JP2002135472A - 無線ファクシミリシステム - Google Patents

無線ファクシミリシステム

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JP2002135472A
JP2002135472A JP2000318862A JP2000318862A JP2002135472A JP 2002135472 A JP2002135472 A JP 2002135472A JP 2000318862 A JP2000318862 A JP 2000318862A JP 2000318862 A JP2000318862 A JP 2000318862A JP 2002135472 A JP2002135472 A JP 2002135472A
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JP2000318862A
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Yoshihiro Muramatsu
義弘 村松
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NEC AccessTechnica Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有線公衆網に接続されるファクシミリと同等
の機能を有する、無線公衆網接続用のファクシミリシス
テムを提供する。 【解決手段】 無線ファクシミリ装置20が、無線基地
局30に接続可能な携帯電話端末10の親機として働く
ようにする。通常モードでは、携帯電話端末は、無線基
地局に直接無線接続可能である。子機モードでは、接続
端末IDを無線ファクシミリ装置に引き渡し、無線ファ
クシミリ装置が無線基地局30に直接接可能になり、携
帯電話端末は、無線ファクシミリ装置を介してのみ無線
基地局30に接続できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話端末とフ
ァクシミリ装置とを備えた無線ファクシミリシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、所定サイズの紙に
印刷する機械であるため、その小型化には限界があり、
携帯型とするのには無理がある。このため、通常のファ
クシミリ装置は、有線公衆網に接続するように構成され
ている。
【0003】ところが、携帯電話機の普及に伴って、有
線公衆網への接続契約をしない人々が増加し、無線公衆
網を使ってのファクシミリ通信の実現が望まれるように
なってきた。
【0004】そこで、従来は、特別な接続ケーブルを用
いて携帯電話機に接続されるファクシミリ装置が開発さ
れ、無線公衆網を使ってのファクシミリ通信が実現され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯電話機に接続されるファクシミリ装置は、携帯電話
機を操作して送受信を行なわなければならないという問
題点がある。つまり、この種のファクシミリ装置では、
ファクシミリ情報の送受信の前に、必ず携帯電話端末を
操作しなければならないので、有線公衆網に接続される
ファクシミリ装置で実現されているような、自動発着信
を始めとする高度な機能を実現することができず、非常
に不便であるという問題点がある。
【0006】ここで、上記問題を解決する方法として、
無線公衆網に直接無線接続可能な無線ファクシミリ装置
を開発することが考えられるが、それでは、この無線フ
ァクシミリ装置を無線公衆網に接続するために、無線公
衆網運営者との携帯電話端末とは別に接続契約(接続端
末ID)が必要になる。
【0007】そこで、本発明は、携帯電話端末1台分の
接続契約で携帯電話端末も使え、ファクシミリ通信も実
行でき、しかも、有線公衆網に接続されるファクシミリ
装置と同等の機能を実現することができファクシミリシ
ステムを提供することを目的とする。
【0008】なお、特開平7−336766号公報に
は、複数回線に相当する無線通信チャネルを同時に使用
できる無線通信手段を備え、ある1つの無線通信チャネ
ルからファクシミリ情報を受信すると、他の無線チャネ
ルを介して即座に最寄りのファクシミリ装置へ転送する
技術が開示されている。しかしながら、この技術は、転
送先ファクシミリが有線公衆電話網に接続されているこ
とを前提とするもので、本願発明のように携帯電話端末
1台分の接続契約で、ファクシミリ通信を実現しようと
するものとは全く異なる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、携帯電
話端末及び無線ファクシミリ装置の一方が親機、他方が
子機となる無線ファクシミリシステムであって、前記親
機は、無線公衆網に無線接続し、かつ前記子機と無線接
続するための第1の通信手段を有し、前記子機は、少な
くとも前記親機と無線接続するための第2の通信手段を
有していることを特徴とする無線ファクシミリシステム
が得られる。
【0010】本システムでは、前記無線ファクシミリ装
置が親機であり、前記携帯電話端末が子機である場合に
は、前記第2の通信手段が前記無線公衆網にも無線接続
可能である。また、この場合には、前記第1の通信手段
が、特定周波数信号を検出する検出部を有し、前記無線
公衆網との回線が接続された後、所定時間が経過するま
でに前記特定周波数信号が検出できないとき、前記無線
公衆網との接続回線を維持したまま、前記子機との回線
接続を行なう。
【0011】また、本システムでは、前記携帯電話端末
が親機であり、前記無線ファクシミリ装置が子機である
場合は、前記第1の通信手段が、特定周波数信号を検出
する検出部を有し、前記無線公衆網との回線が接続され
た後、所定時間が経過するまでに前記特定周波数信号が
検出されたとき、前記無線公衆網との接続回線を維持し
たまま前記子機との回線接続を行なう。
【0012】なお、本システムでは、前記子機との回線
接続を、前記無線公衆網との接続回線を維持したまま行
なうために、多重化技術を用いる。
【0013】また、本発明によれば、携帯電話端末及び
無線ファクシミリ装置の一方を親機、他方を子機として
無線接続可能にしておき、親機は無線公衆網に直接無線
接続し、子機は親機を介して無線公衆網に無線接続する
ようにすることで、単一の接続端末IDを用いて、前記
携帯電話端末と前記無線ファクシミリ装置とがそれぞれ
無線公衆網に接続できるようにしたことを特徴とする無
線公衆網への接続方法が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0015】図1に本発明の第1の実施の形態に係る無
線ファクシミリシステムを示す。この無線ファクシミリ
システムは、携帯電話端末10と、無線ファクシミリ装
置20とを有している。
【0016】携帯電話端末10は、一般の携帯電話機と
同じように、無線公衆網運営者との接続契約により無線
公衆網の無線基地局30と、直接無線通信101が可能
となるように、無線通信部(図示せず)を有している。
この無線通信部は、無線ファクシミリ装置20との間の
端末間通信103をも担う。なお、端末間通信103で
は、無線ファクシミリ装置20に対して子機登録を行な
い、また、通話も行なう。また、携帯電話端末10は、
図示しないモード制御部を有する。モード制御部は、2
つの通話モード、即ち、通常モードと子機モードの切換
制御を行なう。
【0017】無線ファクシミリ装置20は、無線通信部
21と、一般的なファクシミリ装置とほぼ共通するファ
クシミリ送受信部22とを有する。無線通信部21は、
無線送信部211、変調部212、無線受信部213、
復調部214、周波数検出部215、及び切換部21
6,217を有している。また、無線通信部は、図示し
ない回線制御部を有している。この無線通信部21は、
回線制御部の制御により、無線基地局30と無線通信1
02を行なうと同時に携帯電話端末10との端末間通信
が可能である。周波数検出部215は、復調部214で
復調された受信信号から所定周波数の信号、即ち、ファ
クシミリ初期識別信号を検出する。切替部216,21
7は、初期状態では、無線通信部21とファクシミリ送
受信部22とを接続しているが、周波数検出部215か
らの切換信号に応答して、復調部214から出力された
受信信号が変調部212へ送られるように切り換え接続
する。
【0018】次に、この無線ファクシミリシステムの動
作について図2及び図3をも参照して詳細に説明する。
なお、ここでは、無線ファクシミリ装置20は、特定の
場所(例えば、携帯電話端末10のユーザーの自宅な
ど)に設置されているものとする。
【0019】まず、携帯電話端末10が通常モードの状
態にあるものとする。このモードでは、携帯電話端末1
0は、通常の携帯電話機として、直接無線基地局30と
の間で無線通信101が可能である。即ち、このモード
では、携帯電話端末10は、無線公衆網を介して他の電
話機と通話を行なうことができる。
【0020】図2の上段に、無線基地局30から携帯電
話端末10に着信呼201があった場合を示す。この場
合、携帯電話端末10は、着信呼201に応答して、着
信応答202を無線基地局30へ送信する。これによ
り、無線基地局30と携帯電話端末10との間に通話チ
ャネルが確立され、通話203が実現される。
【0021】一方、無線ファクシミリ装置20は、携帯
電話端末が通常モードにある間は、携帯電話端末10か
ら送信されるモード切換信号を監視している。このモー
ドでは、無線ファクシミリ装置20は、無線基地局30
と無線通信102を行なうことはできず、ファクシミリ
通信も行なうことができない。
【0022】携帯電話端末10は、特定の操作、例え
ば、モード切換ボタンの押し下げや、充電器への接続な
ど、があると、モード制御部が、モード切換信号を端末
間制御チャネルを通じて送信する。携帯電話端末10
が、無線ファクシミリ装置20と端末間通信可能な距離
にあれば、無線ファクシミリ装置20は、そのモード切
換信号を受信する。モード切換信号を受信した無線ファ
クシミリ装置20は、携帯電話端末10に応答信号を送
信する。携帯電話端末10のモード制御部は、無線ファ
クシミリ装置20から応答信号があると無線公衆網への
接続に必要となる情報、例えば、接続端末IDなどを無
線ファクシミリ装置20へ送信する。無線ファクシミリ
装置20は、接続端末ID等を受信して、各種設定が終
了すると、モード切換完了を携帯電話端末10に通知す
る。(以上、図2の子機登録204)。
【0023】子機登録204が終了すると、無線基地局
30に接続可能な端末は、携帯電話端末10ではなく
て、無線ファクシミリ装置20になる。そして、無線フ
ァクシミリ装置20は、このあと、直ちに、無線基地局
30に対して位置登録更新205を行なう。このとき、
携帯電話端末10は、子機モードとなっており、無線フ
ァクシミリ装置20とは、端末間通信が可能であるが、
無線基地局30とは直接無線通信を行なうことはできな
い。
【0024】この状態で、無線基地局30からの着信呼
を受信した場合について説明する。図2の下段に示すよ
うに無線基地局30より着信呼206があると、無線フ
ァクシミリ20が着信応答207を行ない、無線基地局
30と無線ファクシミリ装置20との間に通話チャネル
が確立され、通話208が可能になる。
【0025】通話チャネルが確立されると、無線受信部
で受信された受信信号は、復調部214で復調され、切
換部217を介してファクシミリ送受信部22へ送られ
る。このとき、周波数検出部215は、復調部214か
ら出力される復調された受信信号を監視している。この
監視は、通話チャネル確立後所定時間行なわれる。
【0026】周波数検出部215において、受信信号中
に所定の周波数信号、即ち、ファクシミリ初期識別信号
が検出されると、周波数検出部215は、その旨ファク
シミリ送受信部22へ通知する。なお、このとき、周波
数検出部215は、切換部216,217を制御して無
線通信部21とファクシミリ送受信部22との接続を維
持する。
【0027】ファクシミリ送受信部22は、周波数検出
部215からの検出通知を受けて、ファクシミリ通信動
作(受信動作)を行なう。
【0028】一方、所定時間内にファクシミリ初期識別
信号が検出されなかった場合には、周波数検出部215
は、切換部216,217を制御して、復調部214か
ら出力される受信信号が変調部212へ送られるように
ようにする。同時に、周波数検出部215は、図示しな
い回線制御部へその旨通知する。
【0029】回線制御部は、無線基地局30との通話チ
ャネルを維持したまま、携帯電話端末10との端末間通
信を実現するための通話チャネルを確立する。そのため
に、無線ファクシミリ装置20の回線制御部は、着信呼
209を発生し、端末間制御チャネルを通じて携帯電話
端末10へ送信する。
【0030】携帯電話端末10は、無線ファクシミリ装
置20からの着信呼309を受け取ると、着信応答31
0を無線ファクシミリ装置20へ送信する。こうして無
線ファクシミリ装置20と携帯電話端末10との間に通
話チャネルが確立される。
【0031】ここで、無線ファクシミリ装置20と携帯
電話端末10との端末間通信103に使用される通話チ
ャネルは、無線基地局30との無線通信102に使用さ
れる通話チャネルに準じて設定される。詳述すると、無
線基地局30が複数の携帯電話端末と同時に交信するた
めの多重化方式として、TDMA方式(Time Division
Multiple Access:時分割多元接続)を採用している場合
には、無線ファクシミリ装置20もTDMA方式によ
り、無線基地局30と携帯電話端末10と同時に交信す
る。
【0032】TDMA方式では、図3(a)に示すよう
に、無線基地局30は、通話チャネルをタイムスロット
と呼ばれる一定の時間幅で分割して各端末に割り当て
る。ここでは、送信側4個、受信側4個のタイムスロッ
トで、1フレームを構成した例を示している。無線ファ
クシミリ装置20に対して、送信、受信ともに第一スロ
ット(実線で示す)が割り当てられたとすると、無線フ
ァクシミリ装置20の回線制御部は、割り当てられた通
話チャネルの空きスロットを検出し、その空きスロット
を携帯電話端末10に割り当てる。例えば、図3(b)
に示すように、無線ファクシミリ装置20は、送受信と
もに第3スロット(実線で示す)を割り当てる。
【0033】以上のようにして、無線ファクシミリ装置
20は、無線基地局30との通話チャネルを維持した状
態で、携帯電話端末10との通話チャンネルを確立する
ことができる。そして、無線ファクシミリ装置20は、
無線基地局30からの通話信号を携帯電話端末10へ、
携帯電話端末10からの通話信号を無線基地局30へ転
送する。これにより、携帯電話端末10は、無線ファク
シミリ装置20を介して、無線公衆網に接続された他の
電話機との通話が可能になる。
【0034】なお、無線ファクシミリ装置20は、図3
(c)の例でいえば、第1スロットで受け取った通話信
号を第3スロットで、第3スロットで受け取った通話信
号を第1スロットで送信しなければならない。つまり、
受信した通話信号を受信した順番に送信すれば良いとい
うものではない。それゆえ、無線ファクシミリ装置20
は、無線受信部213及び無線送信部211に、それぞ
れ2チャンネル分の受信バッファ及び送信バッファを有
している。そして、回線制御部は、これら受信バッファ
及び送信バッファからの読み出しタイミングを制御して
いる。
【0035】ファクシミリ情報の送信を行なう場合は、
無線ファクシミリ装置20のファクシミリ送受信部22
に設けられているボタン等を直接操作することにより、
無線基地局30との間に通話チャネルが確立され、ファ
クシミリ通信が可能になる。自動送信機能による送信の
場合も同様である。
【0036】また、携帯電話端末10から発呼を行なう
場合は、携帯電話端末10のダイヤル操作を行なえば、
その無線通信部は、端末間制御チャネルを通じてダイヤ
ル信号等を無線ファクシミリ装置20へ送信する。無線
ファクシミリ装置20の回線制御部21は、携帯電話端
末10に代わり無線基地局30に対して発呼を行ない、
無線基地局との間に通話チャネルを確立する。このあ
と、所定時間が経過すると周波数検出部215は、切換
部216,217を制御して、復調部214と変調部2
12とを接続する。その一方で、回線制御部は、無線基
地局30との間に確立された通話チャネルに基づいて、
携帯電話端末10との間に通話チャネルを確立する。
【0037】以上のようにして、携帯電話端末10は、
子機モードのときであっても、無線公衆網に接続された
他の電話機と通話を行なうことができる。
【0038】子機モードから通常モードへの移行は、携
帯電話端末10に設けられたモード切換ボタンを押し下
げることにより行なわれる。モード切換ボタンが押し下
げられると、携帯電話端末10の無線通信部は、端末間
制御チャネルを通じて、モード切換信号を無線ファクシ
ミリ装置20に対して出力する。モード切換信号を受け
取った無線ファクシミリ装置20は、接続端末ID等、
必要な情報を携帯電話端末10へ送信する。接続端末I
Dを受け取った携帯電話端末10は、無線ファクシミリ
装置20にモード移行完了を通知するとともに、無線基
地局30に対して、位置登録更新を行なう。
【0039】以上のようにして、携帯電話端末10は、
通常モードに移行し、以後、通常の携帯電話機と同様に
無線基地局30と直接無線通信を行なうことができるよ
うになる。また、無線ファクシミリ装置20は、再び、
携帯電話端末10からのモード切換信号を監視する。
【0040】以上説明したように、本実施の形態に係る
無線ファクシミリシステムによれば、携帯電話端末1台
分の接続契約だけで、無線公衆網を利用しての、自動発
着信動作が可能なファクシミリ装置の使用が可能にな
り、また、携帯電話端末の使用もできる。
【0041】次に、図4及び図5を参照して、本発明の
第2の実施の形態に係る無線ファクシミリシステムにつ
いて詳細に説明する。
【0042】図4の無線ファクシミリ装置は、携帯電話
端末40と無線ファクシミリ装置50とを有している。
【0043】携帯電話端末40Aは、無線通信部41を
有し、無線基地局30及び無線ファクシミリ装置50と
無線通信可能である。ここで、無線通信部41は、図1
の無線通信部21と同様に、無線送信部411、変調部
412、無線受信部413、復調部414、周波数検出
部415、及び切替部416,417を有している。な
お、本実施の形態では、接続携帯IDの受け渡しなどを
行なわず、また、ファクシミリ送受信部の制御を行なわ
ないので、その分だけ、無線通信部41は、無線通信部
21よりもその構成が簡略化される。
【0044】無線ファクシミリ装置50は、無線部5
1、変調部52、及びファクシミリ送受信部53を有し
ており、携帯電話端末40Aと無線通信可能である。
【0045】次に、この無線ファクシミリシステムの動
作について説明する。
【0046】携帯電話端末40は、一般の携帯電話と同
様に、その位置に関係なく、無線基地局30と直接無線
通信401,403が可能である。例えば、図5に示し
ように、図5に示すように、携帯電話端末40は、無線
基地局30からの着信呼501を受け取ったときには、
着信応答502を無線基地局30へ返し、これによっ
て、無線基地局30との間に通話チャネルを確立するこ
とができ、通話503が可能になる。
【0047】通話チャネル確立後、所定時間内に周波数
検出部415が、ファクシミリ初期識別信号を検出する
と、周波数検出部415は、切換部416,417を切
り換えて、復調部414からレシーバを、変調部412
からマイクをそれぞれ切離して、復調部414と変調部
とを接続する。そして、図示しない回線制御部は、端末
間制御チャネルを通じて無線ファクシミリ装置402と
の間に通話チャネルを確立する。つまり、無線通信部4
1の回線制御部は、無線ファクシミリ装置50に対し、
新たに着信呼504を送信する。
【0048】無線ファクシミリ装置50の無線部51
は、携帯電話端末40から着信呼504を受け取ると、
着信応答505を携帯電話端末40へ端末間制御チャネ
ルを通じて送信する。こうして、携帯電話端末40と無
線ファクシミリ装置50との間に無線チャネルが確立さ
れ、通話506が可能になる。即ち、携帯電話端末40
は、無線基地局30から送られてくる信号を無線ファク
シミリ装置50に転送し、無線ファクシミリ装置50か
ら送られてきた信号を無線基地局30へ転送する。
【0049】無線ファクシミリ装置50から送信を行な
う場合は、第1の実施例において、携帯電話端末10か
ら発呼を行なう場合と同様にして、無線基地局30と携
帯電話端末40との間の通話チャネルを確立し、それに
基づいて携帯電話端末40と無線ファクシミリ装置50
との間に通話チャネルを確立することにより、実現でき
る。
【0050】本実施の形態においても、携帯電話端末4
0が無線基地局30との通話チャネルを維持したまま無
線ファクシミリ装置50との通話チャネルを確立する技
術として、TDMA方式などの多元接続技術が利用でき
る。
【0051】以上のようにして、本実施の形態において
も、携帯電話端末1台分の接続契約で、携帯電話端末に
よる通話のみならず、自動は着信機能を備えたファクシ
ミリ情報の送受信が、無線公衆網を利用して可能であ
る。
【0052】なお、上記第1及び第2の実施の形態で
は、2つの通話チャネルを同時に確立する方法として、
TDMA方式採用した場合について説明したが、無線公
衆網で採用されている多元接続方法に応じて、二つの送
受信無線部を搭載して、2つの通話チャネルを異なる周
波数で確立するFDMA(Frequency Division Multipl
e Access:周波数分割多元接続)方式や、異なる2つの
PN符号を用いて多重化を行うCDMA(Code Divisio
n Multiple Access:符号分割多元接続)方式などを採
用してもよい。
【0053】また、上記実施の形態では、ファクシミリ
通信の場合についてのみ説明したが、他のデータ通信に
も応用が可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、携帯電話端末1台分の
接続契約で、音声通話のみならず、自動発着信などの高
度な機能を含むファクシミリ通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無線ファクシ
ミリシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の無線ファクシミリシステムにおける無線
基地局、無線ファクシミリ装置、及び携帯電話端末間の
信号のやり取りを説明するための図である。
【図3】(a)及び(b)は、TDMA方式を用いて同
時に2つの通話チャネルを確立した例を説明するための
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る無線ファクシ
ミリシステムの構成を示すブロック図である。
【図5】図4の無線ファクシミリシステムにおける無線
基地局、無線ファクシミリ装置、及び携帯電話端末間の
信号のやり取りを説明するための図である。
【符号の説明】
10 携帯電話端末 20 無線ファクシミリ装置 21 無線通信部 211 無線送信部 212 変調部 213 無線受信部 214 復調部 215 周波数検出部 216,217 切換部 22 ファクシミリ送受信部 30 無線基地局 40 携帯電話端末 41 無線通信部 411 無線送信部 412 変調部 413 無線受信部 414 復調部 415 周波数検出部 416,417 切換部 50 無線ファクシミリ装置 51 無線部 52 変復調部 53 ファクシミリ送受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA12 AA37 AB38 AE13 AF14 BA00 5C075 AB06 AB08 BB14 CD25 5K027 AA12 BB01 CC08 EE03 EE13 HH23 JJ01 KK02 5K101 KK01 LL12 LL14 MM04 MM05 QQ01 QQ07 QQ11 TT03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話端末及び無線ファクシミリ装置
    の一方が親機、他方が子機となる無線ファクシミリシス
    テムであって、 前記親機は、無線公衆網に無線接続し、かつ前記子機と
    無線接続するための第1の通信手段を有し、 前記子機は、少なくとも前記親機と無線接続するための
    第2の通信手段を有していることを特徴とする無線ファ
    クシミリシステム。
  2. 【請求項2】 前記無線ファクシミリ装置が親機であ
    り、前記携帯電話端末が子機であって、前記第2の通信
    手段が前記無線公衆網にも無線接続可能であることを特
    徴とする請求項1の無線ファクシミリシステム。
  3. 【請求項3】 前記第1の通信手段が、特定周波数信号
    を検出する検出部を有し、前記無線公衆網との回線が接
    続された後、所定時間が経過するまでに前記特定周波数
    信号が検出できないとき、前記無線公衆網との接続回線
    を維持したまま、前記子機との回線接続を行なうことを
    特徴とする請求項2の無線ファクシミリシステム。
  4. 【請求項4】 前記携帯電話端末が親機であり、前記無
    線ファクシミリ装置が子機であって、前記第1の通信手
    段が、特定周波数信号を検出する検出部を有し、前記無
    線公衆網との回線が接続された後、所定時間が経過する
    までに前記特定周波数信号が検出されたとき、前記無線
    公衆網との接続回線を維持したまま前記子機との回線接
    続を行なうことを特徴とする請求項1の無線ファクシミ
    リシステム。
  5. 【請求項5】 前記子機との回線接続を、前記無線公衆
    網との接続回線を維持したまま行なうために、多重化技
    術を用いることを特徴とする請求項3または4の無線フ
    ァクシミリシステム。
  6. 【請求項6】 携帯電話端末及び無線ファクシミリ装置
    の一方を親機、他方を子機として無線接続可能にしてお
    き、親機は無線公衆網に直接無線接続し、子機は親機を
    介して無線公衆網に無線接続するようにすることで、単
    一の接続端末IDを用いて、前記携帯電話端末と前記無
    線ファクシミリ装置とがそれぞれ無線公衆網に接続でき
    るようにしたことを特徴とする無線公衆網への接続方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011217064A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Brother Industries Ltd 通信システム、通信装置および音声通話機器

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