JP2002120480A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP2002120480A
JP2002120480A JP2000317166A JP2000317166A JP2002120480A JP 2002120480 A JP2002120480 A JP 2002120480A JP 2000317166 A JP2000317166 A JP 2000317166A JP 2000317166 A JP2000317166 A JP 2000317166A JP 2002120480 A JP2002120480 A JP 2002120480A
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JP
Japan
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piece
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clip
engaging claw
tip
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JP2000317166A
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English (en)
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Yuji Shirakawa
裕二 白川
Masao Noda
雅夫 野田
Shigenobu Nire
重信 仁礼
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NIREI INDUSTRY CO Ltd
Original Assignee
NIREI INDUSTRY CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で、しかも確実に書類を挟持できる
クリップ 【解決手段】互いに対向する第1の支持片2と第2の支
持片3の一側端を連結部4を介して連結し、上記第1の
支持片2の他端からV字形に曲げられた押え片6を形成
し、この押え片6の外面と第2の支持片3の内面との間
に書類11を差し込んで挟むようにするとともに、第2
の支持片3の内面には上記押え片6の先端よりも連結部
4側に上記書類の面に係合する係合爪8を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクリップ、詳しくは
書類などを挟持するクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなクリップとしては種々
のものが提案されており、また、実用に供されている。
例えば特開2000−37980号公報の図1に示され
るように、互いに対向する第1の支持片と第2の支持片
の一側端を連結片によって断面略コ字状になるように連
結し、上記第2の支持片の自由端側をヒンジ溝を介して
延長して押え片を形成し、この押え片を上記ヒンジ溝か
ら折り返してその先端を上記第1の支持片の内面に当接
させた構成のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
クリップは押え片がヒンジ溝を介して折り返して形成さ
れているものでその弾性復帰力が弱く、書類等が差し込
まれてもこれに対する圧接力は弱く、また、書類等を引
き抜くときも、押え片と書類等との接触摩擦が小さく、
このため書類等が抜け出してしまいやすいという問題点
があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決し、特に簡単な
構造で、しかも確実に書類等を挟持することができるク
リップを提案することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るクリップは、互いに対向する第1の支
持片と第2の支持片の一側端を連結部を介して連結し、
上記第1の支持片の他端からV字形に曲げられた押え片
を形成し、この押え片の外面と第2の支持片の内面との
間に書類を差し込んで挟むようにするとともに、第2の
支持片の内面には上記押え片の先端よりも連結部側に上
記書類の面に係合する係合爪を形成したことを特徴とす
る。
【0006】前記係合爪の先端角度及び前記押え片の先
端で前記書面に接触する部分の角部の角度は直角又は鋭
角であるのが好ましい。
【0007】また、前記第2の支持片の内面には、前記
押え片の先端に対応する位置をはさんで前記係合爪と反
対側に補助係合爪を形成するのがよい。
【0008】さらに、前記押え片は、前記第1の支持片
の端部から延長形成された延長部を折り返すことにより
形成されたものであるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態の一例について説明する。
【0010】図1及び図2において符号1は本発明に係
るクリップを示す。このクリップ1は合成樹脂を押出成
形することによって形成されるとともに、互いに対向す
る第1の支持片2と第2の支持片3の一側端を連結部4
によって連結し、第1の支持片の他端からV字形に曲げ
られた押え片6が形成されている。押え片6の先端は第
2の支持片3の内面に当接する程度に長く形成するのが
好ましい。
【0011】押え片6の先端内面には膨出部7が形成さ
れるとともに、押え片6の先端で第2の支持片3側の
(後述の書類の面に接触する部分の)角部7aの角度は
直角又は鋭角になるように設定されている。
【0012】なお、図示しないが、押え片6の先端に、
紙面との摩擦を大きくするためのギザを形成するように
してもよい。
【0013】次に、第2の支持片3は第1の支持片2よ
りも長く形成され、第2の支持片3の内面には上記押え
片6の先端よりも連結部4側に上記書類の面に係合する
係合爪8が形成されている。係合爪8は断面が三角形状
で、その先端は直角又はは鈍角でもよいが図1のように
直角又は鋭角になるように形成するのが好ましい。
【0014】上記構成のクリップを使用するときは、図
3に示されるように押え片6の外面と第2の支持片3の
内面との間に書類11を差し込んで挟む。
【0015】差し込み後、書類等11をクリップ1から
抜き出そうとすると、押え片6の先端の角は書類11の
面に強く接して食い込み状態となっているので、押え片
6は内部で起き上がる状態になるが、そうなると押え片
6の先端で書類11がより強く押圧され、引き出しに対
する抵抗となり、両者間の摩擦抵抗が大きいから、引き
抜きに対する抵抗はきわめて大きく、かなりの力を加え
ない限り引き出すことはできないので、書類11の保持
力は大きい。
【0016】また、書類11の差し込み時に、その先端
は押え片6により下方に押し付けられた後、係合爪8の
上に係合することになる。書類11は係合爪8の上に乗
り上げるから、書類11の高さは実際よりも高く持ち上
げられることになる。このため、押え片6は第1の支持
片2に対してより急角度に折り曲げられることになるの
で、その弾性による押圧力は強くなる。
【0017】さらに、書類11の端部の一方の面(図の
下面)は係合爪8に係合し、他方の面(図の上面)は押
え片6の先端に係合する。そして、係合爪8も押え片6
の先端角部7aのいずれも書類11の紙面に対して鋭角
に係合して紙面に食い込む状態となるから、書類11の
上及び下の書面の抜けに対して大きな抵抗力となる。
【0018】このように、係合爪8があるため、押え片
6による書類11に対する押圧力は強くなり、また書類
11の上及び下の書面はいずれも抜けにくくなるので、
書類11は全体としてクリップ1から抜け出しにくく、
クリップ1は確実に書類11を挟持することができる。
【0019】なお、係合爪8は高くなるほど押え片6に
よる押圧力は強まるが、書類11が差し込みにくくなる
ので、そのバランスを考えて形成すればよい。
【0020】次に、図4は上記クリップの他の例を示す
もので、上記第2の支持片の内面には、押え片の先端に
対応する位置をはさんで上記係合爪8と反対側に補助係
合爪9が形成されている。また、押え片6の中間部にも
第2の係合爪10が形成されている。この第2の係合爪
10はなくてもよい。
【0021】上記構成のクリップ1を使用するときも、
図5に示されるように押え片6の外面と第2の支持片3
の内面との間に書類11を挿入して挟む。このとき、書
類11は補助係合爪9と係合爪8上に乗り上げるととも
に、押え片6により下方に押し付けられる。この場合も
書類11の高さは実際よりも高くなるから、押え片6は
より折り曲げられ、弾性による押圧力は強くなる。
【0022】また、書類11の端部の一方の面は係合爪
8と補助係合爪9に係合し、他方の面は押え片6の先端
に係合するから、書類11は波打つような状態となる。
第2の係合爪10があれば波打ち状態はなおさら顕著に
なる。また、係合爪8、押え片6、補助係合爪9、第2
の係合爪10のいずれも書類11の面に対して鋭角に係
合して紙面に対する食い込み力もより強くなる。
【0023】上述のように、書類11の両面に対する係
合による摩擦抵抗は大きく、また波打ち状態の書類11
を抜き出す場合の抵抗も大きい。したがって、書類11
は全体として抜けにくく、クリップは確実に書類11を
挟持することができる。
【0024】なお、この例の場合も補助係合爪9は高く
なるほど押え片6による押圧力は強まるが、書類11が
差し込みにくくなるので、そのバランスを考えて形成す
ればよい。
【0025】次に、図6はクリップの他の例で、このク
リップ1も合成樹脂を押出形成するころにより、第1の
支持片2の端部を薄肉のヒンジ部5を介して延出し、こ
の延長部6´をヒンジ部5から内側に折り返して押え片
6を形成し、その先端を第2の支持片3の内面に当接さ
せることによって形成されたものである。
【0026】押え片6は薄肉のヒンジ部5の部分から内
側に折り曲げられているので、折り曲げられた部分が押
し合っているため、押え片6には折り返しに対して元に
戻ろうとする弾性が作用するから、その先端は常時強く
第2の支持片3の内面を押圧している。この点が図1に
示されるクリップと異なる点である。
【0027】上記構成によれば、図7のように書類11
を差し込んだ場合、押え片6の先端は常に強く第2の支
持片3の内面を押圧しているから、綴じる書類11の枚
数が少なくても確実に挟持することができる。
【0028】なお、この例においても、係合爪、補助係
合爪9、第2の係合爪などの機能は上述したところと同
じであり、最も重要な爪は係合爪8であり、次に補助係
合爪9、さらにその次が第2の係合爪10である。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、押え片の
外面と第2の支持片の内面との間に書類を差し込み後、
書類等をクリップから抜き出そうとすると、押え片の先
端と書類との摩擦により押え片はクリップ内で起き上が
る状態になり、引き抜きに対する抵抗はきわめて大きく
なるから、書類の保持力は大きい。
【0030】また、書類の差し込み時に、その先端は押
え片により押し付けられた後、係合爪の上に乗り上げる
から、書類の高さは実際よりも高く持ち上げられること
になり、押え片の弾性による押圧力は強くなる。
【0031】このように、係合爪があるため、押え片に
よる書類に対する押圧力は強くなるから、書類は全体と
してクリップから抜け出しにくく、簡単な構造ではある
が確実に書類を挟持することができる。
【0032】請求項2に係る発明によれば、係合爪と押
え片の先端とは書類に係合し、書類の引き抜き時には食
い込むように作用するから、書類の抜けに対して大きな
抵抗力となり、より抜けにくくなる。
【0033】請求項3に係る発明によれば、書類は補助
係合爪と係合爪上に乗り上げるとともに、押え片により
下方に押し付けられる。この場合も書類の高さは実際よ
りも高くなるから、押え片はより折り曲げられ、その弾
性による押圧力は強くなる。
【0034】また、書類の端部の一方の面は係合爪と補
助係合爪に係合し、他方の面は押え片の先端に係合する
から、書類は波打つような状態となる。
【0035】このように、書類の両面に対する係合によ
る摩擦抵抗は大きく、また波打ち状態の書類を抜き出す
場合の抵抗も大きい。したがって、書類は全体として抜
けにくく、クリップは確実に書類を挟持することができ
る。
【0036】請求項4に係る発明によれば、折り曲げら
れた部分が押し合っているため、押え片には折り返しに
対して元に戻ろうとする弾性が作用するから、その先端
は常時強く第2の支持片の内面を押圧している。したが
って、綴じる書類の枚数が少なくても確実に挟持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリップの斜視図
【図2】上記クリップの側面図
【図3】上記クリップに書類を綴込んだ状態の断面図
【図4】他の例のクリップの側面図
【図5】上記クリップに書類を綴込んだ状態の断面図
【図6】さらに他の例のクリップの側面図
【図7】上記クリップに書類を綴込んだ状態の断面図
【符号の説明】
1 クリップ 2 第1の支持片 3 第2の支持片 4 連結部 6 押え片 8 係合爪 9 補助係合爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁礼 重信 東京都立川市一番町4−63−8 仁礼工業 株式会社内 Fターム(参考) 2C017 BA04 DA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する第1の支持片と第2の支
    持片の一側端を連結部を介して連結し、上記第1の支持
    片の他端からV字形に曲げられた押え片を形成し、この
    押え片の外面と第2の支持片の内面との間に書類を差し
    込んで挟むようにするとともに、第2の支持片の内面に
    は上記押え片の先端よりも連結部側に上記書類の面に係
    合する係合爪を形成したことを特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】 前記係合爪の先端角度及び前記押え片の
    先端で前記書面に接触する部分の角部の角度は直角又は
    鋭角である、請求項1記載のクリップ。
  3. 【請求項3】 前記第2の支持片の内面には、前記押え
    片の先端に対応する位置をはさんで前記係合爪と反対側
    に補助係合爪を形成した、請求項1記載のクリップ。
  4. 【請求項4】 前記押え片は、前記第1の支持片の端部
    から延長形成された延長部を折り返すことにより形成さ
    れたものである、請求項1記載のクリップ。
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