JP2002139327A - ナビゲーション装置、マーク対応動作属性登録方法およびナビゲーション装置における動作実行方法 - Google Patents

ナビゲーション装置、マーク対応動作属性登録方法およびナビゲーション装置における動作実行方法

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JP2002139327A
JP2002139327A JP2000335575A JP2000335575A JP2002139327A JP 2002139327 A JP2002139327 A JP 2002139327A JP 2000335575 A JP2000335575 A JP 2000335575A JP 2000335575 A JP2000335575 A JP 2000335575A JP 2002139327 A JP2002139327 A JP 2002139327A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナビゲーション装置におけるマークの機能
を、目印としてだけでなく他の機能の登録・実施に用い
る。 【解決手段】 ユーザが表示地図情報41の任意地点
(建物、会社等の名称等を含む)に対してマーク(マーク
X43、マークM42等)を付けて後で検索し易くする
ための目印を付けるマーク機能において、マーク自身の
表示等に係わるマーク属性(見栄え属性)45以外に、こ
のマークに対して装置が実行すべき動作属性46が登録
できる。即ち、本発明のナビゲーション装置は、地図上
に存在する地点等の所定情報に対して目印となるマーク
を付加するマーク付加手段と、ユーザ操作に基づいてこ
のマーク付加手段により付加されるマークに対応して装
置が実行すべき機能である動作属性46を設定する動作
属性設定手段と、マークが付加された所定情報の選択に
基づいて、動作属性46を実行する動作属性実行手段と
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の地点等にマ
ークを登録したり、所定の目的地を登録するナビゲーシ
ョン装置に関し、より詳しくは、これらの登録に際して
ナビゲーション装置が何らかの動作を実行するための属
性を付加することのできるナビゲーション装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】位置確認情報や地図情報に基づいて、目
的地へのルート等をガイドするナビゲーション装置は、
自動車に搭載されるカーナビゲーションシステムの他、
近年では、PDA(携帯情報端末)や携帯電話、腕時計等
に搭載されるものも実用化されつつある。これらのナビ
ゲーション装置(ナビゲーションシステム)では、目的地
を登録し、登録された目的地までの経路や渋滞情報、規
制情報等を表示してユーザをガイドする機能を備えてい
る。また、所定の地点や建物、会社等に対してマーク登
録を施し、マーク登録がなされた箇所に対する目的地設
定や、マーク登録された箇所に対する強調表示等を可能
にする機種が存在している。
【0003】このマークの登録の際に、例えば、ディス
プレイ上のマーク編集画面に対して登録可能な残数と並
び順が表示され、マーク登録を施す箇所の名称には、検
索した名称や電話番号などが自動で入力されるものも存
在している。また、マークの並び替えを50音順、登録
順、シンボル順等から選択できる機種も存在しており、
また、グループ別に編集、整理、表示を行うことも可能
である。更には、例えば、音声認識機能を用いて、「マ
ーク○○○に行く」と言うだけで、地図表示したり、ル
ートを探すこともできる。これらのマーク編集とマーク
表示機能によれば、ユーザが目当てとする行き先を容易
に探索することができ、また、マーク登録された箇所に
対して色分けや強調表示を施す(例えば、色丸で囲む、
立体ランドマーク表示を施す)ことで、ユーザにとって
見易く、使い易いナビゲーション装置を提供することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、地点等の
登録マークはいくつかの役割を備えているが、従来のマ
ークは、単に、地図上の地点を登録するだけのものであ
り、その登録に対してナビゲーション装置に何を実行さ
せるものであるか、をユーザが指定できるものではなか
った。その為に、従来では、例えば登録されたマークを
目的地として指定してその目的地に達した場合に、ナビ
ゲーション装置に実行させるべき動作を新たにユーザが
指定する必要があった。例えば、車の中で使用するナビ
ゲーション装置においては、運転に極力、集中しなけれ
ば危険であり、目的地に達した際に、実行させるべき動
作を新たに設定することは好ましいことではない。
【0005】また、目的地の設定に際しても、目的地へ
到達するまでには、装置によって予め定められた動作を
実行して表示することが可能であるが、目的地に到達し
た際には、ユーザによって、実行させるべき動作を新た
に設定する必要があった。そのために、ユーザが行うべ
きキー操作が増大することから、これらを改善し、ユー
ザに対して更に使い易い装置を提供することが望まれて
いた。
【0006】本発明は、このような技術的課題を解決す
るためになされたものであって、その目的とするところ
は、ナビゲーション装置におけるマークの機能を、目印
としてだけでなく他の機能の実施に用いることにある。
また、他の目的は、マーク登録や目的地の登録に際し
て、これらのマークや目的地に対応付けて装置が実行す
べき機能を登録することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明は、ユーザが地図上の任意地点(建物、会社等の名称
等を含む)に対してマークを付けて後で検索し易くする
ための目印を付けるマーク機能において、マーク自身の
表示等に係わるマーク属性(見栄え属性)以外に、このマ
ークに対してナビゲーション装置が実行すべき動作属性
が登録できることを特徴としている。即ち、本発明が適
用されるナビゲーション装置は、地図上に存在する地点
等の所定情報に対して目印となるマークを付加するマー
ク付加手段と、ユーザ操作に基づいてこのマーク付加手
段により付加されるマークに対応して装置が実行すべき
機能である動作属性を設定する動作属性設定手段と、マ
ークが付加された所定情報の選択に基づいて、設定され
た動作属性を実行する動作属性実行手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0008】ここで、ユーザにより選択可能な複数の動
作属性の内容を表示する表示手段とを更に備え、動作属
性設定手段は、表示手段により表示された動作属性の内
容(動作属性の項目等)に基づくユーザ選択によって、マ
ークに対応する動作属性が設定されることを特徴とすれ
ば、ユーザによる登録作業の簡潔化が図れる点で好まし
い。
【0009】他の観点から把えると、本発明が適用され
るナビゲーション装置は、マークされた地点等や目的地
等からなる行き先を登録する行き先登録手段と、登録さ
れた行き先に関する情報を表示する表示手段と、登録さ
れた行き先に対応して装置が実行すべきとして予め設定
されている動作以外に、この行き先に対応してユーザが
実行させたいと欲する動作に関する動作属性を登録する
動作属性登録手段とを備え、この表示手段は、登録され
た行き先に関する情報を表示する際に、登録された動作
属性に基づいて装置が実行した結果を表示することを特
徴としている。
【0010】ここで、この動作属性登録手段は、ユーザ
が実行させたいと欲する複数の動作属性を登録すること
が可能であり、表示手段は、この動作属性登録手段によ
り登録された複数の動作属性に対する装置の実行した結
果を、順次、表示することを特徴とすれば、行き先登録
に対してユーザが選定した動作に基づく結果を、結果表
示として得られる点で優れている。
【0011】一方、本発明が適用されるマーク対応動作
属性登録方法は、地図上に存在する地点や建物、会社、
店名等の所定情報に対して目印となるマークを付加し、
ナビゲーション装置が実行することができる、表示に際
する見栄え属性を除く動作属性の項目を表示し、表示さ
れた動作属性の項目の中から、付加されたマークに対し
て実行させたい動作属性の項目に対するユーザからの選
択を受け付け、選択された動作属性の項目と付加された
マークとを対応付けてメモリに格納することを特徴とす
ることができる。このメモリへの格納方法としては、動
作属性のカテゴリ毎にマークの識別情報を含めて格納す
る他、マーク毎のメモリ格納領域に対して動作属性の情
報を格納するように構成しても良い。
【0012】また、本発明は、所定の地点、建物、会社
名等の各種名称等に対して目印となるマークを登録する
ことができるナビゲーション装置における動作実行方法
であって、予め登録されたマークの中から、ユーザによ
り特定のマークが選択されたことを認識し、選択された
マークに対して、マーク自身の表示に関する属性以外に
ユーザがナビゲーション装置に対して実行させたいと欲
する動作属性が付加されているか否かを判断し、この動
作属性が付加されている場合には、動作属性に合わせた
動作を実行することを特徴としている。この動作属性に
合わせた動作の実行は、必ずしも同時に実行される必要
はなく、例えば、駐車場情報であれば、マークの地点に
近づいた時点で駐車場情報を取得し、表示すれば足り
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態が適用されたナビゲーション装置の概要を示す図
である。本実施の形態におけるナビゲーション装置は、
大きく、本体部1、位置・状態認識部2、ユーザインタ
ーフェイス部3から構成される。また、主に地図情報が
格納された媒体であるDVD−ROMから地図データを
読み込むDVDドライブ4、渋滞情報等を取得するVI
CS(Vehicle Information and Communication Syste
m:道路交通情報通信システム)ユニット5を備えてい
る。このVICSユニット5では、道路上に設置された
情報通信施設であるビーコン(光ビーコン、電波ビーコ
ン)やFM多重放送などを使って、渋滞、事故、交通規
制、駐車場などの交通情報からなるVICS情報を取得
している。また、DVDドライブ4は、CD−ROMか
ら地図情報を読み取るCDドライブに置き換えることも
可能である。
【0014】本体部1は、本実施の形態におけるナビゲ
ーション装置の全体を制御するCPU11と、CPU1
1の作業に必要なデータの一時蓄積に用いられる、例え
ばダイナミックRAM等からなるRAM12を備えてい
る。このRAM12は、後述する表示パネルに対して表
示する地図データの一時的蓄積等にも用いることが可能
であるが、地図データの蓄積のために、ハードディスク
等の他のデータ蓄積手段を備えることもできる。また、
本体部1には、ナビゲーション装置の動作プログラムが
格納されているROM13、後述する地点登録マークの
各種属性情報を格納するフラッシュROM14、周辺ユ
ニットとのイン/アウトを制御するI/Oコントローラ1
5を備えている。このI/Oコントローラ15によっ
て、ナビゲーション装置本体のデータ転送を制御するこ
とで、CPU11に対する負荷を低減することができ
る。また、グラフィックスコントローラ(図示せず)を備
え、後述する表示パネルに対するグラフィック処理を制
御させて、更にCPU11に対する負荷を低減させるこ
とも可能である。
【0015】位置・状態認識部2は、GPS(Global Po
sitioning System:全地球測位システム)ユニット2
1、車速センサ22、ジャイロセンサ23を備えてい
る。GPSユニット21では、人工衛星の発信する電波
を活用して自車位置を算出しており、更に進んで、FM
多重放送を利用してGPS補正データを受信し、GPS
航法によって算出した位置の誤差を補正するD−GPS
を搭載することも可能である。車速センサ22は、車速
信号を検出して走行距離を算出している。例えば、セン
サ本体を車のトランクや後部座席の下など、後輪のタイ
ヤハウス周辺に取り付け、着磁用スティックでタイヤを
磁化してその磁気をセンサで読み取り、この情報をGP
Sユニット21に転送することで、GPSユニット21
による位置データの誤差を調整している。ジャイロセン
サ23は、自車の進行方向および交差点やコーナーで曲
がった方向と角度を検出している。このジャイロセンサ
23としては、例えば、温度変化に強く安定性の高い水
晶振動子を用いたものを採用することができる。
【0016】ユーザインターフェイス部3は、表示パネ
ル31、音声認識ユニット32、操作ユニット33、こ
の操作ユニット33を補助するリモコン(リモートコン
トロール)34を備えている。この表示パネル31は、
例えば液晶ディスプレイによって構成されており、各種
地図情報と共に、本実施の形態に用いられるマークの登
録や目的地の登録、マーク位置や目的地毎に登録される
属性情報の登録画面を表示することが可能である。音声
認識ユニット32は、ユーザの声をマイクで取り込み、
音声認識によってユーザの入力作業の軽減を図ってい
る。操作ユニット33は、本体の筐体に設けられたスイ
ッチ類であり、リモコン34と共にナビゲーション装置
に対するユーザからの各種操作を可能としている。
【0017】次に、本実施の形態におけるマーク毎の付
加属性について説明する。図2は、画面上に表示される
マークと、これらのマーク毎に登録される付加属性との
関係を示した概念図である。ここでは、表示地図情報4
1と共に、この表示地図情報41の中の地点(会社、建
物等を含む)に対して登録されている地点登録マーク4
4の情報が示されている。ここでは、表示地図情報41
の中におけるDF交差点付近およびABC株式会社付近
の地点登録マーク44が示されている。
【0018】例えば、DF交差点付近の地点登録マーク
44には、表示した際の見栄えに関する属性であるマー
ク属性(見栄え属性)45と、ナビゲーション装置として
の動作に関する属性である動作属性46とが含まれてい
る。このマーク属性45には、マークの名称と共に、マ
ークの色とマークの模様が示されている。このマーク属
性45によって、表示地図情報41の中にマークM42
が示される。DF交差点付近の地点登録マーク44にお
ける動作属性46には、例えば、マーク付近の周辺検索
や渋滞情報、マークまでのルート検索等、ナビゲーショ
ン装置が実行すべき各種の動作指示がなされている。ま
た、例えば、ABC株式会社付近の地点登録マーク44
には、同様に、マーク属性45と動作属性46とが含ま
れている。このマーク属性45によって、表示地図情報
41の中にマークX43が示される。ABC株式会社付
近の地点登録マーク44における動作属性46には、例
えば、マークまでのルート検索、駐車場情報等、ナビゲ
ーション装置が実行すべき動作指示がなされている。
【0019】即ち、本実施の形態では、ユーザが地図上
の任意の地点(建物、会社、店舗等を含む)に対して、マ
ークを付けて、後で検索し易くするための目印を付ける
ことができる。このマークであるが、本来は、場所を記
録し、検索を容易にするものとして機能している。本実
施の形態では、このマークに対して、動作内容毎の付加
属性グループを加えることができるように構成されてい
る。この付加属性では、表示に際してマークに関する見
栄えや装飾といったマーク自体に関する属性であるマー
ク属性45と、ナビゲーションの機能として存在する動
作を規定する動作属性46との2つを包括的に扱ってい
る。従来では、この2つの中で、マーク自体に関する属
性についてはマーク毎に登録して管理することが可能で
あった。本実施の形態では、この属性に加えて、上述し
たナビゲーションの機能として存在する動作を規定する
属性を共に管理でき、マークを積極的に、より使い易く
した点に大きな特徴がある。
【0020】図3は、マークを動作のカテゴリで分類し
た状態を示した概念図である。ここでは、図2に示す各
地点登録マーク44にて登録された動作属性46につい
て、カテゴリ毎に分類しており、図2に示すもの以外の
マークに対する情報も含まれている。例えば、カテゴリ
として、マークまでのルート検索51、マーク付近の周
辺検索52、渋滞情報53、駐車場情報54等に分けら
れ、それぞれに対して登録されているマークの名称が示
されている。この図3に示したカテゴリ以外に、周辺の
お店の情報、観光名所情報、ルート検索におけるジャン
プ情報等の動作属性46も分類できる。これらの分類さ
れた情報は、前述したマーク自体に関するマーク属性4
5と共に、例えば、図1に示したフラッシュROM14
に格納される。そして、必要に応じてフラッシュROM
14から読み出され、例えば表示パネル31に登録情報
として表示することが可能である。また、登録されたマ
ークがその属性グループであったときに、その動作を行
うように構成することができる。
【0021】図4は、マーク地点に対して動作属性46
の付加を行う際の処理の流れを示した図である。マーク
編集処理を行うユーザは、まず、操作ユニット33やリ
モコン34等を用いてマーク編集処理モードに移行し、
表示パネル31上にマーク編集画面を表示する(ステッ
プ101)。その後、動作属性46を付加するか否かが
判断される(ステップ102)。動作属性46を付加しな
い場合には、通常のマーク編集処理が実行される(ステ
ップ103)。動作属性46を付加する場合、即ち、操
作ユニット33やリモコン34等によって動作属性46
を登録する旨の指示がなされた場合には、表示パネル3
1上に動作属性46の一覧が表示される(ステップ10
4)。この一覧表示された動作属性46の中から、付加
したい動作属性46を選択する(ステップ105)。場合
によっては、新たな動作をリモコン34等によって入力
することも可能である。そして、選択された動作属性4
6を地点登録マーク44に付け加え(ステップ106)、
所定の形式にて、例えばフラッシュROM14等のメモ
リに格納されて元のステップに戻る。
【0022】図5(a)〜(c)は、図4のフローチャート
で示したマーク編集処理における表示設定画面の一例を
示した図である。図5(a)は地点登録マーク表示画面6
1の一例を示し、図5(b)は編集設定画面64の一例
を、図5(c)は動作属性設定画面66の一例を示してい
る。図5(a)に示す地点登録マーク表示画面61では、
例えば、登録されている地点登録マークの名称62が表
示され、ここでは、「編集する」のキー63が選択された
状態を示している。この選択によって、図5(b)に示す
編集設定画面64に移行する。ここでは、図2に示した
地点登録マーク44毎に管理されるマーク属性45の編
集指示が可能であると共に、動作属性46の設定ができ
る。また、ここでは、動作属性46の設定を指示するた
めの「マーク地点の動作を設定する」のキー65が選択さ
れている。この選択によって、図5(c)に示す動作属性
設定画面66に移行する。この動作属性設定画面66で
は、動作属性46の中で、設定可能な動作項目が一覧表
示されており、ここでは、その一覧表示された項目の中
から、「渋滞情報」のキー67が選択されている。
【0023】次に、登録された動作属性46の実行につ
いて説明する。図6は、マーク地点が選択され、動作属
性46が実行される際の処理の流れを示した図である。
ユーザからなされたマーク選択を認識した後(ステップ
111)、選択されたマークに動作属性46が付いてい
るか否かが判断される(ステップ112)。動作属性46
が付いていない場合には、通常のマーク動作が実行され
て(ステップ113)、処理が終了する(ステップ11
6)。動作属性46が付いている場合には、動作属性4
6に合わせた動作が実行される(ステップ114)。例え
ば、渋滞情報が登録されている場合には、図1に示した
VICSユニット5によって渋滞情報が把握され、把握
された渋滞情報が表示パネル31に表示される。その
後、まだ別の動作が残っているか否かが判断される(ス
テップ115)。残っている場合には、ステップ114
に戻り、動作が実行される。例えば、駐車場情報が登録
されている場合には、VICSユニット5によって把握
された、マーク地付近における駐車場の空き情報の表示
がなされる。このようにして登録された動作が実行さ
れ、ステップ115にて別の動作が残っていないと判断
される場合に、一連の処理が終了する(ステップ11
6)。
【0024】尚、以上の説明では、マーク機能に着目し
て説明したが、本実施の形態を目的地設定に対して適用
することも可能である。行き先指定の一つとしての目的
地設定では、通常、目的地の設定に基づいて、装置が実
行するルート探索機能や、アラーム出力等が装置に登録
されているが、本実施の形態では、これらの装置自身に
登録されている各種機能の他に、その目的地毎に、ユー
ザが動作を欲する機能を予め登録することができる。本
実施の形態によれば、従来では、目的地設定と別にキー
操作を行う必要のあった各種機能を目的地別に登録可能
とし、目的地別に管理することが可能となる。
【0025】このように、本実施の形態によれば、マー
クの登録の機能では、登録された地点(会社、建物等を
含む)に対する表示等の通常なされる動作以外に、ユー
ザによって好みの動作属性46を登録することが可能と
なり、この登録された動作属性46に基づいて、通常、
装置によって定められた動作以外であるユーザの好みの
動作を、装置に対して実行させることができる。また、
目的地の登録の機能では、ルート検索等の装置によって
実行される通常動作以外に、ユーザによって登録された
動作属性46に基づく他の動作を実行させることができ
る。これによって、ユーザによるキー操作を少なくし、
煩雑な動作登録を簡略化することができる。また、予め
マーク地点や目的地に対する動作を登録しておくこと
で、ユーザは運転に集中することが可能となり、安全性
の高いナビゲーション機能を提供することができる。
【0026】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、ナビゲーション装置におけるマークの機能を、目印
としてだけでなく他の機能の実施に用いることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態が適用されたナビゲーション装
置の概要を示す図である。
【図2】 画面上に表示されるマークと、これらのマー
ク毎に登録される付加属性との関係を示した概念図であ
る。
【図3】 マークを動作のカテゴリで分類した状態を示
した概念図である。
【図4】 マーク地点に対して動作属性46の付加を行
う際の処理の流れを示した図である。
【図5】 (a)〜(c)は、図4のフローチャートで示し
たマーク編集処理における表示設定画面の一例を示した
図である。
【図6】 マーク地点が選択され、動作属性46が実行
される際の処理の流れを示した図である。
【符号の説明】
1…本体部、2…位置・状態認識部、3…ユーザインタ
ーフェイス部、4…DVDドライブ、5…VICSユニ
ット、11…CPU、12…RAM、13…ROM、1
4…フラッシュROM、15…I/Oコントローラ、2
1…GPSユニット、22…車速センサ、23…ジャイ
ロセンサ、31…表示パネル、32…音声認識ユニッ
ト、33…操作ユニット、34…リモコン(リモートコ
ントロール)、41…表示地図情報、42…マークM、
43…マークX、44…地点登録マーク、45…マーク
属性(見栄え属性)、46…動作属性、51…マークまで
のルート検索、52…マーク付近の周辺検索、53…渋
滞情報、54…駐車場情報、61…地点登録マーク表示
画面、62…地点登録マークの名称、63…「編集する」
のキー、64…編集設定画面、65…「マーク地点の動
作を設定する」のキー、66…動作属性設定画面、67
…「渋滞情報」のキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HB22 HB23 HB24 HC15 HC16 HC27 HD03 HD16 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC02 AC04 AC13 AC14 5H180 AA01 BB02 BB04 BB13 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF27 FF33 KK06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図上に存在する所定情報に対して目印
    となるマークを付加するマーク付加手段と、 ユーザ操作に基づいて、前記マーク付加手段により付加
    されるマークに対応して装置が実行すべき機能である動
    作属性を設定する動作属性設定手段と、 マークが付加された所定情報の選択に基づいて、前記動
    作属性設定手段により設定された動作属性を実行する動
    作属性実行手段と、を備えたことを特徴とするナビゲー
    ション装置。
  2. 【請求項2】 ユーザにより選択可能な複数の動作属性
    の内容を表示する表示手段と、を更に備え、 前記動作属性設定手段は、前記表示手段により表示され
    た動作属性の内容に基づくユーザ選択によって、マーク
    に対応する動作属性が設定されることを特徴とする請求
    項1記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 行き先を登録する行き先登録手段と、 前記行き先登録手段により登録された行き先に関する情
    報を表示する表示手段と、 前記行き先登録手段により登録された行き先に対応して
    装置が実行すべきとして予め設定されている動作以外
    に、当該行き先に対応してユーザが実行させたいと欲す
    る動作に関する動作属性を登録する動作属性登録手段
    と、を備え、 前記表示手段は、前記行き先登録手段により登録された
    行き先に関する情報を表示する際に、前記動作属性登録
    手段により登録された動作属性に基づいて装置が実行し
    た結果を表示することを特徴とするナビゲーション装
    置。
  4. 【請求項4】 前記動作属性登録手段は、ユーザが実行
    させたいと欲する複数の動作属性を登録することが可能
    であり、 前記表示手段は、前記動作属性登録手段により登録され
    た複数の動作属性に対する装置の実行した結果を、順
    次、表示することを特徴とする請求項3記載のナビゲー
    ション装置。
  5. 【請求項5】 地図上に存在する所定情報に対して目印
    となるマークを付加し、 ナビゲーション装置が実行することができる動作属性の
    項目を表示し、 表示された動作属性の項目の中から、付加されたマーク
    に対して実行させたい動作属性の項目に対するユーザか
    らの選択を受け付け、 選択された動作属性の項目と付加されたマークとを対応
    付けてメモリに格納することを特徴とするマーク対応動
    作属性登録方法。
  6. 【請求項6】 所定の地点に対して目印となるマークを
    登録することができるナビゲーション装置における動作
    実行方法であって、 予め登録されたマークの中から、ユーザにより特定のマ
    ークが選択されたことを認識し、 選択されたマークに対して、当該マーク自身の表示に関
    する属性以外にユーザが前記ナビゲーション装置に対し
    て実行させたいと欲する動作属性が付加されているか否
    かを判断し、 前記動作属性が付加されている場合には、当該動作属性
    に合わせた動作を実行することを特徴とするナビゲーシ
    ョン装置における動作実行方法。
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