JP2002124960A - 通信装置、通信システム、及び、通信方法 - Google Patents

通信装置、通信システム、及び、通信方法

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JP2002124960A
JP2002124960A JP2000315395A JP2000315395A JP2002124960A JP 2002124960 A JP2002124960 A JP 2002124960A JP 2000315395 A JP2000315395 A JP 2000315395A JP 2000315395 A JP2000315395 A JP 2000315395A JP 2002124960 A JP2002124960 A JP 2002124960A
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権太郎 北角
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LINK EVOLUTION CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電子機器間で無線通信によってデータ
を送受信する場合に、無線通信の利便性を損なうことな
くセキュリティ上の信頼性を向上させる。 【解決手段】 通信装置2と通信装置3との間におい
て、Bluetooth規格に準じた無線通信リンクAと、赤外
線通信リンクBとを介してデータを送受信する通信シス
テム1であって、通信装置2は、メモリ22内に保持す
る原始暗号化情報を、赤外線通信リンクBを介して通信
装置3へ送信し、通信装置3は、送信された原始暗号化
情報を受信してメモリ32内に保持する。そして、通信
装置2から通信装置3へ無線通信リンクAを介して情報
を送信する場合は、メモリ22内の原始暗号化情報に基
づいて暗号化した情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる複数の通信
方式に対応する通信装置、この通信装置を備える通信シ
ステム、及び、この通信システムにおける通信方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ、PDA
(Personal Digital Assistant)、携帯電話機等の電子
機器間でデータ通信を行う場合には、互いの電子機器を
ケーブルで接続する手法が用いられていた。しかし、ケ
ーブルを用いた手法は、電子機器にケーブルを接続する
手間がかかり、ケーブルを携帯しなければならないた
め、不便であった。そこで、最近では、複数の電子機器
間におけるデータ通信に無線通信技術が用いられるよう
になった。
【0003】特に、近年では、電子機器の利便性を向上
させるため、互換性に富む複数の無線通信規格が策定さ
れている。これらの通信規格に準じた通信装置を用いれ
ば、様々な電子機器との間でデータ通信を容易に行うこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、無線通
信技術を利用してデータ通信を行う場合は、データの漏
洩に注意する必要があった。特に、様々な機器との間で
通信可能な通信規格に準じている場合は、誤って無関係
な他の機器によってデータが受信されないように注意す
る必要があった。このように、無線通信技術を用いたデ
ータ通信では、セキュリティ上の信頼性を向上すること
が課題となっていた。
【0005】本発明の課題は、複数の電子機器間で無線
通信によってデータを送受信する場合に、無線通信の利
便性を損なうことなくセキュリティ上の信頼性を向上さ
せることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する
図面参照符号等である。
【0007】請求項1記載の発明の通信装置(2)は、
無線信号を送受信する第1の通信手段(例えば、図1に
示す無線通信部24)と、この第1の通信手段とは異な
る通信方式により信号を送受信する第2の通信手段(例
えば、図1に示す赤外線通信部26)と、暗号化鍵情報
を保持する鍵情報保持手段(例えば、図2に示す原始暗
号化情報格納領域101を有するメモリ22)と、この
鍵情報保持手段に保持された暗号化鍵情報を、前記第2
の通信手段によって他の通信装置へ送信させる鍵情報送
信制御手段(例えば、図3(a)に示す処理を行うCP
U21)と、前記鍵情報保持手段に保持された暗号化鍵
情報をもとに情報を暗号化して、前記第1の通信手段に
よって送信させる通信制御手段(例えば、図5に示す処
理を行うCPU21)とを備えることを特徴とする。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、無線信
号を送受信する第1の通信手段と、この第1の通信手段
とは異なる通信方式により信号を送受信する第2の通信
手段とを備え、鍵情報保持手段により、暗号化鍵情報を
保持し、この鍵情報保持手段に保持された暗号化鍵情報
を、鍵情報送信制御手段の制御により、第2の通信手段
によって他の通信装置へ送信するとともに、通信制御手
段の制御によって、鍵情報保持手段に保持された暗号化
鍵情報をもとに情報を暗号化して、第1の通信手段によ
って送信するので、この通信装置により送信される情報
は、第2の通信手段によって送信された暗号化鍵情報を
受信した通信装置でのみ受信することができる。これに
より、第1の通信手段による無線通信について、セキュ
リティ上の信頼性を確保することができる。特に、第1
の通信手段による無線通信が、例えばブルートゥース規
格のように、仕様や規格が公開され、或いは広く普及し
て互換性が保たれている無線通信方式に準じたものであ
る場合は、無関係な通信装置により情報が受信されてし
まう可能性が否定できない。しかしながら、本発明を適
用すれば、通信の相手を、第2の通信手段によって送信
される暗号化鍵情報を受信した通信装置のみに限定でき
る。従って、通信相手の装置との位置関係が比較的自由
である等、無線通信の利便性を損なうことなく、情報の
秘匿性を保持し、セキュリティ上の信頼性を確保するこ
とができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の通
信装置において、前記鍵情報保持手段に保持された暗号
化鍵情報と同一の暗号化鍵情報を保持していない外部の
通信装置に対しては、前記第1の通信手段による無線信
号の送受信を拒否する通信拒否手段(例えば、図5のス
テップS45に示す処理を行うCPU21)をさらに備
えることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、鍵情報保持
手段に保持された暗号化鍵情報と同一の暗号化鍵情報を
保持していない外部の通信装置に対しては、通信拒否手
段により、第1の通信手段による無線信号の送受信を拒
否するので、通信の相手となる通信装置を厳格に限定
し、情報の秘匿をより確実に保持することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の通信装置において、前記第1の通信手段はブルー
トゥース(Bluetooth)規格に準じた通信方式により無
線信号を送受信するものであって、前記第2の通信手段
は、赤外線信号を用いた通信方式により無線信号を送受
信することを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、第1の通信
手段はブルートゥース(Bluetooth)規格に準じた通信
方式により無線信号を送受信するものであり、第2の通
信手段は、赤外線信号を用いた通信方式により無線信号
を送受信するので、広く仕様が公開され、利便性に富む
一方、確実な情報秘匿が困難なブルートゥース(Blueto
oth)規格の無線通信において、情報の秘匿性を確保す
ることができる。特に、第2の通信手段に赤外線信号を
用いた通信方式を利用するので、第2の通信手段の小型
化、軽量化、低コスト化および省電力化が可能であり、
容易に実現可能である。また、赤外線信号を用いた通信
方式では、通信装置は互いに近接し、かつ所定の立体角
以内で対向する必要があるので、情報の秘匿性をより一
層高めることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、送信側装置(例え
ば、図1に示す通信装置2)と受信側装置(例えば、図
1に示す通信装置3)とを備えてなる通信システム
(1)であって、前記送信側装置は、無線信号を送受信
する第1の通信手段(例えば、図1に示す無線通信部2
4)と、この第1の通信手段とは異なる通信方式により
信号を送受信する第2の通信手段(例えば、図1に示す
赤外線通信部26)と、暗号化鍵情報を保持する鍵情報
保持手段(例えば、図2に示す原始暗号化情報格納領域
101を有するメモリ22)と、この鍵情報保持手段に
保持された暗号化鍵情報を、前記第2の通信手段によっ
て前記受信側装置へ送信させる鍵情報送信制御手段(例
えば、図3(a)に示す処理を行うCPU21)と、前
記鍵情報保持手段に保持された暗号化鍵情報をもとに情
報を暗号化して、前記第1の通信手段によって前記受信
側装置へ送信させる通信制御手段(例えば、図5に示す
処理を行うCPU21)とを備え、前記受信側装置は、
前記送信側装置が有する第2の通信手段により送信され
た暗号化鍵情報を受信する鍵情報受信手段(例えば、図
1に示す赤外線通信部36、及び図3(b)に示す処理
を行うCPU31)と、この鍵情報受信手段により受信
された暗号化鍵情報を保持する受信鍵情報保持手段(例
えば、図1に示すメモリ32)と、前記送信側装置が有
する第1の通信手段により送信された情報を受信する暗
号化情報受信手段(例えば、図1に示す無線通信部3
4)とを備えることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、送信側装置
と受信側装置とを備えてなる通信システムであって、送
信側装置は、無線信号を送受信する第1の通信手段と、
この第1の通信手段とは異なる通信方式により信号を送
受信する第2の通信手段とを備え、鍵情報保持手段によ
り暗号化鍵情報を保持し、鍵情報保持手段に保持された
暗号化鍵情報を、鍵情報送信制御手段によって、第2の
通信手段によって受信側装置へ送信させるとともに、通
信制御手段の制御によって、鍵情報保持手段に保持され
た暗号化鍵情報をもとに情報を暗号化して、第1の通信
手段によって受信側装置へ送信し、受信側装置は、送信
側装置が有する第2の通信手段により送信された暗号化
鍵情報を鍵情報受信手段によって受信し、鍵情報受信手
段により受信された暗号化鍵情報を受信鍵情報保持手段
によって保持し、送信側装置が有する第1の通信手段に
より送信された情報を暗号化情報受信手段によって受信
する。
【0015】また、請求項8記載の発明は、無線信号を
送受信する第1の通信手段(例えば、図1に示す無線通
信部24)と、この第1の通信手段とは異なる通信方式
により信号を送受信する第2の通信手段(例えば、図1
に示す赤外線通信部26)とを有する送信側装置(例え
ば、図1に示す通信装置2)と、受信側装置(例えば、
図1に示す通信装置3)とを備えてなる通信システム
(1)における通信方法であって、前記送信側装置によ
り、暗号化鍵情報を前記第2の通信手段によって前記受
信側装置へ送信する工程と、前記受信側装置により、前
記送信側装置が有する第2の通信手段により送信された
暗号化鍵情報を受信して記憶する工程と、前記送信側装
置により、前記暗号化鍵情報をもとに情報を暗号化し
て、前記第1の通信手段によって前記受信側装置へ送信
する工程とを含むことを特徴とする。
【0016】従って、送信側装置により送信される情報
は受信側装置でのみ受信することができる。これによ
り、送信側装置が有する第1の通信手段を用いた通信シ
ステム内の無線通信について、セキュリティ上の信頼性
を確保することができる。特に、第1の通信手段による
無線通信が、例えばブルートゥース規格のように、仕様
や規格が公開され、或いは広く普及して互換性が保たれ
ている無線通信方式に準じたものである場合は、無関係
な通信装置により受信されてしまう可能性が否定できな
い。しかしながら、本発明を適用すれば、通信の相手
を、第2の通信手段によって送信される暗号化鍵情報を
保持する受信側装置のみに限定できる。従って、互いの
装置の位置関係が比較的自由である等、無線通信の利便
性を損なうことなく、情報の秘匿性を保持し、セキュリ
ティ上の信頼性を確保することができる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4記載の通
信システムにおいて、前記送信側装置は、前記鍵情報保
持手段に保持された暗号化鍵情報と同一の暗号化鍵情報
が、前記受信側装置が有する受信鍵情報保持手段に保持
されていない場合に、前記第1の通信手段による無線信
号の送受信を拒否する通信拒否手段(例えば、図5のス
テップS45に示す処理を行うCPU21)をさらに備
えることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明によれば、送信側装置
は、鍵情報保持手段に保持された暗号化鍵情報と同一の
暗号化鍵情報が、受信側装置が有する受信鍵情報保持手
段に保持されていない場合に、通信拒否手段によって、
第1の通信手段による無線信号の送受信を拒否するの
で、通信の相手となる通信装置をより厳格に限定し、情
報の秘匿をより確実に保持することができる。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載の通信システムにおいて、前記送信側装置が有する
第1の通信手段と、前記受信側装置が有する暗号化情報
受信手段とは、ブルートゥース(Bluetooth)規格に準
じた通信方式により無線信号を送受信するものであっ
て、前記送信側装置が有する前記第2の通信手段と、前
記受信側装置が有する鍵情報受信手段とは、赤外線信号
を用いた通信方式により無線信号を送受信することを特
徴とする。
【0020】請求項6記載の発明によれば、送信側装置
が有する第1の通信手段と、受信側装置が有する暗号化
情報受信手段とは、ブルートゥース(Bluetooth)規格
に準じた通信方式により無線信号を送受信するものであ
って、送信側装置が有する第2の通信手段と、受信側装
置が有する鍵情報受信手段とは、赤外線信号を用いた通
信方式により無線信号を送受信するので、広く仕様が公
開され、利便性に富む一方、確実な情報秘匿が困難なブ
ルートゥース(Bluetooth)規格の無線通信において、
情報の秘匿性を確保することができる。特に、第2の通
信手段と鍵情報受信手段とは赤外線信号を用いた通信方
式を利用するので、第2の通信手段および鍵情報受信手
段の小型化、軽量化、低コスト化および省電力化が可能
であり、容易に実現可能である。また、赤外線信号を用
いた通信方式では、送信側装置と受信側装置とは互いに
近接し、かつ所定の立体角以内で対向する必要があるの
で、情報の秘匿性をより一層高めることができる。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項4から6の
いずれかに記載の通信システムにおいて、前記送信側装
置が有する鍵情報送信制御手段は、前記暗号化鍵情報を
暗号化して前記第2の通信手段によって送信させること
を特徴とする。
【0022】請求項7記載の発明によれば、送信側装置
が有する鍵情報送信制御手段は、暗号化鍵情報を暗号化
して第2の通信手段によって送信させるので、暗号化鍵
情報を送信する際の情報の漏洩をより確実に防止でき
る。これにより、セキュリティ上の信頼性をより一層高
めることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0024】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明を適
用した第1の実施の形態としての通信システム1の構成
を示すブロック図である。同図に示すように、通信シス
テム1は、互いに通信可能な通信装置2及び通信装置3
により構成される。通信装置2と通信装置3との間に
は、無線電波を媒体とする無線通信リンクAと、赤外線
を利用した赤外線通信リンクBとが形成される。
【0025】なお、図1に示す通信装置2及び通信装置
3は、いずれも同一構成によってなる通信装置である
が、本第1の実施の形態においては、通信装置2をアク
セス要求側の装置、通信装置3をアクセス受信側の装置
として説明する。
【0026】通信装置2は、CPU(Central Processi
ng Unit )21、メモリ22、入力部23、無線通信部
24、アンテナ25、赤外線通信部26、赤外線受発光
ユニット27、及びインターフェース部28の各部を備
えて構成される。
【0027】CPU21は、入力部23における指示操
作に従って、メモリ22に格納されたシステムプログラ
ムを読み出して実行し、通信装置2の各部を駆動制御す
る。具体的には、CPU21は、メモリ22内のプログ
ラムに従って、無線通信部24を制御し、通信装置3と
の間に無線通信リンクAを確立する。続いてCPU21
は、赤外線通信部26及び赤外線受発光ユニット27に
よって赤外線通信リンクBを確立する。そして、CPU
21は、赤外線通信リンクBを介して、メモリ22内に
格納された暗号化に関する各種情報を通信装置3へ送信
する。
【0028】その後、CPU21は、通信装置3から赤
外線通信リンクBを介して送信された情報を受信し、情
報の内容を確認して、通信装置3との間の無線通信リン
クA及び赤外線通信リンクBを切断する。
【0029】また、CPU21は、入力部23から入力
される指示に従って、無線通信部24を制御し、通信装
置2の近辺に存在する通信装置をスキャンするための無
線信号をアンテナ25から出力させる。このスキャン動
作により、無線通信回線を介して接続可能な通信装置が
検出された場合には、検出された通信装置から送信され
た情報を無線通信部24によって受信して解析する。
【0030】そして、受信した情報をメモリ22内に格
納された原始暗号化情報と照合し、一致した場合には接
続を許可して、該検出された通信装置との間で無線通信
を開始する。また、受信した情報が原始暗号化情報と一
致しない場合には、該通信装置との間の通信を拒否す
る。
【0031】メモリ22は、EEPROM、フラッシュ
メモリ等の不揮発性記憶素子を備えて構成される。メモ
リ22は、CPU21により実行されるシステムプログ
ラム等のプログラム、及び、これらプログラムに係るデ
ータ等を格納する。また、メモリ22は、CPU21に
より処理されるデータや、入力部23から入力されたデ
ータ等を一時的に保持する。
【0032】ここで、メモリ22に格納されるデータに
ついて説明する。図2は、メモリ22内部の構成を模式
的に示す図である。メモリ22内には、上記各種プログ
ラムを格納した格納領域(図示略)の他、図2に示すよ
うに原始暗号化情報格納領域101及び転送諸元情報格
納領域102が設けられる。
【0033】原始暗号化情報格納領域101には、暗号
化の際の「鍵」として使用される暗号化鍵情報、及び、
暗号化鍵情報を他の電子機器に対して送信した履歴等を
含む暗号化鍵管理情報が格納される。原始暗号化情報格
納領域101に格納される各種情報を、原始暗号化情報
と総称する。
【0034】この原始暗号化情報格納領域101に格納
される原始暗号化情報は、予め原始暗号化情報格納領域
101に格納されているものとしても良いし、入力部2
3の操作によって、随時入力されるようにしても良い。
【0035】また、転送諸元情報格納領域102には、
通信装置2の製品情報、固有機能情報、使用者情報、シ
リアルNo.等の各種情報が格納される。これらの転送諸
元情報格納領域102に格納される各種情報を、転送諸
元情報と総称する。なお、転送諸元情報格納領域102
に格納される情報は、予めメモリ22に格納されている
ものとしても良いし、入力部23の操作によって入力さ
れるものとしても良く、或いは、インターフェース部2
8に接続された電子機器4から入力されるものとしても
良い。
【0036】入力部23は、それぞれ入力可能な情報が
割り当てられた複数のキー等の入力デバイスを備えてお
り、操作内容に対応する操作信号を生成してCPU21
へ出力する。
【0037】無線通信部24は、エンコーダ、デコー
ダ、RF、アンプ等を内蔵しており、CPU21から入
力される信号を変換して無線信号を生成し、アンテナ2
5を介して通信装置3へ送信する。また、無線通信部2
4は、通信装置3から送信された無線信号をアンテナ2
5によって受信し、受信した無線信号を変換して得られ
る信号をCPU21へ出力する。
【0038】ここで、無線通信部24としては、例え
ば、ブルートゥース(Bluetooth)規格に準じた無線通
信ユニットが挙げられる。Bluetooth規格とは、通信機
器、電子機器、ソフトウェア等を製造する事業者が複数
集まって構成されるプロモーターと、Bluetooth SIG(S
pecial InterestGroup)により策定された無線通信規格
である。Bluetooth規格では、2.4GHz(ギガヘルツ)帯
の周波数の無線信号を利用して、およそ数メートル以内
の複数の電子機器間で無線通信を行う。
【0039】Bluetooth規格に準じた無線通信ユニット
を搭載した電子機器は、互いにピコネッと呼ばれるグル
ープを形成する。そして、同一のピコネットに属する電
子機器間で相互に通信することが可能である。同一のピ
コネットには多くの電子機器が同時に属することができ
る。また、1台の通信装置が同時に複数のピコネットに
属することも可能である。このため、携帯型電話機を始
め、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digit
al Assistant)と呼ばれるハンドヘルドコンピュータ、
プリンタ、音楽プレーヤ等の様々な機器を互いに接続す
る通信方式として注目されている。以下、無線通信部2
4は上記Bluetooth規格に準じた通信ユニットであり、
無線通信部24及びアンテナ25を利用して実行される
無線通信(無線通信リンクAを介した無線通信)は、Bl
uetooth規格に準じた2.4GHz帯の電波により行われるも
のとして説明する。
【0040】赤外線通信部26は、エンコーダ、デコー
ダ等を内蔵しており、赤外線受発光ユニット27に接続
されている。赤外線通信部26は、CPU21から入力
された信号を変換して赤外線受発光ユニット27へ出力
する。赤外線受発光ユニット27は、LED(Light Em
itting Diode)やフォトセンサ等を内蔵し、赤外線通信
部26から入力された信号をもとに内蔵するLEDを発
光させ、赤外線信号として通信装置3へ向けて出力す
る。
【0041】また、赤外線受発光ユニット27は、内蔵
するフォトセンサによって通信装置3からの赤外光を受
光すると、受光パターンを所定の信号に変換して赤外線
通信部26へ出力する。さらに、赤外線通信部26は、
赤外線受発光ユニット27から入力される信号を変換し
て、CPU21へ出力する。
【0042】インターフェース部28は、通信装置2
と、通信装置2の外部の電子機器とを接続するためのイ
ンターフェースであって、コネクタ等を備えている。こ
こで、インターフェース部28に接続される電子機器5
としては、例えば、携帯型電話機やパーソナルコンピュ
ータ、PDA等が挙げられるが、特に限定されるもので
はない。また、通信装置2は、図示しないリチウムイオ
ン電池やニッケル−カドミウム電池等の二次電池、もし
くは乾電池等を内蔵し、これらの電池を電源として動作
するが、通信装置2に電池を内蔵せずに、インターフェ
ース部28を介して通信装置2へ電源が供給される構成
としても良い。
【0043】さらに、通信装置2が有する入力部23に
代えて、インターフェース部28に接続された機器が具
備する入力装置を用いる構成としても良い。この場合、
CPU21は、インターフェース部28に接続された機
器から入力される信号に従って動作すれば良く、入力部
23を備えていなくても良い。
【0044】次いで、通信装置3の構成について説明す
る。通信装置3は、CPU31、メモリ32、入力部3
3、無線通信部34、アンテナ35、赤外線通信部3
6、赤外線受発光ユニット37、及びインターフェース
部38の各部を備えて構成される。ここで、上記メモリ
32、入力部33、無線通信部34、アンテナ35、赤
外線通信部36、赤外線受発光ユニット37、及びイン
ターフェース部38の各部は、通信装置2が有するメモ
リ22、入力部23、無線通信部24、アンテナ25、
赤外線通信部26、赤外線受発光ユニット27、及びイ
ンターフェース部28の各部と同一の構成によってなる
ものであり、説明を省略する。
【0045】CPU31は、入力部33における指示操
作に従って、メモリ32に格納されたシステムプログラ
ムを読み出して実行し、通信装置3の各部を駆動制御す
る。具体的には、CPU31は、メモリ32内のプログ
ラムに従って、無線通信部34を制御し、通信装置2と
の間に無線通信リンクAを確立する。
【0046】続いてCPU31は、赤外線通信部36及
び赤外線受発光ユニット37によって赤外線通信リンク
Bを確立する。そして、CPU31は、通信装置2が有
する赤外線受発光ユニット27から発せられた赤外線信
号を赤外線受発光ユニット37によって受光し、通信装
置2から送信された暗号化に関する各種情報を受信す
る。
【0047】ここで、CPU31は、通信装置2から送
信された各種情報をメモリ32内に格納するとともに、
該情報を、赤外線通信部36及び赤外線受発光ユニット
37を介して通信装置2へ送信する。そして、通信装置
2が有するアンテナ25から出力された無線信号を受信
し、受信した信号が無線通信リンクA及び赤外線通信リ
ンクBの切断を要求している場合は、通信装置2との間
の無線通信リンクA及び赤外線通信リンクBを切断す
る。
【0048】次に、本実施の形態の動作を説明する。図
3は、本第1の実施の形態における通信システム1の動
作を示すフローチャートである。図3(a)は、アクセ
ス要求側の装置、すなわち通信装置2の動作を示し、図
3(b)はアクセス受信側の装置、すなわち通信装置3
の動作を示す。なお、図中、実線矢印で示す信号は、無
線通信リンクA(図1)を介して送受信される上記Blue
tooth規格に準じた無線信号であり、破線矢印で示す信
号は、赤外線通信リンクB(図1)を介して送受信され
る赤外線信号である。
【0049】まず、図3(a)に示すように、CPU2
1は、入力部23からの指示入力に従って動作を開始
し、通信装置3に対して接続を求める接続要求信号を生
成して、無線通信部24によって通信装置3へ送信させ
る(ステップS11)。
【0050】CPU31は、入力部33からの指示入力
によって動作を開始し、無線通信部34によって通信装
置2から送信される無線信号を受信可能な状態に移行す
る。そして、無線通信部24から送信された接続要求を
無線通信部34によって受信すると(ステップS2
1)、接続の確認となる接続確認信号を生成し、無線通
信部34によって送信させる(ステップS22)。
【0051】CPU21は、CPU31の制御により無
線通信部34から送信された接続確認信号を無線通信部
24によって受信すると(ステップS12)、メモリ2
2の転送諸元情報格納領域102に格納された転送諸元
情報を読み出して、赤外線通信部26及び赤外線受発光
ユニット27によって、赤外線信号として通信装置3へ
送信させる(ステップS13)。
【0052】CPU31は、通信装置2の赤外線通信部
26により赤外線信号として送信された転送諸元情報
を、赤外線通信部36によって受信すると(ステップS
23)、メモリ32の転送諸元情報格納領域102に格
納された転送諸元情報を読み出して、赤外線通信部36
によって送信させる(ステップS24)。
【0053】CPU21は、通信装置3から送信された
転送諸元情報を赤外線通信部26によって受信すると
(ステップS14)、メモリ22内の原始暗号化情報格
納領域101に格納されている原始暗号化情報を読み出
して、赤外線通信部26によって通信装置3へ送信させ
る(ステップS15)。
【0054】CPU31は、通信装置2から送信された
原始暗号化情報を受信すると(ステップS25)、受信
した原始暗号化情報をメモリ32内の原始暗号化情報格
納領域101に記憶させる(ステップS26)。なお、
ここで、予めメモリ32の原始暗号化情報格納領域10
1に格納されていた原始暗号化情報については、新たに
受信した原始暗号化情報により上書きされるものとして
も良いし、或いは、新たに受信した原始暗号化情報とは
異なる領域に保存されるものとしても良い。
【0055】続いて、CPU31は、ステップS25で
受信し、メモリ32内の原始暗号化情報格納領域101
に記憶した原始暗号化情報を、赤外線通信部36によっ
て通信装置2へ送信する(ステップS27)。
【0056】CPU21は、通信装置3から送信された
原始暗号化情報を受信すると(ステップS16)、受信
した原始暗号化情報と、メモリ22の原始暗号化情報格
納領域101に格納されている原始暗号化情報とを照合
し、一致することを確認する(ステップS17)。すな
わち、ステップS15で通信装置3へ送信した原始暗号
化情報と、通信装置3から送信された原始暗号化情報と
が一致することを確認することにより、ステップS1
5,S16,S25,S26における原始暗号化情報の
送受信が問題なく実行されたことを確認する。
【0057】そして、CPU21は、通信の切断を要求
する切断要求信号を生成して、無線通信部24によって
通信装置3へ送信させる(ステップS18)。CPU3
1は、通信装置2から送信された切断要求信号を無線通
信部34によって受信すると(ステップS28)、切断
要求の受信を確認する切断確認信号を生成して、無線通
信部34によって通信装置2へ送信させ(ステップS2
9)、本処理を終了する。
【0058】また、CPU21は、通信装置3から送信
された切断確認信号を無線通信部24によって受信する
と(ステップS19)、本処理を終了する。
【0059】以上の図3に示す処理によって、通信装置
2が有するメモリ22と、通信装置3が有するメモリ3
2とは、予めメモリ22内の原始暗号化情報格納領域1
01に格納されていた原始暗号化情報を格納した状態に
なる。
【0060】図3に示す処理においては、転送諸元情報
および原始暗号化情報が、赤外線通信リンクB(図1)
を介して送受信される。一般に、赤外線信号による無線
通信を行う場合、通信を行う電子機器が互いに近接して
おり、かつ、互いの電子機器が有する赤外線受発光部が
対向していることが必要である。特に、互いの電子機器
が有する赤外線受発光部は、比較的狭い立体角に収まる
ように対向していなければならず、無関係な電子機器に
より傍受される可能性は低く、セキュリティ上の懸念は
小さいものである。しかしながら、以下に述べる暗号化
を施すことにより、赤外線通信リンクBを介した通信に
おけるセキュリティ上の信頼性をより確実なものとする
ことができる。
【0061】図4(a)には、暗号化を施す際の赤外線
通信におけるプロトコル構成を示す階層モデルを図示す
る。また、図4(b)には、赤外線通信におけるデータ
ユニットの構成を模式的に示す。
【0062】一般に、赤外線通信においては、データリ
ンク層、リンクマネージメント層、トランスポート層に
おける互換性を保持していれば、それより上位の階層に
おけるサービス・データ・ユニットを暗号化しても、プ
ロトコル互換性を保つことができる。従って、図4
(a)に示すように、トランスポート層よりも上位の層
を暗号化層とし、さらにその上位層を、前述の転送諸元
情報や原始暗号化情報を交換するセキュリティデータ交
換プロトコル層とすれば、プロトコル互換性を保ちなが
ら、転送される情報の秘匿性を保つことができる。
【0063】具体的には、図4(b)に示すように、L
AP(データリンク層)、LMP(リンクマネージメン
ト層)、及びTP(トランスポート層)のプロトコルデ
ータユニットに続くサービス・データ・ユニットを暗号
化すれば良い。従って、通信装置2及び通信装置3の双
方において、赤外線通信リンクBを介して送受信する信
号の暗号化及び復号を行うことにより、図3に示す処理
で送受信される転送諸元情報や原始暗号化情報の秘匿性
をより確実なものとすることができる。
【0064】図5は、図3に示す処理の実行後における
通信装置2の動作を示すフローチャートである。この図
5に示す処理において、通信装置2は、Bluetooth規格
により規定されるMasterのデバイスとして動作する。ま
た、図5に示す処理において送受信される無線信号は、
Bluetooth規格に準じた2.4GHz帯の無線信号である。
【0065】まず、CPU21は、入力部23から入力
される指示に従って動作を開始し、無線通信部24を制
御してPage Scan動作を実行し、Bluetooth規格に準じた
通信が可能な通信装置を検出する(ステップS41)。
【0066】そして、接続可能な通信装置を検出した場
合は、CPU21によるPage Scan動作に応じて検出し
た装置から送信された情報を受信し(ステップS4
2)、受信した情報と、メモリ22内の原始暗号化情報
格納領域101に格納されている原始暗号化情報との照
合を行う(ステップS43)。
【0067】ここで、通信装置2が通信装置3を検出し
た場合、通信装置3は、メモリ22内の原始暗号化情報
格納領域101に格納されている原始暗号化情報を既に
保持しているため、Page Scan動作に応じて原始暗号化
情報に従って暗号化された情報を送信する。また、通信
装置2及び通信装置3とは無関係な通信装置が検出され
た場合は、この無関係な通信装置からは、Page Scan動
作に応じて通常の無線信号が送信される。従って、ステ
ップS43における照合により、ステップS41で検出
した通信装置が通信装置3であるか否かを判別できる。
【0068】ステップS43における照合の結果、ステ
ップS42で受信した無線信号が原始暗号化情報とは無
関係であった場合は(ステップS44;No)、CPU
21は、検出した通信装置との接続を拒否し(ステップ
S45)、本処理を終了する。
【0069】また、ステップS43での照合により、ス
テップS42で受信した無線信号が原始暗号化情報に適
合した場合は(ステップS44;Yes)、CPU21
は、検出した通信装置との間で、原始暗号化情報格納領
域101内の原始暗号化情報により暗号化された無線信
号の送受信を開始する(ステップS46)。なお、原始
暗号化情報格納領域101に格納された原始暗号化情報
により暗号化された情報は、該原始暗号化情報をもとに
復号できる。このため、CPU21は、無線通信部24
により送信する情報を暗号化するとともに、無線通信部
24により受信した情報を復号する。
【0070】そして、CPU21は、検出した通信装置
との間のネゴシエーションが終了してからアプリケーシ
ョンでの使用を許可する(ステップS47)。その後、
CPU21は、通信装置2、もしくはインターフェース
部28に接続された電子機器4上で実行されるアプリケ
ーションプログラムの要求に応じて、暗号化された無線
信号を送受信する処理を実行し(ステップS48)、入
力部23からの指示入力によって本処理を終了する。
【0071】以上のように、本発明の第1の実施の形態
によれば、Bluetooth規格に準じた無線通信を行う無線
通信部24及びアンテナ25と、赤外線信号を用いた無
線通信を行う赤外線通信部26及び赤外線受発光ユニッ
ト27とを備える通信装置2と、通信装置2と同一構成
によってなる通信装置3との間において、予め赤外線通
信によって原始暗号化情報を転送し、その後、転送した
原始暗号化情報に基づいて暗号化された情報を、Blueto
oth規格に準じた無線通信で送受信する。これにより、
高い秘匿性を保ちながら、Bluetooth規格に準じた利便
性の高い通信を行うことができる。
【0072】すなわち、Bluetooth規格に準じた無線通
信を利用した場合、互いの通信装置を近接させるだけで
ピコネットを形成して通信を開始できる。また、通信中
の各通信機器は、同時に他の通信装置との間においてピ
コネットを形成することができ、フレキシブルな通信を
行うことができる。さらに、ピコネットを形成する通信
装置は、互いに所定の距離以内に近接していれば良く、
位置が拘束されることが少ない。その反面、Bluetooth
規格に準じた無線通信では、特定の通信装置に対しての
み情報を送信することが難しく、誤って無関係な通信装
置に受信されてしまう可能性が否定できない。しかしな
がら、上記第1の実施の形態における通信システム1に
よれば、予め通信装置2と通信装置3との間で、赤外線
通信によって原始暗号化情報を転送することにより、無
関係な通信装置に影響されることなく原始暗号化情報を
共有し、この原始暗号化情報を用いて暗号化された情報
を、Bluetooth規格に準じた無線通信で送受信する。従
って、セキュリティ上の信頼性を確保しながら、利便性
の高い無線通信を行うことができる。
【0073】なお、上記実施の形態においては、通信装
置2と通信装置3とは、Bluetooth規格に準じた無線通
信リンクAを介して無線通信を行うものとしたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、仕様や規格が公開
され、或いは広く普及して互換性が保たれている無線通
信方式に対しても適用可能であり、上記の通信システム
1と同様の効果を奏するものである。
【0074】さらに、携帯型電話機やPDA、パーソナ
ルコンピュータ、プリンタ、音楽プレーヤ等の各種電子
機器に本発明を適用する場合は、図1に示したような通
信装置2及び通信装置3に対して電子機器4,5が接続
される構成に限らず、上記各種電子機器に、通信装置
2,3の機能を内蔵させることも勿論可能である。
【0075】また、上記第1の実施の形態においては、
通信装置2及び通信装置3はいずれも入力部23,33
を具備しており、これら入力部23,33における指示
入力によって図3に示す処理を開始するものとしたが、
必ずしも入力部23,33を備える構成でなくても良
い。以下、この場合について第2の実施の形態として説
明する。
【0076】〔第2の実施の形態〕図6は、本発明の第
2の実施の形態における通信システム10の構成を示す
ブロック図である。
【0077】同図に示すように、通信システム10は、
通信装置2と、通信装置3aとによって構成される。通
信システム10は、通信装置3aが有するメモリ61お
よびスイッチ62を除いては、上記第1の実施の形態に
おける通信システム1と同様の構成によってなるもので
あり、共通部分については同符号を付して説明を省略す
る。
【0078】スイッチ62は、1個もしくは複数のスイ
ッチを備えており、操作される毎に操作信号を生成して
CPU31へ出力する。
【0079】図7は、メモリ61の内部構成を模式的に
示す図である。同図に示すように、メモリ61内には、
原始暗号化情報格納領域103及び転送諸元情報格納領
域102が設けられており、転送諸元情報格納領域10
2には製品情報、固有機能情報、使用者情報、シリアル
No.等の転送諸元情報が格納されている。一方、原始暗
号化情報格納領域103には、事前に原始暗号化情報は
格納されていない。
【0080】上記第1の実施の形態で説明した通信シス
テム1では、図3に示す処理において、通信装置2から
通信装置3へ原始暗号化情報が転送され、メモリ22の
原始暗号化情報格納領域101に格納されていた原始暗
号化情報が、メモリ32の原始暗号化情報格納領域10
1に格納される。本第2の実施の形態における通信シス
テム10では、通信装置2から通信装置3aへ原始暗号
化情報が転送されると、転送された原始暗号化情報はメ
モリ61の原始暗号化情報格納領域103へ格納され
る。従って、通信装置3aは、上記通信装置3と同様に
動作することができる。
【0081】また、上記第1の実施の形態で説明した通
信システム1では、通信装置2が有する入力部23およ
び通信装置3が有する入力部33における指示入力によ
り、図3に示す処理が開始されるものとした。本第2の
実施の形態における通信システム10では、通信装置2
が有する入力部23における指示入力、及び、通信装置
3aが有するスイッチ62のスイッチ操作によって、図
3に示す処理と同様の処理が実行される。
【0082】すなわち、通信装置3aは、入力手段とし
てスイッチ62のみを備える装置であるが、上記第1の
実施の形態における通信装置3に代えて、通信装置2に
よるアクセスを受信する動作のみを行う装置として使用
可能である。また、通信装置2に代えてアクセス要求側
の装置として利用しないため、メモリ61の原始暗号化
情報格納領域103には予め原始暗号化情報を格納する
必要がない。
【0083】従って、本第2の実施の形態における通信
システム10は、入力スイッチ62のみを有する通信装
置3aを用いて、上記第1の実施の形態と同様の効果を
奏するものである。これにより、Bluetooth規格に準じ
た無線通信において、Slaveのデバイスとしてのみ機能
する装置には、入力手段としては単なるスイッチを備え
るだけで、通信システム1と同様の効果を得ることがで
きる。
【0084】
【発明の効果】請求項1記載の発明の通信装置によれ
ば、送信される情報は、第2の通信手段によって送信さ
れた暗号化鍵情報を受信した通信装置でのみ受信可能と
なる。これにより、第1の通信手段による無線通信につ
いて、セキュリティ上の信頼性を確保することができ
る。特に、第1の通信手段による無線通信が、例えばブ
ルートゥース規格のように、仕様や規格が公開され、或
いは広く普及して互換性が保たれている無線通信方式に
準じたものである場合は、無関係な通信装置により受信
されてしまう可能性が否定できない。しかしながら、本
発明を適用すれば、通信の相手を、第2の通信手段によ
って送信される暗号化鍵情報を受信した通信装置のみに
限定できる。従って、通信相手の装置との位置関係が比
較的自由である等、無線通信の利便性を損なうことな
く、情報の秘匿性を保持し、セキュリティ上の信頼性を
確保することができる。
【0085】請求項2記載の発明の通信装置によれば、
鍵情報保持手段に保持された暗号化鍵情報と同一の暗号
化鍵情報を保持していない外部の通信装置に対しては、
通信拒否手段により、第1の通信手段による無線信号の
送受信を拒否するので、通信の相手となる通信装置を厳
格に限定し、情報の秘匿をより確実に保持することがで
きる。
【0086】請求項3記載の発明の通信装置によれば、
広く仕様が公開され、利便性に富む一方、確実な情報秘
匿が困難なブルートゥース(Bluetooth)規格の無線通
信において、情報の秘匿性を確保することができる。特
に、第2の通信手段に赤外線信号を用いた通信方式を利
用するので、第2の通信手段の小型化、軽量化、低コス
ト化および省電力化が可能であり、容易に実現可能であ
る。また、赤外線信号を用いた通信方式では、通信装置
は互いに近接し、かつ所定の立体角以内で対向する必要
があるので、情報の秘匿性をより一層高めることができ
る。
【0087】請求項4記載の発明の通信システム、及
び、請求項8記載の発明の通信方法によれば、送信側装
置により送信される情報は受信側装置でのみ受信するこ
とができる。これにより、送信側装置が有する第1の通
信手段を用いた通信システム内の無線通信について、セ
キュリティ上の信頼性を確保することができる。特に、
第1の通信手段による無線通信が、例えばブルートゥー
ス規格のように、仕様や規格が公開され、或いは広く普
及して互換性が保たれている無線通信方式に準じたもの
である場合は、無関係な通信装置により受信されてしま
う可能性が否定できない。しかしながら、本発明を適用
すれば、通信の相手を、第2の通信手段によって送信さ
れる暗号化鍵情報を保持する受信側装置のみに限定でき
る。従って、互いの装置の位置関係が比較的自由である
等、無線通信の利便性を損なうことなく、情報の秘匿性
を保持し、セキュリティ上の信頼性を確保することがで
きる。
【0088】請求項5記載の発明の通信システムによれ
ば、送信側装置は、鍵情報保持手段に保持された暗号化
鍵情報と同一の暗号化鍵情報が、受信側装置が有する受
信鍵情報保持手段に保持されていない場合に、通信拒否
手段によって、第1の通信手段による無線信号の送受信
を拒否するので、通信の相手となる通信装置をより厳格
に限定し、情報の秘匿をより確実に保持することができ
る。
【0089】請求項6記載の発明の通信システムによれ
ば、広く仕様が公開され、利便性に富む一方、確実な情
報秘匿が困難なブルートゥース(Bluetooth)規格の無
線通信において、情報の秘匿性を確保することができ
る。特に、第2の通信手段と鍵情報受信手段とは赤外線
信号を用いた通信方式を利用するので、第2の通信手段
および鍵情報受信手段の小型化、軽量化、低コスト化お
よび省電力化が可能であり、容易に実現可能である。ま
た、赤外線信号を用いた通信方式では、送信側装置と受
信側装置とは互いに近接し、かつ所定の立体角以内で対
向する必要があるので、情報の秘匿性をより一層高める
ことができる。
【0090】請求項7記載の発明の通信システムによれ
ば、送信側装置が有する鍵情報送信制御手段は、暗号化
鍵情報を暗号化して第2の通信手段によって送信させる
ので、暗号化鍵情報を送信する際の情報の漏洩をより確
実に防止できる。これにより、セキュリティ上の信頼性
をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態における通
信システム1の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のメモリ22,32の内部構成を模式的に
示す図である。
【図3】図1の通信システム1の動作を示すフローチャ
ートであり、(a)は通信装置2の動作を示し、(b)
は通信装置3の動作を示す。
【図4】図3に示す処理に暗号化を施した場合のプロト
コル構成を示す説明図であり、(a)は暗号化を施す際
の赤外線通信におけるプロトコル構成を示す階層モデル
を示し、(b)は、赤外線通信におけるデータユニット
の構成を模式的に示す。
【図5】図1の通信装置2によりBluetooth規格に準じ
た無線通信を行う際の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明を適用した第2の実施の形態における通
信システム10の構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示すメモリ61の内部構成を模式的に示
す図である。
【符号の説明】
1,10 通信システム 2,3 通信装置 21,31 CPU 22,32 メモリ 23,33 入力部 24,34 無線通信部 25,35 アンテナ 26,36 赤外線通信部 27,37 赤外線受発光ユニット 28,38 インターフェース部 61 メモリ 62 スイッチ 101,103 原始暗号化情報格納領域 102 転送諸元情報格納領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線信号を送受信する第1の通信手段と、 この第1の通信手段とは異なる通信方式により信号を送
    受信する第2の通信手段と、 暗号化鍵情報を保持する鍵情報保持手段と、 この鍵情報保持手段に保持された暗号化鍵情報を、前記
    第2の通信手段によって他の通信装置へ送信させる鍵情
    報送信制御手段と、 前記鍵情報保持手段に保持された暗号化鍵情報をもとに
    情報を暗号化して、前記第1の通信手段によって送信さ
    せる通信制御手段と、 を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】前記鍵情報保持手段に保持された暗号化鍵
    情報と同一の暗号化鍵情報を保持していない外部の通信
    装置に対しては、前記第1の通信手段による無線信号の
    送受信を拒否する通信拒否手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】前記第1の通信手段はブルートゥース規格
    に準じた通信方式により無線信号を送受信するものであ
    って、 前記第2の通信手段は、赤外線信号を用いた通信方式に
    より無線信号を送受信することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】送信側装置と受信側装置とを備えてなる通
    信システムであって、 前記送信側装置は、 無線信号を送受信する第1の通信手段と、 この第1の通信手段とは異なる通信方式により信号を送
    受信する第2の通信手段と、 暗号化鍵情報を保持する鍵情報保持手段と、 この鍵情報保持手段に保持された暗号化鍵情報を、前記
    第2の通信手段によって前記受信側装置へ送信させる鍵
    情報送信制御手段と、 前記鍵情報保持手段に保持された暗号化鍵情報をもとに
    情報を暗号化して、前記第1の通信手段によって前記受
    信側装置へ送信させる通信制御手段とを備え、前記受信
    側装置は、 前記送信側装置が有する第2の通信手段により送信され
    た暗号化鍵情報を受信する鍵情報受信手段と、 この鍵情報受信手段により受信された暗号化鍵情報を保
    持する受信鍵情報保持手段と、 前記送信側装置が有する第1の通信手段により送信され
    た情報を受信する暗号化情報受信手段とを備えること、 を特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】前記送信側装置は、前記鍵情報保持手段に
    保持された暗号化鍵情報と同一の暗号化鍵情報が、前記
    受信側装置が有する受信鍵情報保持手段に保持されてい
    ない場合に、前記第1の通信手段による無線信号の送受
    信を拒否する通信拒否手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項4記載の通信システム。
  6. 【請求項6】前記送信側装置が有する第1の通信手段
    と、前記受信側装置が有する暗号化情報受信手段とは、
    ブルートゥース規格に準じた通信方式により無線信号を
    送受信するものであって、 前記送信側装置が有する前記第2の通信手段と、前記受
    信側装置が有する鍵情報受信手段とは、赤外線信号を用
    いた通信方式により無線信号を送受信することを特徴と
    する請求項4または5記載の通信システム。
  7. 【請求項7】前記送信側装置が有する鍵情報送信制御手
    段は、前記暗号化鍵情報を暗号化して前記第2の通信手
    段によって送信させることを特徴とする請求項4から6
    のいずれかに記載の通信システム。
  8. 【請求項8】無線信号を送受信する第1の通信手段と、
    この第1の通信手段とは異なる通信方式により信号を送
    受信する第2の通信手段とを有する送信側装置と、受信
    側装置とを備えてなる通信システムにおける通信方法で
    あって、 前記送信側装置により、暗号化鍵情報を前記第2の通信
    手段によって前記受信側装置へ送信する工程と、 前記受信側装置により、前記送信側装置が有する第2の
    通信手段により送信された暗号化鍵情報を受信して記憶
    する工程と、 前記送信側装置により、前記暗号化鍵情報をもとに情報
    を暗号化して、前記第1の通信手段によって前記受信側
    装置へ送信する工程と、 を含むことを特徴とする通信方法。
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