JP2002122036A - 電子スロットル制御装置 - Google Patents

電子スロットル制御装置

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JP2002122036A
JP2002122036A JP2000314685A JP2000314685A JP2002122036A JP 2002122036 A JP2002122036 A JP 2002122036A JP 2000314685 A JP2000314685 A JP 2000314685A JP 2000314685 A JP2000314685 A JP 2000314685A JP 2002122036 A JP2002122036 A JP 2002122036A
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Katsumi Ishida
克己 石田
Shinji Ikeda
▲慎▼治 池田
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Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D11/105Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the function converting demand to actuation, e.g. a map indicating relations between an accelerator pedal position and throttle valve opening or target engine torque

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】マイコンの高機能化、スロットルボディの非線
形ボア化を図ることなく現状ハード構成を使用して電子
スロットルを高分解能で開度制御すること。 【解決手段】電子スロットル制御装置は、アクセルセン
サ8により設定される目標開度TARに基づいて電子ス
ロットル1のモータ5をPWM制御によりオープンルー
プ制御するものである。マイコン11は、所要デューテ
ィ比でオンパルスの通電幅を周期的に制御してモータ5
への出力電流を制御する。マイコン11は、設定目標開
度TARに応じたデューティ比を自身の出力分解能を越
える精度で算出する。その算出デューティ比が出力分解
能の値を越えたとき、マイコン11は、周期的に制御さ
れるオンパルスのデューティ比に対し1回置きに出力分
解能の値を加え、モータ5に出力される電流を平均化処
理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンの吸気
通路を開閉するスロットルバルブをモータにより駆動さ
せるようにした電子スロットル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、自動車用エンジン等
に使用される電子スロットル制御装置が知られている。
電子スロットル制御装置は、エンジンの吸気通路に設け
られるリンクレスタイプのスロットルバルブをモータ等
のアクチュエータにより開閉駆動させるようにした電子
スロットルと、そのモータを制御するコントローラとを
備える。コントローラは、例えば、運転者によるアクセ
ルペダルの操作量に基づいて電子スロットル(スロット
ルバルブ)の目標開度を設定する。コントローラは、設
定された目標開度と、スロットルセンサにより検出され
るスロットルバルブの実開度との開度偏差に基づいてモ
ータをフィードバック制御することにより、実開度が目
標開度となるように電子スロットルを制御する。又、ス
ロットルセンサに異常がある場合は、コントローラは、
運転者により設定された目標開度に基づいてモータをオ
ープンループ制御することにより、スロットルバルブが
目標開度となるように電子スロットルを制御するように
なっている。
【0003】ここで、電子スロットルとして、供給され
る制御電流の値(例えば、「PWM制御によるオンパル
スのデューティ比の値」)によりスロットルバルブの開
度(スロットル開度)が決まる特性を有するアクチュエ
ータを用いたものがある。この種のアクチュエータとし
て、例えば、実開昭62−188677号公報に開示さ
れた「電磁ロータリーアクチュエータ」や、特開平9−
308211号公報に開示された「アクチュエータ」等
がある。例えば、実開昭62−188677号公報に開
示された「電磁ロータリーアクチュエータ」を用いた電
子スロットルでは、ステータに設けられたコイルの電流
制御(例えば「デューティ比制御」)による励磁力の変
化により、ステータと対の磁化されたロータに回転力を
付与し、ロータに連結されたスロットルバルブを開方向
へ回転させ、ロータと共にスロットルバルブを励磁力に
より定まる角度位置に回転・停止させるようになってい
る。
【0004】ここで、上記したような電子スロットルの
動作特性の一例を図7に示す。この場合、20〜80%
のデューティ比の範囲で、スロットル開度はデューティ
比に対してほぼ直線的な変化特性を示す。このような特
性の電子スロットルをコントローラで制御した場合、図
8に示すように、スロットル開度の分解能(開度分解
能)LTAは、コントローラで使用されるマイコンの性
能により決まる出力分解能(デューティ比の制御最小単
位)LDTにより決まることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
電子スロットルでは、マイコンの出力分解能LDTによ
り開度分解能LTAが決まってしまうので、そのままで
は開度分解能LTAの設定に限界があった。一方で、近
年の電子スロットルの用途では、高分解能の開度制御が
要求されている。そのため、高分解能の開度制御を電子
スロットルで実現するためには、高機能化したマイコン
を使用したり、特開平5−296067号公報に開示さ
れているような非線形ボアを備えたスロットルボディを
使用したりしなければならない。
【0006】しかしながら、高機能化されたマイコンで
は、現状よりも高価となり、電子スロットル制御装置が
現状よりも高価なものになってしまう。又、非線形ボア
を備えたスロットルボディでは、加工に手間が要求され
ることから、結果的に電子スロットル制御装置が現状よ
りも高価なものになってしまう。そこで、マイコンやス
ロットルボディを特に変更することなく、現状のハード
構成を使用したままで高分解能の開度制御を実現するこ
とが望まれていた。
【0007】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、マイコンを高機能化したり、ス
ロットルボディを非線形ボアに変更したりすることな
く、現状のハード構成を使用したままで電子スロットル
の開度制御を高い分解能で実現することを可能にした電
子スロットル制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、目標開度設定手段により
設定される目標開度に基づいて電子スロットルのアクチ
ュエータをPWM制御によりオープンループ制御するよ
うにした電子スロットル制御装置において、所要のデュ
ーティ比をもってオンパルスの通電幅を周期的に制御す
ることによりアクチュエータに出力される電流を制御す
るための電流制御手段と、オンパルスの通電幅が周期的
に制御されるとき、所定の出力分解能の値を所定の規則
性を伴い断続的にデューティ比に加えることにより、ア
クチュエータに出力される電流を平均化処理する平均化
処理手段とを備えたことを趣旨とする。
【0009】上記発明の構成によれば、電子スロットル
制御装置では、電子スロットルの開度を制御するため
に、目標開度設定手段により設定される目標開度に基づ
いてアクチュエータがPWM制御によりオープンループ
制御される。このとき、電流制御手段により、所要のデ
ューティ比をもってオンパルスの通電幅が周期的に制御
されることにより、アクチュエータに出力される電流が
制御される。ここで、オンパルスの通電幅が周期的に制
御されるとき、平均化処理手段により、所定の出力分解
能の値が所定の規則性を伴い断続的にデューティ比に加
えられることにより、その断続的に加えられた値の分だ
けアクチュエータに出力される電流が平均化処理されて
増える。従って、アクチュエータに出力される電流が増
えた分だけ、アクチュエータの制御分解能が高くなる。
【0010】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の発明は、スロットルバルブをアクチュエータにより
開閉させる電子スロットルと、アクチュエータは、PW
M制御によるデューティ比に応じて電子スロットルの開
度を決定する特性を有することと、電子スロットルの目
標開度を設定するための目標開度設定手段とを備え、前
記設定される目標開度に基づいてアクチュエータをPW
M制御によりオープンループ制御するようにした電子ス
ロットル制御装置において、所要のデューティ比をもっ
てオンパルスの通電幅を周期的に制御することによりア
クチュエータに出力される電流を制御するための電流制
御手段と、設定される目標開度に応じたデューティ比を
電流制御手段の出力分解能を越える精度で算出するため
のデューティ比算出手段と、算出されるデューティ比が
出力分解能を越える値となったとき、周期的に制御され
るオンパルスのデューティ比に対して所定の規則性を伴
い断続的に出力分解能の値を加えることにより、アクチ
ュエータに出力される電流を平均化処理する平均化処理
手段とを備えたことを趣旨とする。
【0011】上記発明の構成によれば、電子スロットル
制御装置では、電子スロットルの開度を制御するため
に、目標開度設定手段により設定される目標開度に基づ
いてアクチュエータがPWM制御によりオープンループ
制御される。このとき、電流制御手段により、所要のデ
ューティ比をもってオンパルスの通電幅が周期的に制御
されることにより、アクチュエータに出力される電流が
制御される。ここで、デューティ比算出手段により、上
記設定される目標開度に応じたデューティ比が、電流制
御手段の出力分解能を越える精度で算出される。そし
て、算出されるデューティ比が出力分解能を越える値と
なったとき、平均化処理手段により、電流制御手段の出
力分解能の値が所定の規則性を伴い断続的にデューティ
比に加えられることにより、その加えられる値の分だけ
アクチュエータに出力される電流が平均化処理されて増
える。従って、アクチュエータに出力される電流が増え
た分だけ、アクチュエータの制御分解能が高くなり、そ
の分だけ電子スロットルが高い分解能で制御される。
【0012】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の電子スロットル制御装置を具体化した第1の実施の
形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1に電子スロット制御装置の概略構成を
示す。電子スロットル制御装置は、電子スロットル1
と、その電子スロットル1を制御するための電子制御装
置(ECU)2とを備える。電子スロットル1は、自動
車用エンジン(図示略)の出力を調節するためのもので
あり、エンジンの吸気通路を構成するスロットルボディ
のボア3に設けられたスロットルバルブ4をアクチュエ
ータであるモータ5により開閉駆動させ、そのスロット
ルバルブ4の実際の開度(実開度)VTAをスロットル
センサ6により検出するものである。スロットルバルブ
4は、アクセルペダル7の操作には機械的に連動するこ
とのないリンクレスタイプのものである。即ち、スロッ
トルバルブ4は、アクセルセンサ8で検出されるアクセ
ルペダル7の操作量に基づいてECU2が制御するモー
タ5の駆動力を受けて開閉される。
【0014】スロットルバルブ4は、スロットルボディ
のボア3を貫通して設けられたスロットル軸9により回
動可能に支持される。スロットル軸9の一端にはモータ
5が設けられ、その他端にはスロットルセンサ6が設け
られる。モータ5はトルクモータである。このモータ5
は、PWM制御によるデューティ比に応じてスロットル
バルブ4の開度を決定する特性を有する。
【0015】スロットルセンサ6は、例えば、ポテンシ
ョメータにより構成される。アクセルセンサ8は、スロ
ットルバルブ4の目標開度TARを設定するために、運
転者によるアクセルペダル7の操作量を目標開度TAR
として検出するためのものであり、本発明の目標開度設
定手段に相当する。このセンサ8は、例えば、ポテンシ
ョメータにより構成される。
【0016】図1に示すように、ECU2は、マイクロ
コンピュータ(マイコン)11、A/Dコンバータ12
及び駆動回路13を含む。マイコン11は、電子スロッ
トル1の制御を統括するものであり、本発明の電流制御
手段、デューティ比算出手段及び平均化処理手段に相当
する。マイコン11は、周知のように中央処理装置(C
PU)、読み出し書き換えメモリ(RAM)及び読み出
し専用メモリ(ROM)等を含む。ROMには、電子ス
ロットル1に関する制御プログラムが記憶される。A/
Dコンバータ12は、スロットルセンサ6から出力され
るアナログ信号をデジタル信号に変換してマイコン11
へ出力するものである。駆動回路13は、マイコン11
から出力される制御電流を受けてモータ5へ駆動電流を
出力するものである。
【0017】図1において、スロットルセンサ6から出
力される実開度VTAに係るアナログ信号は、A/Dコ
ンバータ12によりデジタル値の信号に変換され、その
信号がマイコン11に入力される。アクセルセンサ8か
ら出力される目標開度TARに係るアナログ信号は、そ
のままマイコン11に入力される。
【0018】マイコン11は、入力される実開度VTA
及び目標開度TARに係る信号をPID制御の手法に従
い処理することによりモータ5を制御する。即ち、マイ
コン11は、入力される各信号の値に基づいて目標開度
TARに対する実開度VTAの開度偏差VERの値を算
出し、その開度偏差VERの値に基づいて所定の計算式
に従い制御量VPIDの値を算出する。そして、マイコ
ン11は、その制御量VPIDの値に応じた駆動電流を
駆動回路13を通じてモータ5へ出力し、モータ5のコ
イル電流を制御する。これにより、モータ5の駆動量を
制御してスロットルバルブ4の実開度VTAを目標開度
TARに近付ける。
【0019】一方、スロットルセンサ6が何らかの原因
で故障した場合には、同センサ6で検出される実開度V
TAを使用してモータ5をフィードバック制御すること
が困難となる。そこで、この実施の形態の電子スロット
ル制御装置では、スロットルセンサ6の故障時に、アク
セルセンサ8により検出される目標開度TARに基づい
てモータ5をPWM制御によりオープンループ制御する
ことにより、電子スロットル1の故障時制御を行うよう
になっている。
【0020】次に、その故障時制御について説明する。
図2に、マイコン11が実行する故障時制御のプログラ
ムの内容をフローチャートに示す。マイコン11は、こ
のルーチンを所定時間毎に周期的に実行する。
【0021】ステップ100で、マイコン11は、アク
セルセンサ8で検出される目標開度TARに相当するデ
ューティ比DUTYの値を算出する。デューティ比DU
TYとは、図3に示すように、PWM制御において、周
期的に制御されるオンパルスの通電幅の1周期Tにおけ
る割合Dnを意味する。ここで、マイコン11は、その
出力分解能LDTより1LSB分だけ多い(高い)精度
でデューティ比DUTYを算出する。「LSB」は最下
位ビット数を示す。
【0022】ステップ110で、マイコン11は、算出
されたデューティ比DUTYの値の最下位ビット数LS
Bが「1」であるか否かを判断する。ここで、最下位ビ
ット数LSBが「1」である場合、ステップ120で、
マイコン11は、自身の出力分解能LDTを上げるため
に、平均化処理要求フラグXVAを「1」に設定する。
一方、最下位ビット数LSBが「1」でない場合、マイ
コン11は、ステップ130で、平均化処理フラグXV
Aを「0」に設定し、ステップ135で、タイミングフ
ラグXTを「0」に設定する。
【0023】その後、ステップ120又はステップ13
5から移行してステップ140で、マイコン11は、平
均化処理フラグXVAが「1」であるか否かを判断す
る。ここで、同フラグXVAが「1」でない場合、マイ
コン11は、そのまま処理をステップ180へ移行す
る。一方、平均化処理フラグXVAが「1」である場
合、PWM制御のデューティ比DUTYについて平均化
処理要求があることから、マイコン11は処理をステッ
プ150へ移行する。
【0024】ステップ150で、マイコン11は、タイ
ミングフラグXTが「1」であるか否かを判断する。こ
こで、タイミングフラグXTが「1」でない場合、マイ
コン11は、ステップ160で、上記算出されたデュー
ティ比DUTYに、マイコン11の出力分解能LDTの
値として「1」LSB分だけ加算した値を今回のデュー
ティ比DUTYとして算出する。その後、ステップ16
5で、マイコン11は、次回にステップ160の処理を
行わないために、タイミングフラグXTを「1」に設定
する。一方、ステップ150で、タイミングフラグXT
が「1」である場合、ステップ170で、マイコン11
は、次回にステップ160の処理を行うために、タイミ
ングフラグXTを「0」に設定する。
【0025】そして、ステップ140、ステップ165
又はステップ170から移行してステップ180で、マ
イコン11は、今回算出されたデューティ比DUTYを
右シフト1回だけした値を出力デューティ比DOUTと
して設定する。即ち、今回算出されたデューティ比DU
TYの値の下位1ビットを切り捨てることにより、マイ
コン11の出力分解能LDTに精度を合わせる。
【0026】その後、ステップ190で、マイコン11
は、設定された出力デューティ比DOUTの値により、
デューティ波形の制御電流を駆動回路13へ出力し、そ
の後の処理を一旦終了する。
【0027】従って、ステップ140で、平均化処理フ
ラグが「1」でない場合、即ち、出力の平均化処理が要
求されていない場合には、図3に示すように、1周期T
における所定の割合Dnをデューティ比DUTYとする
デューティ波形の制御電流が駆動回路13へ周期的に出
力される。一方、ステップ140で、平均化処理フラグ
が「1」である場合、即ち、出力の平均化処理が要求さ
れている場合には、図4に示すように、1周期Tにおけ
る所定の割合Dnをデューティ比DUTYとすると共
に、その一つ置きマイコン11の出力分解能LDTを加
算したデューティ波形の制御電流が駆動回路13へ周期
的に出力される。
【0028】例えば、出力デューティ比DOUTを11
ビット精度(1LSB=1μs、Max.1μs×211
=2048μs(PWM周期:f=488Hz)」とす
ると、デューティ比DUTYは、12ビット精度(1L
SB=0.5μs、Max.0.5μs×212=204
8μs)で算出されることになる。ここで、デューティ
比DUTYの最下位ビット数LSBが「1」ということ
は、「0.5μs」の端数を要求していることなので、
図4に示すように、所要の割合Dnに出力分解能LDT
を一つ置きに加算するということは、所要の割合Dnに
「1LSB」を加算した出力を交互に行うことを意味す
る。つまり、所要の割合Dnに「1μs」、「0μs」
を交互に加算したオンパルスが周期的に出力されること
になり、出力全体としては、平均して「0.5μs」を
加算したオンパルスが周期的に出力されることと等価と
なる。
【0029】以上説明したように、この実施の形態の電
子スロットル制御装置では、故障時制御において、電子
スロットル1の開度を制御するために、アクセルセンサ
8により設定される目標開度TARに基づいてモータ5
がPWM制御によりオープンループ制御される。このと
き、マイコン11により、所要のデューティ比DUTY
をもってオンパルスの通電幅が周期的に制御されること
により、駆動回路13を介してモータ5に出力される電
流が制御される。ここで、マイコン11により、上記設
定される目標開度TARに応じたデューティ比DUTY
が、マイコン11の出力分解能LDTを越える精度で算
出される。そして、その算出されるデューティ比DUT
Yが出力分解能LDTを越える値となったときに、マイ
コン11の出力分解能LDTの値が1回置きにデューテ
ィ比DUTYの値である所要の割合Dnに加えられるこ
とにより、その加えられた値の分だけモータ5に出力さ
れる電流が平均化処理されて増えることになる。
【0030】従って、モータ5に出力される電流が増え
た分だけ、モータ5の制御分解能が高くなり、その分だ
け電子スロットル1が高い分解能で制御されることにな
る。このため、マイコン11を高機能化したり、スロッ
トルボディのボア3を非線形に変更したりすることな
く、現状のハード構成を使用したままで電子スロットル
1の開度制御を高い分解能をもって実現することができ
るようになる。特には、目標開度TARに応じて算出さ
れるデューティ比DUTYがマイコン11の出力分解能
LDTを越える値となったときにのみ、その目標開度T
ARの要求に応じて高分解能の開度制御を実現すること
ができる。
【0031】ここで、電子スロットル1の動作特性を図
7に示すものとし、スロットル開度の変化量を「80
°」とすると、「60%」のデューティ比変化量に対し
てスロットル開度がリニアに変化することになる。従っ
て、「1°」当たりのデューティ比変化量を「60/8
0%」、スロットル要求分解能を「0.05°(エンジ
ン回転速度で十数rpmに相当する。)」とすると、
「0.05°」当たりのデューティ比変化量は (60/80)×0.05=0.0375% となる。これをマイコン11で制御するのにPWM制御
を行うと、「500Hz」のPWM周波数に対して、 (1/500)/100%×0.0375%=0.75
μs の出力分解能LDTが得られる。又、「250Hz」の
PWM周波数に対して、 (1/250)/100%×0.0375%=1.5μ
s の出力分解能LDTが得られる。
【0032】現在、エンジン制御で一般に用いられるマ
イコンの出力分解能LDTは「4μs〜1μs」程度で
あり、要求される分解能に対して十分とは言えない。そ
こで、PWM周波数を低くすると、出力分解能LDTの
要求は満たされるが、低すぎても問題が起きてしまう。
例えば、PWM周波数を「125Hz」にすると、 (1/125)/100%×0.0375%=3μs の出力分解能LDTが得られるが、PWM制御による電
流変動にモータ5が追従して変動しやすくなり、スロッ
トルバルブ4の開閉に振動の問題が起きてしまう。
【0033】そこで、従来例の説明にもあるように、マ
イコン11を高性能化したり、スロットルボディのボア
3を非線形化したりしてハード構成を変更することによ
り、スロットル要求分解能を高めることも考えられる。
しかし、これらのハード構成の変更では、現状では、電
子スロットル制御装置が高価なものになってしまう。
【0034】これに対して、この実施の形態の電子スロ
ットル制御装置では、マイコン11の出力分解能LDT
の2倍の精度でデューティ比DUTYを算出する。そし
て、PWM制御において、マイコン11の出力分解能L
DTを越える出力に対しては、所要のデューティ比DU
TYの値に出力分解能LDTの値を加算したオンパルス
を1回置きに出力している。これにより、出力の平均値
として2倍の分解能を実現し、マイコン11を何らグレ
ードアップ(高機能化)することなく、スロットルボデ
ィのボア3を変更することなく、スロットル要求分解能
を高めることができるのである。
【0035】[第2の実施の形態]次に、本発明の電子
スロットル制御装置を具体化した第2の実施の形態を図
面に従って説明する。尚、本実施の形態において、前記
第1の実施の形態と同じ構成については、同一符号を付
して説明を省略し、以下では異なった点を中心に説明す
る。
【0036】この実施の形態では、故障時制御のプログ
ラムの内容の点で第1の実施の形態と構成が異なる。図
5には、その制御プログラムの内容をフローチャートに
示す。
【0037】ステップ200で、マイコン11は、アク
セルセンサ8で検出される目標開度TARに相当するデ
ューティ比DUTYの値を算出する。ここで、マイコン
11は、その出力分解能LDTより2LSB分だけ多い
(高い)精度で計算することにより、デューティ比DU
TYを算出する。
【0038】ステップ201で、マイコン11は、算出
されたデューティ比DUTYの値の下位2ビット以外を
全て「0」にしたデータを処理データD0に代入する。
従って、処理データD0には、マイコン11の出力分解
能LDTを越える分の情報(端数分)が入ることにな
る。
【0039】ステップ202で、マイコン11は、処理
データD0が「0」であるか否かを判断する。ここで、
処理データD0が「0」でない場合、即ち、処理データ
D0に端数がある場合、ステップ203で、マイコン1
1は、自身の出力分解能LDTを上げるために、平均化
処理要求フラグXVAを「1」に設定する。一方、処理
データD0が「0」である場合、即ち、処理データD0
に端数がない場合、マイコン11は、ステップ204
で、平均化処理フラグXVAを「0」に設定すると共
に、ステップ205で、タイミングカウンタCTをクリ
アして「0」にする。
【0040】その後、ステップ203又はステップ20
5から移行してステップ206で、マイコン11は、今
回算出されたデューティ比DUTYを右シフト2回だけ
した値を出力デューティ比DOUTとして設定する。即
ち、今回算出されたデューティ比DUTYの値の下位2
ビットを切り捨てることにより、マイコン11の出力分
解能LDTの精度に適合したデューティ比DUTYの値
を出力デューティ比DOUTに入れる。
【0041】その後、ステップ207で、マイコン11
は、平均化処理フラグXVAが「1」であるか否かを判
断する。ここで、同フラグXVAが「1」でない場合、
マイコン11は、そのまま処理をステップ216へ移行
する。一方、平均化処理フラグXVAが「1」である場
合、PWM制御のデューティ比DUTYについて4分割
処理の平均化処理要求があることから、マイコン11は
処理をステップ208へ移行する。
【0042】ステップ208で、マイコン11は、タイ
ミングカウンタCTが「0」であるか否かを判断する。
ここで、タイミングカウンタCTが「0」である場合、
マイコン11は、ステップ209で、上記算出された出
力デューティ比DOUTに、マイコン11の出力分解能
LDTの値である「1」LSB分を加算した値を今回の
出力デューティ比DOUTとして算出する。その後、ス
テップ210で、マイコン11は、タイミングカウンタ
CTを「1」だけインクリメントして、処理をステップ
216へ移行する。一方、ステップ208で、タイミン
グカウンタCTが「0」でない場合、ステップ211
で、マイコン11は、タイミングカウンタCTが「1」
であるか否かを判断する。ここで、タイミングカウンタ
CTが「1」である場合、マイコン11は、処理をステ
ップ212へ移行する。
【0043】そして、ステップ212で、マイコン11
は処理データD0が「2」以上であるか否かを判断す
る。そして、処理データD0が「2」以上、即ち、
「2」か「3」である場合、マイコン11は、処理をス
テップ209へ移行する。一方、処理データD0が
「2」未満。即ち「1」である場合、マイコン11は処
理をステップ210へ移行する。
【0044】一方、ステップ211で、タイミングカウ
ンタCTが「1」でない場合、ステップ213で、マイ
コン11は、タイミングカウンタCTが「2」であるか
否かを判断する。ここで、タイミングカウンタCTが
「2」である場合、マイコン11は、処理をステップ2
14へ移行する。
【0045】ステップ214で、マイコン11は処理デ
ータD0が「3」以上であるか否かを判断する。そし
て、処理データD0が「3」以上、即ち、「3」である
場合、マイコン11は、処理をステップ209へ移行す
る。一方、処理データD0が「3」未満。即ち「1」又
は「2」である場合、マイコン11は処理をステップ2
10へ移行する。
【0046】一方、ステップ213で、タイミングカウ
ンタCTが「2」でない場合、マイコン11は、ステッ
プ215で、タイミングカウンタCTをクリアして
「0」にして、処理をステップ216へ移行する。
【0047】その後、ステップ207、ステップ210
又はステップ215か移行してステップ216で、マイ
コン11は、今回設定された出力デューティ比DOUT
の値により、デューティ波形を駆動回路13へ出力し、
その後の処理を一旦終了する。
【0048】上記のルーチンによれば、図6に表で示す
ように、処理データD0、タイミングカウンタCT及び
出力デューティ比DOUTの加算の関係が得られる。即
ち、処理データD0が「0」のとき(実際には、処理デ
ータD0が「0」の時にはタイミングカウンタCTは操
作されない。)は、タイミングカウンタCTが「0〜
3」となる全てのタイミングで、出力デューティ比DO
UTに「1」が加算されることはない。処理データD0
が「1」のときは、タイミングカウンタCTが「0」と
なるタイミングでのみ、出力デューティ比DOUTに
「1」が加算される。又、処理データD0が「2」のと
きは、タイミングカウンタCTが「0」又は「1」とな
るタイミングで、出力デューティ比DOUTに「1」が
加算される。更に、処理データD0が「3」のときは、
タイミングカウンタCTが「0」、「1」又は「2」と
なるタイミングで、出力デューティ比DOUTに「1」
が加算される。タイミングカウンタCTが「3」となる
ときには、処理データD0が「1〜3」となる全ての場
合で、出力デューティ比DOUTに「1」が加算される
ことはない。
【0049】以上説明したように、この実施の形態の電
子スロットル制御装置では、故障時制御において、電子
スロットル1の開度を制御するために、アクセルセンサ
8により設定される目標開度TARに基づいてモータ5
がPWM制御によりオープンループ制御される。このと
き、マイコン11により、所要のデューティ比DUTY
をもってオンパルスの通電幅が周期的に制御されること
により、駆動回路13を介してモータ5に出力される電
流が制御される。
【0050】ここで、マイコン11により、上記設定さ
れる目標開度TARに応じたデューティ比DUTYが、
マイコン11の出力分解能LDTより2LSBだけ高い
精度で算出される。そして、算出されたデューティ比D
UTYの端数を示す処理データD0の値の違いに応じた
タイミングで、マイコン11の出力分解能LDTの値が
デューティ比DUTYの値である所要の割合Dnに加え
られることにより、その加えられた値の分だけモータ5
に出力される電流が平均化処理されて増えることにな
る。
【0051】従って、モータ5に出力される電流が増え
た分だけ、モータ5の制御分解能が高くなり、その分だ
け電子スロットル1が高い分解能で制御されることにな
る。このため、マイコン11を高機能化したり、スロッ
トルボディのボア3を非線形に変更したりすることな
く、現状のハード構成を使用したままで電子スロットル
1の開度制御を高い分解能をもって実現することができ
るようになる。
【0052】尚、この発明は前記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範
囲で以下のように実施することもできる。
【0053】例えば、前記第1の実施の形態では、図4
に示すように、マイコン11の出力分解能LDTの値を
1回置きにデューティ比DUTYの値である所要の割合
Dnに加えるようにしたが、2回置きや4回置きに加え
るようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1に記載の発明の構成によれば、
マイコンを高機能化したり、スロットルボディを非線形
ボアに換えたりすることなく、現状のハード構成を使用
して電子スロットルの開度制御を高い分解能で行うこと
ができる。
【0055】請求項2に記載の発明の構成によれば、マ
イコンを高機能化したり、スロットルボディを非線形ボ
アに換えたりすることなく、現状のハード構成を使用し
て電子スロットルの開度制御を高い分解能で行うことが
できる。特には、目標開度に応じて算出されるデューテ
ィ比が出力分解能を越える値となったときにのみ、その
目標開度の要求に応じて高分解能の開度制御を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係り、電子スロットル制御
装置を示す概略構成図である。
【図2】同じく、故障時制御のプログラムの内容を示す
フローチャートである。
【図3】同じく、オンパルスの波形図である。
【図4】同じく、オンパルスの波形図である。
【図5】第2の実施の形態に係り、故障時制御のプログ
ラムの内容を示すフローチャートである。
【図6】同じく、各種パラメータの関係を示す表であ
る。
【図7】従来技術に係り、電子スロットルの動作特性を
示すグラフである。
【図8】同じく、開度分解能と出力分解能の関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
1 電子スロットル 4 スロットルバルブ 5 モータ(アクチュエータ) 8 アクセルセンサ(目標開度設定手段) 11 マイコン(電流制御手段、デューティ比算出手
段、平均化処理手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 364 F02D 45/00 364J (72)発明者 池田 ▲慎▼治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G065 CA00 CA39 DA05 FA00 FA11 GA41 GA46 3G084 BA05 DA04 DA30 EA07 EB12 EB22 EB25 EC06 FA10 3G301 JA14 JB01 LA03 LC03 NA02 NA08 ND01 ND41 NE23 PA11A PA11B PA11Z PF03Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標開度設定手段により設定される目標
    開度に基づいて電子スロットルのアクチュエータをPW
    M制御によりオープンループ制御するようにした電子ス
    ロットル制御装置において、 所要のデューティ比をもってオンパルスの通電幅を周期
    的に制御することにより前記アクチュエータに出力され
    る電流を制御するための電流制御手段と、 前記オンパルスの通電幅が周期的に制御されるとき、所
    定の出力分解能の値を所定の規則性を伴い断続的に前記
    デューティ比に加えることにより、前記アクチュエータ
    に出力される電流を平均化処理する平均化処理手段とを
    備えたことを特徴とする電子スロットル制御装置。
  2. 【請求項2】 スロットルバルブをアクチュエータによ
    り開閉させる電子スロットルと、 前記アクチュエータは、PWM制御によるデューティ比
    に応じて前記電子スロットルの開度を決定する特性を有
    することと、 前記電子スロットルの目標開度を設定するための目標開
    度設定手段とを備え、前記設定される目標開度に基づい
    て前記アクチュエータをPWM制御によりオープンルー
    プ制御するようにした電子スロットル制御装置におい
    て、 所要のデューティ比をもってオンパルスの通電幅を周期
    的に制御することにより前記アクチュエータに出力され
    る電流を制御するための電流制御手段と、 前記設定される目標開度に応じたデューティ比を前記電
    流制御手段の出力分解能を越える精度で算出するための
    デューティ比算出手段と、 前記算出されるデューティ比が前記出力分解能を越える
    値となったとき、前記周期的に制御されるオンパルスの
    デューティ比に対して所定の規則性を伴い断続的に前記
    出力分解能の値を加えることにより、前記アクチュエー
    タに出力される電流を平均化処理する平均化処理手段と
    を備えたことを特徴とする電子スロットル制御装置。
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