

【００４７】図３に示すように、リモコン装置４の上面
の下部には、テレビのチャンネルを指定する１〜１２の
キーと０のキーとから構成された数字キー４１が設けら
れている。また、リモコン装置４の上部には、赤外線発
光部４６が設けられ、赤外線発光部４６の下部には、リ
モコン装置４自体の電源のＯＮ／ＯＦＦ及びテレビ受像
機３の電源をＯＮ／ＯＦＦする電源ボタン５２と、放送
番組の視聴中に、後で関連情報を取得したい場面が表示
されたときに押下して、タイムスタンプとして、チャン
ネル情報と時刻情報とを情報コードとして後述するフラ
ッシュメモリ６３に記憶させるためのタイムスタンプボ
タン４４と、当該フラッシュメモリ６３に記憶された情
報コードをリモコン装置４から情報端末機器５に送信さ
せるための送信ボタン４５が設けられている。また、送
信ボタン４５と赤外線発光部４６との間には、液晶画面
５１が設けられ、リモコン装置４の電源が入っていると
きには、電池の絵を表示し、また、日付及び時刻、最後
に指定したチャンネルを表示するようになっている。

【００４８】上記のリモコン装置４の電源が切れた状態
で、電源ボタン５２を２秒以上押し続けると、リモコン
装置４の電源が入り、液晶画面５１の電池の絵が点灯す
る。その状態で、再度、電源ボタン５２を一瞬押すと、
テレビ受像機３に対して、電源ＯＮ／ＯＦＦの信号が赤
外線発光部４６から送信されるようになっている。テレ
ビ受像機３では、電源が切れた状態で、電源ＯＮ／ＯＦ
Ｆの信号を受信すると、電源を入れ、電源が入った状態
で、電源ＯＮ／ＯＦＦの信号を受信すると、電源を切る
ように構成されている。また、リモコン装置４の電源が
入った状態で、電源ボタン５２を２秒以上押し続ける
と、リモコン装置４の電源が切れて、液晶画面５１の電
池の絵が消灯するようになっている。

【００４９】上記のリモコン装置４には、更に、テレビ
受像機３のチャンネルのアップ・ダウンを行うためのチ
ャンネルアップ・ダウンスイッチ４２と、テレビ受像機
３の音声のアップ・ダウンを行うための音声アップ・ダ
ウンスイッチ４３と、テレビ／ビデオ切り換えボタン４
７と、テレビ受像機３の画面に現在のチャンネルを表示
させるチャンネル表示ボタン４８と、テレビ受像機３の
音声を一時的に消去するためのミュートボタン４９と、
リモコン装置４内の時刻情報の校正を指示する時刻校正
ボタン５０とが設けられている。

【００５０】次に、図４を参照して、リモコン装置４の
電気的回路構成について説明する。リモコン装置４に
は、リモコン装置４の制御を行うＣＰＵ６０が設けら
れ、ＣＰＵ６０には、ＲＡＭ６１、ＲＯＭ６２、フラッ
シュメモリ６３、タイマ６４及びＩ／Ｏコントローラ６
５が接続されている。

【００５１】ＲＡＭ６１には、各種のデータが一時的に
記憶され、ＲＯＭ６２には、リモコン装置４の制御プロ
グラム及び初期値データが記憶され、フラッシュメモリ
６３には、リモコン装置４からチャンネル指定信号が送
信された最後のチャネルのデータが記憶されている。ま
た、フラッシュメモリ６３には、タイムスタンプボタン
４４が押下されたときには、その時の時刻情報と前記記
憶されているチャンネル情報を対応づけて情報コードと
して、記憶するようになっている。２０００年４月３日
１５時０３分２９秒にタイムスタンプボタン４４が押下
され、リモコン装置４からチャンネル指定信号が送信さ
れた最後のチャネル即ち現在、視聴中のチャンネルが、
東海地区で２５ＣＨで有れば、情報コードの一例として
は、「０２２５２００００４０３１５０３２９」がフラ
ッシュメモリ６３に記憶されるようになっている。な
お、地区のデータは、リモコン装置４の初期設定時に、
フラッシュメモリ６３に書き込むようになっている。

【００５２】また、タイマ６４は、水晶発振器を内蔵し
たタイマＩＣから構成され、時刻情報をＣＰＵ６０に与
えるように公正されている。

【００５３】さらに、Ｉ／Ｏコントローラ６５には、キ
ーコントローラ６６と、赤外線発光部４６と、基準時信
号受信回路６８と、液晶駆動回路６９とが接続されてい
る。キーコントローラ６６には、キーユニット６７が接
続され、キーユニット６７には、数字キー４１、チャン
ネルアップ・ダウンスイッチ４２、音声アップ・ダウン
スイッチ４３、タイムスタンプボタン４４、送信ボタン
４５、前記テレビ／ビデオ切り換えボタン４７と、チャ
ンネル表示ボタン４８と、ミュートボタン４９と、時刻
校正ボタン５０と、電源ボタン５２が設けられ、これら
の各スイッチ及びボタンの操作が、キーコントローラ６
６及びＩ／Ｏコントローラ６５を介して、ＣＰＵ６０に
入力されるようになっている。

【００５４】赤外線発光部４６からは、テレビ受像機３
の電源のＯＮ／ＯＦＦ、チャンネルの切り換え、音声の
大きさ、テレビ／ビデオの切り換え等の制御を行う赤外
線信号が送信されるようになっている。また、送信ボタ
ン４５が押下されたときには、フラッシュメモリ６３に
記憶した情報コードが情報端末機器５に送信されるよう
になっている。

【００５５】次に、基準時信号受信回路６８について説
明する。基準時信号受信回路６８は、タイムスタンプの
時刻を正確するために設けられているもので、タイマ６
４の時刻のずれを校正するための基準時の情報を得るた
めのものである。具体的には、基準時信号受信回路６８
は、長波受信用の内蔵アンテナ及び高周波増幅回路、同
調回路、検波回路等から構成され、郵政省通信総合研究
が長波４０ｋＨｚで送信している標準時刻電波を受信し
て、その標準時刻電波から正しい標準時情報を得て、Ｉ
／Ｏコントローラ６５を介して、ＣＰＵ６０に標準時情
報を渡して、タイマ６４の時刻のずれを校正するもので
ある。時刻の校正は、リモコン装置４の電源投入時及び
時刻校正ボタン５０の押下時に行われる。

【００５６】また、リモコン装置４のＩ／Ｏコントロー
ラ６５には、液晶駆動回路６９が接続され、液晶駆動回
路６９により、液晶画面５１が制御されて、年月日、時
刻、最後に指示したチャンネル及び電源の状態を示す電
池の絵が表示されるようになっている。

【００５７】次に、図５を参照して、情報提供サーバ６
の電気的構成について説明する。図５は、情報提供サー
バ６の電気回路のブロック図である。

【００５８】図５に示すように、情報提供サーバ６に
は、情報提供サーバ６全体の制御を行うＣＰＵ８０が設
けられ、ＣＰＵ８０には、ＲＡＭ８１、ＲＯＭ８２、フ
ラッシュメモリ８３、Ｉ／Ｏコントローラ８４、タイマ
８８及びハードディスク８９が接続されている。

【００５９】フラッシュメモリ８３には、情報端末機器
５の起動時に使用される初期値が、記憶され、ＲＯＭ８
２には、ＢＩＯＳが記憶されている。また、ＲＡＭ８１
には、情報提供サーバ６で取り扱われる各種のデータが
一時的に記憶され、ハードディスク８９には、ＣＰＵ８
０で実行される制御プログラムが記憶されている。

【００６０】また、ＣＰＵ８０に接続されたＩ／Ｏコン
トローラ８４には、大容量のハードディスク装置等に記
憶されたコンテンツ詳細情報データベース８５及びユー
ザデータベース８６が接続されている。コンテンツ詳細
情報データベース８５には、後述するチャンネル、カテ
ゴリ、時刻情報で分類された放送番組関連情報が、記憶
されている。また、ユーザデータベース８６には、登録
したユーザのＩＤやパスワード等が記憶されている。

【００６１】さらに、Ｉ／Ｏコントローラ８４には、通
信ユニット８７が接続され、情報端末機器５からの情報
コード等を受信したり、情報端末機器５へ放送番組関連
情報を提供できるようになっている。

【００６２】また、通信ユニット８７には、外部のハッ
カー等の進入を防止するファイヤーウォール３３が設け
られ、ファイヤーウォール３３にはルーター３２に接続
され、ルーター３２は、ＩＳＤＮ等の通信回線及びイン
ターネット等を介して、前記情報端末機器５に接続され
たモデム３０に接続されている。

【００６３】次に、図６乃至図８を参照して、コンテン
ツ詳細情報データベース８５の構造について説明する。
図６は、コンテンツ詳細情報データベース８５の記憶内
容の模式図であり、図７は、コンテンツ詳細情報データ
ベース８５に記憶された特定チャンネルの関連情報の記
憶内容の模式図であり、図８は、カテゴリと情報項目の
分類の関係を示す分類表である。

【００６４】コンテンツ詳細情報データベース８５は、
事前に、放送時刻に正確に合わせて作成されており、図
６に示すように、関東、東海、関西等の地域ごとに分け
られた地域ホルダの下に、その地域で放送されている各
放送チャンネル（ＣＨ１，ＣＨ３等）毎のチャンネルホ
ルダが形成されている。上記の地域ホルダの識別は、前
記情報コードの第１桁及び第２桁の数字により行われ
る。例えば、前記情報コードの第１桁及び第２桁の数字
が、「０１」ならば、関東と識別され、「０２」なら
ば、東海と識別され、「０３」ならば、関西と識別され
る。

【００６５】次に、各チャンネルホルダの記憶内容を図
７を参照して説明する。図７に示す記憶内容の模式図の
ように、各チャンネルのホルダ内には、各時間毎にカテ
ゴリ毎に分類されたＵＲＬ名が付されたファイルが各々
記憶されている。図７に示す例では、５分ごとに放送番
組の関連情報を作成した例である。また、図７に示す例
では、放送番組の関連情報をカテゴリをカテゴリ１：
「出演者」、カテゴリ２：「ファッション」、カテゴリ
３：「音楽」、カテゴリ４：「場所」、カテゴリ５：
「車」として分類した例を示しているが、カテゴリの分
類は必ずしも上記数及び例に限られず任意に変更可能で
ある。

【００６６】各チャンネルホルダ内に記憶されたＵＲＬ
名が付されたファイルの具体例を例示すると、２０００
年４月３日２１時５分に東海地方でチャンネル２５で放
送されている「ラブストーリー」という放送番組に出演
している出演者である女優（カテゴリ１）に関する関連
情報のファイル名は、例えば、「actress1.html」と表
され、「200004032105」のホルダに記憶されており、こ
のホルダの上位４桁が年を表し、その次の２桁が月を表
し、その次の２桁が日を表し、その次の２桁が時を表
し、その次の２桁が分を表している。そして、情報提供
サーバ６のＵＲＬが、「http://www.ddssystem.co.jp」
というＵＲＬであれば、前記「actress1.html」のファ
イルは、その情報提供サーバ６の「０２のホルダ」内の
「２５のホルダ」内の「200004032105」に収容されてい
るので、ＵＲＬは、「http://www.ddssystem.co.jp/02/
25/200004032105/actress1」と表されることになる。

【００６７】次に、図８を参照して、カテゴリと情報項
目の分類について説明する。図８に示すように、放送番
組の関連情報の情報項目は、カテゴリ１：「出演者」、
カテゴリ２：「ファッシン」、カテゴリ３：「音楽」、
カテゴリ４：「場所」、カテゴリ５：「車」に分類さ
れ、カテゴリ１（出演者）の情報項目としては、出演者
Ａ、出演者Ｂ、出演者Ｃ、出演者Ｄ、出演者Ｅ等の番組
の出演者に応じた情報が記憶されている。

【００６８】また、カテゴリ２（ファッション）の情報
項目としては、服、靴、時計、ピアス、ブレスレット、
バッグ、化粧品等の情報が記憶されている。また、カテ
ゴリ３（音楽）の情報項目としては、番組主題歌、挿入
歌１、挿入歌２、挿入歌３、挿入歌４、挿入歌５・・・
エンディング曲等の情報が記憶されている。さらに、カ
テゴリ４（場所）の情報項目としては、レストラン、喫
茶店、ファーストフード、空港、駅、遊園地、公園等の
情報が記憶されている。また、カテゴリ５（車）の情報
項目としては、車種Ａ、車種Ｂ、車種Ｃ、車種Ｄ、車種
Ｅ、車種Ｆ、車種Ｇ等の情報項目が記憶されている。

【００６９】次に、図９を参照して、情報端末機器５か
ら情報提供サーバ６へ送信されるデータ信号のデータ形
式について説明する。図９は、情報端末機器５から情報
提供サーバ６へ送信されるデータ信号１００の模式図で
ある。図９に示すように、情報端末機器５から情報提供
サーバ６へ送信されるデータ信号１００は、ユーザＩD
１０１と、リモコン装置４から受信した情報コード１０
２と、情報提供サーバ６へ情報コード１０２に対応した
コンテンツ情報の抽出と分類を指示するコンテンツ情報
の分類指示命令１０３から構成されている。

【００７０】次に、図１０を参照して、情報提供サーバ
６から情報端末機器５へ送信される放送番組の関連情報
１１０のデータ構造について説明する。図１０は、情報
提供サーバ６から情報端末機器５へ送信される放送番組
の関連情報１１０のデータ構造の模式図である。図１０
に示すように、情報提供サーバ６から情報端末機器５へ
送信される放送番組の関連情報１１０のデータ構造は、
作成するブランクページの数のデータ１１１と、前記カ
テゴリを示す分類情報データ１１２と、分類別ページ作
成データ１１３と、ページの一括表示情報１１４とから
構成されている。

【００７１】さらに、分類情報データ１１２及び分類別
ページ作成データ１１３は、前記カテゴリ１乃至５に対
応して、分類情報１（カテゴリ１）であることを示すデ
ータ１１２ａ及び当該分類情報１のＵＲＬのデータであ
るページ作成データ１（１１３ａ）、分類情報２（カテ
ゴリ２）であることを示すデータ１１２ｂ及び当該分類
情報１のＵＲＬのデータであるページ作成データ２（１
１３ｂ）、分類情報３（カテゴリ３）であることを示す
データ１１２ｃ及び当該分類情報１のＵＲＬのデータで
あるページ作成データ３（１１３ｃ）、分類情報４（カ
テゴリ４）であることを示すデータ１１２ｄ及び当該分
類情報１のＵＲＬのデータであるページ作成データ４
（１１３ｄ）、分類情報５（カテゴリ５）であることを
示すデータ１１２ｅ及び当該分類情報１のＵＲＬのデー
タであるページ作成データ５（１１３ｅ）とから構成さ
れている。

【００７２】次に、上記のように構成された本実施の形
態の情報提供システムの動作を図１１乃至図１３に示す
フローチャート、図１４の表示画面及び図１５のタイム
スタンプの概念図を参照して説明する。図１１は、リモ
コン装置４で実行される制御プログラムのフローチャー
トであり、図１２は、情報端末機器５で実行される制御
プログラムのフローチャートであり、図１３は、情報提
供サーバ６で実行される制御プログラムのフローチャー
トであり、図１４は、情報端末機器５に接続されたディ
スプレィ１９に表示されるブラウザの表示画面２００を
示す図であり、図１５は、タイムスタンプの概念図であ
る。

【００７３】まず、図１１を参照して、リモコン装置４
の動作を説明する。まず、リモコン装置４では、購入後
の初期設定時に関東や東海という地域の設定がなされて
いるものとする。次いで、リモコン装置４の電源ボタン
５２が、２秒以上押下されると、リモコン装置４に電源
が投入され、図１１に示す制御が開始される。また、電
源ボタン５２を再度、短時間押下すると、赤外線発光部
４６からテレビ受像機３に電源ＯＮの赤外線信号が送信
されて、テレビ受像機３の電源も投入される。

【００７４】リモコン装置４の電源が投入されると、ま
ず、時刻情報校正処理が行われる（Ｓ１）。この時刻情
報校正処理（Ｓ１）では、基準時信号受信回路６８が、
郵政省通信総合研究が長波４０ｋＨｚで送信している標
準時刻電波を受信して、その標準時刻電波から正しい標
準時情報を得て、Ｉ／Ｏコントローラ６５を介して、Ｃ
ＰＵ６０に標準時情報を渡して、タイマ６４の時刻のず
れを校正する。正しい時刻に校正して、タイムスタンプ
を正確にするためである。

【００７５】次いで、チャンネル選択のために数字キー
４１、又は、チャンネルアップ・ダウンスイッチ４２が
操作されると（Ｓ２：ＹＥＳ）、チャンネル信号が赤外
線発光部４６から送信され（Ｓ３）、当該チャンネル番
号をフラッシュメモリ６３に記憶し（Ｓ４）、ユーザの
操作待ちとなる。テレビ受像機３により、前記チャンネ
ル番号の放送番組を視聴中に、出演者に興味が沸いた
り、出演者のファッションに興味が沸いたり、挿入歌に
興味が沸いたり、場面の場所に興味が沸いたり、登場し
た車に興味が沸いたときには、その画面で、リモコン装
置４のタイムスタンプボタン４４を押下すると（Ｓ２：
ＮＯ、Ｓ５：ＮＯ、Ｓ８：ＹＥＳ）、Ｓ４の処理で、フ
ラッシュメモリ６３に記憶したチャンネル番号及びタイ
マ６４から取得した時刻情報から情報コードを生成する
（Ｓ９）。

【００７６】例えば、東海地区でチャンネル２５で、２
０００年４月３日２１時５分２９秒であれば、０２２５
２００００４０３２１０５２９との情報コードが生成さ
れる（Ｓ９）。次いで、その生成された情報コードをフ
ラッシュメモリ６３に記憶して（Ｓ１０）、次の命令待
ちの状態になる。なお、情報コードは複数、フラッシュ
メモリ６３に記憶できるようになっている。

【００７７】次いで、送信ボタン４５が操作されると
（Ｓ２：ＮＯ、Ｓ５：ＹＥＳ）、フラッシュメモリ６３
に記憶した情報コードを記憶順に全部赤外線発光部４６
から情報端末機器５の赤外線受光部２５に送信し（Ｓ
６）、ラッシュメモリ６３に記憶した情報コードの記憶
を全てクリアする（Ｓ７）。その後、次の命令待ちの状
態になる。

【００７８】次に、リモコン装置４の時刻校正ボタン５
０が押下された場合には（Ｓ２：ＮＯ、Ｓ５：ＮＯ、Ｓ
８：ＮＯ、Ｓ１１：ＹＥＳ）、Ｓ１と同様の時刻校正処
理が行われる（Ｓ１２）。ユーザが任意に時刻の校正を
可能とするためである。

【００７９】次に、図１２のフローチャートを参照し
て、情報端末機器５で行われる放送番組関連情報の取得
及び表示処理を説明する。リモコン装置４から情報コー
ドを受信すると（Ｓ２１：ＹＥＳ）、受信した情報コー
ドをハードディスク１４に記憶する（Ｓ２２）、次い
で、その情報コードを情報端末機器５で実行されている
ブラウザに渡す（Ｓ２３）。すると、ブラウザは、通信
回線３１を介して情報提供サーバ６に接続し（Ｓ２
４）、情報コードに基づいて、図９に示す前記データ信
号１００を生成して、情報提供サーバ６にデータ信号１
００を送信する。すると、情報提供サーバ６は、後述す
る処理を行って、通信回線３１を介して、図１０に示す
前記関連情報１１０を情報端末機器５に送信し、情報端
末機器５で実行されているブラウザは、放送番組の関連
情報を取得する（Ｓ２５）。その後、情報端末機器５で
実行されているブラウザは、画面に、図１４に示す表示
画面２００を表示し（Ｓ２６）、放送番組関連情報の取
得及び表示処理を終了する。

【００８０】次に、図１３を参照して、情報提供サーバ
６で実行される放送番組の関連情報の提供処理を説明す
る。図１３に示すように、情報端末機器５から通信回線
を介して、データ信号１００を受信すると（Ｓ３１）、
データ信号１００のユーザＩD１０１と一致するユーザ
がいるかどうかをユーザデータベース８６で確認し、次
いで、データ信号１００には、コンテンツ情報の分類指
示命令１０３が付されているので、データ信号１００に
含まれている情報コード１０２に基づいてコンテンツ詳
細情報データベース８５を検索する（Ｓ３２）。

【００８１】次いで、コンテンツ詳細情報データベース
８５から検索した放送番組の関連情報をカテゴリで分類
してＨＴＭＬページを作成する（Ｓ３３）。このカテゴ
リで分類したＨＴＭＬページのデータは、図１０に示す
関連情報１１０として、情報提供サーバ６から情報端末
機器５に送信される（Ｓ３４）。その後、処理を終了す
る。この関連情報１１０を受信した情報端末機器５で
は、ブラウザが図１４に示す表示画面２００をディスプ
レイ１９に表示する。図１４に示すように、情報端末機
器５のブラウザでは、入手した放送番組の関連情報を全
てハードディスク１４に記憶して、表示画面２００に示
すように表示して、自由に閲覧可能となっている。ま
た、表示画面２００に表示された「出演者」、「ファッ
ション」、「音楽」及び「車」の各々の文字はリンクが
張られており、それぞれクリックすると該当する情報を
表示できるようになっている。

【００８２】次に、図１５を参照して、本実施の形態の
タイムスタンプによる放送番組の関連情報の入手につい
て説明する。図１５に示すように、テレビ受像機３によ
り放送番組を受信中に、リモコン装置４を用いて、タイ
ムスタンプボタン４４を押下すると、上記の構成を有す
るリモコン装置４、情報端末機器５及び情報提供サーバ
６により、絶対時刻（年月日を含む日本標準時）に基づ
いて、所謂タイムスタンプが押されたことになり、その
時刻に放送されていた内容に関する情報項目が、カテゴ
リ別に分類されて、情報提供サーバ６から情報端末機器
５に提供されることになる。

【００８３】以上説明したように、本実施の形態の情報
提供システムでは、リモコン装置４を用いて、タイムス
タンプボタン４４を押下するという単純な動作により、
その時点での放送番組関連する関連情報を通信回線を介
して、簡単に、情報提供サーバ６から情報端末機器５に
取得することができる。従って、ユーザは、その関連情
報に基づいて、商品の購買等を行うことができる。

【００８４】また、本実施の形態の情報提供システムで
は、リモコン装置４は、基準時信号受信回路６８を備
え、郵政省通信総合研究が長波４０ｋＨｚで送信してい
る標準時刻電波を受信して、その標準時刻電波から正し
い標準時情報を得て、Ｉ／Ｏコントローラ６５を介し
て、ＣＰＵ６０に標準時情報を渡して、タイマ６４の時
刻のずれを校正するようにしているので、他の装置と常
時接続されていないリモコン装置４にあっても、時刻を
常に正確に校正することができ、タイムスタンプを用い
ても正しい情報を得ることができる。

【００８５】なお、リモコン装置４の時刻校正手段は、
上記の標準時刻電波を用いるもの以外にも、リモコン装
置４を常に保持するクレドール（保持装置）を設け、こ
のクレドールを情報端末機器５に接続して、情報端末機
器５が定期的に正確に内部のタイマが校正されている情
報提供サーバ６又は標準時刻サーバに接続して、正確な
時刻を得て、クレドールに設けた接点からリモコン装置
４に設けた接点を介して、時刻の校正信号をリモコン装
置４のＣＰＵ６０に供給するようにして、その校正信号
によりリモコン装置４が内蔵のタイマ６４を校正するよ
うにしてもよい。

【００８６】また、リモコン装置４に時刻校正手段を設
けず、リモコン装置４では、タイムスタンプの時刻Ｔ１
以外に、リモコン装置４から情報端末機器５に情報コー
ドを送信する時刻Ｔ２も情報端末機器５に送信し、情報
端末機器５では、前記Ｔ２の時刻及び情報コードを受信
した時刻Ｔ３も記憶し、次いで、情報端末機器５からデ
ータ信号１００を情報提供サーバ６に送信する時刻Ｔ４
も情報提供サーバ６に送信し、情報提供サーバ６では、
そのデータ信号１００を受信した時刻Ｔ５を記録するよ
うにすると、「Ｔ４−Ｔ５」により情報端末機器５と情
報提供サーバ６との時刻のずれが計算でき、また、「Ｔ
２−Ｔ３」によりリモコン装置４と情報端末機器５との
時刻のずれが計算できるので、情報提供サーバ６の内蔵
タイマ８８を正確に標準時刻サーバ等で正確に校正して
おけば、Ｔ１−（Ｔ２−Ｔ３）−（Ｔ４−Ｔ５）により
タイムスタンプの時刻を正確な時刻に換算できる。

【００８７】なお、情報提供サーバ６のコンテンツ詳細
情報データベース８５は、テレビ局Ａ乃至Ｅに設けたサ
ーバから転送するようにしてもよいし、他のサーバから
転送してもよい。また、情報提供サーバ６に直接入力し
てもよい。

【００８８】さらに、本発明は、特許請求の範囲の記載
を逸脱しない限り、当業者により種々変更し改良して実
施可能なことは容易に推測できるものである。例えば、
情報端末装置５は、パーソナルコンピュータに限られ
ず、ＰＤＡ等の携帯情報端末や、携帯電話等の各種の情
報端末を用いることができることは言うまでもない。ま
た、通信回線３１は、ＩＳＤＮ回線に限られず、アナロ
グ回線、無線回線、ＣＡＴＶ等各種の回線が使用可能な
ことは言うまでもない。

【００８９】

【発明の効果】以上説明したように請求項１に係る発明
の情報提供システムにおいて、リモコン装置では、リモ
コン装置側時刻発生手段が少なくとも日付及び時刻から
構成された時刻情報を生成し、チャンネル指定手段によ
り受信装置の受信チャンネルが指定され、チャンネル情
報記憶手段が当該チャンネル指定手段により最後に指定
されたチャネル情報を記憶し、当該記憶指示手段が操作
されたときに、前記チャンネル情報記憶手段からチャン
ネル情報を取得し、リモコン装置側情報コード記憶手段
は、チャンネル情報と時刻情報とを対応づけて情報コー
ドとして記憶し、リモコン装置側情報コード送信手段
は、当該リモコン装置側情報コード記憶手段に記憶され
た前記情報コードを情報端末装置に送信することができ
る。前記情報端末装置では、受信手段は前記リモコン装
置から送信されてくる前記情報コードを受信し、情報端
末装置側情報コード記憶手段は、当該受信手段が受信し
た前記情報コードを記憶し、情報端末装置側情報コード
送信手段は、当該情報端末装置側情報コード記憶手段に
記憶された情報コードを前記情報提供サーバに送信し、
関連情報受信手段は、前記情報提供サーバから前記情報
コードに基づいて提供される前記関連情報を受信し、表
示手段は、当該関連情報受信手段が受信した関連情報を
表示することができる。情報提供サーバでは、関連情報
記憶手段は、放送内容の関連情報をチャンネル情報と時
刻情報とに対応して記憶し、情報提供サーバ側情報コー
ド受信手段は、前記情報端末装置の送信手段から送信さ
れて来る前記情報コードを受信し、関連情報提供手段
は、当該情報提供サーバ側情報コード受信手段が受信し
た情報コードに基づいて、関連情報記憶手段に記憶した
関連情報を前記情報端末装置に提供することができる。
従って、リモコン装置の記憶指示手段の操作により、容
易に放送番組の関連情報を情報提供サーバから情報端末
装置に取り込むことができる。

【００９０】請求項２に係る発明の情報提供システム
は、請求項１に記載の発明の効果に加えて、前記情報提
供サーバの関連情報記憶手段には、カテゴリ毎に分類さ
れたホームページのデータを記憶することができるの
で、カテゴリ毎に分類して、放送番組の関連情報を提供
することができる。

【００９１】請求項３に係る発明の情報提供システム
は、請求項１又は２に記載の発明の効果に加えて、前記
情報提供サーバの関連情報提供手段は、前記情報端末装
置の送信手段から送信されて来た前記情報コードに対応
する全てのホームページのＵＲＬの情報を情報端末装置
に送信することができる。

【００９２】請求項４に係る発明の情報提供システム
は、請求項１乃至３の何れかに記載の発明の効果に加え
て、前記リモコン装置側情報コード記憶手段は、複数の
情報コードを記憶することができる。

【００９３】請求項５に係る発明の情報提供システム
は、請求項１乃至４の何れかに記載の発明の効果に加え
て、前記リモコン装置は、送信指示手段の操作により、
前記リモコン装置側情報コード記憶手段に記憶した複数
の情報コードを、一度に前記情報端末装置に送信するこ
とができる。

【００９４】請求項６に係る発明の情報提供システム
は、請求項１乃至５の何れかに記載の発明の効果に加え
て、前記情報端末装置は、情報端末装置側情報コード記
憶手段に記憶した複数の情報コードを、一度に前記情報
提供サーバに送信し、情報提供サーバから当該複数の情
報コードに基づいた複数のホームページのＵＲＬの情報
を情報端末装置に送信することができる。

【００９５】請求項７に係る発明の情報提供システム
は、請求項１乃至６の何れかに記載の発明の効果に加え
て、前記リモコン装置の校正手段は、リモコン装置側時
刻発生手段の生成する時刻情報を校正することができ
る。

【００９６】請求項８に係る発明の情報提供方法は、リ
モコン装置にて受信装置が受信するチャンネルが切り換
えられ、当該リモコン装置により指定されたチャンネル
で放送される放送内容の関連情報を情報提供サーバから
通信ネットワークを介して情報端末装置に提供する情報
提供方法において、前記リモコン装置では、最後に指定
されたチャネル情報を記憶し、リモコン装置に対して、
時刻情報及びチャンネル情報の記憶が指示されたとき
に、その時点での時刻情報と前記記憶されたチャンネル
情報とを取得して、当該時刻情報とチャンネル情報とを
対応づけて情報コードとして記憶し、リモコン装置に前
記情報コードの送信が入力されたときには、前記情報コ
ードを前記情報端末装置に送信し、前記情報端末装置
は、前記リモコン装置から送信されてくる前記情報コー
ドを受信し、受信した前記情報コードを記憶し、当該情
報コードの情報提供サーバへの送信が指示されると、情
報提供サーバへ接続して、前記情報コードを送信し、前
記情報提供サーバから前記情報コードに基づいて提供さ
れる前記関連情報を受信し、当該受信した関連情報を表
示し、前記情報提供サーバは、予め放送内容の関連情報
をチャンネル情報と時刻情報とに対応して記憶し、前記
情報端末装置から送信されて来る前記情報コードを受信
し、当該受信した情報コードに基づいて、記憶している
関連情報を前記情報端末装置に提供することができる。

【００９７】請求項９に係る発明の情報提供方法は、請
求項８に記載の発明の効果に加えて、前記情報提供サー
バは、カテゴリ毎に分類されたホームページのデータを
記憶することができる。従って、放送番組の関連情報と
して、カテゴリ毎に分類されたホームページのデータを
提供することができる。

【００９８】請求項１０に係る発明の情報提供方法は、
請求項８又は９に記載の発明の効果に加えて、前記情報
提供サーバは、前記情報コードに対応する全てのホーム
ページのＵＲＬの情報を情報端末装置に送信することが
できる。

【００９９】請求項１１に係る発明の情報提供方法は、
請求項８乃至１０の何れかに記載の発明の効果に加え
て、前記リモコン装置は、複数の情報コードを記憶する
ことができる。

【０１００】請求項１２に係る発明の情報提供方法は、
請求項８乃至１１の何れかに記載の発明の効果に加え
て、前記リモコン装置は、複数の情報コードを、一度に
前記情報端末装置に送信することができる。

【０１０１】請求項１３に係る発明の情報提供方法は、
請求項８乃至１２の何れかに記載の発明の効果に加え
て、前記情報端末装置は、記憶した複数の情報コード
を、一度に前記情報提供サーバに送信し、前記情報提供
サーバは、情報提供サーバから当該複数の情報コードに
基づいた複数のホームページのＵＲＬの情報を前記情報
端末装置に送信することができる。

【０１０２】請求項１４に係る発明の情報提供方法は、
請求項８乃至１３の何れかに記載の発明の効果に加え
て、前記リモコン装置は、時刻情報の校正を行うことが
できる。従って、タイムスタンプの時間がずれることを
防止できる。

【０１０３】請求項１５に係る発明は、前記情報提供サ
ーバでは、関連情報記憶手段が放送内容の関連情報をチ
ャンネル情報と時刻情報とに対応して記憶し、情報提供
サーバ側情報コード受信手段は、前記リモコン装置から
前記情報端末装置に転送され、前記情報端末装置から送
信された時刻情報とチャネル情報とが対応した情報コー
ドを受信し、関連情報提供手段は、当該情報提供サーバ
側情報コード受信手段が受信した情報コードに基づい
て、関連情報記憶手段に記憶した関連情報を前記情報端
末装置に提供することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の一実施の形態である情報提供
システム１のシステム構成を示す全体構成図である。

【図２】図２は、情報端末機器５及び情報提供サーバ６
のブロック図である。

【図３】図３は、リモコン装置４の外観を示す平面図で
ある。

【図４】図４は、リモコン装置４の電気的回路構成を示
すブロック図である。

【図５】図５は、情報提供サーバ６の電気回路のブロッ
ク図である。

【図６】図６は、コンテンツ詳細情報データベース８５
の記憶内容の模式図である。

【図７】図７は、コンテンツ詳細情報データベース８５
に記憶された特定チャンネルの関連情報の記憶内容の模
式図である。

【図８】図８は、カテゴリと情報項目の分類の関係を示
す分類表である。

【図９】図９は、情報端末機器５から情報提供サーバ６
へ送信されるデータ信号１００の模式図である。

【図１０】図１０は、情報提供サーバ６から情報端末機
器５へ送信される放送番組の関連情報１１０のデータ構
造の模式図である。

【図１１】図１１は、リモコン装置４で実行される制御
プログラムのフローチャートである。

【図１２】図１２は、情報端末機器５で実行される制御
プログラムのフローチャートである。

【図１３】図１３は、情報提供サーバ６で実行される制
御プログラムのフローチャートである。

【図１４】図１４は、情報端末機器５に接続されたディ
スプレィ１９に表示されるブラウザの表示画面２００を
示す図である。

【図１５】図１５は、タイムスタンプの概念図である。

【符号の説明】

１ 情報提供システム ２ テレビ局群 ３ テレビ受像機 ４ リモコン装置 ５ 情報端末機器 ６ 情報提供サーバ １０ ＣＰＵ １１ ＲＡＭ １２ フラッシュメモリ １３ ＲＯＭ １４ ハードディスク １５ Ｉ／Ｏコントローラ １６ 表示コントローラ １７ タイマ １８ パラレルコントローラ １９ ディスプレイ ２０ スピーカ ２１ プリンタ ２２，２３ シリアルコントローラ ２４ サウンドカード ２５ 赤外線受光部 ２６ タッチパネル ２７ マウス ２８ キーボード ３０ モデム ３１ 通信回線 ３２ ルーター ３３ ファイアウォール ４１ 数字キー ４２ チャンネルアップ・ダウンスイッチ ４３ 音声アップ・ダウンスイッチ ４４ タイムスタンプボタン ４５ 送信ボタン ４６ 赤外線発光部 ４７ テレビ／ビデオ切り換えボタン ４８ チャンネル表示ボタン ４９ ミュートボタン ５０ 時刻校正ボタン ５１ 液晶画面 ５２ 電源ボタン ６０ ＣＰＵ ６１ ＲＡＭ ６２ ＲＯＭ ６３ フラッシュメモリ ６４ タイマ ６５ Ｉ／Ｏコントローラ ６６ キーコントローラ ６７ キーユニット ６８ 基準時信号受信回路 ６９ 液晶駆動回路 ８０ ＣＰＵ ８１ ＲＡＭ ８２ ＲＯＭ ８３ フラッシュメモリ ８４ Ｉ／Ｏコントローラ ８５ コンテンツ詳細情報データベース ８６ ユーザデータベース ８７ 通信ユニット ８８ タイマ ８９ ハードディスク １００ データ信号 １１０ 関連情報

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三吉野 健滋 愛知県名古屋市中川区尾頭橋四丁目13番７ 号 株式会社ディー・ディー・エス内 (72)発明者 小塚 安久 愛知県名古屋市中川区尾頭橋四丁目13番７ 号 株式会社ディー・ディー・エス内 Ｆターム(参考） 5B075 NK46 NR12 PP10 PQ02 PQ32 UU34 5C056 AA05 BA01 BA10 CA08 CA10 CA13 5C064 BA07 BB10 BC18 BC20 BD01 BD07

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 リモコン装置にて受信装置が受信するチ
   ャンネルが切り換えられ、当該リモコン装置により指定
   されたチャンネルで放送される放送内容の関連情報を情
   報提供サーバから通信ネットワークを介して情報端末装
   置に提供する情報提供システムにおいて、 前記リモコン装置は、 少なくとも日付及び時刻から構成された時刻情報を生成
   するリモコン装置側時刻発生手段と、 前記受信装置の受信チャンネルを指定するチャンネル指
   定手段と、 当該チャンネル指定手段により最後に指定されたチャネ
   ル情報を記憶するチャンネル情報記憶手段と、 リモコン装置に対して、前記時刻情報及びチャンネル情
   報の記憶を指示する記憶指示手段と、 当該記憶指示手段が操作されたときに、前記チャンネル
   情報記憶手段からチャンネル情報を取得し、かつ、前記
   リモコン装置側時刻発生手段から前記時刻情報を取得し
   て、取得したチャンネル情報と時刻情報とを対応づけて
   情報コードとして記憶するリモコン装置側情報コード記
   憶手段と、 当該リモコン装置側情報コード記憶手段に記憶された前
   記情報コードを情報端末装置に送信するリモコン装置側
   情報コード送信手段とを備え、 前記情報端末装置は、 前記リモコン装置から送信されてくる前記情報コードを
   受信する受信手段と、 当該受信手段が受信した前記情報コードを記憶する情報
   端末装置側情報コード記憶手段と、 当該情報端末装置側情報コード記憶手段に記憶された情
   報コードを前記情報提供サーバに送信する情報端末装置
   側情報コード送信手段と、 前記情報提供サーバから前記情報コードに基づいて提供
   される前記関連情報を受信する関連情報受信手段と、 当該関連情報受信手段が受信した関連情報を表示する表
   示手段とを備え、 前記情報提供サーバは、 放送内容の関連情報をチャンネル情報と時刻情報とに対
   応して記憶する関連情報記憶手段と、 前記情報端末装置の送信手段から送信されて来る前記情
   報コードを受信する情報提供サーバ側情報コード受信手
   段と、 当該情報提供サーバ側情報コード受信手段が受信した情
   報コードに基づいて、関連情報記憶手段に記憶した関連
   情報を前記情報端末装置に提供する関連情報提供手段と
   を備えたことを特徴とする情報提供システム。
2. 【請求項２】 前記情報提供サーバの関連情報記憶手段
   には、カテゴリ毎に分類されたホームページのデータが
   記憶されていることを特徴とする請求項１に記載の情報
   提供システム。
3. 【請求項３】 前記情報提供サーバの関連情報提供手段
   は、前記情報端末装置の送信手段から送信されて来た前
   記情報コードに対応する全てのホームページのＵＲＬの
   情報を情報端末装置に送信することを特徴とする請求項
   １又は２に記載の情報提供システム。
4. 【請求項４】 前記リモコン装置側情報コード記憶手段
   は、複数の情報コードを記憶可能であることを特徴とす
   る請求項１乃至３の何れかに記載の情報提供システム。
5. 【請求項５】 前記リモコン装置は、リモコン装置側情
   報コード記憶手段に記憶した情報コードの送信をリモコ
   ン装置側情報コード送信手段に指示する送信指示手段を
   備え、当該送信指示手段の操作により、前記リモコン装
   置側情報コード記憶手段に記憶した複数の情報コード
   を、一度に前記情報端末装置に送信することを特徴とす
   る請求項１乃至４の何れかに記載の情報提供システム。
6. 【請求項６】 前記情報端末装置は、情報端末装置側情
   報コード記憶手段に記憶した複数の情報コードを、一度
   に前記情報提供サーバに送信し、情報提供サーバから当
   該複数の情報コードに基づいた複数のホームページのＵ
   ＲＬの情報を情報端末装置に送信することを特徴とする
   請求項１乃至５の何れかに記載の情報提供システム。
7. 【請求項７】 前記リモコン装置は、リモコン装置側時
   刻発生手段の生成する時刻情報を校正する校正手段を備
   えたことを特徴とする請求項１乃至６の何れかに記載の
   情報提供システム。
8. 【請求項８】 リモコン装置にて受信装置が受信するチ
   ャンネルが切り換えられ、当該リモコン装置により指定
   されたチャンネルで放送される放送内容の関連情報を情
   報提供サーバから通信ネットワークを介して情報端末装
   置に提供する情報提供方法において、 前記リモコン装置では、 最後に指定されたチャネル情報を記憶し、 リモコン装置に対して、時刻情報及びチャンネル情報の
   記憶が指示されたときに、その時点での時刻情報と前記
   記憶されたチャンネル情報とを取得して、当該時刻情報
   とチャンネル情報とを対応づけて情報コードとして記憶
   し、 リモコン装置に前記情報コードの送信が入力されたとき
   には、前記情報コードを前記情報端末装置に送信し、 前記情報端末装置は、 前記リモコン装置から送信されてくる前記情報コードを
   受信し、 受信した前記情報コードを記憶し、 当該情報コードの情報提供サーバへの送信が指示される
   と、情報提供サーバへ接続して、前記情報コードを送信
   し、 前記情報提供サーバから前記情報コードに基づいて提供
   される前記関連情報を受信し、 当該受信した関連情報を表示し、 前記情報提供サーバは、 予め放送内容の関連情報をチャンネル情報と時刻情報と
   に対応して記憶し、 前記情報端末装置から送信されて来る前記情報コードを
   受信し、 当該受信した情報コードに基づいて、記憶している関連
   情報を前記情報端末装置に提供することを特徴とする情
   報提供方法。
9. 【請求項９】 前記情報提供サーバは、カテゴリ毎に分
   類されたホームページのデータを記憶していることを特
   徴とする請求項８に記載の情報提供方法。
10. 【請求項１０】 前記情報提供サーバは、前記情報コー
    ドに対応する全てのホームページのＵＲＬの情報を情報
    端末装置に送信することを特徴とする請求項８又は９に
    記載の情報提供方法。
11. 【請求項１１】 前記リモコン装置は、複数の情報コー
    ドを記憶可能であることを特徴とする請求項８乃至１０
    の何れかに記載の情報提供方法。
12. 【請求項１２】 前記リモコン装置は、複数の情報コー
    ドを、一度に前記情報端末装置に送信することを特徴と
    する請求項８乃至１１の何れかに記載の情報提供方法。
13. 【請求項１３】 前記情報端末装置は、記憶した複数の
    情報コードを、一度に前記情報提供サーバに送信し、前
    記情報提供サーバは、情報提供サーバから当該複数の情
    報コードに基づいた複数のホームページのＵＲＬの情報
    を前記情報端末装置に送信することを特徴とする請求項
    ８乃至１２の何れかに記載の情報提供方法。
14. 【請求項１４】 前記リモコン装置は、時刻情報の校正
    可能なことを特徴とする請求項８乃至１３の何れかに記
    載の情報提供方法。
15. 【請求項１５】 リモコン装置にて受信装置が受信する
    チャンネルが切り換えられ、当該リモコン装置により指
    定されたチャンネルで放送される放送内容の関連情報を
    通信ネットワークを介して情報端末装置に提供する情報
    提供サーバにおいて、 前記情報提供サーバは、 放送内容の関連情報をチャンネル情報と時刻情報とに対
    応して記憶する関連情報記憶手段と、 前記リモコン装置から前記情報端末装置に転送され、前
    記情報端末装置から送信されて時刻情報とチャネル情報
    とが対応した情報コードを受信する情報提供サーバ側情
    報コード受信手段と、 当該情報提供サーバ側情報コード受信手段が受信した情
    報コードに基づいて、関連情報記憶手段に記憶した関連
    情報を前記情報端末装置に提供する関連情報提供手段と
    を備えたことを特徴とする情報提供サーバ。