JP2002132192A - 道路標識用バックライト型表示装置 - Google Patents
道路標識用バックライト型表示装置Info
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- JP2002132192A JP2002132192A JP2000321498A JP2000321498A JP2002132192A JP 2002132192 A JP2002132192 A JP 2002132192A JP 2000321498 A JP2000321498 A JP 2000321498A JP 2000321498 A JP2000321498 A JP 2000321498A JP 2002132192 A JP2002132192 A JP 2002132192A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低消費電力化が可能で構造が簡単、軽量化が
可能な道路標識用バックライト型表示装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 筐体１０の底面部１０ｂ上に配設された
多数のＬＥＤ１１が発する光が、半透光性の上面部１０
ａを構成する標識部分１０ａａと中央部分１０ａｂと周
辺部分１０ａｃとをそれぞれ透過して道路標識を明示す
る道路標識用バックライト型表示装置Ａであって、多数
のＬＥＤ１１は標識部分１０ａａを明示する白色ＬＥＤ
群１１Ａと中央部分１０ａｂを明示する青色ＬＥＤ群１
１Ｂと周辺部分１０ａｃを明示する白色ＬＥＤ群１１Ｃ
とからなり、ＬＥＤ群１１Ａ〜１１Ｃの各発光色はそれ
ぞれ標識部分１０ａａ、中央部分１０ａｂ、周辺部分１
０ａｃの色と同色又は同系色である。
可能な道路標識用バックライト型表示装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 筐体１０の底面部１０ｂ上に配設された
多数のＬＥＤ１１が発する光が、半透光性の上面部１０
ａを構成する標識部分１０ａａと中央部分１０ａｂと周
辺部分１０ａｃとをそれぞれ透過して道路標識を明示す
る道路標識用バックライト型表示装置Ａであって、多数
のＬＥＤ１１は標識部分１０ａａを明示する白色ＬＥＤ
群１１Ａと中央部分１０ａｂを明示する青色ＬＥＤ群１
１Ｂと周辺部分１０ａｃを明示する白色ＬＥＤ群１１Ｃ
とからなり、ＬＥＤ群１１Ａ〜１１Ｃの各発光色はそれ
ぞれ標識部分１０ａａ、中央部分１０ａｂ、周辺部分１
０ａｃの色と同色又は同系色である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、夜間等の低照度環
境下においても表示が認識し易い道路標識用バックライ
ト型表示装置に関するものである。
境下においても表示が認識し易い道路標識用バックライ
ト型表示装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は蛍光灯式の道路標識の正面図・側
面断面図、図６はエッジライト方式の表示装置の側面断
面図である。
面断面図、図６はエッジライト方式の表示装置の側面断
面図である。
【０００３】照明の暗い室内、日没後の屋外など低照度
の環境下で表示を見やすくするためのバックライトは各
産業分野で使われている。またその方法も多様なものが
ある。例えば近年急速に普及しているノート型パソコン
のバックライトがある。これはパソコンの液晶画面を周
りが暗いときに見やすくするために液晶表示装置の裏側
に薄型の面光源を配置するものである。
の環境下で表示を見やすくするためのバックライトは各
産業分野で使われている。またその方法も多様なものが
ある。例えば近年急速に普及しているノート型パソコン
のバックライトがある。これはパソコンの液晶画面を周
りが暗いときに見やすくするために液晶表示装置の裏側
に薄型の面光源を配置するものである。
【０００４】現在使われているバックライト技術はエッ
ジライト方式といわれるもので、アクリルなどの透明材
料基板（導光板）に微小な凹凸を設け、透明材料基板の
側面から冷陰極管などの光を導入し微小な凹凸の散乱に
より一様な発光面を得るという技術である。
ジライト方式といわれるもので、アクリルなどの透明材
料基板（導光板）に微小な凹凸を設け、透明材料基板の
側面から冷陰極管などの光を導入し微小な凹凸の散乱に
より一様な発光面を得るという技術である。
【０００５】また、広告表示、警告表示、案内表示等の
大型表示装置にもバックライトが使われている。最も代
表的なものは屋外、鉄道駅構内等に設置される広告があ
る。これらはほとんどが内部に蛍光管を持ち表面に透光
性シートをは貼ったものである。
大型表示装置にもバックライトが使われている。最も代
表的なものは屋外、鉄道駅構内等に設置される広告があ
る。これらはほとんどが内部に蛍光管を持ち表面に透光
性シートをは貼ったものである。
【０００６】さらに、近年の車社会の成熟、高齢化社会
に伴い道路標識（規制標識、警告標識、案内標識等）に
も発光式のものが使われるようになってきた。これらも
大部分は蛍光灯式である。蛍光灯式の道路標識は、図５
（Ａ），（Ｂ）に示すように、筐体１内部に蛍光灯２を
配置し、蛍光灯２から照射されたが半透光性基板３を透
過して、半透光性基板３の表面４の標識部分４ａを白色
で明示すると共に、背面部分４ｂを青色で明示する表示
装置である。しかし、この蛍光灯式の表示装置は消費電
力が大きいこと、奥行きが大きいこと、蛍光灯の寿命が
短いことなどの欠点があり普及を妨げている。
に伴い道路標識（規制標識、警告標識、案内標識等）に
も発光式のものが使われるようになってきた。これらも
大部分は蛍光灯式である。蛍光灯式の道路標識は、図５
（Ａ），（Ｂ）に示すように、筐体１内部に蛍光灯２を
配置し、蛍光灯２から照射されたが半透光性基板３を透
過して、半透光性基板３の表面４の標識部分４ａを白色
で明示すると共に、背面部分４ｂを青色で明示する表示
装置である。しかし、この蛍光灯式の表示装置は消費電
力が大きいこと、奥行きが大きいこと、蛍光灯の寿命が
短いことなどの欠点があり普及を妨げている。
【０００７】これに対し蛍光灯以外の光源を使用した表
示装置が徐々に使われ始めている。例えば、エレクトロ
ルミネッセンス（以下ＥＬと記す）パネルを背面に組み
込んだ道路規制標識等が実際に使われている。たとえば
ソーラー式一時停止標識がある。しかしこの表示装置は
明るさが不充分、ＥＬの寿命が短い、消費電力が比較的
大きい等の欠点を持っている。このために、この表示装
置では表示の一部分のみ（止まれの文字）を発光させ
る、点滅にし明時間を短くするなど低消費電力化の工夫
を凝らしているが、その結果、見やすさ（視認性）に難
点がある。
示装置が徐々に使われ始めている。例えば、エレクトロ
ルミネッセンス（以下ＥＬと記す）パネルを背面に組み
込んだ道路規制標識等が実際に使われている。たとえば
ソーラー式一時停止標識がある。しかしこの表示装置は
明るさが不充分、ＥＬの寿命が短い、消費電力が比較的
大きい等の欠点を持っている。このために、この表示装
置では表示の一部分のみ（止まれの文字）を発光させ
る、点滅にし明時間を短くするなど低消費電力化の工夫
を凝らしているが、その結果、見やすさ（視認性）に難
点がある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】さて、表示装置の消費
電力を下げるために、光源として発光ダイオード（以下
ＬＥＤと記す）を使うエッジライト方式の表示装置が提
案されている。即ち、エッジライト方式の表示装置は、
図６に示すように、アクリルなどの透明材料基板（導光
板）５のエッジ５ａに沿ってＬＥＤ６をアレー状に並
べ、導光板５に微小な凹凸５ｂを設け、エッジ５ａ側か
らＬＥＤ６の光６ａを導入し、微小な凹凸５ｂの散乱及
び反射板７の反射により拡散板８を透過してその表面に
一様な発光面を得るという技術である。
電力を下げるために、光源として発光ダイオード（以下
ＬＥＤと記す）を使うエッジライト方式の表示装置が提
案されている。即ち、エッジライト方式の表示装置は、
図６に示すように、アクリルなどの透明材料基板（導光
板）５のエッジ５ａに沿ってＬＥＤ６をアレー状に並
べ、導光板５に微小な凹凸５ｂを設け、エッジ５ａ側か
らＬＥＤ６の光６ａを導入し、微小な凹凸５ｂの散乱及
び反射板７の反射により拡散板８を透過してその表面に
一様な発光面を得るという技術である。
【０００９】しかし、このエッジライト方式の表示装置
は、ＬＥＤ６の光６ａが導光板５内で散乱及び反射板を
繰り返すために、拡散板８の表示面側８ａへ透過する発
光エネルギーのロスが多いから、充分低消費電力とはな
らない。また導光板５を使うため装置が重くなる等の欠
点があった。
は、ＬＥＤ６の光６ａが導光板５内で散乱及び反射板を
繰り返すために、拡散板８の表示面側８ａへ透過する発
光エネルギーのロスが多いから、充分低消費電力とはな
らない。また導光板５を使うため装置が重くなる等の欠
点があった。
【００１０】そこで本発明は、表示装置筐体の底面上に
配設した多数のＬＥＤが発する光が、前記底面上方に設
けられた半透光性の表示板を構成する標識部分と中央部
分と周辺部分とをそれぞれ透過することによって所定の
道路標識を明示する道路標識用バックライト型表示装置
であって、前記多数のＬＥＤは、前記標識部分を明示す
るための第１のＬＥＤ群と、前記中央部分を明示するた
めの第２のＬＥＤ群と、前記周辺部分を明示するための
第３のＬＥＤ群とからなり、前記第１のＬＥＤ群、前記
第２のＬＥＤ群、前記第３のＬＥＤ群の各発光色はそれ
ぞれ、前記標識部分、前記中央部分、前記周辺部分の各
色と同色又は同系色である構成としたことによって、低
消費電力でかつ構造が簡単であり、さらに軽量化が可能
な道路標識用バックライト型表示装置を提供することを
目的とする。
配設した多数のＬＥＤが発する光が、前記底面上方に設
けられた半透光性の表示板を構成する標識部分と中央部
分と周辺部分とをそれぞれ透過することによって所定の
道路標識を明示する道路標識用バックライト型表示装置
であって、前記多数のＬＥＤは、前記標識部分を明示す
るための第１のＬＥＤ群と、前記中央部分を明示するた
めの第２のＬＥＤ群と、前記周辺部分を明示するための
第３のＬＥＤ群とからなり、前記第１のＬＥＤ群、前記
第２のＬＥＤ群、前記第３のＬＥＤ群の各発光色はそれ
ぞれ、前記標識部分、前記中央部分、前記周辺部分の各
色と同色又は同系色である構成としたことによって、低
消費電力でかつ構造が簡単であり、さらに軽量化が可能
な道路標識用バックライト型表示装置を提供することを
目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、下記する（１）〜（４）の構成を有
する道路標識用バックライト型表示装置を提供する。 （１） 図１に示すように、表示装置筐体１０の底面
（底面部１０ｂ）上に配設された多数のＬＥＤ１１が発
する光が、前記底面１０ｂ上方に設けられた半透光性の
表示板（上面部１０ａ）を構成する標識部分１０ａａと
中央部分１０ａｂと周辺部分１０ａｃとをそれぞれ透過
することによって所定の道路標識を明示する道路標識用
バックライト型表示装置Ａであって、前記多数のＬＥＤ
１１は、前記標識部分１０ａａを明示するための第１の
ＬＥＤ群（白色ＬＥＤ群１１Ａ）と、前記中央部分１０
ａｂを明示するための第２のＬＥＤ群（青色ＬＥＤ群１
１Ｂ）と、前記周辺部分１０ａｃを明示するための第３
のＬＥＤ群（白色ＬＥＤ群１１Ｃ）とからなり、前記第
１のＬＥＤ群１１Ａ、前記第２のＬＥＤ群１１Ｂ、前記
第３のＬＥＤ群１１Ｃの各発光色（白色、青色、白色）
はそれぞれ、前記標識部分１０ａａ、前記中央部分１０
ａｂ、前記周辺部分１０ａｃの各色（白色、青色、白
色）と同色又は同系色であることを特徴とする道路標識
用バックライト型表示装置。 （２） 図２に示すように、前記白色ＬＥＤ群１１Ａ、
前記青色ＬＥＤ群１１Ｂ、前記白色ＬＥＤ群１１Ｃを、
所定数（３個の）のＬＥＤ ａ〜ｃからなるＬＥＤ組
（ユニット）を多数用いてそれぞれ構成し、全ての前記
ＬＥＤ組の各発光輝度が均一となるように、前記各ＬＥ
Ｄ組にそれぞれ供給する駆動電流を調整する調整手段
（調整用抵抗ｒ）を備えたことを特徴とする請求項１記
載の道路標識用バックライト型表示装置。 （３） 図３に示すように、前記第１のＬＥＤ群（白色
ＬＥＤ群１１Ａ）、前記第２のＬＥＤ群（青色ＬＥＤ群
１１Ｂ）及び前記第３のＬＥＤ群（白色ＬＥＤ群１１
Ｃ）をそれぞれ点滅又は点灯制御する（タイミング発生
回路１２Ａ〜１２Ｃ、ＬＥＤドライブ回路１３Ａ〜１３
Ｃからなる）制御手段を備えたことを特徴とする請求項
１又は請求項２記載の道路標識用バックライト型表示装
置。 （４） 図４に示すように、前記第１のＬＥＤ群（白色
ＬＥＤ群１１Ａ）と前記第２のＬＥＤ群（青色ＬＥＤ群
１１Ｂ）との境界に、高反射性又は散乱性の遮光板１４
を配置したことを特徴とする請求項１乃至請求項３のい
ずれか１に記載の道路標識用バックライト型表示装置。
ために、本発明は、下記する（１）〜（４）の構成を有
する道路標識用バックライト型表示装置を提供する。 （１） 図１に示すように、表示装置筐体１０の底面
（底面部１０ｂ）上に配設された多数のＬＥＤ１１が発
する光が、前記底面１０ｂ上方に設けられた半透光性の
表示板（上面部１０ａ）を構成する標識部分１０ａａと
中央部分１０ａｂと周辺部分１０ａｃとをそれぞれ透過
することによって所定の道路標識を明示する道路標識用
バックライト型表示装置Ａであって、前記多数のＬＥＤ
１１は、前記標識部分１０ａａを明示するための第１の
ＬＥＤ群（白色ＬＥＤ群１１Ａ）と、前記中央部分１０
ａｂを明示するための第２のＬＥＤ群（青色ＬＥＤ群１
１Ｂ）と、前記周辺部分１０ａｃを明示するための第３
のＬＥＤ群（白色ＬＥＤ群１１Ｃ）とからなり、前記第
１のＬＥＤ群１１Ａ、前記第２のＬＥＤ群１１Ｂ、前記
第３のＬＥＤ群１１Ｃの各発光色（白色、青色、白色）
はそれぞれ、前記標識部分１０ａａ、前記中央部分１０
ａｂ、前記周辺部分１０ａｃの各色（白色、青色、白
色）と同色又は同系色であることを特徴とする道路標識
用バックライト型表示装置。 （２） 図２に示すように、前記白色ＬＥＤ群１１Ａ、
前記青色ＬＥＤ群１１Ｂ、前記白色ＬＥＤ群１１Ｃを、
所定数（３個の）のＬＥＤ ａ〜ｃからなるＬＥＤ組
（ユニット）を多数用いてそれぞれ構成し、全ての前記
ＬＥＤ組の各発光輝度が均一となるように、前記各ＬＥ
Ｄ組にそれぞれ供給する駆動電流を調整する調整手段
（調整用抵抗ｒ）を備えたことを特徴とする請求項１記
載の道路標識用バックライト型表示装置。 （３） 図３に示すように、前記第１のＬＥＤ群（白色
ＬＥＤ群１１Ａ）、前記第２のＬＥＤ群（青色ＬＥＤ群
１１Ｂ）及び前記第３のＬＥＤ群（白色ＬＥＤ群１１
Ｃ）をそれぞれ点滅又は点灯制御する（タイミング発生
回路１２Ａ〜１２Ｃ、ＬＥＤドライブ回路１３Ａ〜１３
Ｃからなる）制御手段を備えたことを特徴とする請求項
１又は請求項２記載の道路標識用バックライト型表示装
置。 （４） 図４に示すように、前記第１のＬＥＤ群（白色
ＬＥＤ群１１Ａ）と前記第２のＬＥＤ群（青色ＬＥＤ群
１１Ｂ）との境界に、高反射性又は散乱性の遮光板１４
を配置したことを特徴とする請求項１乃至請求項３のい
ずれか１に記載の道路標識用バックライト型表示装置。
【００１２】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の態様につき
その好ましい実施例について、図１〜図４を用いて説明
する。図１は本発明の第１実施例になる道路標識用バッ
クライト型表示装置の正面図・背面ＬＥＤの配置を説明
するための図、図２は図１に示したＬＥＤの駆動回路を
示す図、図３は図１に示したＬＥＤの発光制御回路のブ
ロック図、図４は本発明の第２実施例になる道路標識用
バックライト型表示装置の背面ＬＥＤの配置・遮光板の
取付状態を説明するための図である。
その好ましい実施例について、図１〜図４を用いて説明
する。図１は本発明の第１実施例になる道路標識用バッ
クライト型表示装置の正面図・背面ＬＥＤの配置を説明
するための図、図２は図１に示したＬＥＤの駆動回路を
示す図、図３は図１に示したＬＥＤの発光制御回路のブ
ロック図、図４は本発明の第２実施例になる道路標識用
バックライト型表示装置の背面ＬＥＤの配置・遮光板の
取付状態を説明するための図である。
【００１３】本発明の第１実施例である道路標識用バッ
クライト型表示装置として、道路規制標識の指定方向外
進行禁止標識に用いた場合を取り上げ具体的な説明を行
う。この道路標識用バックライト型表示装置Ａは、図１
に示すように、上面部１０ａ，底面部１０ｂ，側面部１
０ｃからなる筐体１０と、青色ＬＥＤ１１ａ，白色ＬＥ
Ｄ１１ｂからなる多数のＬＥＤ１１と、この多数のＬＥ
Ｄ１１を発光駆動するＬＥＤ駆動装置（抵抗ｒ（図
３）、タイミング発生回路１２Ａ〜１２Ｃ、ＬＥＤドラ
イブ回路１３Ａ〜１３Ｃ（図４））とを備えている。多
数のＬＥＤ１１とＬＥＤ駆動装置とは表示動作に障害と
ならない位置（例えば筐体１０の側面部１０ｃの所定位
置）に配設される。
クライト型表示装置として、道路規制標識の指定方向外
進行禁止標識に用いた場合を取り上げ具体的な説明を行
う。この道路標識用バックライト型表示装置Ａは、図１
に示すように、上面部１０ａ，底面部１０ｂ，側面部１
０ｃからなる筐体１０と、青色ＬＥＤ１１ａ，白色ＬＥ
Ｄ１１ｂからなる多数のＬＥＤ１１と、この多数のＬＥ
Ｄ１１を発光駆動するＬＥＤ駆動装置（抵抗ｒ（図
３）、タイミング発生回路１２Ａ〜１２Ｃ、ＬＥＤドラ
イブ回路１３Ａ〜１３Ｃ（図４））とを備えている。多
数のＬＥＤ１１とＬＥＤ駆動装置とは表示動作に障害と
ならない位置（例えば筐体１０の側面部１０ｃの所定位
置）に配設される。
【００１４】前記した筐体１０の上面部１０ａは半透光
性の表示板であり、指定方向外進行禁止標識を示し白色
の標識部分１０ａａと、この標識部分１０ａａに隣接し
青色の中央部分１０ａｂと、この中央部分１０ａｂの周
辺部分であり白色の周辺部分１０ａｃとからなる。
性の表示板であり、指定方向外進行禁止標識を示し白色
の標識部分１０ａａと、この標識部分１０ａａに隣接し
青色の中央部分１０ａｂと、この中央部分１０ａｂの周
辺部分であり白色の周辺部分１０ａｃとからなる。
【００１５】前記した筐体１０の底面部１０ｂは前記し
た標識部分１０ａａに対応する底面部分１０ｄａと、前
記した中央部分１０ａｂに対応する底面部分１０ｄｂ
と、前記した周辺部分１０ａｃに対応する底面部分１０
ｄｃとからなる。
た標識部分１０ａａに対応する底面部分１０ｄａと、前
記した中央部分１０ａｂに対応する底面部分１０ｄｂ
と、前記した周辺部分１０ａｃに対応する底面部分１０
ｄｃとからなる。
【００１６】前記した多数のＬＥＤ１１は、前記した標
識部分１０ａａに対応して底面部分１０ｄａに配設され
多数の白色ＬＥＤ１１ｂのみからなる白色ＬＥＤ群１１
Ａと、前記した中央部分１０ａｂに対応しして底面部分
１０ｄｂに配設され多数の青色ＬＥＤ１１ａのみからな
る青色ＬＥＤ群１１Ｂと、前記した周辺部分１０ａｃに
対応して底面部分１０ｄｃに配設され多数の白色ＬＥＤ
１１ｂのみからなる白色ＬＥＤ群１１Ｃとからなる。前
記した白色ＬＥＤ群１１Ａ、青色ＬＥＤ群１１Ｂ、白色
ＬＥＤ群１１Ｃの各発光色（白色、青色、白色）はそれ
ぞれ、前記した標識部分１０ａａ、前記した中央部分１
０ａｂ、前記した周辺部分１０ａｃの各色（白色、青
色、白色）と同色又は同系色である。
識部分１０ａａに対応して底面部分１０ｄａに配設され
多数の白色ＬＥＤ１１ｂのみからなる白色ＬＥＤ群１１
Ａと、前記した中央部分１０ａｂに対応しして底面部分
１０ｄｂに配設され多数の青色ＬＥＤ１１ａのみからな
る青色ＬＥＤ群１１Ｂと、前記した周辺部分１０ａｃに
対応して底面部分１０ｄｃに配設され多数の白色ＬＥＤ
１１ｂのみからなる白色ＬＥＤ群１１Ｃとからなる。前
記した白色ＬＥＤ群１１Ａ、青色ＬＥＤ群１１Ｂ、白色
ＬＥＤ群１１Ｃの各発光色（白色、青色、白色）はそれ
ぞれ、前記した標識部分１０ａａ、前記した中央部分１
０ａｂ、前記した周辺部分１０ａｃの各色（白色、青
色、白色）と同色又は同系色である。
【００１７】前記した多数のＬＥＤ１１の発光駆動は、
白色ＬＥＤ群１１Ａ、青色ＬＥＤ群１１Ｂ、白色ＬＥＤ
群１１Ｃ毎に、図２に示すように、３個のＬＥＤ ａ〜
ｃを直列としこれに直列に抵抗ｒを入れたものをユニッ
ト（ＬＥＤ組）として多数用意し、各ユニットをＤＣバ
ッテリ（例えばＤＣ１２Ｖ）でそれぞれ駆動する。前記
した各抵抗ｒは各ユニットの明るさを等しく（発光輝度
均一に）するための調整用抵抗であり、３個のＬＥＤ
ａ〜ｃの各輝度特性の差により、各ＬＥＤ ａ〜ｃ毎に
明るさに差が出ないように、抵抗値を決定した。各抵抗
ｒの抵抗値は１０オームから数百オームが最適であっ
た。
白色ＬＥＤ群１１Ａ、青色ＬＥＤ群１１Ｂ、白色ＬＥＤ
群１１Ｃ毎に、図２に示すように、３個のＬＥＤ ａ〜
ｃを直列としこれに直列に抵抗ｒを入れたものをユニッ
ト（ＬＥＤ組）として多数用意し、各ユニットをＤＣバ
ッテリ（例えばＤＣ１２Ｖ）でそれぞれ駆動する。前記
した各抵抗ｒは各ユニットの明るさを等しく（発光輝度
均一に）するための調整用抵抗であり、３個のＬＥＤ
ａ〜ｃの各輝度特性の差により、各ＬＥＤ ａ〜ｃ毎に
明るさに差が出ないように、抵抗値を決定した。各抵抗
ｒの抵抗値は１０オームから数百オームが最適であっ
た。
【００１８】前記した白色ＬＥＤ群１１Ａ、青色ＬＥＤ
群１１Ｂ、白色ＬＥＤ群１１Ｃ毎の発光駆動は、各群の
ＬＥＤは前記したユニット単位で各群毎のＬＥＤドライ
ブ回路を用いて駆動される。この例では中央の矢印（白
色ＬＥＤ群１１Ａ）、外周のドーナツ型（白色ＬＥＤ群
１１Ｃ）、それ以外（青色ＬＥＤ群１１Ｂ）と３個のＬ
ＥＤドライブ回路を用いてそれぞれ接続し、青色ＬＥＤ
群１１Ｂの部分は常時点灯、白色ＬＥＤ群１１Ａ，１１
Ｃはそれぞれ点滅動作を行った(図５)。
群１１Ｂ、白色ＬＥＤ群１１Ｃ毎の発光駆動は、各群の
ＬＥＤは前記したユニット単位で各群毎のＬＥＤドライ
ブ回路を用いて駆動される。この例では中央の矢印（白
色ＬＥＤ群１１Ａ）、外周のドーナツ型（白色ＬＥＤ群
１１Ｃ）、それ以外（青色ＬＥＤ群１１Ｂ）と３個のＬ
ＥＤドライブ回路を用いてそれぞれ接続し、青色ＬＥＤ
群１１Ｂの部分は常時点灯、白色ＬＥＤ群１１Ａ，１１
Ｃはそれぞれ点滅動作を行った(図５)。
【００１９】具体的には、中央の矢印を明示する前記し
た白色ＬＥＤ群１１Ａは、前記したユニットを多数用い
て構成され、全てのユニットはＬＥＤドライブ回路１３
Ａで駆動される。ＬＥＤドライブ回路１３Ａは点滅動作
のためのタイミング信号をタイミング発生回路１２Ａか
ら供給されて白色ＬＥＤ群１１Ａの点滅の周期（明時
間）を可変する。同様に、外周のドーナツ型を明示する
前記した白色ＬＥＤ群１１Ｃは、前記したユニットを多
数用いて構成され、全てのユニットはＬＥＤドライブ回
路１３Ｃで駆動される。ＬＥＤドライブ回路１３Ｃは点
滅動作のためのタイミング信号をタイミング発生回路１
２Ｃから供給されて白色ＬＥＤ群１１Ｃの点滅の周期
（明時間）を可変する。
た白色ＬＥＤ群１１Ａは、前記したユニットを多数用い
て構成され、全てのユニットはＬＥＤドライブ回路１３
Ａで駆動される。ＬＥＤドライブ回路１３Ａは点滅動作
のためのタイミング信号をタイミング発生回路１２Ａか
ら供給されて白色ＬＥＤ群１１Ａの点滅の周期（明時
間）を可変する。同様に、外周のドーナツ型を明示する
前記した白色ＬＥＤ群１１Ｃは、前記したユニットを多
数用いて構成され、全てのユニットはＬＥＤドライブ回
路１３Ｃで駆動される。ＬＥＤドライブ回路１３Ｃは点
滅動作のためのタイミング信号をタイミング発生回路１
２Ｃから供給されて白色ＬＥＤ群１１Ｃの点滅の周期
（明時間）を可変する。
【００２０】中央の矢印、外周のドーナツ型以外の部分
を明示する青色ＬＥＤ群１１Ｂは、前記したユニットを
多数用いて構成され、全てのユニットはＬＥＤドライブ
回路１３Ｂで駆動される。ＬＥＤドライブ回路１３Ｂの
前段には点滅動作のためのタイミング信号をタイミング
発生回路１２Ｂから供給されて青色ＬＥＤ群１１Ｂの明
時間（点滅の周期）を可変する。前記したように白色Ｌ
ＥＤ群１１Ａ，１１Ｃ、青色ＬＥＤ群１１Ｂは個々のド
ライブ回路を持ち独自にその輝度、点滅の周期、明時間
を可変することができるものである。こうすることによ
り、道路標識としての発光輝度が高まって、視認性が良
くなったから注意喚起の効果を出すことができた。
を明示する青色ＬＥＤ群１１Ｂは、前記したユニットを
多数用いて構成され、全てのユニットはＬＥＤドライブ
回路１３Ｂで駆動される。ＬＥＤドライブ回路１３Ｂの
前段には点滅動作のためのタイミング信号をタイミング
発生回路１２Ｂから供給されて青色ＬＥＤ群１１Ｂの明
時間（点滅の周期）を可変する。前記したように白色Ｌ
ＥＤ群１１Ａ，１１Ｃ、青色ＬＥＤ群１１Ｂは個々のド
ライブ回路を持ち独自にその輝度、点滅の周期、明時間
を可変することができるものである。こうすることによ
り、道路標識としての発光輝度が高まって、視認性が良
くなったから注意喚起の効果を出すことができた。
【００２１】また、本発明の第２実施例である道路標識
用バックライト型表示装置Ｂは、図４に示すように、青
色ＬＥＤ１１ａと白色ＬＥＤ１１ｂの光が近接してあた
かも同一位置から発光することより、視覚上では色にじ
みが発生することを極力減らすため、中央の矢印を明示
する前記した白色ＬＥＤ群１１Ａと、中央の矢印、外周
のドーナツ型以外の部分を明示する青色ＬＥＤ群１１Ｂ
との境界に高反射材料のしきい（遮光板１４）を取り付
けた。これ以外の構成は前述した道路標識用バックライ
ト型表示装置Ａ（図１）と同様の構成を有している。
用バックライト型表示装置Ｂは、図４に示すように、青
色ＬＥＤ１１ａと白色ＬＥＤ１１ｂの光が近接してあた
かも同一位置から発光することより、視覚上では色にじ
みが発生することを極力減らすため、中央の矢印を明示
する前記した白色ＬＥＤ群１１Ａと、中央の矢印、外周
のドーナツ型以外の部分を明示する青色ＬＥＤ群１１Ｂ
との境界に高反射材料のしきい（遮光板１４）を取り付
けた。これ以外の構成は前述した道路標識用バックライ
ト型表示装置Ａ（図１）と同様の構成を有している。
【００２２】前述した説明では、本発明の実施例として
指定方向外進行禁止標識に用いた場合を取り上げて説明
したが、本発明はこれに限定されることなく、全ての道
路標識に適用できることは言うまでもない。その場合に
は、前記した筐体１０の上面部１０ａの各部（標識部分
１０ａａ、中央部分１０ａｂ、周辺部分１０ａｃ）の色
は道路標識の表示色に適合した色であることは勿論であ
る。
指定方向外進行禁止標識に用いた場合を取り上げて説明
したが、本発明はこれに限定されることなく、全ての道
路標識に適用できることは言うまでもない。その場合に
は、前記した筐体１０の上面部１０ａの各部（標識部分
１０ａａ、中央部分１０ａｂ、周辺部分１０ａｃ）の色
は道路標識の表示色に適合した色であることは勿論であ
る。
【００２３】また、前述した説明では、前記した青色Ｌ
ＥＤ群１１Ｂは常時点灯、白色ＬＥＤ群１１Ａ，１１Ｃ
はそれぞれ点滅動作を行った場合を説明したが、本発明
はこれに限定されることなく、適用する道路標識の表示
形態に対応して、必要に応じて、第１のＬＥＤ群である
白色ＬＥＤ群１１Ａを点滅又は常時点灯させると共に、
前記第２のＬＥＤ群である青色ＬＥＤ群１１Ｂ及び前記
第３のＬＥＤ群である白色ＬＥＤ群１１Ｃを点滅又は常
時点灯させても良いことは勿論である。
ＥＤ群１１Ｂは常時点灯、白色ＬＥＤ群１１Ａ，１１Ｃ
はそれぞれ点滅動作を行った場合を説明したが、本発明
はこれに限定されることなく、適用する道路標識の表示
形態に対応して、必要に応じて、第１のＬＥＤ群である
白色ＬＥＤ群１１Ａを点滅又は常時点灯させると共に、
前記第２のＬＥＤ群である青色ＬＥＤ群１１Ｂ及び前記
第３のＬＥＤ群である白色ＬＥＤ群１１Ｃを点滅又は常
時点灯させても良いことは勿論である。
【００２４】さらに、前述した説明では、前記した白色
ＬＥＤ群１１Ａと前記した青色ＬＥＤ群１１Ｂとの境界
に遮光板１４を取り付けた場合を説明したが、本発明は
これに限定されることなく、必要に応じて、前記した青
色ＬＥＤ群１１Ｂと前記した白色ＬＥＤ群１１Ｃとの境
界に別の遮光板１４を取り付けても良い。
ＬＥＤ群１１Ａと前記した青色ＬＥＤ群１１Ｂとの境界
に遮光板１４を取り付けた場合を説明したが、本発明は
これに限定されることなく、必要に応じて、前記した青
色ＬＥＤ群１１Ｂと前記した白色ＬＥＤ群１１Ｃとの境
界に別の遮光板１４を取り付けても良い。
【００２５】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、低
消費電力化が可能でその構造が簡単であり、また装置全
体の軽量化が可能な道路標識用バックライト型表示装置
を提供することができる。また各色のＬＥＤ群毎に点
滅、点灯状態を独自に変えることができるために必要に
応じて多彩な表示表現ができ、多種類の道路標識に対応
可能であり、しかも道路標識としての視認性を高めるこ
とができる。さらに各色のＬＥＤ群の境界に必要に応じ
て遮光板を設けることによって、標識部分の周囲におけ
る発光色の混合を防ぐことができ、色滲みがなく表示が
見やすい道路標識の発光表示を行うことができる。
消費電力化が可能でその構造が簡単であり、また装置全
体の軽量化が可能な道路標識用バックライト型表示装置
を提供することができる。また各色のＬＥＤ群毎に点
滅、点灯状態を独自に変えることができるために必要に
応じて多彩な表示表現ができ、多種類の道路標識に対応
可能であり、しかも道路標識としての視認性を高めるこ
とができる。さらに各色のＬＥＤ群の境界に必要に応じ
て遮光板を設けることによって、標識部分の周囲におけ
る発光色の混合を防ぐことができ、色滲みがなく表示が
見やすい道路標識の発光表示を行うことができる。
【図１】本発明の第１実施例になる道路標識用バックラ
イト型表示装置の正面図・背面ＬＥＤの配置を説明する
ための図。
イト型表示装置の正面図・背面ＬＥＤの配置を説明する
ための図。
【図２】ＬＥＤの駆動回路を示す図。
【図３】ＬＥＤの発光制御回路のブロック図、図４は遮
光板を示す図である。
光板を示す図である。
【図４】本発明の第２実施例になる道路標識用バックラ
イト型表示装置の背面ＬＥＤの配置・遮光板の取付状態
を説明するための図。
イト型表示装置の背面ＬＥＤの配置・遮光板の取付状態
を説明するための図。
【図５】蛍光灯式の道路標識の正面図・側面断面図。
【図６】エッジライト方式の表示装置の側面断面図。
１０ 筐体 １０ａ 上面部（表示板） １０ａａ 標識部分 １０ａｂ 中央部分 １０ａｃ 周辺部分 １０ｂ 底面部（底面） １１ ＬＥＤ １１Ａ 白色ＬＥＤ群（第１のＬＥＤ群） １１Ｂ 青色ＬＥＤ群（第２のＬＥＤ群） １１Ｃ 白色ＬＥＤ群（第３のＬＥＤ群） １２Ａ〜１２Ｃ タイミング発生回路 １３Ａ〜１３Ｃ ＬＥＤドライブ回路 １４ 遮光板 Ａ 道路標識用バックライト型表示装置 ａ〜ｃ ＬＥＤ ｒ 抵抗（調整手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｇ 3/32 Ｆ２１Ｙ 101:02 // Ｆ２１Ｙ 101:02 Ｆ２１Ｑ 3/00 Ｃ (72)発明者 内山 皓之 神奈川県横浜市神奈川区守屋町３丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Ｆターム(参考） 2D064 BA01 EA02 EA03 EB05 EB22 EB35 EB38 GA02 3K080 AA12 AA14 BA07 5C080 AA07 BB05 CC03 DD05 EE28 FF08 JJ01 JJ03 JJ06 5C096 AA22 BA04 BC04 CA06 CC06 DC03 FA03
Claims (4)
- 【請求項１】 表示装置筐体の底面上に配設した多数の
ＬＥＤが発する光が、前記底面上方に設けられた半透光
性の表示板を構成する標識部分と中央部分と周辺部分と
をそれぞれ透過することによって所定の道路標識を明示
する道路標識用バックライト型表示装置であって、 前記多数のＬＥＤは、前記標識部分を明示するための第
１のＬＥＤ群と、前記中央部分を明示するための第２の
ＬＥＤ群と、前記周辺部分を明示するための第３のＬＥ
Ｄ群とからなり、 前記第１のＬＥＤ群、前記第２のＬＥＤ群、前記第３の
ＬＥＤ群の各発光色はそれぞれ、前記標識部分、前記中
央部分、前記周辺部分の各色と同色又は同系色であるこ
とを特徴とする道路標識用バックライト型表示装置。 - 【請求項２】 前記第１のＬＥＤ群、前記第２のＬＥＤ
群、前記第３のＬＥＤ群を、所定数のＬＥＤからなるＬ
ＥＤ組を多数用いてそれぞれ構成し、 全ての前記ＬＥＤ組の各発光輝度が均一となるように、
前記各ＬＥＤ組にそれぞれ供給する駆動電流を調整する
調整手段を備えたことを特徴とする請求項１記載の道路
標識用バックライト型表示装置。 - 【請求項３】 前記第１のＬＥＤ群、前記第２のＬＥＤ
群、前記第３のＬＥＤ群をそれぞれ点滅又は点灯制御す
る制御手段を備えたことを特徴とする請求項１又は請求
項２記載の道路標識用バックライト型表示装置。 - 【請求項４】 前記第１のＬＥＤ群と前記第２のＬＥＤ
群との境界に、高反射性又は散乱性の遮光板を配置した
ことを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれか１に
記載の道路標識用バックライト型表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000321498A JP2002132192A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 道路標識用バックライト型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000321498A JP2002132192A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 道路標識用バックライト型表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002132192A true JP2002132192A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18799614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000321498A Pending JP2002132192A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 道路標識用バックライト型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002132192A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008009716A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Sekisui Jushi Co Ltd | 情報標示装置 |
| JP2009205858A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 誘導灯 |
| JP2009265467A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Ae Tekku Kk | 内照表示装置 |
| JP2011192645A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-29 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 表示装置及び誘導灯 |
| JP2012109160A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Panasonic Corp | 誘導灯 |
| KR101478745B1 (ko) | 2013-10-24 | 2015-01-02 | 주식회사 현도산업 | 도로 표지판용 백라이트 장치 |
| WO2022090032A1 (en) * | 2020-10-29 | 2022-05-05 | Signify Holding B.V. | A light emitting device and a luminaire |
| US12031701B2 (en) | 2020-10-29 | 2024-07-09 | Signify Holding B.V. | Light emitting device and a luminaire |
-
2000
- 2000-10-20 JP JP2000321498A patent/JP2002132192A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008009716A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Sekisui Jushi Co Ltd | 情報標示装置 |
| JP2009205858A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 誘導灯 |
| JP2009265467A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Ae Tekku Kk | 内照表示装置 |
| JP2011192645A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-29 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 表示装置及び誘導灯 |
| JP2012109160A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Panasonic Corp | 誘導灯 |
| KR101478745B1 (ko) | 2013-10-24 | 2015-01-02 | 주식회사 현도산업 | 도로 표지판용 백라이트 장치 |
| WO2022090032A1 (en) * | 2020-10-29 | 2022-05-05 | Signify Holding B.V. | A light emitting device and a luminaire |
| US12031701B2 (en) | 2020-10-29 | 2024-07-09 | Signify Holding B.V. | Light emitting device and a luminaire |
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