JP2002134239A - ジャック - Google Patents
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- JP2002134239A JP2002134239A JP2000330447A JP2000330447A JP2002134239A JP 2002134239 A JP2002134239 A JP 2002134239A JP 2000330447 A JP2000330447 A JP 2000330447A JP 2000330447 A JP2000330447 A JP 2000330447A JP 2002134239 A JP2002134239 A JP 2002134239A
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/28—Clamped connections, spring connections
- H01R4/48—Clamped connections, spring connections utilising a spring, clip, or other resilient member
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/76—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure with sockets, clips or analogous contacts and secured to apparatus or structure, e.g. to a wall
- H01R24/78—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure with sockets, clips or analogous contacts and secured to apparatus or structure, e.g. to a wall with additional earth or shield contacts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2103/00—Two poles
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2105/00—Three poles
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/58—Contacts spaced along longitudinal axis of engagement
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 円筒スリーブ金具を別に設けることなく、ス
リーブ電極（２０１）の周囲を覆い、更に、スリーブ電
極（２０１）にスリーブターミナル（３）を確実に電気
接続させるジャックを提供する。 【解決手段】 スリーブターミナル（３）に、ジャック
ハウジング（２）に被装して取り付けられる取り付けプ
レート（３２）と、取り付けプレート（３２）に片持ち
支持される一対の湾曲バネ片（３３）を設け、一対の湾
曲バネ片（３３）の互いの内面を対向させて筒状とした
スリーブ接触筒部（３４）を、筒状の中心軸がプラグ挿
入孔（２３）の中心軸と略同軸となるように配設し、プ
ラグ挿入孔（２３）に挿入されるプラグ（２００）を、
スリーブ接触筒部（３４）に挿通させ、スリーブ電極
（２０１）とスリーブターミナル（３）を弾性接触させ
る。
リーブ電極（２０１）の周囲を覆い、更に、スリーブ電
極（２０１）にスリーブターミナル（３）を確実に電気
接続させるジャックを提供する。 【解決手段】 スリーブターミナル（３）に、ジャック
ハウジング（２）に被装して取り付けられる取り付けプ
レート（３２）と、取り付けプレート（３２）に片持ち
支持される一対の湾曲バネ片（３３）を設け、一対の湾
曲バネ片（３３）の互いの内面を対向させて筒状とした
スリーブ接触筒部（３４）を、筒状の中心軸がプラグ挿
入孔（２３）の中心軸と略同軸となるように配設し、プ
ラグ挿入孔（２３）に挿入されるプラグ（２００）を、
スリーブ接触筒部（３４）に挿通させ、スリーブ電極
（２０１）とスリーブターミナル（３）を弾性接触させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグ挿入孔に挿
入されるプラグに電気接続するジャックに関し、更に詳
しくは、プラグのスリーブ電極に弾性接触するスリーブ
ターミナルを備えたジャックに関する。
入されるプラグに電気接続するジャックに関し、更に詳
しくは、プラグのスリーブ電極に弾性接触するスリーブ
ターミナルを備えたジャックに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のジャック１００において、プラグ
のスリーブ電極２０１との接続は、図７、図８に示すよ
うに、ジャックハウジング１０１に取り付けられたスリ
ーブターミナル１０２のバネ片１０４を、プラグ挿入孔
１０３内に臨ませ、プラグ挿入孔１０３内に挿入される
プラグのスリーブ電極２０１に弾性接触させていた。
のスリーブ電極２０１との接続は、図７、図８に示すよ
うに、ジャックハウジング１０１に取り付けられたスリ
ーブターミナル１０２のバネ片１０４を、プラグ挿入孔
１０３内に臨ませ、プラグ挿入孔１０３内に挿入される
プラグのスリーブ電極２０１に弾性接触させていた。
【０００３】スリーブターミナル１０２は、図７のよう
に、弾性金属板を断面コの字状に折り曲げられて形成さ
れ、その水平板部１０２ａの後方縁に、斜め下方に延び
るバネ片１０４が、一体に片持ち支持されている。この
スリーブターミナル１０２は、ジャックハウジング１０
１の窓孔１０５より圧入してジャックハウジング１０１
に取り付けられ、取り付けられた状態でバネ片１０４の
自由端がプラグ挿入孔１０３内に突出し、挿入されるプ
ラグのスリーブ電極２０１の平面側に弾性接触するよう
になっている。
に、弾性金属板を断面コの字状に折り曲げられて形成さ
れ、その水平板部１０２ａの後方縁に、斜め下方に延び
るバネ片１０４が、一体に片持ち支持されている。この
スリーブターミナル１０２は、ジャックハウジング１０
１の窓孔１０５より圧入してジャックハウジング１０１
に取り付けられ、取り付けられた状態でバネ片１０４の
自由端がプラグ挿入孔１０３内に突出し、挿入されるプ
ラグのスリーブ電極２０１の平面側に弾性接触するよう
になっている。
【０００４】プラグのスリーブ電極２０１は、グランド
電極として作用するもので、チップ電極２０２、リング
電極２０３の周囲に絶縁して同軸状に配置することによ
り、ケーブルの固有インピーダンスとマッチングさせ、
チップ電極２０２、リング電極２０３を流れる高周波信
号の伝達特性を向上させている。
電極として作用するもので、チップ電極２０２、リング
電極２０３の周囲に絶縁して同軸状に配置することによ
り、ケーブルの固有インピーダンスとマッチングさせ、
チップ電極２０２、リング電極２０３を流れる高周波信
号の伝達特性を向上させている。
【０００５】このようなプラグと電気接続するジャック
に対しても、インピーダンスマッチングを図るため、ス
リーブ電極２０１と接触するスリーブターミナル１０２
を、プラグの周囲を包み込む円筒状のグランド端子とす
ることが望まれ、上述のジャック１００では、切削加工
など挽物で円筒スリーブ金具１０６を別に製造し、ジャ
ックハウジング１０１の円筒スリーブ１０１ａ内に取り
付けている。
に対しても、インピーダンスマッチングを図るため、ス
リーブ電極２０１と接触するスリーブターミナル１０２
を、プラグの周囲を包み込む円筒状のグランド端子とす
ることが望まれ、上述のジャック１００では、切削加工
など挽物で円筒スリーブ金具１０６を別に製造し、ジャ
ックハウジング１０１の円筒スリーブ１０１ａ内に取り
付けている。
【０００６】円筒スリーブ１０１ａ内に取り付けられた
円筒スリーブ金具１０６は、図８に示すように、スリー
ブターミナル１０２に一体の接触片１０７が圧接するこ
とによりスリーブターミナル１０２と電気接続し、ジャ
ック１００にプラグが挿入されると、スリーブ電極２０
１の周囲を覆うグランド端子として作用する。
円筒スリーブ金具１０６は、図８に示すように、スリー
ブターミナル１０２に一体の接触片１０７が圧接するこ
とによりスリーブターミナル１０２と電気接続し、ジャ
ック１００にプラグが挿入されると、スリーブ電極２０
１の周囲を覆うグランド端子として作用する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のジャック１００では、円筒スリーブ金具１０６を
スリーブターミナル１０２と別に挽物で製造する必要が
あり、部品点数が増加するばかりか、スリーブターミナ
ル１０２と接続させるために、その構造が複雑となり、
ジャック１００の製造コストが上昇するものとなった。
従来のジャック１００では、円筒スリーブ金具１０６を
スリーブターミナル１０２と別に挽物で製造する必要が
あり、部品点数が増加するばかりか、スリーブターミナ
ル１０２と接続させるために、その構造が複雑となり、
ジャック１００の製造コストが上昇するものとなった。
【０００８】円筒スリーブ金具１０６に、グランドパタ
ーンと接続する脚部を引き出して、円筒スリーブ金具１
０６自体をスリーブターミナル１０２とすることも可能
であるが、円筒であるために、プラグのスリーブ電極２
０１と弾性接触せず、プラグが中立してスリーブターミ
ナル１０２との接触不良が発生するものであった。
ーンと接続する脚部を引き出して、円筒スリーブ金具１
０６自体をスリーブターミナル１０２とすることも可能
であるが、円筒であるために、プラグのスリーブ電極２
０１と弾性接触せず、プラグが中立してスリーブターミ
ナル１０２との接触不良が発生するものであった。
【０００９】上述のジャック１００においては、円筒ス
リーブ金具１０６の他に、スリーブターミナル１０２の
バネ片１０４を用いてスリーブ電極２０１に弾性接触さ
せているが、弾性接触箇所が１カ所であるため、接触の
信頼性は充分なものではなかった。
リーブ金具１０６の他に、スリーブターミナル１０２の
バネ片１０４を用いてスリーブ電極２０１に弾性接触さ
せているが、弾性接触箇所が１カ所であるため、接触の
信頼性は充分なものではなかった。
【００１０】本発明はこのような従来の問題点に鑑み、
円筒スリーブ金具を別に設けることなく、スリーブ電極
の周囲を覆い、更に、スリーブ電極にスリーブターミナ
ルを確実に電気接続させるジャックを提供することを目
的とする。
円筒スリーブ金具を別に設けることなく、スリーブ電極
の周囲を覆い、更に、スリーブ電極にスリーブターミナ
ルを確実に電気接続させるジャックを提供することを目
的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決することを目的とするもので、請求項１の発明
に係るジャックは、内部にプラグ挿入孔を有する絶縁性
のジャックハウジングと、ジャックハウジングに取り付
けられ、プラグ挿入孔内に挿入されるプラグのスリーブ
電極と弾性接触するスリーブターミナルとを備えたジャ
ックにおいて、スリーブターミナルに、ジャックハウジ
ングに被装して取り付けられる取り付けプレートと、取
り付けプレートに片持ち支持される一対の湾曲バネ片を
設け、一対の湾曲バネ片の互いの内面を対向させて筒状
としたスリーブ接触筒部を、ジャックハウジングに穿設
した窓孔からプラグ挿入孔内に挿通し、筒状の中心軸が
プラグ挿入孔の中心軸と略同軸となるように配設し、プ
ラグ挿入孔に挿入されるプラグを、スリーブ接触筒部に
挿通させ、スリーブ電極とスリーブターミナルを弾性接
触させることを特徴とする。
題を解決することを目的とするもので、請求項１の発明
に係るジャックは、内部にプラグ挿入孔を有する絶縁性
のジャックハウジングと、ジャックハウジングに取り付
けられ、プラグ挿入孔内に挿入されるプラグのスリーブ
電極と弾性接触するスリーブターミナルとを備えたジャ
ックにおいて、スリーブターミナルに、ジャックハウジ
ングに被装して取り付けられる取り付けプレートと、取
り付けプレートに片持ち支持される一対の湾曲バネ片を
設け、一対の湾曲バネ片の互いの内面を対向させて筒状
としたスリーブ接触筒部を、ジャックハウジングに穿設
した窓孔からプラグ挿入孔内に挿通し、筒状の中心軸が
プラグ挿入孔の中心軸と略同軸となるように配設し、プ
ラグ挿入孔に挿入されるプラグを、スリーブ接触筒部に
挿通させ、スリーブ電極とスリーブターミナルを弾性接
触させることを特徴とする。
【００１２】一対の湾曲バネ片が筒状のスリーブ接触筒
部を形成し、プラグ挿入孔の中心軸と略同軸となるよう
に配設されるので、プラグ挿入孔に挿入されるプラグの
周囲を囲う。この一対の湾曲バネ片は、取り付けプレー
トに片持ち支持され、スリーブ電極に弾性接触するの
で、スリーブターミナルは、スリーブ電極に電気接続し
その周囲を囲うグランド端子として作用する。
部を形成し、プラグ挿入孔の中心軸と略同軸となるよう
に配設されるので、プラグ挿入孔に挿入されるプラグの
周囲を囲う。この一対の湾曲バネ片は、取り付けプレー
トに片持ち支持され、スリーブ電極に弾性接触するの
で、スリーブターミナルは、スリーブ電極に電気接続し
その周囲を囲うグランド端子として作用する。
【００１３】請求項２の発明に係るジャックは、取り付
けプレートを、水平板部と水平板部の両側からそれぞれ
垂設した側板部とにより、直方体のジャックハウジング
の平面と側面を覆う断面コの字形に形成し、一対の湾曲
バネ片を、水平板部を基端として両側の側板部にかけて
それぞれ内方に切り起こして形成し、湾曲バネ片を、ジ
ャックハウジングの平面に穿設した窓孔に挿通させると
ともに、湾曲バネ片を切り起こして形成される側板部の
切り欠きに、ジャックハウジングの側面に突設した係止
突起を係止させ、スリーブターミナルをジャックハウジ
ングに取り付けることを特徴とする。
けプレートを、水平板部と水平板部の両側からそれぞれ
垂設した側板部とにより、直方体のジャックハウジング
の平面と側面を覆う断面コの字形に形成し、一対の湾曲
バネ片を、水平板部を基端として両側の側板部にかけて
それぞれ内方に切り起こして形成し、湾曲バネ片を、ジ
ャックハウジングの平面に穿設した窓孔に挿通させると
ともに、湾曲バネ片を切り起こして形成される側板部の
切り欠きに、ジャックハウジングの側面に突設した係止
突起を係止させ、スリーブターミナルをジャックハウジ
ングに取り付けることを特徴とする。
【００１４】一対の湾曲バネ片を切り起こして形成され
る切り欠きを利用して、スリーブターミナルをジャック
ハウジングに取り付けるので、取り付けのための係合部
をスリーブターミナルへ設ける工程を省略することがで
きる。
る切り欠きを利用して、スリーブターミナルをジャック
ハウジングに取り付けるので、取り付けのための係合部
をスリーブターミナルへ設ける工程を省略することがで
きる。
【００１５】請求項３の発明に係るジャックは、スリー
ブ接触筒部が、断面円弧状とした一対の湾曲バネ片の内
面を対向させた円筒状であり、湾曲バネ片の内面に突設
した接触突部をスリーブ電極に弾性接触させることを特
徴とする。
ブ接触筒部が、断面円弧状とした一対の湾曲バネ片の内
面を対向させた円筒状であり、湾曲バネ片の内面に突設
した接触突部をスリーブ電極に弾性接触させることを特
徴とする。
【００１６】接触突部は、スリーブ電極に点接触で接触
するので、その間に塵などの絶縁物が介在しにくく、接
触不良が生じにくい。
するので、その間に塵などの絶縁物が介在しにくく、接
触不良が生じにくい。
【００１７】請求項４の発明に係るジャックは、一対の
湾曲バネ片の自由端近傍の内面にそれぞれ接触突部を突
設するとともに、水平板部から窓孔を挿通してプラグ挿
入孔に臨む固定接触突部を突設し、一対の接触突部と固
定接触突部で、スリーブ電極を挟持することを特徴とす
る。
湾曲バネ片の自由端近傍の内面にそれぞれ接触突部を突
設するとともに、水平板部から窓孔を挿通してプラグ挿
入孔に臨む固定接触突部を突設し、一対の接触突部と固
定接触突部で、スリーブ電極を挟持することを特徴とす
る。
【００１８】固定接触突部と可動する一対の接触突部で
形成される面は、プラグ挿入孔の中心軸と直交する面を
形成し、固定接触突部と一対の接触突部の３カ所で、プ
ラグ挿入孔に挿入されるプラグ確実に挟持する。スリー
ブターミナルの独立した３点でスリーブ電極と弾性接触
するので、更に、確実に接触が得られる。
形成される面は、プラグ挿入孔の中心軸と直交する面を
形成し、固定接触突部と一対の接触突部の３カ所で、プ
ラグ挿入孔に挿入されるプラグ確実に挟持する。スリー
ブターミナルの独立した３点でスリーブ電極と弾性接触
するので、更に、確実に接触が得られる。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１乃至図６により説明する。図１は、一実施の形態に係
るジャック１の分解斜視図、図２は、同側面図、図３
は、同平面図、図４は、図２のＡ−Ａ線断面図、図５
は、図３のＢ−Ｂ線断面図、図６の（ａ）、（ｂ）、
（ｃ）は、それぞれスリーブターミナル３の正面図、平
面図、側面図である。
１乃至図６により説明する。図１は、一実施の形態に係
るジャック１の分解斜視図、図２は、同側面図、図３
は、同平面図、図４は、図２のＡ−Ａ線断面図、図５
は、図３のＢ−Ｂ線断面図、図６の（ａ）、（ｂ）、
（ｃ）は、それぞれスリーブターミナル３の正面図、平
面図、側面図である。
【００２０】図１に示すように、本実施の形態に係るジ
ャック１は、ジャックハウジング２に、スリーブターミ
ナル３、チップターミナル４、リングターミナル５とが
互いに絶縁して取り付けられて構成される。
ャック１は、ジャックハウジング２に、スリーブターミ
ナル３、チップターミナル４、リングターミナル５とが
互いに絶縁して取り付けられて構成される。
【００２１】ジャックハウジング２は、ＰＢＴ、ナイロ
ンなどの合成樹脂からなる絶縁材料により形成された略
直方体状のハウジング本体２１とその前面（図中左方）
に一体に突設された円筒スリーブ２２とからなってい
る。
ンなどの合成樹脂からなる絶縁材料により形成された略
直方体状のハウジング本体２１とその前面（図中左方）
に一体に突設された円筒スリーブ２２とからなってい
る。
【００２２】図５に示すように、ハウジング本体２１と
円筒スリーブ２２を貫通して、プラグ２００を挿入させ
るプラグ挿入孔２３が、前後方向（図中左右方向）に穿
設され、ハウジング本体２１の後方でプラグ挿入孔２３
に面する内壁面の上下に、後方よりリングターミナル５
とチップターミナル４をそれぞれ圧入して収容するコン
タクト収容溝２４、２５が凹設されている。
円筒スリーブ２２を貫通して、プラグ２００を挿入させ
るプラグ挿入孔２３が、前後方向（図中左右方向）に穿
設され、ハウジング本体２１の後方でプラグ挿入孔２３
に面する内壁面の上下に、後方よりリングターミナル５
とチップターミナル４をそれぞれ圧入して収容するコン
タクト収容溝２４、２５が凹設されている。
【００２３】また、ハウジング本体２１の前方には、そ
の平面と両側面に連続して、位置決め溝２７が形成さ
れ、断面コの字状のスリーブターミナル３を、円筒スリ
ーブ２２の後方近傍で、ハウジング本体２１の外周面で
沿って位置決めするようにしている。
の平面と両側面に連続して、位置決め溝２７が形成さ
れ、断面コの字状のスリーブターミナル３を、円筒スリ
ーブ２２の後方近傍で、ハウジング本体２１の外周面で
沿って位置決めするようにしている。
【００２４】位置決め溝２７が凹設されたハウジング本
体２１の平面には、プラグ挿入孔２３に連通する窓孔２
６が穿設され、また両側面の中央位置には、後述するス
リーブターミナル３の切り欠き３１に係止しスリーブタ
ーミナル３を抜け止めする係止突起２８、２８が突設さ
れている。
体２１の平面には、プラグ挿入孔２３に連通する窓孔２
６が穿設され、また両側面の中央位置には、後述するス
リーブターミナル３の切り欠き３１に係止しスリーブタ
ーミナル３を抜け止めする係止突起２８、２８が突設さ
れている。
【００２５】スリーブターミナル３は、導電性板材をプ
レスにより打ち抜き、折曲げ形成したもので、図１と図
６に示すように、水平板部３２ａとその両側に垂設され
た側板部３２ｂとにより断面コの字状に形成された取り
付けプレート３２と、水平板部３２ａに片持ち支持され
た一対の湾曲バネ片３３、３３を一体に備えている。
レスにより打ち抜き、折曲げ形成したもので、図１と図
６に示すように、水平板部３２ａとその両側に垂設され
た側板部３２ｂとにより断面コの字状に形成された取り
付けプレート３２と、水平板部３２ａに片持ち支持され
た一対の湾曲バネ片３３、３３を一体に備えている。
【００２６】一対の湾曲バネ片３３、３３は、それぞれ
水平板部３２ａを基端として両側の側板部３２ｂにかけ
てコの字状に切り欠き、内方に切り起こしたたもので、
一対の湾曲バネ片３３、３３で円筒状のスリーブ接触筒
部３４を形成するように断面円弧状に湾曲形成される。
円筒状のスリーブ接触筒部３４の内径は、プラグ２００
のスリーブ電極２０１の外径よりやや小さく、スリーブ
電極２０１の外周面を覆いつつ、挟持する大きさとなっ
ている。
水平板部３２ａを基端として両側の側板部３２ｂにかけ
てコの字状に切り欠き、内方に切り起こしたたもので、
一対の湾曲バネ片３３、３３で円筒状のスリーブ接触筒
部３４を形成するように断面円弧状に湾曲形成される。
円筒状のスリーブ接触筒部３４の内径は、プラグ２００
のスリーブ電極２０１の外径よりやや小さく、スリーブ
電極２０１の外周面を覆いつつ、挟持する大きさとなっ
ている。
【００２７】また、湾曲バネ片３３、３３の自由端近傍
からそれぞれ内方に可動接触突部３５、３５が、水平板
部３２ａの中央から下方に固定接触突部３６が、スリー
ブ接触筒部３４の中心軸方向に向けて打ち出し形成され
ている。
からそれぞれ内方に可動接触突部３５、３５が、水平板
部３２ａの中央から下方に固定接触突部３６が、スリー
ブ接触筒部３４の中心軸方向に向けて打ち出し形成され
ている。
【００２８】湾曲バネ片３３、３３を切り起こして形成
される側板部３２ｂの切り欠き３１は、前述のように、
係止突起２８が係止する係止孔として作用する。また、
両側板部３２ｂ、３２ｂのそれぞれ下端は、ハウジング
本体２１の底面と平行となるように水平方向に直角に折
り曲げられスリーブ脚部３７、３７となっている。
される側板部３２ｂの切り欠き３１は、前述のように、
係止突起２８が係止する係止孔として作用する。また、
両側板部３２ｂ、３２ｂのそれぞれ下端は、ハウジング
本体２１の底面と平行となるように水平方向に直角に折
り曲げられスリーブ脚部３７、３７となっている。
【００２９】一対の脚部３７、３７は、図６（ｂ）に示
すように、平面上でスリーブターミナル３の対角部位に
配設され、これにより、同形状のジャック１をプリント
配線基板（図示せず）上に配置する際に、互いのスリー
ブターミナルを干渉させずに、挟ピッチで配置すること
を可能としている。
すように、平面上でスリーブターミナル３の対角部位に
配設され、これにより、同形状のジャック１をプリント
配線基板（図示せず）上に配置する際に、互いのスリー
ブターミナルを干渉させずに、挟ピッチで配置すること
を可能としている。
【００３０】チップターミナル４は、図１に示すよう
に、導電性板材をプレスにより打ち抜き形成したもの
で、中央が斜め上方に傾斜するように矩形状に切り起こ
され、その先端にチップ接触部４１が形成される。ま
た、後方は、ハウジング本体２１の底面と平行になるよ
うに、クランク状に折り曲げられたチップ脚部４２とな
っている。
に、導電性板材をプレスにより打ち抜き形成したもの
で、中央が斜め上方に傾斜するように矩形状に切り起こ
され、その先端にチップ接触部４１が形成される。ま
た、後方は、ハウジング本体２１の底面と平行になるよ
うに、クランク状に折り曲げられたチップ脚部４２とな
っている。
【００３１】又、リングターミナル５も同様に導電性板
材をプレスにより打ち抜き形成したもので、逆Ｌ字状に
直角に折り曲げられた基部５４と基部の前方に連設さ
れ、先端がＵ字状に下方に折り返されたリング接触部５
１と、基部５４から垂設されハウジング本体２１の底面
と平行になるように水平に折り曲げられたリング脚部５
２で構成される。
材をプレスにより打ち抜き形成したもので、逆Ｌ字状に
直角に折り曲げられた基部５４と基部の前方に連設さ
れ、先端がＵ字状に下方に折り返されたリング接触部５
１と、基部５４から垂設されハウジング本体２１の底面
と平行になるように水平に折り曲げられたリング脚部５
２で構成される。
【００３２】尚、ジャック１が、プラグの挿抜により切
り替わるジャック１のスイッチ回路を備えている場合に
は、その数に応じて、複数のコンタクトターミナルが同
様の構成でハウジング本体２１に取り付けられる。
り替わるジャック１のスイッチ回路を備えている場合に
は、その数に応じて、複数のコンタクトターミナルが同
様の構成でハウジング本体２１に取り付けられる。
【００３３】ジャック１の組み立ては、ジャックハウジ
ング２に対して上述のスリーブターミナル３、チップタ
ーミナル４、リングターミナル５を以下のように取り付
けるもので、これらの取り付け順序は、任意である。
ング２に対して上述のスリーブターミナル３、チップタ
ーミナル４、リングターミナル５を以下のように取り付
けるもので、これらの取り付け順序は、任意である。
【００３４】スリーブターミナル３は、スリーブ接触筒
部３４をハウジング本体２１の窓孔２６に挿通させなが
ら、上方から取り付けプレート３２の側板部３２ｂを位
置決め溝２７に沿って下方へスライドさせる。側板部３
２ｂがハウジング本体２１両側面の係止突起２８、２８
を乗り越え、係止突起２８、２８が切り欠き３１に嵌入
すると、取り付けプレート３２は、上方へ抜け止めさ
れ、また、位置決め溝２７により前後方向の移動が規制
され、がたつきなくハウジング本体２１に取り付けられ
る。取り付けプレート３２が取り付けられた状態で、ス
リーブ接触筒部３４は、図４、図５に示すように、挿入
されるプラグ２００のスリーブ電極２０１と接触するプ
ラグ挿入孔２３内の部位に臨み、その円筒状の中心軸が
プラグ挿入孔２３の中心軸と略同軸となる姿勢で位置決
めされる。
部３４をハウジング本体２１の窓孔２６に挿通させなが
ら、上方から取り付けプレート３２の側板部３２ｂを位
置決め溝２７に沿って下方へスライドさせる。側板部３
２ｂがハウジング本体２１両側面の係止突起２８、２８
を乗り越え、係止突起２８、２８が切り欠き３１に嵌入
すると、取り付けプレート３２は、上方へ抜け止めさ
れ、また、位置決め溝２７により前後方向の移動が規制
され、がたつきなくハウジング本体２１に取り付けられ
る。取り付けプレート３２が取り付けられた状態で、ス
リーブ接触筒部３４は、図４、図５に示すように、挿入
されるプラグ２００のスリーブ電極２０１と接触するプ
ラグ挿入孔２３内の部位に臨み、その円筒状の中心軸が
プラグ挿入孔２３の中心軸と略同軸となる姿勢で位置決
めされる。
【００３５】チップターミナル４は、ハウジング本体２
１の後方より両側をコンタクト収容溝２５に沿って圧入
し、両側に突出する係止爪４３、４３を溝２５の内壁面
に係止して、チップターミナル４を抜け止め固定する。
１の後方より両側をコンタクト収容溝２５に沿って圧入
し、両側に突出する係止爪４３、４３を溝２５の内壁面
に係止して、チップターミナル４を抜け止め固定する。
【００３６】チップターミナル４がハウジング本体２１
に固定されると、チップターミナル４のチップ接触部４
１は、挿入されるプラグ２００のチップ電極２０２と接
触するプラグ挿入孔２２内の部位に配置される。
に固定されると、チップターミナル４のチップ接触部４
１は、挿入されるプラグ２００のチップ電極２０２と接
触するプラグ挿入孔２２内の部位に配置される。
【００３７】また、リングターミナル５は、図５に示す
ように、両側をコンタクト収容溝２４に沿ってハウジン
グ本体２１の後方より圧入し、基部５４の上端に切り起
こして形成した係止片５３を、ハウジング本体２１の抜
け止め孔２９に係止してコンタクト収容溝２４内に抜け
止め固定する。
ように、両側をコンタクト収容溝２４に沿ってハウジン
グ本体２１の後方より圧入し、基部５４の上端に切り起
こして形成した係止片５３を、ハウジング本体２１の抜
け止め孔２９に係止してコンタクト収容溝２４内に抜け
止め固定する。
【００３８】リングターミナル５がハウジング本体２１
に固定されると、リング接触部５１は、プラグ２００の
リング電極２０３と接触するプラグ挿入孔２２内の部位
に配置される。
に固定されると、リング接触部５１は、プラグ２００の
リング電極２０３と接触するプラグ挿入孔２２内の部位
に配置される。
【００３９】各ターミナル３、４、５をジャックハウジ
ング２へ取り付けたジャック１は、一対のスリーブ脚部
３７、３７、チップ脚部４２、リング脚部５２が、ハウ
ジング本体２１の底面と同一面上に配置され、図示しな
いプリント配線基板上にジャック１を実装した際に、プ
リント配線基板（図示せず）上で対向するアースパター
ン、第一信号パターン、第２信号パターンにそれぞれ半
田接続される。
ング２へ取り付けたジャック１は、一対のスリーブ脚部
３７、３７、チップ脚部４２、リング脚部５２が、ハウ
ジング本体２１の底面と同一面上に配置され、図示しな
いプリント配線基板上にジャック１を実装した際に、プ
リント配線基板（図示せず）上で対向するアースパター
ン、第一信号パターン、第２信号パターンにそれぞれ半
田接続される。
【００４０】このように構成されたジャック１のプラグ
挿入孔２３へプラグ２００を挿入すると、プラグ２００
の先端はスリーブ接触筒部３４を挿通し、図５の破線で
示すように、完全にプラグ挿入孔２３内に挿入された状
態で、スリーブ電極２０１はスリーブ接触筒部３４と、
リング電極２０３はリング接触部５１と、チップ電極２
０２はチップ接触部４１とそれぞれ弾性接触し、電気接
続する。
挿入孔２３へプラグ２００を挿入すると、プラグ２００
の先端はスリーブ接触筒部３４を挿通し、図５の破線で
示すように、完全にプラグ挿入孔２３内に挿入された状
態で、スリーブ電極２０１はスリーブ接触筒部３４と、
リング電極２０３はリング接触部５１と、チップ電極２
０２はチップ接触部４１とそれぞれ弾性接触し、電気接
続する。
【００４１】このとき、スリーブターミナル３は、スリ
ーブ脚部３７がアースパターンに接続しているので、接
地電位に保たれたスリーブ接触筒部３４は、プラグ２０
０の周囲を覆い、スリーブ電極２０１の周囲を覆うグラ
ンド端子として作用する。
ーブ脚部３７がアースパターンに接続しているので、接
地電位に保たれたスリーブ接触筒部３４は、プラグ２０
０の周囲を覆い、スリーブ電極２０１の周囲を覆うグラ
ンド端子として作用する。
【００４２】また、円筒状のスリーブ電極２０１は、固
定接触突部３６と、スリーブ接触筒部３４の中心方向に
可動する一対の接触突部３５、３５により挟持されるの
で、プラグ２００ががたついても接触突部３５、３５が
追従し、常に３点でスリーブターミナル３と接触するの
で、接続不良が生じない。
定接触突部３６と、スリーブ接触筒部３４の中心方向に
可動する一対の接触突部３５、３５により挟持されるの
で、プラグ２００ががたついても接触突部３５、３５が
追従し、常に３点でスリーブターミナル３と接触するの
で、接続不良が生じない。
【００４３】本実施の形態では、取り付けプレート３２
を直方体のジャックハウジング２に併せて断面コの字状
に形成したが、ジャックハウジング２に取り付ける形状
であれば、この限りではない。
を直方体のジャックハウジング２に併せて断面コの字状
に形成したが、ジャックハウジング２に取り付ける形状
であれば、この限りではない。
【００４４】また、筒状とするスリーブ接触筒部３４
は、チップターミナル４、リングターミナル５と接触し
ない形状であれば、挿入されるプラグ２００のリング電
極２０３、チップ電極２０２の周囲を間隔をおいて囲む
ことも可能であり、そのような形状とすれば、チップタ
ーミナル４、リングターミナル５に流れる高周波信号が
外部に漏れず、また外部ノイズの侵入も更に効果的に防
止できる。
は、チップターミナル４、リングターミナル５と接触し
ない形状であれば、挿入されるプラグ２００のリング電
極２０３、チップ電極２０２の周囲を間隔をおいて囲む
ことも可能であり、そのような形状とすれば、チップタ
ーミナル４、リングターミナル５に流れる高周波信号が
外部に漏れず、また外部ノイズの侵入も更に効果的に防
止できる。
【００４５】また、筒状とするスリーブ接触筒部３４
は、少なくともスリーブ電極２０１の周囲を囲うもので
あれば、必ずしも円筒形状でなくてもよい。
は、少なくともスリーブ電極２０１の周囲を囲うもので
あれば、必ずしも円筒形状でなくてもよい。
【００４６】
【発明の効果】以上のように、請求項１に係る発明によ
れば、円筒スリーブ金具を別に設けることなく、スリー
ブ電極の周囲を覆うことができるので、外部ノイズを遮
断し、インピーダンスのマッチングがとりやすく、簡単
な構造で高周波信号の伝達特性にすぐれたジャックとす
ることができる。
れば、円筒スリーブ金具を別に設けることなく、スリー
ブ電極の周囲を覆うことができるので、外部ノイズを遮
断し、インピーダンスのマッチングがとりやすく、簡単
な構造で高周波信号の伝達特性にすぐれたジャックとす
ることができる。
【００４７】また、スリーブ接触筒部は、完全な筒体で
はなく、一対の湾曲バネ片で構成するので、スリーブタ
ーミナルを弾性接触により確実にスリーブ電極に電気接
続させることができる。
はなく、一対の湾曲バネ片で構成するので、スリーブタ
ーミナルを弾性接触により確実にスリーブ電極に電気接
続させることができる。
【００４８】又、請求項２の発明によれば、更に、一対
の湾曲バネ片を切り起こすことにより形成される切り欠
きを利用して、スリーブターミナルをジャックハウジン
グに取り付けるので、取り付けのための係合部をスリー
ブターミナルへ設ける工程が省略できる。
の湾曲バネ片を切り起こすことにより形成される切り欠
きを利用して、スリーブターミナルをジャックハウジン
グに取り付けるので、取り付けのための係合部をスリー
ブターミナルへ設ける工程が省略できる。
【００４９】又、請求項３の発明によれば、更に、スリ
ーブ接触筒部が円筒状であるので、円筒状のスリーブ電
極の外周面に同軸状に密着して覆うことができる。更
に、点接触で接触するので、その間に塵などの絶縁物が
介在しにくく、接触信頼性が高い接触となる。
ーブ接触筒部が円筒状であるので、円筒状のスリーブ電
極の外周面に同軸状に密着して覆うことができる。更
に、点接触で接触するので、その間に塵などの絶縁物が
介在しにくく、接触信頼性が高い接触となる。
【００５０】又、請求項４の発明によれば、更に、固定
接触突部と一対の接触突部の３カ所で、プラグ挿入孔に
挿入されるプラグを挟持するので、確実にその周囲をス
リーブ接触筒部で覆うことができる。更に、スリーブタ
ーミナルの独立した３点でスリーブ電極と弾性接触する
ので、より確実な接触が得られる。
接触突部と一対の接触突部の３カ所で、プラグ挿入孔に
挿入されるプラグを挟持するので、確実にその周囲をス
リーブ接触筒部で覆うことができる。更に、スリーブタ
ーミナルの独立した３点でスリーブ電極と弾性接触する
ので、より確実な接触が得られる。
【図１】本発明の一実施の形態に係るジャック１の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図２】ジャック１の側面図である。
【図３】ジャック１の平面図である。
【図４】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】図３のＢ−Ｂ線断面図である。
【図６】スリーブターミナル３の（ａ）は、正面図、
（ｂ）は、平面図、（ｃ）は、側面図である。
（ｂ）は、平面図、（ｃ）は、側面図である。
【図７】従来のジャック１００を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図８】従来のジャック１００の横断面図である。
１ ジャック ２ ジャックハウジング ３ スリーブターミナル ２３ プラグ挿入孔 ２６ 窓孔 ２８ 係止突起 ３１ 切り欠き ３２ 取り付けプレート ３２ａ 水平板部 ３２ｂ 側板部 ３３ 湾曲バネ片 ３４ スリーブ接触筒部 ３５ 接触突部 ３６ 固定接触突部 ２００ プラグ ２０１ スリーブ電極
Claims (4)
- 【請求項１】 内部にプラグ挿入孔（２３）を有する絶
縁性のジャックハウジング（２）と、 ジャックハウジング（２）に取り付けられ、プラグ挿入
孔（２３）内に挿入されるプラグ（２００）のスリーブ
電極（２０１）と弾性接触するスリーブターミナル
（３）とを備えたジャックにおいて、 スリーブターミナル（３）に、ジャックハウジング
（２）に被装して取り付けられる取り付けプレート（３
２）と、取り付けプレート（３２）に片持ち支持される
一対の湾曲バネ片（３３）を設け、 一対の湾曲バネ片（３３）の互いの内面を対向させて筒
状としたスリーブ接触筒部（３４）を、ジャックハウジ
ング（２）に穿設した窓孔（２６）からプラグ挿入孔
（２３）内に挿通し、筒状の中心軸がプラグ挿入孔（２
３）の中心軸と略同軸となるように配設し、 プラグ挿入孔（２３）に挿入されるプラグ（２００）
を、スリーブ接触筒部（３４）に挿通させ、スリーブ電
極（２０１）とスリーブターミナル（３）を弾性接触さ
せることを特徴とするジャック。 - 【請求項２】 取り付けプレート（３２）を、水平板部
（３２ａ）と水平板部（３２ａ）の両側からそれぞれ垂
設した側板部（３２ｂ）とにより、直方体のジャックハ
ウジング（２）の平面と側面を覆う断面コの字形に形成
し、 一対の湾曲バネ片（３３）を、水平板部（３２ａ）を基
端として両側の側板部（３２ｂ）にかけてそれぞれ内方
に切り起こして形成し、 湾曲バネ片（３３）を、ジャックハウジング（２）の平
面に穿設した窓孔（２６）に挿通させるとともに、湾曲
バネ片（３３）を切り起こして形成される側板部（３２
ｂ）の切り欠き（３１）に、ジャックハウジング（２）
の側面に突設した係止突起（２８）を係止させ、スリー
ブターミナル（３）をジャックハウジング（２）に取り
付けることを特徴とする請求項１のジャック。 - 【請求項３】 スリーブ接触筒部（３４）は、断面円弧
状とした一対の湾曲バネ片（３３）の内面を対向させた
円筒状であり、湾曲バネ片（３３）の内面に突設した接
触突部（３５）をスリーブ電極（２０１）に弾性接触さ
せることを特徴とする請求項１または２のいずれか１項
に記載のジャック。 - 【請求項４】 一対の湾曲バネ片（３３）の自由端近傍
の内面にそれぞれ接触突部（３５）を突設するととも
に、水平板部（３２ａ）から窓孔（２６）を挿通してプ
ラグ挿入孔（２３）に臨む固定接触突部（３６）を突設
し、一対の接触突部（３５）と固定接触突部（３６）
で、スリーブ電極（２０１）を挟持することを特徴とす
る請求項３に記載のジャック。
Priority Applications (6)
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|---|---|
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