JP2002131688A - アパーチャ及びそれを用いたプロジェクタ装置 - Google Patents

アパーチャ及びそれを用いたプロジェクタ装置

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JP2002131688A
JP2002131688A JP2000326279A JP2000326279A JP2002131688A JP 2002131688 A JP2002131688 A JP 2002131688A JP 2000326279 A JP2000326279 A JP 2000326279A JP 2000326279 A JP2000326279 A JP 2000326279A JP 2002131688 A JP2002131688 A JP 2002131688A
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light
aperture
opening
reflection
projection lens
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Kazuya Makita
和弥 槙田
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NEC Viewtechnology Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン上に拡大投写する所望の画像以外
の像あるいは迷光を、スクリーン上に写し出すことのな
いアパーチャを得る。 【解決手段】 開口部20の周縁に設けられた反射部材
21は、反射型表示素子を照射する照射光のうち、反射
型表示素子に表示される画像情報を投写レンズで拡大投
写するのに必要な照射光以外の不必要な照射光が、投写
レンズに入射されないように、これを投写レンズの入射
領域外に反射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アパーチャ及びそ
れを用いたプロジェクタ装置(投影装置)に関し、特に
反射型表示素子と光源との間に位置し、投写レンズを有
する照射光学系に設けられるアパーチャ及びそれを用い
たプロジェクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば反射型の液晶パネルやDM
D(Digital Microm−irror De
vice)等の反射型表示素子を用いた反射型のプロジ
ェクタ装置において、光源と反射型表示素子間の照射光
学系にアパーチャを配置することがある。
【0003】図5は従来の反射型プロジェクタ装置の構
成を概略的に示す図である。図5において、従来の反射
型プロジェクタ装置は、光源1と、リフレクタ2と、凸
レンズ3と、ダイクロイックミラー4Bと、ダイクロイ
ックミラー4Rと、凸レンズ5Bと、凸レンズ5Gと、
凸レンズ5Rと,偏光ビームスプリッタ6Bと、偏光ビ
ームスプリッタ6Gと、偏光ビームスプリッタ6Rと、
反射型液晶パネル8Bと、反射型液晶パネル8Gと、反
射型液晶パネル8Rと、色合成プリズム9と、投写レン
ズ10と、スクリーン11と、反射ミラー12と、アパ
ーチャ40Bと、アパーチャ40Gと、アパーチャ40
Rとを有している。
【0004】ここで、アパーチャ40Bと反射型液晶パ
ネル8Bとは略平行に設けられており、アパーチャ40
Gと反射型液晶パネル8G、アパーチャ40Rと反射型
液晶パネル8R、についても同様である。
【0005】また、B系とは光源1から発せられる光
(白色光)のうち青色の照明光(照射光)の照射光学系
であり、G系とは光源1から発せられる光のうち緑色の
照明光の照射光学系であり、R系とは光源1から発せら
れる光のうち赤色の照明光の照射光学系である。
【0006】図6は図5に示す従来のアパーチャ40の
斜視図である。図6において、アパーチャ40は、図5
に示すアパーチャ40B、40G及び40Rの各々であ
り、照明光のうちスクリーン11に投写させたい画像に
必要な光のみを通過させて反射型液晶パネル8B、8G
及び8Rに照射させる開口部41と、その他の不必要な
光を反射型液晶パネル8B、8G及び8Rに照射させな
いようにこれを遮光する遮光部材42とを有している。
【0007】次に従来の反射型プロジェクタ装置及びア
パーチャ40の動作について図面を用いて説明する。図
5及び6において、光源1から発せられる光は、放物面
鏡であるリフレクタ2によって反射され照明光として出
射される。
【0008】この照明光は凸レンズ3により略平行な光
束に変換され、2枚のダイクロイックミラー4B及び4
Rによって例えば青色、赤色、緑色の3色(3原色)の
照明光に分離される。すなわち、ダイクロイックミラー
4Bによって、凸レンズ3からの照明光のうち青色の照
明光が選択的に反射され、それ以外の照明光はダイクロ
イックミラー4Bを透過する。
【0009】そして、ダイクロイックミラー4Rは、ダ
イクロイックミラー4Bを透過してきた照明光のうち赤
色の照明光を選択的に反射して、残る緑色の照明光を透
過させる。このようにして、3色に分離された照明光に
ついて以下、B系、G系、R系の順に説明する。
【0010】B系において、ダイクロイックミラー4B
により反射された青色の照明光は、反射ミラー12で反
射されて凸レンズ5Bを経て、偏光ビームスプリッタ6
Bに入射され、液晶パネル8Bに向けて出射される。
【0011】このとき、青色の照明光は、アパーチャ4
0Bを通過するが、青色の照明光のうち液晶パネル8B
に表示される画像情報をスクリーン11に投写するため
に必要な光のみが開口部41を通過して、その他の不必
要な光は遮光部材42で遮光されるため、液晶パネル8
Bを照射しない。
【0012】アパーチャ40Bの開口部41を通過した
青色の照明光は、液晶パネル8Bに略垂直に入射する。
液晶パネル8Bは、この青色の照明光を光変調して画像
光(画像情報)を出射する。液晶パネル8Bから出射さ
れた画像光は、再びアパーチャ40Bの開口部41を通
過して、偏光ビームスプリッタ6Bに入射される。
【0013】偏光ビームスプリッタ6Bは、この画像光
の所定の偏光成分を透過して、色合成プリズム9に向け
て出射する。
【0014】次にG系において、ダイクロイックミラー
4Rを透過した緑色の照明光は、凸レンズ5Gを経て、
偏光ビームスプリッタ6Gに入射され、液晶パネル8G
に向けて出射される。
【0015】このとき、緑色の照明光は青色の照明光と
同様、緑色の照明光のうち必要な光のみが開口部41を
通過して、その他の不必要な光は遮光部材42で遮光さ
れる。この後についてもB系と同様であるので説明を省
略する。
【0016】次にR系において、ダイクロイックミラー
4Rにより反射された赤色の照明光は、緑色の照明光と
同様、凸レンズ5Rを経て、偏光ビームスプリッタ6R
に入射され、液晶パネル8Rに向けて出射される。この
後についてもB系及びG系と同様であるので説明を省略
する。
【0017】こうして、偏光ビームスプリッタ6B、6
G及び6Rからそれぞれ出射された青色、緑色及び赤色
の画像光は、色合成プリズム9にて合成される。3色の
画像光が合成された画像光は、投写レンズ10によって
スクリーン11に拡大投写されることとなる。
【0018】なお、上記のアパーチャ40を設けていな
い反射型プロジェクタ装置では、照明光の一部を遮光す
ることなく、照明光を反射型表示素子に照射しているの
で、図5に示す反射型プロジェクタ装置と比較して反射
型表示素子の温度上昇を招くことになる。また、アパー
チャ40を設けていれば遮光されるはずの照明光の一部
の照射による反射型表示素子からの反射光が投写レンズ
10に入射して、スクリーン11上の予期しない位置に
像や迷光が写し出されることがある。
【0019】このような問題点の原因である照明光の一
部、すなわち反射型表示素子に必要でない不必要な光を
遮光するようにしたのがアパーチャ40である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たアパーチャ40を配置しても、遮光部材42に照射さ
れた照明光が反射して、その反射光が投写レンズ10に
入射してしまい、これにより、スクリーン11上の予期
しない位置に像や迷光が写し出されてしまうという問題
が生ずる。なお、図5において、これを二点斜線で示し
ている。
【0021】本発明の第一の目的は、スクリーン上に拡
大投写する所望の画像以外の像あるいは迷光を、スクリ
ーン上に写し出すことのないアパーチャ及びそれを用い
たプロジェクタ装置を提供することである。
【0022】本発明の第二の目的は、投写装置の光学性
能の一つであるコントラストをアップさせることができ
るアパーチャ及びそれを用いたプロジェクタ装置を提供
することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明のアパーチャは、
反射型表示素子と光源との間に位置し、投写レンズを有
する照射光学系に設けられるアパーチャであって、前記
反射型表示素子へ前記光源からの照射光を通過せしめる
開口部と、この開口部の周縁に設けられ、前記光源から
の不必要な光を前記投写レンズの入射領域外に反射する
反射部材とを含むことを特徴とする。
【0024】また、前記アパーチャにおいて、前記反射
部材は、前記開口部の開口面に対して所定角度をもって
取り付けられていることを特徴とする。
【0025】さらに、前記アパーチャにおいて、前記反
射部材は、前記開口部の周縁部全てに設けられているこ
とを特徴とする。
【0026】またさらに、前記アパーチャにおいて、前
記反射型表示素子への前記照射光が直角以外の角度で入
射されており、前記反射部材は、入射してくる前記照射
光と前記開口部の開口面とのなす角が鋭角である側の前
記開口部周縁に設けられていることを特徴とする。
【0027】本発明のプロジェクタ装置は、前記アパー
チャを含むことを特徴とする。
【0028】本発明の作用は次の通りである。開口部の
周縁に設けられた反射部材は、反射型表示素子を照射す
る照射光のうち、反射型表示素子に表示される画像情報
を投写レンズで拡大投写するのに必要な照射光以外の不
必要な照射光が、投写レンズに入射されないように、こ
れを投写レンズの入射領域外に反射する。また、開口部
の周縁に開口面に対して所定角度をもって取り付けられ
た反射部材は、照射光のうち不必要な照射光が投写レン
ズに入射されないように、これを投写レンズの入射領域
外に反射する。さらに、開口部の周縁部全てに開口面に
対して所定角度をもって取り付けられた反射部材は、照
射光のうち不必要な照射光が投写レンズに入射されない
ように、これを投写レンズの入射領域外に反射する。ま
たさらに、照射光が反射型表示素子へ直角以外の角度で
入射されるとき、開口部周縁のうち入射してくる照射光
と開口部の開口面とのなす角が鋭角である側の開口部周
縁に開口面に対して所定角度をもって取り付けられた反
射部材は、照射光のうち不必要な照射光が投写レンズに
入射されないように、これを投写レンズの入射領域外に
反射する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例について図
面を用いて説明する。図1は本発明の一実施例による反
射型プロジェクタ装置の構成を概略的に示す図であり、
図5と同等部分は同一符号にて示している。
【0030】図1において、本実施例による反射型プロ
ジェクタ装置は、光源1と、リフレクタ2と、凸レンズ
3と、ダイクロイックミラー4Bと、ダイクロイックミ
ラー4Rと、凸レンズ5Bと、凸レンズ5Gと、凸レン
ズ5Rと,偏光ビームスプリッタ6Bと、偏光ビームス
プリッタ6Gと、偏光ビームスプリッタ6Rと、アパー
チャ7Bと、アパーチャ7Gと、アパーチャ7Rと、反
射型液晶パネル8Bと、反射型液晶パネル8Gと、反射
型液晶パネル8Rと、色合成プリズム9と、投写レンズ
10と、スクリーン11と、反射ミラー12とを有して
いる。
【0031】ここで、アパーチャ7Bと反射型液晶パネ
ル8Bとは略平行に設けられており、アパーチャ7Gと
反射型液晶パネル8G、アパーチャ7Rと反射型液晶パ
ネル8R、についても同様である。
【0032】すなわち、図5と異なるのは、アパーチャ
7B、7G及び7Rとそれに関する事柄のみであるた
め、これ等以外の反射型プロジェクタ装置の動作につい
ては説明を省略する。
【0033】図2は図1に示すアパーチャ7の構成を示
す図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)
は側面図、(d)は裏面図、(e)は矢視線A−A´に
沿った断面図である。図2において、アパーチャ7は、
図1に示すアパーチャ7B、7G及び7Rの各々であ
り、開口部20と、反射部材21と、遮光部材22とを
有している。
【0034】開口部20は、偏光ビームスプリッタ6
B、6G及び6Rから出射された照明光のうちスクリー
ン11に投写させたい画像に必要な光のみを通過させて
反射型液晶パネル8B、8G及び8Rに照射させる。
【0035】反射部材21は、開口部20の周縁部全て
に開口面に対して所定角度をもって取り付けられてお
り、照明光のうち不必要な光を反射型液晶パネル8B、
8G及び8Rに照射させないようにこれを遮光するとと
もに、反射した不必要な光が投写レンズ10に入射する
ことのないようにこれを投写レンズ10の入射領域外に
反射する。
【0036】遮光部材22は、開口部20を囲んでお
り、照明光のうち不必要な光を反射型液晶パネル8B、
8G及び8Rに照射させないようにこれを遮光する。な
お、遮光部材22で反射された不必要な光が投写レンズ
10に入射することはない。これは、図6に示す遮光部
材42で反射された不必要な光が投写レンズ10に入射
するおそれのある部分を反射部材21で置き換えたため
である。
【0037】また、照明光は、図2(b)に示すアパー
チャ7の正面、すなわち反射部材21が所定角度をもっ
て突出している方の面を照射して、開口部20を通過す
ることとなる。
【0038】図1及び2において、B系では、偏光ビー
ムスプリッタ6Bから出射された青色の照明光は、アパ
ーチャ7Bを通過するが、青色の照明光のうち液晶パネ
ル8Bに表示される画像情報をスクリーン11に投写す
るために必要な光のみが開口部20を通過して、その他
の不必要な光は、反射部材21及び遮光部材22で遮光
されるため、液晶パネル8Bを照射しない。
【0039】ここで、反射部材21は、上記のように不
必要な青色の照明光が投写レンズ10の入射領域外に反
射される所定角度をもって設けられているため、不必要
な反射光が投写レンズ10に入射することはない。
【0040】アパーチャ7Bの開口部20を通過した青
色の照明光は、液晶パネル8Bに略垂直に入射する。液
晶パネル8Bは、この青色の照明光を光変調して画像光
を出射する。液晶パネル8Bから出射された画像光は、
再びアパーチャ7Bの開口部20を通過して、偏光ビー
ムスプリッタ6Bに入射される。
【0041】偏光ビームスプリッタ6Bは、この画像光
の所定の偏光成分を透過して、色合成プリズム9に向け
て出射する。G系及びR系については、B系と同様であ
るので説明を省略する。
【0042】こうして、偏光ビームスプリッタ6B、6
G及び6Rからそれぞれ出射された青色、緑色及び赤色
の画像光は、色合成プリズム9にて合成される。3色の
画像光が合成された画像光は、投写レンズ10によって
スクリーン11に拡大投写されることとなる。
【0043】このように、アパーチャ7の開口部20の
周縁部全てには所定の角度がついた反射部材21があ
り、アパーチャ7により反射型液晶パネル8B、8G及
び8Rへ入射されるのを妨げられた照明光は、投写レン
ズ10に入射しない方向に反射される。
【0044】次に本発明の他の実施例について図面を用
いて説明する。図3は本発明の他の実施例による反射型
プロジェクタ装置の構成を概略的に示す図であり、図1
及び5と同等部分は同一符号にて示している。
【0045】図3において、本実施例による反射型プロ
ジェクタ装置は、光源1と、リフレクタ2と、投写レン
ズ10と、スクリーン11と、リレーレンズ13と、反
射ミラー14と、2部品構成の反射プリズム15と、3
部品構成のカラープリズム16と、アパーチャ17B
と、アパーチャ17Gと、アパーチャ17Rと、DMD
18Bと、DMD18Gと、DMD18Rとを有してい
る。
【0046】ここで、アパーチャ17BとDMD18B
とは略平行に設けられており、アパーチャ17GとDM
D18G、アパーチャ17RとDMD18R、について
も同様である。
【0047】本実施例による反射型プロジェクタ装置
は、図1に示した反射型プロジェクタ装置とは異なり、
DMD18B、18G及び18Rへの照明光が直角以外
の角度で入射されていることを特徴としている。
【0048】光源1から発せられる光は放物面鏡である
リフレクタ2によって反射され照明光として出射され
る。照明光はリレーレンズ13、反射ミラー14、反射
プリズム15を通過し、カラープリズム16により青
色、赤色、緑色の照明光に分離される。
【0049】なお、リレーレンズ13は、照明光を効率
よくDMD18B、18G及び18Rに集光するための
ものであり、反射ミラー14は、反射プリズム15に対
して略垂直に照明光を入射させるように照明光の光軸に
対して所定の角度をもって配置されている。また、反射
プリズム15及びカラープリズム16は、入射した照明
光を直角以外の角度でDMD18B、18G及び18R
へと導く機能を持っている。
【0050】カラープリズム16で3色に分離された照
明光はそれぞれ、対応するDMD18B、18G及び1
8Rに向けて出射される。すなわち、青色の照明光はア
パーチャ17Bを経てDMD18Bに、緑色の照明光は
アパーチャ17Gを経てDMD18Gに、赤色の照明光
はアパーチャ17Rを経てDMD18Rに直角以外の角
度で入射する。
【0051】ここで、図4は図3に示すアパーチャ17
の構成を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は正面
図、(c)は側面図、(d)は裏面図、(e)は矢視線
E−E´に沿った断面図である。図4において、アパー
チャ17は、図3に示すアパーチャ17B、17G及び
17Rの各々であり、開口部30と、反射部材31と、
遮光部材32とを有している。
【0052】開口部30は、カラープリズム16から出
射された照明光のうちスクリーン11に投写させたい画
像に必要な光のみを通過させてDMD18B、18G及
び18Rに照射させる。
【0053】反射部材31は、入射してくる照明光と開
口部30の開口面とのなす角が鋭角である側の開口部3
0周縁に、開口面に対して所定角度をもって取り付けら
れており、照明光のうち不必要な光をDMD18B、1
8G及び18Rに照射させないようにこれを遮光すると
ともに、反射した不必要な光が投写レンズ10に入射す
ることのないようにこれを投写レンズ10の入射領域外
に反射する。
【0054】遮光部材32は、開口部30を囲んでお
り、照明光のうち不必要な光をDMD18B、18G及
び18Rに照射させないようにこれを遮光する。なお、
遮光部材32で反射された不必要な光が投写レンズ10
に入射することはない。これは、反射部材31を設けて
いない場合のアパーチャ17の遮光部材32で反射され
た不必要な光が投写レンズ10に入射するおそれのある
部分を反射部材31で置き換えたためである。
【0055】また、照明光は、図4(b)に示すアパー
チャ17の正面、すなわち反射部材31が所定角度をも
って突出している方の面を照射して、開口部30を通過
することとなる。
【0056】図3及び4において、カラープリズム16
から出射された青色、緑色及び赤色の照明光の各々の振
る舞いは同様であるので、青色の照明光についてのみ説
明し、その他については説明を省略する。
【0057】アパーチャ17Bは、カラープリズム16
からの青色の照明光のうち画像を投写するために必要な
光のみを、開口部30によって通過させる。その他の不
必要な光は反射部材31及び遮光部材32によって遮光
され、DMD18Bに照射されることはない。
【0058】また、反射部材31は、入射してくる照明
光と開口面とのなす角が鋭角である側の開口部30周縁
にのみ、開口面と所定の角度をもって設けられているた
め(図3では開口部30の上側に設けられている)、反
射部材31に入射した不必要な照明光は、投写レンズ1
0の入射領域外に反射される。
【0059】そして、DMD18Bは、開口部30を通
過してきた照明光をマイクロミラーで反射制御すること
によって、青色の画像光を投写レンズ10方向に反射す
る。DMD18Bからの青色の画像光は、再び開口部3
0を経てカラープリズム16に入射する。
【0060】このように、カラープリズム16に入射し
た青色、緑色及び赤色の画像光は、カラープリズム16
通過時に合成される。合成されて所定の画像となった画
像光は、反射プリズム15を通過し、投写レンズ10に
より拡大されスクリーン11に写し出されることとな
る。
【0061】また、図2及び4において、照明光の光量
アップによる反射部材21及び31の表面(照明光が照
射される面)における光の拡散を防ぐために、反射部材
21及び31の表面に鏡面処理を施せば確実に反射光を
投写レンズ10に入射しない方向に向けることができ
る。
【0062】さらに、遮光部材22及び32の表面(照
明光が照射される面)には、照明光を吸収しやすくする
ため、黒色塗装あるいは黒色メッキ処理を施すことが望
ましい。
【0063】なお、スクリーン11上に写し出される画
像は通常四角形であるため、開口部20及び30の形状
は四角形としているが、画像に影などの悪影響を及ぼさ
ない形状であればよく、円形や多角形などとしてもよ
い。
【0064】また、図1及び3に示した反射型プロジェ
クタ装置の構成は、これに限定されるものでなく、様々
な変更が可能であることは明らかである。
【0065】
【発明の効果】本発明による効果は、アパーチャからの
反射光を原因とするスクリーン上の予期しない像や迷光
の発生を防止することができ、これにより、プロジェク
タ装置の光学性能の一つであるコントラストを向上させ
ることができることである。その理由は、アパーチャの
開口部周縁に反射部材を設けて、この反射部材に照射さ
れる照射光が、投写レンズに入射しないようにしている
ためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の反射型プロジェクタ装置の
構成を概略的に示す図である。
【図2】図1に示すアパーチャ7の構成を示す図であ
り、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は側面
図、(d)は裏面図、(e)は矢視線A−A´に沿った
断面図である。
【図3】本発明の他の実施例の反射型プロジェクタ装置
系の構成を概略的に示す図である。
【図4】図3に示すアパーチャ17の斜視図であり、
(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は側面図、
(d)は裏面図、(e)は矢視線E−E´に沿った断面
図である。
【図5】従来の反射型プロジェクタ装置の構成を概略的
に示す図である。
【図6】図5に示す従来のアパーチャ40の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 光源 2 リフレクタ 3 凸レンズ 4B、4R ダイクロイックミラー 5B、5G、5R 凸レンズ 6B、6G、6R 偏光ビームスプリッタ 7B、7G、7R、7 アパーチャ 8B、8G、8R 反射型液晶パネル 9 色合成プリズム 10 投写レンズ 11 スクリーン 12 反射ミラー 13 リレーレンズ 14 反射ミラー 15 反射プリズム 16 カラープリズム 17B、17G、17R、17 アパーチャ 18B、18G、18R DMD 20、30 開口部 21、31 反射部材 22、32 遮光部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 21/14 H04N 9/31 C H04N 5/74 G02B 27/00 V 9/31 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H088 EA12 HA20 HA21 HA23 HA24 HA28 MA20 2H091 FA05X FA10X FA14Z FA21X FA26X FA41Z MA07 5C058 AA06 BA08 BA10 BA35 EA11 5C060 BA04 BC05 GB02 HC00 JA07 JA08 JA17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射型表示素子と光源との間に位置し、
    投写レンズを有する照射光学系に設けられるアパーチャ
    であって、前記反射型表示素子へ前記光源からの照射光
    を通過せしめる開口部と、この開口部の周縁に設けら
    れ、前記光源からの不必要な光を前記投写レンズの入射
    領域外に反射する反射部材とを含むことを特徴とするア
    パーチャ。
  2. 【請求項2】 前記反射部材は、前記開口部の開口面に
    対して所定角度をもって取り付けられていることを特徴
    とする請求項1記載のアパーチャ。
  3. 【請求項3】 前記反射部材は、前記開口部の周縁部全
    てに設けられていることを特徴とする請求項1または2
    記載のアパーチャ。
  4. 【請求項4】 前記反射型表示素子への前記照射光が直
    角以外の角度で入射されており、前記反射部材は、入射
    してくる前記照射光と前記開口部の開口面とのなす角が
    鋭角である側の前記開口部周縁に設けられていることを
    特徴とする請求項1または2記載のアパーチャ。
  5. 【請求項5】 前記反射部材は鏡面処理を施されている
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のアパーチ
    ャ。
  6. 【請求項6】 前記開口部を囲む遮光部材を含み、この
    遮光部材は黒色であることを特徴とする請求項1〜5い
    ずれか記載のアパーチャ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれか記載のアパーチャ
    を含むことを特徴とするプロジェクタ装置。
  8. 【請求項8】 前記反射型表示素子及び照射光学系は3
    原色対応に3組設けられており、前記アパーチャはこれ
    等3組の照射光学系の各々に設けられていることを特徴
    とする請求項7記載のプロジェクタ装置。
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