JP2002131018A - レーザ光線を用いた非接触高さ測定方法 - Google Patents

レーザ光線を用いた非接触高さ測定方法

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JP2002131018A
JP2002131018A JP2000320117A JP2000320117A JP2002131018A JP 2002131018 A JP2002131018 A JP 2002131018A JP 2000320117 A JP2000320117 A JP 2000320117A JP 2000320117 A JP2000320117 A JP 2000320117A JP 2002131018 A JP2002131018 A JP 2002131018A
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Takahiro Futamura
高広 二村
Seiji Hamano
誠司 濱野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定物の高さを高精度かつ高速に求めるこ
とができるレーザ光線を用いた非接触高さ測定方法を提
供する。 【解決手段】 レーザ発振器3から出力されるレーザ光
線を回転式ミラー2によって反射させることで段と段と
の間隔が既知の階段状冶具1に照射し、この階段状冶具
1からの反射光をラインセンサ4で受光し、マイコン装
置5において階段状冶具1からの反射光のピーク位置と
階段状冶具1の段数との関係を表す2次方程式を予め求
めておいて、再度、レーザ発振器3から出力されるレー
ザ光線を回転式ミラー2によって反射させることで被測
定物に照射し、この被測定物からの反射光をラインセン
サ4で受光し、マイコン装置5においてこの被測定物か
らの反射光のピーク位置を求め、予め求めておいた2次
方程式に被測定物からの反射光のピーク位置を代入して
被測定物の高さを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、レーザ光線を用い
て非接触に被測定物の高さを測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ブラウン管、液晶画面、プラズマ
ディスプレイパネル(以下、PDPと称す)等のディス
プレイデバイスの分野では大画面化、高精細化が進んで
おり、その形状検査では(例えばPDPのリブのような
微細な形状を大量に測定するために)高速で精度の高い
測定が必要とされている。そのため、レーザ光線を用い
て非接触に被測定物の高さを測定する方法を利用した測
定機器を用い、被測定物を回転させる等して被測定物の
形状を測定している。このレーザ光線を用いた非接触高
さ測定方法は上記リブの形状のような微細なものの形状
を測定する測定機器だけではなく、自動車部品などの大
きな部品の形状を測定する3次元デジタイザにも利用さ
れている。
【0003】レーザ光線を用いた非接触高さ測定方法と
して、従来から三角測量方式が利用されている。三角測
量方式は、ある点からある点までの距離を測る方法(測
長方法)である。例えば、この原理を利用して被測定物
の高さを測定する3次元デジタイザでは、被測定物を回
転させたり傾けたりするか、若しくはこの3次元デジタ
イザをXYZロボットの先に取りつけるか等して被測定
物の表面の形状を測定する。三角測量方式を利用して被
測定物の高さを測定する測定機器は、レーザ発振器とセ
ンサまでの距離、レーザ発振器の取り付け角度、センサ
の取り付け角度等多くのパラメータを高い精度で計算し
て設計を行う必要がある。しかしながら、これらのパラ
メータの実際の値は部品精度や組立精度の限界から設計
値と厳密に同一ではない。
【0004】その他のレーザ光線を用いた非接触高さ測
定方法として、光の位相差を利用して被測定物の高さを
測定する方法もあるが、1度に1点しか測定できないた
め時間がかかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、段と段との間隔が既知の階段状冶具にレーザ光
線を照射し、この階段状冶具からの反射光のピーク位置
と階段状冶具の段数(高さ)との関係を表す2次方程式
を予め求めておいて、レーザ光線が照射された被測定物
からの反射光のピーク位置をこの予め求めておいた2次
方程式に代入することで被測定物の高さを高精度かつ高
速に求めることができるレーザ光線を用いた非接触高さ
測定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
レーザ光線を用いた非接触高さ測定方法は、レーザ光線
を回転式ミラーに照射し、前記回転式ミラーからの反射
光によって段と段との間隔が既知の階段状冶具の各段を
それぞれ照射し、前記階段状冶具の各段からの反射光を
ラインセンサによって受光し、前記ラインセンサから得
られる画像に基いて前記階段状冶具の各段からの反射光
のピーク位置を前記ラインセンサの画素の位置で求め、
前記階段状冶具の段数と前記階段状冶具の各段からの反
射光のピーク位置との関係を表す2次方程式を求め、前
記2次方程式の係数を記憶し、再度、レーザ光線を前記
回転式ミラーに照射し、前記回転式ミラーからの反射光
によって被測定物を照射し、前記被測定物からの反射光
を前記ラインセンサによって受光し、前記ラインセンサ
から得られる画像に基いて前記被測定物からの反射光の
ピーク位置を前記ラインセンサの画素の位置で求め、記
憶されている前記2次方程式の係数と前記被測定物から
の反射光のピーク位置とを用いて2次方程式を解き被測
定物の高さを求めることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2記載のレーザ光線を用い
た非接触高さ測定方法は、f−θレンズによって線状に
引き伸ばされたレーザ光線を段と段との間隔が既知の階
段状冶具の各段にそれぞれ照射し、前記階段状冶具の各
段からの反射光を2次元CCDセンサによって受光し、
前記2次元CCDセンサから得られる画像に基いて前記
階段状冶具の各段からの反射光のピーク位置を前記2次
元CCDセンサの画素の位置で求め、前記階段状冶具の
段数と前記階段状冶具の各段からの反射光のピーク位置
との関係を表す2次方程式を求め、前記2次方程式の係
数を記憶し、再度、前記f−θレンズによって線状に引
き伸ばされたレーザ光線を被測定物に照射し、前記被測
定物からの反射光を前記2次元CCDセンサによって受
光し、前記2次元CCDセンサから得られる画像に基い
て前記被測定物からの反射光のピーク位置を前記2次元
CCDセンサの画素の位置で求め、記憶されている前記
2次方程式の係数と前記被測定物からの反射光のピーク
位置とを用いて2次方程式を解き被測定物の高さを求め
ることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、被測定物の高さを高精度
かつ高速に求めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の形態におけ
るレーザ光線を用いた非接触高さ測定を行うための全体
構成図を示す。図1において、1は段と段との間隔が既
知の等間隔である階段状冶具(段数K)、2は回転式ミ
ラー、3はレーザ発振器、4はラインセンサ(画素数
N)、5はラインセンサ4からの画像が入力されるマイ
コン装置である。本実施の形態におけるレーザ光線を用
いた非接触高さ測定方法は、レーザ光線が照射された階
段状冶具1の各段からの反射光のピーク位置(反射光が
ラインセンサ4の何画素目で受光されたのか)と階段状
冶具1の段数(高さ)との関係を表す2次方程式を予め
求めておいて、レーザ光線が照射された被測定物からの
反射光のピーク位置をこの2次方程式に代入することで
被測定物の高さを求ている。
【0010】階段状冶具1と回転式ミラー2とレーザ発
振器3とラインセンサ4は、レーザ発振器3から出力さ
れたレーザ光線が回転式ミラー2に反射して階段状冶具
1に照射され、その反射光をラインセンサ4が受光する
ように配置する。なお、回転式ミラー2はレーザ光線が
階段状冶具1のj段目全体(座標系を図1に示すように
とった場合、X方向の端から端まで)に照射されるよう
な角度で回転できるようにしておき、ラインセンサ4は
回転式ミラー2の回転に合わせて横方向(X方向)に移
動できるようにしておく。また、j段目から下段の(j
+1)段目にレーザ光線の照射位置を変更する場合に
は、例えばレーザ発振器3を階段状冶具1から遠ざける
方向(Z方向)に移動させれば良い。
【0011】マイコン装置5における処理工程は、 (a) ラインセンサ4からの入力画像を基に各測定点
におけるピーク位置を計算する工程 (b) (a)の工程で求めたピーク位置情報(各測定
点におけるピーク位置)をピーク位置情報保存テーブル
に保存する工程 (c) ピーク位置情報保存テーブルから、2次近似パ
ラメータを計算する工程 (d) (c)の工程で求めた2次近似パラメータを2
次近似パラメータ保存テーブルに保存する工程 (e) (a)の工程で求めたピーク位置と(d)の工
程で保存された2次近似パラメータから被測定物の高さ
を計算する工程 で構成される。但し2次近似パラメータとは、近似によ
って求められた2次方程式の各係数のことである。つま
り、 y=Ax2+Bx+C (2次方程式) の(A、B、C)のことである。
【0012】上記マイコン装置5における処理工程につ
いて、図2から図6を用い詳細に説明していく。始め
に、階段状冶具1に対するピーク位置計算方法および2
次近似パラメータ計算方法を説明するフローチャート図
である図2に従って、階段状冶具1のピーク位置情報か
ら2次近似パラメータを求める方法の説明を行う。
【0013】まず、階段状冶具1の1段目(最上段)に
レーザ光線を照射して1段目の測定を行う(ステップ2
01)。回転式ミラー2の角度を変えていくことによっ
てレーザ光線を階段状冶具1の1段目の端から端まで照
射し(1スキャン)、その反射光をラインセンサ4によ
って受光する。ラインセンサ4はレーザ光線が1つの段
の端から端まで照射される間、その反射光を1ラインず
つM回取りこみ、最終的に1つの画像にする。このとき
の画像は図3に示すようになる。座標系を図3に示すよ
うにとった場合、ラインセンサ4の画素数がN画素であ
るのでこの画像はM×N(X方向の画素数M、Y方向の
画素数N)画素となる。図3においてX座標をi(i=
1〜M)で固定したときのY方向の光強度分布は図4に
示すようになる。このピーク位置を計算して求める(ス
テップ202)。但し、ピーク位置はY方向の画素数n
(n=1〜N)で表される。つまり、j段目にレーザ光
線を照射したときのX座標がiの位置でのピーク位置
は、ラインセンサ4のn画素目に相当すると表される。
ピーク位置計算方法には面積重心法や移動重心法等があ
る。求めたピーク位置をピーク位置情報保存テーブルに
保存する(ステップ203)。ピーク位置はX方向に対
しては階段一段につきM個あるので(図3参照)、全て
のピーク位置を求めるためにこの計算をM回繰り返す
(ステップ204)。
【0014】ステップ201からステップ204の工程
をK回繰り返し階段状冶具1の全ての段におけるピーク
位置(M×K個)を求める(ステップ205)。これま
での工程(ステップ201からステップ205)で求め
たM×K個のピーク位置の情報を用い、X座標をiで固
定したときの階段状冶具1の段数とピーク位置との関係
を示すグラフを図5に示す。図5における縦軸(高さ)
は階段状冶具1の段数を、横軸(ピーク位置)はライン
センサ4の画素数(図3に示す画像のY方向の画素数)
を表している。但し、階段状冶具1の段と段との間は等
間隔であるので、ある段を基準とした高さを表してい
る。
【0015】X座標をiで固定したときの階段状冶具1
の段数とピーク位置との関係を最小2乗法にて近似して
2次近似パラメータを求める。つまり、階段状冶具1の
段数とピーク位置との関係を図5に示すように2次曲線
として表す。但し、本実施の形態では近似精度を上げる
ためにピーク位置をいくつかの領域(ここではL個の領
域とする)に分割し、領域1つずつについて最小2乗法
の近似を行っている(領域f;f=1〜L)。求めた2
次近似パラメータとともに分割領域の始点と終点(始点
sと終点Zeはピーク位置で表される)を2次近似パラ
メータ保存テーブルに保存する(ステップ206からス
テップ208)。
【0016】この計算によって、求められた2次近似パ
ラメータは、図3のX座標1つにつきL組できる。そし
てステップ206からステップ208の工程をM回繰り
返し、画像上の全ての位置での2次近似パラメータを求
める(ステップ209)。
【0017】続いて、被測定物に対する高さ計算方法を
説明するフローチャート図である図6に従って、被測定
物の高さを求める方法の説明を行う。被測定物の高さ
は、上記の工程(階段状冶具1に対するピーク位置計算
および2次近似パラメータ計算)で予め求めておいた階
段状冶具1における2次近似パラメータに基いて計算す
る。
【0018】まず階段状冶具1に代えて被測定物を設置
し、階段状冶具1のときと同様に、レーザ光線を回転式
ミラー2に照射して、その反射光によって被測定物を照
射し、被測定物からの反射光がラインセンサ4に受光さ
れるようにする。そして図2のステップ202と同様に
被測定物のピーク位置(M個)を計算する(ステップ6
01)。次に、i=1(i=1〜M)における被測定物
のピーク位置が、分割領域(f=1〜L)のどこに存在
するかを求める(ステップ602)。領域が特定された
ら、その領域での2次近似パラメータ(2次方程式)を
用い、被測定物のi=1における高さを計算する(ステ
ップ603)。同様の計算(ステップ602〜ステップ
603)をM回繰り返す(ステップ604)。これによ
って、X座標の各位置での高さが求まる。
【0019】本実施の形態においては、1度階段状冶具
に対する2次近似パラメータを求め保持しておけば、後
は被測定物の高さ計算のみを行えばよく、複数の被測定
物に対して同じ精度で高さを求めることができ、さらに
上記の高さ計算は計算自体が単純なため高速に行うこと
ができる。
【0020】また、本実施の形態におけるレーザ光線を
用いた非接触高さ測定方法を利用した測定機器を用い
て、被測定物を回転させる等して被測定物の表面の形状
を測定することができる。
【0021】また、本実施の形態における測定範囲は階
段状冶具における段と段との間隔に依存しており、広範
囲に渡って測定できる。例えば、本実施の形態を3次元
デジタイザに利用するときは階段状冶具における段と段
との間隔を例えば10mm程度に、PDPのリブの形状
を測定するときは階段状冶具における段と段との間隔を
例えば30μm程度にすれば実現できる。
【0022】なお、本実施の形態では回転式ミラーとラ
インセンサを用いたが、f−θレンズと2次元CCDセ
ンサを用いても本実施の形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0023】以下、本実施の形態で説明した計算方法
を、具体的な数値を用いて説明する。階段状冶具1は測
定精度の10分の1以下の加工精度で作製されているも
のとし、またその段数は10段(K=10)、段と段と
の間隔は10mmとする。レーザ光線を回転式ミラー2
にて反射させ、階段状冶具1をスキャンし、5000画
素(N=5000)のラインセンサ4で受光する。1ス
キャン(1つの段の端から端までレーザ光線で照射する
こと)でラインセンサ4は連続して600回画像入力す
るものとする(M=600)。そのため、1スキャンで
得られる画像は600×5000(M×N)画素とな
り、よって600×5000の光強度分布となる。
【0024】始めに、階段状冶具1のピーク位置情報と
2次近似パラメータを求める方法の説明を行う。階段状
冶具1に対するピーク位置計算は、上から順に階段を1
段ずつ、計10段計算する。計算結果はピーク位置情報
保存テーブルPij(i=1〜600;iはラインセンサ
4における1スキャンあたりの取り込み回数、j=1〜
10;jは階段状冶具1の段数)に保存される。ピーク
位置は1〜5000の範囲の値を取り得る。
【0025】i=1のときの高さ(段数)とピーク位置
の関係を図7に示す。このとき上から5段目を高さの基
準(ゼロ点)とする。階段状冶具1は段数が10段、段
と段との間隔が10mmであるので図7の縦軸において
階段状冶具1の1段目は−40mm、10段目は50m
mとなる。
【0026】ここで領域を5つに分割する(L=5)。
各領域において2次方程式 y=Ax2+Bx+C の2次近似パラメータ(A、B、C)を求める。図7に
おける縦軸(高さ(段数)を表す軸)をx軸、横軸(ピ
ーク位置を表す軸)をy軸として2次近似パラメータ
(A、B、C)を求め、2次近似パラメータ保存テーブ
ルに保存する。i=1における2次近似パラメータ保存
テーブルは表1のようになる。
【0027】
【表1】 i=2〜600についても同様にして求め、2次近似パ
ラメータ保存テーブルに保存する。
【0028】以上のように、上記方法で階段状冶具1を
測定して2次近似パラメータを予め求めておいて、被測
定物の高さを求める。被測定物にレーザ光線を照射して
得た1スキャン分のピーク位置情報をSi(i=1〜6
00)とする。i=1のときS1=3500であったとす
ると、表1から領域は4となり、そのときの2次近似パ
ラメータ(A、B、C)は(−0.11045、37.
95344、2752.868)が選択される。これを
2次方程式にあてはめると、 3500=−0.11045x2+37.95344x+
2752.868 となり、これを解くと x=20.96453 となる。実際の高さは5段目の実際の高さが50mmで
あることを考慮して70.96453mmとなる。
【0029】なお、上記の具体的な説明においては10
0mmの測定範囲を持ち50μmの精度を実現できる
が、被測定物が微細なもの、例えばPDPのリブである
場合は、階段状冶具の段と段との間隔を30μmとする
ことで測定できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、広い測定
範囲と高い精度を同時に実現できる。また、計算式が単
純なため、計算能力の低いマイコン装置でも使用でき、
しかも高速に行える。また、2次近似パラメータの計算
が簡単な操作で実現できるため、レンズ(f−θレンズ
等)の取付角度変化や温度による部品の収縮等の機構的
な条件変化に対して2次近似パラメータ計算のやり直し
だけで対応できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるレーザ光線を用い
た非接触高さ測定を行うための全体構成図
【図2】本発明の実施の形態における階段状冶具に対す
るピーク位置計算方法および2次近似パラメータ計算方
法を説明するフローチャート図
【図3】本発明の実施の形態におけるラインセンサから
マイコン装置に入力される画像を示す図
【図4】本発明の実施の形態におけるラインセンサから
マイコン装置に入力される画像の縦軸に対する光強度分
布を示す図
【図5】本発明の実施の形態における階段状冶具の段数
とピーク位置との関係を表すグラフを示す図
【図6】本発明の実施の形態における被測定物に対する
高さ計算方法を説明するフローチャート図
【図7】本発明の実施例における階段状冶具の段数とピ
ーク位置の関係を示す図
【符号の説明】
1 階段状冶具 2 回転式ミラー 3 レーザ発振器 4 ラインセンサ 5 マイコン装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA24 DD03 DD06 FF09 FF24 FF42 GG04 HH18 JJ02 JJ03 JJ25 JJ26 LL62 MM16 QQ17 QQ29 QQ36

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光線を回転式ミラーに照射し、 前記回転式ミラーからの反射光によって段と段との間隔
    が既知の階段状冶具の各段をそれぞれ照射し、 前記階段状冶具の各段からの反射光をラインセンサによ
    って受光し、 前記ラインセンサから得られる画像に基いて前記階段状
    冶具の各段からの反射光のピーク位置を前記ラインセン
    サの画素の位置で求め、 前記階段状冶具の段数と前記階段状冶具の各段からの反
    射光のピーク位置との関係を表す2次方程式を求め、 前記2次方程式の係数を記憶し、 再度、レーザ光線を前記回転式ミラーに照射し、 前記回転式ミラーからの反射光によって被測定物を照射
    し、 前記被測定物からの反射光を前記ラインセンサによって
    受光し、 前記ラインセンサから得られる画像に基いて前記被測定
    物からの反射光のピーク位置を前記ラインセンサの画素
    の位置で求め、 記憶されている前記2次方程式の係数と前記被測定物か
    らの反射光のピーク位置とを用いて2次方程式を解き被
    測定物の高さを求めることを特徴とするレーザ光線を用
    いた非接触高さ測定方法。
  2. 【請求項2】f−θレンズによって線状に引き伸ばされ
    たレーザ光線を段と段との間隔が既知の階段状冶具の各
    段にそれぞれ照射し、 前記階段状冶具の各段からの反射光を2次元CCDセン
    サによって受光し、 前記2次元CCDセンサから得られる画像に基いて前記
    階段状冶具の各段からの反射光のピーク位置を前記2次
    元CCDセンサの画素の位置で求め、 前記階段状冶具の段数と前記階段状冶具の各段からの反
    射光のピーク位置との関係を表す2次方程式を求め、 前記2次方程式の係数を記憶し、 再度、前記f−θレンズによって線状に引き伸ばされた
    レーザ光線を被測定物に照射し、 前記被測定物からの反射光を前記2次元CCDセンサに
    よって受光し、 前記2次元CCDセンサから得られる画像に基いて前記
    被測定物からの反射光のピーク位置を前記2次元CCD
    センサの画素の位置で求め、 記憶されている前記2次方程式の係数と前記被測定物か
    らの反射光のピーク位置とを用いて2次方程式を解き被
    測定物の高さを求めることを特徴とするレーザ光線を用
    いた非接触高さ測定方法。
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