JP2002121456A - 顔料分散液、着色剤組成物、およびカラーフィルター - Google Patents

顔料分散液、着色剤組成物、およびカラーフィルター

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JP2002121456A
JP2002121456A JP2000319071A JP2000319071A JP2002121456A JP 2002121456 A JP2002121456 A JP 2002121456A JP 2000319071 A JP2000319071 A JP 2000319071A JP 2000319071 A JP2000319071 A JP 2000319071A JP 2002121456 A JP2002121456 A JP 2002121456A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、微細で、流動特性および分散安定性
に優れた顔料分散液および着色剤組成物を提供し、もっ
て、画素塗膜の表面あらさやコントラストに優れたカラ
ーフィルターを提供せんとするものである。 【解決手段】本発明の顔料分散液は、下記一般式(1)
で表される顔料分散剤を含有することを特徴とするもの
である。 【化1】 【化2】 また、本発明の着色剤組成物は、顔料と、樹脂と、溶剤
を主成分とする着色剤組成物において、前記顔料分散剤
を含有することを特徴とするものである。また、本発明
のカラ−フィルターは、任意の色数で各色別に所望のパ
ターン状に設けられた着色層からなる画素を有するカラ
−フィルターにおいて、該着色層が前記着色剤組成物に
より形成される着色膜であることを特徴とするものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔料分散液、着色
剤組成物およびカラーフィルターに関する。本発明の顔
料分散液、着色剤組成物は液晶ディスプレイや撮像素子
用のカラ−フィルターの製造に有用である。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイをカラー化するため
に、透明基板上にR(レッド)、G(グリーン)、B
(ブルー)の3色の画素を、ライン状またはモザイク状
に配置したカラ−フィルターが用いられている。例え
ば、現在広く普及しているTFT(薄膜トランジスタ
ー)カラー液晶ディスプレイは、カラーフィルターが形
成された透明ガラス基板とTFTが形成された透明ガラ
ス基板の間に液晶を封入したパネルと、バックライトと
称される光源から構成される。バックライトから発する
光が液晶パネルを通る際、その透過率を液晶への印加電
圧により制御することによって、画像が表示される。各
画素はCRT蛍光体の色度特性に類似させる必要がある
ため、顔料はバックライトと液晶表示素子の光線透過特
性に合うよう選択され、また2種類以上の顔料を一定の
割合で調色されて用いられることが多い。例えばカラー
フィルターのR(レッド)画素は、赤色、オレンジ色、
黄色の顔料を2種類以上を選び、一定の割合で調色して
用いられる。同様にG(グリーン)画素も、緑色、オレ
ンジ色、黄色の顔料を2種類以上を選び、調色して用い
られる。顔料はこのように要求される色度特性から選ば
れるが、顔料の組み合わせや調色比を変更すると分散安
定化の問題が生じる。顔料メーカーにおいても顔料を微
細で安定な粒子に分散できるよう研究が行われている。
一般的なロジン処理の他、酸性基処理、塩基性処理、顔
料誘導体処理などの表面処理が提案されている。例え
ば、特開昭57−28162号公報、特開昭59−16
8070号公報、また、顔料誘導体を分散助剤として使
用する方法も提案されている。例えば、特公平4−38
41号公報。しかしながら、これらの方法によっても必
ずしも選ばれた顔料が微細で安定な粒子に分散できるわ
けではない。一般に赤色、オレンジ色、黄色の顔料は分
散が難しく、2種類以上の顔料を調製した場合や、黄色
顔料の含有量が多くなると、分散安定性に問題があっ
た。顔料の分散が不安定な場合、顔料が凝集するため、
画素塗膜の表面あらさやコントラストが低下し、液晶デ
ィスプレイの表示不良が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の背景に鑑み、微細で、流動特性および分散安定性
に優れた顔料分散液および着色剤組成物を提供し、もっ
て、画素塗膜の表面あらさやコントラストに優れたカラ
ーフィルターを提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の顔料分散液は、下記一般式
(1)で表される顔料分散剤を含有することを特徴とす
るものである。
【0005】
【化3】
【0006】
【化4】
【0007】また、本発明の着色剤組成物は、顔料と、
樹脂と、溶剤を主成分とする着色剤組成物において、前
記顔料分散剤を含有することを特徴とするものである。
【0008】また、本発明のカラ−フィルターは、任意
の色数で各色別に所望のパターン状に設けられた着色層
からなる画素を有するカラ−フィルターにおいて、該着
色層が前記着色剤組成物により形成される着色膜である
ことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、前記課題、つまり微細
で、流動特性および分散安定性に優れた顔料分散液およ
び着色剤組成物について、鋭意検討し、特定の顔料分散
剤を使用してみたところ、意外にも、かかる課題を一挙
に解決、優れたカラ−フィルターを提供することができ
ることを究明したものである。
【0010】本発明の顔料分散液は下記一般式(1)で
表される顔料分散剤を含有することを特徴とする。
【0011】
【化5】
【0012】
【化6】
【0013】これらの中で顔料残基は、分散対象となる
顔料の骨格に応じて選択される。例えばキナクリドン骨
格、ペリレン骨格、ナフタレン骨格、アントラキノン骨
格、ジケトピロロピロール骨格、銅フタロシアニン骨
格、キノリン骨格、キノフタロン骨格、バルビツール酸
骨格、イソインドリノン骨格などが挙げられるがこれら
に限定されるものではない。上記骨格の中で、特にキノ
フタロン骨格が好ましく用いられる。また、アリール基
とは例えばフェニル基、ナフチル基、ビフェニル基、ア
ントラニル基、フェナントリル基、ターフェニル基、ピ
レニル基などの芳香族炭化水素基を示し、これは無置換
でも置換されていてもかまわない。また、エステル基、
アミノ基には脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族
炭化水素、複素環などで置換されたものも含む。またア
ルキル基とは例えばメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基などの飽和脂肪族炭化水素基を示し、これは無
置換でも置換されていてもかまわない。また、Yとして
は、特にカルボキシル基が好ましく用いられる。
【0014】上記顔料分散剤としては、特に限定される
ものではないが、具体的には下記のような構造のものが
好ましく使用される。
【0015】
【化7】
【0016】
【化8】
【0017】
【化9】
【0018】
【化10】
【0019】
【化11】
【0020】本発明の顔料分散液は、分散機を用いて、
水または有機溶剤中に顔料を分散して製造される。有機
溶剤としては、特に限定されるものではないが、例えば
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエー
テル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル等の
(ポリ)アルキレングリコールエーテル系極性溶剤、N
−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトア
ミド、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド系極
性溶剤、β−プロピオラクトン、γ−ブチロラクトン、
γ−バレロラクトン、δ−バレロラクトン、γ−カプロ
ラクトン、ε−カプロラクトンなどのラクトン類などを
挙げることができる。
【0021】顔料の分散方法には特に限定はなく、ボー
ルミル、サンドグラインダー、3本ロールミル、高速度
衝撃ミルなど、種々の方法が採用される。
【0022】上記顔料分散液において、溶剤と顔料は、
好ましくは重量比で10:90〜90:10、さらに好
ましくは30:70〜80:20の範囲で混合して用い
られる。
【0023】カラーフィルターを作製するには、好まし
くは水または有機溶剤に樹脂が溶解した溶液に、顔料を
分散した着色剤組成物が用いられる。
【0024】本発明の顔料分散液および着色剤組成物に
用いられる顔料としては、透明性が高く、耐光性、耐熱
性、耐薬品性に優れたものが好ましい。代表的な顔料の
具体的な例をカラ−インデックス(CI)ナンバ−で示
すと、次のようなものが好ましく使用されるが、いずれ
もこれらに限定されるものではない。
【0025】黄色顔料の例としては、ピグメントイエロ
−(以下PYと略す)12、13、17、20、24、
83、86、93、95、109、110、117、1
25、129、137、138、139、147、14
8、150、153、154、166、168、185
などが使用される。
【0026】また、オレンジ色顔料の例としては、ピグ
メントオレンジ(以下POと略す)13、36、38、
43、51、55、59、61、64、65、71など
が使用される。
【0027】また、赤色顔料の例としては、ピグメント
レッド(以下PRと略す)9、48、97、122、1
23、144、149、166、168、177、17
9、180、192、209、215、216、21
7、220、223、224、226、227、22
8、240、254などが使用される。
【0028】また、紫色顔料の例としては、ピグメント
バイオレット(以下PVと略す)19、23、29、3
0、32、37、40、50などが使用される。
【0029】また、青色顔料の例としては、ピグメント
ブル−(以下PBと略す)15、15:3、15:4、
15:6、22、60、64などが使用される。
【0030】また、緑色顔料の例としては、ピグメント
グリ−ン(以下PGと略す)7、10、36、などが使
用され、また、黒色顔料の例としては、ピグメントブラ
ック7、チタンブラックなどが使用される。
【0031】これらの顔料は、必要に応じて、ロジン処
理、酸性基処理、塩基性処理などの表面処理がされてい
てもかまわない。
【0032】上記顔料は、カラ−フィルタ−のR(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルー)3色の画素が、C
RT蛍光体の色度特性、バックライトやLCDの液晶特
性に合うように、数色組み合わせて調色され使用され
る。
【0033】R(レッド)の場合を例にあげると、PR
−177と、PY−138の組合せ、PR−254と、
PY−138の組合せ、PR−209と、PO−38の
組合せ等で色度が調色されている。
【0034】G(グリーン)の場合は、PG−7やPG
−36と上記黄色顔料、例えば、PY−17、PY−8
3の組合せやPY−138の組合せ、PY−139の組
合せ、PY−150の組合せ等で色度が調色されてい
る。
【0035】本発明の着色剤組成物に用いられる樹脂に
ついては、一般にカラーフィルターに使用される樹脂で
あれば特に限定されず、どのようなものも使用すること
ができる。例えば、アクリル樹脂、アルキド樹脂、メラ
ミン樹脂、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリア
ミドイミド、ポリイミド、ポリイミド前駆体など種々の
樹脂を用いることができる。アルカリ水溶液に溶解する
樹脂の中では、カルボキシル基を有する感光性アクリル
樹脂、ポリイミド前駆体が現像あるいはエッチングで容
易にパターン形成が可能な点で特に好ましい。該ポリイ
ミド前駆体としては、ポリアミド酸およびそのエステル
化物が通常用いられ、熱または化学的処理により、イミ
ド環を形成する。
【0036】本発明の着色剤組成物に用いられる溶剤に
特に制限はなく、水および有機溶剤を用いることができ
る。有機溶剤としては、特に限定されるものではない
が、例えば前記(ポリ)アルキレングリコールエーテル
系極性溶剤、前記アミド系極性溶剤、前記ラクトン類な
どを使用することができる。画素のマトリクスの成分と
して、ポリイミドを用いる場合、着色剤組成物に用いら
れる溶剤は、ポリイミド前駆体を溶解する溶剤であるこ
とが望ましい。
【0037】ポリイミド前駆体を溶解する溶剤として
は、前記アミド系極性溶剤、前記ラクトン類などの極性
有機溶剤が好ましく使用される。また、通常、単独では
ポリイミド前駆体を溶解しない、エタノール、ブタノー
ル、イソプロパノールなどのアルコール類、メチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブなどのセロソルブ類、プロピ
レングリコールモノメチルエーテルなどのプロピレング
リコール誘導体類等の有機溶剤を、ポリイミド前駆体を
溶解する溶剤と混合して用いることができる。
【0038】かかる着色剤組成物は、分散機を用いて樹
脂溶液中に直接顔料を分散させる方法や、前記の顔料分
散液を樹脂溶液と混合する方法などにより製造される。
顔料の分散方法には特に限定はなく、前述の種々の方法
が採用される。
【0039】上記着色剤組成物において、樹脂成分と顔
料は、好ましくは重量比で20:80〜90:10、さ
らに好ましくは30:70〜80:20、特に好ましく
は40:60〜70:30の範囲で混合して用いられ
る。樹脂成分の量が少なすぎると、着色被膜の基板との
接着性が不良となり、逆に顔料の量が少なすぎると着色
度が問題となる。また該着色剤組成物における溶剤の比
率は、好ましくは10〜99.5wt%、さらに好まし
くは50〜98wt%の範囲で使用するのがよい。
【0040】本発明の顔料分散剤は、単独でも使用する
ことができるが、2種以上を混合して使用することもで
き、さらに一般に知られている顔料分散剤と混合して使
用してもよい。一般に知られている顔料分散剤の例とし
ては、特に限定されるものではないが、例えばデカンア
ミド、ドデカンアミド、N−ドデシルヘキサデカンアミ
ド、N−オクタデシルプロピオアミド、N,N−ジメチ
ルドデカンアミド、N,N−ジヘキシルアセトアミド等
のアミド化合物、ジエチルアミン、トリエチルアミン、
ジヘプチルアミン、ジブチルヘキサデシルアミン、アニ
リン等のアミン化合物、モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン等の水酸基を有す
るアミン化合物、カルボキシル基を有するアクリル樹
脂、ポリアミド酸等の極性基を有するポリマー等を使用
することができる。
【0041】かかる顔料分散液および着色剤組成物にお
ける顔料分散剤の添加量は、顔料に対して、好ましくは
0.1〜200wt%、さらに好ましくは1〜50wt
%であるのがよい。
【0042】顔料分散液および着色剤組成物の分散安定
性の面から、イオン性不純物を該顔料分散液および着色
剤組成物から除去することが好ましい。イオン性不純物
を除去する方法として、特に限定されるものではない
が、イオン交換樹脂の使用が挙げられる。例えば、セラ
ミックビーズを充填したミル型分散機と、粒状のイオン
交換樹脂を充填したカラムを直結することで、顔料の分
散と同時にイオン性不純物を除去することができる。
【0043】着色剤組成物の塗布性および着色膜の表面
の均一性を良好にする目的で、あるいは、顔料の分散性
を良好にする目的で、本発明の着色剤組成物に界面活性
剤を添加することができる。かかる界面活性剤の添加量
は、顔料に対して、好ましくは0.001〜10wt
%、さらに好ましくは0.01〜1wt%であるのがよ
い。添加量が少なすぎると、塗布性、着色膜表面の均一
性の改良、あるいは顔料の分散性の改良の効果がなく、
多すぎると逆に塗布性が不良となったり、顔料の凝集が
起こる。
【0044】かかる界面活性剤の具体例としては、ラウ
リル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸トリエタノールアミンなどの陰イオン界面活
性剤、ステアリルアミンアセテート、ラウリルトリメチ
ルアンモニウムクロライドなどの陽イオン界面活性剤、
ラウリルジメチルアミンオキサイド、ラウリルカルボキ
シメチルヒドロキシエチルイミダゾリウムベタインなど
の両性界面活性剤、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ソルビタ
ンモノステアレートなどの非イオン界面活性剤などが好
ましく使用される。かかる界面活性剤は、1種または2
種以上混合して用いることができる。かかる界面活性剤
の添加は、顔料の分散工程中またはその工程の前後のど
の時点でも行うことができる。しかし、添加の時点によ
り、顔料の分散性が変わる場合があるので、注意を要す
る。
【0045】着色剤組成物を基板上に塗布する方法とし
ては、スピンコーター、バーコーター、ブレードコータ
ー、ロールコーター、ダイコーター、スクリーン印刷法
などで基板に塗布する方法、基板を着色剤組成物中に浸
漬する方法、着色剤組成物を基板に噴霧するなどの種々
の方法を用いることができる。かかる基板としては、通
常、ソーダガラス、無アルカリガラス、ホウケイ酸ガラ
ス、石英ガラスなどの透明基板や、シリコン、ガリウム
−ひ素などの半導体基板などが用いられるが、特にこれ
らに限定されない。なお、かかる基板上に着色剤組成物
を塗布する場合、シランカップリング剤などの接着助剤
で基板表面を処理しておくと、着色膜と基板の接着力を
向上させることができる。
【0046】本発明の着色剤組成物を用いて形成した着
色膜は、液晶ディスプレイや撮像素子のカラーフィルタ
ーのほか、光学素子の遮光膜、光ファイバーの被覆膜な
どに用いられる。
【0047】例えば、光ファイバーを着色剤組成物を用
いて着色膜で被覆したものは、高温下での光学センサー
として利用することができる。かかる着色膜の厚みに
は、特に制限は無いが、好ましくは0.1〜10μm、
さらに好ましくは0.5〜5μmであるのがよい。膜厚
が小さすぎれば、光の吸収が小さくなりすぎ、カラーフ
ィルターとしての光学特性が満足されない。膜厚が大き
すぎる場合は、逆に光の吸収が大きくなりすぎるなどの
問題が生じ、カラーフィルターとしての光学特性が満足
されないおそれがある。光学特性としては、通常、用途
に応じて所望の色度があるので、これに合うよう顔料組
成、膜厚を調整して着色膜を作製する。
【0048】また、液晶表示装置用カラーフィルターと
して用いる場合、着色膜の重要な特性として色度以外に
コントラスト、表面粗さがある。コントラストは、着色
膜の状態で、好ましくは800以上、より好ましくは1
000以上、更に好ましくは1200以上あることが望
まれる。コントラストが800未満であると、ディスプ
レイのコントラストが低くなりすぎ、表示特性が悪くな
るおそれがある。表面粗さは、通常、中心線表面粗さ
(Ra)で表され、好ましくは0.008μm以下、よ
り好ましくは0.006μm以下、さらに好ましくは
0.004μm以下が望まれる。表面粗さ(Ra)が
0.008μmより大きいとディスプレイとしたときに
液晶の配向が乱れることがあり、表示特性不良が生じる
恐れがある。
【0049】次に、カラーフィルターの代表的な用途で
ある液晶ディスプレイ用カラーフィルターを例に、画素
のマトリクスの樹脂成分としてポリイミドを、その前駆
体としてポリアミド酸を使用した場合の、カラーフィル
ターの作製法の一例を説明する。
【0050】着色剤組成物を、前記のような方法で透明
基板上に塗布した後、風乾、加熱乾燥、真空乾燥などに
より、ポリイミド前駆体着色膜を形成する。加熱乾燥の
場合、オーブン、ホットプレートなどを使用し、50〜
180℃の範囲、より好ましくは80〜120℃で30
秒〜3時間行う。温度が低すぎる場合、溶剤がなかなか
蒸発せず、逆に温度が高すぎると現像液への溶解性が低
下する。
【0051】このようにして得られたポリイミド前駆体
着色膜に、通常の湿式エッチングによりパターンを形成
する。まず、ポリイミド前駆体着色膜上にポジ型フォト
レジストを塗布し、フォトレジスト被膜を形成する。続
いて、該フォトレジスト被膜上にマスクを置き、露光装
置を用いて紫外線を照射する。露光後、ポジ型フォトレ
ジスト用アルカリ現像液により、フォトレジスト被膜と
ポリイミド前駆体着色膜のエッチングを同時に行う。エ
ッチング後、不要となったフォトレジスト被膜を剥離す
る。
【0052】ポリイミド前駆体着色膜は、その後、加熱
処理することによって、ポリイミド着色膜に変換され
る。加熱処理は、空気中、窒素雰囲気中、あるいは、真
空中などで、好ましくは150〜450℃、さらに好ま
しくは180〜350℃、特に好ましくは200〜32
0℃の温度のもとで、好ましくは0.5〜5時間、連続
的または段階的に行われる。以上の工程をR(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3色の着色剤組
成物および必要に応じてブラックの着色剤組成物につい
て行うと、液晶ディスプレイ用カラーフィルターを作製
することができる。
【0053】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されない。なお、実施
例中に記載された測定法は以下に示すとおりである。 (測定法) <コントラスト>バックライト(明拓システム)上で色
彩輝度計(トプコンBM−5A)にて2度視野で試料の
平行ニコルの輝度と直行ニコルの輝度を測定し、平行ニ
コルの輝度と直行ニコルの輝度との比をコントラストと
した。
【0054】<表面あらさ>東京精密(株)製、サ−フ
コム1500Aにて中心線平均粗さ(Ra)を測定し
た。
【0055】<色度>大塚電子(株)製、MCPD−2
000にて2度視野、C光源で測定した。
【0056】<粘度、降伏値>東機産業(株)製、ビス
コメーター、モデルRE100Lにて測定した。 (製造例1:顔料分散剤の合成)PY−138 200
g、水酸化カリウム 200g、水 1800gを仕込
み、90℃で8時間反応させた後、室温に冷却し、36
%塩酸 270mlを滴下した。ろ過、水洗後、真空乾
燥し、下記式に示す顔料分散剤(D−1)を得た。
【0057】
【化12】
【0058】(製造例2:顔料分散剤の合成)1,4−
ジケト−3,6−ジ(p−アミノフェニル)ピロロ−
[3,4−c]−ピロール 100g、無水フタル酸 1
40g、N−メチル−2−ピロリドン900gを仕込
み、100℃で24時間反応させた後、室温に冷却し、
反応混合物を水 1000gに注ぎ、ろ過、水洗後、ア
セトン 100mlで洗浄した。真空乾燥し、下記式に
示す顔料分散剤(D−2)を得た。
【0059】
【化13】
【0060】(製造例3:顔料分散剤の合成)PR−1
77 200g、無水フタル酸 160g、N−メチル−
2−ピロリドン 1500gを仕込み、100℃で24
時間反応させた後、室温に冷却し、反応混合物を水 3
000gに注ぎ、ろ過、水洗後アセトン 200mlで
洗浄した。真空乾燥し、下記式に示す顔料分散剤(D−
3)を得た。
【0061】
【化14】
【0062】(参考例1:ポリアミド酸の合成)4、4
´−ジアミノジフェニルエ−テル 150g、3、3´
−ジアミノジフェニルスルフォン 49.6gおよびビ
ス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン
12.4gをγ−ブチロラクトン2730gと共に仕込
み、3、3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸二無水物161g、ピロメリット酸二無水物10
6.8gを添加し、60℃で5時間反応させた後、無水
マレイン酸 1.96gを添加し、さらに60℃で1時
間反応させ、粘度15ポアズ(25℃)の15%ポリア
ミド酸溶液(PA−1)を得た。 (参考例2:ポリアミド酸の合成)4、4´−ジアミノ
ジフェニルエ−テル 114.14gおよびビス(3−
アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン 7.46
gをγ−ブチロラクトン1298g、N−メチル−2−
ピロリドン 267gと共に仕込み、3、3´,4,4
´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物 173gを
添加し、70℃で3時間反応させた後、無水マレイン酸
3.55gを添加し、さらに70℃で1時間反応さ
せ、粘度100ポアズ (25℃)の16%ポリアミド
酸溶液(PA−2)を得た。 (参考例3:ポリアミド酸の合成)4、4´−(9−フ
ルオロニリデン)ジアニリン 330.6gおよびビス
(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン 1
2.4gをγ−ブチロラクトン2606gと共に仕込
み、4,4´−オキシジフタル酸二無水物 306.9
gを添加し、70℃で3時間反応させた後、無水マレイ
ン酸 1.95gを添加し、さらに70℃で2時間反応
させた後、γ−ブチロラクトン2606gを添加して希
釈し、粘度80センチポアズ (25℃)の15%ポリ
アミド酸溶液(PA−3)を得た。 実施例1 PG−36 49.80g、PY−138 39.55
g、ゼネカ社製分散剤“ソルスパーズ”12000
0.76g、顔料分散剤(D−1) 4.39g、ポリ
アミド酸(PA−1) 70g、γ−ブチロラクトン
1335.5gをジルコニアビーズが充填されたミル型
分散機に仕込み、3200rpmで3時間分散した。こ
のようにして固形分濃度7%の顔料分散液を得た。この
分散液21.33gに、ポリアミド酸(PA−2)
7.71g、ポリアミド酸(PA−3)0.49gをγ
−ブチロラクトン 3.86g、3−メトキシ−3−メ
チル−1−ブタノール 5.21g、0.2%界面活性
剤BYK361(BYK−Chemie社製)添加γ−
ブチロラクトン 1.4gで希釈した溶液を添加混合
し、着色剤組成物を得た。この着色剤組成物の粘度は
24 センチポアズ(10rpm、25℃)で、降伏値
は0.00018パスカルと流動特性が非常に優れてい
た。この着色剤組成物を用い、ガラス基板上に仕上がり
の色度 yが0.55になるように塗布し、120℃で
20分乾燥後、270℃で40分熱処理し、ポリイミド
に転換した。このようにして得られたG(グリーン)塗
膜は表面荒さ0.002μm、コントラスト1650の
優れた特性を示した。 比較例1 顔料分散剤(D−1)を使用せず、PY−138の重量
を 42.84gとした以外は、実施例1と同様にして
着色剤組成物を作製し、G(グリーン)塗膜を作製し
た。この着色剤組成物の粘度は 35センチポアズ(1
0rpm、25℃)で、降伏値は0.22パスカルと流
動特性が劣っていた。また塗膜は表面荒さ0.010
μm、コントラスト700の低い特性を示した。 実施例2 PR−254 61.15g、PY−138 28.35
g、顔料分散剤(D−2)5.0g、ポリアミド酸(P
A−1) 70.0g、γ−ブチロラクトン986.7
5g、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 3
48.75gをジルコニアビーズが充填されたミル型分
散機に仕込み、4200rpm で3時間分散した。こ
のようにして固形分濃度7%の顔料分散液を得た。この
分散液48.41gに、ポリアミド酸(PA−2) 3
6.97g、ポリアミド酸(PA−3) 4.63gを
γ−ブチロラクトン 68.73g、3−メトキシ−3
−メチル−1−ブタノール 36.24g、0.2%界
面活性剤BYK361(BYK−Chemie社製)添
加γ−ブチロラクトン 5.0gで希釈した溶液を添加
混合し、着色剤組成物を得た。この着色剤組成物の粘度
は 20センチポアズ(10rpm、25℃)で、降伏
値は0.00001パスカルと流動特性が非常に優れて
いた。この着色剤組成物を用い、ガラス基板上に仕上が
りの色度 xが0.62になるように塗布し、120℃
で20分乾燥後、250℃で40分熱処理し、ポリイミ
ドに転換した。このようにして得られたR(レッド)塗
膜は表面荒さ0.002μm、コントラスト1260の
優れた特性を示した。 実施例3 顔料分散剤(D−2)の代わりに顔料分散剤(D−1)
を使用し、PR−254の重量を 66.15g、PY
−138の重量を 25.35gとした以外は、実施例
2と同様にして着色剤組成物を作製し、R(レッド)塗
膜を作製した。この着色剤組成物の粘度は 22センチ
ポアズ(10rpm、25℃)で、降伏値は0.000
02パスカルと流動特性が非常に優れていた。また塗膜
は表面荒さ0.002μm、コントラスト1200の優
れた特性を示した。 比較例2 顔料分散剤(D−2)を使用せず、PR−254の重量
を 66.15gとした以外は、実施例2と同様にして
着色剤組成物を作製し、R(レッド)塗膜を作製した。
この着色剤組成物の粘度は 47センチポアズ(10r
pm、25℃)で、降伏値は0.03パスカルと流動特
性が劣っていた。また塗膜は表面荒さ0.008 μ
m、コントラスト600の低い特性を示した。 実施例4 PR−177 69.6g、 PY−138 32.4
g、顔料分散剤(D−3) 6.0g、ポリアミド酸
(PA−1) 80g、γ−ブチロラクトン 967
g、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 34
5gをジルコニアビーズが充填されたミル型分散機に仕
込み、4200rpm で3時間分散した。このように
して固形分濃度8%の顔料分散液を得た。この分散液4
1.67gに、ポリアミド酸(PA−2) 37.29
g、ポリアミド酸(PA−3) 4.67gをγ−ブチ
ロラクトン 73.46g、3−メトキシ−3−メチル
−1−ブタノール 37.92g、0.2%界面活性剤
BYK361(BYK−Chemie社製)添加γ−ブ
チロラクトン 5.0gで希釈した溶液を添加混合し、
着色剤組成物を得た。この着色剤組成物の粘度は 18
センチポアズ(10rpm、25℃)で、降伏値は0.
0001パスカルと流動特性が非常に優れていた。この
着色剤組成物を用い、ガラス基板上に仕上がりの色度
xが0.62になるように塗布し、120℃で20分乾
燥後、250℃で40分熱処理し、ポリイミドに転換し
た。このようにして得られたR(レッド)塗膜は表面荒
さ0.002μm、コントラスト1300の優れた特性
を示した。 比較例3 顔料分散剤(D−3)を使用せず、PR−177の重量
を 75.6gとした以外は、実施例4と同様にして着
色剤組成物を作製し、R(レッド)塗膜を作製した。こ
の着色剤組成物の粘度は 50センチポアズ(10rp
m、25℃)で、降伏値は0.12パスカルと流動特性
が劣っていた。また塗膜は表面荒さ0.008μm、コ
ントラスト500の低い特性を示した。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、顔料を微細で安定な粒
子に分散できる顔料分散剤、および、該顔料分散剤を含
んだ、流動特性、分散安定性に優れた顔料分散液および
着色剤組成物を提供することができる上に、画素塗膜の
表面あらさやコントラストに優れた液晶ディスプレイや
撮像素子用のカラーフィルターを提供することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 7/12 C09D 7/12 201/00 201/00 G02B 5/20 101 G02B 5/20 101 Fターム(参考) 2H048 BA45 BA47 BB02 BB42 4D077 AA08 AB03 AC05 DC02Y DC03Y DC04Y DC13Y DC26Y DC32Y DC42Y DC45Y DC48Y DC51Y DC59Y DC71Y DC73Y 4J037 AA30 CB19 CB21 EE08 EE28 EE43 FF03 FF15 4J038 CE021 CG001 DA161 DD121 DD231 DH001 DJ021 DJ031 DJ051 GA02 GA06 GA08 GA09 GA13 HA156 JA19 JA26 JA27 JA68 JB12 JB28 JC01 JC02 JC12 JC13 KA06 KA08 KA09 KA17 NA01 NA24 NA25 PB08 PC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1)で表される顔料分散剤を
    含有することを特徴とする顔料分散液。 【化1】 【化2】
  2. 【請求項2】前記一般式(1)のPがキノフタロン骨格
    であることを特徴とする請求項1記載の顔料分散液。
  3. 【請求項3】前記一般式(1)のYがカルボキシル基で
    あることを特徴とする請求項1記載の顔料分散液。
  4. 【請求項4】顔料、樹脂および溶剤とを主成分とする着
    色剤組成物において、請求項1〜3のいずれかに記載の
    顔料分散剤を含有することを特徴とする着色剤組成物。
  5. 【請求項5】任意の色数で各色別に所望のパターン状に
    設けられた着色層からなる画素を有するカラ−フィルタ
    ーにおいて、該着色層が請求項4記載の着色剤組成物に
    より形成される着色膜であることを特徴とするカラ−フ
    ィルター。
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