JP2002132882A - 配送指定方法、宅配情報処理装置及び記録媒体 - Google Patents

配送指定方法、宅配情報処理装置及び記録媒体

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JP2002132882A
JP2002132882A JP2000326540A JP2000326540A JP2002132882A JP 2002132882 A JP2002132882 A JP 2002132882A JP 2000326540 A JP2000326540 A JP 2000326540A JP 2000326540 A JP2000326540 A JP 2000326540A JP 2002132882 A JP2002132882 A JP 2002132882A
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Masao Tezuka
正男 手塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は配送指定方法、宅配情報処理装置及び
記録媒体に関し、顧客のニーズに合ったサービスが受け
られるようにする。 【解決手段】宅配荷物の配送指定方法において、顧客側
(例えば、PC11)で入力した顧客情報及び荷物情報
を宅配業者側(例えば、宅配情報処理装置13A)へ送
信する手順と、宅配業者側が前記顧客情報及び荷物情報
に基づいて複数の宅配メニューを作成し、その複数の宅
配メニューを顧客側へ送信して提示する手順と、提示さ
れた前記複数の宅配メニューの中から顧客が希望する宅
配メニューを選択し、その選択結果を顧客側から宅配業
者側へ通知する手順と、宅配業者側が前記選択結果に基
づいて宅配条件を確定する手順を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客が或る商店で
買い物をして、その荷物を指定の場所まで配送(宅配)
して貰う際に、宅配業者に依頼する宅配サービス、或い
は、自宅や勤務先等にある荷物を指定の場所まで配送し
て貰う際に、宅配業者に依頼する宅配サービス等に利用
されるものである。
【0002】特に、本発明は、宅配業者側の宅配情報処
理装置が顧客側装置とネットワークを介して情報の送受
信を行うことで、荷物宅配時の配送方法指定サービスを
行うシステムに利用される配送指定方法、前記システム
の宅配情報処理装置及び記録媒体に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、ユーザ或いは顧客(以下これらを
まとめて「顧客」と記す)の荷物を指定の場所へ配送す
る場合、或いは、商店において買い物をした際にその荷
物(買った商品)を顧客が指定した場所まで配送する場
合等において宅配業者の宅配サービスが利用されてい
た。このような宅配サービスでは、顧客は、配送期日等
の配送条件を指定し、それに伴う料金請求を受けてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。すなわち、従
来の宅配業者等が運営する配送システム(或いは宅配シ
ステム)では、宅配料金の確定は宅配業者が主体的に行
なっているため、顧客は、宅配業者から与えられたサー
ビスの中から自分に適したものを選択していた。従っ
て、顧客は、料金等の宅配条件を自分で決めることはで
きず、不利な立場に置かれていた。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決
し、顧客のニーズに合ったサービスが受けられるように
することを目的とする。また、本発明は、顧客にとって
料金節約のための選択肢が広がるようにすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するため、次のように構成した。
【0007】(1) :宅配業者側の宅配情報処理装置が顧
客側装置とネットワーク(例えば、インターネット)を
介して情報の送受信を行うことで、荷物宅配時の配送方
法指定サービスを行う配送指定方法であって、顧客側装
置(例えば、パーソナルコンピュータ)で入力した顧客
情報及び荷物情報を宅配情報処理装置へ送信する手順
と、宅配情報処理装置が提示された前記顧客情報及び荷
物情報に基づいて複数の宅配メニューを作成し、その複
数の宅配メニューを顧客側装置へ送信して提示する手順
と、提示された前記複数の宅配メニューの中から顧客が
希望する宅配メニューを選択し、その選択結果を顧客側
装置から宅配情報処理装置へ送信する手順と、宅配情報
処理装置が前記選択結果に基づいて宅配条件を確定する
手順とを有することを特徴とする。
【0008】(2) :宅配業者と顧客との間でネットワー
クを介して情報の送受信を行うことで、荷物宅配時の配
送方法指定サービスを行う配送指定方法であって、顧客
側で入力した顧客情報及び荷物情報を宅配業者側へ送信
する手順と、送信された前記顧客情報及び荷物情報に基
づいて複数の宅配メニューを作成し、その複数の宅配メ
ニューを顧客側へ送信して提示する手順と、提示された
前記複数の宅配メニューの中から顧客が希望する宅配メ
ニューを選択し、その選択結果を顧客側から業者側へ通
知する手順と、前記選択結果に基づいて宅配条件を確定
する手順とを有することを特徴とする。
【0009】(3) :宅配業者側の宅配情報処理装置が顧
客側装置とネットワーク(例えば、インターネット)を
介して情報の送受信を行うことで、荷物宅配時の配送方
法指定サービスを行うシステムの前記宅配情報処理装置
であって、顧客の住所、氏名を含む顧客情報を登録した
顧客データベースと、集配送システムの宅配ルートやス
ケジュールデータを含む宅配情報を登録した宅配情報デ
ータベース(例えば、宅配ルート・スケジュールデータ
ベース)と、顧客側装置から提示された顧客情報と荷物
情報に基づいて、前記データベースから宅配に必要な情
報を検索し、その検索結果に基づき許される範囲で複数
の宅配メニューを作成する宅配メニュー作成手段と、前
記作成した複数の宅配メニューを顧客側装置へ送って提
示する宅配メニュー提示手段と、前記提示された複数の
宅配メニューの中から、顧客が希望するメニューを選択
した結果の選択情報を基に、宅配条件を確定する宅配条
件確定手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】(4) :前記(3) の宅配情報処理装置におい
て、前記宅配メニュー作成手段は、複数の宅配メニュー
を作成する際、宅配期日優先のメニューと、コスト優先
のメニューとを作成する機能を備えていることを特徴と
する。
【0011】(5) :前記(3) の宅配情報処理装置におい
て、前記宅配メニュー作成手段は、顧客側装置から顧客
情報及び荷物情報の他に、宅配期日指定情報が送られて
きた場合、指定期日優先の宅配条件で前記データベース
を検索し、指定期日優先の宅配メニューを複数作成する
機能を備えていることを特徴とする。
【0012】(6) :前記(3) の宅配情報処理装置におい
て、前記宅配メニュー作成手段は、顧客側装置から顧客
情報と荷物情報の他に、宅配料金指定情報が送られてき
た場合、指定料金優先の宅配条件でデータベースを検索
し、指定料金優先の宅配メニューを複数作成する機能を
備えていることを特徴とする。
【0013】(7) :コンピュータ(例えば、宅配サー
バ)に、顧客側(顧客側装置)から送信された顧客情報
と荷物情報に基づいて、データベースから宅配に必要な
情報を検索し、その検索結果に基づき許される範囲で複
数の宅配メニューを作成する手順と、前記作成した複数
の宅配メニューを顧客側へ送信して提示する手順と、提
示された前記複数の宅配メニューの中から、顧客が希望
するメニューを選択した結果の選択情報を基に、宅配条
件を確定する手順とを実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0014】(作用)前記構成に基づく本発明の作用
を、図1に基づいて説明する。なお、以下の説明では、
パーソナルコンピュータを「PC」と記す。
【0015】(a) :前記(1) では、先ず、顧客側装置
(PC11)で入力した顧客情報(顧客の住所、氏名、
電話番号等)及び荷物情報(宅配対象の荷物の形状、サ
イズ、重量、個数等)を、宅配情報処理装置13Aへ送
信し、宅配情報処理装置13Aが送信された前記顧客情
報及び荷物情報に基づいて複数の宅配メニューを作成
し、その複数の宅配メニューを顧客側装置へ送信して提
示する。
【0016】このようにして顧客側装置へ送信された複
数の宅配メニューの中から顧客が希望する宅配メニュー
を選択し、その選択結果を宅配情報処理装置13Aへ送
信する。これにより、宅配情報処理装置13Aが前記選
択結果に基づいて宅配条件を確定する。
【0017】このように、宅配情報処理装置13Aで作
成した複数の宅配メニューを顧客側装置へ提示し、その
複数の宅配メニューの中から顧客が希望する宅配メニュ
ーを選択することで宅配条件を確定する。従って、顧客
のニーズに合ったサービスが受けられるようになる。
【0018】(b) :前記(2) では、先ず、顧客側で入力
した顧客情報(顧客の住所、氏名、電話番号等)及び荷
物情報(宅配対象の荷物の形状、サイズ、重量、個数
等)を、宅配業者側へ送信し、宅配業者側が、送信され
た顧客情報及び荷物情報に基づいて複数の宅配メニュー
を作成し、その複数の宅配メニューを顧客側へ送信して
提示する。
【0019】このようにして顧客側へ送信された複数の
宅配メニューの中から顧客が希望する宅配メニューを選
択し、その選択結果を業者側へ通知する。これにより、
業者側が前記選択結果に基づいて宅配条件を確定する。
【0020】このように、業者側で作成した複数の宅配
メニューを顧客側へ提示し、その複数の宅配メニューの
中から顧客が希望する宅配メニューを選択することで宅
配条件を確定する。従って、顧客のニーズに合ったサー
ビスが受けられるようになる。
【0021】(c) :前記(3) では、宅配メニュー作成手
段(宅配メニュー作成部19)は、顧客側装置から送信
された顧客情報と荷物情報に基づいて、前記データベー
スから宅配に必要な情報を検索し、その検索結果に基づ
き許される範囲で複数の宅配メニューを作成する。そし
て、宅配メニュー提示手段(制御部16の一部)は、前
記作成した複数の宅配メニューを顧客側装置へ送信す
る。その後、宅配条件確定手段(宅配条件確定部22)
は、提示された前記複数の宅配メニューの中から、顧客
が希望するメニューを選択した結果の選択情報を基に、
宅配条件を確定する。
【0022】このように、宅配情報処理装置13Aで作
成した複数の宅配メニューを顧客側装置に提示し、その
複数の宅配メニューの中から顧客が希望する宅配メニュ
ーを選択することで宅配条件を確定するので、顧客のニ
ーズに合ったサービスが受けられるようになる。
【0023】(d) :前記(4) では、宅配メニュー作成手
段は、複数の宅配メニューを作成する際、宅配期日優先
のメニューと、コスト優先のメニューとを作成する。こ
のようにすれば、より多くの宅配メニューが提示でき、
顧客の選択肢が広がる。
【0024】(e) :前記(5) では、宅配メニュー作成手
段は、顧客側装置から顧客情報及び荷物情報の他に、宅
配期日指定情報が送られてきた場合、指定期日優先の宅
配条件でデータベースを検索し、指定期日優先の宅配メ
ニューを複数作成する。このようにすれば、より多くの
宅配メニューが提示でき、顧客の選択肢が広がる。
【0025】(f) :前記(6) では、宅配メニュー作成手
段は、顧客側装置から顧客情報と荷物情報の他に、宅配
料金指定情報が送られてきた場合、指定料金優先の宅配
条件でデータベースを検索し、指定料金優先の宅配メニ
ューを複数作成する。このようにすれば、より多くの宅
配メニューが提示でき、特に、顧客にとって料金節約の
ための選択肢が広がる。
【0026】(g) :前記(7) では、コンピュータ(例え
ば、宅配情報処理装置13A)が記録媒体のプログラム
を読み出して実行することにより、顧客側(顧客側装
置)から送信された顧客情報と荷物情報に基づいて、デ
ータベースから宅配に必要な情報を検索し、その検索結
果に基づき許される範囲で複数の宅配メニューを作成
し、この複数の宅配メニューを顧客側(顧客側装置)へ
送信する。そして、提示された前記複数の宅配メニュー
の中から、顧客が希望するメニューを選択した結果の選
択情報を基に、宅配条件を確定する処理を行う。
【0027】このように、コンピュータ(例えば、宅配
情報処理装置13A)で作成した複数の宅配メニューを
顧客側へ送信して提示し、その複数の宅配メニューの中
から顧客が希望する宅配メニューを選択することで宅配
条件を確定する。従って、顧客のニーズに合ったサービ
スが受けられるようになる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。以下の説明では、パーソナ
ルコンピュータを「PC」、ハードディスク装置を「H
DD」と記す。また、データベースを「DB」とも記
す。
【0029】§1:例1の説明 (1) :例1の概要 例1は、宅配業者側の宅配情報処理装置(この例では、
WWWサーバ、又は宅配サーバ)が顧客側装置(この例
では、PC)とインターネットを介して情報の送受信を
行うことで、荷物宅配時の配送方法指定サービスを行う
例であって、顧客側装置から宅配情報処理装置へ顧客情
報(顧客の住所、氏名、電話番号等)と荷物情報(荷物
の形状、サイズ、重量、個数等の情報)を提示し、その
提示情報に基づいて、宅配情報処理装置が、許される範
囲で複数の宅配メニューを作成し、その宅配メニューを
顧客側装置へ提示し、該提示された複数の宅配メニュー
の中から顧客が選択した宅配メニューを基に宅配条件を
確定する例である。
【0030】(2) :集配送システムの説明 宅配業者側の集配送システムの例を図2に示す。図2に
示したように、宅配業者側の集配送システムは階層構造
になっており、第1階層集配送センタ1が最上層の集配
送センタであり、通常の場合、1つの集配送センタで構
成される。
【0031】そして、第1階層集配送センタ1の下位層
には、複数の第2階層集配送センタ2があり、この第2
階層集配送センタ2の下位層には、それぞれ複数の第3
階層集配送センタ3がある。更に、前記第3階層集配送
センタ3の下位層にはそれぞれ複数の第4階層集配送セ
ンタ4がある。なお、この例では、第4階層集配送セン
タ4が最下層(末端)の集配送センタである。
【0032】このように多階層構造の集配送システムで
は、それぞれの階層間の集配送ルート(例えば、第2階
層集配送センタ2と第3階層集配送センタ3との間の集
配送ルート)を、一般的にn次ルート(n:任意の整
数)と呼ぶ。そして、各階層間の集配送ルートには、そ
れぞれ定期便、或いは不定期便のトラックが配置されて
おり、これらのトラックにより指定されたルートで荷物
の集配送が行われるようになっている。
【0033】(3) :システム構成の説明 システム構成図を図3に示す。このシステムは、前記宅
配業者の集配送システムを利用して荷物を顧客の指定場
所まで配送(宅配)するために使用されるシステムであ
る。このシステムでは、インターネット上にWWWサー
バ12を設け、該WWWサーバ12に、ネットワークを
介して前記集配送システム側の宅配サーバ13と接続す
るようになっている。
【0034】そして、顧客は、顧客側装置(PC11)
を操作することで、インターネット上でWWWサーバ1
2へアクセスし、宅配依頼時の処理を行うように構成さ
れている。この場合、予め、ネットワークを介して宅配
サーバ13からWWWサーバ12へ必要な情報を送り、
この情報をWWWサーバ12のHDD15に格納してお
く。そして、宅配サーバ13のデータベースの登録情報
等が更新された場合、更新後の情報をWWWサーバ12
へ送り、HDD15の情報を常に最新の情報に更新して
おく。
【0035】また、PC11からWWWサーバ12がア
クセスされた場合、PC11とWWWサーバ12の間で
通信を行う。この場合、制御部14はHDD15から必
要な情報を取り出したり、PC11から受信した情報を
HDD15に格納したりすることでPC11との情報の
送受信を行う。
【0036】また、前記情報の送受信において、新たな
情報(HDD15に無い情報)が必要になった場合は、
宅配サーバ13からWWWサーバ12へ情報を送り、そ
の情報をHDD15へ格納した後、その情報を使用する
ように構成されている。
【0037】前記宅配サーバ13は、各種制御を行う制
御部16と、該制御部16に接続された顧客DB17、
宅配ルート・スケジュールDB18、宅配メニュー作成
部19、宅配条件確定部22、メモリ20等を備えてい
る。なお、前記宅配メニュー作成部19と宅配条件確定
部22は、それぞれプログラムにより実現する手段であ
る。
【0038】この場合、制御部16は、CPU、MPU
等のプロセッサを備え、これらのプロセッサが、ハード
ディスク装置(図示省略)に格納されているプログラム
を実行することで、外部とのインタフェース制御、外部
のI/O機器のインタフェース制御、DBの制御、通信
制御等の各種制御や処理を行うように構成されている。
【0039】また、WWWサーバ12には各種制御を行
う制御部14と、HDD15等を備えている。そして、
HDD15には、前記のように宅配サーバ13から宅配
処理を行うために必要なデータを受け取り、格納してお
く。
【0040】このようなシステムを利用して、前記配送
指定により荷物の宅配を依頼する場合、顧客は、PC1
1を操作してインターネット上のWWWサーバ12へア
クセスする。そして、WWWサーバ12から送られた情
報をPC11のディスプレイ装置に表示し、該表示画面
上で情報を入力して処理を行う。
【0041】この時、WWWサーバ12は、制御部14
の制御によりHDD15に格納された情報を取り出し、
顧客側のPC11へ送信する。そして、PC11から情
報が送られてきたら、制御部14がHDD15へ一旦格
納すると共に、該HDD15から必要な情報を取り出し
てPC11へ送る処理を行う。
【0042】この場合、宅配サーバ13でDBの情報を
更新した場合には、WWWサーバ12と宅配サーバ13
とがネットワークを介して情報の送受信を行うことで、
宅配サーバ13からWWWサーバ12へ必要な情報を送
り、その情報をHDD15へ格納する。
【0043】(4) :データベース例の説明 前記データベース例を図4に示す。図4において、A図
は顧客データベース、B図は宅配ルート、スケジュール
データベースの例を示す。図4のA図に示した顧客DB
17は、顧客を識別するための顧客ID(ID1、ID
2、ID3、ID4・・・のようなIDコード等)と、
顧客氏名と、顧客の住所と、顧客の電話番号(連絡先)
と、荷物受け取り場所等の情報を含んでいる。
【0044】この場合、顧客IDは、顧客から最初に宅
配依頼があった時、或いは顧客情報の登録依頼があった
時に、宅配サーバ13で任意の顧客ID(IDコード
等)を付与しておくものである。また、荷物受け取り場
所等の情報は、顧客が配送された荷物を受け取る場所と
して指定するための情報であり、顧客の自宅の住所、顧
客の自宅付近にあるコンビニエンスストアを特定できる
店名、住所等の情報、顧客の勤務先を特定できる勤務先
の住所、名称、電話番号等の情報、最寄りの駅を特定で
きる駅名等の情報を含んでいる。
【0045】また、図4のB図に示した宅配ルート、ス
ケジュールDB18は、宅配ルートと、その宅配ルート
のスケジュール、その宅配ルートの定期便情報、その他
宅配情報等が含まれている。この場合、前記宅配ルート
は、ルートA、ルートB、ルートC、ルートD・・・の
ように、n次ルート毎のルートであり、各ルート毎に、
スケジュール、定期便情報等が格納されている。
【0046】従って、宅配ルート、スケジュールDB1
8の情報を検索すれば、或る期日に、或る場所まで荷物
を宅配するのに必要な情報(トラック定期便の有無、積
載容量の空き情報等)を得ることができる。また、この
DBの情報は、時間の経過に伴って更新されるものであ
り、常に最新の情報を利用して宅配メニューの作成等を
行う必要がある。
【0047】(5) :例1の顧客側装置の処理 例1の顧客側装置の処理フローチャートを図5に示す。
以下、図5に基づいて顧客側装置(PC11)の処理を
説明する。なお、S1〜S6は各処理ステップを示す。
【0048】この処理は、顧客がPC11を操作してイ
ンターネット上のWWWサーバ12へアクセスすること
で実現する処理例である。先ず、顧客の操作により、P
C11の画面上で顧客の氏名、電話番号等(顧客を特定
するために必要な最小限の情報)を入力し、この情報を
WWWサーバ12へ送信することで顧客DB17に顧客
情報が登録されているか否かを問い合わせる(S1)。
【0049】そして、WWWサーバ12からの返答情報
により、顧客情報が登録済みか否かを判断し(S2)、
顧客情報が登録済みでなければ顧客情報の登録を依頼す
る(S3)。この場合、顧客はPC11を操作して顧客
情報の登録に必要な情報(図4のA図に示したような、
顧客氏名、住所、電話番号、荷物受け取り場所等の顧客
情報)を入力し、登録を依頼する。
【0050】このようにして、顧客情報が登録された
ら、配送対象の荷物情報を送信する(S4)。この場合
の荷物情報としては、配送依頼の対象となる荷物の形
状、サイズ、重量、個数等の情報(どのような情報が必
要かは、予め決められているものとする)である。一
方、前記S2の処理で、顧客情報が登録済みと判断した
場合には、S3の処理を行うことなく、前記S4の処理
へ移行する。
【0051】そして、WWWサーバ12(宅配業者側)
からの提案があるのを待つ(S5)。その後、WWWサ
ーバ12側からの宅配メニューが提案されたら、提案さ
れた複数の宅配メニューの中から、自分に適した宅配メ
ニューを選択し、合意の意志(選択情報)を画面上の操
作によりWWWサーバ12へ通知する(S6)。このよ
うにして顧客は、宅配サーバ13側から提案された複数
のメニューの中から、顧客の宅配条件に合った宅配メニ
ューを指定することができる。
【0052】(6) :例1の宅配サーバの処理 例1の宅配サーバの処理フローチャート(その1)を図
6に示し、例1の宅配サーバの処理フローチャート(そ
の2)を図7に示す。以下、図6、図7に基づいて例1
の宅配サーバの処理を説明する。なお、S11〜S24
は各処理ステップを示す。
【0053】PC11(顧客側装置)からアクセスされ
たWWWサーバ12は、宅配サーバ13と情報の送受信
を行うことにより、次のようにして処理を行う。なお、
前記宅配情報処理装置(図1参照)は、WWWサーバ1
2又は宅配サーバ13に対応するが、以下の説明では、
宅配サーバ13の処理として説明する。また、以下の処
理は、宅配サーバ13の制御部16が行う処理である。
【0054】先ず、顧客側装置(PC11)からの顧客
情報の登録有無の問い合わせに対し、宅配サーバ13
は、依頼された顧客の情報が登録されているか否かを、
顧客DB17を検索して調べる(S11)。この時、該
当する顧客の情報が顧客DB17に登録されていなけれ
ば(S12)、顧客情報が登録されていないことを顧客
側装置(PC11)へ通知する(S13)。そして、顧
客側装置(PC11)からの顧客情報登録要求の受信を
待つ(S14)。
【0055】その後、PC11からの顧客情報登録要求
を受信すると、受信した顧客情報を、顧客DB17へ登
録する(S15)。そして、顧客側装置(PC11)へ
顧客情報登録済みを通知する(S16)。なお、前記S
12の処理で、顧客情報が登録されていると判断した場
合は、S13、S14、S15の処理を行うことなく、
S16の処理へ移行する。
【0056】その後、顧客から荷物情報の受信を待ち
(S17)、顧客から荷物情報を受信したら、顧客DB
17と宅配ルート・スケジュールDB18を検索し、該
当するルート情報が作成済みか否かを判断し(S1
8)、ルート情報が作成済みでなければ(S19)、ル
ート情報作成処理(後述する)を行う(S20)。
【0057】次に、宅配メニュー作成部19は、作成済
みルート情報、顧客情報等を基に、許される範囲で複数
の宅配メニューを作成し、制御部16がその宅配メニュ
ーを顧客側装置(PC11)へ送り提示する(S2
1)。なお、前記S19の処理で、ルート情報が作成済
みであると判断した場合には、S20の処理を行うこと
なく、S21の処理を行う。その後、顧客側からの選択
情報(宅配メニューの選択情報)を受信したか否かを判
断する(S22)。
【0058】そして、顧客側装置(PC11)からの選
択情報を受信したら、宅配条件確定部22は、受信した
情報を基に顧客により選択された宅配メニューの条件を
確定する。その後、制御部16の制御により、前記確定
した宅配条件を宅配ルート・スケジュールDB18へ登
録し(S23)、該宅配ルート・スケジュールDB18
に登録された条件で宅配を指示する(S24)。
【0059】(7) :ルート情報作成処理の説明 ルート情報作成処理フローチャートを図8に示す。この
処理は、図7に示したS20の処理であり、ルート情報
が作成済みでない場合にのみ行う処理である。また、こ
の処理は、宅配サーバ13の制御部16の制御により、
図示しない処理手段(プログラム)が行う処理である。
以下、図8に基づいてルート情報作成処理を説明する。
なお、S31〜S37は各処理ステップを示す。
【0060】この処理では、顧客情報、荷物情報を基
に、宅配ルート・スケジュールDB18を検索し(S3
1)、n次ルート定期便は有るかを判断する(S3
2)。その結果、n次ルート定期便が有れば、トラック
の積載容量は有るかを判断する(S33)、次に積載容
量が或る場合は、集荷所止めは可能かを判断し(S3
4)、集荷所止めが可能であれば、n次ルート作成を行
う(S35)。
【0061】次に、nをインクリメント(n=n+1)
し(S36)、S32の処理へ移行する。また、前記S
32の処理でn次ルート定期便が無い場合、S33の処
理で積載容量が無い場合、S34の処理で集荷所止めが
不可能な場合は、それぞれ複数ルート案を作成する(S
37)。
【0062】(8) :例1の宅配メニュー例の説明 例1の宅配メニュー例(期日優先)を図9に示す。図9
において、A図は宅配メニュー#1(宅配条件:期日優
先)、B図は宅配メニュー#2(宅配条件:期日優
先)、C図は宅配メニュー#3(宅配条件:期日優先)
を示す。また、例1の宅配メニュー例(コスト優先)を
図10に示す。図10において、A図は宅配メニュー#
1(宅配条件:コスト優先)、B図は宅配メニュー#2
(宅配条件:コスト優先)、C図は宅配メニュー#3
(宅配条件:コスト優先)を示す。
【0063】前記処理において、宅配サーバ13から顧
客側装置(PC11)へ提示される複数の宅配メニュー
は、例えば、図9、図10に示したようなものである。
この宅配メニューには期日優先の宅配メニューとコスト
(料金)優先の宅配メニューとがある。
【0064】例えば、宅配条件が期日優先の場合、図9
のA図に示した例では、荷物情報は、形状=箱型、サイ
ズ=ABC、重量=Y(Kg)、個数=1となってい
る。また、配送期日=H12/10/02、9時〜17
時で、受け取り場所=自宅、料金=5000円、支払い
方法=荷物の受け取り時に現金で支払う、のようになっ
ている。
【0065】また、図9のB図に示した例では、荷物情
報は、形状=箱型、サイズ=ABC、重量=Y(K
g)、個数=1となっている。また、配送期日=H12
/10/02、7時〜23時で、受け取り場所=自宅近
くのコンビニエンスストア、料金=4600円、支払い
方法=荷物の受け取り時に現金で支払う、のようになっ
ている。
【0066】更に、図9のC図に示した例では、荷物情
報は、形状=箱型、サイズ=ABC、重量=Y(K
g)、個数=1となっている。また、配送期日=H12
/10/01、10時〜17時で、受け取り場所=勤務
先、料金=3800円、支払い方法=荷物の受け取り時
に現金で支払う、のようになっている。
【0067】また、宅配条件がコスト優先の場合、図1
0のA図に示した例では、荷物情報は、形状=箱型、サ
イズ=ABC、重量=Y(Kg)、個数=1となってい
る。また、配送期日=予定日:H12/10/15、受
け取り場所=勤務先、料金=2500円、支払い方法=
荷物の受け取り時に現金で支払う、のようになってい
る。
【0068】図10のB図に示した例では、荷物情報
は、形状=箱型、サイズ=ABC、重量=Y(Kg)、
個数=1となっている。また、配送期日=予定日:H1
2/10/15、受け取り場所=自宅近くのコンビニエ
ンスストア、料金=3000円、支払い方法=荷物の受
け取り時に現金で支払う、のようになっている。
【0069】更に、図10のC図に示した例では、荷物
情報は、形状=箱型、サイズ=ABC、重量=Y(K
g)、個数=1となっている。また、配送期日=予定
日:H12/10/16、受け取り場所=自宅、料金=
3600円、支払い方法=荷物の受け取り時に現金で支
払う、のようになっている。
【0070】§2:例2の説明 (1) :例2の概要 例2は、前記例1の宅配情報処理装置において、顧客側
装置から顧客情報、荷物情報の他に、宅配期日指定(荷
物の宅配を希望する日時の指定)があった場合、指定さ
れた宅配期日を優先する条件でDBを検索し、指定期日
優先の宅配メニューを複数作成する例である。なお、例
2でも、図2に示した宅配業者の集配送システム、図3
に示したシステム構成図、図4に示したデータベース例
は同じなので、これらの図も参照しながら説明する。
【0071】(2) :例2の顧客側装置の処理 例2の顧客側装置の処理フローチャートを図11に示
す。以下、図11に基づいて顧客側装置(PC11)の
処理を説明する。なお、S41〜S46は各処理ステッ
プを示す。
【0072】この処理は、顧客がPC11を操作してイ
ンターネット上のWWWサーバ12へアクセスすること
で実現する処理例である。先ず、顧客の操作により、P
C11の画面上で、顧客の氏名、電話番号等(顧客を特
定するために必要な最小限の情報)を入力し、この情報
をWWWサーバ12へ送信することで、顧客DB17に
顧客情報が登録されているか否かを問い合わせる(S4
1)。
【0073】そして、WWWサーバ12からの返答情報
により、顧客情報が登録済みか否かを判断し(S4
2)、顧客情報が登録済みでなければ顧客情報の登録を
依頼する(S43)。この場合、顧客はPC11を操作
して、顧客情報の登録に必要な情報(図4のA図に示し
たような、顧客氏名、住所、電話番号、荷物受け取り場
所等の顧客情報)を入力し、登録を依頼する。
【0074】このようにして、顧客情報が登録された
ら、配送対象の荷物情報と、期日指定情報を送信する
(S44)。この場合の荷物情報としては、配送依頼の
対象となる荷物の形状、サイズ、重量、個数等の情報
(どのような情報を入力するかは、予め決められている
ものとする)である。また、期日指定情報は、顧客が希
望する宅配日時を指定する情報であり、例えば、「H1
2/10/02」のように年月日による指定、「H12
/10/02まで」のように「・・・まで」を付加した
指定、「H12/10/02,AM,10」のように年
月日と時間までの指定、などの指定が可能である。な
お、前記期日指定において、「H」は「平成」の記号で
ある。
【0075】一方、前記S42の処理で、顧客情報が登
録済みと判断した場合には、S43の処理を行うことな
く、前記S44の処理へ移行する。そして、WWWサー
バ12側(宅配業者側)からの提案(複数の宅配メニュ
ーの提案)があるのを待つ(S45)。
【0076】その後、WWWサーバ12側からの複数の
宅配メニューが提案されたら、提案された複数の宅配メ
ニューの中から、自分が希望する(合意した)宅配メニ
ューを選択し、合意の意志(選択情報)を画面上の操作
によりWWWサーバ12へ通知する(S46)。このよ
うにして顧客は、宅配サーバ13側から提案された複数
のメニューの中から、顧客の宅配条件に合った宅配メニ
ューを指定することができる。
【0077】(3) :例2の宅配サーバの処理 例2の宅配サーバの処理フローチャート(その1)を図
12に示し、例2の宅配サーバの処理フローチャート
(その2)を図13に示す。以下、図12、図13に基
づいて例2の宅配サーバの処理を説明する。なお、S5
1〜S64は各処理ステップを示す。
【0078】前記宅配情報処理装置(図1参照)は、W
WWサーバ12又は宅配サーバ13に対応するが、以下
の説明では宅配サーバ13の処理として説明する。ま
た、以下の処理は、宅配サーバ13の制御部16(プロ
グラム)が行う処理である。
【0079】先ず、顧客側(PC11)からの顧客情報
の登録有無の問い合わせに対し、宅配サーバ13は、依
頼された顧客の情報が登録されているか否かを、顧客D
B17を検索して調べる(S51)。その結果、顧客情
報が登録されていなければ(S52)、顧客情報が登録
されていないことを顧客側(PC11)へ通知する(S
53)。そして、PC11からの顧客情報登録要求の受
信を待ち(S54)、PC11からの顧客情報登録要求
を受信すると、受信した顧客情報を、顧客DB17へ登
録する(S55)。
【0080】次に、顧客(PC11)へ顧客情報登録済
みを通知する(S56)。なお、前記S52の処理で、
顧客情報が登録済みであると判断した場合には、S5
3、S54、S55の処理を行うことなく、S56の処
理へ移行する。そして、顧客(PC11)から荷物情
報、及び期日指定情報を受信するのを待つ(S57)。
【0081】その後、顧客(PC11)から荷物情報、
及び期日指定情報を受信したら、DBを検索し、該当す
るルート情報が作成済みか否かを判断し(S58)、ル
ート情報が作成済みでなければ(S59)、ルート情報
作成処理(図8の処理フローチャートで示した処理)を
行う(S60)。
【0082】次に、作成済みルート情報、顧客情報、期
日指定情報を基に、前記指定期日で、許される範囲の複
数の宅配メニューを作成し、顧客側(PC11)へ送り
提示する(S61)。なお、前記S59の処理で、ルー
ト情報が作成済みであると判断した場合には、S60の
処理を行うことなく、S61の処理へ移行する。
【0083】その後、顧客側からの選択情報(宅配メニ
ューの選択情報)を受信したか否かを判断し(S6
2)、PC11からの選択情報を受信したら、受信した
情報を基に、顧客により選択された宅配メニューの条件
を確定し、DBへ登録する(S63)。そして、DBに
登録された条件で宅配を指示する(S64)。
【0084】(4) :例2の宅配メニュー例の説明 例2の宅配メニュー例(指定期日優先)を図14に示
す。図14において、A図は宅配メニュー#1(宅配条
件:指定期日優先)、B図は宅配メニュー#2(宅配条
件:指定期日優先)、C図は宅配メニュー#3(宅配条
件:指定期日優先)を示す。
【0085】前記処理において、宅配サーバ13(又
は、WWWサーバ12)から顧客側装置(PC11)へ
提示される複数の宅配メニューは、例えば、図14に示
したようなものである。この宅配メニューは、顧客が指
定した指定期日優先の宅配メニューとなっている。
【0086】例えば、図14のA図に示した例では、荷
物情報は、形状=箱型、サイズ=ABC、重量=Y(K
g)、個数=1となっている。また、配送期日指定=有
り(H12/10/02,AM,10)、受け取り場所
=自宅、料金=5000円、支払い方法=荷物の受け取
り時に現金で支払う、のようになっている。
【0087】また、図14のB図に示した例では、荷物
情報は、形状=箱型、サイズ=ABC、重量=Y(K
g)、個数=1となっている。また、配送期日指定=有
り(H12/10/02,AM,10)、受け取り場所
=自宅近くのコンビニエンスストア、料金=4600
円、支払い方法=荷物の受け取り時に現金で支払う、の
ようになっている。
【0088】更に、図14のC図に示した例では、荷物
情報は、形状=箱型、サイズ=ABC、重量=Y(K
g)、個数=1となっている。また、配送期日指定=有
り(H12/10/02,AM,10)、受け取り場所
=勤務先、料金=3800円、支払い方法=荷物の受け
取り時に現金で支払う、のようになっている。
【0089】なお、前記の例は、指定期日に、該当する
ルートの定期便があり、かつ、定期便に積載容量の空き
があった場合の例である。しかし、前記定期便が無かっ
たり、積載容量に空きが無かったりした場合には、不定
期便による配送等も宅配メニューに加えることも可能で
あるが、不定期便による配送では、料金が高くなること
もある。
【0090】§3:例3の説明 (1) :例3の概要 例3は、前記例1の宅配情報処理装置において、顧客側
装置から顧客情報、荷物情報の他に、料金指定(希望す
る荷物宅配料金の指定)があった場合、顧客の指定料金
を優先する条件でデータベースを検索し、料金優先の宅
配メニューを複数作成する例である。この場合の料金指
定は、例えば、「3000円」のように、希望する金額
をそのまま提示しても良いが、「3000円以内」のよ
うに金額の上限値で指定でも良い。
【0091】なお、図2に示した宅配業者の集配送シス
テム、図3に示したシステム構成図、図4に示したデー
タベース例は例3でも同じである。
【0092】(2) :例3の顧客側装置の処理 例3の顧客側装置の処理フローチャートを図15に示
す。以下、図15に基づいて顧客側装置(PC11)の
処理を説明する。なお、S71〜S76は各処理ステッ
プを示す。
【0093】この処理は、顧客がPC11を操作してイ
ンターネット上のWWWサーバ12へアクセスすること
で実現する処理例である。先ず、顧客の操作により、P
C11の画面上で、顧客の氏名、電話番号等(顧客を特
定するために必要な最小限の情報)を入力し、この情報
をWWWサーバ12へ送信することで、顧客DB17に
顧客情報が登録されているか否かを問い合わせる(S7
1)。
【0094】そして、WWWサーバ12からの返答情報
により、顧客情報が登録済みか否かを判断し(S7
2)、顧客情報が登録済みでなければ顧客情報の登録を
依頼する(S73)。この場合、顧客はPC11を操作
して、顧客情報の登録に必要な情報(図4のA図に示し
たような、顧客氏名、住所、電話番号、荷物受け取り場
所等の顧客情報)を入力し、登録を依頼する。
【0095】このようにして、顧客情報が登録された
ら、配送対象の荷物情報と、料金指定情報等を送信する
(S74)。この場合の荷物情報としては、配送依頼の
対象となる荷物の形状、サイズ、重量、個数等の情報
(どのような情報を入力するかは、予め決められている
ものとする)である。また、料金指定情報は、前記のよ
うな顧客が希望する宅配料金を指定する情報である。
【0096】一方、前記S72の処理で、顧客情報が登
録済みと判断した場合には、S73の処理を行うことな
く、前記S74の処理へ移行する。そして、WWWサー
バ12側(宅配業者側)からの提案(複数の宅配メニュ
ーの提案)があるのを待つ(S75)。
【0097】その後、WWWサーバ12側からの複数の
宅配メニューが提案されたら、提案された複数の宅配メ
ニューの中から、自分が希望する(合意した)宅配メニ
ューを選択し、合意の意志(選択情報)を画面上の操作
によりWWWサーバ12へ通知する(S76)。このよ
うにして顧客は、宅配サーバ13側から提案された複数
のメニューの中から、顧客の宅配条件に合った宅配メニ
ューを指定することができる。
【0098】(3) :例3の宅配サーバの処理 例3の宅配サーバの処理フローチャート(その1)を図
16に示し、例3の宅配サーバの処理フローチャート
(その2)を図17に示す。以下、図16、図17に基
づいて例3の宅配サーバの処理を説明する。なお、S8
1〜S94は各処理ステップを示す。
【0099】前記宅配情報処理装置(図1参照)は、W
WWサーバ12又は宅配サーバ13に対応するが、以下
の説明では、宅配サーバ13の処理として説明する。ま
た、以下の処理は宅配サーバ13の制御部16(プログ
ラム)が行う処理である。
【0100】先ず、顧客側(PC11)からの顧客情報
の登録有無の問い合わせに対し、宅配サーバ13は、依
頼された顧客の情報が登録されているか否かを、顧客D
B17を検索して調べる(S81)。その結果、顧客情
報が登録されていなければ(S82)、顧客情報が登録
されていないことを顧客側(PC11)へ通知する(S
83)。そして、PC11からの顧客情報登録要求の受
信を待ち(S84)、PC11からの顧客情報登録要求
を受信すると、受信した顧客情報を、顧客DB17へ登
録する(S85)。
【0101】次に、顧客(PC11)へ顧客情報登録済
みを通知する(S86)。なお、前記S82の処理で、
顧客情報が登録済みであると判断した場合には、S8
3、S84、S85の処理を行うことなく、S86の処
理へ移行する。そして、顧客(PC11)から荷物情
報、及び料金指定情報を受信するのを待つ(S87)。
【0102】その後、顧客(PC11)から荷物情報、
及び料金指定情報を受信したら、DBを検索し、該当す
るルート情報が作成済みか否かを判断し(S88)、ル
ート情報が作成済みでなければ(S89)、ルート情報
作成処理(図8の処理フローチャートで示した処理)を
行う(S90)。
【0103】次に、作成済みルート情報、顧客情報、料
金指定情報を基に、前記指定料金で、許される範囲の複
数の宅配メニューを作成し、顧客側(PC11)へ送り
提示する(S91)。なお、前記S89の処理で、ルー
ト情報が作成済みであると判断した場合には、S90の
処理を行うことなく、S91の処理へ移行する。
【0104】その後、顧客側からの選択情報(宅配メニ
ューの選択情報)を受信したか否かを判断し(S9
2)、PC11からの選択情報を受信したら、受信した
情報を基に、顧客により選択された宅配メニューの条件
を確定し、DBへ登録する(S93)。そして、DBに
登録された条件で宅配を指示する(S94)。
【0105】(4) :例3の宅配メニュー例の説明 例3の宅配メニュー例(指定料金優先)を図18に示
す。図18において、A図は宅配メニュー#1(宅配条
件:指定料金優先)、B図は宅配メニュー#2(宅配条
件:指定料金優先)、C図は宅配メニュー#3(宅配条
件:指定料金優先)を示す。
【0106】前記処理において、宅配サーバ13からW
WWサーバ12を介して顧客側装置(PC11)へ提示
される複数の宅配メニューは、例えば、図18に示した
ようなものである。この宅配メニューは、顧客が指定し
た指定料金優先の宅配メニューとなっている。
【0107】例えば、図18のA図に示した例では、荷
物情報は、形状=箱型、サイズ=ABC、重量=Y(K
g)、個数=1となっている。また、配送期日指定=無
し(配送予定日:H12/10/15)、受け取り場所
=勤務先、料金指定=有り(2500円)、支払い方法
=荷物の受け取り時に現金で支払う、のようになってい
る。
【0108】また、図18のB図に示した例では、荷物
情報は、形状=箱型、サイズ=ABC、重量=Y(K
g)、個数=1となっている。また、配送期日指定=無
し(配送予定日:H12/10/16)、受け取り場所
=自宅近くのコンビニエンスストア、料金指定=有り
(2500円)、支払い方法=荷物の受け取り時に現金
で支払う、のようになっている。
【0109】また、図18のC図に示した例では、荷物
情報は、形状=箱型、サイズ=ABC、重量=Y(K
g)、個数=1となっている。また、配送期日指定=無
し(配送予定日:H12/10/17)、受け取り場所
=自宅、指定料金=有り(2500円、支払い方法=荷
物の受け取り時に現金で支払う、のようになっている。
【0110】§4:宅配情報処理装置の具体的な装置例
と、記録媒体の説明 宅配情報処理装置の具体的な装置例を図19に示す。前
記宅配情報処理装置は、パーソナルコンピュータ、ワー
クステーション等の任意のコンピュータにより実現する
ことができる。この装置は、コンピュータ本体31と、
該コンピュータ本体31に接続されたディスプレイ装置
32、入力装置(キーボード/マウス等)33、リムー
バブルディスク(RDD)34、ハードディスク装置
(HDD)35等で構成されている。
【0111】そして、コンピュータ本体31には、内部
の各種制御や処理を行うCPU36と、プログラムや各
種データを格納しておくためのROM37(不揮発性メ
モリ)と、メモリ38と、インタフェース制御部(「I
/F制御部」という)39と、通信制御部40等が設け
てある。なお、前記リムーバブルディスクドライブ34
には、フレキシブルディスクドライブ(フロッピィディ
スクドライブ)や光ディスクドライブ等が含まれる。
【0112】前記構成の装置において、例えば、ROM
37、或いはハードディスク装置35のディスク(記録
媒体)に、前記宅配情報処理装置の処理を実現するため
のプログラムを格納しておき、このプログラムをCPU
36が読み出して実行することにより、前記宅配情報処
理装置の処理を実行する。
【0113】しかし、本発明は、このような例に限ら
ず、例えば、ハードディスク装置35の磁気ディスク
(記録媒体)に、次のようにしてプログラムを格納し、
このプログラムをCPU36が実行することで前記宅配
情報処理装置の処理を行うことも可能である。
【0114】:他の装置で作成されたリムーバブルデ
ィスクに格納されているプログラム(他の装置で作成し
たプログラムデータ)を、リムーバブルディスクドライ
ブ34により読み取り、ハードディスク装置35の記録
媒体に格納する。
【0115】:任意の通信回線を介して他の装置から
伝送されたプログラム等のデータを、通信制御部40を
介して受信し、そのデータをハードディスク装置35の
磁気ディスク(記録媒体)に格納する。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。
【0117】(1) :請求項1では、顧客側装置で入力し
た顧客情報及び荷物情報を宅配情報処理装置へ送信し、
宅配情報処理装置が送信された前記顧客情報及び荷物情
報に基づいて複数の宅配メニューを作成し、その複数の
宅配メニューを顧客側装置へ送信して提示する。
【0118】このようにして顧客側装置に提示された複
数の宅配メニューの中から顧客が希望する宅配メニュー
を選択し、その選択結果を顧客側装置から宅配情報処理
装置へ通知する。これにより、宅配情報処理装置が前記
選択結果に基づいて宅配条件を確定する。
【0119】前記のように、宅配情報処理装置で作成し
た複数の宅配メニューを顧客側装置へ送信して提示し、
その複数の宅配メニューの中から顧客が希望する宅配メ
ニューを選択することで宅配条件を確定する。従って、
顧客のニーズに合ったサービスが受けられるようにな
る。
【0120】(2) :前記請求項2では、顧客側で入力し
た顧客情報(顧客の住所、氏名、電話番号等)及び荷物
情報(宅配対象の荷物の形状、サイズ、重量、個数等)
を、宅配業者側へ送信し、宅配業者側が、前記顧客情報
及び荷物情報に基づいて複数の宅配メニューを作成し、
その複数の宅配メニューを顧客側へ送信して提示する。
【0121】このようにして顧客側に提示された複数の
宅配メニューの中から顧客が希望する宅配メニューを選
択し、その選択結果を宅配業者側へ送信する。これによ
り、宅配業者側が前記選択結果に基づいて宅配条件を確
定する。
【0122】このように、宅配業者側で作成した複数の
宅配メニューを顧客側へ送信して提示し、その複数の宅
配メニューの中から顧客が希望する宅配メニューを選択
することで宅配条件を確定する。従って、顧客のニーズ
に合ったサービスが受けられるようになる。
【0123】(3) :請求項3では、宅配メニュー作成手
段は、顧客側装置から提示された顧客情報と荷物情報に
基づいて、データベースから宅配に必要な情報を検索
し、その検索結果に基づき許される範囲で複数の宅配メ
ニューを作成する。そして、宅配メニュー提示手段は前
記作成した複数の宅配メニューを顧客側装置へ送信して
提示する。その後、宅配条件確定手段は提示された前記
複数の宅配メニューの中から、顧客が希望するメニュー
を選択した結果の選択情報を基に宅配条件を確定する。
【0124】このように、宅配情報処理装置で作成した
複数の宅配メニューを顧客側装置へ送信して提示し、そ
の複数の宅配メニューの中から顧客が希望する宅配メニ
ューを選択することで宅配条件を確定する。従って、顧
客のニーズに合ったサービスが受けられるようになる。
【0125】(4) :請求項4では、宅配メニュー作成手
段は複数の宅配メニューを作成する際、宅配期日優先の
メニューと、コスト優先のメニューとを作成する。この
ようにすれば、より多くの宅配メニューが提示でき、顧
客の選択肢が広がる。
【0126】(5) :請求項5では、宅配メニュー作成手
段は顧客側装置から顧客情報及び荷物情報の他に、宅配
期日指定情報が送られてきた場合、指定期日優先の宅配
条件でデータベースを検索し、指定期日優先の宅配メニ
ューを複数作成する。このようにすれば、より多くの宅
配メニューが提示でき、顧客の選択肢が広がる。
【0127】(6) :請求項6では、宅配メニュー作成手
段は顧客側装置から顧客情報と荷物情報の他に、宅配料
金指定情報が送られてきた場合、指定料金優先の宅配条
件でデータベースを検索し、指定料金優先の宅配メニュ
ーを複数作成する。このようにすれば、より多くの宅配
メニューが提示でき、特に、顧客にとって料金節約のた
めの選択肢が広がる。
【0128】(7) :請求項7では、コンピュータが記録
媒体のプログラムを読み出して実行することにより、顧
客側(顧客側装置)から送信された顧客情報と荷物情報
に基づいて、データベースから宅配に必要な情報を検索
し、その検索結果に基づき許される範囲で複数の宅配メ
ニューを作成する処理と、前記作成した複数の宅配メニ
ューを顧客側(顧客側装置)へ送信して提示する処理
と、提示された前記複数の宅配メニューの中から、顧客
が希望するメニューを選択した結果の選択情報を基に、
宅配条件を確定する処理を行う。
【0129】このように、複数の宅配メニューを顧客側
へ送信し、その複数の宅配メニューの中から顧客が希望
する宅配メニューを選択することで宅配条件を確定す
る。従って、顧客のニーズに合ったサービスが受けられ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施の形態における宅配業者側の集配
送システムを示した図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるシステム構成図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態におけるデータベース例で
あり、A図は顧客データベース、B図は宅配ルート、ス
ケジュールデータベースである。
【図5】本発明の実施の形態における例1の顧客側装置
の処理フローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態における例1の宅配サーバ
の処理フローチャート(その1)である。
【図7】本発明の実施の形態における例1の宅配サーバ
の処理フローチャート(その2)である。
【図8】本発明の実施の形態におけるルート情報作成処
理フローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態における例1の宅配メニュ
ー例(期日優先)であり、A図は宅配メニュー#1(宅
配条件:期日優先)、B図は宅配メニュー#2(宅配条
件:期日優先)、C図は宅配メニュー#3(宅配条件:
期日優先)である。
【図10】本発明の実施の形態における例1の宅配メニ
ュー例(コスト優先)であり、A図は宅配メニュー#1
(宅配条件:コスト優先)、B図は宅配メニュー#2
(宅配条件:コスト優先)、C図は宅配メニュー#3
(宅配条件:コスト優先)である。
【図11】本発明の実施の形態における例2の顧客側装
置の処理フローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態における例2の宅配サー
バの処理フローチャート(その1)である。
【図13】本発明の実施の形態における例2の宅配サー
バの処理フローチャート(その2)である。
【図14】本発明の実施の形態における例2の宅配メニ
ュー例(指定期日優先)であり、A図は宅配メニュー#
1(宅配条件:指定期日優先)、B図は宅配メニュー#
2(宅配条件:指定期日優先)、C図は宅配メニュー#
3(宅配条件:指定期日優先)である。
【図15】本発明の実施の形態における例3の顧客側装
置の処理フローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態における例3の宅配サー
バの処理フローチャート(その1)である。
【図17】本発明の実施の形態における例3の宅配サー
バの処理フローチャート(その2)である。
【図18】本発明の実施の形態における例3の宅配メニ
ュー例(指定料金優先)であり、A図は宅配メニュー#
1(宅配条件:指定料金優先)、B図は宅配メニュー#
2(宅配条件:指定料金優先)、C図は宅配メニュー#
3(宅配条件:指定料金優先)である。
【図19】本発明の実施の形態における具体的な装置例
である。
【符号の説明】
1 第1階層集配送センタ 2 第2階層集配送センタ 3 第3階層集配送センタ 4 第4階層集配送センタ 11 パーソナルコンピュータ(PC) 12 WWWサーバ 13 宅配サーバ 14、16 制御部 15 ハードディスク装置(HDD) 17 顧客データベース 18 宅配ルート・スケジュールデータベース 19 宅配メニュー作成部 22 宅配条件確定部 31 コンピュータ本体 32 ディスプレイ装置 33 入力装置 34 リムーバブルディスクドライブ(RDD) 35 ハードディスク装置(HDD) 36 CPU 37 ROM 38 メモリ 39 インタフェース制御部(I/F制御部) 40 通信制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】宅配業者側の宅配情報処理装置が顧客側装
    置とネットワークを介して情報の送受信を行うことで、
    荷物宅配時の配送方法指定サービスを行う配送指定方法
    であって、 顧客側装置で入力した顧客情報及び荷物情報を宅配情報
    処理装置へ送信する手順と、 宅配情報処理装置が前記送信された顧客情報及び荷物情
    報に基づいて複数の宅配メニューを作成し、その複数の
    宅配メニューを顧客側装置へ送信して提示する手順と、 提示された前記複数の宅配メニューの中から顧客が希望
    する宅配メニューを選択し、その選択結果を顧客側装置
    から宅配情報処理装置へ通知する手順と、 宅配情報処理装置が前記選択結果に基づいて宅配条件を
    確定する手順と、 を有することを特徴とする配送指定方法。
  2. 【請求項2】宅配業者と顧客との間でネットワークを介
    して情報の送受信を行うことで、荷物宅配時の配送方法
    指定サービスを行う配送指定方法であって、 顧客側で入力した顧客情報及び荷物情報を宅配業者側へ
    送信する手順と、 送信された前記顧客情報及び荷物情報に基づいて複数の
    宅配メニューを作成し、その複数の宅配メニューを顧客
    側へ送信して提示する手順と、 提示された前記複数の宅配メニューの中から顧客が希望
    する宅配メニューを選択し、その選択結果を顧客側から
    宅配業者側へ通知する手順と、 前記選択結果に基づいて宅配条件を確定する手順と、 を有することを特徴とする配送指定方法。
  3. 【請求項3】宅配業者側の宅配情報処理装置が顧客側装
    置とネットワークを介して情報の送受信を行うことで、
    荷物宅配時の配送方法指定サービスを行うシステムの前
    記宅配情報処理装置であって、 顧客の住所、氏名を含む顧客情報を登録した顧客データ
    ベースと、 集配送システムの宅配ルートやスケジュールデータを含
    む宅配情報を登録した宅配情報データベースと、 顧客側装置から提示された顧客情報と荷物情報に基づい
    て、前記データベースから宅配に必要な情報を検索し、
    その検索結果に基づき許される範囲で複数の宅配メニュ
    ーを作成する宅配メニュー作成手段と、 前記作成した複数の宅配メニューを顧客側装置へ送って
    提示する宅配メニュー提示手段と、 前記提示された複数の宅配メニューの中から、顧客が希
    望するメニューを選択した結果の選択情報を基に、宅配
    条件を確定する宅配条件確定手段と、 を備えていることを特徴とする宅配情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記宅配メニュー作成手段は、複数の宅配
    メニューを作成する際、宅配期日優先のメニューと、コ
    スト優先のメニューとを作成する機能を備えていること
    を特徴とする請求項3記載の宅配情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記宅配メニュー作成手段は、顧客側装置
    から顧客情報及び荷物情報の他に、宅配期日指定情報が
    送られてきた場合、指定期日優先の宅配条件で前記デー
    タベースを検索し、指定期日優先の宅配メニューを複数
    作成する機能を備えていることを特徴とする請求項3記
    載の宅配情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記宅配メニュー作成手段は、顧客側装置
    から顧客情報と荷物情報の他に、宅配料金指定情報が送
    られてきた場合、指定料金優先の宅配条件でデータベー
    スを検索し、指定料金優先の宅配メニューを複数作成す
    る機能を備えていることを特徴とする請求項3記載の宅
    配情報処理装置。
  7. 【請求項7】コンピュータに、 顧客側から送信された顧客情報と荷物情報に基づいて、
    データベースから宅配に必要な情報を検索し、その検索
    結果に基づき許される範囲で複数の宅配メニューを作成
    する手順と、 前記作成した複数の宅配メニューを顧客側へ送信する手
    順と、 提示された前記複数の宅配メニューの中から、顧客が希
    望するメニューを選択した結果の選択情報を基に、宅配
    条件を確定する手順とを実行させるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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