JP2002132076A - 像加熱装置及びこの装置を有する画像形成装置 - Google Patents

像加熱装置及びこの装置を有する画像形成装置

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JP2002132076A
JP2002132076A JP2001242762A JP2001242762A JP2002132076A JP 2002132076 A JP2002132076 A JP 2002132076A JP 2001242762 A JP2001242762 A JP 2001242762A JP 2001242762 A JP2001242762 A JP 2001242762A JP 2002132076 A JP2002132076 A JP 2002132076A
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heating
nip
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center
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Takaaki Tsuruya
鶴谷  貴明
Toru Saito
齋藤  亨
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Canon Inc
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
    • G03G15/6573Feeding path after the fixing point and up to the discharge tray or the finisher, e.g. special treatment of copy material to compensate for effects from the fixing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着不良を抑えられる像加熱装置及びこの装
置を備える画像形成装置を提供する。 【解決手段】 加熱部材121と、この加熱部材121
と共に記録材Sを挟持搬送するニップを形成するバック
アップ部材122と、記録材Sの移動方向でニップの下
流側に設けられている搬送部材131、132と、を有
し、搬送部材131、132は加熱部材121よりもバ
ックアップ部材122側に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の画像形成装置に取り付けられている定着器等の像加
熱装置、及びこの像加熱装置を有する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真装置等の画像形成装置
は、高速化、高機能化、カラー化が進められてきてお
り、各種方式のプリンタが市場に出されている。プリン
タの高速化という観点からは、異なる色の画像を形成す
る複数の電子写真ユニットを直列に配置し、これらを同
時に駆動することによって画像形成を行うインライン方
式を採用した装置の研究、開発が進んでおり、高速でカ
ラー画像の形成が可能であることから、ビジネスユース
での広い可能性を秘めている。
【0003】特にプロセス構成要素が少ないため、小型
化、低コスト化が容易であることから、帯電、露光、現
像、クリーニングといった電子写真プロセスを一体化し
た電子写真ユニットを複数並べ、転写ベルトを兼ねた搬
送ベルトに転写材(記録用の用紙)を吸着させて、複数
の電子写真ユニットからトナー像を転写材に重ねて転写
する、搬送ベルト方式のインラインプリンタが数多く開
発されている。
【0004】図6に、インライン方式の装置構成例を示
す。本画像形成装置は、駆動ローラ2とテンションロー
ラ3により張架された転写材搬送ベルト(ETB)1の
周面に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)のプロセスステーション20
M、20C、20Y、20Kが横一列に並ぶように配置
されている。
【0005】各プロセスステーション20(20M〜2
0K)内の感光ドラム6は、帯電器7によって表面を一
様に帯電され、露光光学系8により表面に潜像が形成さ
れ、この潜像が現像器9によって現像され、トナー像と
して可視化され、ついで各感光ドラム6上の各色のトナ
ー像は、感光ドラム6と対向した転写部で転写ローラ4
により搬送ベルト1上の転写材に転写され、転写材上に
4色のトナー像が重畳したカラー画像が形成される。ト
ナー像の転写により感光ドラム6上に残留した転写残り
トナーは、クリーナー10により掻き落とされ、感光ド
ラム6の表面がクリーニングされる。
【0006】転写材は給紙カセット14から給紙され、
その転写材は、ピックアップローラ15により搬送ベル
ト1へと導かれ、吸着ローラ5とテンションローラ3と
で形成するニップ部を通過する際にバイアスを印加され
て、転写材が搬送ベルト1に静電的に吸着される。搬送
ベルト1に吸着された転写材は、搬送ベルト1により矢
印で示す向きの横方向に搬送される。
【0007】4色のトナー像が転写された転写材は、搬
送ベルト1の下流後端部で曲率によって分離され、定着
装置11へと搬送して定着を受ける。定着装置11は、
ハロゲンヒータ121aを備えた加熱ローラ121と、
これに当接された加圧ローラ122とを有する定着部1
2と、定着部12の出口に設けられた1対の排紙ローラ
131、132からなる排紙部13とを備える。
【0008】転写材は、加熱ローラ12と加圧ローラ1
22との定着ニップ部で挟持して搬送する間に、加熱お
よび加圧されて4色のトナー像が定着され、定着部12
でトナー像が定着された転写材は、排紙部13により定
着装置11の外部へ導かれ、最終的に排紙トレイ16上
に積載される。
【0009】さらに近年、設置面積の低減を図る目的
で、プロセスステーションを構成する電子写真ユニット
を縦に配置した、縦搬送方式のインラインプリンタも開
発されている。これは、図6に示した横搬送方式のイン
ラインプリンタを90゜回転させた形になっており、搬
送ベルト上に吸着された転写材を重力に逆らって上方に
搬送しつつ、各プロセスステーションから各色のトナー
像を転写して、転写材上にフルカラー画像を形成し、装
置上部に設置された定着装置により加熱定着するもので
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラープリ
ンタに要求される仕様の1つとして、OHP(OverHe
ad Projector)シートへ出力した際の画像の透過性が
挙げられる。
【0011】OHPシートは、厚さ100μm程度のP
ET等の合成樹脂フィルムで形成されており、通常の紙
に比べて熱容量が大きいため、定着させるためには通常
よりも多くの熱供給を必要とする。また優れた透過性を
得るには、OHPシート上のトナー像を確実に溶融さ
せ、トナー像表面を平滑化する必要がある。そこで、O
HPシート上に転写されたトナー像を定着する場合、定
着温度を上げたり、定着搬送速度を落して、単位時間当
たり与える熱量を大きくしたりしている。
【0012】電子写真ユニットを横に並べた横搬送方式
のインラインプリンタの場合、定着装置は搬送ベルトの
横に配置され、定着装置内の加熱ローラと加圧ローラの
位置関係は、加圧ローラの上に加熱ローラがある形とな
っている。したがって、図7に示すように、OHPシー
トSを定着ニップ部に通過させた際、熱のために軟らか
くなったOHPシートSは、自重によって排紙方向が下
向き、すなわち加圧ローラ122側となり、実線Tsで
示すような下に撓んだ経路を形成しつつ、排紙ローラ対
131、132によって装置外へと排出される。
【0013】一方、電子写真ユニットを縦に並べた縦搬
送方式のインラインプリンタの場合は、図8のようにな
る。この方式では、定着装置11が搬送ベルトの上に位
置し、定着装置11内部の位置関係は、定着部12の真
上に搬送部13が位置する形となって、定着ニップ部で
OHPシートSは略垂直となる。このため横搬送方式の
場合と異なり、OHPシートの自重によって排紙方向が
加圧ローラ122側へ向く効果が得られず、図8中の経
路T0を中心に、加熱ローラ121側に撓んだ経路T1
を形成したり、加圧ローラ122側に撓んだ経路T2を
形成して、経路が安定しない。
【0014】この加熱ローラ121側の経路T1を通る
場合、OHPシートSのトナー像側の面が加熱ローラ1
21に長い時間接することとなり、トナー像の表面の平
滑性が損なわれて、OHPシートSに定着された画像の
透過性が悪くなる現象(ホットオフセット)が発生して
しまうことがわかった。
【0015】このホットオフセットを防ぐには定着温度
を下げればよいが、そうすると、OHPシートSが加圧
ローラ122側に撓んだ経路T2を形成した場合、トナ
ーが十分に溶けず、透過性が悪化する不具合を生じる。
【0016】これらの不安定な経路形成をなくすため
に、排紙ローラ131、132間の圧力を強くし、定着
ニップ通過後のOHPシートSを常に強く引っ張る状態
にして、経路T0をとるようにしてみたが、排紙ローラ
間の圧力を上げると、排紙ローラによってOHPシート
上のトナー像の表面の平滑性が損なわれ、やはり透過性
が落ちてしまった。
【0017】このように、装置の設置面積低減に有利な
縦搬送方式のインラインプリンタは、積極的にシートの
排出角度を決めなければ、横搬送方式の場合よりもOH
Pシート画像の透過性の低下が発生しやすいことが判明
した。
【0018】本発明は上述の課題に鑑み成されたもので
あり、その目的は、定着不良を抑えられる像加熱装置及
びこの装置を備える画像形成装置を提供することにあ
る。
【0019】本発明の他の目的は、透明な記録材に透過
性が優れた画像を形成できる像加熱装置及びこの装置を
備える画像形成装置を提供することにある。
【0020】本発明の更に他の目的は、加熱部材と、こ
の加熱部材と共に記録材を挟持搬送するニップを形成す
るバックアップ部材と、前記記録材の移動方向で前記ニ
ップの下流側に設けられている搬送部材と、を有し、前
記搬送部材は前記加熱部材よりも前記バックアップ部材
側に設けられていることを特徴とする像加熱装置を提供
することにある。
【0021】本発明の更に他の目的は、記録材を挟持搬
送するニップを有した定着手段であって、加熱部材と、
この加熱部材と共に前記記録材を搬送するニップを形成
するバックアップ部材とを有する定着手段と、前記記録
材の移動方向で前記ニップの下流側に設けられている搬
送部材と、を有し、前記搬送部材は前記加熱部材よりも
前記バックアップ部材側に設けられていることを特徴と
する画像形成装置を提供することにある。
【0022】本発明の更なる目的は添付図面を参照しつ
つ以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであ
ろう。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、第1の本発
明によれば、記録材に形成された画像を加熱するための
像加熱装置において、加熱部材と、前記加熱部材と共に
前記記録材を挟持搬送するニップを形成するバックアッ
プ部材と、前記記録材の移動方向で前記ニップの下流側
に設けられている搬送部材と、を有し、前記搬送部材は
前記加熱部材よりも前記バックアップ部材側に設けられ
ていることを特徴とする像加熱装置が提供される。
【0024】第2の本発明によれば、記録材上に画像を
形成するための画像形成装置において、前記記録材を挟
持搬送するニップを有した定着手段であって、加熱部材
と、この加熱部材と共に前記記録材を搬送するニップを
形成するバックアップ部材とを有する定着手段と、前記
記録材の移動方向で前記ニップの下流側に設けられてい
る搬送部材と、を有し、前記搬送部材は前記加熱部材よ
りも前記バックアップ部材側に設けられていることを特
徴とする画像形成装置が提供される。
【0025】上記本発明にて、一実施態様によれば、前
記搬送部材は一対の回転体を有し、前記一対の回転体の
接触部の中心と前記ニップの中心を結ぶ仮想線と、前記
ニップの中心と前記バックアップ部材の中心を結ぶ仮想
線と、のなす角は90度未満である。又、他の実施態様
によれば、前記搬送部材は一対の回転体を有し、前記加
熱部材は前記記録材に接触しつつ移動するフィルムを有
し、前記一対の回転体の接触部の中心と前記ニップの中
心を結ぶ仮想線と、前記ニップの中心と前記バックアッ
プ部材の中心を結ぶ仮想線と、のなす角は85度以下で
ある。
【0026】本発明の他の実施態様によれば、前記加熱
部材と前記搬送部材は駆動源からの動力が伝わって回転
し、前記搬送部材の周速は前記加熱部材の周速より速く
される。又、他の実施態様によれば、前記搬送部材で前
記記録材を挟持する力は前記加熱部材と前記バックアッ
プ部材で挟持する力より小さくされる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0028】実施例1 図1は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す断面図
である。
【0029】本画像形成装置は、上下に配置した駆動ロ
ーラ2とテンションローラ3とに張架された転写材搬送
ベルト(ETB)1を有し、搬送ベルト1は、駆動ロー
ラ2の駆動により矢印で示す縦方向に回転する。搬送ベ
ルト1の周面には、4色のイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)のプロセスステ
ーション20M、20C、20Y、20Kが縦一列に並
ぶように配置されており、各プロセスステーション内で
は、像担持体としての感光ドラム(ドラム状感光体)6
が搬送ベルト1を介して転写ローラ4に当接されてい
る。
【0030】搬送ベルト1の下端部には、プロセスステ
ーション20Mの上流の位置に吸着ローラ5が配置さ
れ、この吸着ローラ5は、吸着対向ローラを兼ねたテン
ションローラ3に搬送ベルト1を介して当接している。
また搬送ベルト1の上方には定着装置11が配置されて
いる。
【0031】給紙カセット14から転写材(記録材)が
給紙され、その転写材は、ピックアップローラ15によ
り搬送ベルト1へと導かれ、吸着ローラ5とテンション
ローラ3とで形成するニップ部を通過する際にバイアス
を印加されて、転写材が搬送ベルト1に静電的に吸着さ
れる。搬送ベルト1に吸着された転写材は、搬送ベルト
1により鉛直方向上方に縦方向に搬送される。
【0032】画像形成するには、まず、各プロセスステ
ーション20(20M〜20K)内の感光ドラム6の表
面が、帯電器7によって一様に帯電され、露光光学系8
により表面に潜像が形成される。この感光ドラム6上の
潜像は現像器9によって現像され、トナー像として可視
化され、ついで転写ローラ4により搬送ベルト1上の転
写材に転写される。トナー像の転写により感光ドラム6
上に残留した転写残りトナーは、クリーナー10により
掻き落とされ、感光ドラム6の表面がクリーニングされ
る。
【0033】一般的に用いられる反転現像方式では、感
光ドラムに負極性のOPC感光体が用いられ、負極性の
トナーで露光部を現像するので、転写ローラ4には図示
しないバイアス電源により正極性の転写バイアスが印加
される。転写ローラ4には低抵抗ローラが用いられる。
【0034】実際の画像形成プロセスでは、搬送ベルト
1の移動速度と各プロセスステーションの転写位置間の
距離を考慮して、転写材上に転写される各色のトナー像
の位置が一致するタイミングで、転写材の搬送、各プロ
セスステーションでの画像形成、転写を行い、転写材が
マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのプロセスステ
ーション20M〜20Kを一度通過する間に、転写材上
に4色のトナー像を重畳して転写され、カラー画像が形
成される。
【0035】カラー画像が形成された転写材は、搬送ベ
ルト1の上端部、すなわち転写材搬送方向下流端部で曲
率によって分離され、定着装置11へと搬送して定着を
受ける。
【0036】定着装置11は、搬送ベルト1による転写
材の搬送経路上に配置された定着部12と、その上方に
配置された排紙部13とを備える。
【0037】定着部12は、内部中央にハロゲンヒータ
121aを備えた加熱部材としての加熱ローラ121
と、これに当接されたバックアップ部材としての加圧ロ
ーラ122とからなり、本実施例では、加熱ローラ12
1と加圧ローラ122とは、鉛直方向の定着ニップ部を
有する。定着装置11は、トナー像が転写された転写材
を加熱ローラ121と加圧ローラ122とで挟持して搬
送する間に加熱および加圧して、トナー像を溶融して転
写材に定着する。定着された転写材は不図示のガイドに
沿って排紙トレイ16上に導かれる。
【0038】転写材上のトナーを良好に溶融して定着さ
せるには、加熱ローラ121、加圧ローラ122の当接
ニップを確保する必要があり、このため各ローラ12
1、122を、アルミ等の芯金の周りにシリコンゴムの
弾性層を設けた構造としている。またローラ121、1
22の表面にトナーや紙粉が固着するのを防ぐために、
ローラの最表層にPFA、PTFE等の離型性の良い樹
脂をコーティングしている。
【0039】排紙部13は、1対の排紙ローラ対13
1、132からなり、定着部12の出口上方に設けられ
ている。定着部12を通過してトナー像が定着された転
写材は、排紙部13により定着装置11の外部へ導か
れ、最終的に排紙トレイ16上に積載される。
【0040】排紙ローラ132は、不図示の駆動装置に
よって定着部12より3%速い周速で駆動される。排紙
ローラ131はローラ132に従動する。また、排紙ロ
ーラ対の加圧力(転写材を挟む力)は定着部12におけ
るものより十分小さく設定されている。画像面に接する
排紙ローラ131はトナーや紙粉の付着を防止するため
に、PFA、PTFE等の離型性及び表面性に優れたフ
ッ素系の樹脂から出来ている。一方、画像面と直接触れ
ることのない排紙ローラ132は熱に強いシリコンゴム
等から出来ている。
【0041】さて、本実施例では、転写材としてOHP
シートを使用した場合、定着装置11でOHPシートの
トナー像側の面が加熱ローラ121と長く接触すること
による画像の透過性悪化、すなわちホットオフセットに
よる画像の透過性悪化を防止するために、図2に示すよ
うに、定着部12と排紙部13の位置関係を設定した。
【0042】図2において、加熱ローラ121と加圧ロ
ーラ122が当接するニップ部の中心点をPnとし、こ
のPnから加圧ローラ122側に転写材の搬送方向と直
角方向に引いた線をL1(L1は加圧ローラ122の中
心P1を通る)、Pnから排紙ローラ対131、132
が当接する中心点P2に引いた線をL2として、その線
L1とL2とがなす角度、つまり定着部12に対する排
紙部13の配置角をθとすると、従来は配置角θが90
゜であったところを、本発明では90゜未満とした。
【0043】定着ニップから排出されたOHPシートS
の先端部は、ほぼ垂直に上昇して排紙ローラ131に当
たる。排紙ローラ132は駆動されているため、OHP
シートSの先端部は排紙部13の排紙ローラ対ニップへ
と導かれる。排紙部13の周速は定着部12より速い設
定とし、排紙部13の排紙ローラ対の加圧力は定着部1
2より十分小さく設定してあるため、定着部12と排紙
部13との間で転写材に撓みは生じず、また、定着ニッ
プからOHPシートSを無理に引っ張り上げるようなこ
ともない。そして、排紙部13の配置角θは90°未満
に設定してあるために、OHPシートSは安定して加圧
ローラ121側に傾いた経路Tvを形成されたまま、O
HPシートSは後端まで排出される。したがって、OH
PシートSが加熱ローラ122側に不安定に撓んで過剰
に加熱されることがなくなり、トナー像表面の平滑性劣
化による画像の透過性悪化、即ち、ホットオフセットに
よる画像の透過性劣化を防止することが可能となる。
【0044】本実施例は、以上のように、定着装置の定
着部に対する排紙部の配置角θが90゜以下となる位置
関係にしたので、転写材搬送手段により鉛直方向上方に
搬送されるOHPシートのトナー像が転写された側の面
が、定着手段により過剰に加熱されることによるホット
オフセットを防止でき、設置面積の低減が図れる縦搬送
方式のインラインプリンタにおいても、OHPシート上
に透過性の良好なカラーの定着画像を得ることができ
る。
【0045】実施例2 図3は、本発明の他の実施例における定着装置を示す断
面図である。本実施例では、定着装置の定着部にフィル
ム加熱方式を使用したことが特徴である。
【0046】近年、転写材にトナー像を定着する定着装
置として、クイックスタートや省エネルギーの観点から
フィルム加熱方式の装置が実用化されている。
【0047】このフィルム加熱方式の定着装置は、図3
に示すように、円筒状の耐熱性フィルム(定着フィル
ム)221を内側から支持部材222により摺動面で支
持し、そのフィルム221の内側に熱源としてセラミッ
クヒータ等の加熱体223を配置した構造の加熱部材2
24を有し、加熱体223の箇所でフィルム221をバ
ックアップ部材としての加圧ローラ122と当接して定
着ニップ部を形成する。フィルム221は耐熱性に優れ
たポリイミド等の樹脂を基材とし、この上にPFA、P
TFE等の離型層をコーティングしてある。そしてこの
ニップ部のフィルムと加圧ローラ122との間に定着す
べき転写材を導入し、転写材を挟持してフィルムと一緒
に搬送することにより、ニップ部で転写材に加熱体22
3の熱をフィルムを介して与え、また転写材に加圧力を
加えて、転写材上のトナー像を熱圧定着させるものであ
る。
【0048】本実施例では、定着装置11は、上記の加
熱部材224と加圧ローラ122からなる定着部12
と、排紙ローラ対131、132からなる排紙部13を
備えて構成される。定着装置11は、図1の縦搬送方式
のインラインプリンタの搬送ベルト1の上方に設置さ
れ、定着部12は、搬送ベルト1による転写材の搬送経
路上に配置され、排紙部13は、その上方に配置され
る。本実施例では、加熱部材224のフィルム221と
加圧ローラ122の定着ニップ部は鉛直方向に形成され
ている。図3において、図2に付した符号と同一の符号
は同一の要素を示す。
【0049】またフィルム加熱方式の一種として、特開
平7−114276号公報には、磁束により定着フィル
ムに電流を誘導して、定着フィルムを発熱させる誘導加
熱定着装置が開示されている。これは、誘導電流により
発生するジュール熱を利用することで、直接定着フィル
ムを発熱させるもので、より高効率の定着プロセスの実
現が可能となる。
【0050】これらのフィルム加熱方式の定着装置は、
熱ローラ方式に比べ、画像形成装置の電源オンから画像
形成実行可能状態までの待ち時間が短く、スタンバイ時
の消費電力を小さくすることが可能となる。
【0051】しかしながら、フィルム加熱方式を縦搬送
方式のインラインプリンタに採用した場合には、熱ロー
ラ方式と比較してホットオフセットによるOHPシート
画像の透過性が悪化することが分った。
【0052】熱ローラ方式の場合、加熱部材である加熱
ローラのニップ直後の形状は安定しているが、フィルム
加熱方式の場合、ニップ出口付近でフィルムの形状が変
化することがあり、このため熱せられたフィルムとOH
Pシートが、熱ローラの場合よりも長く接触してしまう
ことがある。これにより、OHPシート上のトナー像が
加熱部材と長く接触することで発生するホットオフセッ
トのレベルが、熱ローラ方式よりも悪化してしまう。
【0053】したがって、フィルム加熱方式でホットオ
フセットを防止するには、熱ローラ方式の場合よりも、
加熱部材を転写材のトナー像側の面からすばやく引き離
す必要がある。
【0054】本実施例において、図3のフィルム加熱方
式の定着部を有する定着装置11を、図1の縦搬送方式
のインラインプリンタに採用して、定着装置11の定着
部12に対する排紙部13の配置角θと、ホットオフセ
ットによるOHPシート上画像の透過性悪化の関係を調
べた。結果を表1に示す。表1において、×はホットオ
フセットにより透過性が悪化した場合、○は悪化しなか
った場合である。
【0055】
【表1】
【0056】実施例1に示した熱ローラ方式の定着装置
の場合、配置角θを90゜未満にすることで、ホットオ
フセットを防止できていたが、本実施例で使用したフィ
ルム加熱方式の定着装置の場合は、90゜未満でもホッ
トオフセットが発生しうる。しかし、表1に示されるよ
うに、θを85゜以下に設定すればフィルム加熱方式に
おいても発生しないことがわかった。
【0057】つまり、フィルム加熱方式の定着装置を縦
搬送インライン方式に採用した場合は、θを85゜以下
とすることにより、十分なOHPシート上の画像の透過
性と、クイックスタートおよび省エネルギーとを両立す
ることが可能となる。
【0058】実施例3 実施例1、2では、いずれも、定着装置11の定着部1
2の定着ニップが鉛直方向に形成されていた。この場
合、定着装置11から排出された転写材を排紙トレイ1
6に積載する際、転写材の搬送方向を90°曲げて排紙
トレイ16へと導く必要がある。急激に転写材のパスを
曲げると転写材のカールが発生するため、ある程度緩や
かなカーブ形状の搬送パスにして転写材を排紙トレイへ
と導く方が好ましい。また、装置の高さも低い方が好ま
しい。
【0059】装置の高さを低く抑えつつ、転写材のカー
ルを発生させないような搬送パスにするには、図4に示
すように定着装置11全体を加熱ローラ121側に傾け
て、定着部12の定着ニップ部及び定着部12から排紙
部3への転写材の経路を加熱ローラ121側に傾斜させ
ておけばよい。ところが、このような定着装置11では
転写材の画像面が定着ニップ直後に下向き、即ち、加熱
ローラ121側に撓む搬送経路を確実に形成し、ホット
オフセットが必ず発生する。
【0060】本実施例は、このような定着装置11が傾
斜している場合にも、定着部12に対する排紙部13の
配置角、即ち、加熱ローラ121と加圧ローラ122に
対する排紙ローラ対131、132の配置角θを90°
未満とすることにより、ホットオフセットを防止して、
十分なOHPシート上の画像の透過性を得ることができ
る。
【0061】また、フィルム加熱方式の定着装置を採用
している場合には、定着部12に対する排紙部13の配
置角θを85°以下とすることにより、ホットオフセッ
トを防止して、十分なOHPシート上の画像の透過性を
得ることができる。
【0062】図5は、本実施例における定着装置11の
断面図である。搬送ベルト1から分離されたOHPシー
トSは定着入口ガイド123により定着ニップへと導か
れる。定着ニップから排出されたOHPシートSの先端
部は、排出直後は定着ニップの接線延長線に沿って排出
され、排紙ローラ131にぶつかる。排紙ローラ132
は駆動されているため、OHPシートSの先端部は排紙
部13の排紙ローラ対ニップへと導かれる。排紙部13
の周速は定着部12より速い設定とし、排紙部13の排
紙ローラ対の加圧力は定着部12より十分小さく設定し
てあるため、OHPシートSは加熱ローラ側に撓むこと
はなく、定着ニップからOHPシートSを無理に引っ張
り上げるようなこともない。そして、排紙部13の配置
角θは熱ローラ方式の場合に90°未満、フィルム定着
方式の場合には85°以下に設定してあるために、OH
PシートSは安定して加圧ローラ122側に傾いた経路
Tvを形成されたまま、OHPシートSは後端まで排出
される。したがって、OHPシートSが加熱ローラ12
1側に撓んで、過剰に加熱されることがなくなり、トナ
ー像表面の平滑性劣化による画像の透過性悪化、即ち、
ホットオフセットによる画像の透過性劣化を防止するこ
とが可能となる。
【0063】なお、定着装置11の加熱部材は、ローラ
若しくはフィルム回転体としたが、これに限定されず、
熱板等の固定部材とすることもできる。又、加圧部材も
ローラとしたが、固定部材とすることもできる。
【0064】本発明は、上述の実施例にとらわれるもの
ではなく、技術思想内の変形を含むものである。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、(A)
記録材に形成された画像を加熱するための像加熱装置に
おいて、加熱部材と、加熱部材と共に記録材を挟持搬送
するニップを形成するバックアップ部材と、記録材の移
動方向でニップの下流側に設けられている搬送部材と、
を有し、搬送部材は加熱部材よりもバックアップ部材側
に設けられるか、或いは、(B)記録材上に画像を形成
するための画像形成装置において、記録材を挟持搬送す
るニップを有した定着手段であって、加熱部材と、この
加熱部材と共に記録材を搬送するニップを形成するバッ
クアップ部材とを有する定着手段と、記録材の移動方向
でニップの下流側に設けられている搬送部材と、を有
し、搬送部材は加熱部材よりもバックアップ部材側に設
けられる、構成とされるので、定着不良を抑えることが
でき、また、透明な記録材に透過性が優れた画像を形成
できる、といった作用効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す断面図
である。
【図2】図1の画像形成装置に設置された定着装置を示
す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例における定着装置を示す
断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の画像形成装置の断面図
である。
【図5】第3の実施例の定着装置の拡大図である。
【図6】従来の画像形成装置を示す断面図である。
【図7】図6の画像形成装置に設置された定着装置を示
す断面図である。
【図8】従来の縦搬送方式の画像形成装置に設置された
定着装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 転写材搬送ベルト 6 感光ドラム 11 定着装置(像加熱装置) 12 定着部 13 排紙部 121 加熱ローラ(加熱部材) 122 加圧ローラ(バックアップ部材) 131、132 排紙ローラ対(搬送部材) 221 フィルム 222 支持部材 223 加熱体 224 加熱部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材に形成された画像を加熱するため
    の像加熱装置において、 加熱部材と、 前記加熱部材と共に前記記録材を挟持搬送するニップを
    形成するバックアップ部材と、 前記記録材の移動方向で前記ニップの下流側に設けられ
    ている搬送部材と、を有し、前記搬送部材は前記加熱部
    材よりも前記バックアップ部材側に設けられていること
    を特徴とする像加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送部材は一対の回転体を有し、前
    記一対の回転体の接触部の中心と前記ニップの中心を結
    ぶ仮想線と、前記ニップの中心と前記バックアップ部材
    の中心を結ぶ仮想線と、のなす角は90度未満であるこ
    とを特徴とする請求項1の像加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送部材は一対の回転体を有し、前
    記加熱部材は前記記録材に接触しつつ移動するフィルム
    を有し、前記一対の回転体の接触部の中心と前記ニップ
    の中心を結ぶ仮想線と、前記ニップの中心と前記バック
    アップ部材の中心を結ぶ仮想線と、のなす角は85度以
    下であることを特徴とする請求項1の像加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱部材と前記搬送部材は駆動源か
    らの動力が伝わって回転し、前記搬送部材の周速は前記
    加熱部材の周速より速いことを特徴とする請求項1の像
    加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送部材で前記記録材を挟持する力
    は前記加熱部材と前記バックアップ部材で挟持する力よ
    り小さいことを特徴とする請求項1の像加熱装置。
  6. 【請求項6】 記録材上に画像を形成するための画像形
    成装置において、 前記記録材を挟持搬送するニップを有した定着手段であ
    って、加熱部材と、この加熱部材と共に前記記録材を搬
    送するニップを形成するバックアップ部材とを有する定
    着手段と、 前記記録材の移動方向で前記ニップの下流側に設けられ
    ている搬送部材と、を有し、前記搬送部材は前記加熱部
    材よりも前記バックアップ部材側に設けられていること
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送部材は一対の回転体を有し、前
    記一対の回転体の接触部の中心と前記ニップの中心を結
    ぶ仮想線と、前記ニップの中心と前記バックアップ部材
    の中心を結ぶ仮想線と、のなす角は90度未満であるこ
    とを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送部材は一対の回転体を有し、前
    記加熱部材は前記記録材に接触しつつ移動するフィルム
    を有し、前記一対の回転体の接触部の中心と前記ニップ
    の中心を結ぶ仮想線と、前記ニップの中心と前記バック
    アップ部材の中心を結ぶ仮想線と、のなす角は85度以
    下であることを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記加熱部材と前記搬送部材は駆動源か
    らの動力が伝わって回転し、前記搬送部材の周速は前記
    加熱部材の周速より速いことを特徴とする請求項6の画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記搬送部材で前記記録材を挟持する
    力は前記加熱部材と前記バックアップ部材で挟持する力
    より小さいことを特徴とする請求項6の画像形成装置。
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