JP2002130926A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002130926A
JP2002130926A JP2000329714A JP2000329714A JP2002130926A JP 2002130926 A JP2002130926 A JP 2002130926A JP 2000329714 A JP2000329714 A JP 2000329714A JP 2000329714 A JP2000329714 A JP 2000329714A JP 2002130926 A JP2002130926 A JP 2002130926A
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seal
doors
door
wall
refrigerator
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JP2000329714A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Kamiya
浩康 上谷
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Fukushima Galilei Co Ltd
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Fukushima Industries Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/02Details of doors or covers not otherwise covered
    • F25D2323/021French doors

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  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 観音開き状のドア間の気密保持を図れるう
え、このドアが閉じた際に他のドアが開かない冷蔵庫を
得る。 【解決手段】 冷蔵庫本体1の前面開口部2で開閉揺動
する観音開き状の一対のドア3・3の揺動先端部にドア
シール構造を備える。ドアシール構造は、ドア3の揺動
先端の縁に沿って上下方向に配置された湾曲状シール1
0を有している。湾曲状シール10は弾性材の板状のシ
ール壁27を有しており、シール壁27の先端部が前後
方向に湾曲している。シール壁27の後端部が湾曲状シ
ール10の基端部26に固定される一方で、シール壁2
7の前端が自由端になっている。そして、両ドア3・3
を閉めた状態で、両ドア3・3のシール壁27の弧状部
分どうしが圧接することにより、ドア間の隙間が封止さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】観音開き状の一対のドアを有
する冷蔵庫において、両ドアの揺動先端側を受け止めて
ドア間の隙間を封止する支柱を省略したことに応じて、
両ドアの揺動先端部に設けたドアシール構造でドア間の
隙間を封止する冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の冷蔵庫のドアシール構造として
は、例えば特開平11−294938号公報に記載のも
のが知られている。これでは、図9に示すごとく、観音
開き状の両ドア3・3の揺動先端部にアーチ状のシール
50・50がそれぞれ配置されている。そして、両ドア
3・3を閉めたときには(図9の状態)、各ドア3のシ
ール50の先端部どうしが圧接することで、これらが弾
性変形して互いに密着して、ドア間の隙間が封止される
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記シール50は、ア
ーチ状であって比較的押し潰されにくい構造のうえ、中
空部内の空気がバネとして働くため、シール50・50
どうしが押し当たったときには強い反発力が生じる。
【0004】従って、従来のドアシール構造では次の問
題がある。ドア3は自動閉機構によって自動的に閉じら
れるが、開閉容易とするためにドア3は比較的小さい力
で閉じられるようになっている。このため、シール50
・50どうしの反発力が勝って両ドア3・3が閉まりき
らず、両ドア3・3が前後にずれた状態でシール50・
50どうしが接触することがある(図10の状態)。こ
の場合、シール50・50どうしの接触面に対して十分
な面圧が得られず、十分な封止作用を発揮できないこと
になる。
【0005】また、冷蔵庫の種類によっては、観音開き
状の一対のドア3・3の他にもドアを設けている場合が
ある(図2参照)。この種の冷蔵庫では、観音開き状の
ドア3を閉じることで空気が庫内へ押し込まれて庫内の
空気圧が高まったときに、他のドアが開いてしまうこと
があり、これを防ぐための対策が必要である。さらに、
生産性などの点からドアシール構造を組み立てる際の手
間などを減少させることが必要である。
【0006】本発明の目的は、観音開き状のドア間の隙
間を封止するシールどうしが適正に密着してドア間の気
密保持を図れるうえ、このドアが閉じた際に他のドアが
開かないようにすることにある。本発明の他の目的は、
ドアシール構造を組み立てる際の手間などが減らせるよ
うにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が対象とする冷蔵
庫は、冷蔵庫本体1の前面開口部2で開閉揺動する観音
開き状の一対のドア3・3を有するとともに、両ドア3
・3の揺動先端部にドア間の隙間を封止するドアシール
構造を備えている。ここでの冷蔵庫には、冷凍庫や冷凍
冷蔵庫や保冷庫などが含まれる。
【0008】本発明のドアシール構造は、ドア3の揺動
先端の縁に沿って上下方向に配置された縦長の湾曲状シ
ール10を有している。湾曲状シール10は、弾性材か
らなる板状のシール壁27を有しており、シール壁27
は、少なくとも先端部が前後方向に湾曲した弧状に形成
されている。シール壁27の前後両端部のうち、一方の
端部が湾曲状シール10の基端部26に固定されるとと
もに、他方の端部が基端部26から解放された自由端に
なっている。そして、両ドア3・3を閉めた状態で、両
ドア3・3のシール壁27の弧状部分どうしが圧接する
ことにより、ドア間の隙間が封止される。シール壁27
は、シール壁27全体が前後方向に湾曲する場合やシー
ル壁27の先端部のみが湾曲する場合が含まれている。
このうえで、湾曲状シール10のシール壁27の自由端
は、シール壁27の前側に位置することができる。
【0009】具体的に説明すると、各ドア3の揺動先端
の縁に沿って上下方向に延びる縦長のシール枠9を配置
している。ドア間の隙間側となるシール枠9の枠側壁1
3には、シール枠9の上下端間に延びる縦長の係合溝2
5が設けられているとともに、シール枠9の上下端間に
延びる縦長の平板状シール11が配置されている。そし
て、湾曲状シール10は、基端部26がシール枠9の係
合溝25に係合することでシール枠9に取り付けられる
ようになっている。平板状シール11は弾性材で形成さ
れていて、両ドア3・3を閉めた状態で、両ドア3・3
の平板状シール11が前後に重合密着するようになって
いる。
【0010】また、シール枠9の上下方向の端部にキャ
ップ35を配置したうえで、冷蔵庫本体1の天井壁との
うち、一方にマグネットキャッチ44を配置するととと
もに、他方に磁性体製の吸着板41を配置して、ドア3
を閉めた際に、マグネットキャッチ44と吸着板41と
が磁気吸着力で接着することで、ドア3の閉じ状態が保
持されるようにすることができる。
【0011】
【発明の作用効果】本発明の冷蔵庫によれば、観音開き
状の一対のドア3・3を閉めたときに、両ドア3・3の
湾曲状シール10におけるシール壁27の弧状部分どう
しが圧接することで、これらが弾性力で互いに密着し
(図1の状態)、ドア間の隙間が封止される。このと
き、湾曲状シール10のシール壁27は、他方の端部が
自由端になっているので比較的小さい力でも弾性変形す
ることになり、シール壁27の弧状部分どうしが押し当
たっても反発力が小さく抑えられる。従って、ドア3が
小さい力で閉じられても、シール壁27どうしの反発力
が抑えられる分だけドア3が容易に閉まり、ドア間の隙
間が的確に封止される。この結果、ドア間の気密保持を
確実に得ることができる。
【0012】しかも、前述のようにシール壁27が比較
的小さい力でも弾性変形できることで、ドア3を閉じる
際に庫内へ押し込まれようとする空気が、シール壁27
を容易に弾性変形させてドア3の外側へ逃げることがで
きる。従って、空気が庫内へ押し込まれにくくなって庫
内の空気圧が高まることが防止され、ドア3を閉じる際
に他のドアが開いてしまうことを確実に防止できる。
【0013】湾曲状シール10のシール壁27の自由端
が、シール壁27の前側に位置すると、ドア3の開閉の
際にシール壁27の自由端どうしが引っ掛かることを防
止できて、シール壁27の弧状部分どうしを十分に密着
させることができ、ドア間の気密保持をより確実に得る
ことができる。
【0014】湾曲状シール10の基端部26をシール枠
9の係合溝25に係合させて、湾曲状シール10をシー
ル枠9に取り付けるようにすると、シール構造を組み立
てる際の手間を減少できるうえ、湾曲状シール10の交
換も容易に行える。しかも、平板状シール11どうしが
前後に重合する状態で密着するようにすると、ドア間の
隙間が一層封止される。
【0015】マグネットキャッチ44と吸着板41との
磁気吸着力で各ドア3を閉じ状態に保持できるので、ド
ア3の閉じ状態を確実に保持できて、ドア間の気密保持
を一層確実に得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1ないし図6は、本発明に係る
冷蔵庫を例示している。図2に示すごとく冷蔵庫本体1
の内部(庫内)は上下2段に区分されており、各段の前
面開口部2が揺動自在な観音開き状の一対のドア3・3
でそれぞれ開閉されるようになっている。各ドア3は、
それぞれ冷蔵庫本体1の両外側に設けたドアヒンジ(図
示せず)で揺動自在に支持してあり、ドア外面の揺動先
端部に設けた把手3aを手で掴むなどしてドア3を前方
へ開閉するようになっている。各ドア3・3の揺動先端
間には、ドア間の隙間を封止するドアシール構造を設け
ており、このドアシール構造とは別に、ドア3の内面四
周縁に沿ってドアパッキン4が設けてある。
【0017】つまり、ドア3の内面の四周縁には、図3
に示すごとく段落部5を設けてあり、段落部5における
庫内対面壁6にドアパッキン4が装着されている。ドア
パッキン4は、従来から多用されている合成ゴム製の冷
蔵庫用パッキンからなり、その内部に角棒状の磁石7を
埋設してある。ドア3の内面の四周縁に配置されたドア
パッキン4のうち、ドア3の上下縁およびヒンジ側の側
縁に沿うパッキン部分は、前面開口部2の周縁壁に密着
してドア3と冷蔵庫本体1との間の隙間を封止してい
る。
【0018】図3および図4においてドアシール構造
は、ドア3の揺動先端側の側縁に沿って、ドア3の揺動
先端側のドアパッキン4を含むように段落部5の外面を
覆う縦長のシール枠9と、シール枠9に沿って上下方向
に配置された縦長の湾曲状シール10と、シール枠9の
上下端間に延びる縦長の平板状シール11とを有する。
ドアパッキン4と対向するシール枠9の内面には、結露
防止用のヒーターユニット12が配置されている。
【0019】シール枠9は、押し出し成形法によって形
成される硬質プラスチック製の中空枠体からなる。つま
り、シール枠9は、ドア3の揺動先端側壁3bに装着さ
れる枠側壁13と、ドア3の内面壁3cより後方(図3
では上側)へ膨出する枠内壁14とを有しており、両壁
13・14の内面どうしを異形断面状の連絡壁15で接
続して、枠内壁14と連絡壁15との間に配線用のダク
ト16を区画してある。枠内壁14と連絡壁15との交
差部分の外側面には、ビス17でドア3の内面壁3cに
締結される固定壁18が突設されている。
【0020】連絡壁15の中途部には、ダクト16の内
方に突出する中空の補強枠20を設けてある。また、連
絡壁15より前方(図3では下側)には、ヒーターユニ
ット12を装填するためのガイド溝21を左右対向状に
設けてある。枠側壁13の突端内面の上下4個所には、
ドア3の揺動先端側壁3bに差し込み係合される連結爪
22を設けてある。連結爪22は、元々リブ状に連続し
ているが、その不要部分を切り取ることによって所定の
上下長さに形成してある(図5参照)。枠側壁13の前
後中途部の外面には、軟質プラスチック(弾性材)製の
平板状シール11を突設してある。平板状シール11
は、平板状のリップ23からなり、二色成形法でシール
枠9と一体形成されている。
【0021】枠側壁13は、平板状シール11より後方
に湾曲状シール10を係合装着するための凹部24を設
けてあり、この凹部24の底壁にダクト16内に連通す
る係合溝25を開口している。係合溝25は、シール枠
9の上下端間に延びる縦長になっており、この係合溝2
5に、湾曲状シール10の基端部26が差し込まれて取
り付けられる。
【0022】湾曲状シール10の基端部26は、硬質プ
ラスチックによって上下方向に長く形成されており、前
記凹部24に嵌め込まれるベース壁28と、ベース壁2
8の内側に突設した断面ほぼL字状の前後一対の係合脚
29とを有している。そして、両係合脚29を、枠側壁
13の係合溝25を介してダクト16内に差し込み係合
することにより、湾曲状シール10が、シール枠9に抜
け止め状に取り付けられる。
【0023】湾曲状シール10の基端部26の外面(図
3では左側)には、軟質プラスチック(弾性材)製の板
状のシール壁27が固定されている。シール壁27は、
先端部(図3では左側)が前後方向(図3では上下方
向)に湾曲した円弧状に形成されており、シール壁27
の後側の端部(図3では上側)が湾曲状シール10の基
端部26に固定されている。シール壁27の前側の端部
(図3では下側)は、基端部26に固定されずに解放さ
れた自由端になっており、これによってシール壁27は
断面ほぼJ字状に形成されている。基端部26とシール
壁27とは二色成形法で一体形成されている。
【0024】ヒーターユニット12は、図4に示すごと
く帯板状の鋼板などの磁性金属板からなる縦長のベース
31と、ベース31の後側の片面に固定した発熱体(ヒ
ーター線)32とからなり、図3に示すごとくベース3
1の幅方向の左右両端を一対のガイド溝21に差し込み
係合することにより、シール枠9に装着固定される。こ
のようにヒーターユニット12をシール枠9に取り付け
ることにより、連絡壁15とベース31との間にダクト
16と同様の区画室が形成され、区画室はシール枠9の
熱伝導を阻止して断熱性を付与する。発熱体32への給
電線33はダクト16内に通される。発熱体32は面状
の発熱体であってもよい。
【0025】そして、湾曲状シール10とヒーターユニ
ット12とをシール枠9に組み付けたのち、図3に示す
ごとく連結爪22をドア3の揺動先端側壁3bに設けた
係合口34に圧嵌係合し、この状態で固定壁18をドア
3の内面壁3cにビス17で締結することで、シール枠
9がドア3に固定される。ドア3にシール枠9を固定し
た状態において、枠内を縦通するドアパッキン4は、ド
ア内外方向に弾性変形した状態でベース31に密着する
とともに、磁石7の吸着作用によって密着状態が維持さ
れる。これによりベース31と内縁壁6との間が左右方
向に区画されて、ここでも熱の伝導が阻止される。
【0026】シール枠9の上下両端には、図5に示す射
出成形品からなるキャップ35をそれぞれ装着してあ
り、キャップ35は、ビス36によって前記補強枠20
に固定される。このキャップ35には吸着板41が取り
付けてあり、この吸着板41とマグネットキャッチ44
とによって、ドア3を閉じ状態に保持するドアキャッチ
40が構成される(図6参照)。マグネットキャッチ4
4は、庫内の天井壁にビスで固定した受台37に取り付
けられる。
【0027】つまり、図5に示すごとくキャップ35
は、枠内壁14と連絡壁15と凹部24の端面とを覆う
ように取り付けられ、その庫内側の周面に吸着板41を
取り付けるための溝38を設けている。吸着板41は、
鋼板などの磁性金属板で形成してあり、溝38に係合さ
せた状態で接着固定される。キャップ35のドア外面側
の周縁に沿う上面、およびドア間の隙間に面する周面の
縁に沿ってシール壁39を突設している。キャップ上面
側に突出するシール壁39は、ドア閉じ状態において前
面開口部2の周縁部に密着する。なお、シール壁39
は、軟質プラスチック材で形成してあり、二色成形法に
よってキャップ35と一体形成される。
【0028】図6に示すごとく受台37は、ドア内面側
へ向かって開口する2個のポケット43を備えたプラス
チック成形品からなり、各ポケット43の内部にマグネ
ットキャッチ44を収容した状態でビスによって固定し
てある。各マグネットキャッチ44は、左右のドア3・
3に対応して設けてある。なおマグネットキャッチ44
をドア3側に配置するとともに、吸着板41を庫内側に
配置するようにしてもよい。
【0029】以上のように構成したドアシール構造によ
れば、左右のドア3・3を閉じた図1の状態において、
ドア3・3の湾曲状シール10の先端側であるシール壁
27の弧状部分どうしが、シール壁自体の弾性力で互い
に圧接し合って密着することで、ドア間の隙間が封止さ
れる。さらには平板状シール11どうしが前後に重合密
着することで、ドア間の隙間が前後二重に封止され、ド
ア3・3を受け止める支柱が省略してあるにもかかわら
ず、庫内の冷気の洩れや温度の高い外気の侵入が確実に
防止される。
【0030】また、前述のように連絡壁15やヒーター
ユニット12のベース31によってシール枠9の内部が
複数の区画に区分され、さらにドアパッキン4でシール
枠9と内縁壁6との間が複数の区画に区分されるので、
これらの区分された空気層でドアシール構造部における
熱伝導を阻止し、断熱性を向上させることができる。ま
た、マグネットキャッチ44を利用したドアキャッチ4
0で、各ドア3・3のドア閉じ状態を保持するので、長
期使用時にも安定したドア保持力を発揮して、片方のド
ア3を開き操作する際に、他方のドア3が連られて開放
されるのを確実に防止できる。
【0031】図7は湾曲状シール10に関する本発明の
別実施例を示す。これでは、湾曲状シール10が、平板
状シール11と同様にシール枠9に一体形成されてお
り、シール枠9が湾曲状シール10の基端部26を兼ね
ている。なおシール壁27は軟質プラスチック材で形成
される。この別実施例は、上記の実施例とは異なり、シ
ール壁27が傷んだ時点でシール枠9ごと交換して、シ
ール構造を更新することになる。
【0032】平板状シール11をシール枠9とは別体に
形成して、湾曲状シール10と同様に枠側壁13に差し
込んで取り付けることができる。必要に応じて例えば図
8(a)に示すごとく湾曲状シール10と平板状シール
11とを基端部26に一体成形して、これをシール枠9
の係合溝25に取り付けることができる。
【0033】また、図8(b)に示すごとく一方のドア
3にのみに湾曲状シール10を設け、他方のドア3に一
方のドア3の湾曲状シール10に密着するシールリブ4
6をシール枠9と一体に設けることができる。この場合
のシールリブ46は弾性変形不能な金属あるいはプラス
チックなどの硬質材で形成することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアシール構造を示す横断平面図
である。
【図2】冷蔵庫の正面図である。
【図3】片方のドアのドアシール構造を示す横断平面図
である。
【図4】ドアシール構造を分解した状態での横断平面図
である。
【図5】ドアキャッチを示す斜視図である。
【図6】ドアキャッチの受台を示す斜視図である。
【図7】本発明のドアシール構造の別実施例を示す横断
平面図である。
【図8】本発明のドアシール構造の更に異なる別実施例
を示す横断平面図である。
【図9】従来のドアシール構造を示す横断平面図であ
る。
【図10】従来のドアシール構造の課題を説明するため
の横断平面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体 2 前面開口部 3 ドア 9 シール枠 10 湾曲状シール 11 平板状シール 13 枠側壁 25 係合溝 26 基端部 27 シール壁 35 キャップ 41 吸着板 44 マグネットキャッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫本体1の前面開口部2で開閉揺動
    する観音開き状の一対のドア3・3を有するとともに、
    両ドア3・3の揺動先端部にドア間の隙間を封止するド
    アシール構造を備えた冷蔵庫において、 ドアシール構造は、ドア3の揺動先端の縁に沿って上下
    方向に配置された縦長の湾曲状シール10を有してお
    り、 湾曲状シール10は、弾性材からなる板状のシール壁2
    7を有しており、シール壁27は、少なくとも先端部が
    前後方向に湾曲した弧状に形成されており、 シール壁27の前後両端部のうち、一方の端部が湾曲状
    シール10の基端部26に固定されるとともに、他方の
    端部が基端部26から解放された自由端になっており、 両ドア3・3を閉めた状態で、両ドア3・3のシール壁
    27の弧状部分どうしが圧接することにより、ドア間の
    隙間が封止されることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 湾曲状シール10のシール壁27の自由
    端が、シール壁27の前側に位置する請求項1記載の冷
    蔵庫。
  3. 【請求項3】 各ドア3の揺動先端の縁に沿って上下方
    向に延びる縦長のシール枠9を配置しており、 ドア間の隙間側となるシール枠9の枠側壁13には、シ
    ール枠9の上下端間に延びる縦長の係合溝25が設けら
    れるとともに、シール枠9の上下端間に延びる縦長の平
    板状シール11が配置されており、 湾曲状シール10は、基端部26がシール枠9の係合溝
    25に係合することでシール枠9に取り付けられるよう
    になっており、 平板状シール11は弾性材で形成されていて、両ドア3
    ・3を閉めた状態で、両ドア3・3の平板状シール11
    が前後に重合密着するようになっている請求項1又は2
    記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 シール枠9の上下方向の端部に配置され
    るキャップ35と、冷蔵庫本体1の天井壁とのうち、一
    方にマグネットキャッチ44が配置されるととともに、
    他方に磁性体製の吸着板41が配置されており、 ドア3を閉めた際に、マグネットキャッチ44と吸着板
    41とが磁気吸着力で接着することで、ドア3の閉じ状
    態が保持される請求項3記載の冷蔵庫。
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