JP2002128636A - 除去容易なパック化粧料 - Google Patents

除去容易なパック化粧料

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JP2002128636A JP2000322128A JP2000322128A JP2002128636A JP 2002128636 A JP2002128636 A JP 2002128636A JP 2000322128 A JP2000322128 A JP 2000322128A JP 2000322128 A JP2000322128 A JP 2000322128A JP 2002128636 A JP2002128636 A JP 2002128636A
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隆 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後除去が容易なパック化粧料を提供す
る。 【解決手段】 1)アルギン酸の水可溶性塩を含む皮膚
塗布用の組成物と2)アルカリ土類金属の水可溶性塩を
含有する、前記皮膚塗布用の組成物を硬化させる為の組
成物とを構成要素として、パック化粧料を構成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パック化粧料に関
し、更に詳細には除去性に優れるパック化粧料に好適な
パック化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】パック化粧料は、皮膚上に有効成分を含
有する化粧料組成物を被膜などで閉塞し、有効成分の吸
収を高める化粧料の形態であり、閉塞する手段として、
高分子被膜形成剤を利用したもの、高融点ワックスのエ
マルションを利用したもの、海泥やタルクなどの鉱物と
水の作る高粘度組成物を利用したもの、高分子を含有す
る泡を利用したもの或いはアルギン酸の水不溶性及び/
又は難溶性塩の被膜を利用したものなどが、その製剤と
して例示できる。これらの除去に当たっては、高分子に
より皮膜を形成するものでは、形成した皮膜をゆっくり
と剥離し、それ以外のものについては洗い流すのが常法
であった。しかしながら、従来の高分子皮膜に於いて
は、その強度はさほど強くなく、加えて皮膚との親和性
が強いため、皮膚に残ってしまう部分が多く、最終的に
は洗顔などを行わざるを得ないのが現状であり、その他
のものも洗顔が必須となっている。この様な洗顔に於い
ても皮膚上に残存したパック料は、皮膚と親和性が高い
ため、水性洗顔でも落としにくく、使用後除去が容易な
パック化粧料が求められていた。
【0003】一方、1)アルギン酸の水可溶性塩を含む
皮膚塗布用の組成物と2)アルカリ土類金属の水可溶性
塩を含有する、前記皮膚塗布用の組成物を硬化させる為
の組成物とを構成要素とする、パック化粧料は全く知ら
れていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、使用後除去が容易なパック化
粧料を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況に鑑み
て、本発明者らは、使用後除去が容易なパック化粧料を
求めて鋭意研究努力を重ねた結果、1)アルギン酸の水
可溶性塩を含む皮膚塗布用の組成物と2)アルカリ土類
金属の水可溶性塩を含有する、前記皮膚塗布用の組成物
を硬化させる為の組成物とを構成要素とする、パック化
粧料にその様な作用を見出し、発明を完成させるに至っ
た。即ち、本発明は以下に示す技術に関するものであ
る。 (1)1)アルギン酸の水可溶性塩を含む皮膚塗布用の
組成物と2)アルカリ土類金属の水可溶性塩を含有す
る、前記皮膚塗布用の組成物を硬化させる為の組成物と
を構成要素とすることを特徴とする、パック化粧料。 (2)アルギン酸の水可溶性塩が、アルギン酸ナトリウ
ム及び/又はアルギン酸カリウムであることを特徴とす
る、(1)に記載のパック化粧料。 (3)アルカリ土類金属の水可溶性塩が、塩化カルシウ
ムであることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の
パック化粧料。 (4)皮膚塗布用の組成物が、クリーム状、マッド状、
ジェル状又は乳液状であることを特徴とする、(1)〜
(3)何れか1項に記載のパック化粧料。以下に、本発
明について、実施の形態を中心に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明のパック化粧料の構
成要素であるアルギン酸の水可溶性塩を含む皮膚塗布用
の組成物 本発明のパック化粧料は、アルギン酸の水可溶性塩を含
む皮膚塗布用の組成物を必須の構成要素とする。本発明
の皮膚塗布用の組成物は通常のパック化粧料を構成する
ものに、アルギン酸の水可溶性塩を加えた形態をとるこ
とが好ましく、この様なアルギン酸の水可溶性塩として
は、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、ア
ンモニウム塩、トリエチルアミン塩、トリエタノールア
ミン塩等の有機アミン塩、アルギニン塩、リジン塩等の
塩基性アミン塩等が好ましく例示でき、これらの内では
アルカリ金属塩が好ましく、中でもナトリウム塩が特に
好ましい。かかるアルギン酸の水可溶性塩は唯1種を含
有させることもできるし、2種以上を組み合わせて含有
することもできる。本発明のパック化粧料に於ける、こ
れらアルギン酸の水可溶性塩の好ましい含有量は、組成
物全量に対して、総量で0.1〜10重量%であり、更
に好ましくは、0.5〜5重量%である。これは、これ
らアルギン酸の水可溶性塩の含有量が少なすぎると、使
用後の除去が容易にならない場合があり、多すぎると組
成物が固くなり過ぎ、塗布などの特性を阻害する場合が
あるからである。実使用性の好ましい範囲が上記の範囲
である。
【0007】本発明の皮膚上に塗布用の組成物は、上記
必須成分である、アルギン酸の水可溶性塩以外に、通常
化粧料で使用される任意成分を含有することができる。
この様な任意成分としては、例えば、スクワランや流動
パラフィン、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチ
コンやフェメチコンなどのシリコーン類、ホホバ油やゲ
イロウなどのエステル類、ステアリン酸やオレイン酸な
どの脂肪酸類、ベヘニルアルコールやセタノール、オレ
イルアルコールなどの高級アルコール類、牛脂やオリー
ブオイル等のトリグリセライド類、ステアリン酸モノグ
リセリド、ソルビタンセスキオレート、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンステ
アレート等の非イオン界面活性剤、ソジウムラウリルス
テアレートなどのアニオン界面活性剤、4級アルキルア
ンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、1,3−ブタ
ンジオール、グリセリン、イソプレングリコール、1,
2−ペンタンジオールなどの多価アルコール類、結晶セ
ルロースや架橋型メチルポリシロキサン等の粉体類、キ
サンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増
粘剤、ビタミンやグリチルリチンなどの有効成分などが
好ましく例示できる。これらの成分を常法に従って処理
することにより、本発明の皮膚上に塗布用の組成物は製
造することができる。
【0008】(2)本発明のパック料を構成するアルカ
リ土類金属の水可溶性塩を含有する、前記皮膚塗布用の
組成物を硬化させる為の組成物 本発明のパック料は上記皮膚上に塗布用の組成物とこの
皮膚塗布用の組成物を硬化させる為の組成物とを構成要
素とする。ここで、硬化用の組成物の必須構成要素は、
アルカリ土類金属の水可溶性塩を含むことであり、かか
るアルカリ土類金属の水可溶性塩は水溶液の形態で含有
されていることが好ましく、アルカリ土類金属の水可溶
性塩としては、カルシウムやマグネシウムの硝酸塩、塩
酸塩等が好ましく例示できる。これらは唯1種含有させ
ることもできるし、2種以上を組み合わせて含有させる
こともできる。本発明の硬化用の組成物に於けるこれら
のアルカリ土類金属の水可溶性塩の好ましい含有量は、
総量で、硬化用の組成物全量に対して、1〜20重量%
であり、更に好ましくは5〜15重量%である。これ
は、含有量が多すぎると溶解度を超え、結晶性既出など
を起こすことがあり、少なすぎると、充分なアルギン酸
アルカリ土類金属塩の硬化が得られず、皮膜除去性が損
なわれる場合があるからである。本発明の硬化用の組成
物は、その硬化を損なわない範囲に於いて、通常化粧料
で使用される任意の成分を含有することができる。この
様な任意成分としては、皮膚塗布用の組成物と同様のも
のが例示できるが、組成物が一様な溶状に保てるものが
好ましい。具体的には、エタノール、グリセリン、1,
3−ブタンジオールなどのアルコール類が好ましく例示
できる。これらの成分を常法に従って処理することによ
り、本発明の組成物は製造することができる。
【0009】(3)本発明のパック化粧料 本発明のパック化粧料は上記皮膚塗布用の組成物と該皮
膚塗布用の組成物の硬化のための組成物を構成要素とし
て含有することを特徴とする。本発明のパック化粧料で
は、この様な構成要素以外に、本発明の効果を損なわな
い範囲に於いて、任意の構成要素を加えることができ
る。この様な構成要素としては、例えば、剥離を改善す
る目的の塗布用の組成物にのせる布や不織布などの支持
体、パック料の皮膚塗布用の組成物を剥離、除去した後
に皮膚表面をふき取るためのふき取り用の組成物等が好
ましく例示できる。本発明の皮膚塗布用の組成物は硬化
用の組成物とともに用いることにより優れた易除去性を
発揮するため、皮膚塗布用の組成物と該皮膚塗布用の組
成物の硬化用の組成物の2つの構成要素のみで構成され
る形態をとることが特に好ましい。これらは2製剤タイ
プのパック化粧料として使用される。
【0010】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明について、更
に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ
限定されないことは言うまでもない。
【0011】<実施例1>以下に示す処方に従って、皮
膚塗布用の組成物1と硬化用の組成物1とを作製し、こ
れらを組み合わせて、2剤タイプのパック料とした。即
ち、皮膚塗布用の組成物1は、イの成分とロの成分とを
80℃に加熱し、減圧下イにロを徐々に加え中和し、攪
拌冷却して皮膚塗布用の組成物1を得た。又、硬化用の
組成物は室温で全成分を攪拌して可溶化し、滅菌濾過し
て、硬化用の組成物1とした。これら及び塗布用の組成
物1のアルギン酸ナトリウムを水に置換した、通常のゲ
ル状パックである、比較例1のパック化粧料を用いて、
専門パネラーにより、除去性のテストを行った。即ち、
上腕内側部に3つの部位を設け、塗布用の組成物1を2
つの部位に塗布し、比較例1を残りの部位に塗布し、1
0分間のパック処理を行った後、皮膚塗布用の組成物を
塗布した1部位には、硬化用の組成物1を刷毛で塗布
し、硬化させて剥離して除去し、他の2部位は水洗によ
り除去した。除去後、乾燥を待って、ヨウ素・ヨウドカ
リ溶液を塗布して、処方成分中のデンプンの残存箇所を
調べた。何れのサンプルもヨウ素−デンプン反応は認め
られず、本発明のパック化粧料に於いては、剥離によ
り、水洗と同程度の除去が可能であることがわかった。 (皮膚塗布用の組成物1) 1,3−ブタンジオール 3 重量部 グリセリン 10 重量部 ジグリセリン 5 重量部 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 架橋型シリコーンエマルジョン 20 重量部 (架橋型メチルポリシロキサン 1.5重量% デカメチルペンタシロキサン 8.5重量% POE(20)オレート 3 重量% 水 87 重量%) ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.3重量部 アルギン酸ナトリウム 2 重量部 キサンタンガム 0.1重量部 メチルパラベン 0.1重量部 水 40 重量部 POE(50)硬化ひまし油 0.1重量部 デンプン 0.5重量部 (ロ) 10%水酸化カリウム水溶液 13.5重量部 水 0.3重量部 (硬化用の組成物1) 水 90 重量部 塩化カルシウム 10 重量部
【0012】<実施例2>上記実施例1の皮膚塗布用の
組成物1を用いて、硬化用の組成物の塩化カルシウムの
含有量を変えて、実施例1同様に評価した。結果を表1
に示す。これより硬化用の組成物に於ける、アルカリ土
類金属の濃度としては、1〜20重量%が好ましく、更
に好ましくは5〜15重量%であることがわかった。
【0013】
【表1】
【0014】<実施例3>実施例1の皮膚塗布用の組成
物1と硬化用の組成物1とを用いて、硬化用の組成物の
投与方法を噴霧に変えて、実施例1と同様に検討したと
ころ、同様に皮膚塗布用の組成物の残存は認められなか
った。これより、噴霧による硬化用の組成物の投与も可
能であることがわかった。
【0015】<実施例4>実施例1の皮膚塗布用の組成
物1と硬化用の組成物1とを用いて、硬化用の組成物の
投与方法を不織布に硬化用の組成物を含浸させて、これ
を貼付する方法に変えて、実施例1と同様に検討したと
ころ、支持体ごと皮膚塗布用の組成物が硬化して剥離
し、同様に皮膚塗布用の組成物の残存は認められなかっ
た。これより、支持体含浸による硬化用の組成物の投与
も可能であることがわかった。又、本発明のパック化粧
料の構成要素として、支持体を加えることも可能である
ことがわかった。
【0016】<実施例5>下記に示す処方に従って、皮
膚塗布用の組成物2を作製した。即ち、処方成分をニー
ダーで混練りし、皮膚塗布用の組成物2を得た。このも
のと硬化用の組成物1を用いて、実施例1と同様に除去
性の試験を行った。即ち、皮膚塗布用の組成物2と塗布
用の組成物2のアルギン酸ナトリウムを水に置換した、
通常のマッド状パックである、比較例2のパック化粧料
を用いて、上腕内側部に3つの部位を設け、塗布用の組
成物2を2つの部位に塗布し、比較例2を残りの部位に
塗布し、10分間のパック処理を行った後、皮膚塗布用
の組成物を塗布した1部位には、硬化用の組成物1を刷
毛で塗布し、硬化させて剥離して除去し、他の2部位は
水洗により除去した。除去後、乾燥を待って、ヨウ素・
ヨウドカリ溶液を塗布して、処方成分中のデンプンの残
存箇所を調べた。何れのサンプルもヨウ素−デンプン反
応は認められず、本発明のパック化粧料に於いては、剥
離により、水洗と同程度の除去が可能であることがわか
った。 黄色酸化鉄 0.2重量部 グンジョウ 0.2重量部 二酸化チタン 2 重量部 タルク 1.9重量部 カオリン 7.1重量部 結晶セルロース 1.4重量部 ベントナイト 7.1重量部 ソルビタンセスキステアレート 0.8重量部 POE(20)ソルビタンセスキステアレート1.4重量部 グリセリン 0.4重量部 デンプン 0.5重量部 アルギン酸ナトリウム 2 重量部 水 75 重量部
【0017】<実施例6>下記に示す処方に従って、皮
膚塗布用の組成物3を作製した。即ち、処方成分をニー
ダーで混練りし、皮膚塗布用の組成物3を得た。このも
のと硬化用の組成物1を用いて、実施例1と同様に除去
性の試験を行った。即ち、皮膚塗布用の組成物2と塗布
用の組成物2のアルギン酸ナトリウムを水に置換した、
通常のマッド状パックである、比較例3のパック化粧料
を用いて、上腕内側部に3つの部位を設け、塗布用の組
成物2を2つの部位に塗布し、比較例2を残りの部位に
塗布し、10分間のパック処理を行った後、皮膚塗布用
の組成物を塗布した1部位には、硬化用の組成物1を刷
毛で塗布し、硬化させて剥離して除去し、他の2部位は
水洗により除去した。除去後、乾燥を待って、ヨウ素・
ヨウドカリ溶液を塗布して、処方成分中のデンプンの残
存箇所を調べた。組成物3の硬化用の組成物を用いたも
のは2カ所に陽性箇所を認め、組成物3の水洗のものは
3カ所に陽性箇所を認め、比較例3の水洗のものは3カ
所に陽性箇所を認め、本発明のパック化粧料に於いて
は、剥離により、水洗と同程度の除去が可能であること
がわかった。 黄色酸化鉄 0.2重量部 グンジョウ 0.2重量部 二酸化チタン 2 重量部 タルク 1.9重量部 カオリン 7.1重量部 結晶セルロース 1.4重量部 ベントナイト 7.1重量部 ソルビタンセスキステアレート 0.8重量部 POE(20)ソルビタンセスキステアレート1.4重量部 グリセリン 0.4重量部 デンプン 0.5重量部 アルギン酸ナトリウム 1 重量部 水 76 重量部
【0018】<実施例7>下記に示す処方に従って、皮
膚塗布用の組成物4を作製した。即ち、処方成分をニー
ダーで混練りし、皮膚塗布用の組成物4を得た。このも
のと硬化用の組成物1を用いて、実施例1と同様に除去
性の試験を行った。即ち、皮膚塗布用の組成物2と塗布
用の組成物2のアルギン酸ナトリウムを水に置換した、
通常のマッド状パックである、比較例4のパック化粧料
を用いて、上腕内側部に3つの部位を設け、塗布用の組
成物4を2つの部位に塗布し、比較例4を残りの部位に
塗布し、10分間のパック処理を行った後、皮膚塗布用
の組成物を塗布した1部位には、硬化用の組成物1を刷
毛で塗布し、硬化させて剥離して除去し、他の2部位は
水洗により除去した。除去後、乾燥を待って、ヨウ素・
ヨウドカリ溶液を塗布して、処方成分中のデンプンの残
存箇所を調べた。何れのサンプルもヨウ素−デンプン反
応は認められず、本発明のパック化粧料に於いては、剥
離により、水洗と同程度の除去が可能であることがわか
った。 黄色酸化鉄 0.2重量部 グンジョウ 0.2重量部 二酸化チタン 2 重量部 タルク 1.9重量部 カオリン 7.1重量部 結晶セルロース 1.4重量部 ベントナイト 7.1重量部 ソルビタンセスキステアレート 0.8重量部 POE(20)ソルビタンセスキステアレート1.4重量部 グリセリン 0.4重量部 デンプン 0.5重量部 アルギン酸ナトリウム 3 重量部 水 74 重量部
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、使用後除去が容易なパ
ック化粧料を提供することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1)アルギン酸の水可溶性塩を含む皮膚
    塗布用の組成物と2)アルカリ土類金属の水可溶性塩を
    含有する、前記皮膚塗布用の組成物を硬化させる為の組
    成物とを構成要素とすることを特徴とする、パック化粧
    料。
  2. 【請求項2】 アルギン酸の水可溶性塩が、アルギン酸
    ナトリウム及び/又はアルギン酸カリウムであることを
    特徴とする、請求項1に記載のパック化粧料。
  3. 【請求項3】 アルカリ土類金属の水可溶性塩が、塩化
    カルシウムであることを特徴とする、請求項1又は2に
    記載のパック化粧料。
  4. 【請求項4】 皮膚塗布用の組成物が、クリーム状、マ
    ッド状、ジェル状又は乳液状であることを特徴とする、
    請求項1〜3何れか1項に記載のパック化粧料。
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